JP5606128B2 - 船舶の気泡回収装置 - Google Patents

船舶の気泡回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5606128B2
JP5606128B2 JP2010085479A JP2010085479A JP5606128B2 JP 5606128 B2 JP5606128 B2 JP 5606128B2 JP 2010085479 A JP2010085479 A JP 2010085479A JP 2010085479 A JP2010085479 A JP 2010085479A JP 5606128 B2 JP5606128 B2 JP 5606128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
port
air recovery
blowing
recovery port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010085479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011213303A (ja
Inventor
千春 川北
洋一郎 小段
真一 ▲高▼野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2010085479A priority Critical patent/JP5606128B2/ja
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to CN201180017237.5A priority patent/CN102933455B/zh
Priority to KR1020157018762A priority patent/KR20150087433A/ko
Priority to PCT/JP2011/051906 priority patent/WO2011125365A1/ja
Priority to KR1020127025069A priority patent/KR20120123582A/ko
Priority to US13/017,338 priority patent/US8424475B2/en
Priority to EP11765267.7A priority patent/EP2554469B1/en
Priority to KR1020147024615A priority patent/KR20140117681A/ko
Publication of JP2011213303A publication Critical patent/JP2011213303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5606128B2 publication Critical patent/JP5606128B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B1/00Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
    • B63B1/32Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls
    • B63B1/34Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction
    • B63B1/38Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction using air bubbles or air layers gas filled volumes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B1/00Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
    • B63B1/32Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls
    • B63B1/34Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction
    • B63B1/38Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction using air bubbles or air layers gas filled volumes
    • B63B2001/387Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction using air bubbles or air layers gas filled volumes using means for producing a film of air or air bubbles over at least a significant portion of the hull surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • Y02T70/10Measures concerning design or construction of watercraft hulls

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

本発明は、水中への空気吹き出しにより船体の摩擦抵抗を低減する摩擦抵抗低減型船舶に関する。
航行時に船底面を気泡流で覆うことにより船体摩擦抵抗を低減する技術が知られている。ここで、気泡がプロペラに巻き込まれると推進効率が低下したりプロペラ起振力が増大したりする問題が発生する。
特許文献1は、気泡のプロペラへの巻き込みを防止する気泡巻き込み防止装置を開示している。気泡巻き込み防止装置は、船尾側船底に設けられた気泡吸込み口と、気液分離室とを備える。気泡吸込み口から吸い込まれた気泡混じりの海水は、気液分離室で空気と海水とに分離される。分離された空気は大気に放出される。
特開2009−248831号公報
本発明の目的は、水中への空気吹き出しにより船体の摩擦抵抗を低減し、且つ、船体強度を確保しながらプロペラへの気泡の巻き込みを防止する摩擦抵抗低減型船舶を提供することである。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による摩擦抵抗低減型船舶は、船体(10)の船底(13)に設けられた空気吹き出し口(31〜33)から空気を水中に吹き出す空気吹き出し装置(30)と、前記船底に設けられた空気回収口(41〜43)から前記空気を前記船体内に回収する空気回収装置(40)とを具備する。前記空気回収口は、前記空気吹き出し口より船尾(12)側且つ前記船体に設けられたプロペラ(16)より船首(11)側に配置される。前記プロペラは前記船体のセンターライン(CL)上に配置される。前記空気回収口は、前記センターラインをまたぐように設けられた中央空気回収口(41)と、前記中央空気回収口よりも左舷(14)側に張り出すように前記センターラインよりも左舷(14)側に設けられた左舷側空気回収口(42)と、前記中央空気回収口よりも右舷(15)側に張り出すように前記センターラインよりも右舷(15)側に設けられた右舷側空気回収口(43)とを備える。前記左舷側空気回収口及び前記右舷側空気回収口は前記中央空気回収口よりも船首(11)側に配置される。前記中央空気回収口、前記左舷側空気回収口、及び前記右舷側空気回収口の各々は複数空気回収孔(41a〜43a)によって形成される。
前記中央空気回収口の船幅方向(Y)の第1幅(W1)は、前記左舷側空気回収口の船幅方向(Y)の第2幅(W1)及び前記右舷側空気回収口の船幅方向(Y)の第3幅(W3)より大きい。
前記中央空気回収口、前記左舷側空気回収口、及び前記右舷側空気回収口の各々は、船幅方向(Y)に延びる帯形状に形成される。
前記中央空気回収口は船幅方向(Y)に延びる帯形状に形成される。前記左舷側空気回収口及び前記右舷側空気回収口の各々は、船尾(12)側の端部が前記センターラインに近く船首(11)側の端部が前記センターラインから遠くなるように船長方向(X)に対して斜めに延びる帯形状に形成される。
前記空気回収装置は、前記空気を海水から分離する気液分離チャンバ(51〜53、55)を備える。
前記船底は平坦面に形成される。
前記空気回収装置は、前記空気を前記船体に設けられた第1空気再吹き出し口(61〜63)から水中に吹き出す。前記第1空気再吹き出し口は、前記船体を後方視したときに前記プロペラの下方に位置しないように、前記空気回収口よりも船尾(12)側に配置される。
前記第1空気再吹き出し口は、前記船体を後方視したときに前記プロペラの上方に位置するように、前記プロペラよりも船首(11)側に配置される。
前記第1空気再吹き出し口は、前記船体を後方視したときに前記プロペラの幅より外側だけに配置される。
前記空気回収装置は、前記空気を前記船底に設けられた第2空気再吹き出し口(64〜66)から水中に吹き出す。前記第2空気再吹き出し口は、前記空気吹き出し口より船尾(12)側且つ前記空気回収口より船首(11)側に配置される。
本発明によれば、水中への空気吹き出しにより船体の摩擦抵抗を低減し、且つ、船体強度を確保しながらプロペラへの気泡の巻き込みを防止する摩擦抵抗低減型船舶が提供される。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の側面図である。 図1Bは、第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の底面図である。 図2Aは、第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶に設けられた空気回収口の例を示す。 図2Bは、第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶に設けられた空気回収口の他の例を示す。 図2Cは、第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶に設けられた空気回収口の他の例を示す。 図3は、本発明の第2の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の底面図である。 図4は、本発明の第3の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の側面図である。 図5Aは、本発明の第4の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の側面図である。 図5Bは、第4の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の後面図である。 図5Cは、第4の実施形態の変形例に係る摩擦抵抗低減型船舶の側面図である。 図6Aは、本発明の第5の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の側面図である。 図6Bは、第5の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶の底面図である。
添付図面を参照して、本発明による摩擦抵抗低減型船舶を実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1Aを参照して、本発明の第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶は、船体10と、船体10に設けられた空気吹き出し装置30と、船体10に設けられた空気回収装置40とを備える。船体10は、船首11と、船尾12と、船底13と、プロペラ16と、舵17を備える。
空気吹き出し装置30は、船底13の船首11側部分に設けられた空気吹き出し口31〜33と、コンプレッサ又はブロワ34とを備える。
空気回収装置40は、船底13の船尾12側部分に設けられた空気回収口41〜43と、空気回収チャンバ51〜53と、流路70とを備える。ここで、空気回収チャンバ51〜53は気液分離機能を有する。例えば、特開2009−248831号公報に記載の気液分離室を空気回収チャンバ51〜53に適用することが可能である。空気回収チャンバ51〜53は、気液分離機能を有する場合、気液分離チャンバ51〜53と称されることがある。空気回収口41〜43は、空気吹き出し口31〜33より船尾12側且つプロペラ16より船首11側に配置されている。空気回収口41は空気回収チャンバ51の底板に形成されている。空気回収口42は空気回収チャンバ52の底板に形成されている。空気回収口43は空気回収チャンバ53の底板に形成されている。空気回収チャンバ51〜53の底板は、船底13の外板と同一面上に配置される。
図1Bを参照して、船体10の船長方向(前後方向)及び船幅方向(左右方向)が、それぞれX及びYで示されている。船体10は、左舷14と、右舷15とを備える。プロペラ16は船体10のセンターラインCL上に配置される。空気回収口41〜43は、互いに離れている。以降、空気回収口41を中央空気回収口41と称し、空気回収口42を左舷側空気回収口42と称し、空気回収口43を右舷側空気回収口43と称する場合がある。
空気吹き出し装置30は、航行時に空気吹き出し口31〜33から水中に空気を吹き出す。この空気によって形成される気泡流によって船底13が覆われて船体10の摩擦抵抗が低減される。なお、船底13が平坦面に形成される場合には、気泡が浮力により船体10の側方に逸脱しにくいため、船底13が確実に気泡流で覆われる。
空気回収装置40は、空気吹き出し装置30が水中に吹き出した空気を空気回収口41〜43から船体10内に回収して大気中に放出する。より具体的には、気泡を含む海水が空気回収口41〜43をそれぞれ介して気液分離チャンバ51〜53に流入する。気液分離チャンバ51〜53は海水から空気を分離する。分離された空気は、流路70を介して大気中に放出される。
空気回収装置40がプロペラ16より船首11側で空気を回収するため、気泡がプロペラ16に巻き込まれることが防止される。
ここで、中央空気回収口41は複数の空気回収孔41aによって形成され、左舷側空気回収口42は複数の空気回収孔42aによって形成され、右舷側空気回収口43は複数の空気回収孔43aによって形成される。中央空気回収口41は、船幅方向Yに延びる帯形状に形成され、センターラインCLをまたぐように設けられる。左舷側空気回収口42は、船幅方向Yに延びる帯形状に形成され、中央空気回収口41よりも左舷14側に張り出すようにセンターラインCLよりも左舷14側に設けられる。右舷側空気回収口43は、船幅方向Yに延びる帯形状に形成され、中央空気回収口41よりも右舷15側に張り出すようにセンターラインCLよりも右舷15側に設けられる。左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43は中央空気回収口41よりも船首11側に配置される。例えば、左舷側空気回収口42の船長方向X位置と右舷側空気回収口43の船長方向X位置とは一致する。
このように空気回収口41〜43が構成されるため、空気回収口41〜43が船長方向Xの同じ位置に配置される場合に比べてサギングやホギングにより生じる縦曲げに対する船体10の強度が確保される。空気回収口41〜43が船幅方向Yの広い範囲に分布するため、船底13の船幅方向Yに広い範囲で空気を回収することができる。中央空気回収口41が左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43よりもプロペラ16の近くに配置されるため、気泡がプロペラ16に巻き込まれることが確実に防止される。ここで、中央空気回収口41の船幅方向Yの幅W1を左舷側空気回収口42の船幅方向Yの幅W2及び右舷側空気回収口43の船幅方向Yの幅W3より大きくすることで、気泡がプロペラ16に巻き込まれることがより確実に防止される。
なお、空気回収装置40は、回収した空気を大気圧よりも高い圧力状態のままコンプレッサ又はブロワ34に供給するための流路71を備えてもよい。コンプレッサ又はブロワ34が空気回数装置40から供給された空気を空気吹き出し口31〜33から水中に吹き出す場合、大気から取り込んだ空気を吹き出す場合に比べて、空気吹き出しのためのエネルギが削減される。
図2Aは、中央空気回収口41の例を示す。中央空気回収口41を形成する複数の空気回収孔41aは、中央空気回収口41の長手方向(すなわち船幅方向Y)に配列された複数の長孔である。各空気回収孔41aの長手方向は中央空気回収口41の長手方向に垂直である。この場合、各空気回収孔41aを開口面積が等しい円孔で置き換えた場合に比べて隣り合う空気回収孔41aどうしの間隔が大きくなるため、縦曲げに対する船体10の強度が確保される。左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43も中央空気回収口41と同様に構成される。
図2Bは、中央空気回収口41の他の例を示す。中央空気回収口41を形成する複数の空気回収孔41aは、中央空気回収口41の長手方向(すなわち船幅方向Y)に延びる平行な2直線L1及びL2に沿って配列された複数の円孔である。直線L1に沿って配列された複数の円孔と直線L2に沿って配列された複数の円孔とは、中央空気回収口41の長手方向に沿う位置がずれている。例えば、中央空気回収口41を形成する複数の空気回収孔41aは千鳥形配列とされる。この場合、複数の空気回収孔41aが一本の直線に沿って配列される場合に比べて縦曲げに対する船体10の強度が確保される。左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43も中央空気回収口41と同様に構成される。
図2Cは、中央空気回収口41の他の例を示す。図2Cに示す中央空気回収口41は、各円孔が開口面積の等しい長孔で置き換えられている点を除いて図2Bに示す中央空気回収口41と同様である。各長孔の長手方向は中央空気回収口41の長手方向に垂直である。この場合、図2Bの場合に比べて縦曲げに対する船体10の強度が確保される。左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43も中央空気回収口41と同様に構成される。
(第2の実施形態)
図3を参照して、本発明の第2の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶は、以下の説明を除いて第1の実施形態に係る摩擦抵抗型船舶と同様である。左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43の各々は、その船尾12側の端部がセンターラインCLに近くその船首11側の端部がセンターラインCLから遠くなるように船長方向Xに対して斜めに延びる帯形状に形成される。
本実施形態によれば、左舷側空気回収口42及び右舷側空気回収口43のプロペラ16に近い方の端部がセンターラインCLの近くに配置されるため、プロペラ16に気泡が巻き込まれることが確実に防止される。
(第3の実施形態)
図4を参照して、本発明の第3の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶を説明する。本実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶は、以下の説明を除いて第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶と同様である。本実施形態において、空気回収チャンバ51〜53は気液分離機能を有さず、空気回収装置40が一つの気液分離チャンバ55を備える。気泡を含む海水が空気回収口41〜43を介して気液分離チャンバ55に流入する。気液分離チャンバ50は海水から空気を分離する。分離された空気は、流路70を介して大気中に放出され、又は流路71を介してコンプレッサ又はブロワ34に供給される。
(第4の実施形態)
図5Aを参照して、本発明の第4の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶を説明する。本実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶は、以下の説明を除いて第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶と同様である。本実施形態において、空気回収装置40はコンプレッサ又はブロワ80と空気再吹き出し口61〜63とを更に備える。空気再吹き出し口61〜63は、船体10の船尾部に設けられる。空気再吹き出し口61〜63は、空気回収口41〜43よりも高く配置され且つ空気回収口41〜43よりも船尾12側に配置される。空気再吹き出し口61〜63は、プロペラ16よりも船首16側に配置される。
図5Bを参照して、船体10を後方視したときの空気再吹き出し口61〜63の配置を説明する。図5Bにおいて、舵17が省略され、プロペラ円16の2本の接線Tが示されている。2本の接線Tは、船長方向X及び船幅方向Yに垂直である。船体10を後方視したときに、空気再吹き出し口61〜63は2本の接線Tの間の領域においてプロペラ円16より低い位置に配置されない。すなわち、船体10を後方視したときに、空気再吹き出し口61〜63はプロペラ16の下方に位置しない。船体10を後方視したときに、空気再吹き出し口61は2本の接線Tの間の領域においてプロペラ円16より高い位置に配置される。すなわち、空気再吹き出し口61は、船体10を後方視したときに、プロペラ16の上方に位置する。船体10を後方視したときに、空気再吹き出し口62は2本の接線Tの左舷14側外側に位置し、空気再吹き出し口63は2本の接線Tの右舷15側外側に位置する。すなわち、空気再吹き出し口62及び63は、船体10を後方視したときに、プロペラ16の幅より外側に位置する。このように、空気再吹き出し口61〜63は、プロペラ円16を通過する流線をかわすように設けられる。
コンプレッサ又はブロワ80は、気液分離チャンバ51〜53において海水から分離された空気を空気再吹き出し口61〜63から水中に吹き出す。これにより、船体10の気泡で覆われる面積が増加して船体10の摩擦抵抗が更に低減される。なお、船体10を後方視したときに空気再吹き出し口61〜63がプロペラ16の下方に位置しないため、空気再吹き出し口61〜63から吹き出された気泡がプロペラ16に巻き込まれることが防止される。
更に、空気再吹き出し口61から吹き出された気泡が船体10のプロペラ16直上に位置する部分を覆うため、プロペラ16から船体10への振動伝播が低減され、船員や乗客の快適性が向上する。
また、船体10を後方視したときにプロペラ16の幅より外側に位置する空気再吹き出し口62及び63だけを設けることとすれば、プロペラ16への気泡巻き込みをより確実に防止できる。
本実施形態によれば、空気回収口41〜43から回収した空気を空気再吹き出し口61〜63から吹き出しているため、大気中から取り込んだ空気を空気再吹き出し口61〜63から吹き出す場合に比較して空気吹き出しのためのエネルギが削減される。
図5Cを参照して、本実施形態の変形例に係る摩擦抵抗低減型船舶を説明する。本変形例に係る摩擦抵抗低減型船舶は、以下の説明を除いて第4の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶と同様である。空気再吹き出し口61〜63が空気回収口41〜43よりも高く配置され且つ空気回収口41〜43よりも船尾12側に配置されるため、本変形例においては、空気回収口41〜43が空気回収チャンバ51〜53及びコンプレッサ又はブロワ80を介さずに空気再吹き出し口61〜63に接続される。空気回収装置40は、空気回収口41から空気再吹き出し口61まで斜め上方に延びる流路72と、空気回収口42から空気再吹き出し口62まで斜め上方に延びる流路72と、空気回収口43から空気再吹き出し口63まで斜め上方に延びる流路72を備える。空気回収口41〜43から船体10内に流入した気泡を含む海水は流路72を通って空気再吹き出し口61〜63から排出される。
(第5の実施形態)
図6Aを参照して、本発明の第5の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶を説明する。本実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶は、以下の説明を除いて第1の実施形態に係る摩擦抵抗低減型船舶と同様である。本実施形態において、空気回収装置40は、コンプレッサ又はブロワ80と、船底13の中間部分に設けられた空気再吹き出し口64〜66と、流路73とを更に備える。空気再吹き出し口64〜66は、空気吹き出し口31〜33より船尾12側且つ空気回収口41〜43より船首11側に配置される。コンプレッサ又はブロワ80は流路73を介して空気再吹き出し口64〜66に接続される。
図6Bを参照して、空気再吹き出し口64〜66は、互いに離れている。
空気回収装置40は、空気回収口41〜43から船体10内に回収した空気を空気再吹き出し口64〜66から水中に吹き出す。具体的には、コンプレッサ又はブロワ80は、気液分離チャンバ51〜53において分離された空気を空気再吹き出し口64〜66から水中に吹き出す。船底13のうち空気再吹き出し口64〜66より船尾12側の部分を覆う気泡の密度が高くなるため、船体10の摩擦抵抗が更に低減される。
本実施形態によれば、空気回収口41〜43から回収した空気を空気再吹き出し口64〜66から吹き出しているため、大気中から取り込んだ空気を空気再吹き出し口64〜66から吹き出す場合に比較して空気吹き出しのためのエネルギが削減される。
また、空気再吹き出し口64〜66が空気吹き出し口31〜33より船尾12側且つ空気回収口41〜43より船首11側に配置されるため、流路73は空気回収口41〜43から回収した空気を空気吹き出し口31〜33から水中に吹き出す場合の流路に比べて短くて済む。したがって、流路73を船体10内に容易に配置することが可能であり、流路73の抵抗による圧力損失が低減される。
ここで、空気吹き出し口64〜66の各々は、空気回収口41〜43と同様に、複数の空気吹き出し孔によって形成される。空気再吹き出し口64は、船幅方向Yに延びる帯形状に形成され、センターラインCLをまたぐように設けられる。空気再吹き出し口65は、船幅方向Yに延びる帯形状に形成され、空気再吹き出し口64よりも左舷14側に張り出すようにセンターラインCLよりも左舷14側に設けられる。空気再吹き出し口66は、船幅方向Yに延びる帯形状に形成され、空気再吹き出し口64よりも右舷15側に張り出すようにセンターラインCLよりも右舷15側に設けられる。空気再吹き出し口65及び空気再吹き出し口66は空気再吹き出し口64よりも船尾12側に配置される。例えば、空気再吹き出し口65の船長方向X位置と空気再吹き出し口66の船長方向X位置とは一致する。
このように空気再吹き出し口64〜66が構成されるため、縦曲げに対する船体10の強度を確保しながら船底13の船幅方向Yに広い範囲から空気を吹き出すことができる。なお、空気再吹き出し口65及び空気再吹き出し口66は空気再吹き出し口64よりも船首11側に配置されてもよい。
空気再吹き出し口64〜66の各々の複数の空気吹き出し孔は、例えば、図2A〜2Cに示す複数の空気回収孔41aと同様に構成される。
また、空気吹き出し口31〜33を空気再吹き出し口64〜66と同様に構成することで、船底13の船首11側部分においても、縦曲げに対する船体10の強度を確保しながら船底13の船幅方向Yに広い範囲から空気を吹き出すことができる。
以上、実施の形態を参照して本発明による摩擦抵抗低減型船舶を説明したが、本発明による摩擦抵抗低減型船舶は上記実施形態に限定されない。上記実施形態に様々な変更を行うことが可能である。上記実施形態に記載された事項と上記他の実施形態に記載された事項とを組み合わせることが可能である。
10…船体
11…船首
12…船尾
13…船底
14…左舷
15…右舷
16…プロペラ又はプロペラ円
17…舵
30…空気吹き出し装置
31〜33…空気吹き出し口
34…コンプレッサ又はブロワ
40…空気回収装置
41〜43…空気回収口
41a〜43a…空気回収孔
51〜53…空気回収チャンバ
55…気液分離チャンバ
61〜66…空気再吹き出し口
70〜73…流路
80…コンプレッサ又はブロワ
X…船長方向(前後方向)
Y…船幅方向(左右方向)
CL…センターライン
L1、L2…直線
T…接線

Claims (4)

  1. 外板を有する船底を有する船体と、
    前記船底に設けられた空気吹き出し口と、
    前記船底に設けられた空気回収口と、
    前記空気吹き出し口から空気を水中に吹き出す空気吹き出し装置と、
    前記空気回収口から前記空気を前記船体内に回収する空気回収装置と、
    前記船底の前記外板に、それと同一平面に設けられた前記空気回収口を有する底板と
    を具備し、
    前記空気回収口は、前記空気吹き出し口より船尾側且つ前記船体に設けられたプロペラより船首側に配置され、
    前記プロペラは前記船体のセンターライン上に配置され、
    前記空気回収口は、
    前記船体の前記センターラインをまたぐように設けられた中央空気回収口と、
    前記中央空気回収口よりも左舷側に張り出すように前記センターラインよりも左舷側に設けられた左舷側空気回収口と、
    前記中央空気回収口よりも右舷側に張り出すように前記センターラインよりも右舷側に設けられた右舷側空気回収口と
    を備え、
    前記左舷側空気回収口及び前記右舷側空気回収口は前記中央空気回収口よりも船首側に配置され、
    前記中央空気回収口、前記左舷側空気回収口、及び前記右舷側空気回収口の各々は複数空気回収孔によって形成され、
    前記空気回収装置は、前記空気を前記船体に設けられた第1空気再吹き出し口から水中に吹き出し、
    前記第1空気再吹き出し口は、前記船体を後方視したときに前記プロペラの下方に位置しないように、前記空気回収口よりも船尾側に配置される
    摩擦抵抗低減型船舶。
  2. 前記第1空気再吹き出し口は、前記船体を後方視したときに前記プロペラの上方に位置するように、前記プロペラよりも船首側に配置される
    請求項の摩擦抵抗低減型船舶。
  3. 前記第1空気再吹き出し口は、前記船体を後方視したときに前記プロペラの幅より外側だけに配置される
    請求項の摩擦抵抗低減型船舶。
  4. 前記空気回収装置は、前記空気を前記船底に設けられた第2空気再吹き出し口から水中に吹き出し、
    前記第2空気再吹き出し口は、前記空気吹き出し口より船尾側且つ前記空気回収口より船首側に配置される
    請求項1乃至のいずれかに記載の摩擦抵抗低減型船舶。
JP2010085479A 2010-04-01 2010-04-01 船舶の気泡回収装置 Expired - Fee Related JP5606128B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085479A JP5606128B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 船舶の気泡回収装置
KR1020157018762A KR20150087433A (ko) 2010-04-01 2011-01-31 마찰 저항 저감형 선박
PCT/JP2011/051906 WO2011125365A1 (ja) 2010-04-01 2011-01-31 摩擦抵抗低減型船舶
KR1020127025069A KR20120123582A (ko) 2010-04-01 2011-01-31 마찰 저항 저감형 선박
CN201180017237.5A CN102933455B (zh) 2010-04-01 2011-01-31 遇到较少摩擦阻力的船舶
US13/017,338 US8424475B2 (en) 2010-04-01 2011-01-31 Air bubble recovery device of ship
EP11765267.7A EP2554469B1 (en) 2010-04-01 2011-01-31 Ship encountering less frictional resistance
KR1020147024615A KR20140117681A (ko) 2010-04-01 2011-01-31 마찰 저항 저감형 선박

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085479A JP5606128B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 船舶の気泡回収装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014103889A Division JP5843920B2 (ja) 2014-05-20 2014-05-20 船舶の気泡回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011213303A JP2011213303A (ja) 2011-10-27
JP5606128B2 true JP5606128B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=44708122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010085479A Expired - Fee Related JP5606128B2 (ja) 2010-04-01 2010-04-01 船舶の気泡回収装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8424475B2 (ja)
EP (1) EP2554469B1 (ja)
JP (1) JP5606128B2 (ja)
KR (3) KR20140117681A (ja)
CN (1) CN102933455B (ja)
WO (1) WO2011125365A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140230715A1 (en) * 2011-10-07 2014-08-21 Samsung Heavy Ind. Co., Ltd Excitation force reducing type ship
JP5804938B2 (ja) * 2011-12-27 2015-11-04 三菱重工業株式会社 船舶の抵抗低減装置
JP6275872B2 (ja) * 2014-05-02 2018-02-07 サムソン ヘビー インダストリーズ カンパニー,リミテッド プロペラキャビテーション誘起起振力低減型船舶
EP3385155B1 (en) * 2015-12-04 2024-07-17 Samsung Heavy Industries Co., Ltd. Frictional resistance reducing device and ship including same
EP3489124B1 (en) * 2016-07-19 2024-06-19 Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. Friction reducing device and ship comprising same
CN106335619A (zh) * 2016-09-27 2017-01-18 叶泉水 一种高速舰船
KR102018030B1 (ko) 2019-05-09 2019-10-14 이재동 선박의 공기윤활장치
NL2023149B1 (en) * 2019-05-16 2020-12-01 Silverstream Tech Bv Air release unit with diverging side walls
USD919544S1 (en) * 2019-05-29 2021-05-18 Silverstream Technologies B.V. Air release unit
KR102297730B1 (ko) 2019-05-30 2021-09-06 현대중공업 주식회사 선박
KR20200137947A (ko) 2019-05-30 2020-12-09 현대중공업 주식회사 선박
KR102291080B1 (ko) 2019-05-30 2021-08-17 현대중공업 주식회사 선박
KR20200137953A (ko) 2019-05-30 2020-12-09 현대중공업 주식회사 선박
KR20200137955A (ko) 2019-05-30 2020-12-09 현대중공업 주식회사 선박
KR102343198B1 (ko) 2020-06-16 2021-12-24 현대중공업 주식회사 선박
KR20210155591A (ko) 2020-06-16 2021-12-23 현대중공업 주식회사 선박

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3289623A (en) * 1965-03-09 1966-12-06 Exxon Research Engineering Co Frictional resistance reduction using non-newtonian fluid
US3455267A (en) * 1968-01-15 1969-07-15 Augustine J Tucker System for reducing frictional drag resistance on a ship hull
US3595191A (en) * 1968-10-11 1971-07-27 John Wakelam Grundy Ships and boats
US5456201A (en) * 1992-01-16 1995-10-10 Bobst; Glen L. Air bubble lubricated boat hull
JP2001097276A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 摩擦抵抗低減船およびその設計方法並びに摩擦抵抗低減船の運行方法
US6789491B2 (en) * 2000-04-03 2004-09-14 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Friction reducing ship and method for reducing frictional resistance
AR055208A1 (es) * 2006-06-30 2007-08-15 Schoo Raul Alberto Iglesias Medio neumatico facilitador del deslizamiento superficial de cascos de embarcaciones en la masa de agua
CN101049853A (zh) * 2007-05-17 2007-10-10 杨天君 气泡垫减压船
CN101353079A (zh) * 2007-07-23 2009-01-28 王昌贵 气隔船
JP5311540B2 (ja) * 2008-04-08 2013-10-09 独立行政法人海上技術安全研究所 船舶の気泡巻き込み防止装置
EP3441298A1 (en) * 2008-04-01 2019-02-13 National Institute of Maritime, Port and Aviation Technology Frictional resistance reduction device for ship
CN101638137A (zh) * 2008-08-03 2010-02-03 方鹏 一种减少船舶前进阻力的装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20140117681A (ko) 2014-10-07
JP2011213303A (ja) 2011-10-27
EP2554469A1 (en) 2013-02-06
KR20150087433A (ko) 2015-07-29
CN102933455B (zh) 2015-08-19
US8424475B2 (en) 2013-04-23
EP2554469B1 (en) 2017-08-02
US20110239927A1 (en) 2011-10-06
WO2011125365A1 (ja) 2011-10-13
EP2554469A4 (en) 2015-07-29
KR20120123582A (ko) 2012-11-08
CN102933455A (zh) 2013-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5606128B2 (ja) 船舶の気泡回収装置
JP5705486B2 (ja) 船舶の空気潤滑システム
US8820256B2 (en) Frictional resistance reducing device of ship
JP2012071632A (ja) 船舶の空気潤滑システム
JP5843920B2 (ja) 船舶の気泡回収装置
JP5631039B2 (ja) プロペラ起振力低減装置
JP5729913B2 (ja) 摩擦抵抗低減型船舶
JP5281565B2 (ja) 船舶の抵抗低減装置
JP2012224108A (ja) 摩擦抵抗低減型船舶
JP5653703B2 (ja) 気体回収装置及び摩擦抵抗低減型船舶
JP5645568B2 (ja) 船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶摩擦抵抗低減装置の海洋生物付着防止方法
JP2011088608A (ja) 船舶の抵抗低減装置
JP2000168673A (ja) 摩擦抵抗低減船
JP2012066741A (ja) 船舶の摩擦抵抗低減装置
JP2012071785A (ja) 気体回収装置及び摩擦抵抗低減型船舶
JP2012076643A (ja) 気体回収装置及び摩擦抵抗低減型船舶
JP5754905B2 (ja) 船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶摩擦抵抗低減装置の海洋生物付着防止方法
US7232351B2 (en) Personal watercraft
JPH0986483A (ja) 小型滑走艇の流体放出装置
JP2012017022A (ja) 船舶の風圧抵抗低減構造及び船舶

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140520

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140826

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5606128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees