JP2012066741A - 船舶の摩擦抵抗低減装置 - Google Patents

船舶の摩擦抵抗低減装置 Download PDF

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Abstract

【課題】空気吹き出しエネルギーが小さく且つ船底に空気が安定して供給される船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶の摩擦抵抗低減方法を提供する。
【解決手段】船舶の摩擦抵抗低減装置20は、船首船側11aから水中に空気を吹き出す空気吹き出し装置30と、その空気が流入して流出する凹部として船底13に設けられた空気保持チャンバー41とを具備する。空気吹き出し装置30は、空気供給装置31と、空気吹き出しチャンバー35とを備える。空気吹き出しチャンバー35は、船首10の船側部分としての船首船側11aに配置されている。空気供給装置31は、空気吹き出しチャンバー35に空気を供給する。空気吹き出しチャンバー35は、船首船側11aから水中に空気を吹き出す。空気吹き出し装置30は、空気が船首11近傍の流線に沿って船底13に回り込むように吹き出す。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気吹き出しにより船体の摩擦抵抗を低減する船舶の摩擦抵抗低減装置および船舶の摩擦抵抗低減方法に関する。
航行時に船底面を気泡流で覆うことにより船体摩擦抵抗を低減する技術が知られている。
図1A、1Bを参照して、特許文献1の船体摩擦抵抗低減装置を説明する。船舶の船底部1の船首側に気体室2が設けられている。気体室2は船幅方向に形成されている。左右一対の気体保持板5が船底両舷部に沿って船首から船尾にかけて設けられている。気体室2から水中へ気体が吹き出され、船底面に沿い後方へ流れる気泡流が発生する。気体保持板5により気泡流の船体側方への逸脱が防止される。このようにして、船体の摩擦抵抗が軽減される。
特許文献1の船体摩擦抵抗低減装置では、水深が深いところに設けられた気体室2から水中へ気体を吹き出している。この船体摩擦抵抗低減装置では、高い水圧に抗して水中に空気を吹き出す必要があるために空気の吹き出しエネルギーが大きい。
特許文献2は、空気の吹き出しエネルギーを低減するための船体摩擦抵抗低減方法を開示している。図2を参照して、特許文献2の船体摩擦抵抗低減方法を説明する。この方法では、船体101の船首部102に空気吹き出し器110を流線104上、且つ喫水線よりもやや下側に配置し、気泡121を船底103に廻り込ませることにより、航行時の船体摩擦抵抗を低減させる。この船体摩擦抵抗低減方法では、空気吹き出し器110を水深の浅いところに設けることにより、空気吹き出し器110を水深の深い船底103に設ける場合に比べて空気の吹き出しエネルギーが低減される。
しかし、図2に示した船体摩擦抵抗低減方法では、船体101に沿って流れる流線を利用して船底103に気泡121を流し込んでいるため、船底103への気泡流入が不安定になりやすい。
特開2008−114710号公報 特許第3185047号公報
本発明の目的は、空気吹き出しエネルギーが小さく且つ船底に空気が安定して供給される船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶の摩擦抵抗低減方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による船舶の摩擦抵抗低減装置(20)は、船首船側(11a)から水中に空気を吹き出す空気吹き出し装置(30)と、前記空気が流入して流出する凹部として船底(13)に設けられた第1空気保持チャンバー(41、41A〜41F)とを具備する。
上記船舶の摩擦抵抗低減装置は、前記第1空気保持チャンバーの下端部中央を塞ぐ塞ぎ板(42)を更に具備する。前記塞ぎ板の船首(11)側にスリット状の船首側開口部(43)が形成される。前記塞ぎ板の船尾(12)側にスリット状の船尾側開口部(44)が形成される。前記船首側開口部を介して前記第1空気保持チャンバー内と船外水中とが連通する。前記船尾側開口部を介して前記第1空気保持チャンバー内と船外水中とが連通する。
前記第1空気保持チャンバーの船首側壁面(41a)は、下の方ほど船首(11)に近くなるように傾斜している。
前記船首側壁面の下端又は上端にRが形成されている。
前記第1空気保持チャンバーの船尾側壁面(41b)は、下の方ほど船尾(12)に近くなるように傾斜している。
前記船尾側壁面の下端又は上端にRが形成されている。
前記第1空気保持チャンバーの水深方向(Z)から見た形状は、船幅方向(Y)の幅が船尾(12)に近づくに従って大きくなる形状である。
上記船舶の摩擦抵抗低減装置は、前記空気が流入して流出する凹部として前記船底に設けられた第2空気保持チャンバー(41A〜41F)を更に具備する。前記第1空気保持チャンバー及び前記第2空気保持チャンバーは、船長方向(X)に並んで配置される。
上記船舶の摩擦抵抗低減装置は、前記空気が流入して流出する凹部として前記船底に設けられた第2空気保持チャンバー(41A〜41F)を更に具備する。前記第1空気保持チャンバー及び前記第2空気保持チャンバーは、船幅方向(Y)の位置が異なっている。
前記空気吹き出し装置(30)は、船外水中に空気を吹き出す複数の空気吹き出しチャンバー(35A、35B)と、前記複数の空気吹き出しチャンバーに個別に空気を供給可能な空気供給装置(31)とを備える。前記複数の空気吹き出しチャンバーは、前記船首船側の水深が異なる複数位置にそれぞれ配置される。
上記船舶の摩擦抵抗低減装置は、前記船底の左舷側縁部分(13a)に沿って延びる左舷側気体保持板(51)又は前記左舷側縁部分に沿って配列された複数の左舷側気体保持板(51)と、前記船底の右舷側縁部分(13b)に沿って延びる右舷側気体保持板(52)又は前記右舷側縁部分に沿って配列された複数の右舷側気体保持板(52)とを更に具備する。前記複数の左舷側気体保持板は、船長方向(X)に隙間(61)が設けられるように配列される。前記複数の右舷側気体保持板は、船長方向(X)に隙間(62)が設けられるように配列される。
前記第1空気保持チャンバーは、前記船底の外板より上方に位置する。
前記第1空気保持チャンバーは、前記船底に取り付けられた外付けアタッチメント(48)に形成される。前記第1空気保持チャンバーは、前記船底の外板より下方に位置する。
船首船側(11a)から水中に空気を吹き出すステップと、前記船底に凹部として設けられた第1空気保持チャンバー(41、41A〜41F)に前記空気が流入するステップと、前記第1空気保持チャンバーから前記空気が流出するステップとを具備する。
本発明によれば、空気吹き出しエネルギーが小さく且つ船底に空気が安定して供給される船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶の摩擦抵抗低減方法が提供される。
図1Aは、従来の船体摩擦抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図1Bは、従来の船体摩擦抵抗低減装置を備えた船舶の底面図である。 図2は、従来の摩擦抵抗低減型船舶の側面図である。 図3は、第1の実施形態に係る船舶の側面図である。 図4は、第1の実施形態に係る船舶の底面図である。 図5は、第2の実施形態に係る空気保持チャンバーの模式図である。 図6は、第2の実施形態の第1変形例に係る空気保持チャンバーの模式図である。 図7は、第3の実施形態に係る船舶の底面図である。 図8は、第3の実施形態の第1変形例に係る船舶の底面図である。 図9は、第4の実施形態に係る船舶の底面図である。 図10は、第5の実施形態に係る船舶の底面図である。 図11は、第5の実施形態に係る空気保持チャンバーの模式図である。 図12は、第5の実施形態の第1変形例に係る船舶の底面図である。 図13は、第5の実施形態の第2変形例に係る船舶の底面図である。 図14は、第5の実施形態の第3変形例に係る船舶の底面図である。 図15は、第6の実施形態に係る船舶の側面図である。 図16は、第6の実施形態に係る船舶の底面図である。 図17は、第6の実施形態の第1変形例に係る空気保持構造の模式図である。 図18は、第7の実施形態に係る船舶の側面図である。 図19は、第8の実施形態に係る船舶の船首部分の側面図である。 図20は、第8の実施形態に係る空気吹き出し装置のブロック図である。
添付図面を参照して、本発明による船舶の摩擦抵抗低減装置及び船舶の摩擦抵抗低減方法を実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る船舶を説明する。船舶は、船体10と、摩擦抵抗低減装置20を備える。船体10は、船首11と、船尾12と、船底13とを備える。船体10の船長方向及び水深方向が、それぞれ符号X及びZで示されている。
摩擦抵抗低減装置20は、空気吹き出し装置30と、船底13に設けられた空気保持構造40とを備える。空気吹き出し装置30は、空気供給装置31と、空気吹き出しチャンバー35とを備える。空気吹き出しチャンバー35は、船首10の船側部分としての船首船側11aに配置されている。空気供給装置31は、空気吹き出しチャンバー35に空気を供給する。空気吹き出しチャンバー35は、船首船側11aから水中に空気を吹き出す。空気吹き出し装置30は、空気が船首11近傍の流線に沿って船底13に回り込むように吹き出す。空気保持構造40は、空気吹き出し装置30が吹き出した空気が流入する凹部として船底13に設けられた空気保持チャンバー41を備える。空気保持チャンバー41は、その下端部が船底13に開口するように形成されている。空気保持チャンバー41は、船首11側に位置する壁面41aと、船尾12側に位置する壁面41bと、天井面41cとを備える。例えば、壁面41a及び41bは鉛直面である。
図4を参照して、船体10は、左舷14と、右舷15とを備える。船体10の船幅方向が符号Yで示されている。空気吹き出しチャンバー35は、両舷にそれぞれ設けられている。空気保持チャンバー41の水深方向Zから見た形状は矩形である。空気吹き出しチャンバー35から水中に吹き出された空気は、船底13に回りこんで空気保持チャンバー41に流入する。空気保持チャンバー41は、流入した空気を保持する。空気保持チャンバー41が一杯になるまで空気がたまると、空気保持チャンバー41から空気が流出する。空気保持チャンバー41から流出する空気によって船底13が覆われる。
本実施形態によれば、空気吹き出し装置30が水深の深い船底13ではなくて水深の浅い船首船側11aから空気を吹き出すため、空気吹き出しエネルギーが小さい。更に、船体10の揺れ等により船底13に回り込む空気量が時間的に変動する場合であっても、空気保持チャンバー41が一旦空気をためてから空気を供給するため、船底13に空気が安定して供給される。船底13に空気が安定して供給されるため、船体10の摩擦抵抗が大きく低減される。したがって、船舶の航行時における総合的な消費エネルギーが大きく低減される。尚、本実施形態に係る摩擦抵抗低減装置20は、喫水の深い船舶に特に有効である。
また、本実施形態においては、空気保持チャンバー41が船底13の外板より上方に位置して船体10内に配置されているため、空気保持チャンバー41により船体10の抵抗が増加することが抑制される。
(第2の実施形態)
図5を参照して、本発明の第2の実施形態に係る空気保持チャンバー41を説明する。以下の説明を除いて、第2の実施形態に係る空気保持チャンバー41は第1の実施形態に係る空気保持チャンバー41と同じである。
本実施形態においては、壁面41aが下の方ほど船首11に近くなるように傾斜している。そのため、空気は浮力により空気保持チャンバー41に流入しやすくなり、空気回収率(空気吹き出し装置30が吹き出す空気の流量に対する空気保持チャンバー41に流入する空気の流量の割合)が向上する。
本実施形態においては、壁面41bが下の方ほど船尾12に近くなるように傾斜している。そのため、空気保持チャンバー41から船底13へ空気が安定して供給される。
尚、壁面41a及び41bのいずれか一方だけを傾斜させてもよい。
(第2の実施形態の第1変形例)
図6を参照して、第2の実施形態の第1変形例に係る空気保持チャンバー41を説明する。以下の説明を除いて、第2の実施形態の第1変形例に係る空気保持チャンバー41は第2の実施形態に係る空気保持チャンバー41と同じである。
本変形例においては、壁面41aの下端(壁面41aの船底13と接する部分)及び上端(壁面41aの天井面41cと接する部分)にRが形成されている。そのため、空気保持チャンバー41に空気が滑らかに流入する。尚、壁面41aの下端及び上端のいずれか一方だけにRを形成してもよい。
本変形例においては、壁面41bの下端(壁面41bの船底13と接する部分)及び上端(壁面41bの天井面41cと接する部分)にRが形成されている。そのため、空気保持チャンバー41から空気が滑らかに流出する。尚、壁面41bの下端及び上端のいずれか一方だけにRを形成してもよい。
尚、壁面41a及び41bのいずれか一方だけにRを形成してもよい。
(第3の実施形態)
図7を参照して、本発明の第3の実施形態に係る空気保持構造40を説明する。空気保持構造40は、船底13に設けられた空気保持チャンバー41A〜41Cを備える。空気保持チャンバー41A〜41Cの各々は、上記空気保持チャンバー41のいずれかと同様に構成される。空気保持チャンバー41A〜41Cは、船長方向Xに並んで配置されている。空気吹き出しチャンバー35から水中に吹き出された空気は、船底13に回りこんで空気保持チャンバー41Aに流入する。空気保持チャンバー41Aは、流入した空気を保持する。空気保持チャンバー41Aが一杯になるまで空気がたまると、空気保持チャンバー41Aから空気が流出する。空気保持チャンバー41Aから流出した空気は、船底13の空気保持チャンバー41A及び41Bの間の部分を覆った後、空気保持チャンバー41Bに流入する。左舷14又は右舷15から船底13の空気保持チャンバー41A及び41Bの間の部分に回りこんだ空気も空気保持チャンバー41Bに流入する。空気保持チャンバー41Bは、流入した空気を保持する。空気保持チャンバー41Bが一杯になるまで空気がたまると、空気保持チャンバー41Bから空気が流出する。空気保持チャンバー41Bから流出した空気は、船底13の空気保持チャンバー41B及び41Cの間の部分を覆った後、空気保持チャンバー41Cに流入する。左舷14又は右舷15から船底13の空気保持チャンバー41B及び41Cの間の部分に回りこんだ空気も空気保持チャンバー41Cに流入する。空気保持チャンバー41Cは、流入した空気を保持する。空気保持チャンバー41Cが一杯になるまで空気がたまると、空気保持チャンバー41Cから空気が流出する。空気保持チャンバー41Cから流出した空気は、船底13の空気保持チャンバー41Cより船尾12側の部分を覆う。本実施形態によれば、船底13の空気で常に覆われる部分の面積が増加する。
(第3の実施形態の第1変形例)
図8を参照して、第3の実施形態の第1変形例に係る空気保持構造40を説明する。空気保持構造40は、船底13に設けられた空気保持チャンバー41A〜41Fを備える。空気保持チャンバー41A〜41Fの各々は、上記空気保持チャンバー41のいずれかと同様に構成される。空気保持チャンバー41A〜41Cは、船底13の船首11側部分に配置されている。船型形状に合うように、船幅方向Yの中央に位置する空気保持チャンバー41Aは、空気保持チャンバー41Aより左舷14側及び右舷15側にそれぞれ位置する空気保持チャンバー41B及び41Cより船首11側に位置している。空気保持チャンバー41A〜41Cの船幅方向Yの位置が異なるため、船底13の船幅方向Yの幅全体を空気で覆うことが可能である。空気保持チャンバー41D〜41Fは、船底13の船尾12側部分に配置されている。船型形状に合うように、船幅方向Yの中央に位置する空気保持チャンバー41Dは、空気保持チャンバー41Dより左舷14側及び右舷15側にそれぞれ位置する空気保持チャンバー41E及び41Fより船尾12側に位置している。空気保持チャンバー41D〜41Fの船幅方向Yの位置が異なるため、船底13の船幅方向Yの幅全体を空気で覆うことが可能である。
尚、空気保持チャンバー41D〜41Fは無くてもよい。
(第4の実施形態)
図9を参照して、本発明の第4の実施形態に係る船舶を説明する。以下の説明を除いて、第4の実施形態に係る船舶は第1の実施形態に係る船舶と同じである。空気保持チャンバー41の水深方向Zから見た形状は、その形状の船幅方向Yの幅が船尾12に近づくに従って大きくなる形状である。そのため、空気吹き出しチャンバー35から吹き出した空気が空気保持チャンバー41に流入しやすく、空気回収率が向上する。例えば、空気保持チャンバー41の水深方向Zから見た形状は三角形である。ここで、空気保持チャンバー41は、船首11側に位置する二つの壁面41aと、船尾12側に位置する一つの壁面41bを備える。二つの壁面41aと一つの壁面41bが三角形の三辺を形成している。壁面41bは船幅方向Yに平行であり、二つの壁面41aは船幅方向Yに対して斜めになっている。
尚、空気保持チャンバー41の水深方向Zから見た形状は円又は楕円であってもよい。この場合、空気保持チャンバー41の近傍における応力集中が防がれる。本実施形態に係る空気保持チャンバー41の形状を空気保持チャンバー41A〜41Fに適用してもよい。
(第5の実施形態)
図10を参照して、本発明の第5の実施形態に係る船舶を説明する。以下の説明を除いて、第5の実施形態に係る船舶は第1の実施形態に係る船舶と同じである。第5の実施形態に係る空気保持構造40は、空気保持チャンバー41の下端部中央を塞ぐ塞ぎ板42を更に具備する。塞ぎ板42の船首11側にスリット状の開口部43が直線的に形成され、塞ぎ板42の船尾12側にスリット状の開口部44が直線的に形成されるように、塞ぎ板42の船幅方向Yの両端が船底13に溶接されている。開口部43及び44は、船幅方向Yに平行である。開口部43を介して空気保持チャンバー41内と船外水中とが連通し、開口部44を介して空気保持チャンバー41内と船外水中とが連通する。
図11を参照して、開口部43を通って空気保持チャンバー41内に空気が流入し、空気保持チャンバー41内から開口部44を通って空気が流出する。塞ぎ板42は、空気保持チャンバー41に形成される自由水面による造波抵抗の増加を抑制する。
尚、本実施形態に係る空気保持チャンバー41及び塞ぎ板42を空気保持チャンバー41A〜41Fに適用してもよい。
(第5の実施形態の第1変形例)
図12を参照して、第5の実施形態の第1変形例に係る空気保持構造40を説明する。以下の説明を除いて、第5の実施形態の第1変形例に係る空気保持構造40は第5の実施形態に係る空気保持構造40と同じである。
本変形例においては、塞ぎ板42の左舷14側及び右舷15側にそれぞれスリット状の開口部45が直線的に形成されている。開口部45は船長方向Xに平行である。本変形例においては、開口部45からも空気保持チャンバー41内に空気が流入する。尚、塞ぎ板42は、天井面41cから支持されてもよく、船底13から支持されてもよい。
尚、本変形例に係る空気保持チャンバー41及び塞ぎ板42を空気保持チャンバー41A〜41Fに適用してもよい。
(第5の実施形態の第2変形例)
図13を参照して、第5の実施形態の第2変形例に係る空気保持構造40を説明する。以下の説明を除いて、第5の実施形態の第2変形例に係る空気保持構造40は第5の実施形態の第1変形例に係る空気保持構造40と同じである。
本変形例においては、空気保持チャンバー41の水深方向Zから見た形状は、その形状の船幅方向Yの幅が船尾12に近づくに従って大きくなる形状である。塞ぎ板42の水深方向Zから見た形状も、その形状の船幅方向Yの幅が船尾12に近づくに従って大きくなる形状である。塞ぎ板42の船首11側にスリット状の開口部44が直線的に形成され、塞ぎ板42の船尾12側にスリット状の開口部43が直線的に形成される。ここで、空気保持チャンバー41及び塞ぎ板42の形状がともに三角形の場合、二つの開口部43及び一つの開口部44が三角形の三辺を形成する。開口部44は船幅方向Yに平行であり、二つの開口部43は船幅方向Yに対して斜めになっている。開口部43の船首11側の端部が船幅方向Yの中央に位置し、開口部43の船尾12側の端部が船幅方向Yの外側に位置するように開口部43が船幅方向Yに対して斜めになっているため、空気が開口部43に流入しやすい。
尚、本変形例に係る空気保持チャンバー41及び塞ぎ板42を空気保持チャンバー41A〜41Fに適用してもよい。
(第5の実施形態の第3変形例)
図14を参照して、第5の実施形態の第3変形例に係る空気保持構造40を説明する。以下の説明を除いて、第5の実施形態の第3変形例に係る空気保持構造40は第5の実施形態の第1変形例に係る空気保持構造40と同じである。
本変形例においては、空気保持チャンバー41の水深方向Zから見た形状は円又は楕円であり、塞ぎ板42の形状も円又は楕円である。塞ぎ板42の船首11側にスリット状の開口部43が曲線的に形成され、塞ぎ板42の船尾12側にスリット状の開口部44が曲線的に形成される。本変形例においては、空気保持チャンバー41の近傍における応力集中が防がれる。また、開口部43が弓状に形成され、その弦側が船尾12側に配置されるため、空気が開口部43に流入しやすい。
尚、本変形例に係る空気保持チャンバー41及び塞ぎ板42を空気保持チャンバー41A〜41Fに適用してもよい。
(第6の実施形態)
図15を参照して、本発明の第6の実施形態に係る船舶を説明する。以下の説明を除いて、第6の実施形態に係る船舶は第1の実施形態に係る船舶と同じである。本実施形態に係る気体保持構造40は、船底13に設けられた気体保持板51及び52を備える。気体保持板51及び52の各々は、船長方向Xに延びる連続した単一の板として形成され、船底13から下方に突き出している。
図16を参照して、気体保持板51は、空気保持チャンバー41よりも船尾12側に配置されるように、船底13の左舷側縁部分13aに沿って延びている。気体保持板52は、空気保持チャンバー41よりも船尾12側に配置されるように、船底13の右舷側縁13bに沿って延びている。
空気保持チャンバー41から流出した空気は、船底13を覆う。気体保持板51及び52は、空気が浮力により船底13から船体10側方に逸脱することを防止する。また、気体保持板51及び52が空気保持チャンバー41よりも船尾12側に配置されるため、気体保持板51及び52は空気が空気保持チャンバー41に流入する邪魔にならない。
尚、空気保持チャンバー41の形状は上記形状のいずれでもよく、塞ぎ板42が設けられてもよい。
(第6の実施形態の第1変形例)
図17を参照して、第6の実施形態の第1変形例に係る船舶を説明する。以下の説明を除いて、第6の実施形態の第1変形例に係る船舶は第6の実施形態に係る船舶と同じである。本変形例に係る気体保持構造40は、船底13に設けられた複数の気体保持板51と、船底13に設けられた複数の気体保持板52を備える。複数の気体保持板51は、空気保持チャンバー41よりも船尾12側に配置されるように、左舷側部分13aに沿って配列されている。各気体保持板51は船底13から下方に突き出している。複数の気体保持板51は、船長方向Xに隙間61が設けられるように配列されている。複数の気体保持板52は、空気保持チャンバー41よりも船尾12側に配置されるように、右舷側部分13bに沿って配列されている。各気体保持板52は船底13から下方に突き出している。複数の気体保持板52は、船長方向Xに隙間62が設けられるように配列されている。複数の気体保持板51及び複数の気体保持板52は、空気が浮力により船底13から船体10側方に逸脱することを防止する。また、気体保持板51及び52が空気保持チャンバー41よりも船尾12側に配置されるため、気体保持板51及び52は空気が空気保持チャンバー41に流入する邪魔にならない。
本変形例によれば、複数の気体保持板51に船長方向Xの隙間61が設けられ、複数の気体保持板52に船長方法Xの隙間62が設けられるため、サギングやホギングにより船体10に縦曲げが生じても、気体保持板51及び52に割れが生じることが防止される。その結果、気体保持板51及び52が船底13に溶接されている場合であっても、サギングやホギングにより船体10が割れてしまうことが防止される。
(第7の実施形態)
図18を参照して、本発明の第7の実施形態に係る船舶を説明する。以下の説明を除いて、第7の実施形態に係る船舶は第1の実施形態に係る船舶と同じである。本実施形態においては、空気保持チャンバー41は、船底13に取り付けられた外付けアタッチメント48に形成される。外付けアタッチメント48は、船底13の外板に溶接などにより固定されている。したがって、外付けアタッチメント48は船底13の外板より下方に位置する。本実施形態によれば、就航船に対しても空気保持チャンバー41を設けることができる。
尚、空気保持チャンバー41の形状は上記形状のいずれでもよく、塞ぎ板42が設けられてもよい。また、気体保持板51及び52が設けられてもよい。
(第8の実施形態)
図19を参照して、本発明の第8の実施形態に係る空気吹き出し装置30を説明する。以下の説明を除いて、第8の実施形態に係る空気吹き出し装置30は第1の実施形態に係る空気吹き出し装置30と同じである。本実施形態に係る空気吹き出し装置30は、船外水中に空気を吹き出す空気吹き出しチャンバー35A及び35Bを備える。空気吹き出しチャンバー35A及び35Bは、船首船側11aの水深が異なる複数位置にそれぞれ配置される。空気吹き出しチャンバー35Aは、空気吹き出しチャンバー35Bよりも水深の浅い位置に配置されている。例えば、満載喫水状態において空気吹き出しチャンバー35A及び35Bの両方が水没し、バラスト喫水状態において空気吹き出しチャンバー35Bだけが水没する。尚、空気吹き出しチャンバー35A及び35Bの船長方向Xの幅Lは、空気吹き出しチャンバー35A及び35Bの水深方向Zの幅Hより大きくてもよく、小さくてもよい。
図20を参照して、本実施形態に係る空気吹き出し装置30は、空気吹き出しチャンバー35A及び35Bに個別に空気を供給可能な空気供給装置31を備える。空気供給装置31は、コンプレッサ(又はブロワ、ファン)32と、空気供給管33A及び33Bと、バルブ34A及び34Bを備える。空気吹き出しチャンバー35A及び35Bは、それぞれ空気供給管33A及び33Bを介してコンプレッサ32に接続されている。空気供給管33A及び33Bにそれぞれバルブ34A及び34Bが設けられている。空気供給装置31は、空気吹き出しチャンバー35Aだけに空気を供給すること、空気吹き出しチャンバー35Bだけに空気を供給すること、及び、空気吹き出しチャンバー35A及び35Bの両方に空気を供給することができる。
本実施形態によれば、喫水状態に応じて空気の吹き出し位置を変えることが可能である。具体的には、バラスト喫水状態において、空気吹き出し装置30は、空気吹き出しチャンバー35Bだけから空気を吹き出す。満載喫水状態において、空気吹き出し装置30は、空気吹き出しチャンバー35Aだけから空気を吹き出す。水深の浅い空気吹き出しチャンバー35Aだけから空気を吹き出すことで、空気の吹き出しエネルギーを削減できる。尚、空気吹き出しチャンバー35Aから空気を吹き出す場合よりも空気吹き出しチャンバー35Bから空気を吹き出す場合の方が空気回収率(空気吹き出し装置30が吹き出す空気の流量に対する空気保持チャンバー41に流入する空気の流量の割合)が高い場合、満載喫水状態であっても空気吹き出し装置30は空気吹き出しチャンバー35Bだけから空気を吹き出してもよい。満載喫水状態において、空気吹き出し装置30は、空気吹き出しチャンバー35A及び35Bの両方から空気を吹き出してもよい。
上記各実施形態に係る摩擦抵抗低減装置20は、肥型船だけでなく痩せ型船にも効果的である。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。上記実施形態に様々な変更を加えることが可能であり、上記実施形態どうしの任意の組合せが可能である。
1…船底部
2…気体室
5…気体保持板
101…船体
102…船首部
103…船底
104…流線
110…空気吹き出し器
121…気泡
10…船体
11…船首
11a…船首船側
12…船尾
13…船底
13a…左舷側縁部分
13b…右舷側縁部分
14…左舷
15…右舷
20…摩擦抵抗低減装置
30…空気吹き出し装置
31…空気供給装置
32…コンプレッサ(ブロワ、ファン)
33A、33B…空気供給管
34A、34B…バルブ
35、35A、35B…空気吹き出しチャンバー
40…空気保持構造
41、41A〜41F…空気保持チャンバー
41a、41b…壁面
41c…天井面
42…塞ぎ板
43〜45…開口部
48…外付けアタッチメント
51、52…気体保持板
61、62…隙間
X…船長方向
Y…船幅方向
Z…水深方向
L…船長方向幅
H…水深方向幅

Claims (14)

  1. 船首船側から水中に空気を吹き出す空気吹き出し装置と、
    前記空気が流入して流出する凹部として船底に設けられた第1空気保持チャンバーと
    を具備する
    船舶の摩擦抵抗低減装置。
  2. 前記第1空気保持チャンバーの下端部中央を塞ぐ塞ぎ板を更に具備し、
    前記塞ぎ板の船首側にスリット状の船首側開口部が形成され、
    前記塞ぎ板の船尾側にスリット状の船尾側開口部が形成され、
    前記船首側開口部を介して前記第1空気保持チャンバー内と船外水中とが連通し、
    前記船尾側開口部を介して前記第1空気保持チャンバー内と船外水中とが連通する
    請求項1の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  3. 前記第1空気保持チャンバーの船首側壁面は、下の方ほど船首に近くなるように傾斜した
    請求項1又は2の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  4. 前記船首側壁面の下端又は上端にRが形成された
    請求項3の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  5. 前記第1空気保持チャンバーの船尾側壁面は、下の方ほど船尾に近くなるように傾斜した
    請求項1乃至4のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  6. 前記船尾側壁面の下端又は上端にRが形成された
    請求項5の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  7. 前記第1空気保持チャンバーの水深方向から見た形状は、船幅方向の幅が船尾に近づくに従って大きくなる形状である
    請求項1乃至6のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  8. 前記空気が流入して流出する凹部として前記船底に設けられた第2空気保持チャンバーを更に具備し、
    前記第1空気保持チャンバー及び前記第2空気保持チャンバーは、船長方向に並んで配置される
    請求項1乃至7のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  9. 前記空気が流入して流出する凹部として前記船底に設けられた第2空気保持チャンバーを更に具備し、
    前記第1空気保持チャンバー及び前記第2空気保持チャンバーは、船幅方向の位置が異なっている
    請求項1乃至6のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  10. 前記空気吹き出し装置は、
    船外水中に空気を吹き出す複数の空気吹き出しチャンバーと、
    前記複数の空気吹き出しチャンバーに個別に空気を供給可能な空気供給装置と
    を備え、
    前記複数の空気吹き出しチャンバーは、前記船首船側の水深が異なる複数位置にそれぞれ配置される
    請求項1乃至9のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  11. 前記船底の左舷側縁部分に沿って延びる左舷側気体保持板又は前記左舷側縁部分に沿って配列された複数の左舷側気体保持板と、
    前記船底の右舷側縁部分に沿って延びる右舷側気体保持板又は前記右舷側縁部分に沿って配列された複数の右舷側気体保持板と
    を更に具備し、
    前記複数の左舷側気体保持板は、船長方向に隙間が設けられるように配列され、
    前記複数の右舷側気体保持板は、船長方向に隙間が設けられるように配列される
    請求項1乃至10のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  12. 前記第1空気保持チャンバーは、前記船底の外板より上方に位置する
    請求項1乃至11のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  13. 前記第1空気保持チャンバーは、前記船底に取り付けられた外付けアタッチメントに形成され、
    前記第1空気保持チャンバーは、前記船底の外板より下方に位置する
    請求項1乃至11のいずれかに記載の船舶の摩擦抵抗低減装置。
  14. 船首船側から水中に空気を吹き出すステップと、
    前記船底に凹部として設けられた第1空気保持チャンバーに前記空気が流入するステップと、
    前記第1空気保持チャンバーから前記空気が流出するステップと
    を具備する
    船舶の摩擦抵抗低減方法。
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