JP5279558B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に関し、特に、主制御基板と周辺基板や周辺機器との間の信号を中継する中継基板を有した遊技機に関する。
下記特許文献1には、中継基板に設けられたコネクタと主制御基板に設けられたコネクタとを直接接続することにより、中継基板と主制御基板との間の配線を無くして不正部品の取付けを防止するとともに、中継基板とセンサとを接続するときは、センサに接続されたリード線を遊技裏面構成部材に埋設して、そのリード線の先端に設けられたコネクタと中継基板に設けられたコネクタとを接続することにより、リード線を用いた不正を防止しようとする遊技機が記載されている(同文献の段落0044〜0049、図7〜10参照)。
特開2008−200166号公報
しかし、上記特許文献1記載の遊技機では、中継基板が露出しているため、中継基板のコネクタとリード線先端のコネクタとの接続を解除して不正部品を接続されてしまう虞があった。
本発明は、中継基板上のコネクタ同士の接続を解除されて不正が行われる虞を低減可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、制御基板側コネクタが設けられた制御基板と、前記制御基板が収納され遊技盤裏部材に取外し可能に固定される制御基板ケースと、前記制御基板側コネクタに接続される中継基板側コネクタとリード線付きコネクタが接続されるリード線接続用コネクタとが設けられた中継基板と、前記中継基板の後方を覆う閉鎖状態から回動またはスライドすることにより開放状態になるように構成された中継基板カバー部材と、を備え、前記リード線付きコネクタのリード線が挿通される挿通孔が、前記中継基板カバー部材の閉鎖状態では、前記中継基板カバー部材と、前記中継基板カバー部材が当接または重合する壁部とにより、周縁部の全部が閉鎖されるとともに前記リード線付きコネクタが通過不能な大きさに形成され、前記挿通孔は、前記中継基板カバー部材の開放状態では、周縁部の一部が開放されるか、若しくは、前記リード線付きコネクタが通過可能な大きさに拡大され、前記制御基板ケースに前記制御基板を収納するとともに前記中継基板カバー部材を閉鎖状態として、前記制御基板側コネクタと前記中継基板側コネクタとを接続すると、前記制御基板ケースにより、前記中継基板カバー部材を開放状態にするための回動またはスライド動作が妨げられるように構成されたことを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、制御基板ケースにより中継基板カバー部材を開放状態にするための回動またはスライド動作が妨げられるので、中継基板カバー部材が開放状態にならなくなり、中継基板が中継基板カバー部材で覆われた状態を保つとともに、リード線を引っ張ってリード線付きコネクタを抜いたとしても、そのリード線付きコネクタは挿通孔を通過できないため、中継基板上のコネクタ同士の接続を解除されて不正が行われる虞を低減可能である。
第1〜3実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 第1実施形態に係る遊技盤の背面図である。 第1〜3実施形態に係る電気系統のブロック図である。 第1実施形態に係る中継基板カバー部材を開放した中継基板ケースの斜視図である。 第1実施形態に係る中継基板カバー部材を閉鎖した中継基板ケースの斜視図である。 第1実施形態に係る制御基板及び中継基板の接続前の斜視図である。 第1実施形態に係る制御基板及び中継基板の接続後の斜視図である。 図7のVIII-VIII部位要部断面図である。 第2実施形態に係る制御基板及び中継基板の接続前の斜視図である。 第2実施形態に係る制御基板及び中継基板の接続後の斜視図である。 図10のXI-XI部位要部断面図である。 第2実施形態の変形例の斜視図である。 第2実施形態の他の変形例を示す図であり、(a)は中継基板カバー部材の開放状態、(b)は閉鎖状態を示す。 第2実施形態の更に他の変形例を示す図であり、(a)は中継基板カバー部材の開放状態、(b)は閉鎖状態を示す。 第3実施形態に係る中継基板カバー部材を開放した中継基板ケースの斜視図である。 (a)は第3実施形態に係る中継基板カバー部材を途中まで開放した中継基板ケース、(b)は同中継基板ケース部材を閉鎖した中継基板ケースの斜視図である。 第3実施形態に係る制御基板及び中継基板の接続前の斜視図である。 第3実施形態に係る制御基板及び中継基板の接続後の斜視図である。 図18のXIX-XIX部位要部断面図である。
本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機について図1〜8に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ遊技機は、枠ランプ17及びスピーカ18が配設された前面枠10と、前面枠10の内側に配設された遊技盤1とを備え、遊技盤1には遊技球が流下する遊技領域2が形成されている。遊技領域2には、中央部に画像表示器3が配設され、画像表示器3の下方には、電動チューリップ5を備えた始動入賞装置4が配設され、始動入賞装置4の下方には、大入賞装置7が配設されている。また、遊技領域2には、ゲート8、普通入賞装置9、可動役物6、及び、盤ランプ19が配設されている。遊技領域2の外側には、普通図柄表示器13、特別図柄表示器14、普通図柄保留ランプ15、及び、特別図柄保留ランプ16が配設されている。
また、図2に示すように、遊技盤1の後面には、遊技盤1の裏側の各種の機構を覆うための遊技盤裏部材11が取着され、遊技盤裏部材11には、主制御基板20を収納する制御基板ケース30と、主制御基板20に接続された中継基板25を収納する中継基板ケース40とが取着されている。
図3に示すように、実施形態のパチンコ遊技機の電気系統は、主制御基板20、払出制御基板21、演出制御基板22、画像制御基板23、ランプ制御基板24、及び、中継基板25を備えている。主制御基板20には、払出制御基板21が接続されるとともに、中継基板25を介して演出制御基板22が接続されている。演出制御基板22には、画像制御基板23及びランプ制御基板24が接続され、画像制御基板23には、画像表示器3及びスピーカ18が接続され、ランプ制御基板24には、枠ランプ17、盤ランプ19、及び、可動役物6が接続されている。払出制御基板21には、払出装置(図示せず。)を駆動する払出駆動モータ26が接続されている。
また、主制御基板20には、中継基板25を介して、始動入賞装置4に設けられた始動口SW(スイッチ)4a、電動チューリップ5を作動させる電チューソレノイド5a、ゲート8に設けられたゲートSW8a、大入賞装置7に設けられた大入賞口SW7a、大入賞装置7を作動させる大入賞口ソレノイド7b、普通入賞装置9に設けられた普通入賞口SW9a、特別図柄保留ランプ16、普通図柄保留ランプ15、特別図柄表示器14、及び、普通図柄表示器13がそれぞれ接続されている。
図4に示すように、中継基板25には、下端部に複数の中継基板側コネクタ25a(以下、「コネクタ25a」と略す。)が配設され、上端部に複数のリード線接続用コネクタ25b(以下、「コネクタ25b」と略す。)が配設されている。コネクタ25aは、主制御基板20に設けられた制御基板側コネクタ20a(以下、「コネクタ20a」と略す。)(図6参照)を挿入可能な開口部を有し、その開口部を下方に向けて配設されている。コネクタ25bは、リード線27が接続されたリード線付きコネクタ28(以下、「コネクタ28」と略す。)を挿入可能な開口部を有し、その開口部を後方に向けて配設されている。コネクタ28は、上述した各種のスイッチ、ソレノイド、ランプ等や演出制御基板22と中継基板25とを接続するためのものである。
なお、図4等に示すように、本明細書において前後方向、上下方向とは、主制御基板20、中継基板25等を装着した遊技盤1を使用時のように立てた状態における前後方向(なお、遊技領域2側を前、その反対側を後とする。)、上下方向をそれぞれいうものとする。
中継基板ケース40は、合成樹脂製で、内部には中継基板25が収納され、中継基板25の後方を覆うための中継基板カバー部材(以下、「カバー部材」と略す。)41と、側壁部42、42と、上壁部43と、前壁部44とを備えて、下方が開放された略箱体状に形成されている。側壁部42、42は、カバー部材41を回動可能に支持する支持部材に相当する。側壁部42、42の前後方向の長さは、制御基板ケース30の前後方向の長さよりも、カバー部材41の厚み分長くされている。
カバー部材41は、略平板状をなし、両側部に回動軸45、45が突設されて、回動軸45、45が側壁部42、42に形成された軸支孔46、46に挿入されることにより、側壁部42、42に回動可能に支持され、中継基板25の後方を覆う閉鎖状態(図5参照)から、上端部(一端部)48が後方に下端部(他端部)49が前方に回動することにより開放状態になる(図4参照)。カバー部材41の上下方向の長さは、側壁部42、42の上下方向の長さよりも長くされて、カバー部材41は側壁部42、42より下方に突出している。
カバー部材41の上端部48には、各コネクタ25bの開口部に対向する位置に、それぞれ挿通孔47が形成され、各挿通孔47は、図5に示すように、カバー部材41を閉鎖状態としたときには、カバー部材41とカバー部材41が当接する上壁部43とにより、周縁部の全部(全周)が閉鎖される(すなわち、周縁部の全部に欠落が無い状態となる)とともにコネクタ28が通過不能な大きさに形成される。また、各挿通孔47は、図4に示すように、カバー部材41を開放状態としたときには、周縁部の一部(具体的には、上部)47aが開放される(すなわち、周縁部の一部47aが欠落した状態となる)。
中継基板25を収納した中継基板ケース40を遊技盤裏部材11に取着するときは、まず、カバー部材41を開放状態として、各コネクタ25bにコネクタ28を接続する。具体的には、各コネクタ25bの開口部にコネクタ28を挿入する。そして、各リード線27を各挿通孔47の周縁部の開放部分すなわち一部47aから各挿通孔47に挿入して、カバー部材41を閉鎖状態とする。すると、図5に示すように、各挿通孔47にリード線27が挿通された状態となる。
そして、図6に示すように、各コネクタ25aに、主制御基板20に設けられたコネクタ20aを接続する。具体的には、各コネクタ25aの開口部にコネクタ20aを挿入する。なお、主制御基板20は、合成樹脂製の略箱体状の制御基板ケース30内に収納されているが、コネクタ20aの部分は外部に突出している。これにより、主制御基板20と中継基板25とが接続されるとともに、制御基板ケース30と中継基板ケース40とが接続される。
以上のように制御基板ケース30と中継基板ケース40とを接続すると、図7、8に示すように、カバー部材41の下端部49の前方に(ここでは、カバー部材41の前面に接するように)制御基板ケース30が配置されて、下端部49を前方へ回動しようとしても制御基板ケース30にぶつかって回動が妨げられるので、カバー部材41が開放状態にならなくなり、中継基板25がカバー部材41で覆われた状態を保つこととなる。そしてかかる状態では、リード線27を引っ張ってコネクタ28を抜いたとしても、コネクタ28が挿通孔47を通過できないため、コネクタ25bとコネクタ28との接続を解除されて不正な基板を取り付けられる等の不正が行われる虞が低減する。
また、第1実施形態のようにコネクタ25aの開口部を後方に向ければ、遊技盤1の後方から配線作業する作業者にとって、作業性がよい。
なお、制御基板ケース30は、両側部に弾性変形する係止部(図示せず。)を有しており、遊技盤裏部材11に設けられたレール部(図示せず。)に沿って制御基板ケース30を上方向にスライドさせ、レール部に設けられた被係止部に制御基板ケース30の係止部を係止することにより、取外し可能に遊技盤裏部材11に固定される(図3参照)。そして、制御基板ケース30を遊技盤裏部材11に固定することにより、上述したように制御基板ケース30に接続された中継基板ケース40も、遊技盤裏部材11に取着されることとなるが、勿論、中継基板ケース40自体に例えば弾性変形する係止部を設けて、その係止部を遊技盤裏部材11に設けられた被係止部に係止することにより、中継基板ケース40を遊技盤裏部材11に取着するようにしてもよい。
また、必ずしも、カバー部材41の上下方向の長さを、側壁部42、42から下方に突出する長さにする必要は無く、下方に突出しない長さとした場合であっても、主制御基板20と中継基板25とを接続したときに、制御基板ケース30の上端部がカバー部材41の前方に位置する(望ましくは、カバー部材41の前面に接する)ように構成すれば、制御基板ケース30がカバー部材41の回動を妨げるように構成できる。
次に、本発明の第2実施形態のパチンコ遊技機について、図9〜11に基づいて説明する。なお、第1実施形態のパチンコ遊技機の構成要素と同じ構成要素については同じ符号を用いて、その説明を適宜省略する。
第2実施形態では、図9に示すように、中継基板ケース50は、合成樹脂製で、中継基板25の後方を覆うためのカバー部材51と、側壁部52、52と、上壁部53と、前壁部54とを備えて、下方が開放された略箱体状に形成されている。側壁部52、52は、カバー部材51を回動可能に支持する支持部材に相当する。側壁部52、52の前後方向の長さは、制御基板ケース30の前後方向の長さよりも、カバー部材51の厚み分長くされている。上壁部53は、前後方向の長さが、カバー部材51の上壁部51bの長さ分、第1実施形態の上壁部43よりも短く形成されている。
カバー部材51は、後壁部51aと後壁部51aの上端から前方に延設された上壁部51bとを有して、縦断面がL字形状をなし、両側部に回動軸55、55が突設されて、それらが側壁部52、52に形成された軸支孔56、56に挿入されることにより、側壁部52、52に回動可能に支持され、中継基板25の後方を覆う閉鎖状態から、上端部58が後方に下端部59が前方に回動することにより開放状態になる。カバー部材51の上下方向の長さは、側壁部52、52の上下方向の長さよりも長くされて、カバー部材51は側壁部52、52よりも下方に突出している。
第2実施形態の中継基板25には、コネクタ25bがそれぞれ開口部を上方に向けて配設されており、カバー部材51の上壁部51bの前端部には、各コネクタ25bの開口部に対向する位置に、それぞれ挿通孔57が形成され、各挿通孔57は、図10に示すように、カバー部材51を閉鎖状態としたときには、カバー部材51とカバー部材51が当接する上壁部53とにより、周縁部の全部が閉鎖されるとともにコネクタ28が通過不能な大きさに形成される。また、各挿通孔57は、図9に示すように、カバー部材51を開放状態としたときには、周縁部の一部(具体的には、前部)が開放される。
なお、第2実施形態において、上述した部分以外の部分は、第1実施形態と同じ構成とされている。
第2実施形態において、中継基板25を収納した中継基板ケース50を遊技盤裏部材11に取着するときは、まず、図9に示すように、カバー部材51を開放状態として、各コネクタ25bにコネクタ28を接続する。そして、各リード線27を各挿通孔57の周縁部の開放部分から各挿通孔57に挿入して、カバー部材51を閉鎖状態とする。次に、各コネクタ25aに主制御基板20のコネクタ20aを接続することにより、中継基板25に主制御基板20を接続する。
すると、図10、11に示すように、カバー部材51の下端部59の前方に(ここでは、カバー部材51の前面に接するように)制御基板ケース30が配置されて、下端部59の前方への回動が妨げられるので、カバー部材51が開放状態にならなくなり、中継基板25がカバー部材51で覆われた状態を保つこととなる。そしてかかる状態では、リード線27を引っ張ってコネクタ28を抜いたとしても、コネクタ28が挿通孔57を通過できないため、コネクタ25bとコネクタ28との接続を解除されて不正な基板を取り付けられる等の不正が行われる虞が低減する。
なお、図12は第2実施形態の変形例であり、図12のように、側壁部52、52を略L字形状として、中継基板ケース50の側方を開放するようにしてもよい。
また、上壁部53を無くして、カバー部材51の上壁部51bを前方に延長し、それに応じて挿通孔57も前方に延長して、上壁部51bの前端が遊技盤裏部材11に直接当接するような構成、すなわち、カバー部材51が当接する壁部が遊技盤裏部材11の一部であるような構成とすることもできる。
また、図13は、第2実施形態の他の変形例を示す図であり、中継基板ケース50の上壁部53及びカバー部材51の上壁部51bのみを示すとともに、(a)はカバー部材51の開放状態を、(b)は閉鎖状態を示すものである。この例では、上壁部53と上壁部51bとは重合するように構成され、(a)に示すように、カバー部材51の開放状態では、挿通孔57の周縁部の一部が開放されているが、(b)に示すように、カバー部材51の閉鎖状態では、上壁部51bは上壁部53の上に重なって、挿通孔57の周縁部の全部が閉鎖され、図の網掛け部分に示す挿通孔57の開口部分は、コネクタ28が通過不能な大きさに形成される。
また、図14は、第2実施形態の更に他の変形例を示す図であり、図13と同様に、中継基板ケース50の上壁部53及びカバー部材51の上壁部51bのみを示すとともに、(a)はカバー部材51の開放状態を、(b)は閉鎖状態を示すものである。この例では、上壁部53と上壁部51bとは重合するように構成され、(a)に示すように、カバー部材51の開放状態では、挿通孔57はコネクタ28が通過可能な大きさとされるが、(b)に示すように、カバー部材51の閉鎖状態では、上壁部51bは上壁部53の上に重なって、挿通孔57はコネクタ28が通過不能な大きさに縮小される。換言すれば、カバー部材51の開放状態では、挿通孔57はコネクタ28が通過可能な大きさに拡大される。なお、図14の網掛け部分は、挿通孔57の開口部分を示す。
次に、本発明の第3実施形態のパチンコ遊技機について、図15〜19に基づいて説明する。なお、第1実施形態のパチンコ遊技機の構成要素と同じ構成要素については同じ符号を用いて、その説明を適宜省略する。
第3実施形態では、中継基板ケース60は、合成樹脂製で、図15、16に示すように、中継基板25の後方を覆うための中継基板カバー部材61と、側壁部62、62と、上壁部63と、前壁部64とを備えて、下方が開放された略箱体状に形成されている。側壁部62、62は、カバー部材61を摺動(スライド)可能に支持する支持部材に相当する。
カバー部材61は、後壁部61aと後壁部61aの下端から前方に延設された下壁部61bとを有して、縦断面がL字形状をなし、図16(a)に示すように、後壁部61aの両側端部が側壁部62、62にそれぞれ設けられたレール溝66に嵌合されることにより、側壁部62、62に摺動可能に支持され、中継基板25の後方を覆う閉鎖状態から下方にスライドすることにより開放状態になる。カバー部材61の上下方向の長さは、図16(b)に示すように、閉鎖状態においてカバー部材61の下端部が側壁部62、62の下端部と略同一位置となるような長さとされている。
第3実施形態の中継基板25には、第1実施形態と同様に、コネクタ25bがそれぞれ開口部を後方に向けて配設されており、カバー部材61の後壁部61aの上端部には、各コネクタ25bの開口部に対向する位置に、それぞれ挿通孔67が形成され、各挿通孔67は、図16(b)に示すように、カバー部材61を閉鎖状態としたときには、カバー部材61とカバー部材61が当接する上壁部63とにより、周縁部の全部が閉鎖されるとともにコネクタ28が通過不能な大きさに形成される。また、各挿通孔67は、図16(a)に示すように、カバー部材61を開放状態としたときには、周縁部の一部(具体的には、上部)が開放される。
なお、第3実施形態において、上述した部分以外の部分は、第1実施形態と同じ構成とされている。
第3実施形態において、中継基板25を収納した中継基板ケース60を遊技盤裏部材11に取着するときは、まず、図15に示すように、カバー部材61を開放状態として、各コネクタ25bにコネクタ28を接続し、図16(a)に示すように、各レール溝66にカバー部材61の後壁部61aの両側端部を嵌合して、カバー部材61を上方にスライドさせる。そして、図16(b)に示すように、各リード線27が各挿通孔67に挿通されるようにして、カバー部材61を閉鎖状態とする。次に、図17に示すように、各コネクタ25aに主制御基板20のコネクタ20aを接続することにより、中継基板25と主制御基板20とを接続する。
すると、図18、19に示すように、カバー部材61の下壁部61bの下方に制御基板ケース30が配置されて、カバー部材61の下方へのスライド動作が妨げられるので、カバー部材61が開放状態にならなくなり、中継基板25がカバー部材61で覆われた状態を保つこととなる。そしてかかる状態では、リード線27を引っ張ってコネクタ28を抜いたとしても、コネクタ28が挿通孔67を通過できないため、コネクタ25bとコネクタ28との接続を解除されて不正な基板を取り付けられる等の不正が行われる虞が低減する。
なお、カバー部材61の後壁部61aの両側端部に弾性変形する係止部を設けるとともに、その係止部が係止される被係止部を各レール溝66に設け、カバー部材61を閉鎖状態としたときに各係止部が被係止部に係止されることにより、制御基板ケース30を中継基板ケース60に接続する前にカバー部材61が自重で下方にスライドしてしまうことを防止するように構成してもよい。
また、カバー部材61は必ずしも断面L字形状とする必要は無く、例えば平板状として、カバー部材61を閉鎖状態として制御基板ケース30を接続すると、カバー部材61の下端部が制御基板ケース30に当接することにより、カバー部材61の下方へのスライド動作が妨げられるように構成してもよい。
11…遊技盤裏部材
20…主制御基板
20a…制御基板側コネクタ
25…中継基板
25a…中継基板側コネクタ
25b…リード線接続用コネクタ
27…リード線
28…リード線付きコネクタ
30…制御基板ケース
41、51、61…中継基板カバー部材
43、53、63…上壁部
47、57、67…挿通孔

Claims (1)

  1. 制御基板側コネクタが設けられた制御基板と、
    前記制御基板が収納され遊技盤裏部材に取外し可能に固定される制御基板ケースと、
    前記制御基板側コネクタに接続される中継基板側コネクタとリード線付きコネクタが接続されるリード線接続用コネクタとが設けられた中継基板と、
    前記中継基板の後方を覆う閉鎖状態から回動またはスライドすることにより開放状態になるように構成された中継基板カバー部材と、
    を備え、
    前記リード線付きコネクタのリード線が挿通される挿通孔が、前記中継基板カバー部材の閉鎖状態では、前記中継基板カバー部材と、前記中継基板カバー部材が当接または重合する壁部とにより、周縁部の全部が閉鎖されるとともに前記リード線付きコネクタが通過不能な大きさに形成され、
    前記挿通孔は、前記中継基板カバー部材の開放状態では、周縁部の一部が開放されるか、若しくは、前記リード線付きコネクタが通過可能な大きさに拡大され、
    前記制御基板ケースに前記制御基板を収納するとともに前記中継基板カバー部材を閉鎖状態として、前記制御基板側コネクタと前記中継基板側コネクタとを接続すると、前記制御基板ケースにより、前記中継基板カバー部材を開放状態にするための回動またはスライド動作が妨げられるように構成されたことを特徴とする遊技機。
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