JP5279529B2 - ボール搭載マスク及びその製造方法 - Google Patents

ボール搭載マスク及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5279529B2
JP5279529B2 JP2009016775A JP2009016775A JP5279529B2 JP 5279529 B2 JP5279529 B2 JP 5279529B2 JP 2009016775 A JP2009016775 A JP 2009016775A JP 2009016775 A JP2009016775 A JP 2009016775A JP 5279529 B2 JP5279529 B2 JP 5279529B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
mask layer
mask
insertion hole
plating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009016775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010177347A (ja
Inventor
秀樹 仁科
圭介 武井
政一 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bon Mark Co Ltd
Original Assignee
Bon Mark Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bon Mark Co Ltd filed Critical Bon Mark Co Ltd
Priority to JP2009016775A priority Critical patent/JP5279529B2/ja
Publication of JP2010177347A publication Critical patent/JP2010177347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5279529B2 publication Critical patent/JP5279529B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

この発明は、ボール挿入孔のボール搭載側開口周縁にめっきのサイドスプレット(side-spread)現象によるR形状を利用したボール案内部を有するボール搭載マスク及びその製造方法に関するものである。
従来、半導体ウエハ等のベースの所定位置に導電性ボールを振り分けて配列するボール搭載マスクにおいては、ボール挿入孔のボール搭載側開口周縁(エッジ)が角張っているため、導電性ボールが傷付き易く、また、導電性ボールの未搭載の原因にもなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−263053号公報
近年、ボール搭載マスクのボール挿入孔の所定開口寸法公差が±2μm、又は1μmの製品があり、従来のボール搭載マスクでは精度確保が厳しい状況になってきている。
また、ボール挿入孔をめっきの自由成長により形成した場合には、パターンの密集度により電流密度(電流効率)が変化することによる成長率(皮膜厚さ及びR形状)に差が出てくるため、その差がボール挿入孔の所定開口寸法の精度に影響を与えるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ボール挿入孔のボール搭載側開口周縁にめっきのサイドスプレット現象によるR形状を利用したボール案内部を形成することにより、導電性ボールの挿入性及び搭載率を向上させるようにしたボール搭載マスク及びその製造方法を提供するものである。
この発明に係るボール搭載マスクにおいては、搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されたものであって、搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されるようにめっきにより製作された第1マスク層と、ボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁にめっきによるR形状加工が施されたボール挿入孔よりも大径のボール案内部を形成した第2マスク層とからなり、ボール挿入孔とボール案内部との間に、ボール案内部を形成する際に用いられたレジストを除去した痕跡である空間部が形成されているものである。
また、搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有する多数のボール挿入孔がレーザー加工により形成された第1マスク層と、ボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁にめっきによるR形状加工が施されたボール挿入孔よりも大径のボール案内部を形成した第2マスク層とからなり、ボール挿入孔とボール案内部との間に、ボール案内部を形成する際に用いられたレジストを除去した痕跡である空間部が形成されているものである。
また、この発明に係るボール搭載マスクの製造方法においては、導電性母材上にレジストを形成し、搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有する多数のボール挿入孔を形成する第1マスク層をめっきで形成する第1マスク層形成工程と、第1マスク層のボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁のみにレジストを形成し、めっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール挿入孔よりも大径のボール案内部を有する第2マスク層を形成する第2マスク層形成工程と、レジストを除去するレジスト除去工程と、導電性母材から第1マスク層及び第2マスク層を剥がす剥離工程とからなるものである。
また、SUS基材を用意し、該SUS基材に搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有する多数のボール挿入孔をレーザー加工により穿孔した第1マスク層を形成する第1マスク層形成工程と、第1マスク層のボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁のみにレジストを形成し、めっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール挿入孔よりも大径のボール案内部を有する第2マスク層を形成する第2マスク層形成工程と、レジストを除去するレジスト除去工程とからなるものである。
この発明によれば、ボール挿入孔のボール搭載側開口周縁にめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール案内部を形成することにより、導電性ボールの挿入性及び搭載率を向上させる効果がある。
この発明の実施例1におけるボール搭載マスクを示す斜視図である。 この発明の実施例1におけるボール搭載マスクを半導体ウエハ等のベースに使用している状態を示す斜視図である。 この発明の実施例1におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。 この発明の実施例1におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図である。 この発明の実施例2におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。 この発明の実施例3におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図である。 この発明の実施例4におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図である。 この発明の実施例4におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。 この発明の実施例5におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図である。 この発明の実施例5におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。 この発明の実施例6におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。 この発明の実施例7におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。 この発明の実施例8におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。
実施例1.
図1はこの発明の実施例1におけるボール搭載マスクを示す斜視図、図2はこの発明の実施例1におけるボール搭載マスクを半導体ウエハ等のベースに使用している状態を示す斜視図、図3はこの発明の実施例1におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図、図4はこの発明の実施例1におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図である。
図1及び図2において、1はアルミニウム材料等で四角形の枠状に構成された版枠、2は版枠1の内側に張設されたメッシュ(紗)からなるスクリーン、3はスクリーン2の中央開口部に接着固定されたボール搭載マスクである。このボール搭載マスク3は、金属からなる平板状をなし、周縁部が接着剤によりスクリーン2に対して接着されている。ボール搭載マスク3には、多数のボール挿入孔4が形成されたボール挿入孔集合体5が複数個形成されており、ここでは4個のボール挿入孔集合体5の例を示している。このボール搭載マスク3は、半導体ウエハ等のベース6に対して使用され、ベース6には多数の電極7が設けられており、ボール搭載マスク3の各ボール挿入孔4はベース6の各電極7に対応している。
この発明によるボール搭載マスク3は、図3に示すような構造をしている。すなわち、半導体ウエハ等のベース6上の所定位置に重ねて配置されるボール搭載マスク3のボール挿入孔4は、客先から指定される所定の開口寸法Dを有しており、搭載される導電性ボール8の直径よりも若干大きく形成されている。近年では指定される所定の開口寸法Dの寸法公差管理が非常に厳しくなってきている。このボール挿入孔4の直下位置のベース6上に電極7が対応して配置されている。そして、所定開口寸法Dのボール挿入孔4のボール搭載側開口部周縁にはめっきのサイドスプレット現象(レジスト周縁上にめっきがオーバーハングしながら縦横均等に成長して行くこと)によるR形状加工が施されたボール案内部9が形成されており、ボール案内部9の最下端の直径はボール挿入孔4の直径よりも若干大きい大径となるように形成されている。ボール搭載マスク3に搭載された導電性ボール8は、R形状加工が施されたボール案内部9に案内されることにより、導電性ボール8が入り易い構造となっている。また、ボール案内部9の最下端の直径とボール挿入孔4の直径Dとの差を、導電性ボール8の直径の1/2以下とすることにより、導電性ボール8が途中で残るようなことがない。10はボール挿入孔4とボール案内部9との間に形成される空間部である。この空間部10はめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール案内部9を形成する際に用いられたレジストを除去した後の痕跡である。11はボール搭載マスク3とベース6との間に配置されたスペーサ又は突起で、電極7を逃がすためのものである。
次に、この発明の実施例1におけるボール搭載マスクの製造方法を図4により説明する。この製造方法はめっきによる積層工程である。
先ず、導電性母材12にボール挿入孔4を形成する第1マスク層13をめっきで形成する(図4a参照)。ここでは通常のメタルマスクをめっきで製作する場合と同様に、導電性母剤2にレジストを塗布、露光、現像、めっきの各工程を経て形成されるので詳細な説明は省略するが、ボール挿入孔4の所定開口と同寸法のレジストを形成して所定開口寸法Dの精度を確保することができるので、近年の所定開口寸法Dの寸法公差管理が非常に厳しい状況にも十分対応することが可能である。次に、第1マスク層13のボール挿入孔4のボール搭載側開口部周縁のみにボール案内部9を形成させるためのレジスト14を塗布、露光、現像により形成する(図4b参照)。そして、第1マスク層13の表面に場合によりニッケルストライクめっきを実施した後、その上からめっきのサイドスプレット現象(レジスト周縁上にめっきがオーバーハングしながら縦横均等に成長して行くこと)によるR形状加工が施されたボール案内部9を有する第2マスク層15を形成する(図4c参照)。次に、レジスト14を除去して、導電性母材12から剥がすことにより、この発明によるボール搭載マスク3が得られる(図4d参照)。このとき、レジスト14を除去した後の痕跡である空間部10がボール挿入孔4とボール案内部9との間に形成される。ここで、一例として、空間部10の高さは約10μm程度であり、R形状加工部の高さ及びその突出長はいずれも約25μm程度であり、ボール搭載マスク3の全高は約70μm程度である。
なお、R形状加工が施されたボール案内部9は、各ボール挿入孔4に対応して1個ずつ設けられているが、複数のボール挿入孔4に対して1個ずつ設けても良い。
この発明によれば、ボール挿入孔のボール搭載側開口周縁にめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール案内部を形成することにより、導電性ボールの挿入性及び搭載率を向上させることができる。
実施例2.
図5はこの発明の実施例2におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。上記実施例1では、ボール搭載マスク3とベース6との間にスペーサ又は突起11を配置することにより電極7を逃がすようにしているが、この実施例2においては、図5に示すように、ボール搭載マスク3の半導体ウエハ等のベース6側となる下面にめっき層による突起部16を形成することにより、ボール挿入孔4の下部周縁部に電極逃げ部17を設けたものであり、導電性母材12の電極逃げ部17に相当する部分にレジストを形成して突起部16をめっきにより形成する。
なお、R形状加工が施されたボール案内部9は、各ボール挿入孔4に対応して1個ずつ設けられているが、複数のボール挿入孔4に対して1個ずつ設けても良い。
実施例3.
図6はこの発明の実施例3におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図である。この製造方法はボール挿入孔4aを形成する第1マスク層13aをSUS板とし、レーザー加工による開口加工工程を含むものである。
先ず、SUS板を用意して、ボール挿入孔4aをレーザー加工により穿孔した第1マスク層13aを形成する(図6a参照)。ここではレーザー加工により、ボール挿入孔4aの所定開口寸法Dの精度を確保することができ、近年の所定開口寸法Dの寸法公差管理が非常に厳しい状況にも十分対応することが可能である。次に、第1マスク層13aのボール挿入孔4aのボール搭載側開口部周縁のみにボール案内部9aを形成させるためのレジスト14aを塗布、露光、現像により形成する(図6b参照)。そして、第1マスク層13aの表面に場合によりニッケルストライクめっきを実施する。SUS基材とニッケルめっき皮膜が剥がれないようにするためにはニッケルストライクめっきが必要である。このニッケルストライクめっきを実施した後、その上からめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール案内部9aを有する第2マスク層15aを形成する(図6c参照)。次に、レジスト14aを除去することにより、この発明によるボール搭載マスク3aが得られる(図6d参照)。このとき、レジスト14aを除去した後の痕跡である空間部10aがボール挿入孔4aとボール案内部9aとの間に形成される。
なお、R形状加工が施されたボール案内部9aは、各ボール挿入孔4aに対応して1個ずつ設けられているが、複数のボール挿入孔4aに対して1個ずつ設けても良い。
実施例4.
図7はこの発明の実施例4におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図、図8はこの発明の実施例4におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。
この発明の実施例4におけるボール搭載マスクの製造方法を図7により説明する。この製造方法はめっきによる積層工程である。
先ず、導電性母材12b上に電極逃げ部17のレジスト18を形成する(図7a参照)。次に、電極逃げ部17形成用の突起部16をめっき形成し、更にその上にめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール挿入孔4bを有する一連の第1マスク層13bを形成する(図7b参照)。次に、第1マスク層13bのボール挿入孔4bのボール搭載側開口部周縁にボール案内部9bを形成させるためのレジスト14bを塗布、露光、現像により形成する(図7c参照)。そして、第1マスク層13bの表面に場合によりニッケルストライクめっきを実施した後、その上から上部周縁が直角形状のボール案内部9bを有する第2マスク層15bをめっきにより形成する(図7d参照)。次に、レジスト18、14bを除去する(図7e参照)。そして、導電性母材12bから剥がすことにより、この発明によるボール搭載マスク3bが得られる(図7f参照)。
上記実施例1では、所定開口寸法Dのボール挿入孔4のボール搭載側開口部周縁にめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール案内部9を形成しているが、この実施例4においては、図8に示すように、めっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が上半部に施されたボール挿入孔4bの上層に、更に導電性ボール8を案内する例えば約70μm程度の深さに凹ませたボール案内部9bを形成したものである。なお、17はボール挿入孔4bの下部周縁部に設けられた電極逃げ部であり、凹ませたボール案内凹部9bの底面から電極逃げ部17までの高さは例えば約200μm程度である。
なお、ボール案内部9bは、上部周縁がほぼ直角形状であるが、傾斜を持たせても良い。また、各ボール挿入孔4bに対応して1個ずつ設けられているが、複数のボール挿入孔4bに対し1個ずつ設けても良い。
実施例5.
図9はこの発明の実施例5におけるボール搭載マスクの製造方法の主な工程を示す縦断面図、図10はこの発明の実施例5におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。この製造方法は開口径の精度向上のため、ボール挿入孔の開口部全体をレジストで形成するものである。
先ず、導電性母材12cに第1のレジストを塗布して電極逃げ部17となる第1レジスト部を露光する。露光後に第2のレジストを塗布してボール挿入孔4cの開口部となる第2レジスト部を露光する。露光後に第1レジスト、第2のレジストを現像して第1レジスト部18aと第2レジスト部19を同時に形成する(図9a参照)。次に、導電性母材12cに第1レジスト部18aと第2レジスト部19により電極逃げ部17及びボール挿入孔4cが形成された第1マスク層13cをめっきで形成する(図9b参照)。ここで、第1マスク層13cのボール挿入孔4cが形成される下層部では、通常のメタルマスクをめっきで製作する場合と同様に、ボール挿入孔4cの所定開口と同寸法のレジストを形成して所定開口寸法Dの精度を確保することができるので、近年このボール挿入孔4cはストレートだけでなく逆テーパー状であっても良い。また、第1マスク層13cのボール挿入孔4cが形成される上層部では、ボール搭載側開口部周縁にめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施されたボール入口部20を同時に形成することができる。次に、出っ張ったレジスト19を研磨する(図9c参照)。その後の工程は、上記実施例4における図7(c)〜(f)の製造工程と同一であるので、説明を省略する。なお、図9cに進まずに、図9bで止めてしまえば、ボール案内部9cの無い形状のボール搭載マスクが得られることは言うまでも無い。
この実施例5によって得られるボール搭載マスク3cは、図10に示すように、めっきのサイドスプレット現象によるR形状を利用したボール入口部20の下層に形成されるボール挿入孔4cは、所定開口と同寸法のレジストを形成して所定開口寸法Dの精度を確保することができる。
なお、ボール案内部9cは、上部周縁がほぼ直角形状であるが、傾斜を持たせても良い。また、各ボール挿入孔4cに対応して1個ずつ設けられているが、複数のボール挿入孔4cに対し1個ずつ設けても良い。
実施例6.
図11はこの発明の実施例6におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。
上記実施例5では、ボール案内部9cは上部周縁が直角形状であるが、この実施例6によって得られるボール搭載マスク3dは、図11に示すように、ボール案内部9dは上部周縁をR形状加工が施されたものとしたものである。
実施例7.
図12はこの発明の実施例7におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。
上記実施例5では、ボール挿入孔4cはストレート状の孔であるが、この実施例7によって得られるボール搭載マスク3eは、図12に示すように、ボール挿入孔4eは逆テーパー状の孔が施されたものとしたものである。また、ボール案内部9eも上部周縁をR形状加工が施されたものとしている。
実施例8.
図13はこの発明の実施例8におけるボール搭載マスクの要部を示す縦断面図である。
上記実施例8によって得られるボール搭載マスク3fは、図13に示すように、ボール挿入孔4fは逆テーパー状の孔が施されたものとしているが、ボール案内部9fは上部周縁をほぼ直角形状としたものである。
1 版枠
2 スクリーン
3、3a〜3f ボール搭載マスク
4、4a〜4f ボール挿入孔
5 ボール挿入孔集合体
6 ベース
7 電極
8 導電性ボール
9、9a〜9f ボール案内部
10 空間部
11 スペーサ
12、12a、12b 導電性母材
13、13a〜13c 第1マスク層
14、14a レジスト
15、15a〜15c 第2マスク層
16 突起部
17 電極逃げ部
18a 第1レジスト部
19 第2レジスト部
20 ボール入口部

Claims (6)

  1. 搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されたボール搭載マスクであって、
    前記搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されるようにめっきにより製作された第1マスク層と、前記ボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁にめっきによるR形状加工が施された前記ボール挿入孔よりも大径のボール案内部を形成した第2マスク層とからなり、前記ボール挿入孔とボール案内部との間に、前記ボール案内部を形成する際に用いられたレジストを除去した痕跡である空間部が形成されていることを特徴とするボール搭載マスク。
  2. 搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されたボール搭載マスクであって、
    前記搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有する多数のボール挿入孔がレーザー加工により形成された第1マスク層と、前記ボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁にめっきによるR形状加工が施された前記ボール挿入孔よりも大径のボール案内部を形成した第2マスク層とからなり、前記ボール挿入孔とボール案内部との間に、前記ボール案内部を形成する際に用いられたレジストを除去した痕跡である空間部が形成されていることを特徴とするボール搭載マスク。
  3. 搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されたボール搭載マスクの製造方法であって、
    導電性母材上にレジストを形成し、前記搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有する多数のボール挿入孔を形成する第1マスク層をめっきで形成する第1マスク層形成工程と、前記第1マスク層のボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁のみにレジストを形成し、めっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施された前記ボール挿入孔よりも大径のボール案内部を有する第2マスク層を形成する第2マスク層形成工程と、前記レジストを除去するレジスト除去工程と、前記導電性母材から第1マスク層及び第2マスク層を剥がす剥離工程とからなることを特徴とするボール搭載マスクの製造方法。
  4. 搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されたボール搭載マスクの製造方法であって、
    SUS基材を用意し、該SUS基材に前記搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有する多数のボール挿入孔をレーザー加工により穿孔した第1マスク層を形成する第1マスク層形成工程と、前記第1マスク層のボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁のみにレジストを形成し、めっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施された前記ボール挿入孔よりも大径のボール案内部を有する第2マスク層を形成する第2マスク層形成工程と、前記レジストを除去するレジスト除去工程とからなることを特徴とするボール搭載マスクの製造方法。
  5. 第1マスク層の上にニッケルストライクめっきを実施した後、その上からめっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施された第2マスク層を形成することを特徴とする請求項又は請求項記載のボール搭載マスクの製造方法。
  6. 搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有するボール挿入孔が多数形成されたボール搭載マスクの製造方法であって、
    導電性母材上に電極逃げ部形成用のレジスト及びその上にボール挿入孔形成用のレジストを形成し、電極逃げ部形成用の突起部をめっき形成し、更にその上に前記搭載される導電性ボールの直径よりも若干大きい所定の開口寸法を有し、めっきのサイドスプレット現象によるR形状加工が施された多数のボール挿入孔を形成する第1マスク層をめっきで形成する第1マスク層形成工程と、前記ボール挿入孔のボール搭載側開口部周縁に前記ボール挿入孔よりも大径の直角形状のボール案内部を有する第2マスク層をめっきにより形成する第2マスク層形成工程と、前記レジストを除去するレジスト除去工程と、前記導電性母材から第1マスク層及び第2マスク層を剥がす剥離工程とからなることを特徴とするボール搭載マスクの製造方法。
JP2009016775A 2009-01-28 2009-01-28 ボール搭載マスク及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5279529B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009016775A JP5279529B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 ボール搭載マスク及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009016775A JP5279529B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 ボール搭載マスク及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010177347A JP2010177347A (ja) 2010-08-12
JP5279529B2 true JP5279529B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=42708014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009016775A Expired - Fee Related JP5279529B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 ボール搭載マスク及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5279529B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5491797B2 (ja) * 2009-08-21 2014-05-14 日立マクセル株式会社 導電性ボール配列用マスクの製造方法
KR102100867B1 (ko) 2013-06-26 2020-04-14 삼성전자주식회사 솔더 볼 탑재 장치
JP6302430B2 (ja) * 2015-06-08 2018-03-28 株式会社ボンマーク ボール配列用マスクの製造方法
KR101762647B1 (ko) * 2016-06-27 2017-07-31 (주) 에스에스피 마이크로 솔더볼용 범핑툴 제조방법
JP6758108B2 (ja) * 2016-06-30 2020-09-23 マクセルホールディングス株式会社 導電性ピラーの配列用マスクおよびその製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53120902A (en) * 1977-03-30 1978-10-21 Hitachi Ltd Screen printing mask and method of producing same
JPS63114983A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Dainippon Printing Co Ltd 金属の微細加工法
JP2005166893A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Hitachi Metals Ltd 微小ボール配列用マスク及びその製造方法
JP2006147697A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Hitachi Metals Ltd 導電性ボールの配列用マスク及びその製造方法
JP2007335828A (ja) * 2006-05-17 2007-12-27 Asahitec Co Ltd 導電性ボール配置用マスク及びその製造方法
JP4313814B2 (ja) * 2006-11-07 2009-08-12 新光電気工業株式会社 はんだボール搭載方法及びはんだボール搭載装置
JP2008153324A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Texas Instr Japan Ltd マイクロボール搭載方法および搭載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010177347A (ja) 2010-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5279529B2 (ja) ボール搭載マスク及びその製造方法
JP4306795B2 (ja) 配線基板、半導体パッケージ、電子機器及び配線基板の製造方法
US20220346217A1 (en) Manufacturing method for pcb with thermal conductor embedded therein, and pcb
US20140239490A1 (en) Packaging substrate and fabrication method thereof
US20060003495A1 (en) Method for fabricating an electronic component embedded substrate
US8058562B2 (en) Wiring substrate and method of manufacturing the same
JP2007013092A (ja) 配線基板の製造方法および半導体装置の製造方法
JP5379281B2 (ja) プリント基板の製造方法
JP6189592B2 (ja) 部品組込み型印刷回路基板及びその製造方法
JP2006229115A (ja) 配線基板製造用金属部材と、それを用いた配線基板の製造方法
US9040831B2 (en) Manufacturing method for printed circuit board
US20150101857A1 (en) Printed circuit board and method for manufacturing the same
JP2013106034A (ja) プリント回路基板の製造方法
JP5865769B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
JP5426567B2 (ja) プリント回路基板及びその製造方法並びにプリント回路基板製造用のパネル
JP2012169457A (ja) 配線基板の製造方法
JP5981680B1 (ja) シートコイルの製造方法
TWI554175B (zh) 銅箔基板的製作方法
JP2011029311A (ja) ボール搭載マスク、ボール吸着マスク並びに篩網及びその製造方法
JP2011171670A (ja) プリント基板およびその製造方法
JP2011192777A (ja) ボール搭載マスク及びその製造方法
JP2013054817A5 (ja)
JP5399012B2 (ja) プリント配線基板及びプリント配線基板におけるソルダーレジストの形成方法
JP2018006476A (ja) 配線板の製造方法
TWI640237B (zh) Thin type buried line roll manufacturing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5279529

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees