JP2007335828A - 導電性ボール配置用マスク及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電性ボールをベースの所定の位置に精度良く配置できるようにする。
【解決手段】メイン金属層20Aと第1サブ層30a,第2サブ層30bとからなり、導電性ボール収容貫通孔15を有するマスクである。メイン金属層20Aは、第1面21及びその反対側の面である第2面22と、第1面21と第2面22との間にわたって形成され導電性ボール収容貫通孔15の一部に該当する貫通孔25Aとを有し、その貫通孔25Aにおいて導電性ボール200の最大径部分に対応する。第1サブ層30a,第2サブ層30bは、メイン金属層20Aの第1面21及び第2面22の各面に対して設けられ、メイン金属層20Aの貫通孔25Aに対応し導電性ボール収容貫通孔15の他の一部に該当する貫通孔35a,35bを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウェハ等のベースの所定の位置に導電性ボールを配置するためのマスク及びその製造方法に関するものである。
半導体ウェハ等のベースに設けられた複数(多数)の電極に対して各種の電子部品(その接続端子)が接続されるために、例えば、次のようなことが行われている。
ベースに設けられた複数の電極に対して半田ボール(半田によって形成された微小なボール)が各々配置され、その半田ボール(導電性ボール)が配置されたベース全体が加熱されることによって、その各半田ボールが溶解し、それが冷却され固化することによって、その各半田ボールがベースの各電極に対して接着する。
こうして、その半田(半田ボール)が、各電極における接続端子となる。
そして、その各接続端子に対して、各種の電子部品(その接続端子)が接続される。
上述のようにベースの各電極に対して接続端子を形成する際の一部の工程として、ベースの各電極に対して半田ボールを配置するために、例えば、特許文献1のようなマスクが使用されている。
そのマスクは、第1面及びその反対側の面である第2面と、第1面と第2面との間にわたって形成された貫通孔(半田ボール収容貫通孔)とを有している。各貫通孔は、ベース(基板)に設けられた各電極に対応して形成されている。
そして、そのマスクがベースに対してセットされ(重ねられ)、そのマスクの上に多数の半田ボールが供給され、その各半田ボールが各貫通孔に収容される。
こうして、各電極に対して半田ボールが配置される。
ところで、半導体等を用いた電子装置については、近年ますます小型化及び高密度化が図られており、その一環として、ベース自体が小型化されるとともに、ベースに設けられた電極間の距離がより短くされようとしている。例えば、現在のところ、隣接する電極間の距離(両電極の中心同士の間の距離)は、150μm程度とされている。
ベースに設けられた電極間の距離(正確には、そのうち隣接する電極間の距離)が短いほど、各半田ボールは、各電極(その中央位置)に対して精度良く配置される必要がある。
それは、隣接する電極間の距離が短いほど、各半田ボールの位置が本来の位置(電極の中央位置)からずれた場合に、その半田ボール同士が接触して電気的に短絡が生ずるおそれが高くなるからである。
すなわち、前述したようにベース(その各電極)に対して半田ボールが配置された状態でベースが加熱され各半田ボールが溶解した際には、その半田ボールの高さが低くなるとともに、その半田ボールはベースの面方向に広がる。このため、半田ボールが本来の位置からずれて配置された場合には、加熱され溶解した際に、隣接する半田ボール同士が接触してしまうことが生じるおそれがあるのである。
特開2004−327536公報
本発明は、導電性ボールをベースの所定の位置に精度良く配置することができるマスク及びその製造方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、導電性ボール収容貫通孔を有し、ベースに対して重ねられた状態で当該導電性ボール収容貫通孔に導電性ボールが収容されることによって、当該導電性ボールが前記ベースの所定の位置に配置されるマスクであって、第1面及びその反対側の面である第2面と、前記第1面と前記第2面との間にわたって形成され前記導電性ボール収容貫通孔の一部に該当する貫通孔とを有し、その貫通孔において前記導電性ボールの最大径部分に対応するメイン層と、前記メイン層の第1面及び第2面の少なくとも一方の面に対して設けられ、前記メイン層の貫通孔に対応し前記導電性ボール収容貫通孔の他の一部に該当する貫通孔を有するサブ層とを有する、導電性ボール配置用マスクである。
メイン層の材質の代表例として金属がある(その場合、メイン層はメイン金属層ということができる)。しかしながら、メイン層は必ずしも金属によって形成される必要はなく、強度の強い(耐久性の高い)他の物質によって形成されていてもよい。
サブ層については、メイン層(その第1面及び第2面の少なくとも一方の面)の全面に設けられる態様に限らず、部分的に欠落した態様の場合も含まれる。
導電性ボールの代表例として、半田ボール(半田によって形成された微小のボール状のもの)がある。しかしながら、導電性ボールとしては、それに限らず、他の金属を中心部分に有し、その金属を半田が覆っているものや、全体が他の金属等によって形成されているものでもよい。
この導電性ボール配置用マスクは、ベースに対してセットされ(重ねられ)、その導電性ボール収容貫通孔に導電性ボールが収容されることによって、導電性ボールがベースの所定の位置に配置される。なお、この導電性ボール配置用マスクがベースに対して重ねられるという概念には、ベースに対して載置されるという態様に限らず、ベースに対して近接した状態とされるという態様も含まれる。このこと等のため、この導電性ボール配置用マスクとベースとの間に隙間がない場合に限らず、ベースとの間に隙間がある場合も含まれる。
この導電性ボール配置用マスクは、メイン層及び少なくとも1つのサブ層を有しており、各層に形成された貫通孔によって導電性ボール収容貫通孔が形成される。そして、メイン層の貫通孔において導電性ボールの最大径部分に対応する。
ここで、貫通孔が形成される材料の厚さが薄いほど、その貫通孔の実際の寸法については、その貫通孔の設定値との間における寸法の誤差(その誤差は寸法公差といわれている)が小さくなる。すなわち、貫通孔は、薄い材料に形成される場合ほど、設定値に近い寸法に形成されるのである。
この導電性ボール配置用マスクでは、導電性ボールの最大径部分に対応するものがメイン層であり、メイン層の貫通孔が導電性ボールの最大径部分の寸法に対応するように設定される。そして、メイン層の厚さは導電性ボール配置用マスク全体の厚さよりも薄いため、メイン層のみの1層で導電性ボール配置用マスクが形成される場合と比較して、貫通孔の寸法公差が小さくなる。
このため、この導電性ボール配置用マスクでは、ベースの所定の位置に対して、精度良く導電性ボールを配置することができるのである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の導電性ボール配置用マスクであって、前記第1面は、前記ベースに対して重ねられる側の面であり、前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部は、前記第1面の側から前記第2面の側に向かうにつれて徐々に大径になる、導電性ボール配置用マスクである。
「前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部は、前記第1面の側から前記第2面の側に向かうにつれて徐々に大径になる」を限定した態様として、「前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも前記第2面の側の一部は、前記第1面の側から前記第2面に到るにつれて徐々に大径になる」や、「前記メイン層の前記貫通孔は、前記第1面から前記第2面に到るにつれて徐々に大径になる」がある。
この発明の導電性ボール配置用マスクでは、請求項1に係る発明の導電性ボール配置用マスクの作用及び効果に加えて、次の作用及び効果が得られる。
すなわち、メイン層の貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部が第1面の側から第2面の側に向かうにつれて徐々に大径になるため、一般的に、この導電性ボール配置用マスクでは、導電性ボールが収容されやすいこととなる。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の導電性ボール配置用マスクであって、前記第1面は、前記ベースに対して重ねられる側の面であり、前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部は、前記第1面の側から前記第2面の側に向かうにつれて徐々に小径になる、導電性ボール配置用マスクである。
「前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部は、前記第1面の側から前記第2面の側に向かうにつれて徐々に小径になる」を限定した態様として、「前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも前記第1面の側の一部は、前記第1面から前記第2面に向かうにつれて徐々に小径になる」や、「前記メイン層の前記貫通孔は、前記第1面から前記第2面に到るにつれて徐々に小径になる」がある。
この発明の導電性ボール配置用マスクでは、請求項1に係る発明の導電性ボール配置用マスクの作用及び効果に加えて、次の作用及び効果が得られる。
すなわち、メイン層の貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも第1面の側の一部が第1面から第2面に向かうにつれて徐々に小径になるため、一般的に、この導電性ボール配置用マスクでは、一旦導電性ボール収容貫通孔に収容された導電性ボールがその導電性ボール収容貫通孔から抜け出ることが防止されることとなる。
請求項4に係る発明は、第1面及びその反対側の第2面並びに前記第1面と前記第2面との間にわたって形成された貫通孔を有するメイン層を用意する段階と、前記メイン層の第1面及び第2面のうちの少なくとも一方の面であるサブ層形成面に対して、前記メイン層の貫通孔に対応する貫通孔を有するサブ層を形成するサブ層形成段階とを有し、前記サブ層形成段階は、前記サブ層形成面に対して光硬化性フィルムを配設する光硬化性フィルム配設段階と、前記メイン層の貫通孔に対応する部分が光透過阻止部であり、それ以外のうち少なくとも前記光透過阻止部の周囲の部分が光透過部であるフォトレジストを前記光硬化性フィルムに対して配設してフォトレジスト配設体を形成するフォトレジスト配設段階と、前記フォトレジストの側から前記フォトレジスト配設体に対して光を照射して、前記光硬化性フィルムのうち前記光透過部に対応する部分を硬化させる光照射段階と、前記フォトレジスト配設体から前記フォトレジストを除去してフォトレジスト除去体を形成するフォトレジスト除去段階と、前記フォトレジスト除去体における前記光硬化性フィルムのうち前記光透過阻止部に対応する部分を溶解用液によって溶解させる溶解段階とを有する、導電性ボール配置用マスクの製造方法である。
この発明の導電性ボール配置用マスクの製造方法では、次のようにして、導電性ボール配置用マスクが製造される。
まず、第1面と第2面との間にわたって形成された貫通孔を有するメイン層が用意される。
次に、光硬化性フィルム配設段階において、メイン層のサブ層形成面に対して、光硬化性フィルムが配設される。
次に、フォトレジスト配設段階において、光硬化性フィルムに対してフォトレジストが配設されて、フォトレジスト配設体が形成される。フォトレジストのうちメイン層の貫通孔に対応する部分が光透過阻止部であり、それ以外のうち少なくとも前記光透過阻止部の周囲の部分が光透過部である。
次に、光照射段階において、フォトレジストの側からフォトレジスト配設体に対して光が照射されることによって、光硬化性フィルムのうちフォトレジストの光透過部に対応する部分のみが光を受け、その部分が硬化する。
次に、フォトレジスト除去段階において、フォトレジスト配設体からフォトレジストが除去されてフォトレジスト除去体が形成される。
次に、溶解段階において、フォトレジスト除去体における光硬化性フィルムのうち光透過阻止部に対応する部分(硬化した部分以外の部分)が溶解する。
こうして、メイン層の貫通孔に対応する貫通孔を有するサブ層が、メイン層のサブ層形成面に形成される。
必要に応じて、メイン層のもう1つのサブ層形成面に上述の一連の工程が繰り返されて、もう1つのサブ層が形成される。
こうして、この発明では、請求項1に係る発明の導電性ボール配置用マスクが容易に製造され得る。
請求項5に係る発明は、第1面及びその反対側の第2面並びに前記第1面と前記第2面との間にわたって形成された貫通孔を有するメイン層を用意する段階と、前記メイン層の第1面及び第2面のうちの少なくとも一方の面であるサブ層形成面に対して、前記メイン層の貫通孔に対応し当該貫通孔より若干大きい貫通孔を有するサブ層を形成するサブ層形成段階とを有し、前記サブ層形成段階は、前記サブ層形成面に対して光硬化性フィルムを配設する光硬化性フィルム配設段階と、前記メイン層の貫通孔に対応し当該貫通孔よりも若干大きい部分が光透過部であり、それ以外のうち少なくとも前記光透過部の周囲の部分が光透過阻止部であるフォトレジストを前記光硬化性フィルムに対して配設してフォトレジスト配設体を形成するフォトレジスト配設段階と、前記フォトレジストの側から前記フォトレジスト配設体に対して光を照射して、前記光硬化性フィルムのうち前記光透過部に対応する部分を硬化させてめっき阻止部を形成する光照射段階と、前記フォトレジスト配設体から前記フォトレジストを除去してフォトレジスト除去体を形成するフォトレジスト除去段階と、前記フォトレジスト除去体における前記光硬化性フィルムのうち前記めっき阻止部以外の部分を溶解用液によって溶解させ、前記サブ層形成面のうち前記めっき阻止部が形成されている部分以外の部分を露出させるサブ層形成面露出段階と、前記サブ層形成面のうち露出した部分に対してめっきによって金属層を形成するめっき段階と、前記めっき阻止部を溶解用液によって溶解させる溶解段階とを有する、導電性ボール配置用マスクの製造方法である。
この発明の導電性ボール配置用マスクの製造方法では、次のようにして、導電性ボール配置用マスクが製造される。
まず、第1面と第2面との間にわたって形成された貫通孔を有するメイン層が用意される。
次に、光硬化性フィルム配設段階において、メイン層のサブ層形成面に対して、光硬化性フィルムが配設される。
次に、フォトレジスト配設段階において、光硬化性フィルムに対してフォトレジストが配設されて、フォトレジスト配設体が形成される。フォトレジストのうちメイン層の貫通孔に対応し当該貫通孔よりも若干大きい部分が光透過部であり、それ以外のうち少なくとも前記光透過部の周囲の部分が光透過阻止部である。
次に、光照射段階において、フォトレジストの側からフォトレジスト配設体に対して光が照射されることによって、光硬化性フィルムのうちフォトレジストの光透過部に対応する部分のみが光を受け、その部分が硬化して、めっき阻止部が形成される。
次に、フォトレジスト除去段階において、フォトレジスト配設体からフォトレジストが除去されてフォトレジスト除去体が形成される。
次に、サブ層形成面露出段階において、フォトレジスト除去体における光硬化性フィルムのうちめっき阻止部以外の部分(光透過阻止部に対応する部分)が溶解し、サブ層形成面のうちめっき阻止部が設けられている部分以外の部分が露出する。
次に、めっき段階において、サブ層形成面のうち露出した部分に対して、めっきによって金属層(サブ層)が形成される。
次に、溶解段階において、めっき阻止部が溶解用液によって溶解し、その部分に貫通孔が形成される。
こうして、メイン層の貫通孔に対応し当該貫通孔より若干大きい貫通孔を有するサブ層が、メイン層のサブ層形成面に形成される。
必要に応じて、メイン層のもう1つのサブ層形成面に上述の一連の工程が繰り返されて、もう1つのサブ層が形成される。
こうして、この発明では、請求項1に係る発明の導電性ボール配置用マスク(サブ層の貫通孔はメイン層の貫通孔より若干大きい)が容易に製造され得る。
[実施形態1]
次に、本発明の実施形態1について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、この導電性ボール配置用マスク10Aは、半導体ウェハ等のベース100に対して使用される。ベース100には複数(多数)の電極110が設けられている。
図1及び図3に示すように、この導電性ボール配置用マスク10Aは、複数(多数)の導電性ボール収容貫通孔15を有している。各導電性ボール収容貫通孔15は、ベース100の各電極110に対応している。
導電性ボール配置用マスク10Aがベース100に対して所定の位置関係で重ねられることによって、図3に示すように、各導電性ボール収容貫通孔15がベースの各電極110(その位置)に合致する。
その状態で、各導電性ボール収容貫通孔15に半田ボール200(導電性ボール)が収容されることによって、ベース100の各電極110に対して半田ボール200が配置される(これらのことは後に詳述する)。
半田ボール200は、半田によって形成された微小なボールであり、少なくともほぼ球状(すなわち、球状又はほぼ球状)をしている。半田ボール200の直径は、例えば、80〜500μmである。
図2及び図3に示すように、この導電性ボール配置用マスク10Aは、メイン金属層20A(メイン層)と、2つのサブ層(第1サブ層30a,第2サブ層30b)から形成されている。
メイン金属層20Aは、薄板状又は薄膜状をしている。メイン金属層20Aは、ステンレス鋼,ニッケル,ニッケル合金等の金属によって形成されている。
メイン金属層20Aは第1面21及び第2面22を有している。ベース100に載置される側の面(下面)のことを第1面21といい、その反対側の面(上面)のことを第2面22ということとする。
第1サブ層30aは、メイン金属層20Aの第1面21に対して設けられている。
第2サブ層30bは、メイン金属層20Aの第2面22に対して設けられている。
第1サブ層30aについては、メイン金属層20Aの第1面21の全面に及んでいる場合、及び、メイン金属層20Aの第1面21の全面には及んでおらず、そのうちの一部が欠落している場合がある。第2サブ層30bについても同様である。
第1サブ層30a及び第2サブ層30bも、薄板状又は薄膜状をしている。第1サブ層30a及び第2サブ層30bは、合成樹脂(アクリル系,エポキシ系等)によって形成されている。
なお、第1サブ層30aの下面に、複数(多数)の突起状の脚部が形成されていてもよい。その場合は、導電性ボール配置用マスク10Aがベース100に対して載置されて重ねられた際に、第1サブ層30a(導電性ボール配置用マスク10A)のうち脚部が形成されていない部分とベース100との間に隙間が生ずる。
一方、脚部が形成されておらず、導電性ボール配置用マスク10Aがベース100に対して載置されて重ねられた際に、第1サブ層30a(導電性ボール配置用マスク10A)とベース100とが接触する態様でもよい(図3には、その場合が示されている)。
メイン金属層20Aの厚さは、例えば、50〜150μmである。
第1サブ層30aの厚さ(脚部が形成されている場合は、その脚部を含む)及び第2サブ層30bの厚さは、ともに、例えば、50〜200μmである。
導電性ボール配置用マスク10A全体の厚さは、例えば、150〜550μmである。
各導電性ボール収容貫通孔15は、メイン金属層20A並びに第1サブ層30a及び第2サブ層30bにわたって形成されている。
すなわち、メイン金属層20Aに複数の貫通孔25Aが形成され、第1サブ層30a及び第2サブ層30bにも、各々、複数の貫通孔35a,35bが形成されている。貫通孔25A,貫通孔35a,貫通孔35bは、いずれも導電性ボール収容貫通孔15の一部に該当し、各貫通孔25A,貫通孔35a,貫通孔35bによって各導電性ボール収容貫通孔15が形成されているといえる。
メイン金属層20Aの各貫通孔25Aは円形状をしており、各貫通孔25Aの位置は、ベース100に設けられた各電極110の位置に対応している。
第1サブ層30aの各貫通孔35a及び第2サブ層30bの各貫通孔35bも円形状をしており、それら各貫通孔35a,35bの位置は、メイン金属層20Aの各貫通孔25Aの位置に対応している。
こうして、前述したように、各導電性ボール収容貫通孔15の位置は、ベース100の各電極110の位置に対応しているのである。
図3に示すように、メイン金属層20Aの各貫通孔25Aの直径は、半田ボール200の直径に対応している。すなわち、半田ボール200の直径よりも若干大きな直径を有している。具体的には、例えば、半田ボール200の直径よりも20μm程度大きな直径を有するように設定されている。
第1サブ層30aの各貫通孔35a及び第2サブ層30bの各貫通孔35bの直径は、メイン金属層20Aの貫通孔25Aの直径よりも若干大きくなるように設定されている。
そして、導電性ボール配置用マスク10Aが水平なベース100(その上面)に対してセットされた状態(所定の位置関係で載置されて重ねられた状態)で、導電性ボール収容貫通孔15に半田ボール200が収容された際(その際、半田ボール200は電極110の上に載置される)に、メイン金属層20Aの貫通孔25Aが、半田ボール200の中央高さ部分である最大径部分(縦断面において水平方向に最も大径となる部分)に対応する。
また、上述の際に、電極110(その上面)と導電性ボール配置用マスク10Aの最も上の面(第2サブ層30bの上面)との間の距離は、半田ボール200の高さ(直径)の0.8倍〜1.4倍である。
メイン金属層20A,第1サブ層30a,第2サブ層30bの厚みと、半田ボール200の直径との間には、そのような寸法関係がある。すなわち、半田ボール200の直径に対応して、そのように各層(メイン金属層20A,第1サブ層30a,第2サブ層30b)の厚みが設定されている。
ベース100(図1)には複数の位置決め用標識(図示省略)が設けられており、それらに対応して、導電性ボール配置用マスク10Aにも複数の位置決め用標識(図示省略)が設けられている。
次に、この導電性ボール配置用マスク10Aの製造方法について、図10A〜図10Cに基づいて説明する。
まず、メイン金属層20A(図10A)が、次のいずれかの公知の方法又はその他の方法で製造される。
第1の方法としては、金属板(20A)が用意され、その金属板(20A)の所定の各部位にレーザが照射されて、貫通孔25Aが形成される。
第2の方法としては、金属板(20A)が用意され、エッチングによって、その金属板(20A)の所定の各部位に、所定の大きさの貫通孔25Aが形成される。すなわち、金属板(20A)の両面にマスクが配設され、エッチング液に浸される。そのマスクには、金属板(20A)のうち各貫通孔25Aが形成される部分に対応して、開口が形成されている。こうして、金属板(20A)のうちマスクの各開口によって露出する部分が腐食して、その部分に貫通孔25Aが形成される。
第3の方法としては、電鋳法がある。すなわち、所定の母型が用意され、その母型の表面のうち、メイン金属層20Aの各貫通孔25Aが形成される部位にレジストが配設される。その状態で、その母型の表面に対して電気めっきが行われ、そのめっきの層が所定の厚みになった状態で、そのめっきの層が母型から剥離される。こうして、所定の部位に所定の大きさの貫通孔25Aを有する金属板(メイン金属層20A)が形成される。
次に、メイン金属層20Aの第1面21に対して、以下のように、第1サブ層30aが形成される。この場合、その第1面21が、本発明のサブ層形成面に該当する。
まず、図10Aに示すように、メイン金属層20A(金属板)の第1面21に対して、光硬化性フィルム40Aが貼着される。この段階が光硬化性フィルム配設段階である。
光硬化性フィルム40Aは、アクリル系,エポキシ系等の合成樹脂によって形成されており、光が照射されることによって硬化する性質を有している。
次に、同じく図10Aに示すように、光硬化性フィルム40Aに対して、フォトレジスト50Aが載置(配設)される。こうして、3層体(フォトレジスト配設体)(符号省略)が形成される。この段階がフォトレジスト配設段階である。
フォトレジスト50Aのうちメイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応する部分は光透過阻止部55とされており(すなわち、黒色をしており)、それ以外の部分は光透過部56とされている(すなわち、透明である)。
なお、フォトレジスト50Aのうちメイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応する部分以外の部分のすべてが光透過部56である態様(上述)のほか、メイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応する部分の周囲の部分のみが光透過部56である、という態様でもよい。
メイン金属層20A及びフォトレジスト50Aのうち各々相互に対応する位置に複数の位置決め用標識(図示省略)が設けられており、それら各位置決め用標識同士が合致するように、フォトレジスト50Aが光硬化性フィルム40Aに対して貼着される。こうして、フォトレジスト50Aは、光硬化性フィルム40Aに対して、上述した所定の位置関係で貼着される。
次に、同じく図10Aに示すように、その3層体に対して、フォトレジスト50Aの側から、光が照射される。この段階が光照射段階である。
これによって、フォトレジスト50Aのうちの光透過部56を光が透過し、光硬化性フィルム40Aのうちの光透過部56に対応する部分に光が到達し、その部分が、硬化するとともにメイン金属層20A(第1面21)に対して強固に固着する。こうして、硬化合成樹脂層46(第1サブ層30a)が形成される(図10Bも参照)。
一方、光硬化性フィルムのうちの光透過阻止部55に対応する部分(メイン金属層20Aの貫通孔25Aに対応する部分)には光が到達せず、その部分は硬化しない。それを未硬化部分41(図10B)ということとする。
次に、図10Bに示すように、上述の3層体(フォトレジスト配設体)からフォトレジスト50A(図10A)が取り外され(除去され)、メイン金属層20A及び光硬化性フィルム40Aの2層体(フォトレジスト除去体)(符号省略)が形成される。この段階がフォトレジスト除去段階である。
次に、その2層体は、溶解用液(例えば、0.8〜1.3wt%の無水炭酸ナトリウム水溶液)に浸漬される。こうして、図10B→図10Cに示すように、その溶解用液によって光硬化性フィルム40Aのうちの未硬化部分41が溶解し、硬化合成樹脂層46(第1サブ層30a)に貫通孔35aが形成される。この段階が溶解段階である。
硬化合成樹脂層46は本来的に貫通孔35aを有しており、その貫通孔35aに詰まっていた未硬化部分41が溶解することによって、その貫通孔35aが露出状態となる、ともいえる。
以上のようにして、図10Cに示すように、メイン金属層20Aの第1面21に対して、貫通孔25Aに対応する貫通孔35aを有する第1サブ層30aが形成される。
次に、上述の2層体(符号省略)が上下反転され、上述と同様にして、メイン金属層20Aの第2面22に対して第2サブ層30b(図10Cでは2点鎖線で仮想的に示されている)が形成される。
こうして、導電性ボール配置用マスク10A(図3)が製造される。
次に、この導電性ボール配置用マスク10Aの使用方法について、図1及び図3に基づいて説明する。
以下のようにして、半導体ウェハ等のベース100(図1)の電極110に対して、接続端子が形成される。そのうちの一部の工程のために、この導電性ボール配置用マスク10Aが使用される。
まず、予め、半導体ウェハ等のベース100の各電極110に接着剤が付着される。その際、電極110にのみ接着剤が付着するように、所定のマスクが使用される。
次に、図1及び図3に示すように、ベース100に対して、導電性ボール配置用マスク10Aがセット(載置)される。すなわち、導電性ボール配置用マスク10Aは、ベース100(その上面)に対して重ねられる。
その際、ベース100の各位置決め用標識(前述)と導電性ボール配置用マスク10Aの各位置決め用標識(前述)とが合致するようにされる。こうして、前述したように、ベース100と導電性ボール配置用マスク10Aとの相対的位置関係が所定のものにされる。すなわち、ベース100の各電極110に、導電性ボール配置用マスク10Aの各導電性ボール収容貫通孔15が合致する。
次に、図3に示すように、多数の半田ボール200が、導電性ボール配置用マスク10Aの上面に対して供給され、その各半田ボール200は、専用のブラシ又はスキージ等で、導電性ボール配置用マスク10Aの上面において移動される。
それによって、各半田ボール200は、導電性ボール配置用マスク10Aの各導電性ボール収容貫通孔15に収容される。
こうして、各電極110に対して半田ボール200が配置される。各半田ボール200は、接着剤(前述)によって、各電極110に対して仮に接着する。
その後、ベース100から導電性ボール配置用マスク10Aが取り除かれ、温風によってベース100とともに半田ボール200が加熱される。それによって半田ボール200が溶解する。
その後に、ベース100とともに半田ボール200が冷却されることによって、半田ボール200が固化する。
こうして、その半田(半田ボール200)が、電極110における接続端子となる。
次に、この導電性ボール配置用マスク10Aの作用及び効果について、図3に基づいて説明する。
前述したように、この導電性ボール配置用マスク10Aは、メイン金属層20A並びに第1サブ層30a及び第2サブ層30bの3層構造をしており、導電性ボール配置用マスク10A全体の厚さで半田ボール200の高さ(直径)に対応する。
このため、メイン金属層20Aのみの1層で半田ボール200の高さ(直径)に対応する場合と比較して(すなわち、導電性ボール配置用マスク10A全体の厚さと比較して)、メイン金属層20Aの厚さが薄くされ得る。
このため、メイン金属層20Aの貫通孔25Aの大きさの寸法公差が安定する。
すなわち、前述したように、メイン金属層20Aの貫通孔25Aの直径は半田ボール200の直径よりも若干大きい(例えば半田ボール200の直径よりも20μm程度大きい)ように設定されているのであるが、前述したメイン金属層20Aの製造工程(第1〜第3のいずれの方法でも)において、その実際の貫通孔25Aには、その所定の設置値との間における寸法の誤差(その誤差は寸法公差といわれている)が生ずる。
ここで、その寸法公差は、貫通孔25Aが形成される材料(この場合、メイン金属層20A)の厚さが厚いほど大きく、厚さが薄いほど小さくなる。
そして、この導電性ボール配置用マスク10Aでは、半田ボール200の直径(縦断面における水平方向の直径)に対応するものがメイン金属層20Aであり、メイン金属層20Aの厚さは導電性ボール配置用マスク10A全体の厚さよりも薄いため、メイン金属層20Aのみの1層で導電性ボール配置用マスク10Aが形成される場合と比較して、貫通孔25Aの寸法公差が小さくなる。
このため、この導電性ボール配置用マスク10Aでは、各電極110(その中央位置)に対して、精度良く半田ボール200を配置することができるのである。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2の導電性ボール配置用マスク10Bについて、図2及び図3に基づいて説明する。
この実施形態2は実施形態1の変更例であり、実施形態1との相違点を中心に説明する。対応する要素については同一の又は対応する符号を付して、その説明を適宜省略する。このことは以下同様である。
この導電性ボール配置用マスク10Bにおいては、第1サブ層30a及び第2サブ層30bも、金属によって形成されている。その点において、実施形態1の導電性ボール配置用マスク10Aと相違する。金属としては、ステンレス鋼,ニッケル,ニッケル合金等がある。
そして、導電性ボール配置用マスク10Bにおいても、実施形態1の導電性ボール配置用マスク10Aと同様の作用及び効果が得られる。
次に、この導電性ボール配置用マスク10Bの2種類の製造方法について説明する。
導電性ボール配置用マスク10Bの第1の製造方法は、次のとおりである。図11A〜図11Eに基づいて説明する。
まず、メイン金属層20A(図11A)が、実施形態1の場合と同様に製造される。
次に、メイン金属層20Aの第1面21に対して、以下のように、第1サブ層30aが形成される。この場合、その第1面21が、本発明のサブ層形成面に該当する。
まず、図11Aに示すように、メイン金属層20A(金属板)の第1面21に対して、光硬化性フィルム40Bが貼着される。この段階が光硬化性フィルム配設段階である。
光硬化性フィルム40Bは、アクリル系,エポキシ系等の合成樹脂によって形成されており、光が照射されることによって硬化する性質を有している。
次に、同じく図11Aに示すように、光硬化性フィルム40Bに対して、フォトレジスト50Bが載置(配設)される。こうして、3層体(フォトレジスト配設体)(符号省略)が形成される。この段階がフォトレジスト配設段階である。
フォトレジスト50Bのうちメイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応する部分は光透過部56とされており(すなわち、透明であり)、それ以外の部分は光透過阻止部55とされている(すなわち、黒色をしている)。各光透過部56は、対応する各貫通孔25Aよりも若干大きなものとされている。
なお、フォトレジスト50Bのうちメイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応する部分以外の部分のすべてが光透過阻止部55である態様(上述)のほか、メイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応する部分の周囲の部分のみが光透過阻止部55である、という態様でもよい。
実施形態1の場合と同様に、メイン金属層20A及びフォトレジスト50Bのうち各々相互に対応する位置に複数の位置決め用標識(図示省略)が設けられており、それら各位置決め用標識同士が合致するように、フォトレジスト50Bが光硬化性フィルム40Bに対して貼着される。こうして、フォトレジスト50Bは、光硬化性フィルム40Bに対して、上述した所定の位置関係で貼着される。
次に、同じく図11Aに示すように、その3層体に対して、フォトレジスト50Bの側から光が照射される。この段階が光照射段階である。
これによって、フォトレジスト50Bのうちの光透過部56を光が透過し、光硬化性フィルム40Bのうちの光透過部56に対応する部分に光が到達して、その部分が、硬化するとともにメイン金属層20A(第1面21)に対して強固に固着する。こうして、合成樹脂のめっき阻止部47が形成される(図11Bも参照)。
一方、光硬化性フィルム40Bのうちの光透過阻止部55に対応する部分には光が到達せず、その部分は硬化しない。それを未硬化部分42(図11B)ということとする。
各めっき阻止部47は、メイン金属層20Aの各貫通孔25Aに対応してメイン金属層20Aの上に形成され、各貫通孔25Aよりも若干大きな形状を有している。このため、各めっき阻止部47は、そのうちの各貫通孔25Aよりも大きな部分(円環状をなす)において、メイン金属層20Aに対して固着する。
次に、図11Bに示すように、上述の3層体(フォトレジスト配設体)からフォトレジスト50B(図11A)が取り外され(除去され)、メイン金属層20A及び光硬化性フィルム40Bの2層体(フォトレジスト除去体)(符号省略)が形成される。この段階がフォトレジスト除去段階である。
次に、その2層体は、溶解用液(例えば、0.8〜1.3wt%の無水炭酸ナトリウム水溶液)に浸漬される。
こうして、図11B→図11Cに示すように、その溶解用液によって光硬化性フィルム40Bのうちの未硬化部分42が溶解し、メイン金属層20Aの第1面21のうち、めっき阻止部47が設けられている部分以外の部分(光透過阻止部55に対応する部分)が露出する。この段階がサブ層形成面露出段階である。
次に、図11C→図11Dに示すように、メイン金属層20Aの第1面21(サブ層形成面)のうち露出した部分に対して、電気めっきによって、ニッケル等からなる金属層32(第1サブ層30a)が形成される。この段階がめっき段階である。
すなわち、メイン金属層20Aの第1面21の側に対して電気めっきが行われることによって、図11Dに示すように、第1面21のうち露出している部分(めっき阻止部47が設けられていない部分)に金属層32(第1サブ層30a)が形成される。一方、めっき阻止部47(合成樹脂)には、金属層(32)は形成されない。
こうして、メイン金属層20A並びに金属層32及びめっき阻止部47の2層体(符号省略)が形成される。
次に、その2層体は、溶解用液(例えば、2.5〜3.5wt%の水酸化ナトリウム水溶液、又は、5〜10vol%のアミン系剥離剤水溶液)に浸漬される。
こうして、図11D→図11Eに示すように、その溶解用液によってめっき阻止部47が溶解し、金属層32(第1サブ層30a)に貫通孔35aが形成される。この段階が溶解段階である。
金属層32は本来的に貫通孔35aを有しており、その貫通孔35aに詰まっていためっき阻止部47が溶解することによって、その貫通孔35aが露出状態となる、ともいえる。
以上のようにして、図11Eに示すように、メイン金属層20Aの第1面21に対して、貫通孔25Aに対応し貫通孔25Aよりも若干大径の貫通孔35aを有する第1サブ層30aが形成される。
次に、上述の2層体(符号省略)が上下反転され、上述と同様にして、メイン金属層20Aの第2面22に対して第2サブ層30b(図11Eでは2点鎖線で仮想的に示されている)が形成される。
こうして、導電性ボール配置用マスク10B(図3)が製造される。
導電性ボール配置用マスク10Bの第2の製造方法は、次のとおりである。
第1サブ層30a及び第2サブ層30b(図2及び図3)は、メイン金属層20Aと同様に製造される。すなわち、レーザ,エッチング,電鋳法等によって製造される。
メイン金属層20Aと同様に、第1サブ層30a及び第2サブ層30bにも、各々相互に対応する複数の位置決め用標識(図示省略)が設けられている。
そして、第1サブ層30aの位置決め用標識がメイン金属層20Aの位置決め用標識に合致するようにして、第1サブ層30aが、メイン金属層20Aの第1面21に貼着される。
同様にして、第2サブ層30bが、メイン金属層20Aの第2面22に貼着される。
こうして、この導電性ボール配置用マスク10Bが製造される。
なお、この実施形態2の変形例として、第1サブ層30a及び第2サブ層30bのうちのいずれか一方が実施形態1のように合成樹脂によって形成され、他方が実施形態2のように金属によって形成されている、という態様がある。
[実施形態3]
次に、本発明の実施形態3の導電性ボール配置用マスク10Cについて、図4に基づいて説明する。この実施形態3は実施形態1又は2の変更例であり、実施形態1等との相違点を中心に説明する。
この導電性ボール配置用マスク10Cのメイン金属層20Cの貫通孔25Cは、第2面22(上面)から第1面21(下面)に到るにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしている。
この導電性ボール配置用マスク10Cでは、メイン金属層20Cの貫通孔25Cのうち、半田ボール200の中央高さ部分に対応する高さ部分が、半田ボール200の直径に対応する(例えば半田ボール200の直径よりも20μm程度大きい)ように設定されている。
この導電性ボール配置用マスク10Cでは、メイン金属層20Cの貫通孔25Cが第2面22(上面)から第1面21(下面)に向かうにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしているため、逆にいうと、第1面21(下面)から第2面22(上面)に向かうにつれて徐々に大径となる。
このため、この導電性ボール配置用マスク10Cでは、一般的に、導電性ボール収容貫通孔15に半田ボール200を収容しやすいという利点がある。
[実施形態4]
次に、本発明の実施形態4の導電性ボール配置用マスク10Dについて、図5に基づいて説明する。この実施形態4も実施形態1又は2の変更例であり、実施形態1等との相違点を中心に説明する。
この導電性ボール配置用マスク10Dのメイン金属層20Dの貫通孔25Dは、第1面21(下面)から第2面22(上面)に到るにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしている。
この導電性ボール配置用マスク10Dでは、メイン金属層20Dの貫通孔25Dのうち最も上の部分、すなわち、貫通孔25Dのうちメイン金属層20Dの第2面22(上面)の部分が、半田ボール200の直径に対応する(例えば半田ボール200の直径よりも20μm程度大きい)ように設定されている。
この導電性ボール配置用マスク10Dでは、メイン金属層20Dの貫通孔25Dが第1面21(下面)から第2面22(上面)に向かうにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしているため、一般的に、一旦導電性ボール収容貫通孔15に収容された半田ボール200がその導電性ボール収容貫通孔15から抜け出ることが防止される。
[実施形態5]
次に、本発明の実施形態5の導電性ボール配置用マスク10Eについて、図6に基づいて説明する。この実施形態5は、実施形態1又は2と関連する形態であり、実施形態1等との相違点を中心に説明する。
この導電性ボール配置用マスク10Eは、メイン金属層20Eとサブ層30との2層構造を有している。メイン金属層20Eの第1面21(下面)にサブ層30が形成されている。サブ層30は、合成樹脂又は金属によって形成されている。
メイン金属層20Eの厚さは、例えば、50〜350μmである。サブ層30の厚さは、例えば、50〜200μmである。導電性ボール配置用マスク10E全体の厚さは、例えば、100〜550μmである。
そして、導電性ボール配置用マスク10Eが水平なベース100(その表面)に対してセット(載置)された際に、半田ボール200の中央高さ部分(縦断面において水平方向に最も大径となる部分)がメイン金属層20Eに対応するようにされている。
この導電性ボール配置用マスク10Eでも、実施形態1等と同様の作用及び効果が得られる。
すなわち、この導電性ボール配置用マスク10Eでも、メイン金属層20Eの厚さは導電性ボール配置用マスク10E全体の厚さよりも薄いため、メイン金属層20Eの貫通孔25Eの大きさの寸法公差が安定する。このため、この導電性ボール配置用マスク10Eでは、各電極110(その中央位置)に対して、精度良く半田ボール200を配置することができる。
[実施形態6]
次に、本発明の実施形態6の導電性ボール配置用マスク10Fについて、図7に基づいて説明する。この実施形態6は、実施形態5の変更例であり、実施形態5との相違点を中心に説明する。
この導電性ボール配置用マスク10Fは、メイン金属層20Fとサブ層30との2層構造を有している。サブ層30は、メイン金属層20Fの第2面22(上面)に形成されている。すなわち、実施形態6の導電性ボール配置用マスク10Fは、実施形態5の導電性ボール配置用マスク10Eが上下反転された構造を有している。
そして、この実施形態6の導電性ボール配置用マスク10Fでも、実施形態5の導電性ボール配置用マスク10Eと同様の作用及び効果が得られる。
[実施形態7]
次に、本発明の実施形態7の導電性ボール配置用マスク10Gについて、図8に基づいて説明する。この実施形態7も実施形態5の変更例であり、実施形態5との相違点を中心に説明する。
この導電性ボール配置用マスク10Gのメイン金属層20Gの貫通孔25Gは、第2面22(上面)から第1面21(下面)に到るにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしている。
この導電性ボール配置用マスク10Gでは、メイン金属層20Gの貫通孔25Gのうち、半田ボール200の中央高さ部分に対応する高さ部分が、半田ボール200の直径に対応する(例えば半田ボール200の直径よりも20μm程度大きい)ように設定されている。
この導電性ボール配置用マスク10Gでは、メイン金属層20Gの貫通孔25Gが第2面22(上面)から第1面21(下面)に向かうにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしているため、この導電性ボール配置用マスク10Gでも、半田ボール200を収容しやすいという利点がある。
[実施形態8]
次に、本発明の実施形態8の導電性ボール配置用マスク10Hについて、図9に基づいて説明する。この実施形態8も実施形態5の変更例であり、実施形態5との相違点を中心に説明する。
この導電性ボール配置用マスク10Hのメイン金属層20Hの貫通孔25Hは、第1面21(下面)から第2面22(上面)に到るにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしている。
この導電性ボール配置用マスク10Hでは、メイン金属層20Hの貫通孔25Hのうち最も上の部分、すなわち、貫通孔25Hのうちメイン金属層20Hの第2面22(上面)の部分が、半田ボール200の直径に対応する(例えば半田ボール200の直径よりも20μm程度大きい)ように設定されている。
この導電性ボール配置用マスク10Hでも、メイン金属層20Hの貫通孔25Hが第1面21(下面)から第2面22(上面)に向かうにつれて徐々に小径になるようにテーパ状をしているため、一旦導電性ボール収容貫通孔15に収容された半田ボール200がその導電性ボール収容貫通孔15から抜け出ることが防止される。
なお、上述のものはあくまで本発明の数例の実施形態に過ぎず、それによって本発明の範囲が限定されるものではない。
本発明の範囲は特許請求の範囲の記載及びその精神に基づいて定められるのであり、本発明に含まれる態様として、その範囲内で種々の変更及び修正をされたものがあり得ることは、当業者にとって明らかである。
例えば、各実施形態の特徴を任意に組み合わせた態様が考えられる。
また、サブ層(第1サブ層及び/又は第2サブ層)の貫通孔もテーパ状(上方から下方に向かうにつれて小径又は大径になる)とされていてもよい。
また、メイン金属層及び/又はサブ層(第1サブ層及び/又は第2サブ層)の貫通孔のうちの中途高さ位置から上方の部分が、下方から上方に向かうにつれて徐々に小径又は大径となっていてもよい。
メイン金属層及び/又はサブ層(第1サブ層及び/又は第2サブ層)の貫通孔のうちの中途高さ位置から下方の部分が、下方から上方に向かうにつれて徐々に小径又は大径となっていてもよい。
また、メイン金属層及び/又はサブ層(第1サブ層及び/又は第2サブ層)の貫通孔のうち、第1の中途高さ位置と第2の中途高さ位置との間の部分が、下方から上方に向かうにつれて徐々に小径又は大径となっていてもよい。
また、メイン金属層及び/又はサブ層(第1サブ層及び/又は第2サブ層)の貫通孔のうちの中途高さ位置から上方の部分が上方から下方に向かうにつれて徐々に小径となり、その中途高さ位置から下方の部分が上方から下方に向かうにつれて徐々に大径となるという2重のテーパ状であってもよい。
逆に、メイン金属層及び/又はサブ層(第1サブ層及び/又は第2サブ層)の貫通孔のうちの中途高さ位置から上方の部分が上方から下方に向かうにつれて徐々に大径となり、その中途高さ位置から下方の部分が上方から下方に向かうにつれて徐々に小径となるという2重のテーパ状であってもよい。
また、1つのメイン層及び1つ又は2つのサブ層からなる2層又は3層の態様に限らず、それらに対して他の1つ又は複数の層が付加された態様もあり得る。
本発明の実施形態1の導電性ボール配置用マスク及びその使用方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態1及び2の導電性ボール配置用マスクを示す分解斜視図である。 本発明の実施形態1及び2の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態3の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態4の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態5の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態6の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態7の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態8の導電性ボール配置用マスクを示す縦断面図である。 本発明の実施形態1の導電性ボール配置用マスクの製造方法の一段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態1の導電性ボール配置用マスクの製造方法の次の段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態1の導電性ボール配置用マスクの製造方法の次の段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2の導電性ボール配置用マスクの製造方法の一段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2の導電性ボール配置用マスクの製造方法の次の段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2の導電性ボール配置用マスクの製造方法の次の段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2の導電性ボール配置用マスクの製造方法の次の段階を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2の導電性ボール配置用マスクの製造方法の次の段階を示す縦断面図である。
符号の説明
10A〜10H 導電性ボール配置用マスク
15 導電性ボール収容貫通孔
20A〜20H メイン金属層(メイン層)
21 第1面
22 第2面
25A〜25H 貫通孔
30a 第1サブ層(サブ層)
30b 第2サブ層(サブ層)
30 サブ層
35a,35b 貫通孔
40A,40B 光硬化性フィルム
47 めっき阻止部
50A,50B フォトレジスト
55 光透過阻止部
56 光透過部
100 ベース
110 電極
200 半田ボール(導電性ボール)

Claims (5)

  1. 導電性ボール収容貫通孔を有し、ベースに対して重ねられた状態で当該導電性ボール収容貫通孔に導電性ボールが収容されることによって、当該導電性ボールが前記ベースの所定の位置に配置されるマスクであって、
    第1面及びその反対側の面である第2面と、前記第1面と前記第2面との間にわたって形成され前記導電性ボール収容貫通孔の一部に該当する貫通孔とを有し、その貫通孔において前記導電性ボールの最大径部分に対応するメイン層と、
    前記メイン層の第1面及び第2面の少なくとも一方の面に対して設けられ、前記メイン層の貫通孔に対応し前記導電性ボール収容貫通孔の他の一部に該当する貫通孔を有するサブ層と
    を有する、導電性ボール配置用マスク。
  2. 請求項1に記載の導電性ボール配置用マスクであって、
    前記第1面は、前記ベースに対して重ねられる側の面であり、
    前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部は、前記第1面の側から前記第2面の側に向かうにつれて徐々に大径になる、
    導電性ボール配置用マスク。
  3. 請求項1に記載の導電性ボール配置用マスクであって、
    前記第1面は、前記ベースに対して重ねられる側の面であり、
    前記メイン層の前記貫通孔のうちのその厚み方向における少なくとも一部は、前記第1面の側から前記第2面の側に向かうにつれて徐々に小径になる、
    導電性ボール配置用マスク。
  4. 第1面及びその反対側の第2面並びに前記第1面と前記第2面との間にわたって形成された貫通孔を有するメイン層を用意する段階と、
    前記メイン層の第1面及び第2面のうちの少なくとも一方の面であるサブ層形成面に対して、前記メイン層の貫通孔に対応する貫通孔を有するサブ層を形成するサブ層形成段階とを有し、
    前記サブ層形成段階は、
    前記サブ層形成面に対して光硬化性フィルムを配設する光硬化性フィルム配設段階と、
    前記メイン層の貫通孔に対応する部分が光透過阻止部であり、それ以外のうち少なくとも前記光透過阻止部の周囲の部分が光透過部であるフォトレジストを前記光硬化性フィルムに対して配設してフォトレジスト配設体を形成するフォトレジスト配設段階と、
    前記フォトレジストの側から前記フォトレジスト配設体に対して光を照射して、前記光硬化性フィルムのうち前記光透過部に対応する部分を硬化させる光照射段階と、
    前記フォトレジスト配設体から前記フォトレジストを除去してフォトレジスト除去体を形成するフォトレジスト除去段階と、
    前記フォトレジスト除去体における前記光硬化性フィルムのうち前記光透過阻止部に対応する部分を溶解用液によって溶解させる溶解段階と
    を有する、導電性ボール配置用マスクの製造方法。
  5. 第1面及びその反対側の第2面並びに前記第1面と前記第2面との間にわたって形成された貫通孔を有するメイン層を用意する段階と、
    前記メイン層の第1面及び第2面のうちの少なくとも一方の面であるサブ層形成面に対して、前記メイン層の貫通孔に対応し当該貫通孔より若干大きい貫通孔を有するサブ層を形成するサブ層形成段階とを有し、
    前記サブ層形成段階は、
    前記サブ層形成面に対して光硬化性フィルムを配設する光硬化性フィルム配設段階と、
    前記メイン層の貫通孔に対応し当該貫通孔よりも若干大きい部分が光透過部であり、それ以外のうち少なくとも前記光透過部の周囲の部分が光透過阻止部であるフォトレジストを前記光硬化性フィルムに対して配設してフォトレジスト配設体を形成するフォトレジスト配設段階と、
    前記フォトレジストの側から前記フォトレジスト配設体に対して光を照射して、前記光硬化性フィルムのうち前記光透過部に対応する部分を硬化させてめっき阻止部を形成する光照射段階と、
    前記フォトレジスト配設体から前記フォトレジストを除去してフォトレジスト除去体を形成するフォトレジスト除去段階と、
    前記フォトレジスト除去体における前記光硬化性フィルムのうち前記めっき阻止部以外の部分を溶解用液によって溶解させ、前記サブ層形成面のうち前記めっき阻止部が形成されている部分以外の部分を露出させるサブ層形成面露出段階と、
    前記サブ層形成面のうち露出した部分に対してめっきによって金属層を形成するめっき段階と、
    前記めっき阻止部を溶解用液によって溶解させる溶解段階と
    を有する、導電性ボール配置用マスクの製造方法。
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