JP5278960B2 - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体発光素子の製造方法に関し、特に半導体発光素子の電極構造の形成方法の改善に関するものである。
近年、AlxInyGa1-x-yNで表される窒化ガリウム系半導体が、青色または緑色で発光し得るLED(発光ダイオード)の材料として注目されている。このような化合物半導体材料をLEDに使用することにより、これまで困難であった発光強度の高い青色発光や緑色発光などが可能となった。
このように発光能力が改善されたLEDは、屋外照明用途におけるように、従来に比べて高温で多湿という厳しい環境下でも使用されるようになってきた。したがって、そのような厳しい環境下においてLEDの電極のマイグレーションによる劣化を防ぐために、電極の表面にSiOx、SiNxなどの絶縁性保護膜を形成することが一般的となってきた。
そのような電極保護膜構造とその形成方法を開示している文献として、例えば特許文献1の特開2003−168823号公報および特許文献2の特開2006−41403号公報が存在している。
ここで、代表的な窒化物半導体発光素子の構造が、例示的に説明される。一般的LEDにおいては、サファイア基板上にn型窒化物半導体層およびp型窒化物半導体層が積層され、これらn型とp型の窒化物半導体層へ電気的に接続する電極が形成された構造を含んでいる。
p型窒化物半導体層へ電気的に接続する電極としては、一般にp型半導体層上に透光性電極が形成され、その上に金属からなるパッド電極が形成される。この透光性電極としては、ITO(インジュウム錫酸化物)、IZO(インジュウム亜鉛酸化物)、ZnOなどの導電性酸化物が用いられる。また、上部のパッド電極としては、透光性電極に対して密着性の良好なNi、Rhなどからなる接合層と、Au、Alなどのボンディング層とが適宜に重ねられて用いられる。透光性電極は、パッド電極から注入された電流をp型窒化物半導体層内に広げると共に、その発光素子に含まれる活性層からの光を透過させて外部に取り出すことを可能にする。
他方、n型窒化物半導体層は一般に低い電気抵抗を有するので、n型窒化物半導体層上には直接にパッド電極が形成される。このn側電極としては、一般的にはn型半導体層に対する良好なオーミック接触を維持するために、Al、Cr、Tiなどのオーミック接触層と、Pt、Moなどのバリア層と、Al、Auなどのボンディング層とが順次に積ねられて用いられる。
その後、パッド電極の側面と表面の一部とを覆うように、SiOx、SiNxなどからなる絶縁性保護膜が形成される。
特開2003−168823号公報 特開2006−041403号公報
一般的にパッド電極は、リフトオフ法またはエッチング法を利用して形成される。リフトオフ法を利用する場合、一般的なポジ型レジストを用いてパターンを形成すれば、図8の模式的な断面図で示されているように、レジストパターン9の開口部周縁の側面形状が順テーパー状になる。すなわち、この図8において、サファイア基板1上に、n型半導体層2、活性層3、p型半導体層層4、および透光性電極層5が順次積層されている。そして、この積層構造の上面上にはレジストパターン9が形成され、そのレジスト層の開口部の側面は順テーパー状の形状になる。なお、本願の各図において、同一の参照符合は同一部分または相当部分を表している。
レジストパターン9上には、図9の模式的断面図に示されているように、多層構造のパッド電極を形成するための第1金属層10a、第2金属層10b、および第3金属層10cが蒸着法やスパッタ法などを利用して成膜される。
その後、図10の模式的断面図に示されているように、レジスト剥離液を用いてリフトオフを行えば、レジスト層9の上にあった金属層10a、10b、10cが引き剥がされる。その結果、複数の金属層7a、7b、7cを含んで形成されたp側パッド電極と複数の金属層6a、6b、6cを含んで形成されがn側パッド電極とにおいて、それらの側面が逆テーパー状でかつ突起状になる。
この後に、図11の模式的断面図に示されているように、SiOx、SiNxなどからなる絶縁性保護膜8がCVD(化学気相堆積)法、スパッタ法、または蒸着法などで形成されるのが一般的である。しかし、パッド電極の側面が逆テーパー状で突起状になっていれば、絶縁性保護膜8で各電極の側面を十分に覆うことができないという問題を生じる。
リフトオフ法ではなくてエッチングによってパッド電極を形成する場合においても、図12の模式的断面図に示されているように、多層の金属層を含むパッド電極をエッチングで形成する際に、多層の金属層上のレジスト層(図示せず)から遠い下層の金属層では上層の金属層に比べてサイドエッチングが起こり易いので、この場合にもパッド電極の側面が逆テーパー状に形成される。
そのようなパッド電極が形成された後には、図13の模式的な断面図に示されているように、SiO、SiNxなどからなる絶縁性保護膜8が、CVD法、スパッタ法、または蒸着法などで形成される。しかし、パッド電極の側面が逆テーパー状になっていれば、絶縁性保護膜8でその電極の側面を十分に覆うことができない。
そこで、本発明の目的は、パッド電極の側面を順テーパー状に形成することによって、パッド電極の側面と表面の一部とを覆う絶縁性保護膜のカバッレジを改善し、これによって信頼性の高い半導体発光素子を提供することである。
本発明による半導体発光素子の製造方法は、n型半導体層とp型半導体層を形成する工程と、これらのn型半導体層とp型半導体層との少なくとも一方上に複数の金属層を含む電極形成する工程を含み、この電極に含まれる最上部以外の下部金属層がエッチング法によって形成され、最上部の金属層はその側面が順テーパ状になるようにリフトオフ法によって形成され、その電極の側面と上面の一部とを覆う保護膜形成する工程をさらに含むことを特徴としている
このような本発明によれば、信頼性の高い半導体発光素子を歩留りよく提供することが可能になる。
本発明に関連する参考例による半導体発光素子の作製過程の一例を示す模式的断面図である。 本発明に関連する参考例において、レジストパターンの開口部側面のテーパー角aを表す模式的断面図である。 図2に関連して、レジスト層の現像時間[sec]と開口部側面のテーパー角a[°]との関係を表すグラフである。 本発明に関連する参考例において、リフトオフ法によって形成された順テーパ状の側面を有するパッド電極を示す模式的断面図である。 図4に続いて絶縁性保護膜の形成を表す模式的断面図である。 本発明の実施例におけるパッド電極の形成を表す模式的断面図である。 図6に続いて絶縁性保護膜の形成を表す模式的断面図である。 先行技術による半導体発光素子の作製過程の一例を示す模式的断面図である。 図8に続いてパッド電極に含まれるべき金属多層膜の形成を表す模式的断面図である。 図9に続いてリフトオフ法によるパッド電極の形成を表す模式的断面図である。 図10に続いて絶縁性保護膜の形成を表す模式的断面図である。 先行技術においてエッチング法によるパッド電極の形成を表す模式的断面図である。 図12に続いて絶縁性保護膜の形成を表す模式的断面図である。
以下において、種々の模式的断面図を参照しながら、本発明に関連する幾つかの参考例および実施例による窒化物系半導体発光素子の製造方法が説明される。
参考例1>
本発明に関連する参考例1による窒化物系半導体発光素子の作成においては、パッド電極がリフトオフ法によって形成される。
図1を参照して、有機金属気相成長法(MOCVD)などによって、例えばサファイア基板のような絶縁基板1上に、AlGaNバッファ層とノンドープGaN層の順の積層(図示せず)を堆積した後に、n型半導体層2に含まれるSiドープのn型コンタクト層とn型クラッド層とがこの順に積層される。このn型クラッド層は、GaN層とInGaN層を交互に積層させた超格子構造を有している。n型半導体層2上には、GaN層とInGaN層とを交互に積層させた多重量子井戸構造を有する活性層3が形成される。活性層3上のp型半導体層4としては、AlGaN層とInGaN層とを交互に積層させた超格子構造を有するMgドープp型クラッド層およびMgドープp型GaNコンタクト層がこの順に積層される。
こうして基板1上に積層された複数の半導体層2−4を含むウエハはN2雰囲気中において600〜800℃の温度でアニールされ、これによってp型コンタクト層が低抵抗化される。アニールされたウエハの表面は、フッ酸にて洗浄されて清浄化される。
清浄化されたウエハの上面の全域において、透光性電極5となる厚さ170nmのITO層が、蒸着装置を使用して形成される。この後、ウエハは、N2雰囲気中において500〜700℃の温度でアニールされる。
ITO層上には、所定パターンのレジストマスク(図示せず)が、フォトリソグラフィによって形成される。レジストマスクの領域外で露出されたITO層は王水系のエッチング液にて除去され、これによってITOの透光性電極5が形成され、その後にレジストマスクの剥離が行われる。さらに、後でn側電極を形成する領域に開口を有するレジストマスク(図示せず)を形成し、エッチング装置でドライエッチングすることによってn型コンタクト層の一部が露出され、その後にレジストマスクの剥離が行われる。
透光性電極5が形成されかつn型コンタクト層の一部が露出されたウエハの上面においては、パッド電極形成用の開口を有するレジストマスク9がフォトリソグラフィによって形成される。すなわち、このレジストマスク9においては、透光性電極5上の一部上とn型コンタクト層の露出領域の一部上にパッド電極形成用の開口が形成される。このとき、レジストマスク9は、開口部の側面の形状が逆テーパー状となり得るレジスト(例えば、信越化学製SIPR−9684やナガセ産業製NPR9700等)を用いて形成される。
より具体的には、レジスト膜厚が3.0〜4.0μmとなるように、スピンコーターを使用して、5000〜6000rpmの回転速度で20〜30秒間の条件でスピンコートが行われる。ただし、このスピンコートの条件は、レジスト層厚に応じて、適宜に変更してもよい。
スピンコートされたレジスト層に対しては、ホットプレートを使用して、110〜120℃で2〜3分間のプリべークが行なわれる。
プリべークされたレジスト層に対しては、アライナーを用いて、所望のレジストパターンを得るためのフォトマスクを介して、露光エネルギー250〜300mJで露光が行なわれる。なお、この露光エネルギーは、形成するレジストパターンの形状によって、適宜に変更してもよい。
露光されたレジスト層に対しては、ホットプレートを使用して、120〜130℃で1〜2分間の露光後べークが行なわれる。
露光後べークされたレジスト層は、現像液に1〜3分間だけ浸漬される。これによって、図1に示されているように、開口部の側面が逆テーパー状となるレジストパターン9が形成される。
この際に、レジスト層を現像液に浸漬する時間を変更することによって、図2に示されているようなレジストパターンの開口部の側面におけるテーパー角度aを任意に変更することができる。ここで、開口部の側面のテーパー角度aが90°より大きい場合には順テーパ形状であって、テーパー角度aが90°未満の場合には逆テーパー形状であることを意味する。
図3のグラフは、そのような現像時間とテーパー角度aとの関係を示している。すなわち、このグラフにおいて、横軸は現像時間[sec]を表し、縦軸はaで表示されるテーパー角度[°]を表している。図3のグラフから、現像時間の増大とともにテーパー角が小さくなり、逆テーパーの度合いが顕著になることがわかる。
図1に示されているようにレジストパターン9が形成された後において、p側とn側のパッド電極となるべき厚さ0.5〜15nmのTi層、厚さ15〜100nmのPt層、および厚さ200〜500nmのAu層が、ウエハ上面の全域において蒸着法にて順次堆積される。この際に蒸着する金属としては、Tiの代わりにNiなど、Ptの代わりにW、Mo、Rh、Pdなど、そしてAuの代わりにAlなどを使用してもよい。
その後、レジスト剥離液に30分〜2時間だけウエハを浸漬させて、レジストパターン9上の金属層をリフトトオフする。これによって、図4に示されているように、第1金属層6a、第2金属層6b、および第3金属層6cを含むn側パッド電極6の側面と、第1金属層7a、第2金属層7b、および第3金属層7cを含むp側パッド電極7の側面とが順テーパー状に形成される。
その後、ウエハの上面の全域に、絶縁性保護膜としてのSiOx膜が100〜300nmの厚さにCVD法で堆積される。この絶縁性保護膜としては、SiNx膜を堆積してもよい。
絶縁性保護膜上にはレジスト層が堆積され、p側パッド電極7の上面の一部とn側パッド電極6の上面の一部とを露出させる目的で、レジストパターンがフォトリソグラフィで形成される。そして、バッファードフッ酸を用いてエッチングを行ってパッド電極7、6上のSiOx膜を除去し、その後にレジストパターンの剥離が行われる。こうして、図5に示されているように、各パッド電極7、6の側面と上面の一部がSiOx膜の絶縁性保護膜8によって保護され得る。なお、SiOx膜のエッチングは、CF4などのガスを用いるドライエッチング法によって行われてもよい。
以上の工程を経たウエハにおいて、p側電極とn側電極の組を含んで所望の大きさに分割することによって、図5に示されているような半導体発光素子の複数が得られる。
参考例2>
本発明に関連する参考例2においては、参考例1に比べて、窒化物系半導体発光素子のパッド電極がリフトオフ法ではなくてドライエッチング法で形成されることのみにおいて異なっている。すなわち、発光素子に含まれるパッド電極は、以下のようにドライエッチング法で形成することも可能である。
参考例2では、図1中に示されたリフトオフ用のレジストパターン9が形成されていない状態において、参考例1の場合と同様にp側とn側のパッド電極となるべき厚さ0.5〜15nmのTi層、厚さ15〜100nmのPt層、および厚さ200〜500nmのAu層が、ウエハ上面の全域において蒸着法にて順次堆積される。この際にも、蒸着する金属としては、Tiの代わりにNiなど、Ptの代わりにW、Mo、Rh、Pdなど、そしてAuの代わりにAlなどを使用してもよい。
こうして堆積された金属多層膜上において、パッド電極となるべき領域にレジストマスクがフォトリソグラフィによって形成される。この状態において、レジストマスクに覆われていない金属多層膜をドライエッチングすると同時にレジストマスクをもドライエッチングする。これによって、金属多層膜がエッチングされるとともにレジストマスクの周縁がエッチングで後退し、レジストマスク下に残るパッド電極の側面が順テーパー状に形成され得る。
金属多層膜と同時にドライエッチングされるレジストは、参考例1におけるように開口の側面が逆テーパー状になるレジストに比べて安価である。したがって、参考例2の方法を使用することによって、参考例1の場合に比べて、より安価に半導体発光素子を作製することができる。
<実施例
本発明の実施例においては、参考例1および2に比べて、窒化物系半導体発光素子のパッド電極の形成方法が部分的に変更されたことのみにおいて異なっている。
参考例2の場合と同様に、本実施例でも、図1中に示されたリフトオフ用のレジストパターン9が形成されていない状態において、p側とn側のパッド電極に含まれる厚さ0.5〜15nmのTi層と厚さ15〜100nmのPt層が蒸着によって順次積層される。その蒸着する金属として、Tiの代わりにNiなど、Ptの代わりにW、Mo、Rh、Pdなどを使用してもよいことは、参考例1および2の場合と同様である。
その後、本実施例においては、パッド電極7、6を形成すべき領域上にフォトリソグラフィによってレジストマスクが形成される。このレジストマスクの領域外において、王水を用いてPt層をエッチングして、バファードフッ酸によってTi層をエッチングし、これによってパッド電極を形成すべき領域以外において金属積層が除去される。なお、TiとPtの代わりにNi、Mo、Rh、Pdなど用いて金属積層を形成した場合には、それらの金属に適する公知のエッチング液を適宜に選択して使用することができる。
その後、ウエハ上面を覆うようにレジスト層が堆積される。このレジスト層は、パッド電極を形成すべき領域に残されたTiとPtの積層を露出する開口を形成するようにパターン化される。このとき、開口部の側面が逆テーパー状となるレジストが用いられる。
逆テーパー状の開口が形成されたレジストパターンを覆うように、厚さ200〜500nmのAu層が蒸着法にて形成される。この際に、Auの代わりにAlなどを使用してもよいことは、参考例1および2の場合と同様である。
その後、レジスト剥離液にウエハを10分〜30分だけ浸漬させてリフトトオフすることによって、図6に示されているように、側面が順テーパー状のパッド電極7、6がえられる。
本実施例においては、パッド電極7、6に含まれる最上部の金属層7c、6cのみがリフトオフ法によって形成されるので、参考例1の場合に比べて、レジスト層上の金属層の蒸着時間が短くなり、蒸着中におけるレジスト層の温度上昇を抑えることができる。これによって、熱によるレジストの硬化や変質を抑えることができるので、後工程のリフトオフの所要時間を短縮することが可能となる。
本実施例のパッド電極7、6の形成後、参考例1の場合と同様に、ウエハの上面の全域に、絶縁性保護膜としてのSiOx膜が100〜300nmの厚さにCVD法で堆積される。この絶縁性保護膜としては、SiNx膜を堆積してもよい。
絶縁性保護膜上にはレジスト層が堆積され、p側パッド電極7の上面の一部とn側パッド電極6の上面の一部とを露出するように、レジストパターンがフォトリソグラフィで形成される。そして、バッファードフッ酸を用いてエッチングを行ってパッド電極7、6上のSiOx膜を除去し、その後にレジストパターンの剥離が行われる。こうして、図7に示されているように、各パッド電極7、6の側面と上面の一部がSiOx膜の絶縁性保護膜8によって保護され得る。なお、SiOx膜のエッチングは、CF4などのガスを用いるドライエッチング法によって行われてもよい。
以上の工程を経たウエハにおいて、p側電極とn側電極の組を含んで所望の大きさに分割することによって、図7に示されているような半導体発光素子の複数が得られる。
以上のような本発明によれば、信頼性の高い半導体発光素子を歩留りよく提供することが可能となる。
1 サファイア基板、2 n型半導体層、3 活性層、4 p型半導体層、5 透光性電極、6、6a、6b、6c n側パッド電極、7、7a、7b、7c p側パッド電極、8 絶縁性保護膜、9 レジストパターン、10a、10b、10c 金属層。

Claims (1)

  1. n型半導体層とp型半導体層を形成する工程と
    前記n型半導体層と前記p型半導体層との少なくとも一方上に複数の金属層を含む電極形成する工程を含み、前記電極に含まれる最上部以外の下部金属層がエッチング法によって形成され、前記最上部の金属層はその側面が順テーパ状になるようにリフトオフ法によって形成され
    前記電極の側面と上面の一部とを覆う保護膜形成する工程をさらに含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法
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