JP5276067B2 - バイクの駐輪装置 - Google Patents

バイクの駐輪装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5276067B2
JP5276067B2 JP2010185972A JP2010185972A JP5276067B2 JP 5276067 B2 JP5276067 B2 JP 5276067B2 JP 2010185972 A JP2010185972 A JP 2010185972A JP 2010185972 A JP2010185972 A JP 2010185972A JP 5276067 B2 JP5276067 B2 JP 5276067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front wheel
rear wheel
base plate
width
pallet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010185972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011068341A (ja
Inventor
敬一 福島
勝吉 川原
Original Assignee
有限会社福島設計
敬一 福島
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社福島設計, 敬一 福島 filed Critical 有限会社福島設計
Priority to JP2010185972A priority Critical patent/JP5276067B2/ja
Publication of JP2011068341A publication Critical patent/JP2011068341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5276067B2 publication Critical patent/JP5276067B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

本発明は、バイクの駐輪装置に関し、バイクを所定の場所に駐輪する場合、あるいは該バイクを専用立体駐輪場に適用する場合などに用いられるバイクの駐輪装置に関するものである。
本発明の背景となる従来のバイクの駐輪装置には、バイクを正立搭載するパレット毎に前輪保持、後輪クランプをしていた(例えば特許文献1の図4参照)。
特開2005−254853
しかしながら、その場合、バイクの最低地上高よりも高い前輪ストッパーを有するため、パレット内へ前進入庫、後進出庫であった。小型の原付バイクであればともかく、後進出庫は中・大型バイクの場合、手間がかかるものであった。
又、バイクの前後輪タイヤ巾はオンロード、オフロード、スクータ、アメリカン形など種々雑多有り、それらの全てに対応するには、前輪保治具を前輪巾毎に交換及び後輪ではクランプ量の変化に追随することがそれぞれ困難である。
本発明はかかる事情に鑑み、正立搭載したバイクの前輪巾及び後輪巾の大小に追随してリンク支点を移動し、バイクの荷重を利用してリンクのトグル機構により、パレット台駆動装置と切り離されて格納されるパレット台上のバイクの前輪巾及び後輪巾の大小に影響されることなく前輪下部側面及び後輪下部側面を強固にクランプできるバイクの駐輪装置を提供することにある。
以上の課題を達成するために、請求項1の発明は、バイクを正立搭載するパレット台の下部側に配置され且つ駆動機構を備えたパレット台駆動装置によって駐輪場の各格納室に格納及び取り出されるパレット台を設け、正立搭載したバイクの輪重で下降し上記パレット台駆動装置に設けた機器により上昇支持される前輪台板及び後輪台板を上記パレット台の中央の正立搭載時のバイク中心線上のバイク前輪位置及び後輪位置にそれぞれ昇降自在に配置し、バイク前輪の下部側面を両側から挟持する前輪下部クランプ板を前輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、後輪の下部側面を両側から挟持する後輪下部クランプ板を後輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、左右の各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にし、前輪位置及び後輪位置に正立搭載時にバイクの輪重で前輪台板及び後輪台板が下降することで上部リンク及び下部リンクのトグル機構により前輪及び後輪の下部側面を両側からタイヤ巾に応じて左右巾間隔が調整された上記各前輪下部クランプ板及び後輪下部クランプ板でそれぞれクランプし、上記パレット台駆動装置によりパレット台にバイクを正立搭載保持した状態で格納及び取り出し可能にした手段よりなるものである。
また、請求項2の発明は、バイクを正立搭載するパレット台の下部側に配置され且つ駆動機構を備えたパレット台駆動装置によって駐輪場の各格納室に格納及び取り出されるパレット台を設け、正立搭載したバイクの輪重で下降し上記パレット台駆動装置に設けた機器により上昇支持される前輪台板及び後輪台板を上記パレット台の中央の正立搭載時のバイク中心線上のバイク前輪位置及び後輪位置にそれぞれ昇降自在に配置し、前輪台板の下面中央に前輪台板支柱を下向きに取り付け、後輪台板の下面中央に後輪台板支柱を下向きに取り付け、バイク前輪の下部側面を両側から挟持する前輪下部クランプ板を前輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、後輪の下部側面を両側から挟持する後輪下部クランプ板を後輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、左右の各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板にそれぞれ上部リンクの一端側をピンで回動自在に連結し、各上部リンクの他端側にそれぞれ下部リンクの一端側をピンで回動自在に連結し、左右の各前輪下部クランプ板にそれぞれ上部リンクを介して連結される左右の各下部リンクの他端側を前輪台板支柱に同一軸線方向のピンで回動自在に連結し、左右の各後輪下部クランプ板にそれぞれ上部リンクを介して連結される左右の各下部リンクの他端側を後輪台板支柱に同一軸線方向のピンで回動自在に連結し、各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板にピン連結される各上部リンクの中間部位にローラをそれぞれ取り付け、前輪下部クランプ板の左右の上部リンクのローラ及び各後輪下部クランプ板の左右の上部リンクのローラをそれぞれガイドする各ローラガイドを上記前輪下部クランプ板及び後輪下部クランプ板の下方の正立搭載時のバイク中心線の巾方向に向けて配置し、左右の上部リンクの各ローラがそれぞれ軸支される左右の移動体に逆向きのネジ孔を同一軸線方向に形成し、左右の移動体の逆向きのネジ孔に両側が螺合する前輪側のネジ軸及び後輪側のネジ軸をそれぞれ配置し、下部側のパレット台駆動装置に設けた各モータからの動力をパレット台側に伝達するパレット台駆動装置側の下部ローラとパレット台側の上部ローラを接・断自在に設け、パレット台駆動装置の各モータからの動力で正逆回転する前輪側のネジ軸及び後輪側のネジ軸をそれぞれ介して前輪側及び後輪側の左右の移動体を中央に向けて接近及び離間させて左右の上部リンクの一端側にピン連結した左右の各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にし、前輪位置及び後輪位置に正立搭載時にバイクの輪重で前輪台板及び後輪台板が下降することで上記上部リンク及び下部リンクのトグル機構により前輪及び後輪の下部側面を両側からタイヤ巾に応じて左右巾間隔が調整された上記各前輪下部クランプ板及び後輪下部クランプ板でそれぞれクランプし、上記パレット台駆動装置によりパレット台にバイクを正立搭載保持した状態で格納及び取り出し可能にした手段よりなるものである。
ここで、請求項1又は請求項2の好ましい態様として、請求項3は、前輪台板上の前輪巾と後輪台板上の後輪巾とをそれぞれ計測するタイヤ巾計測センサを上方のパレット台の前輪台板及び後輪台板に向けてそれぞれ伸縮自在にパレット台駆動装置に設け、前輪巾及び後輪巾をそれぞれ計測するタイヤ巾計測センサからの情報によりパレット台駆動装置の各モータを制御して、前輪台板の左右の各前輪下部クランプ板及び後輪台板の左右の各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にした。
また、請求項1又は請求項2の好ましい態様として、請求項4は、バイク中心線上の前輪台板上の前輪巾と後輪台板上の後輪巾とを、前輪及び後輪の両側よりのタイヤ接圧からそれぞれ検知するタイヤ巾検知機構をパレット台の下方に設け、タイヤ巾検知機構により前輪台板の左右の各前輪下部クランプ板及び後輪台板の左右の各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にした。
また、請求項1又は請求項2の好ましい態様として、請求項5は、前輪台板の前部側の下部に横設したシャフトの中央部に前輸ストッパーの起伏回動中心部を固着し、前輸ストッパーを挟んでその両側のシャフトに前輪の前部側の上部側面を両側から挟持する左右の前輪上部クランプアームの起伏回動中心部を軸心方向及び周回りに摺動自在に取り付け、シャフトの正逆回転により前輸ストッパーを起伏し、左右の各前輪上部クランプアームを両側から挟んで係合する係合板を左右の前輪下部クランプ板の端部に連結した。
また、請求項2の好ましい態様として、請求項6は、上部ローラ又は下部ローラの少なくとも一方を弾性ローラで構成した。
課題を解決するための手段より明らかなように、請求項1及び請求項2の発明に係るバイクの駐輪装置によれば、正立搭載したバイクの前輪巾及び後輪巾の大小に追随してリンク支点を移動し、バイクの荷重を利用してリンクのトグル機構により、パレット台駆動装置と切り離されて格納されるパレット台上のバイクの前輪巾及び後輪巾の大小に影響されることなく前輪下部側面及び後輪下部側面を強固にクランプすることができる。しかもパレット台駆動装置側の下部ローラとパレット台側の上部ローラを接・断自在とすることにより、駆動力が不要な格納中にはパレット台駆動装置と切り離してパレット台を格納することができ、駆動装置を各パレット台に設置することを省略でき、大幅なコスト低下を図ることができる。
請求項3の発明にあっては、前輪台板上の前輪巾を計測する前輪巾計測センサ及び後輪台板上の後輪巾を計測する後輪巾計測センサにより、自動的に前輪巾及び後輪巾を計測して、正立搭載したバイクの前輪巾及び後輪巾の大小に追随して自動的にリンク支点を移動させることができる。
請求項4の発明にあっては、請求項3のような高価なタイヤ巾計測センサを使用することなく、自動的に前輪巾及び後輪巾を検知して、正立搭載したバイクの前輪巾及び後輪巾の大小に追随して自動的にリンク支点を移動させることができる。
請求項5の発明にあっては、起立時の前輸ストッパーによって前輪が前方に移動するのを防ぐと共に、起立時の左右の前輪上部クランプアームで前輪の前部側上部をクランプすることによって傾き易い前輪が左右に傾くのを確実に防ぐことができる。しかも、前輸ストッパー及び左右の前輪上部クランプアームは簡単に倒伏するので、バイクの出庫時の妨げとなることもない。さらに上部リンクの一端側にピン連結された左右の各前輪下部クランプが傾くのを阻止することができる。
請求項6の発明にあっては、上部ローラ又は下部ローラの少なくとも一方を弾性ローラで構成したので、下部側のパレット台駆動装置に設けたモータからの動力をパレット台側に伝達するパレット台駆動装置の下部ローラを例えば鋼製ローラとし、パレット台側の上部ローラを弾性ローラの例えばゴム焼付きローラとして、下部ローラの鋼製ローラと上部ローラのゴム焼付きローラを圧接・断自在に設け円筒側面同士の接触とすることで、鋼製ローラの制作・組立誤差による軸芯ズレを弾性ローラで吸収することができる。
この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の待機時の説明図である。 この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の巾広タイヤのクランプ前の説明図である。 この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の巾広タイヤのクランプ後の説明図である。 この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の巾狭タイヤのクランプ前の説明図である。 この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の巾狭タイヤのクランプ後の説明図である。 (A)はこの発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の後輪クランプ部平面図、(B)は後輪クランプ部側面図である。 図6(A)のA−A矢視断面図である。 図6(B)のB−B矢視断面図である。 図6(B)及び図13のC−C矢視断面図である。 図6(B)及び図13のD−D矢視断面図である。 この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置の前輪クランプ部の平面図である。 図11のE−E矢視断面図である。 図11のF−F矢視断面図である。 図11のG−G矢視断面図である。 (A)はこの発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置のタイヤ巾検知機構の取り付け状態の概略正面図、(B)は同図(A)の平面図である。 (A)はこの発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置のパレット台の平面図、(B)はパレット台及びパレット台駆動装置の側面図である。 この発明を実施するための形態−1を示すバイクの駐輪装置のパレット台の正面図である。 この発明を実施するための形態−2を示すバイク駐輪装置の巾広タイヤの接圧時の説明である。 この発明を実施するための形態−2を示すバイク駐輪装置の巾広タイヤのクランプ後の説明図である。 この発明を実施するための形態−2を示すバイク駐輪装置の巾狭タイヤの接圧時の説明図である。 この発明を実施するための形態−2を示すバイク駐輪装置の巾狭タイヤのクランプ後の説明図である。 (A)はこの発明を実施するための形態−2を示すバイク駐輪装置のタイヤクランプ部平面図、(B)はクランプ部側面図である。 図22(B)のB−B矢視断面図である。 図22(A)のC−C矢視断面図である。 図22(B)のD−D矢視断面図である。 図22(B)のE−E矢視断面図である。 図22(B)の他例のD−D矢視断面図である。 図22(B)の他例のE−E矢視断面図である。
以下、図面に記載の発明を実施するための形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
〔実施の形態−1〕
図16,図17に図示するように、バイクを正立搭載するパレット台Pは、その下部側に駆動機構を備えたパレット台駆動装置Fが配置されている。パレット台駆動装置Fには格納・取出し装置TMが設けられていて、パレット台Pはその下部側のパレット台駆動装置Fにより駐輪場の各格納室に格納及び取り出される構造になっている。パレット台Pは平面からみて長方形状になっており、このパレット台Pの中央には、正立搭載するバイクの前輪及び後輪の下部側面を左右からクランプするクランプ機構が収容される前輪側及び後輪側のクランプ機構収容溝P1がその長手方向に向けてそれぞれ形成されている。
パレット台Pの長手方向に直角な巾方向の両端側の下部には、複数個の車輪32が長手方向の前後に取り付けられている。車輪32はパレット台駆動装置Fの上面に敷設されたレール上及び駐輪場の各収納室に敷設されたレール上に沿って転動しながら、パレット台Pを移動させる。パレット台Pの長手方向の前部側及び後部側の下部にはブロック金物33が下向きに設けられている。パレット台駆動装置Fの左右両側端には安全のための手摺SPがそれぞれ取り付けられている。
図面では、上記クランプ機構収容溝P1はパレット台Pの横長方向となる例えば左右方向に向けてそれぞれ形成され、バイクは例えば右側から進入する。例えば右側からパレット台Pに進入したバイクは、タイヤ前輪FWが左側の前輪側のクランプ機構収容溝P1の上側に位置し、タイヤ後輪RWが右側の後輪側のクランプ機構収容溝P1の上側に位置する。各クランプ機構収容溝P1はその溝巾がバイクのタイヤ前輪FW及びタイヤ後輪RWのタイヤ巾より十分に広巾に形成されている。
バイクの正立搭載時における前輪側のクランプ機構収容溝P1の上方のタイヤ前輪FW位置には、タイヤ前輪FWがその上に載って支えられる前輪台板23が昇降自在に配置されている。同様に後輪側のクランプ機構収容溝P1の上方のタイヤ後輪RW位置には、タイヤ後輪RWがその上に載って支えられる後輪台板22が昇降自在に配置されている。
前輪台板23及び後輪台板22がそれぞれ配置される箇所の各クランプ機構収容溝P1は、前述したように前輪台板23及び後輪台板22に比べて十分にその溝巾が広巾になっている。これら昇降自在な前輪台板23及び後輪台板22は、正立搭載したバイクの輪重で下降し、上記パレット台駆動装置Fに上向きに設けた機器としての例えばパワーシリンダなどが使用されるシリンダ41により上昇支持される構造になっている。
図6,図7に図示するように、前輪台板23の下面中央には前輪台板支柱23aが下向きに取り付けられている。前輪台板支柱23aはバイクのタイヤ前輪FWの進行方向に向かって前後に間をあけて例えば2箇所に取り付けられている。これら前輪台板支柱23aの下端には、その上方の前輪台板23に平行に前輪台下部板23bが取り付けられている。これら前輪台板23、前輪台板支柱23a及び前輪台下部板23bは溶接などによって一体化されている。
図9,図10に図示するように、前輪台板23の下方となる前輪台板23及び後輪台板22の底面中央には切り欠き溝P1aが形成されていて、前輪台板支柱23aの下部及び前輪台下部板23bとシリンダ41の上端側はこの切り欠き溝P1a内を昇降する。前記のパレット台駆動装置Fに上向きに設けたシリンダ41の伸縮する上端が、前輪台下部板23bの下面を直接押し上げることにより、前輪台板支柱23aを介して前輪台板23を上昇させる構造になっている。
同様に、後輪台板22の下面中央には後輪台板支柱22aが下向きに取り付けられている。後輪台板支柱22aはバイクのタイヤ後輪RWの進行方向に向かって間をあけて例えば2箇所に取り付けられている。これら後輪台板支柱22aの下端には、その上方の後輪台板22に平行に後輪台下部板22bが取り付けられている。これら後輪台板22、後輪台板支柱22a及び後輪台下部板22bは溶接などによって一体化されている。
後輪台板22の下方となる後輪側のクランプ機構収容溝P1の底面中央には切り欠き溝P1aが形成されていて、後輪台板支柱22aの下部及び後輪台下部板22bとシリンダ41の上端側はこの切り欠き溝P1a内を昇降する。前記のパレット台駆動装置Fに上向きに設けたシリンダ41の伸縮する上端が、後輪台下部板22bの下面を直接押し上げることにより、後輪台板支柱22aを介して後輪台板22を上昇させる構造になっている。
図1〜図5に図示するように、上記前輪台板23の左右両側には、バイクのタイヤ前輪FWの下部側面を両側から挟持する前輪下部クランプ板12がそれぞれ配置されている。左右の前輪下部クランプ板12は、前輪台板23の下降時には中央に向かって接近してタイヤ前輪FWの下部側面を両側から挟持してクランプし、前輪台板23の上昇時には中央から左右方向に開いてタイヤ前輪FWの下部側面のクランプ状態を解除する構造になっている。タイヤ前輪FWの下部側面に直に接触する左右の前輪下部クランプ板12の表面には、ゴム17がそれぞれ固着されている。
同様に、上記後輪台板22の左右両側には、バイクのタイヤ後輪RWの下部側面を両側から挟持する後輪下部クランプ板11がそれぞれ配置されている。左右の後輪下部クランプ板11は、後輪台板22の下降時には中央に向かって接近してタイヤ後輪RWの下部側面を両側から挟持してクランプし、後輪台板22の上昇時には中央から左右方向に開いてタイヤ後輪RWの下部側面のクランプ状態を解除する構造になっている。タイヤ後輪RWの下部側面に直に接触する左右の後輪下部クランプ板11の表面にも、ゴム17がそれぞれ固着されている。
左右の各前輪下部クランプ板12には、それぞれ上部リンク18bの一端側(図では上端側)がピン19cによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。各上部リンク18bの他端側(図では下端側)にそれぞれ下部リンク18aの一端側がピン19bによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右の各前輪下部クランプ板12にそれぞれ上部リンク18bを介して連結される左右の各下部リンク18aの他端側は、前輪台板支柱22aに同一軸線方向のピン19aによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右の下部リンク18aの他端側は例えば同一のピン19aによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右の下部リンク18aの他端側は別々のピン19aで連結されてもよいが、この場合別々のピン19aは同一軸線方向にあることが必要である。
前記したように、前輪台板支柱23aは2箇所に取り付けられているので、上部リンク18b及び下部リンク18aは左右及び前後の合計4箇所にそれぞれ取り付けられている。左右の各前輪下部クランプ板12は、バイクのタイヤ前輪FWの直径方向となる長さ方向の前後2箇所で、ピン19c、上部リンク18b、ピン19b、下部リンク18a及びピン19aを通じて前後の各前輪台板支柱23aに連結されている。左右の各前輪下部クランプ板12は、長さ方向の前後2箇所で、上部リンク18b、下部リンク18aによって各前輪台板支柱23aに連結されているので、タイヤ前輪FWの下部側面を安定して両側から挟持してクランプすることができる。
左右の各前輪下部クランプ板12にピン19cで連結される左右及び前後の各上部リンク18bの中間部位には貫通孔19dが形成されている。この貫通孔19dを貫通してローラ20がクランプ機構収容溝P1の長さ方向回りにそれぞれ正逆回転自在に取り付けられている。ローラ20は左右の各前輪下部クランプ板12の巾間隔を狭めたり広げたりする機能を果たす。各上部リンク18bのローラ20をそれぞれガイドするローラガイド21が上記クランプ機構収容溝P1の内部の巾方向に向けてそれぞれ前後の2箇所に配置されている。ローラ20をそれぞれガイドするローラガイド21は、クランプ機構収容溝P1の内部の上面側に張りだしているフレーム10の下面に取り付けられている。前後の2箇所のローラガイド21はそれぞれ平行に配置されている。ローラガイド21は溝型を横向きに立てかけた構造になって、上下側となる横向きの溝の上下面は平行に形成されているが、中央部分の下面は省略されている。正逆回転するローラ20は、その最上端及び最下端がローラガイド21の平行な上下面の間で、上下に変動することなくクランプ機構収容溝P1内の巾方向に向けて水平に前後移動できるようにガイドされている。
同様に、左右の各後輪下部クランプ板11には、それぞれ上部リンク18bの一端側(図では上端側)がピン19cによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。各上部リンク18bの他端側(図では下端側)にそれぞれ下部リンク18aの一端側がピン19bによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右の各後輪下部クランプ板11にそれぞれ上部リンク18bを介して連結される左右の各下部リンク18aの他端側は、後輪台板支柱22aに同一軸線方向のピン19aによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右の下部リンク18aの他端側は例えば同一のピン19aによってクランプ機構収容溝P1の巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右の下部リンク18aの他端側は後述の実施の形態−2に示すように別々のピン19aで連結されてもよいが、この場合別々のピン19aは同一軸線方向にあることが必要である。
前記したように、後輪台板支柱22aは2箇所に取り付けられているので、上部リンク18b及び下部リンク18aは左右及び前後の合計4箇所にそれぞれ取り付けられている。左右の各後輪下部クランプ板11は、バイクのタイヤ後輪RWの直径方向となる長さ方向の前後2箇所で、ピン19c、上部リンク18b、ピン19b、下部リンク18a及びピン19aを通じて前後の各後輪台板支柱22aに連結されている。上部リンク18bと下部リンク18aとはピン19bによって屈曲自在に連結されている。左右の各後輪下部クランプ板11は、長さ方向の前後2箇所で、上部リンク18b、下部リンク18aによって各後輪台板支柱22aに連結されているので、タイヤ後輪RWの下部側面を安定して両側から挟持してクランプすることができる。
左右の各後輪下部クランプ板11にピン19cで連結される左右及び前後の各上部リンク18bの中間部位には貫通孔19dが形成されている。この貫通孔19dを貫通してローラ20がクランプ機構収容溝P1の長さ方向回りにそれぞれ正逆回転自在に取り付けられている。ローラ20は左右の各後輪下部クランプ板11の巾間隔を狭めたり広げたりする機能を果たす。各上部リンク18bのローラ20をそれぞれガイドするローラガイド21が上記クランプ機構収容溝P1の内部の巾方向に向けてそれぞれ前後の2箇所に配置されている。ローラ20をそれぞれガイドするローラガイド21は、クランプ機構収容溝P1の内部の上面側に張りだしているフレーム10の下面に取り付けられている。前後の2箇所のローラガイド21はそれぞれ平行に配置されている。ローラガイド21は溝型を横向きに立てかけた構造になって、上下側となる横向きの溝の上下面は平行に形成されているが、中央部分の下面は省略されている。正逆回転するローラ20は、その最上端及び最下端がローラガイド21の平行な上下面の間で、上下に変動することなくクランプ機構収容溝P1内の巾方向に向けて水平に前後移動できるようにガイドされている。
左側の後輪下部クランプ板11の長さ方向の前後の各上部リンク18bの貫通孔19dを貫通する各ローラ20は、後輪下部クランプ板11に平行に取り付けられた左側の移動体16bの両端に正逆回転自在に軸支されている。同様に右側の後輪下部クランプ板11の長さ方向の前後の各上部リンク18bの貫通孔19dを貫通する各ローラ20は、後輪下部クランプ板11に平行に取り付けられた右側の移動体16cの両端にクランプ機構収容溝P1の長さ方向回りに正逆回転自在に軸支されている。
前述した左右の前輪下部クランプ板12の間及び左右の後輪下部クランプ板11の間にそれぞれ取り付けられ、各上部リンク18bに形成された貫通孔19dを貫通するローラ20が両端にそれぞれ軸支された左右の移動体16b,16cの中央には、互いに逆向きのネジ孔が同一軸線方向に形成されている。例えば、左側の移動体16bには右ネジのネジ孔が形成され、右側の移動体16cには左ネジのネジ孔が形成されている。叉同一軸線方向にある互いに逆向きのネジ孔はクランプ機構収容溝P1の巾方向に向けて形成されている。
この左右の移動体16b,16cの互いに逆向きのネジ孔には、クランプ機構収容溝P1の巾方向に向けて配置されたネジ軸16aの両側が螺合している。ネジ軸16aの両側には右ネジと左ネジが形成されている。ネジ軸16aの両端側は軸受24に軸支されている。ネジ軸16aの一端側は軸受24を貫通してその先端には上部ローラ15aが固着されている。上部ローラ15aには弾性ローラの例えばゴム焼付きローラが使用されている。上部ローラ15aは水平軸回りに回転するように取り付けられている。
軸受24及び上部ローラ15aはパレット台Pに設けられている。この上部ローラ15aの下方にはこれと上下で接続及び切断する横向きの下部ローラ15bが接・断自在が設けられている。下部ローラ15bには例えば鋼製ローラが使用されている。なお、この場合において、逆に、下部ローラ15bに弾性ローラの例えばゴム焼付きローラを使用し、上部ローラ15aに鋼製ローラを使用してもよい。要は少なくとも上部ローラ15a又は下部ローラ15bの何れかに弾性ローラを使用するが双方に使用してもよい。
下部ローラ15bは横向きに設けられたモータ42の回転軸に連結されている。モータ42には例えばギアモータなどが使用される。モータ42は、パレット台Pの下部側に位置するパレット台駆動装置Fに昇降自在に設けられている。パレット台駆動装置Fのモータ42が駆動することにより、接続時の下部ローラ15b及び上部ローラ15aを介してネジ軸16aを軸芯回りに正逆回転させる。
ネジ軸16aが軸芯回りに正向き回転又は逆向き回転して、例えばネジ軸16aの回転がその両端側が互いに逆向きに螺合している左右の移動体16b,16cを中央に向かう方向に移動させると、移動体16b,16cの両端のローラ20も中央に向かう方向に移動し、ローラ20が中間に連結されている左右の上部リンク18bも中央に向かう方向に移動する。
これにより、上部リンク18bの上端にピン19cを介してそれぞれ連結されている左右の前輪下部クランプ板12は中央寄りに移動して互いに接近し、左右巾間隔を狭める構造になっている。同様に、上部リンク18bの上端にピン19cを介してそれぞれ連結されている左右の後輪下部クランプ板11も中央寄りに移動して互いに接近し、左右巾間隔を狭める構造になっている。
また、ネジ軸16aが上記と逆方向に回転すると、左右の移動体16b,16cを中央から離れる方向に移動させ、移動体16b,16cの両端のローラ20も中央から離れる方向に移動し、ローラ20が中間に連結されている左右の上部リンク18bも中央から離れる方向に移動する。
これにより、上部リンク18bの上端にピン19cを介してそれぞれ連結されている左右の前輪下部クランプ板12は中央から離れる方向に移動して互いに離れ、左右巾間隔を広げる構造になっている。同様に、上部リンク18bの上端にピン19cを介してそれぞれ連結されている左右の後輪下部クランプ板11は中央から離れる方向に移動して互いに離れ、左右巾間隔を広げる構造になっている。
このようにして、パレット台駆動装置Fの各モータ42からの動力で、正逆回転するタイヤ前輪FW側のネジ軸16a或いはタイヤ後輪RW側のネジ軸16aの正逆回転を通じて、タイヤ前輪FW側の左右の移動体16b、16cやタイヤ後輪RW側の左右の移動体16b、16cを中央に向けて接近或いは離間させて、左右の上部リンク18bの一端側にピン19cにより連結した左右の各前輪下部クランプ板12や各後輪下部クランプ板11の左右巾間隔を、タイヤ前輪FWや後輪RWのタイヤ巾の大小に対応させて、調整することを可能にしている。
そして、前輪位置及び後輪位置に正立搭載時にバイクの輪重で前輪台板23及び後輪台板22が下降することで、上記上部リンク18b及び下部リンク18あのトグル機構によりタイヤ前輪FW及び後輪RWの下部側面を両側からタイヤ巾に応じて左右巾間隔が調整された上記各前輪下部クランプ板12及び後輪下部クランプ板11でそれぞれクランプして、上記パレット台駆動装置Fによりパレット台Pにバイクを正立搭載保持した状態で格納及び取り出しできるようになる。
図15,図16に図示するように、各クランプ機構収容溝P1上の前輪台板23上のタイヤ前輪FWの巾と後輪台板22上のタイヤ後輪RWの巾とをそれぞれ計測するタイヤ巾計測センサ44が設けられている。タイヤ巾計測センサ44には例えばレーザーセンサが使用される。タイヤ巾計測センサ44は、パレット台駆動装置Fに上方に向けて伸縮自在な昇降シリンダ46のピストン上端の取付枠45に取り付けられていて、その上方のパレット台Pの前輪側及び後輪側の各クランプ機構収容溝P1に向けてそれぞれ伸縮自在になっている。
図15,図16では、各タイヤ巾計測センサ44は、クランプ機構収容溝P1の前輪台板23及び後輪台板22のそれぞれ後方に下側から上方に伸びて、例えば前輪台板23上のタイヤ前輪FWの巾と後輪台板22上のタイヤ後輪RWの巾とをそれぞれ後方側から計測するように取り付けられている。クランプ機構収容溝P1上の前輪台板23及び後輪台板22のそれぞれ後方には、タイヤ巾計測センサ44が下方から突出する観測孔が形成され、各観測孔の表面は保護板38で塞がれている。
保護板38は、タイヤ巾計測センサ44が上昇して観測孔から突出する場合には、タイヤ巾計測センサ44の上面によって押圧されて上側に押し上げられて、観測孔をあけることができるようになっている。保護板38には図面では2個のガイド棒39が下向きに取り付けられている。各ガイド棒39はタイヤ前輪FW側及び後輪RW側のクランプ機構収容溝P1の例えば後部側の観測孔の周囲のフレーム10にあけられた孔を貫通して取り付けられている。孔を貫通した各ガイド棒39の下端にはガイドブッシュ40がそれぞれ取り付けられていて、保護板38はその上面が上方のフレーム10に当接することで停止する。
バイクのタイヤ前輪FWの巾及び後輪RWの巾をそれぞれ計測するタイヤ巾計測センサ44からの情報によりパレット台駆動装置Fの各モータ42を制御して、前記した動作によって、前輪台板23の左右の各前輪下部クランプ板12及び後輪台板22の左右の各後輪下部クランプ板11の左右巾間隔を調整可能にしている。
図6,図11〜図13に図示するように、左右の前輪下部クランプ板12及び左右の後輪下部クランプ板11の間には、昇降する前輪台板23を垂直な上下方向に案内する例えばガイド25が2箇所に上下向き設けられている。ガイド25は大小の円筒体が使用され、小さい円筒体が大きい円筒体に伸縮状態に挿入されてガイドされる構造になっている。例えば大きい円筒体が前輪台板23や後輪台板22の下面に下向きに取り付けられ、小さい円筒体が前輪台下部板23bや後輪台下部板22bの上面に上向きに取り付けられている。
図11〜図14に図示するように、前輪台板23の前部側には、バイクのタイヤ前輪FWの前端を止めて、バイクが前方に移動するのを防ぐ前輪ストッパー14が設けられている。前輪台板23の前部側の下部にクランプ機構収容溝P1の巾方向に横設したシャフト27の中央部に前輸ストッパー14の起伏回動中心部が正逆回転しないように固着されている。前輸ストッパー14の起伏回動中心部には例えば円筒体14aが取り付けられ、この円筒体14aの内部をシャフト27は貫通している。
円筒体14aを貫通する部分のシャフト27の左右にはスライドガイド28が装着されている。前輸ストッパー14の起伏回動中心部は、このスライドガイド28によって、シャフト27の周回りに摺動するのが阻止されて、軸回りに正逆回転するシャフト27と一体となって起伏回動する。
この前輸ストッパー14を挟んでその両側のシャフト27には、タイヤ前輪FWの前部側の上部側面を両側から挟持する左右の前輪上部クランプアーム13がそれぞれ設けられている。左右の前輪上部クランプアーム13は、前輸ストッパー14を挟んでその両側のシャフト27に、その下部側の起伏回動中心部が軸心方向及び周回りに摺動自在に取り付けられている。前輪上部クランプアーム13の表面にはゴム17が固着されている。前輪ストッパー14はシャフト27の正逆回転により起伏し、起立時にはバイクのタイヤ前輪FWの前端を止めて、バイクが前方に移動するのを防ぐ。
左右の各前輪上部クランプアーム13を両側から挟んで係合する係合板31が、左右の前輪下部クランプ板12の端部にそれぞれ連結されている。両側から挟む係合板31同士の隙間は、前輪上部クランプアーム13の板厚と略同じで、各前輪上部クランプアーム13は隙間内を上下に移動できる。左右の各前輪上部クランプアーム13は、それぞれ係合板31によって両側からサンドイッチ状に挟まれて、各前輪下部クランプ板12と連動してシャフト27上に沿って中央に向けて移動し、叉中央から互いに離れる方向に移動し、さらに上下方向に移動しながらシャフト27上に沿って移動する。
シャフト27の一端は軸受29に、シャフト27の他端は例えばウォームギア減速機30に、それぞれ正逆回転自在に支承されている。軸受29及びウォームギア減速機30は上面11パレット台Pの前輪側のクランプ機構収容溝P1内に設けられている。ウォームギア減速機30からはウォームが下向きに設けられ、この下向きのウォームの下端には上部ローラ15aが下向きに取り付けられている。上部ローラ15aもウォームギア減速機30を介してパレット台Pに設けられている。この上部ローラ15aの側方にはこれと接続及び切断する上向きの下部ローラ15bが接・断自在が設けられている。上部ローラ15aには弾性ローラの例えばゴム焼付きローラが使用され、下部ローラ15bには例えば鋼製ローラが使用されている。なお、この場合において、逆に、下部ローラ15bに弾性ローラの例えばゴム焼付きローラを使用し、上部ローラ15aに鋼製ローラを使用してもよい。要は少なくとも上部ローラ15a又は下部ローラ15bの何れかに弾性ローラを使用するが双方に使用してもよい。
下部ローラ15bはその下方に上向きに設けられたモータ43の回転軸に連結されている。モータ43は、パレット台Pの下部側に位置するパレット台駆動装置Fに設けられている。パレット台駆動装置Fのモータ43が駆動することにより、接続時の下部ローラ15b及び上部ローラ15aを介してウォームギア減速機30を駆動してシャフト27を軸芯回りに正逆回転させて、前輪ストッパー14を起伏させる構造になっている。
次に、上記発明を実施するための形態−1の構成に基づく作用について以下説明する。
図1は待機時(クランプ前)を示す。図2〜図4はタイヤクランプ動作の説明図である。
図2は巾広タイヤ時のクランプ動作を示す。タイヤ巾計測後、移動体16b、16cを移動する。移動方法は後で述べる。
移動量は図16に示す例えばレーザーセンサからなるタイヤ巾計測センサ44によりタイヤ前輪FW及び後輪RWの巾を測定し、パソコンにて予め数値演算されたプログラム又は作図及び実験にて求められ、前記移動量は決定される。
移動前の寸法をL、移動後の寸法をL1とすると移動量は(L−L1)/2である。
次にクランプ動作は図3に示すように、機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41を下降すると、後輪台板22又は前輪台板23はクランプ機構収容溝P1内のフレーム10上面に着地・停止する。
前記動作課程の中で、ローラ20を旋回中心として、ピン19a、19b、19cは旋回し、リンク18aはトグル機構によりリンク18bを輪重(バイク自重)により、後輪下部クランプ板11、前輪下部クランプ板12及びゴム17にてタイヤ面をクランプする。
該動作にてクランプ力はリンク18aの角度により、輪重の数倍のクランプ力を得る。
タイヤ内圧及びクランプするゴム17の硬度の関係によって、クランプ時の変形量を考慮して、両端にローラ20を配設した移動体16b、16cの移動量を決定すれば良い。
尚、タイヤ内圧はメーカ指定の範囲内であるものとしている。
図4は巾狭タイヤ時のクランプ前を示す。タイヤ巾測定後、予め設定された量を移動体16b、16cを移動する。
移動後の寸法をL2とすると、移動量は(L−L2)/2である。
次にクランプ動作は図5に示すように、機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41を下降すると後輪台板22又は前輪台板23はクランプ機構収容溝P1内のフレーム10上面に着地・停止する。
前記動作により、前項で述べたようにリンク18aを介して、リンク18bを輪重(バイク自重)によりクランプするものである。
図6〜図10は後輪クランプ部を示し、入庫時は図6に示すようにバイクのタイヤ後輪RWを後輪台板22上に乗せる。又、後輪台板22長さは、バイクの軸距の違いを吸収できる長さとしている。
該後輪台板22は下面をパレット台駆動装置F(外部)に配した機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41にて支持している。
次に図16に示すように、パレット台駆動装置Fに配したタイヤ巾計測に供する例えばレーザーセンサからなるタイヤ巾計測センサ44にてタイヤ巾を計測し、タイヤ巾に応じた移動体16b、16cの移動量を得るため、図10に示すパレット台駆動装置Fに配設されたギアモータ42、下部ローラ15bとパレット台車P内の上部ローラ15aを接続し、左回転する。
該回転により、移動体(右ネジ)16b、移動体(左ネジ)16cはネジ軸(右ネジ)16aによりバイク中心線側へ、所定量移動し停止する。
又、前記移動体16b、16cの両側には、ローラ20を配し、フレーム10に固着されたローラガイド21溝部によりガイドされる。
停止後上部ローラ15aと下部ローラ15bを切離す。
前記ネジ軸16aは軸受24にて回転自在に支承されている。
次にパレット台駆動装置Fに配された機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41を下げると、タイヤ後輪RWが乗った後輪台板22はフレーム10に着地・停止する。
前記、下降により後輪台板22に回転自在に支承するピン19aにより、リンク18aはリンク18bの中間付近に回転自在に支承するローラ20を支点として旋回し、トグル機構によりリンク18bをタイヤ後輪RW左右よりピン19cにて連結された後輪下部クランプ板11に固着されたゴム17を後輪RWに左右から押付けることにより、クランプするものである。
図6に示すように、ガイド25により後輪台板22のガタを防止する。
以上により、輪重(バイク自重)にてクランプ力が発生し、保持されているものである。
出庫時は、乗員搭乗後、パレット台駆動装置F(外部)に配された機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41を上昇させることにより、リンク18a、後輪台板22が上昇し、リンク18bはタイヤ後輪RWより離れクランプ開放となる。次に上部ローラ15aと下部ローラ15bを接続し、パレット台駆動装置Fに配されたギアモータ42によりネジ軸16aを右回転することにより、移動体(右ネジ)16b及び移動体(左ネジ)16cは左右に離れることになり、図1に示すように、待機状態となり出庫可能となる。
図9〜図14は前輪クランプ部を示し、入庫時は図12,図13に示すようにバイク前輪FWは前輪台板23に乗り、直立した前輪ストッパー14直近にて停車させる。
該前輪台板23下面をパレット台駆動装置F(外部)に配した機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41にて支持している。
次に図17に示すように、パレット台駆動装置Fに配したタイヤ巾計測に供する例えばレーザーセンサからなるタイヤ巾計測センサ44にてタイヤ巾を計測し、タイヤ巾に応じた移動体16b、16cの移動量を得るため、図10に示すパレット台駆動装置Fに配設されたギアモータ42、下部ローラ15bとパレット台車P内の上部ローラ15aを接続し、右回転する。
該回転により、移動体(右ネジ)16b、移動体(左ネジ)16cはバイク中心線側へ所定量移動し停止する。
停止後、上部ローラ15aと下部ローラ15bを切離す。
前記ネジ軸16aは軸受24にて回転自在に支承されている。
次にパレット台駆動装置Fに配された機器としての例えばパワーシリンダからなるシリンダ41を下げると、タイヤ前輪FWが乗った前輪台板23はフレーム10に着地・停止する。
前記下降により、前輪台板23に回転自在に支承するピン19aにより、リンク18aはリンク18bの中間付近に回転自在に支承するローラ20を支点として旋回し、トグル機構によりリンク18bをタイヤ前輪FW左右よりピン19cにて連結された前輪下部クランプ板12に固着されたゴム17を前輪FWに左右から押付けることによりクランプするものである。
又、前記移動体16b、16cの両側にはローラ20を配し、フレーム10に固着されたローラガイド21溝部により摺動自在となる。
尚、前輪下部クランプ板12の押付け移動に併ない、該前輪下部クランプ板12に固着された係合板31間に前輪上部クランプアーム13は挟み込まれており、該前輪上部クランプアーム13も前輪下部クランプ板12と連動して摺動する。
又、シャフト27は端部を軸受29ともう一端をウォーム減速機30の内部軸受にて回転自在に支承されており、該シャフト27にはスライドガイド28を配することにより、前輪上部クランプアーム13は摺動し、且つ倒れないものである。
又、前輪上部クランプァーム13にもゴム17を固着しており、タイヤ前輪FWを左右よりクランプする。
以上により、輪重(バイク自重)にてクランプ力が発生し、保持されるものである。
図11に示すように、ガイド25により前輪台板23のガタを防止する。
出庫時は図14に示すように、パレット台駆動装置Fに配された機器としてのパワーシリンダ41を上昇させることにより、リンク18a、前輪台板23が上昇し、リンク18bはタイヤ前輪FWより左右に離れクランプ開放となる。
次に上部ローラ15aと下部ローラ15bを接続し、パレット台駆動装置Fに配されたギアモータ42によりネジ軸16aを右回転することにより、移動体(右ネジ)16b及び移動体(左ネジ)16cは左右に離れ、図1に示す如く待機状態となる。
図11〜図15に示すように、前輪上部クランプアーム13及び前輪ストッパー14を旋回するため、パレット台駆動装置F(外部)に配したモータ43及び下部ローラ15bとパレット台車Pの上部ローラ15aを接続し、高減速比を有するウォーム減速機30を介してシャフト27を回転し、前輪上部クランプアーム13及び前輪ストッパー14を水平状態にする。
次に図17に示すように、ターンテーブルTにて180°旋回し踏み板SGを旋回・水平にすれば、前進入庫・前進出庫が可能となるものである。
又、バイク立体駐輪場に供するため、図16、図17に示すように、パレット台車Pには、車輪32及びブロック金物33を配し、パレット台駆動装置F(外部)に配されるパレット台車Pの格納、取出し装置(図示せず)にて、該ブロック金物を挟み格納場所への格納・取出し用に供されるものである。
〔実施の形態−2〕
前記の実施の形態−1ではタイヤ巾計測センサを有する構造を含んでいたが、この実施の形態−2ではタイヤ巾計測センサに代えてこれよりも安価な機器の組合せのタイヤ巾検知機構を有する構造になっている。また、一部の構造が変更になっているが、実施の形態−1と同じ構造の部分についてはその説明を省略する。
図18〜図21に図示するように、後輪側及び前輪側の各台板22、23の左右両側にはバイクのタイヤ後輪RW、前輪FWの下部側面を両側から狭持する後輪側及び前輪側の各下部クランプ板11、12がそれぞれ配置されている。左右の下部クランプ板11、12は台板22、23の下降時には中央に向かって接近してバイクのタイヤ後輪RW、前輪FW下部側面を両側から狭持してクランプし、台板22、23の上昇時には中央から左右方向に開いてバイクのタイヤ後輪RW、前輪FWの下部側面のクランプ状態を解除する構造になっている。左右の下部クランプ板11、12の表面にはゴム17がそれぞれ固着されている。
左右の下部クランプ板11、12には、それぞれ上部リンク18bの一端側(図では上端側)がピン19cによってタイヤ後輪RW、前輪FWの巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。各上部リンク18bの他端側(図では下端側)にそれぞれ下部リンク18aの一端側がピン19bによってタイヤ後輪RW、前輪FWの巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。左右のクランプ板11、12にそれぞれ上部リンク18bを介して連結される左右の下部リンク18aの他端側は、同一軸線方向のピン19aによってタイヤ後輪RW、前輪FWの巾方向回りに正逆回動自在に連結されている。前記実施の形態−1ではピン19aは、後輪台板支柱22a、前輪台板支柱23aのバイク中心線の一箇所に軸支されていたが、実施の形態−2ではこれと異なり、バイク中心線を挟んで左右対称位置の2箇所にそれぞれ軸支されている。
昇降自在な後輪側及び前輪側の各台板22、23は、正立搭載したバイクの輪重W1で下降し、パレット台駆動装置に上向きに設けた機器としての前記実施の形態−1のシリンダ41に代えて例えばモータ58付のジャッキ51により上昇・保持される構造になっている。
図24に図示するように、後輪側及び前輪側の各台板22、23の下面には後輪台板支柱22a、前輪台板支柱23aがそれぞれ上下方向に取り付けられている。台板支柱22a、23aはバイクのタイヤ前輪FW、後輪RWの進行方向に向かって前後に間をあけて、例えば2箇所に取り付けられている。これら各台板支柱22a、23aの下端には、その上方の各台板22、23に平行に後輪台下部板22b、前輪台下部板23bがそれぞれ取り付けられている。該台板支柱22aと台下部板22b及び台板支柱23aと台下部板23bは溶接などによって一体化され、各台板22、23とは組立てを考慮してボルト等により固着されている。
図22(B)に図示するように、前記実施の形態−1のローラ20に代えて、左側の後輪側及び前輪側の各下部クランプ板11、12の長さ方向の前後の各上部リンク18bの貫通孔19dには、支点ピンブロック34の一部が貫通している。貫通孔19d及び支点ピンブロック34の一部の貫通する部分は断面円形になっていて、各上部リンク18bはこの断面円形によってクランプ機構収容溝P1の長さ方向回りに正逆回転自在に支点ピンブロック34の一部に軸支されている。支点ピンブロック34の貫通した先端側は、各下部クランプ板11、12に平行に取り付けられた左側の移動体16bの両端側にリーマピン35によってそれぞれ固設されている。
同様に、前記実施の形態−1のローラ20に代えて、右側の後輪側及び前輪側の各下部クランプ板11、12の長さ方向の前後の各上部リンク18bの貫通孔19dには、支点ピンブロック34の一部が貫通している。貫通孔19d及び支点ピンブロック34の一部の貫通する部分は断面円形になっていて、各上部リンク18bはこの断面円形によってクランプ機構収容溝P1の長さ方向回りに正逆回転自在に支点ピンブロック34の一部に軸支されている。支点ピンブロック34の貫通した先端側は、各下部クランプ板11、12に平行に取り付けられた右側の移動体16cの両端側にリーマピン35によってそれぞれ固設されている。
図23、図24に示すように、移動体16b、16cの両端側にその先端側がそれぞれ固設された各支点ピンブロック34の基端側には、スライドガイド36がそれぞれ取り付けられている。スライドガイド36は例えば断面コ字状の溝型形状に形成されている。そしてスライドガイド36の溝型の内部に係合されたガイド盤37がクランプ機構収容溝P1内のフレーム10の向かい合う内側面に、平行な状態でバイク中心線に直交するパレット台Pの巾方向に取り付けられている。
タイヤ巾検知機構は、バイク中心線上の前輪台板23上のタイヤ前輪FW巾と後輪台板22上のタイヤ後輪BW巾とを、タイヤ前輪FW及びタイヤ後輪BWの両側よりのタイヤ接圧からそれぞれ検知するものである。即ち、タイヤ巾検知機構は、左右の後輪下部クランプ板11及び前輪下部クランプ板12の表面のゴム17が、タイヤ前輪FW及びタイヤ後輪BWの両側よりタイヤの側面に接圧すると、左右の後輪下部クランプ板11及び前輪下部クランプ板12をパレット台Pの下方に配設された移動体16b,16c、上部ローラ15a、下部ローラ15bなどを介して移動させているモータ42に負荷がかかって電流値が高くなり、その電流値が設定電流値に達することでモータ42を停止させてこれを検知するものである。
図26に図示するように、モータ42は昇降するシリンダ52の上部に設けられている。モータ42が停止するとシリンダ52は下降して、モータ42の下部ローラ15bを上部ローラ15aから切り離す。また、図23に図示するように、モータ42の軸部にはプーリ56が配設され、叉モータ42の隣にはパルス数をカウントするエンコーダ55が設けられ、このエンコーダ55の軸部にもプーリ56が配設され、モータ42の軸部のプーリ56とエンコーダ55の軸部のプーリ56とは歯付ベルト55で連動連結されている。左右の後輪下部クランプ板11及び前輪下部クランプ板12のクランプ方向への移動量は、後述するように支点ピンブロック34の移動量S、S1を求めることで計測されるが、上記エンコーダ55はこの支点ピンブロック34の移動量S、S1を計測する。
図26に図示するように、後輪側及び前輪側の各台板22、23を昇降支持するモータ58付のジャッキ51の一端には、カップリング54を介してパルス数をカウントするエンコーダ53が配設されている。エンコーダ53はジャッキ51で支持される台板22、23の降下量H、H1を計測する。
そして、支点ピンブロック34の移動量S、S1に応じてリンク18a、18bの寸法を考慮し、モータ58を通じてジャッキ51の下降量H、H1を制御して、タイヤ巾検知機構により、左右の後輪下部クランプ板11及び前輪下部クランプ板12のクランプ時のタイヤ前輪FW、後輪BWの圧縮量Ltの設定を通じて下部クランプ板11,12の左右巾間隔を調整可能にしている。
また、図27,図28に図示するように、エンコーダ53、55に代えて、パレッド台Pの下方に位置する移動体16bの下面にセンサ検出用のロッド61が下向きに固着され、移動体16と一体となっている移動する該ロッド61の位置を検知するセンサ62がその下方の複数位置にそれぞれ設けられている。後述するように、センサ62aは原点確認、センサ62bは設定最大タイヤ巾時、センサ62cは限界移動時の確認をするもので、それぞれの位置に設けられている。
次に、上記発明を実施するための形態−2の構成に基づく作用について以下説明する。図18〜図21はタイヤクランプ動作の説明図である。
図18は巾広タイヤの接圧時を示す。後輪側及び前輪側の各台板22、23の上面にタイヤ前輪FW、後輪RWを搭載した後、支点ピンブロック34をバイク中心側へ移動する。移動方法は後で述べる。
図19は巾広タイヤのクランプ後を示す。支点ピンブロック34の移動量はSであり、各台板22、23の下降量はHである。
その時のタイヤの圧縮量Ltは(Lw1−Lw2)である。
図20は巾狭タイヤの接圧時、図21は巾狭タイヤのクランプ後を示す。その時の支点ピンブロック34の移動量はS1であり、各台板22、23の下降量はH1である。
又、タイヤの圧縮量Ltは(Lw1−Lw2)である。
次にクランプ動作は図19、図21に示すように、ジャッキ51を下降すると、各台板22、23はフレーム10上面に着地・停止する。
前記動作課程の中で、支点ピンブロック34を旋回中心として、ピン19a、19b、19cは旋回し、リンク18aはトグル機構によりリンク18bをバイクの輪重W1により、下部クランプ板11、12及びゴム17をタイヤ前輪FW、後輪RWの両側より押付けクランプする。
該動作にてクランプ力は下部リンク18aの角度により実施例では輪重W1の数倍程度のクランプ力を得る。
タイヤ内圧及びクランプするゴム17の硬度の関係によって、クランプ時の変形量を考慮して各台板22、23の下降量H、H1を決定すれば良い。
以上により、輪重W1にてクランプ力が発生し、保持されるものである。
図22に示すように、ガイド25により各台板22、23のガタを防止する。
ところで、上記したように、タイヤ前輪FW、後輪RWを下部クランプ板11、12で左右からクランプさせるためには、図23、図24に示すようにタイヤ前輪FW、後輪RWを各台板22、23上に乗せる。
該各台板22、23は下面をパレット台駆動装置Fに配したモータ58付きのジャッキ51にて支持している。
又、移動体(右ネジ)16b、移動体(左ネジ)16cの両側に支点ピンブロック34を実施例ではリーマピン35にて固着している。
前記支点ピンブロック34はフレーム10の両側に配されたスライドガイド36に固定され摺動自在に配されている。
次に図25、図26に示すように、タイヤ巾に応じた支点ピンブロック34の移動量を得るため、パレット台駆動装置Fに配設されたシリンダ52を上昇し、実施例ではゴム焼付ローラからなる下部ローラ15bをフレーム10内の鋼製ローラからなる上部ローラ15aに押当てモータ42を右回転する。
該回転はネジ軸(右ネジ、左ネジ)16aにより、移動体(右ネジ)16b、移動体(左ネジ)16c及び支点ピンブロック34はバイク中心側へ移動し、ゴム17をタイヤ前輪FW、後輪RWの両側より接圧し、例えば設定電流値によりモータ42を停止する。実施例では摩擦係数を上げるため下部ローラ15bをゴム焼付ローラとした。停止後シリンダ52を下降し、鋼製ローラからなる上部ローラ15aとゴム焼付ローラからなる下部ローラ15bを切り離す。
前記ネジ軸16aは、軸受24にて回転自在に支承されている。
例えばタイヤの圧縮量Ltを設定するには、図18〜図21、図23、図25に示すように、支点ピンブロック34の支点移動量S、S1と後輪側及び前輪側の各台板22、23の下降量H、H1が関係する。
そこで支点移動量S、S1を計測するためモータ42軸部にプーリ56を配設し、歯付ベルト57、プーリ56にてエンコーダ55を回転させ、パルス数をカウントする。
該カウントにて支点移動量S、S1を計測する。
又、下降量H、H1を計測するためジャッキ51の一端にカップリング54を介してエンコーダ53を配設し、パルス数をカウントする。
該カウントにて下降量H、H1を計測制御する。
次に支点ピンブロック34の支点移動量S、S1に応じてリンク18a、18bの寸法を考慮し、ジャッキ51の下降量H、H1を制御すれば、タイヤ前輪FW、後輪RWの圧縮量Ltを設定できるものである。
図27、図28に示すように、近似的にタイヤ圧縮量Ltをタイヤ巾に関係なく、ほぼ一定量とする時は、設定最大タイヤ巾の時のピン支点移動量Sと設定最小タイヤ巾の時のピン支点移動量STとの差を移動量Saとするとタイヤ巾が狭くなるにつれて下降量は(H−H1)となる。つまり、移動量Saの間に下降量(H−H1)となるようジャッキ51側のモータ58を例えばインバータ制御により減速回転すればよい。
その後、タイヤ接圧時にピン支点移動側のモータ42の例えば設定電流値によりモータ42は停止し、シリンダ52にて下降する。
モータ42の停止に伴い、ジャッキ51側のモータ58は定格回転数まで上昇し、ジャッキ51を下限まで下降するとリンク18a、18bのトグル機構によりタイヤ前輪FW、後輪RWは自動的にクランプされる。
図28に示すように、移動体16bの下面にセンサ検出用のロッド61を固着し、該ロッドの位置検知により前記動作信号を発信する。
センサ62aは原点確認、センサ62bは設定最大タイヤ巾時、センサ62cは限界移動時の確認をするものである。
10 フレーム
11 後輪下部クランプ板
11a 突出片
11b 係合溝
12 前輪下部クランプ板
13 前輪上部クランプアーム
14 前輪ストッパー
14a 円筒体
15a 上部ローラ
15b 下部ローラ
16a ネジ軸(右ネジ、左ネジ)
16b 移動体(右ネジ)
16c 移動体(左ネジ)
17 ゴム
18a 下部リンク
18b 上部リンク
19a・19b・19c ピン
19d 貫通孔
20 ローラ
21 ローラガイド
22 後輪台板
22a 後輪台板支柱
22b 後輪台下部板
23 前輪台板
23a 前輪台板支柱
23b 前輪台下部板
24 軸受
25 ガイド
27 シャフト
28 スライドガイド
29 軸受
30 ウォームギア減速機
31 係合板
32 車輪
33 ブロック金物
34 支点ピンブロック
35 リーマピン
36 スライドガイド
37 ガイド盤
38 保護板
39 ガイド棒
40 ガイドブッシュ
41 シリンダ
42 モータ
43 モータ
44 タイヤ巾計測センサ
45 取付枠
46 昇降シリンダ
51 ジャッキ
52 シリンダ
53 エンコーダ
54 カップリング
55 エンコーダ
56 プーリ
57 歯付ベルト
58 モータ
61 ロッド
62 センサ
F パレット台駆動装置
H、H1 下降量
L 移動体の移動前の寸法
L1 移動体の移動後の寸法
Lw1 接圧時のタイヤ巾
Lw2 クランプ後のタイヤ巾
Lt タイヤ圧縮量
P パレット台
P1 クランプ機構収容溝
P1a 切り欠き溝
S、S1 支点移動量
Sa 移動量
ST 限界移動量
FW タイヤ前輪
RW タイヤ後輪
SG 踏み板
SP 手摺
T ターンテーブル
TM 格納・取出し装置
W1 輪重

Claims (6)

  1. バイクを正立搭載するパレット台の下部側に配置され且つ駆動機構を備えたパレット台駆動装置によって駐輪場の各格納室に格納及び取り出されるパレット台を設け、正立搭載したバイクの輪重で下降し上記パレット台駆動装置に設けた機器により上昇支持される前輪台板及び後輪台板を上記パレット台の中央の正立搭載時のバイク中心線上のバイク前輪位置及び後輪位置にそれぞれ昇降自在に配置し、バイク前輪の下部側面を両側から挟持する前輪下部クランプ板を前輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、後輪の下部側面を両側から挟持する後輪下部クランプ板を後輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、左右の各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にし、前輪位置及び後輪位置に正立搭載時にバイクの輪重で前輪台板及び後輪台板が下降することで上部リンク及び下部リンクのトグル機構により前輪及び後輪の下部側面を両側からタイヤ巾に応じて左右巾間隔が調整された上記各前輪下部クランプ板及び後輪下部クランプ板でそれぞれクランプし、上記パレット台駆動装置によりパレット台にバイクを正立搭載保持した状態で格納及び取り出し可能にしたことを特徴とするバイクの駐輪装置。
  2. バイクを正立搭載するパレット台の下部側に配置され且つ駆動機構を備えたパレット台駆動装置によって駐輪場の各格納室に格納及び取り出されるパレット台を設け、正立搭載したバイクの輪重で下降し上記パレット台駆動装置に設けた機器により上昇支持される前輪台板及び後輪台板を上記パレット台の中央の正立搭載時のバイク中心線上のバイク前輪位置及び後輪位置にそれぞれ昇降自在に配置し、前輪台板の下面中央に前輪台板支柱を下向きに取り付け、後輪台板の下面中央に後輪台板支柱を下向きに取り付け、バイク前輪の下部側面を両側から挟持する前輪下部クランプ板を前輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、後輪の下部側面を両側から挟持する後輪下部クランプ板を後輪台板の左右両側にそれぞれ配置し、左右の各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板にそれぞれ上部リンクの一端側をピンで回動自在に連結し、各上部リンクの他端側にそれぞれ下部リンクの一端側をピンで回動自在に連結し、左右の各前輪下部クランプ板にそれぞれ上部リンクを介して連結される左右の各下部リンクの他端側を前輪台板支柱に同一軸線方向のピンで回動自在に連結し、左右の各後輪下部クランプ板にそれぞれ上部リンクを介して連結される左右の各下部リンクの他端側を後輪台板支柱に同一軸線方向のピンで回動自在に連結し、各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板にピン連結される各上部リンクの中間部位にローラをそれぞれ取り付け、前輪下部クランプ板の左右の上部リンクのローラ及び各後輪下部クランプ板の左右の上部リンクのローラをそれぞれガイドする各ローラガイドを上記前輪下部クランプ板及び後輪下部クランプ板の下方の正立搭載時のバイク中心線の巾方向に向けて配置し、左右の上部リンクの各ローラがそれぞれ軸支される左右の移動体に逆向きのネジ孔を同一軸線方向に形成し、左右の移動体の逆向きのネジ孔に両側が螺合する前輪側のネジ軸及び後輪側のネジ軸をそれぞれ配置し、下部側のパレット台駆動装置に設けた各モータからの動力をパレット台側に伝達するパレット台駆動装置側の下部ローラとパレット台側の上部ローラを接・断自在に設け、パレット台駆動装置の各モータからの動力で正逆回転する前輪側のネジ軸及び後輪側のネジ軸をそれぞれ介して前輪側及び後輪側の左右の移動体を中央に向けて接近及び離間させて左右の上部リンクの一端側にピン連結した左右の各前輪下部クランプ板及び各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にし、前輪位置及び後輪位置に正立搭載時にバイクの輪重で前輪台板及び後輪台板が下降することで上記上部リンク及び下部リンクのトグル機構により前輪及び後輪の下部側面を両側からタイヤ巾に応じて左右巾間隔が調整された上記各前輪下部クランプ板及び後輪下部クランプ板でそれぞれクランプし、上記パレット台駆動装置によりパレット台にバイクを正立搭載保持した状態で格納及び取り出し可能にしたことを特徴とするバイクの駐輪装置。
  3. 前輪台板上の前輪巾と後輪台板上の後輪巾とをそれぞれ計測するタイヤ巾計測センサを上方のパレット台の前輪台板及び後輪台板に向けてそれぞれ伸縮自在にパレット台駆動装置に設け、前輪巾及び後輪巾をそれぞれ計測するタイヤ巾計測センサからの情報によりパレット台駆動装置の各モータを制御して、前輪台板の左右の各前輪下部クランプ板及び後輪台板の左右の各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にした請求項1又は請求項2に記載のバイクの駐輪装置。
  4. バイク中心線上の前輪台板上の前輪巾と後輪台板上の後輪巾とを、前輪及び後輪の両側よりのタイヤ接圧からそれぞれ検知するタイヤ巾検知機構をパレット台の下方に設け、タイヤ巾検知機構により前輪台板の左右の各前輪下部クランプ板及び後輪台板の左右の各後輪下部クランプ板の左右巾間隔を調整可能にした請求項1又は請求項2に記載のバイクの駐輪装置。
  5. 前輪台板の前部側の下部に横設したシャフトの中央部に前輸ストッパーの起伏回動中心部を固着し、前輸ストッパーを挟んでその両側のシャフトに前輪の前部側の上部側面を両側から挟持する左右の前輪上部クランプアームの起伏回動中心部を軸心方向及び周回りに摺動自在に取り付け、シャフトの正逆回転により前輸ストッパーを起伏し、左右の各前輪上部クランプアームを両側から挟んで係合する係合板を左右の前輪下部クランプ板の端部に連結した請求項1又は請求項2に記載のバイクの駐輪装置。
  6. 上部ローラ又は下部ローラの少なくとも一方を弾性ローラで構成した請求項2に記載のバイクの駐輪装置。
JP2010185972A 2009-08-25 2010-08-23 バイクの駐輪装置 Active JP5276067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185972A JP5276067B2 (ja) 2009-08-25 2010-08-23 バイクの駐輪装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009194883 2009-08-25
JP2009194883 2009-08-25
JP2010185972A JP5276067B2 (ja) 2009-08-25 2010-08-23 バイクの駐輪装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011068341A JP2011068341A (ja) 2011-04-07
JP5276067B2 true JP5276067B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=44014049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010185972A Active JP5276067B2 (ja) 2009-08-25 2010-08-23 バイクの駐輪装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5276067B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108756346A (zh) * 2018-06-26 2018-11-06 武汉轻工大学 电单车自重夹持机构及停车库
CN108995747A (zh) * 2018-08-02 2018-12-14 杭州职业技术学院 一种悬挂式自行车停车装置的导向结构

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101125068B1 (ko) * 2011-09-14 2012-03-22 이규설 자전거 주차장치
CN106564540A (zh) * 2016-11-24 2017-04-19 杭州壕车科技有限公司 一种紧力固定的自行车抓手
CN108407928B (zh) * 2018-04-12 2024-02-27 吉林大学 直立式自行车便捷停放装置
US10800342B2 (en) 2018-05-31 2020-10-13 Erben Inc. Bike rack
CN108639196B (zh) * 2018-06-01 2020-04-17 文华学院 一种自行车停车装置
CN108545127A (zh) * 2018-06-07 2018-09-18 西华大学 一种自行车停车架
CN108622242A (zh) * 2018-06-19 2018-10-09 浙江机电职业技术学院 全自动通用型自行车立式停车装备
CN108945177A (zh) * 2018-08-07 2018-12-07 河南科技大学 一种自行车停放架及其托持装置
DE202018004771U1 (de) 2018-10-15 2018-11-14 Martin Thamm Vorrichtung zum Halten eines Zweiradfahrzeuges in einer aufrechten Position
CN109263763B (zh) * 2018-10-25 2024-06-04 上海振华重工(集团)股份有限公司 三连杆机构及具有其的抬升装置
CN110667740B (zh) * 2019-11-13 2020-10-27 东阳坪洲电动车科技有限公司 一种路边单车停车辅助装置
DE202019106880U1 (de) * 2019-12-10 2021-03-15 Canyon Bicycles Gmbh Fahrradhalter, Einzelfahrradhalter und Fahrradhaltersystem
CN110979518B (zh) * 2019-12-20 2021-05-14 浙江理工大学科技与艺术学院 一种基于杠杆原理的单车自动卡紧装置
CN114182995B (zh) * 2021-12-30 2023-10-03 鑫华源曹妃甸智能停车设备制造有限责任公司 一种垂直循环摩托车停车设备
CN114509448B (zh) * 2022-03-15 2022-11-18 王奇柯 一种轮胎内侧质量检测装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63144385U (ja) * 1987-03-13 1988-09-22
JPH11131853A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Hitachi Zosen Corp 立体駐輪設備
JP2000213195A (ja) * 1999-01-21 2000-08-02 Toshi Kaizou System Kk バイク駐輪装置
JP2001001966A (ja) * 1999-04-23 2001-01-09 Harajiyuku Fashion Kk 二輪車用有料駐輪装置
JP2002336398A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Jd Japan Kk スケータ用補助電動装置
JP2005254853A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Yamada Seisakusho:Kk 自動二輪車駐輪装置
JP2008030734A (ja) * 2006-07-06 2008-02-14 Shiroyama Kogyo Kk 駐輪装置
JP2008056013A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Aad:Kk 駐車装置
JP2009154854A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Hirotetsu Kogyo Kk バイク用駐輪台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108756346A (zh) * 2018-06-26 2018-11-06 武汉轻工大学 电单车自重夹持机构及停车库
CN108995747A (zh) * 2018-08-02 2018-12-14 杭州职业技术学院 一种悬挂式自行车停车装置的导向结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011068341A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5276067B2 (ja) バイクの駐輪装置
CN105277124A (zh) 轮毂单元法兰盘的端跳和径跳检测设备
JP2017036021A (ja) バイク前輪クランプ装置
KR102059013B1 (ko) 액슬 어셈블리의 토탈 런 아웃 측정장치
CN113860212B (zh) 一种用于汽车生产线的车辆加工防滑移的抬升装置
CN213812865U (zh) 一种用于装载机驱动桥的检测装置
JP2001018830A (ja) ホイールアライメント調整装置
CN111331272B (zh) 轮毂焊接生产线
JP4427400B2 (ja) 鉄道車両台車のベアリング異常の振動検出用回転装置
JP2005257691A (ja) ラテラルフォース測定装置とその測定方法
CN111420891A (zh) 轮毂圆度自动检测分料装置
CN213714725U (zh) 一种加载式制动检测台
CN102072824B (zh) 车轮夹紧式车辆定位装置
CN113446922B (zh) 一种轴承游隙测量装置及测量方法
WO2014103485A1 (ja) フィッティング装置
CN210464928U (zh) 一种电动机生产用最大承载力检测台
CN209745450U (zh) 一种智能检测马达制动扭矩的装置
CN212206600U (zh) 一种机动车安全自动检测用检测设备
CN113740084A (zh) 一种汽车轮毂检测方法
JP3169741U (ja) バイクの駐輪装置
CN109855891B (zh) 一种列车车轴检测对中装置
CN107350288B (zh) 一种轨梁式热定心机
JP2013180748A (ja) バイクの前輪クランプ装置
JP3167790U (ja) バイクの駐輪装置
CN220490012U (zh) 一种保护层厚度检测设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5276067

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250