JP5275071B2 - 電動オイルポンプ装置 - Google Patents

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本発明は、電動オイルポンプ装置に係り、特に、車両に設けられた自動変速機の作動油機構へ油圧を供給する電動オイルポンプ装置に関する。
自動車の燃費の向上や環境問題に対して、ガソリンエンジンと電動モータで駆動するハイブリッド車や、自動車の停車時にエンジンをストップさせるアイドルストップ車が有効であることが知られている。このような自動車にはエンジンによって駆動されるオイルポンプの他に電動モータによって駆動される電動式オイルポンプを搭載するのが一般的である。
電動オイルポンプ装置は、小型、長寿命の観点からブラシレスモータによって駆動する方式が広く採用されており、数多くの技術が提案されている。例えば、特許文献1では、ブラシレスモータは、センサレス駆動回路によって駆動されている。また、ブラシレスモータを制御する制御装置は、モータの起動時間が規格外か正常かを判断してモータの状態を示す信号を外部に出力し、その信号を基に上位制御装置が故障診断を行う。
特開2004−166436号公報
上記の電動オイルポンプ装置では、上位制御装置が故障診断を行ったとき、モータの起動時間が規格外か正常かという診断結果となる。例えば、モータの起動時間中、モータに通常流れる電流の閾値を超え、異常な電流が流れてモータが停止した場合には、過電流によるモータ停止といった情報ではなく、モータの起動時間が規格外であったことを上位制御装置へ情報を送信する。そのため、モータが停止した原因を正確に上位制御装置へ送信することができない。
また、モータの回転数はセンサレス回路より出力されるため、回転数情報と故障情報はそれぞれの情報に対して通信線を用意しなければ、上位制御装置へ情報を送信することができない。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、オイルポンプを駆動させるブラシレスモータとブラシレスモータ制御装置の状態が正常か異常かを適切に判断し、それに応じてブラシレスモータを制御できるようにすることで信頼性を向上させた電動オイルポンプ装置を提供することである。
上記目的を達成すべく、本発明に係る電動オイルポンプ装置は、オイルポンプと、そのオイルポンプに回転駆動力を与えるブラシレスモータと、外部の上位制御装置からの制御指令に基づいて前記ブラシレスモータを回転駆動させるブラシレスモータ制御装置とを有する電動オイルポンプ装置において、前記ブラシレスモータ制御装置は、前記ブラシレスモータの回転数情報と、前記ブラシレスモータ及び前記ブラシレスモータ制御装置の故障情報を、いずれもパルス周波数及び1つの通信線を介して前記上位制御装置へ送信する情報通知手段を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、オイルポンプを駆動させるブラシレスモータとブラシレスモータ制御装置の状態が正常か異常かを適切に判断し、それに応じてブラシレスモータを制御することにより、信頼性を向上させることができる。
本発明の実施形態の電動オイルポンプ用モータ制御装置を適用した油圧ポンプシステムの構成を示すブロック図である。 図1のブラシレスモータ制御装置の構成を示すブロック図である。 図2のMDUの構成を示すブロック図である。 電動オイルポンプ装置から上位制御装置へ送信する信号の波形を示す図であり、(a)は電動オイルポンプ装置が正常と判断されたときのもの、(b)は電動オイルポンプ装置が異常と判断されたときのものである。 (a)は、電動オイルポンプ装置から上位制御装置へ送信する信号の周波数とブラシレスモータの回転速度との関係を示すグラフであり、(b)は、(a)のグラフにおいて周波数、故障情報及び回転速度の関係を示すグラフであり、(c)は、(b)のグラフにおいて周波数と故障情報との関係を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の電動オイルポンプ装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、電動オイルポンプ装置1は、電動式オイルポンプ5と、電動式オイルポンプ5に回転駆動力を与えるブラシレスモータ4と、電動オイルポンプ装置外部の上位制御装置11からの制御指令に基づいて、ブラシレスモータ4を回転駆動させるブラシレスモータ制御装置3とを備える。
電動式オイルポンプ5は、油圧回路2に接続されている。油圧回路2は、自動変速機構9と、オイルパン6と、オイルパン6のオイル(作動油)を自動変速機構9に供給する機械式オイルポンプ8とを備える。電動式オイルポンプ5は、オイルパン6と自動変速機構9との間に、機械式オイルポンプ8と並列に接続されている。
機械式オイルポンプ8は、エンジンの出力により駆動される。従って、エンジンが回転している通常の状態では、機械式オイルポンプ8が用いられる。車両の通常運転時、すなわち、エンジン駆動中は、車両のエンジンにより駆動される機械式オイルポンプ8により、自動変速機構9に油路L3、L4を介してオイルパン6のオイルが(図中、矢印FP1の方向)自動変速機機構9へ流れ、自動変速機構9の潤滑などを行う。その場合、電動式オイルポンプ5へのオイルは、電動式オイルポンプ5の下流に設けられた逆止弁7により遮断されて流れない。
他方、例えば、アイドルストップ時等のエンジンが停止した状態では、機械式オイルポンプ8は駆動できないため、電動式オイルポンプ5が用いられる。電動式オイルポンプ5は、ブラシレスモータ4により駆動される。ブラシレスモータ4は、油圧回路2内に供給される作動油の油圧を制御する上位制御装置11からの制御指令に基づいてブラシレスモータ制御装置3により制御される。ブラシレスモータ制御装置3は、ブラシレスモータ4を制御して電動式オイルポンプ5を駆動し、油路L1、L2のオイルを矢印FP2の方向へ流す。
具体的には、アイドルストップすると、エンジン回転数が低下し、機械式オイルポンプ8も回転数が低下して行き油路L3、L4の油圧力も低下する。アイドルストップと同時に上位制御装置11よりモータ起動の制御指令がブラシレスモータ制御装置3へ送信され、ブラシレスモータ4を駆動して電動式オイルポンプ5を回転させて、オイルを油路L1、L2を介して矢印FP2の方向に流し、油圧を徐々に上昇させる。機械式オイルポンプ8の油圧力が低下し、逆止弁7により阻止されていた電動式オイルポンプ5の油圧力が閾値を超えると、オイルは油路L1、電動式オイルポンプ5、逆止弁7、自動変速機構9、油路L5、オイルパン6の経路を循環する。
自動変速機構9には、オイルの油温を検出する油温センサ10が設けられている。油温センサ10によって検出されたオイルの油温は、上位制御装置11へ送られる。上位制御装置11は、ブラシレスモータ制御装置3に対して、制御指令を送信するとともに、オイルの油温情報も提供する。
上位制御装置11は、モータの制御指令をブラシレスモータ制御装置3へ送信する機能及びブラシレスモータ制御装置3からの回転数信号や故障信号を受信する機能を有する。
図2は、ブラシレスモータ制御装置3の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ブラシレスモータ制御装置3は、MDU(Motor Drive Unit)31と、電源12から供給される電源電圧を検出する電源電圧検出回路33と、電源12から供給される電力を変換してブラシレスモータ4に供給する電力変換手段34と、電力変換手段34からブラシレスモータ4へ供給される電流を検出する電流検出回路35と、ブラシレスモータ制御装置3内の周囲温度を検出する温度検出回路36と、MDU31と上位制御装置11との間で通信するためのI/F回路(入力I/F回路30、出力I/F回路37)とを備える。
上位制御装置11は、入力I/F回路30を介してモータの制御指令をMDU31へ送信する。入力I/F回路30は上位制御装置11とMDU31の間に接続され、上位制御装置11からの制御指令をMDU31へ送信するための回路である。
MDU31は上位制御装置11から入力I/F回路30を介して得られた制御指令に基づいてブラシレスモータ4を駆動させるための制御演算処理を行い、その結果をMDU31からゲートドライバ回路32を介して電力変換手段34へ送信し、ブラシレスモータ4を駆動させるように動作する。
ブラシレスモータ制御装置3に電力供給する電源12は、電源電圧検出回路33を介して電力変換手段34に接続される。電源12は、上位制御装置11、MDU31、電力変換手段34にそれぞれ電力を供給し、この電力により上位制御装置11、MDU31、電力変換手段34は動作を開始する。
電源電圧検出回路33は、MDU31および電力変換手段34に供給されている電圧を検出している(図示せず)。検出された電圧は、MDU31によってモニタされる。MDU31は、検出電圧が通常供給される電圧よりも過大なとき、または、低いときには異常電圧と判定し、それぞれの故障情報を出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ送信すると共に、ブラシレスモータ制御装置3を保護するように動作する。
電力変換手段34は、三相インバータ回路を構成するスイッチング素子(例えば、FET)を備え(図示せず)、電源12から供給される直流電力を三相交流電力に変換する。電力変換手段34の三相出力電圧を切り替えることでモータの各相への通電が順次切り替わるため、モータを駆動させることができる。
ゲートドライバ回路32は、電力変換手段34とMDU31の間に接続され、ゲートドライバ回路32の出力端子が電力変換手段34の三相インバータ回路を構成するスイッチング素子に各々接続されている(図示せず)。ゲートドライバ回路32は、MDU31からのスイッチング信号に応じて三相インバータ回路を構成する各々のスイッチング素子のON/OFFを切り替え、モータの各相に流れる電流の方向や位相を制御する。
電流検出回路35は、電流検出器20,21を介してブラシレスモータ4の各相に流れる電流を検出する。検出された電流はMDU31によってモニタされ、ブラシレスモータ4に流れている三相分の電流を再現するために使用される。また、電流検出回路35は、ブラシレスモータ4に流れている電流が予め設定された閾値を超えたかを検出している。閾値を超えた場合、MDU31は過電流と判定し、故障信号をMDU31から出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ送信すると共に、ブラシレスモータ4へ電流が流れないようにするためのスイッチング信号をゲートドライバ回路32へ送信し、電力変換手段34の過電流保護が働くように動作する。
温度検出回路36は、ブラシレスモータ制御装置3内の周囲温度を検出する。検出された温度はMDU31によってモニタされ、ブラシレスモータ制御装置3が通常使用される温度範囲以内で動作しているか判定するために使用されている。また、MDU31は、予め設定された閾値を超えて温度が上昇した場合、異常温度と判定し、故障信号をMDU31から出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ送信すると共に、ブラシレスモータ制御装置3を保護するように動作する。
上位制御装置11は、上位制御装置11と1つの通信線で接続される出力I/F回路37を介して回転数信号および故障信号に基づいてブラシレスモータ4の制御指令の演算や故障診断を行う。出力I/F回路37は上位制御装置11とMDU31の間に接続され、MDU31からの回転数信号(回転数情報)及び故障信号(故障情報)を上位制御装置11へ送信するための回路である。
図3は、MDU31の制御構成を示すブロック図である。図3に示すように、MDU31は、制御指令発生手段300と、電流偏差演算手段301と、電流制御手段302と、ブラシレスモータ制御手段303(図2のゲートドライバ回路32を含む)と、電流再現手段304と、位置・速度制御演算手段305と、異常検出手段306と、情報通知手段307とを備える。
MDU31には、上位制御装置11からの制御指令であるトルク指令値τcが入力I/F回路30を介して入力される。制御指令発生手段300はトルク制御方式により、トルク指令値τcに応じたブラシレスモータ4のq軸電流指令値Iq*を発生する。
電流検出回路35はブラシレスモータ4に供給される三相電流のうち、二相分の電流iu,iwを検出する。位置・速度検出演算手段305は、電流検出器20,21を介して電流検出回路35で検出されたブラシレスモータ4に流れる電流から磁極位置θmと、モータ回転速度ω1を演算する。モータ回転速度ω1は、ブラシレスモータ制御手段303に入力され、磁極位置θmは電流再現手段304に入力される。電流制御手段302は、制御指令発生手段300が出力する電流指令値Iq*と、電流のフィードバック値Iqcより電流偏差演算手段301で得られた偏差値(Iq*−Iqc)を入力し演算して、第2の電流指令値Iq**を出力する。
ブラシレスモータ制御手段303は、電流制御手段302の出力信号Iq**と、位置・速度検出演算手段305が出力する回転速度ω1及びブラシレスモータのd軸電流指令値Id(例えば、Id=0)を入力し、ベクトル演算を行い、三相電圧指令値Vu、Vv、Vwを出力する。
電力変換手段34は、電源12から供給される直流電力を三相交流電力に変換してブラシレスモータ4に電力を供給する。電力変換手段34は、ブラシレスモータ制御手段303からの三相電圧指令値Vu、Vv、Vwに応じて、スイッチング素子のON/OFFを切換える。電動オイルポンプ装置1は、電力変換手段34により電動式オイルポンプ5に直結されたブラシレスモータ4で駆動される。
電流再現手段304は、電流検出回路35によって検出された電流iu、iwと磁極位置θmを入力として、ブラシレスモータ4に流れる三相電流の再現演算と回転子直交座標であるd−q軸へ座標変換を行い、ブラシレスモータ4のq軸電流Iqcを出力する。
異常検出手段306は、ブラシレスモータ制御手段303、電源電圧検出回路33、電流検出回路35、温度検出回路36の各々が正常であるか否かの切り替えを判断する。正常である場合には、異常検出手段306は、上位制御装置11へ回転数信号を出力するように情報通知手段307を動作させる。異常である場合には、異常検出手段306は、上位制御装置11へ故障信号を出力するように情報通知手段307を動作させるとともに、ブラシレスモータ制御手段303、電源電圧検出回路33、電流検出回路35、温度検出回路36のどの部分で故障が発生したのかを情報通知手段307へ通知する。
図4(a)は、異常検出手段306において正常と判断された場合に情報通知手段307から出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ出力される信号波形を示している。図4(a)の左側には、電動オイルポンプ装置1が正常に停止している場合に出力される信号波形である。このときには信号の周波数を0HzとしたLowレベルの信号を出力する。図4(a)の右側にはモータが正常に停止している状態から駆動したときに情報通知手段307から出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ出力される信号波形を示している。モータの駆動時に出力される信号は、ONとOFFを繰り返すパルス信号である。ON期間における振幅はHighレベルの電圧であり、OFF期間における振幅はLowレベルの電圧である。上位制御装置11で観測可能であれば、振幅の大きさを変更してもよい。また、モータ駆動中は位置・速度検出演算手段305からブラシレスモータ制御手段303を介して出力された回転速度ω1を情報通知手段307においてモータの回転速度ω1に比例して周波数が変化するパルス信号を生成し、その信号を出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ出力する。
図4(b)は異常検出手段306において異常と判断された場合に情報通知手段307から上位制御装置11へ出力される信号波形を示している。図4(b)の左側の出力波形は、電動オイルポンプ装置1が異常で停止している場合に出力される信号波形である。このときには信号の周波数を0HzとしたHighレベルの信号を出力する。この信号を受けて上位制御装置11が故障診断を行う。上位制御装置11は、Highレベルの信号を受信すると、MDU31に故障情報の読み出しを要求する。入力I/F回路30を介してその要求を受けたMDU31は、情報通知手段307から出力I/F回路37を介して、故障信号として図4(b)の左側に示す信号波形を出力する。後述するようにパルス信号の周波数を変化させることで原因が異なる故障情報を情報通知手段307から出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ送信する。
図5(a)は情報通知手段307から上位制御装置11へ出力されるパルス信号の周波数とブラシレスモータ4の回転速度ω1との関係を示すグラフである。図5(a)に示すように、パルス信号の周波数はブラシレスモータ4の回転速度ω1に比例する。したがって、ブラシレスモータ4が駆動している間は常に回転数情報をパルス信号の周波数として上位制御装置11へ送信される。
他方、故障情報(F/S)の送信については、図5(b)に示すように、図5(a)の一部を利用して情報通知手段307は上位制御装置11との情報の交換を行う。具体的には、上位制御装置11がブラシレスモータ制御装置3に対して故障情報の読み出しを要求した場合に限り、パルス信号の周波数の低い領域に、予め設定された周波数のパルス信号を出力I/F回路37を介して上位制御装置11へ出力する。上位制御装置11が認識可能な範囲であれば、パルスの周波数が低い領域と限定せず、高い周波数帯域を使用して故障信号を上位制御装置11へ出力してもよい。
図5(c)は、図5(b)においてパルス信号の周波数が低い領域で、故障信号を上位制御装置11へ出力する部分を拡大した図である。上位制御装置11がブラシレスモータ制御装置3に対して故障情報の読み出しを要求したときには、表1に示すように、異常検出手段306において特定された故障情報に基づいて予めマップ化されたパルス信号の周波数で上位制御装置11へ故障信号を出力する。
Figure 0005275071
本実施形態の電動オイルポンプ装置1によれば、ブラシレスモータ4の回転数情報及び正確な故障情報を上位制御装置11に伝達することができるので、信頼性を向上させることができる。また、本電動オイルポンプ装置1は、回転数情報及び故障情報は1つの通信線を介して上位制御装置11に送信する構成としているので、信頼性の高い電動オイルポンプ装置7を、低コストで構成することができると共に、上位制御装置11との通信線が制限されるシステムにも適用することができる。
また、本電動オイルポンプ装置1では、上位制御装置11がブラシレスモータ制御装置3に対して故障情報の読み出しを要求したときにブラシレスモータ制御装置3が上位制御装置11へ送信する故障情報を、予めマップ化されたパルス信号の周波数に基づいて出力している(パルス信号の周波数に割り当てている)ので、パルス信号のパルス幅(Duty比)を変調して故障情報を送信する方式(PWM方式)に比べ、上位制御装置11へ送信する故障情報の情報量を多くすることができる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、他にも種々のものが想定される。
1 電動オイルポンプ装置
2 油圧回路
3 ブラシレスモータ制御装置
4 ブラシレスモータ
5 電動オイルポンプ
11 上位制御装置

Claims (1)

  1. オイルポンプと、そのオイルポンプに回転駆動力を与えるブラシレスモータと、外部の上位制御装置からの制御指令に基づいて前記ブラシレスモータを回転駆動させるブラシレスモータ制御装置とを有する電動オイルポンプ装置において、
    前記ブラシレスモータ制御装置は、前記ブラシレスモータの回転数情報と、前記ブラシレスモータ及び前記ブラシレスモータ制御装置の故障情報とを1つの通信線を介して前記上位制御装置へ送信するための情報通知手段を備えており、
    前記情報通知手段は、前記電動オイルポンプが正常に駆動しているときに、前記ブラシレスモータの回転速度に比例して周波数が変化するパルス信号を前記回転数情報として前記通信線を介して前記上位制御装置に送信し、前記ブラシレスモータまたは前記ブラシレスモータ制御装置が異常のときに、その異常を前記通信線を介して前記上位制御装置に認識させた後、予め設定されたパルス周波数により前記異常を特定するようにしたパルス信号を前記故障情報として前記通信線を介して前記上位制御装置に送信する構成をなしていることを特徴とする電動オイルポンプ装置。
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