JP5273583B2 - 自走式乗用草刈機 - Google Patents

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本発明は、果樹園や休耕田等の雑草刈りに用いる自走式草刈機に関し、詳しくは、走行車体の側方へ向け突設するサイドカッタの支持構造に関するものである。
機体側方へ向け突設するサイドカッタ(サブカッターユニット)を設けた自走式乗用草刈機において、サイドカッタを蝶番で上下揺動可能な構成が特許文献1に記載されている。
特開2002−315417号公報
従来より、機体側方へ向け突設するサイドカッタを揺動可能に支持する構成は知られており、サイドカッタが傾斜地面の傾斜角度に追従して上下揺動する構造である。しかしながら、従来のようなサイドカッタ支持構造のみでは、草刈り作業をしない状態での移動時や、樹木周囲の散水ホース等が設置されている際に、サイドカッタを上方へ容易に揺動させて、サイドカッタの揺動角度を任意の角度で保持させることができないという問題点があった。又、比較的高速で走行する移動状態にあっては、サイドカッタと地面とが接触することによってサイドカッタを破損させたりするという問題もあった。
本発明は、サイドカッタの任意の起伏角度での保持と、地面傾斜に追従する揺動フリー状態とに容易に切換をに行うことのできるサイドカッタの支持構造を提供することを課題とする。
機体1側方へ向け突設するサイドカッタ3を設け、該サイドカッタ3を基部2に対し、前後方向の揺動軸4を中心に起伏揺動自在に構成し、該基部2から立設の第一アーム5とサイドカッタ3部から回動自在に立設の第二アーム6とを設け、該第二アーム6には長手方向に沿う長穴部7とこの長穴部7に繋がり長穴部7から斜め方向に向かうの複数切欠段部8を形成し、該長穴部7及び切欠段部8を前記第一アーム5先端部に設けたピン9に係合させて、第一アーム5と第二アーム6が前記揺動軸4を跨ぐ形態に構成すると共に、サイドカッタ3が揺動した際、第一アーム5のピン9が長穴部7のみを摺動する方向へ向け第二アーム6を付勢したサイドカッタ3揺動自在状態と、サイドカッタ3上昇時にピン9が切欠段部8に完全には係合することなく長穴部7と各々の切欠段部8の一部を摺動し、且つ、サイドカッタ3を上昇させた後に下降させるとピン9が切欠段部8へ完全に係合するようピン9が切欠段部8側を摺動する方向向け第二アーム6を付勢したサイドカッタ3傾斜保持可能状態とにことのできる付勢切換手段10を設けてなる自走式乗用草刈機のサイドカッタ支持構造とする。
又、第一アーム5先端部のピン9と第二アーム6の回動軸11との間を連結するサイドカッタ3の重量軽減手段12を設けてなる自走式乗用草刈機のサイドカッタ支持構造とする。
基部2から立設の第一アーム5とサイドカッタ3部から回動自在に立設の第二アーム6とを設け、該第二アーム6には長手方向に沿う長穴部7とこの長穴部7に繋がり斜め方向に向かう複数切欠段部8を形成し、該長穴部7及び切欠段部8を前記第一アーム5先端部に設けたピン9に係合させて、第一アーム5と第二アーム6が前記揺動軸4を跨ぐ形態に構成した簡単な構造により、サイドカッタ3を基部2に対して揺動自在、乃至サイドカッタ3を傾斜させた状態に保持することができる。
その詳細は、第一アーム5のピン9が長穴部7のみを摺動する方向へ向け第二アーム6を付勢した時には、サイドカッタ3の揺動に伴いピン9が長穴部7のみを摺動するので、サイドカッタ3は地面の傾斜に追従しながらフリーで揺動する。一方サイドカッタ3上昇時にピン9が切欠段部8に完全には係合することなく長穴部7と各々の切欠段部8の一部を摺動し、且つ、サイドカッタ3を上昇させた後に下降させるとピン9が切欠段部8へ完全に係合するようピン9が切欠段部8側を摺動する方向へ向け第二アーム6を付勢した時には、サイドカッタ3を上方へ揺動させた後に下降させるとピン9が切欠段部8へ完全に嵌合してサイドカッタ3を傾斜した状態に保持することができる。従ってサイドカッタ3のフリー揺動と傾斜状態での保持とを容易に切換ることができるので、移動時のサイドカッタ3の持ち上げや、草刈り作業時のサイドカッタ3のフリー揺動、傾斜状態保持への切換を容易に行うことができ作業性が良い。
更に、第二アーム6の切欠段部8は、長穴部7から繋がって斜め方向に向け形成してあるので、サイドカッタ3の下方への揺動はピン9が切欠段部8に嵌合して保持されるが、上方の揺動については許容してあるので、仮に高速移動中にサイドカッタ3下方と地面の突起物が接触したとしても、サイドカッタ3は上方に揺動退避することとなり、破損を防止できる。
又、第一アーム5先端部のピン9と第二アーム6の回動軸11との間を連結付勢するサイドカッタ3の重量軽減手段12を設けてあるので、基部2に対するサイドカッタ3の揺動重量が軽減されて、サイドカッタ3の揺動をスムーズに行わせることができるとともに、手動でのサイドカッタ3を揺動させる荷重を軽くすることができる。
次に、本発明を図面を参照に説明する。本発明の自走式乗用草刈機は、機体1前方に左右一対の前輪15,15及び左右一対の後輪16,16を備え、機体1中央部には操縦者の座るシート17を設け、その前方には前輪15,15を操舵可能のハンドル18を設けてある。シート17の後方にはエンジン19を配置し、エンジン19上部をエンジンカバー20で覆ってある。エンジンカバー20内方にはエンジン19の他に燃料タンク等のエンジン関連部品を収納してある。該エンジン19は出力軸21を下方へ突出させたバーチカルタイプであり、出力軸21に取着のエンジンプーリ22を介して走行及び刈刃の駆動を行う。エンジンプーリ22とその後方のHSTプーリ23にはVベルト24を巻き掛け、エンジン19の駆動力はHST(油圧無段変速装置)25と一体的に取着されたトランスミッション26を介して後輪16,16に伝達される。
シート17下方の機体1腹部には、大径刈刃27を有するメインカッタ2と、該メインカッタ2から側方へ向け突設のサイドカッタ3を設けてある。サイドカッタ3には小径刈刃28を複数段に設け、メインカッタ2の刈刃27とサイドカッタ3の第一刈刃28aとは、先端回転軌跡を離間させ、草刈り作業時に上下に大きく撓む大径刈刃27がサブカッタ3の第一刈刃28aと接触しないようにしてある。又、先端回転軌跡を離間させていることによる刈り残しが発生しないよう、各々の刈刃27,28aの内方を前後延長線方向においては重合して配置してある。刈刃28aの外周部には、刈刃28aの回転軸30aを中心として開閉回動可能の刈刃28b,28cを設けてある。これらの刈刃27,28a,28b,28cは全て平面視時計回りの方向に回転し、小径の刈刃28a,28b,28cの先端は、隣設する刈刃と回転軌跡を重合させ、この重合部分は刈刃を上下段違いに構成することで刈刃が接触しないようにしてある。
メインカッタ2と、メインカッタ2に取着したサイドカッタ3は、草の刈り高さを調整するために一体的な昇降が可能である。メインカッタ2上方を覆うメインカバー31とその上方の機体フレーム32との間を2対の平行リンクロッド33,34で連結し、メインカバー31上面に枢支した昇降ロッド35を上下動させることでメインカッタ2及びサイドカッタ3を一体的に昇降させることができ、その刈り高さはシート17側方の刈高さ調整レバー36で調整することができる。この刈高さの調整のための昇降駆動については、手動レバーやアクチュエータ、モータ等を用いた手段により行えば良い。
メインカッタ2上方を覆うメインカバー31の右側方には、上下方向に開閉回動可能のサイドカバー37を設けてある。該サイドカバー37は、草刈り作業中には閉じてあり、刈草や石等が周囲に飛散することを防止している。メインカッタ2のメンテナンスを行う場合には、サイドカバー37を開放させることが可能である。
メインカバー31は、中央部のブレード軸38に大径の刈刃27を設けて、前記エンジン19側からVベルト39、メインクラッチ40を介して伝動され、該メインクラッチ40は、シート17横のメインクラッチレバー29を操作することにより入切できる。この刈刃27の回転によって刈取られる草は、メインカバー31右側の排出口41から外方へ排出される。サイドカッタ3は、小回転径の刈刃28(28a,28b,28c)が複数の刈刃軸30(30a,30b,30c)により軸装され、三連形態に構成されている。各刈刃軸30にはプーリ42(42a,42b,42c)を設け、メインカバー31の左側前部に、前後方向の揺動軸4を中心として起伏揺動可能のサイドカッタ3を取着してある。
前記メインカバー31の左側後部には、このメインカバー31に支持させるカウンタ軸43を立設し、このカウンタ軸43の周りに回転自在のカウンタプーリ44を設け、前記メインカッタ2のブレード軸38のメインプーリ45との間をVベルト46を掛け渡し、テンションプーリ48を張圧させて連動する。前記サイドカッタ3の起伏揺動中心となる揺動軸4は、このカウンタ軸43から前方に略機体1進行方向に沿って延びる直線L上に沿って設け、この揺動軸4の周りにサイドカッタ3を起伏揺動させてサイドカッタ3の刈取面を地面の傾斜や起伏に沿わせて接近させることができる。サイドカッタ3の刈刃軸30aには入力プーリ42aを設け、この入力プーリ42aと後方のカウンタプーリ44との間にVベルト47を掛け渡してテンションプーリ50を張圧させて伝動する構成としている。この入力プーリ42aから各刈刃軸28b,28cのプーリ42b,42cへの伝動は、各々のプーリ42a,42b,42c間に巻き掛けたVベルト49を張圧させて刈取作用を行わせることができる。
サイドカッタ3は、刈取姿勢Kとなるようガスダンパーやスプリング等によって開状態に付勢してある。すなわち、サイドカッタ3が刈取姿勢K中に、サイドカッタ3前方に樹木や石等の障害物51は接触すると、ガスダンパーやスプリングの付勢手段52の付勢力に打ち勝ってサイドカッタ3は刈刃軸30a周りに後方へ退避するよう構成されている。又、サイドカッタ3の揺動軸4回りの上下起伏揺動は、この回動位置をピン9機構により固定、乃至解除可能に構成されてある。その具体的構成は、揺動軸4を中心に揺動可能なサイドカッタ3を、メインカッタ2のメインカバー31左前部に取着し、該メインカバー31とサイドカッタ3との間には、メインカバー31から上方へ向け立設した第一アーム5を設けてある。第一アーム5は、メインカバー31から中間部までをパイプ材で構成し、その上部は板状に形成し、上端部には前後方向のピン9を固着してある。サイドカッタ3側からは、下部を回動軸11を中心に回動自在に軸支する板状の第二アーム6を立設してある。第二アーム6には、長手方向に沿う長穴部7を形成し、この長穴部7に隣接する斜め上方へ向け形成の複数切欠段部8を設けてある。長穴部7と切欠段部8内には、前記第一アーム5先端部のピン9を係合し、サイドカッタ3の起伏揺動に伴ってピン9が長穴部7又は切欠段部8内方を摺動するよう構成してある。従って、第一アーム5と第二アーム6は上端部でピン9を介して係合するとともに、揺動軸4を跨ぐ形態に構成される。
又、第二アーム6は、サイドカッタ3が揺動した際ピン9が長穴部7のみを摺動するようスプリング53で下向きに付勢してあり、ピン9が長穴部7内を自由に摺動する。第一アーム5の中間部には、軸54を中心に回動自在な付勢切換手段10を設けてあり、ピン55と第一アーム5に設けた引っ掛けプレート56との間を引っ張りスプリング57で付勢してある。図6はピン9が長穴部7のみを摺動する状態を示し、(a)はサイドカッタ3が略水平状態、(b)はサイドカッタ3を起伏揺動させた状態を示してある。
図7は引っ張りスプリング53に抗して、付勢切換手段10を、軸54を中心に回動させ、ガイド杆74が第二アーム6の外縁部75を摺動して、ピン9が切欠段部8側を摺動するよう第二アーム6を時計回りの方向へ付勢した状態を示してある。第二アーム6を回動させると、付勢切換手段10は引っ張りスプリング57の支点越え作用によって図7(a)に示す状態に保持される。例えばサイドカッタ3が水平状態の時にはピン9は長穴部7の上端に位置しているが、サイドカッタ3を上方へ揺動させると、ピン9が切欠段部8側を摺動し、順次各々の切欠段部8へ係合し、サイドカッタ3は傾斜状態で保持させることが可能である。この切欠段部8のピン9は、斜めの下方へ向けての摺動はフリーになっており、仮に図7(a)状態のサイドカッタ3を傾斜保持した状態での走行中や草刈り作業中にサイドカッタ3が障害物に接触して上方へ向け突き上げられた場合にも図7(b)に示すように、ピン9が下方への摺動は許容されている、すなわちサイドカッタ3の上方への揺動(突き上げ等)は許容されていることとなり、サイドカッタ3が破損することがない構成である。
図8は付勢切換手段10の別実施例を示すものである。第二アーム6の回動軸11を中心として回動可能の切換板58を設け、該切換板58上側中央部のピン59とサイドカッタ3側に設けたピン60との間をスプリング61で付勢してある。切換板58は、左右両側に回動規制部62a,62bを設け、切換板58の回動規制部62a,62b間での回動とスプリング61の付勢による支点越え回動の作用によって第二アーム6を第一アーム5のピン9が長穴部7側を摺動するよう付勢するか、もしくはピン9が切欠段部8側を摺動するよう付勢するかを切換ることができる。
第一アーム5のピン9と第二アーム6の回動軸11との間は、引っ張りスプリング12で付勢させることにより、サイドカッタ3の重量を軽減させてある。これにより、サイドカッタ3の起伏回動がスムーズに行われるとともに、シート17に座る操縦者がハンドル63を持ち、サイドカッタ3を容易に持ち上げて傾斜状態、乃至収納状態にすることができる。
サイドカッタ3は、第一刈刃28aの刈刃軸30aを中心に開閉自在に構成されてあり、サイドカッタ3の前部にはバンパー64を設け、先端部には地面を滑らせながら草刈り作業をすることのできる滑走部材65を設けてある。サイドカッタ3の刈刃軸30a近傍から上方へ向け開閉支柱66を立設し、その先端部には回動可能の開閉板67を軸支68してある。開閉支柱66と開閉板67との回動は、開閉板67に設けた複数の穴69に対して、開閉支柱66側に設けた回動ピン70を抜き差しさせることによって固定状態と回動状態とに切換ることができる。この回動ピン70の抜き差し操作は、ハンドル63に取着した開閉握り71により行うことができ、サイドカッタ3を開状態から所定角度閉じた中間状態や機体1側へ接近させた閉状態に回動保持させることができる。開閉板67には穴69の他に複数の穴72を設けてあり、この穴72とサイドカッタ3先端部との間をダンパー73で連結してある。図1に示す状態は、ダンパー73が最も伸びた状態、すなわち、サイドカッタ3を最も開いた状態であり、この状態から図9に示す樹木や石等の障害物51がサイドカッタ3に接触するとダンパー73の付勢力に抗して、図10に示すようにサイドカッタ3が閉状態に回動して障害物51を回避しながら草刈り作業を行うことができる。障害物51がサイドカッタ3を通遇すると、該サイドカッタ3はダンパー73の付勢力により、再び開状態に戻る。このダンパー73は、穴72への取着位置を変更することによってサイドカッタ3を開方向に付勢する角度が変わり、その付勢力を強くしたり弱くしたりすることが可能である。サイドカッタ3前方の障害物51が多く頻繁にサイドカッタ3が閉じる場合や樹木を傷付けたくない場合等には付勢力を弱目にし、逆に草の密度が高い場合や高速で草刈り作業を行いたい場合等に、サイドカッタ3が前方に当接する草によって閉状態に押されるような時にはダンパー73の付勢力を強くしてやれば良い。
本発明のメインカバー31からサイドカッタ3への伝動構成は、カウンタ軸43に取着のカウンタプーリ44と刈刃軸30aに取着のプーリ42aとの間にVベルト47を巻き掛けて行うが、サイドカッタ3は、平面視カウンタ軸43から前方の機体進行方向Fに沿って延びる直線L近傍に設けた揺動軸4を中心に揺動するので、サイドカッタ3が揺動してもカウンタ軸43と刈刃軸30aとの軸間距離の変化量が少なく、揺動がVベルト47の捩れによって伝動状態を維持できる。従って、サイドカッタ3を所定角度上方へ揺動させた傾斜状態でのサイドカッタ3への伝動状態を維持することが可能で、カウンタプーリ44やプーリ42aからのVベルト47外れもなく、このサイドカッタ3傾斜状態での草刈り作業も可能となる。すなわち地面に散水ホース等が設置されている場合にもサイドカッタ3を傾斜上昇させて、散水ホースを巻き込んだり破損させたりしないよう草の高刈り(草を長目に残して刈る)を行うことができる。
更に、本発明のサイドカッタ3は最も刈幅の広い開状態からやや閉じた中間状態や、最も閉じた閉状態時での草刈り作業が可能である。これは、開状態での刈幅よりも道幅が狭い場合や左右両側に壁等があって狭幅での草刈り作業を行いたい場合に、サイドカッタ3を中間状態や閉状態にして作業を行う際に有効である。その具体的な刈幅調整は、開閉板67に設けた複数の穴69に対し、開閉握り71を操作することで回動ピン70を抜き差しして、サイドカッタ3を段階的に角度調整するよう構成してある。図11は、サイドカッタ3を最も閉じた状態であり、この状態で第一アーム5のピンが第二アーム6の切欠段部8を摺動するよう付勢した後、操縦者が開閉握り63を持ち上げて、サイドカッタ3を揺動軸4を中心に起伏させ、ピン9を切欠段部8の最も下段に係合させて、サイドカッタ3を収納状態にすることができる。
サイドカッタの平面図 サイドカッタの正面図 サイドカッタ揺動部を示す拡大正面図及び一部側面図 草刈機の全体平面図 草刈機の全体側面図 サイドカッタの揺動フリー状態を示す拡大正面図 サイドカッタの傾斜保持状態を示す拡大正面図 付勢切換手段の別実施例を示す拡大正面図及び一部側面図 サイドカッタの開状態を示す平面図 サイドカッタの閉状態を示す平面図 サイドカッタの閉状態を示す平面図
1 機体
2 基部(メインカッタ)
3 サイドカッタ
4 揺動軸
5 第一アーム
6 第二アーム
7 長穴部
8 切欠段部
9 ピン
10 付勢切換手段
11 回動軸
12 重量軽減手段(引っ張りスプリング)

Claims (2)

  1. 機体(1)側方へ向け突設するサイドカッタ(3)を設け、該サイドカッタ(3)を基部(2)に対し、前後方向の揺動軸(4)を中心に起伏揺動自在に構成し、該基部(2)から立設の第一アーム(5)とサイドカッタ(3)部から回動自在に立設の第二アーム(6)とを設け、該第二アーム(6)には長手方向に沿う長穴部(7)とこの長穴部(7)に繋がり長穴部(7)から斜め方向に向かう複数切欠段部(8)を形成し、該長穴部(7)及び切欠段部(8)を前記第一アーム(5)先端部に設けたピン(9)に係合させて、第一アーム(5)と第二アーム(6)が前記揺動軸(4)を跨ぐ形態に構成すると共に、サイドカッタ(3)が揺動した際、第一アーム(5)のピン(9)が長穴部(7)のみを摺動する方向へ向け第二アーム(6)を付勢したサイドカッタ(3)揺動自在状態と、サイドカッタ(3)上昇時にピン(9)が切欠段部(8)に完全には係合することなく長穴部(7)と各々の切欠段部(8)の一部を摺動し、且つ、サイドカッタ(3)を上昇させた後に下降させるとピン(9)が切欠段部(8)へ完全に係合するようピン(9)が切欠段部(8)側を摺動する方向向け第二アーム(6)を付勢したサイドカッタ(3)傾斜保持可能状態とに切換することのできる付勢切換手段(10)を設けてなる自走式乗用草刈機のサイドカッタ支持構造。
  2. 第一アーム(5)先端部のピン(9)と第二アーム(6)の回動軸(11)との間を連結するサイドカッタ(3)の重量軽減手段(12)を設けてなる請求項1に記載の自走式乗用草刈機のサイドカッタ支持構造。
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