JP2017175984A - 歩行型草刈機 - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、作業者は機体の進行方向の横側に位置して操縦ハンドルを持つのであり、歩行型草刈機が草刈作業を行いながら移動するのに伴って、作業者も一緒に歩いて移動する。
前述の障害物の無い作業地に対して、例えば果樹園のように果樹(幹)等の障害物が散在するような作業地では、障害物の周囲の地面の草刈作業を行う場合、先ず歩行型草刈機を障害物に向って走行させ、歩行型草刈機が障害物に到達すると、平面視で円を描くように歩行型草刈機を障害物に沿って走行させて、障害物の周囲の地面の草刈作業を行う。
本発明は、例えば果樹園のように果樹(幹)等の障害物が散在するような作業地において、障害物の周囲の地面の草刈作業を容易に行うことができる歩行型草刈機を得ることを目的としている。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
走行用の車輪が備えられた機体に、エンジンと、第1草刈部とが備えられ、
上下方向及び横方向に姿勢変更自在な操縦ハンドルが、前記機体に支持され、
支持フレームが、上下方向の縦軸芯周りに揺動自在に前記機体に支持されて、平面視で前記機体の進行方向と交差する横外側に延出され、
前記支持フレームを横外側に付勢するバネ機構と、前記支持フレームの横外側への揺動を所定位置で止める位置決め部とが備えられ、
前記支持フレームの延出部分に、第2草刈部が支持されている。
本発明の特徴によると、機体の進行方向から視て機体(第1草刈部)及び第2草刈部が横方向に並んだ状態となっており、バネ機構の付勢力及び位置決め部により、機体(第1草刈部)に対する第2草刈部の位置が決められている(支持フレームが所定位置に位置する状態)。
この後、歩行型草刈機を走行させると、機体(第1草刈部)は障害物の横側を通過するのに対して、第2草刈部は、障害物との接触により障害物に沿うように機体の左右中央側に移動(支持フレームが所定位置から機体の左右中央側に揺動)し、機体(第1草刈部)に続いて障害物の横側を通過する。
さらに歩行型草刈機を走行させて、第2草刈部が障害物の横側を通過すると、第2草刈部がバネ機構の付勢力により障害物に沿うように横外側に移動(支持フレームが所定位置に揺動)して、第2草刈部が元の位置に戻る(支持フレームが所定位置に戻る)。
この後、歩行型作業機の進行方向を変更し、歩行型草刈機を略直線的に走行させて、同じ障害物に対して前述のような草刈作業を行うことにより、障害物の周囲の地面の草刈作業を行うことができる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記機体に支持される前記操縦ハンドルの基部が、前記エンジンの最上部よりも低くなるように、前記機体の進行方向に対して前記支持フレームの延出側とは反対側の前記機体の部分に備えられている。
例えば果樹園では、障害物としての果樹(幹)から枝が横側に延びていることがある。
本発明の特徴によると、前述の状態において歩行型草刈機を果樹(幹)の近傍を走行させても、機体に支持される操縦ハンドルの基部がエンジンの最上部よりも低い点により、操縦ハンドルの基部が果樹の枝に引っ掛かることが少なくなり、操縦ハンドルの基部が果樹の枝に引っ掛かることによって果樹の実が落ちたり、機体の姿勢が乱れたりすることが少なくなって、作業性の良いものとなる。
これにより、前述のように、機体(第1草刈部)が障害物の横側に位置し、第2草刈部が障害物の正面に位置する状態となるように、歩行型草刈機を障害物に向って走行させる場合、操縦ハンドルを持つ作業者は機体(第1草刈部)に対して果樹(幹)とは反対側に果樹(幹)から離れて立つことができるので、作業者は果樹の枝の影響を受けることが少なく、作業性の良いものとなる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記操縦ハンドルの長手方向の途中部分に、前記操縦ハンドルを上下方向に折り曲げ自在な関節部が備えられている。
例えば果樹園において、障害物としての果樹(幹)の低い位置から枝が横側に延びている状態で、歩行型草刈機を果樹(幹)の近傍を走行させる場合、本発明の特徴によると、操縦ハンドルの基部側の部分に対して、操縦ハンドルの端部側の部分が上側に位置するように、操縦ハンドルを関節部分で折り曲げることにより、操縦ハンドルの基部側の部分の位置を低くすることができる。
これにより、操縦ハンドルの基部側の部分が果樹の枝に引っ掛かることが少なくなり、操縦ハンドルの基部側の部分が果樹の枝に引っ掛かることによって果樹の実が落ちたり、機体の姿勢が乱れたりすることが少なくなって、作業性の良いものとなる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記操縦ハンドルに沿って操縦用の操作ワイヤが取り付けられ、
前記操作ワイヤにおける前記機体付近の部分が、前記エンジンの最上部よりも低くなるように、前記操作ワイヤにおける前記機体付近の部分を前記機体に固定する固定部が備えられている。
歩行型草刈機では、操縦ハンドルに沿って操縦用の操作ワイヤ(例えば主クラッチの操作ワイヤ等)が取り付けられている。
本発明の特徴によると、操作ワイヤにおける機体付近の部分が、エンジンの最上部よりも低くなるように固定されている。
これにより、例えば果樹園において、障害物としての果樹(幹)から枝が横側に延びている状態で、歩行型草刈機を果樹(幹)の近傍を走行させる場合、操作ワイヤにおける機体付近の部分が果樹の枝に引っ掛かることが少なくなり、操作ワイヤにおける機体付近の部分が果樹の枝に引っ掛かることによって果樹の実が落ちたり、機体の姿勢が乱れたりすることが少なくなって、作業性の良いものとなる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記車輪の外周部に、前記車輪の回転方向に沿った平板状のリブが備えられている。
前述のように、機体(第1草刈部)が障害物の横側に位置し、第2草刈部が障害物の正面に位置する状態で、歩行型草刈機を走行させることにより、第2草刈部が障害物との接触により障害物に沿うように機体の左右中央側に移動(支持フレームが機体の左右中央側揺動)する場合、障害物からの反力が第2草刈部及び支持フレームを介して機体(第1草刈部)に掛かるので、歩行型草刈機の姿勢が乱れることが考えられる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
地面に対する前記第2草刈部の高さを維持する補助車輪が、前記支持フレームに備えられている。
機体(第1草刈部)から支持フレームが横外側に延出されて、支持フレームの延出部分に第2草刈部が支持された場合、第2草刈部が機体(第1草刈部)に片持ち状に支持された状態となる。
この場合、補助車輪を支持フレームに備えており、補助車輪が第2草刈部の外周部から外側に出ることは少ないので、草刈作業時に補助車輪が障害物に接触して破損するようなことが少ない。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記支持フレームの前記所定位置から前記機体の左右中央側への揺動を阻止する阻止状態と、前記支持フレームの前記所定位置から前記機体の左右中央側への揺動を許容する許容状態とに切換自在な阻止機構が備えられている。
前述のように、第2草刈部が障害物との接触により障害物に沿うように機体の左右中央側に移動(支持フレームが所定位置から機体の左右中央側に揺動)する状態以外の状態として、例えば地面の草が硬く密集しているような場合、バネ機構が地面の草からの抵抗に負けて、第2草刈部が機体の左右中央側に移動(支持フレームが所定位置から機体の左右中央側に揺動)する状態が考えられる。
このように地面の草からの抵抗により第2草刈部が機体の左右中央側に移動(支持フレームが所定位置から機体の左右中央側に揺動)すると、草刈作業が適切に行われない。
これにより、地面の草からの抵抗が大きくても、第2草刈部が機体の左右中央側に移動(支持フレームが所定位置から機体の左右中央側に揺動)することはなく、安定した草刈作業を行うことができる。
これによって、第2草刈部は、障害物との接触により障害物に沿うように機体の左右中央側に無理なく移動(支持フレームが所定位置から機体の左右中央側に無理なく揺動)して、安定した草刈作業を行うことができる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記第1草刈部が刈り取る第1草刈範囲と、前記第2草刈部が刈り取る第2草刈範囲とにおいて、
前記支持フレームが前記所定位置に位置する状態で、前記第1草刈範囲の前記第2草刈範囲側の部分と、前記第2草刈範囲の前記第1草刈範囲側の部分とが、前記機体の進行方向から視て重複するように、前記位置決め部の位置が設定されている。
本発明の特徴によると、支持フレームが所定位置に位置する状態で、第1草刈範囲の第2草刈範囲側の部分と、第2草刈範囲の第1草刈範囲側の部分とが、機体の進行方向から視て重複しているので、歩行型草刈機を走行させた際(機体の前後方向や、機体の前後方向に対して少し斜めの方向等)、第1草刈部と第2草刈部との間で刈り残しが生じるようなことは少ない。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記第1草刈範囲の前記第2草刈範囲側の部分と、前記第2草刈範囲の前記第1草刈範囲側の部分とが重複する重複部分において、
前記位置決め部の位置を変更することにより前記重複部分の重複幅を大小に変更する位置変更部が備えられている。
本発明の特徴によると、位置決め部の位置を変更することによって、第2草刈部を第1草刈部に接近させたり、離間させたりすることができるのであり、第1草刈範囲の第2草刈範囲側の部分と第2草刈範囲の第1草刈範囲側の部分とが重複する重複部分において、重複部分の重複幅を大小に変更することができる。
これにより、作業地の草の状態や、歩行型草刈機の進行方向等に基づいて、位置決め部の位置を変更することにより、前述の重複部分の重複幅を適切な値に設定することができる。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記第2草刈部における前記機体の進行方向前側の部分に、草が入り込む前開口部が備えられ、前記第2草刈部における前記機体の進行方向後側の部分に、草が出て行く後開口部が備えられており、
前記前及び後開口部に、前記第2草刈部からの飛散物を止める軟質のカバー部材が備えられている。
本発明の特徴によると、第2草刈部に前及び後開口部を備えることにより、歩行型草刈機の走行(機体(第1草刈部)の進行)に伴って、地面の草の第2草刈部への導入、及び第2草刈部からの草の排出を円滑に行うことができる。
この場合、第2草刈部により跳ね飛ばされた小石等の飛散物が、第2草刈部の前及び後開口部から飛び出そうとしても、第2草刈部の前及び後開口部のカバー部材によって止められる。
第2草刈部の前及び後開口部のカバー部材は軟質であるので、地面の草の第2草刈部への導入、及び第2草刈部からの草の排出が、カバー部材によって妨げられることはない。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記第2草刈部における前記機体とは反対側の横側の部分に、前記第2草刈部からの飛散物を止める硬質の飛散防止部材が備えられている。
本発明の特徴によると、第2草刈部により跳ね飛ばされた小石等の飛散物が、第2草刈部の横側から飛び出そうとしても、飛散防止部材によって止められる。
この場合、飛散防止部材が硬質であるので、例えば第2草刈部の横側が障害物に接触しても、第2草刈部の内部の刈刃が障害物に接触することはなく、第2草刈部の内部の刈刃や障害物が損傷を受けることはない。
本発明の特徴は、次のように構成することにある。
前記第2草刈部における前記機体の進行方向前側部分に、平面視で前記機体に近い部分ほど前記機体の進行方向前側に位置するように斜めに配置されたガイド部材が備えられている。
前述のように、機体(第1草刈部)が障害物の横側に位置し、第2草刈部が障害物の正面に位置する状態で、歩行型草刈機を走行させることにより、第2草刈部が障害物との接触により障害物に沿うように機体の左右中央側に移動(支持フレームが機体の左右中央側に揺動)する場合、本発明の特徴によると、第2草刈部に備えられたガイド部材が障害物に接触することにより、第2草刈部が、障害物に沿うように無理なく円滑に機体の左右中央側に移動(支持フレームが機体の左右中央側に揺動)する。
例えば障害物が果樹(幹)である場合、第2草刈部が果樹(幹)の直接に接触することがないので(ガイド部材が果樹(幹)に接触するので)、第2草刈部や果樹(幹)が損傷を受けることがない。
歩行型草刈機の全体構成について説明する。
図1,2,3,4に示すように、右及び左の前輪1(走行用の車輪に相当)、右及び左の後輪2(走行用の車輪に相当)により支持された機体3の上部に、エンジン4が支持され、機体3の下部の上下方向の縦軸芯P1周りに第1刈刃5が回転駆動自在に支持されており、第1刈刃5及び機体3等により第1草刈部11が構成されている。
以上のようにして、歩行型草刈機が構成されている。
次に、機体3、前輪1及び後輪2について説明する。
図5及び図7に示すように、機体3は板金をプレス加工して構成されており、丸パイプを平面視でV字状に折り曲げて構成されたフレーム8が、機体3の中央部に左右方向に連結されている。
次に、第1草刈部11及び第1刈刃5について説明する。
図1,3,5に示すように、機体3の中央部に伝動ケース17が支持されて、伝動ケース17の上部にエンジン4が支持されており、伝動ケース17の下部に第1刈刃駆動軸18が縦軸芯P1周りに回転自在に支持されている。
図9に示す状態に対して、第1刈刃5(ボス部5c)と伝動ケース17との間に1個のスペーサ20を取り付け、第1刈刃5(ボス部5c)とボルト19との間に1個のスペーサ20を取り付けると、第1刈刃5を低位置よりも高い中位置に設定することができる。第1刈刃5(ボス部5c)とボルト19との間に2個のスペーサ20を取り付けると、第1刈刃5を中位置よりも高い高位置に設定することができる。
以上のように、第1刈刃5、機体3、カバー部材22,23,24等により、第1草刈部11が構成されている。
次に、操縦ハンドル6について説明する。
図4及び図7に示すように、支持板9がフレーム8の左部に連結されている。支持部材14が支持板9の上下方向の縦軸芯P3周りに回転自在に支持され、図19及び図20に示すように、操縦ハンドル6の基部6aが支持部材14の横軸芯P4周りに上下に揺動自在に支持されている。
操縦ハンドル6の基部6aに、横位置ロック部27が備えられており、横位置ロック部27により操縦ハンドル6(基部側部分6b)(支持部材14)を縦軸芯P3周りの任意の横方向の位置で固定することができる。
次に、第2草刈部12を支持する支持フレーム7について説明する。
図4,5,6,7,10,11に示すように、機体3の後部の右部及び左部にブラケット3aが連結されて、右及び左のブラケット3aに亘って角パイプ状のフレーム31が連結されており、フレーム31の後部において機体3の左右中央CLに対して左側(操縦ハンドル6側)の部分に、ブラケット31aが連結されている。フレーム31のブラケット31aに、支点軸32が上下向きに連結されており、支持フレーム7の基部が支点軸32に揺動自在に支持されている(支持フレーム7が縦軸芯P2(支点軸32)周りに揺動自在に支持されている)。
以上の構造により、平面視で、支持フレーム7が支点軸32(縦軸芯P2)から機体3の進行方向B(機体3の左右中央CL)と交差するように、右斜め後の横外側に延出された状態となっている。
次に、支持フレーム7の所定位置Aから機体3の左右中央CL側への揺動を阻止する阻止状態と、支持フレーム7の所定位置Aから機体3の左右中央CL側への揺動を許容する許容状態とに切り換える構造について説明する。
次に、支持フレーム7に備えられたキャスター車輪39(補助車輪に相当)について説明する。
図10,11,15に示すように、支持フレーム7の左部(後部)にブラケット7cが連結されて、支持部材37がボルト38によりブラケット7cの横軸芯P7周りに揺動自在に支持されている。キャスター車輪39が備えられており、キャスター車輪39のネジ部39aが、支持部材37に連結されたナット37aに挿入されて連結されて、キャスター車輪39が縦軸芯P8周りに自由に向きを変更する状態となっている。
次に、第2草刈部12について説明する。
図6及び図10に示すように、支持フレーム7の端部に、上下向きのボス部46が連結されて、第2刈刃駆動軸47がボス部46に回転自在に支持されており、第2刈刃駆動軸47の下部に第2刈刃48が連結されている。
図6に示す状態に対して、第2刈刃48(ボス部48c)とボス部46との間に1個のスペーサ20を取り付け、第2刈刃48(ボス部48c)とボルト19との間に1個のスペーサ20を取り付けると、第2刈刃48を低位置よりも高い中位置に設定することができる。第2刈刃48(ボス部48c)とボルト19との間に2個のスペーサ20を取り付けると、第2刈刃48を中位置よりも高い高位置に設定することができる。
次に、第2草刈部12に備えられたガイド部材56について説明する。
図4,6,10に示すように、支持フレーム7の端部に支持フレーム57が連結されており、支持フレーム57が右斜め前側に延出されている、天板49におけるボス部46の付近に支持フレーム58,59が連結されており、支持フレーム58が右の横外側に延出され、支持フレーム59が右斜め後側に延出されている。
ガイド部材56の中間部56bは、天板49と略同じ高さに位置して、第2草刈部12における機体3の進行方向Bの右側部分に位置しており、平面視で機体3の進行方向Bに沿って配置されている。
ガイド部材56の後部56cは、天板49と略同じ高さに位置して、第2草刈部12における機体3の進行方向Bの後側部分に位置しており、平面視で機体3の進行方向Bと交差するように配置されている。
ガイド部材66は、支持フレーム57,59から下側に延出されて、右壁部50の下端部と略同じ高さに位置して、第2草刈部12における機体3の進行方向Bの右側部分に位置しており、平面視で機体3の進行方向Bに沿って配置されている。
次に、エンジン4から第1刈刃5への伝動系について説明する。
図9及び図21に示すように、エンジン4の動力が主クラッチ67から伝動軸68に伝達されている。第1刈刃駆動軸18の上側に同芯状に伝動軸69が支持されて、エンジン4の動力が主クラッチ67から、伝動軸68の伝動ギヤ68a及び伝動軸69の伝動ギヤ69aを介して、伝動軸69に伝達されている。
次に、エンジン4から前輪1及び後輪2への伝動系について説明する。
図9及び図21に示すように、伝動軸69の動力がウォームギヤ機構73を介して伝動軸74に伝達されている。伝動軸74に低速ギヤ75及び高速ギヤ76が相対回転自在に外嵌されており、低速及び高速ギヤ75,76の間の伝動軸74の部分に、シフト部材77がスプライン構造により一体回転及びスライド自在に外嵌されている。
次に、エンジン4から第2刈刃48への伝動系について説明する。
図5,6,7,9,21に示すように、伝動軸68の下端部にプーリー68bが連結されている。支点軸32の上部に円筒軸87が回転自在に支持されており、円筒軸87の上部及び下部にプーリー87a,87bが備えられている。
これにより、テンションアーム93、テンションプーリー94、クラッチレバー95及びバネ96等によって、第2刈刃クラッチ72が構成されている。
次に、主クラッチ67の操作系について説明する。
図19及び図20に示すように、操縦ハンドル6の握り部6eと略同じ形状(平面視で長円状)の主クラッチレバー97が、伝動位置及び遮断位置に亘って揺動操作自在に、操縦ハンドル6の握り部6eに支持されている。
第1刈刃クラッチ71を伝動位置に操作し、第2刈刃クラッチ72を遮断位置に操作した状態で、主クラッチ67を伝動及び遮断位置に操作すると、第2刈刃48が停止した状態で、前輪1及び後輪2、第1刈刃5が作動及び停止する。
第1及び第2刈刃クラッチ71,72を遮断位置に操作した状態で、主クラッチ67を伝動及び遮断位置に操作すると、第1及び第2刈刃5,48が停止した状態で、前輪1及び後輪2が作動及び停止する。
次に、変速装置79の操作系について説明する。
図19及び図20に示すように、変速レバー98が、低速位置及び高速位置に亘って揺動操作自在に、操縦ハンドル6の握り部6eに支持されている。
次に、前後進切換装置84の操作系について説明する。
図19及び図20に示すように、前後進レバー99が、中立位置、前進位置及び後進位置に亘って揺動操作自在に、操縦ハンドル6の握り部6eに支持されている。
前後進レバー99を前進位置に操作すると、操作ワイヤ107のインナー107aが前後進レバー99側に引き操作されて、前後進切換装置84が前進位置に操作される。前後進レバー99を後進位置に操作すると、操作ワイヤ108のインナー108aが前後進レバー99側に引き操作されて、前後進切換装置84が後進位置に操作される。
この場合、伝動ケース17のワイヤ受け部17b,17cは、伝動ケース17を介して機体3に備えられた状態となっている。
次に、歩行型草刈機の作業状態について説明する(その1)。
図22に示すように、バネ33の付勢力及びネジ軸35(図10,11,12参照)により、支持フレーム7が所定位置Aに位置した状態で、機体3(第1草刈部11)に対する第2草刈部12の位置が決められている。この状態において、機体3の進行方向Bから視て、機体3(第1草刈部11)及び第2草刈部12が横方向(機体3の左右方向)に並んだ状態となる。
次に、歩行型草刈機の作業状態について説明する(その2)。
図22に示すように、果樹園のように果樹(幹)の障害物Kが散在するような作業地において、障害物Kの周囲の地面の草刈作業を行う場合、先ず歩行型草刈機を障害物Kに向って走行させるのであり、第2草刈部12が障害物Kに到達するように、歩行型草刈機を走行させて、第1及び第2草刈部11,12により草刈作業を行う。
図1,2,3,4に示すキャスター車輪39,62を地面に接地させておくことによって、第2草刈部12が機体3(第1草刈部11)及び地面に対して安定して支持される。
次に、歩行型草刈機の作業状態について説明する(その3)。
前項[17]に記載のように、操作レバー43により係合部材42を阻止位置に操作していた場合、歩行型草刈機が障害物Kに到達する少し前に、操作レバー43により係合部材42を許容位置に操作しておく(前項[6]及び図11,12参照)。
同時に、ガイド部材56(前部56a)が障害物Kに接触することにより、ガイド部材56及び第2草刈部12の右壁部50によって、第2草刈部12及び障害物Kが損傷を受けることがなく、第2刈刃48の障害物Kへの接触が避けられる。
第2草刈部12(ガイド部材56)が障害物Kに接触しなくても、作業地が傾斜している場合(法面)、歩行型草刈機の姿勢が乱れる(傾斜する)ことが考えられる。
次に、歩行型草刈機の作業状態について説明する(その4)。
図25に示すように、さらに歩行型草刈機を走行させて、第2草刈部12が障害物Kの横側を通過すると、第2草刈部12がバネ33の付勢力により障害物Kに沿うように横外側に移動(支持フレーム7が所定位置Aに揺動)して、第2草刈部12が元の位置に戻る(支持フレーム7が所定位置Aに戻る)。
図1,2,3,4に示すように、キャスター車輪39が支持フレーム7の後部に備えられ、キャスター車輪62が第2草刈部12の後部に備えられていることにより、図23から図25に示す状態において、キャスター車輪39,62が障害物Kに接触することは少なく、障害物Kに接触したとしても、キャスター車輪39,62が自由に向きを変えることにより、キャスター車輪39,62及び障害物Kが損傷を受けることはない。
機体3の右部に操縦ハンドル6の基部6aを支持してもよい。この構成では、支持フレーム7が平面視で機体3の進行方向B(機体3の左右中央CL)と交差するように、左斜め後の横外側に延出されて、支持フレーム7の延出部分に第2草刈部12が支持されるように構成すればよい。
第2草刈部12のキャスター車輪62を備えないように構成してもよい。
1a 車輪のリブ
2 車輪
2a 車輪のリブ
3 機体
4 エンジン
6 操縦ハンドル
6a 操縦ハンドルの基部
7 支持フレーム
11 第1草刈部
12 第2草刈部
17b 固定部
17c 固定部
25 関節部
33 バネ機構
34 位置変更部
35 位置決め部
39 補助車輪
42 阻止機構
50 飛散防止部材
52 前開口部
53 カバー部材
54 後開口部
55 カバー部材
56 ガイド部材
102 固定部
103 操作ワイヤ
105 操作ワイヤ
107 操作ワイヤ
108 操作ワイヤ
A 所定位置
B 機体の進行方向
C1 第1草刈範囲
C2 第2草刈範囲
C3 重複部分
CL 機体の左右中央
P2 縦軸芯
Claims (12)
- 走行用の車輪が備えられた機体に、エンジンと、第1草刈部とが備えられ、
上下方向及び横方向に姿勢変更自在な操縦ハンドルが、前記機体に支持され、
支持フレームが、上下方向の縦軸芯周りに揺動自在に前記機体に支持されて、平面視で前記機体の進行方向と交差する横外側に延出され、
前記支持フレームを横外側に付勢するバネ機構と、前記支持フレームの横外側への揺動を所定位置で止める位置決め部とが備えられ、
前記支持フレームの延出部分に、第2草刈部が支持されている歩行型草刈機。 - 前記機体に支持される前記操縦ハンドルの基部が、前記エンジンの最上部よりも低くなるように、前記機体の進行方向に対して前記支持フレームの延出側とは反対側の前記機体の部分に備えられている請求項1に記載の歩行型草刈機。
- 前記操縦ハンドルの長手方向の途中部分に、前記操縦ハンドルを上下方向に折り曲げ自在な関節部が備えられている請求項1又は2に記載の歩行型草刈機。
- 前記操縦ハンドルに沿って操縦用の操作ワイヤが取り付けられ、
前記操作ワイヤにおける前記機体付近の部分が、前記エンジンの最上部よりも低くなるように、前記操作ワイヤにおける前記機体付近の部分を前記機体に固定する固定部が備えられている請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。 - 前記車輪の外周部に、前記車輪の回転方向に沿った平板状のリブが備えられている請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。
- 地面に対する前記第2草刈部の高さを維持する補助車輪が、前記支持フレームに備えられている請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。
- 前記支持フレームの前記所定位置から前記機体の左右中央側への揺動を阻止する阻止状態と、前記支持フレームの前記所定位置から前記機体の左右中央側への揺動を許容する許容状態とに切換自在な阻止機構が備えられている請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。
- 前記第1草刈部が刈り取る第1草刈範囲と、前記第2草刈部が刈り取る第2草刈範囲とにおいて、
前記支持フレームが前記所定位置に位置する状態で、前記第1草刈範囲の前記第2草刈範囲側の部分と、前記第2草刈範囲の前記第1草刈範囲側の部分とが、前記機体の進行方向から視て重複するように、前記位置決め部の位置が設定されている請求項1〜7のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。 - 前記第1草刈範囲の前記第2草刈範囲側の部分と、前記第2草刈範囲の前記第1草刈範囲側の部分とが重複する重複部分において、
前記位置決め部の位置を変更することにより前記重複部分の重複幅を大小に変更する位置変更部が備えられている請求項8に記載の歩行型草刈機。 - 前記第2草刈部における前記機体の進行方向前側の部分に、草が入り込む前開口部が備えられ、前記第2草刈部における前記機体の進行方向後側の部分に、草が出て行く後開口部が備えられており、
前記前及び後開口部に、前記第2草刈部からの飛散物を止める軟質のカバー部材が備えられている請求項1〜9のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。 - 前記第2草刈部における前記機体とは反対側の横側の部分に、前記第2草刈部からの飛散物を止める硬質の飛散防止部材が備えられている請求項1〜10のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。
- 前記第2草刈部における前記機体の進行方向前側部分に、平面視で前記機体に近い部分ほど前記機体の進行方向前側に位置するように斜めに配置されたガイド部材が備えられている請求項1〜11のうちのいずれか一つに記載の歩行型草刈機。
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