JP6247098B2 - 歩行型草刈機 - Google Patents
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刈刃伝動軸の端部に自在継手(特許文献1の図5の28)が接続され、入力軸の端部に自在継手(特許文献1の図5の29)が接続されており、自在継手に亘って伸縮軸(特許文献1の図5の28A,29A)が接続されている。
特許文献1では、刈刃伝動軸側から折れ曲がり自在な円筒状のカバーを延出し、入力軸側から折れ曲がり自在な円筒状のカバーを延出して、刈刃伝動軸側及び入力軸側のカバーを互いにスライド自在に挿入しており、カバーにより伸縮軸の全体を覆うように構成している。これにより、特許文献1では、伸縮軸を覆うカバーが複雑なものとなってしまうので、改善の余地がある。
本発明の第1特徴は、歩行型草刈機において次のように構成することにある。
上下軸芯周りで回転駆動される第1刈刃と、前記第1刈刃を収容する第1刈刃ハウジングと、前記第1刈刃ハウジングの上部に備えられたエンジンと、走行用の車輪とを備え、
上下軸芯周りで回転駆動される第2刈刃を収容する第2刈刃ハウジングを、前記第1刈刃ハウジングの横隣の前後軸芯周りに上下に姿勢変更自在に連結し、
前記第2刈刃ハウジングに備えられた支持ケースに、第1ベベルギヤを回転軸芯が前記第1刈刃ハウジングに向いた姿勢で回転自在に支持し、前記第1ベベルギヤに一体回転自在及びスライド自在に挿入された入力軸を、前記入力軸の一端が前記支持ケースの内部に位置するように備え、
前記エンジンの動力を伝達する刈刃伝動軸を前記第1刈刃ハウジングの上部から前記支持ケースに向けて備え、前記刈刃伝動軸と前記入力軸の他端とを自在継手を介して接続して、前記第2刈刃に連結された上下向きの刈刃駆動軸を前記支持ケースに回転自在に支持し、前記刈刃駆動軸の上部に備えられた第2ベベルギヤを前記第1ベベルギヤに咬合させて、
前記刈刃伝動軸の動力が前記入力軸、前記第1及び第2ベベルギヤを介して前記刈刃駆動軸に伝達されて、前記刈刃駆動軸が回転駆動されるように構成し、
前記入力軸が前記自在継手により前記刈刃伝動軸に対して上下に姿勢変更し、前記第1ベベルギヤが前記入力軸に沿ってスライド移動することにより、前記第1刈刃ハウジングに対する前記第2刈刃ハウジングの上下の姿勢変更が許容されるように構成され、
前記第1刈刃ハウジングに、前記自在継手を覆う第1カバーが連結され、
前記第2刈刃ハウジングに、前記自在継手を覆う第2カバーが前記前後軸芯周りに前記第2刈刃ハウジングと一体的に上下に姿勢変更自在に連結され、
前記自在継手が、平面視で前記第1カバー及び前記第2カバーの重複部分に覆われている。
本発明の第1特徴のように、刈刃伝動軸、自在継手、入力軸、第1及び第2ベベルギヤを備えると、刈刃伝動軸の動力が入力軸、第1及び第2ベベルギヤを介して刈刃駆動軸に伝達されて、刈刃駆動軸が回転駆動される。
第1刈刃ハウジングに対して第2刈刃ハウジングを上下に姿勢変更する場合、入力軸が自在継手により刈刃伝動軸に対して上下に姿勢変更し、支持ケースと一緒に第1ベベルギヤが入力軸に沿ってスライド移動することにより、第1刈刃ハウジングに対する第2刈刃ハウジングの上下の姿勢変更が許容される。
これにより、特許文献1のように、伸縮軸の全体を覆いながら折れ曲がり及び伸縮自在なカバーを備える必要が無くなって、構造の簡素化及び低コスト化の面で有利なものとなった。
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の歩行型草刈機において次のように構成することにある。
前記入力軸の一端にストッパー部材を備えて、
前記ストッパー部材が前記第1ベベルギヤに当たることにより、前記第1ベベルギヤに対する前記入力軸の引き出しが阻止されることによって、
前記第1刈刃ハウジングに対する前記第2刈刃ハウジングの下方への姿勢変更が阻止されるように構成されている。
第1刈刃ハウジングに対して第2刈刃ハウジングを下方に姿勢変更していくと、入力軸が自在継手により刈刃伝動軸に対して下方に姿勢変更していき、第1ベベルギヤに対して入力軸が引き出されるように、第1ベベルギヤが入力軸の一端に接近するようにスライド移動する。
これにより、本発明の第2特徴のように、入力軸の一端にストッパー部材を備えておくことによって、第1ベベルギヤが入力軸のストッパー部材に当たると、それ以上に第2刈刃ハウジングを下方に姿勢変更することができなくなるのであり、第1刈刃ハウジングに対する第2刈刃ハウジングの下方への姿勢変更の限度を決める構造を、簡素に得ることができる。
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の歩行型草刈機において次のように構成することにある。
グリス充填用のグリスニップルを前記支持ケースに備えている。
特許文献1のように、伸縮軸の全体を覆うカバーを備えた場合、伸縮軸の嵌合部分(スライド部分)に潤滑用のグリスを補給する際には、カバーを取り外す必要があり、カバーの取り外しに手間を要することになる。
図1,2,3に示すように、第1刈刃ハウジング1、第2刈刃ハウジング2、第1及び第2刈刃ハウジング1,2に収容された第1刈刃11及び第2刈刃12、第1刈刃ハウジング1の上部に支持されたエンジン3、第1刈刃ハウジング1に連結された操縦ハンドル4、第1刈刃ハウジング1に支持された第1前輪5(走行用の車輪に相当)及び後輪7(走行用の車輪に相当)、第2刈刃ハウジング2に支持された第2前輪6(走行用の車輪に相当)等を備えて、2面刈り型式の歩行型草刈機が構成されている。
第1及び第2刈刃ハウジング1,2の間の後部に位置するカバー69が第1刈刃ハウジング1の左後部に連結されており、刈草が第1及び第2刈刃ハウジング1,2の間から後方に飛散しないように、カバー69により刈草を抑えている。
次に、エンジン3の支持構造について説明する。
図1,3,4,6に示すように、第1刈刃ハウジング1の上壁部の裏面に支持フレーム13が配置され、第1刈刃ハウジング1の上壁部の上面に断面L字状の連結金具14が配置されており、支持フレーム13と連結金具14とに亘ってボルト15を連結することにより、支持フレーム13と連結金具14との間で第1刈刃ハウジング1の上壁部を挟み込むようにして、第1刈刃ハウジング1に支持フレーム13及び連結金具14が連結されている。
遠心クラッチ16は、エンジン3のアイドリング状態で遮断状態となり、エンジン3の回転数がアイドリング状態よりも上昇すると伝動状態となる。
図2に示すように、平面視において、第1刈刃駆動軸31が中央線CLに対して少し左側(第2刈刃ハウジング2側)に配置されており、エンジン3(出力軸3a)が第1刈刃駆動軸31に対して右側(第2刈刃ハウジング2の反対側)にオフセットして配置されている。
次に、後輪7への走行伝動系について説明する。
遠心クラッチ16の伝動下手側から、第1及び第2刈刃11,12にエンジン3の動力を伝達する作業伝動系と、後輪7にエンジン3の動力を伝達する走行伝動系とが、並列的に分岐されて、エンジン3の動力が第1及び第2刈刃11,12、後輪7に伝達されるように構成されている。
次に、作業伝動系における第1刈刃11への部分について説明する。
図5,6,9に示すように、第1刈刃駆動軸31が、伝動軸17と平行に第1支持ケース21の上下軸芯P5周りに回転自在に支持されている。第1刈刃駆動軸31の下部に第1刈刃11が連結されており、第1刈刃11が第1刈刃ハウジング1の内部に配置されている。
これにより、シフト部材38を伝動ギヤ37に咬合させると(刈刃クラッチ40の伝動状態)、エンジン3の動力がシフト部材38を介して第1刈刃駆動軸31に伝達されて、第1刈刃11が上下軸芯P5周りに回転駆動されるのであり、後述する[5]に記載のように、エンジン3の動力が第2刈刃駆動軸32に伝達されて、第2刈刃12が上下軸芯P6周りに回転駆動される。
シフト部材38を伝動ギヤ37から離間させると(刈刃クラッチ40の遮断状態)、エンジン3の動力がシフト部材38の位置で遮断されて、第1及び第2刈刃11,12は停止する。
次に、操作軸43の操作アーム43bを押し下げた状態で第1支持ケース21の係合部(図示せず)に係合させることにより、刈刃クラッチ40を遮断状態に維持することができる。
次に、作業伝動系における第2刈刃12への部分について説明する。
図5,6,9に示すように、伝動軸18の上側の上下位置に位置するように、伝動ギヤ37が第1刈刃駆動軸31に相対回転自在に支持されて、伝動軸18の下側の上下位置に位置するように、ベベルギヤ41が第1刈刃駆動軸31に固定されており、バネ39の下部がベベルギヤ41により支持されている。
この場合、2個の自在継手46が互いに直接に直列に連結されているので、一方の自在継手46に対して他方の自在継手46を、回転方向での適切な位相に連結しておくことにより、この後において2個の自在継手46を互いに分離する必要がない。
これにより、自在継手46と第1支持ケース21との間隔が大きなものとなるので、第1支持ケース21において、伝動軸44を支持する一対のベアリングの間隔を大きなものに設定することができて、伝動軸44を安定して支持することができる。
同様に、自在継手46と第2支持ケース22との間隔が大きなものとなるので、第2支持ケース22において、ベベルギヤ51を支持する一対のベアリングの間隔を大きなものに設定することができて、ベベルギヤ51を安定して支持することができる。
これにより、シャーピンが破断したとしても、カバー56,57を第1及び第2刈刃ハウジング1,2から取り外すことにより、シャーピンの交換が容易に行える。
次に、第2刈刃ハウジング2を第1刈刃ハウジング1に対して前後軸芯P1周りに上下に姿勢変更する構造について説明する。
図7に示すように、路面及び路面から下方に向う傾斜面としての法面の草刈りを行う場合、第2刈刃ハウジング2を第1刈刃ハウジング1に対して斜め下向きに設定して、第1刈刃11により路面の草刈りを行い、第2刈刃12により法面の草刈りを行う。
次に前項[6]に記載に構造に基づいて、第2刈刃ハウジング2を第1刈刃ハウジング1に対して前後軸芯P1周りに上下に姿勢変更する操作について説明する。
図6,13,14に示す状態は、操作レバー48をレバーガイド50の平行位置50aに操作して保持している状態であり、ワイヤ53のインナー53aにおけるアーム54との接続部分53cが図6に示す位置に位置している。
操作レバー48をレバーガイド50の第1下降位置50b、第2下降位置50c、第3下降位置50dに操作して保持することにより、第2刈刃ハウジング2の下限姿勢を上下に3段階に設定することができるのであり、レバーガイド50の第3下降位置50dが最も下方に位置する第2刈刃ハウジング2の下限姿勢に対応する。
次に前項[7]に記載のように、第2刈刃ハウジング2が上下に姿勢変更した場合の第2支持ケース22及び伝動軸45の状態について説明する。
前項[7]に記載のように、第2刈刃ハウジング2が上下に姿勢変更すると、図6及び図7に示すように、自在継手46を屈曲点として伝動軸45が上下に姿勢変更するのに対して、第2支持ケース22は上下に姿勢変更すると同時に左右にも位置変更する。
これにより、図6及び図7に示すように、伝動軸45に対してベベルギヤ51(第2支持ケース22)がスライドすることによって、第2支持ケース22が上下に姿勢変更すると同時に左右にも位置変更する状態が許容されるのであり、第2刈刃ハウジング2が下方に姿勢変更するほど、伝動軸45に対してベベルギヤ51(第2支持ケース22)が左側(外側)にスライドする(ベベルギヤ51(第2支持ケース22)から伝動軸45が引き出される)。
この場合、操作レバー48を第3下降位置50dに操作した状態が、第2刈刃ハウジング2の下限姿勢が最も下方に位置する状態であり、第2刈刃ハウジング2が下限姿勢まで下方に姿勢変更しても、ベベルギヤ51がストッパー部材59に当たらないように、ワイヤ53(インナー53a)の長さが設定されている。
次に、エンジン3のアクセルを操作するアクセルレバー64の構造について説明する。
図1,2,10,11,12に示すように、左の操縦ハンドル4の握り部4aの前側の下面に、パイプ状の支持部62が横向き(左右方向)に連結されている。板材を折り曲げて基部65が構成されて、基部65が支持部62の横軸芯P8周りに上下に揺動自在に支持され、丸棒状のアクセルレバー64が基部65に連結されており、アクセルレバー64が左の操縦ハンドル4の握り部4aの下側に位置して、左の操縦ハンドル4(支持部62)の横軸芯P8周りに上下に揺動自在に支持されている。
図1及び図10に示す状態は、エンジン3のアクセルがアイドリング位置に位置して、アクセルレバー64が下限姿勢であるアイドリング位置に位置している状態であり、アクセルレバー64が左の操縦ハンドル4の握り部4aから所定間隔を置いて下側に位置している。
次に、走行クラッチ35を操作する走行クラッチレバー63の構造について説明する。
図10,11,12に示すように、縦長の板材を湾曲状に曲げて走行クラッチレバー63が構成されており、走行クラッチレバー63の基部63aが、基部65(アクセルレバー64)の外側に位置して、左の操縦ハンドル4の支持部62の横軸芯P8周りに上下に揺動自在に支持されている。
走行クラッチ35(図5及び図9参照)に切換機構(図示せず)が備えられており、ワイヤ67のインナー67aが切換機構に接続されている。図5及び図9に示すように、一対のバネ70によりシフト部材27が中立位置(遮断位置)に付勢されていることによって、ワイヤ67のインナー67aが切換機構側に引かれる構成となっている。
この状態において、遮断位置の走行クラッチレバー63が、アイドリング位置のアクセルレバー64から所定間隔を置いて下側に位置しており、遮断位置の走行クラッチレバー63と左の操縦ハンドル4との間に、アイドリング位置のアクセルレバー64が位置している。
次に、走行クラッチレバー63及びアクセルレバー64の操作について説明する(その1)。
図1及び図10に示すように、走行クラッチレバー63及びアクセルレバー64から手を離している状態において、走行クラッチレバー63が遮断位置に位置し、アクセルレバー64がアイドリング位置に位置している(遠心クラッチ16の遮断状態)。
この場合、前項[10]に記載の切換機構を事前に低速状態又は高速状態に操作しておき、刈取クラッチ40(図6及び図9参照)を事前に伝動状態に操作しておく。
この場合、アクセルレバー64(エンジン3のアクセル)はアイドリング位置であるので、遠心クラッチ16は遮断状態であり、後輪7、第1及び第2刈刃11,12は停止している。
この場合、シフト部材27は低速ギヤ25(高速ギヤ26)に咬合する位置を越えて操作されないので、走行クラッチレバー63の上方への操作はバネ68が伸びることによって許容される。
左手を握り操作して、走行クラッチレバー63及びアクセルレバー64を左の操縦ハンドル4の握り部4aに当たる位置まで操作すると、エンジン3のアクセルが最高速位置に操作される。
次に、走行クラッチレバー63及びアクセルレバー64の操作について説明する(その2)。
図1及び図10に示すように、走行クラッチレバー63及びアクセルレバー64から手を離している状態において、走行クラッチレバー63が遮断位置に位置し、アクセルレバー64がアイドリング位置に位置している。この状態において、走行クラッチレバー63とアクセルレバー64との間に空間がある。
図10に示す状態において、刈取クラッチ40(図6及び図9参照)を事前に伝動状態に操作しておき、左の操縦ハンドル4の握り部4aに左手を置いて、左手の指を走行クラッチレバー63とアクセルレバー64との間に入れて、左手を握り操作することによりアクセルレバー64を上方に操作する。
前述のように、走行クラッチレバー64を遮断位置に残した状態(走行クラッチ35の遮断状態)で、アクセルレバー64を高速側(エンジン3のアクセルを高速側)に操作する状態は、以下のような状態である。
次に、走行クラッチレバー64を遮断位置に残した状態(走行クラッチ35の遮断状態)で、アクセルレバー64を高速側(エンジン3のアクセルを高速側)に操作することにより、歩行型草刈機(後輪7)を停止させた状態で、地面の上方に位置する第1及び第2刈刃11,12が空転する状態となって、第1及び第2刈刃ハウジング1,2の内部に滞留した刈草が第1及び第2刈刃11,12により強制的に放出される。
以上のような状態は、刈取作業を行わずに路上を移動するような場合に適しており、切換機構を高速状態に操作しておくとよい。
前述の[発明を実施するための形態]において、以下の(1)〜(3)に示すように構成してもよい。
(1)2個の自在継手46を備えるのではなく、1個の自在継手46により伝動軸44,45を接続するように構成する。カバー56,57が存在すれば、カバー55を廃止することも可能である。
(2)伝動軸45及びベベルギヤ51の孔部を断面6角状に構成するのではなく、伝動軸45の外面及びベベルギヤ51の孔部の内面にスプラインを形成して、スプライン構造により伝動軸45及びベベルギヤ51を一体回転及びスライド自在に構成する。
(3)伝動軸45の一端にストッパー部材59を備える場合、伝動軸45の一方の端部から少しベベルギヤ51側の伝動軸45の部分(入力軸の一端に相当)に、リング状のストッパー部材59を固定するように構成する。
2 第2刈刃ハウジング
3 エンジン
5,6,7 走行用の車輪
11 第1刈刃
12 第2刈刃
22 支持ケース
32 刈刃駆動軸
45 入力軸
44 刈刃伝動軸
46 自在継手
51 第1ベベルギヤ
52 第2ベベルギヤ
59 ストッパー部材
61 グリスニップル
P1 前後軸芯
P5,P6 上下軸芯
Claims (3)
- 上下軸芯周りで回転駆動される第1刈刃と、前記第1刈刃を収容する第1刈刃ハウジングと、前記第1刈刃ハウジングの上部に備えられたエンジンと、走行用の車輪とを備え、
上下軸芯周りで回転駆動される第2刈刃を収容する第2刈刃ハウジングを、前記第1刈刃ハウジングの横隣の前後軸芯周りに上下に姿勢変更自在に連結し、
前記第2刈刃ハウジングに備えられた支持ケースに、第1ベベルギヤを回転軸芯が前記第1刈刃ハウジングに向いた姿勢で回転自在に支持し、前記第1ベベルギヤに一体回転自在及びスライド自在に挿入された入力軸を、前記入力軸の一端が前記支持ケースの内部に位置するように備え、
前記エンジンの動力を伝達する刈刃伝動軸を前記第1刈刃ハウジングの上部から前記支持ケースに向けて備え、前記刈刃伝動軸と前記入力軸の他端とを自在継手を介して接続して、前記第2刈刃に連結された上下向きの刈刃駆動軸を前記支持ケースに回転自在に支持し、前記刈刃駆動軸の上部に備えられた第2ベベルギヤを前記第1ベベルギヤに咬合させて、
前記刈刃伝動軸の動力が前記入力軸、前記第1及び第2ベベルギヤを介して前記刈刃駆動軸に伝達されて、前記刈刃駆動軸が回転駆動されるように構成し、
前記入力軸が前記自在継手により前記刈刃伝動軸に対して上下に姿勢変更し、前記第1ベベルギヤが前記入力軸に沿ってスライド移動することにより、前記第1刈刃ハウジングに対する前記第2刈刃ハウジングの上下の姿勢変更が許容されるように構成され、
前記第1刈刃ハウジングに、前記自在継手を覆う第1カバーが連結され、
前記第2刈刃ハウジングに、前記自在継手を覆う第2カバーが前記前後軸芯周りに前記第2刈刃ハウジングと一体的に上下に姿勢変更自在に連結され、
前記自在継手が、平面視で前記第1カバー及び前記第2カバーの重複部分に覆われている歩行型草刈機。 - 前記入力軸の一端にストッパー部材を備えて、
前記ストッパー部材が前記第1ベベルギヤに当たることにより、前記第1ベベルギヤに対する前記入力軸の引き出しが阻止されることによって、
前記第1刈刃ハウジングに対する前記第2刈刃ハウジングの下方への姿勢変更が阻止されるように構成されている請求項1に記載の歩行型草刈機。 - グリス充填用のグリスニップルを前記支持ケースに備えている請求項1又は2に記載の歩行型草刈機。
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