JP5406772B2 - サイドディスチャージモーア - Google Patents
サイドディスチャージモーア Download PDFInfo
- Publication number
- JP5406772B2 JP5406772B2 JP2010076030A JP2010076030A JP5406772B2 JP 5406772 B2 JP5406772 B2 JP 5406772B2 JP 2010076030 A JP2010076030 A JP 2010076030A JP 2010076030 A JP2010076030 A JP 2010076030A JP 5406772 B2 JP5406772 B2 JP 5406772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- mower
- changing member
- cut grass
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 241001494496 Leersia Species 0.000 claims description 35
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 10
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 48
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
この種類のモーアとしては、例えば、ディスチャージカバーをモーアデッキに対して起立させた格納姿勢と、モーアデッキから横外側に向かって延出させた使用姿勢とに自在に切換えられるように構成されているものや(特許文献1参照)、あるいは、刈取作業が行われる地面の凹凸状態によってモーアデッキが左右に傾くため、そのモーアデッキの左右の傾き具合に合わせて自動的に上下方向に揺動することにより、刈草が遠くへ飛び出すのを防止するディスチャージカバーを備えるものが挙げられる(特許文献2参照)。
また別のモーアとしては、ディスチャージカバーから、自由揺動自在に自重で垂下する規制板を備えるものや(特許文献3参照)、モーアデッキの刈草排出口の開閉を行うためのプレートを備えるものも知られている(特許文献4参照)。
本構成によれば、放出方向変更部材を上下方向に揺動させることによって、刈草の放出方向を自在に調整することができる。
これにより、例えば水分を多く含む湿った草を刈り取るときには、放出方向変更部材を上方に揺動させて刈草の排出に対する抵抗を少なくして、刈草を横外方に排出し易くする。
一方水分をそれほど多く含まない草を刈り取るときには、放出方向変更部材を下方に揺動させて刈草の排出に対する抵抗を大きくすることによって、刈草を横外方から下外方に排出し易くして、横外方に排出され難くする。尚、放出方向変更部材を作用位置にするとき、放出方向変更部材は、ディスチャージカバーの天井部から横外方斜め下方に向いているため、刈草が放出方向変更部材に引っ掛かり難い。そのため、刈草は放出方向変更部材で詰まらず、スムーズに下外方に排出される。
このように、刈草の放出方向を調整すれば、刈草の状態が異なる場合でも、刈草の放出方向を一様にすることができる。
また、本構成によれば、放出方向変更部材を非作用位置に変更すると、放出方向変更部材を凹部に収容することができるため、刈草がディスチャージカバーから放出される際に、刈草が放出方向変更部材に引っ掛かる虞がなく円滑に放出される。
本構成によれば、ディスチャージカバーを前後方向の横軸心周りに上下揺動自在に取り付けてあるため、刈取作業を行わないときには、ディスチャージカバーを非作用姿勢にして、モーアの横幅を小さくすることができる。これにより、刈取作業を実施しないときの特に狭い場所でのモーアの移動が容易になる。この場合、ディスチャージカバーに放出方向変更部材が設けられているので、ディスチャージカバーを非作用姿勢にすると放出方向変更部材も一緒に非作用姿勢となるため、放出方向変更部材を別途非作用姿勢にする必要がない。
本構成によれば、刈草の全てが放出方向変更部材によって案内されるわけではなく、少なくとも刈草の一部は、刈草の放出方向における放出方向変更部材の前又は後側を抜けて排出される。
そのため、例えば、放出方向変更部材の前後方向の幅がディスチャージカバーの前後方向の幅と略同じに設定されているような場合と異なり、刈草の逃げ道が放出方向変更部材の前又は後側に確保されているため、刈草が放出方向変更部材に引っ掛かり滞留して刈草の放出路を閉塞してしまう状況を防止することができる。
(乗用型草刈機)
図1及び図2に示すように、本発明に係る乗用型草刈機は、左右一対の前車輪1,1と左右一対の後車輪2,2とを有した走行機体と、この走行機体の車体フレーム3の前車輪1と後車輪2との間で運転部床16の下側にリンク機構4を介して装着されたサイドディスチャージモーア20(以下、単にモーア20と称する)とを備えている。
図3に示すように、モーア20は、モーアデッキ21と、3枚の回転ブレード22R,22C,22Lと、ゲージ輪25とを備える他、モーアデッキ21の内部に各回転ブレード22R,22C,22Lよりも前側に設けたバッフルプレート40と、モーアデッキ21の内部後側に各回転ブレード22R,22C,22Lの先端が描く回転軌跡の後部側に沿うように形成したバキュームプレート50と、モーアデッキ21の右端に形成された刈草排出口23と、刈草排出口23からの刈草を横外方に案内するディスチャージカバー24とを備えている。
1の下方向きに延出した前縦壁21bと、天井部21aの後縁部からモーアデッキ21の下向きに延出した後縦壁21cと、天井部21aの横端部からモーアデッキ21の下向きに延出した横縦壁21dとによって構成され、自走機体の下方向きに開口した容器形になっている。
図4及び図5に示すように、ディスチャージカバー24は、前後方向に所定の間隔をおいてディスチャージカバー24の上面側に設けた2つの連結アーム52a,52bと、前後方向に延びる支軸53とを介して、モーアデッキ21の刈草排出口23側の天井部21aの上面に設けた2つのブラケット54a,54bに対して枢支連結されている。これにより、ディスチャージカバー24は、刈草排出口23から横外方に延出して刈草を横外方に案内する作用姿勢(図5参照)と、刈草排出口23から上方に延出する非作用姿勢(図8参照)とに手動で変更可能に支軸53の軸心周りに上下揺動可能に取付けられる。支軸53には、その外周に巻き付けられるようにスプリング55が設けられて、ディスチャージカバー24は、スプリング55によって作用姿勢に付勢されており、このためディスチャージカバー24が作用姿勢において上下方向にバタつかない。また、ディスチャージカバー24を非作用姿勢としたときは、図示しないロック機構によってその姿勢が保持される。
が横内方に引っ張られて、回転アーム59が支軸53の軸心周りに所定の角度で回転し(図5(b)の紙面反時計方向に回転)、リンクアーム58を横外方に所定距離移動させる。リンクアーム58が横外方に移動すると、放出方向変更部材70が支点軸56a,56bを結ぶ破線L3(図4参照)周りに所定の角度で回転するため(図5(b)の紙面時計方向に回転)、放出方向変更部材70がディスチャージカバー24の天井部24aから横外方斜め下方に向いた作用位置に変更される。
(1)前述の実施形態のケーシング80における係止部の数については、必要に応じて任意に設定することができる。例えば、図示しないが、前述の実施形態における第1係止部84と第2係止部85との間にさらにもう1つの係止部を設けて、放出方向変更部材70を第1作用位置、第2作用位置、非作用位置に変更可能に設定するように構成しても良い。また、開閉レバー86の基部等に摩擦保持機構等を設けて放出方向変更部材70を無段階でその傾斜角度を調節できるように構成しても良い。
また、前述の実施形態の放出方向変更部材70の前後方向の幅を、刈草排出口23の前後方向の幅Tよりも短くして、尚且つ、放出方向変更部材70の前後方向の位置を刈草排出口23の前後方向の幅T内に設定するように構成しても良い。尚、図6に示すように、刈草排出口23の前後方向の幅Tとは、バキュームプレート50の円弧部分50Rの右端と、バッフルプレート40の右端からの延長線との間をいう(図6参照)。
本構成においては、ケーブル61を支持するケーブル受け73が、モーアデッキ21の刈草排出口23側の天井部21aの上面に設けた第1縦壁77に対して、支点75周りに回動可能に枢支連結されている。またケーブル受け73は、第1縦壁77よりも横内方側に設けた第2縦壁78に対して、トグルばね76を介して連結されている。
図9に示すように、ディスチャージカバー24を作用姿勢としたとき、トグルばね76は、ケーブル受け73を図9の紙面時計方向に回転させるように付勢する。このとき、ケーブル受け73は、その側面に設けられるストッパー74が第1縦壁77の側面に当接することで、所定の傾斜に保持される。
一方、図示しないが、ディスチャージカバー24を図8に示すような非作用姿勢とすると、ケーブル受け73が支点75周りに図9の紙面反時計方向に回転する。このとき、トグルばね76は、そのデッドポイントを越えるとばね付勢方向を反転させて、ケーブル受け73を図9の紙面反時計方向に回転させるように付勢する。
本構成によれば、放出方向変更部材70を作用位置としたとき、例えば、大量の刈草が刈草排出口23から排出される場合、その圧力にスプリング89の付勢力が負けてインナーワイヤー62のテンションが緩み、放出方向変更部材70が上方に揺動しようとする。そのため、刈草は放出方向変更部材70で詰まることなくスムーズに排出される。
21a 天井部
23 刈草排出口
24 ディスチャージカバー
24a 天井部
70 放出方向変更部材
88 凹部
Claims (4)
- モーアデッキの横端部の刈草排出口に、前記刈草排出口からの刈草を横外方に案内するディスチャージカバーを備えるサイドディスチャージモーアであって、
刈草の放出方向変更部材を、前記ディスチャージカバーの天井部の横方向中間部に備えて、前記刈草排出口から刈草の放出方向と交差し且つ前記放出方向変更部材のモーアデッキ側における前記ディスチャージカバーの部分に配置される横軸心周りに上下揺動自在に取り付け、
前記ディスチャージカバーの天井部に沿った非作用位置、及び前記ディスチャージカバーの天井部から横外方斜め下方に向いた作用位置に、前記放出方向変更部材の位置を変更する位置変更機構を備え、
前記ディスチャージカバーの天井部に前記放出方向変更部材を収容可能な凹部を設けてあるサイドディスチャージモーア。 - 前記ディスチャージカバーを、前記刈草排出口から横外方に延出して刈草を横外方に案内する作用姿勢、及び前記刈草排出口から上方に延出する非作用姿勢に変更可能に、前後方向の横軸心周りに上下揺動自在に取り付けてある請求項1に記載のサイドディスチャージモーア。
- 前記放出方向変更部材の前後方向の幅を、前記ディスチャージカバーの前後方向の幅よりも短く設定してある請求項1又は2に記載のサイドディスチャージモーア。
- 運転部に左右一対の操縦レバーを備え、左右一対の前記操縦レバーのうち前記サイドディスチャージカバーが設けられた側の前記操縦レバーに隣接して、前記放出方向変更部材を前記非作用位置と前記作用位置とで位置変更する開閉レバーが設けられている請求項1〜3のいずれかに記載のサイドディスチャージモーア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010076030A JP5406772B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | サイドディスチャージモーア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010076030A JP5406772B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | サイドディスチャージモーア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011205945A JP2011205945A (ja) | 2011-10-20 |
JP5406772B2 true JP5406772B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=44937785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010076030A Expired - Fee Related JP5406772B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | サイドディスチャージモーア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5406772B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57146834U (ja) * | 1981-03-13 | 1982-09-14 | ||
US7337602B1 (en) * | 2005-09-15 | 2008-03-04 | Butler Walt R | Mulch plate apparatus with adjustable handle mechanism |
JP5123558B2 (ja) * | 2007-05-11 | 2013-01-23 | 株式会社クボタ | モーア |
US20090301050A1 (en) * | 2008-06-10 | 2009-12-10 | Gary Chester Kohler | Lawn mower attachment and method |
-
2010
- 2010-03-29 JP JP2010076030A patent/JP5406772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011205945A (ja) | 2011-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6386388B2 (ja) | 草刈機 | |
JP5041519B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP6662756B2 (ja) | 収穫機 | |
JP4509132B2 (ja) | モーア | |
JP5406772B2 (ja) | サイドディスチャージモーア | |
JP4420347B2 (ja) | 走行型芝刈機 | |
JP7057932B2 (ja) | 草刈機の刈取り部構造 | |
JP2009273388A (ja) | 自走式乗用草刈機 | |
JP5560735B2 (ja) | コンバイン | |
JP2006238800A (ja) | 走行型芝刈機 | |
JP4794000B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP4126355B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP4816235B2 (ja) | コンバイン | |
JP4311118B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP2008278803A (ja) | 芝刈機 | |
JP4126549B2 (ja) | 自走式乗用草刈機 | |
JP3363048B2 (ja) | 畦草刈機 | |
JP4565547B2 (ja) | 走行型芝刈機 | |
JP5525265B2 (ja) | 草刈機 | |
JP6925217B2 (ja) | 乗用型草刈機 | |
JP2006238796A (ja) | 走行型芝刈機 | |
JP4420346B2 (ja) | 走行型芝刈機 | |
JP4794002B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP3288595B2 (ja) | 二面刈り用の歩行型草刈機 | |
JP2019141017A (ja) | コンバイン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5406772 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |