JP5273370B2 - 操作入力装置及び吐水装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、操作入力装置及び吐水装置に関し、具体的には非接触式の操作入力装置及びそれを用いた吐水装置に関する。
例えば、便器などを洗浄する方法としては、バルブを機械的に開閉するレバーを操作する方法がある。これに対して、利便性を高めるため、バルブの代わりに電磁弁を備え、電気的な押しボタンの操作により便器洗浄を行う便器洗浄装置がある(特許文献1)。特許文献1に記載された便器洗浄装置によれば、電気的な押しボタンを有する操作部を比較的自由な位置に設置することができ、また、より小さな力で押しボタンを操作するだけで便器洗浄を行うことができる。さらに、便器洗浄を電気的に制御するシステムを備えれば、使用者が便器から立ち去ることを人体検知センサなどにより検知して、自動的に便器洗浄を行うこともできる。
しかしながら、洋式腰掛便器などの大便器を人体検知センサなどを使って自動洗浄する方式では、使用者が大便器から立ち上がって離れないと、人体検知センサが使用者を検知したままの状態となるため、自動洗浄がなかなか行われない場合がある。使用者は、自動洗浄が行われないと不安になり、トイレ室あるいはトイレブースから出ることができない場合がある。
そのため、使用者が任意のタイミングで便器洗浄を行えるように、押しボタンのような手動洗浄手段を設置して欲しいという要望がある。そこで、前述した電気的な押しボタンの代わりにタッチスイッチを備えた水洗便器の洗浄制御装置がある(特許文献2)。特許文献2に記載された水洗便器の洗浄制御装置によれば、押しボタンのようにスイッチを押し込む必要がなく、タッチスイッチに触れるだけで便器洗浄を行うことができる。そのため、特許文献2に記載された水洗便器の洗浄制御装置は、手に障害をもった使用者などに対して有効である。
一方で、病院などに設置された公共用のトイレ室では、便器洗浄を操作するスイッチに直接触れたくないという要望もある。そこで、押しボタンやタッチスイッチの代わりに光電センサなどの非接触検出手段を備えた水洗トイレの洗浄装置がある(特許文献3)。特許文献3に記載された水洗トイレの洗浄装置によれば、光電センサなどの非接触検出手段に手をかざすだけで便器洗浄を行うことができる。
しかしながら、目の不自由な使用者は、便器洗浄用の操作部やスイッチの位置を手探りで確認するため、意図せずにタッチスイッチを操作したり、非接触検出手段に手をかざしてしまうおそれがある。このようなことは、その使用者が初めて使用するような公共用のトイレにおいて、多く起こり得る。つまり、目の不自由な使用者は、初めて使用するトイレ室あるいはトイレブースに入ると、用便の前にまず便器洗浄用の操作部やスイッチの位置を手探りで確認する必要がある。そのため、その使用者は、用便の前に意図せずにタッチスイッチを操作したり、非接触検出手段に手をかざしてしまうおそれがある。これらにより、使用者が意図していないときに、便器洗浄が行われるおそれがある。
使用者が意図していないときに便器洗浄が行われると、洗浄水が無駄になるという問題がある。また、使用者が再び便器洗浄を行いたい場合であっても、洗浄水がロータンクなどに貯留されるまでの待ち時間が必要になる場合がある。さらに、流したくないものが流れてしまうなどの問題もある。これは、目の不自由な使用者が用便を済ませた後に、便器洗浄用の操作部やスイッチの位置を手探りで確認する場合も同様である。また、使用者が視覚障害者ではない場合であっても、薄暗い中でトイレ室を使用したり、便器の後方に設置された便器洗浄用のスイッチを手探りで操作する場合にも、これらのことは同様に起こり得る。
特開平8−120727号公報 特開平5−247984号公報 特開平11−343652号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる操作入力装置及びそれを用いた吐水装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、前記非接触検出手段の検出方向に設けられた外装部と、前記外装部への人体の接触を検出する接触検出手段と、前記非接触検出手段及び前記接触検出手段からの検出信号に基づいて人体による操作入力の有無を判定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記外装部への人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近があると判定しても操作入力が無いと判定することを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、接触検出手段が外装部への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段からの出力信号を無効にする。そのため、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置の位置を手探りで確認している場合に、意図せずに非接触検出手段に手を接近させたときでも、操作入力され動作することはない。そのため、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる。
また、第2の発明は、人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、前記非接触検出手段の検出方向に設けられた外装部と、前記外装部への人体の接触を検出する接触検出手段と、前記非接触検出手段及び前記接触検出手段からの検出信号に基づいて人体による操作入力の有無を判定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記外装部への人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段の検出動作を実行させないことを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、接触検出手段が外装部への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段の動作を実行させない。そのため、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置の位置を手探りで確認している場合に、意図せずに非接触検出手段に手を接近させたときでも、操作入力され動作することはない。そのため、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、前記外装部に設けられた押しボタンをさらに備え、前記制御手段は、前記押しボタンが押された場合には、前記接触検出手段からの検出信号にかかわらず、操作入力が有ったものと判定することを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、使用者は、非接触検出手段と押しボタンとを好みに応じて使い分けることができる。そして、押しボタンが押された場合には、優先的に操作入力され動作するとともに、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置の位置を手探りで確認している場合には、意図せずに非接触検出手段に手を接近させたときでも、操作入力され動作することはない。そのため、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる。
また、第4の発明は、第1の発明において、前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記外装部への人体の接触があると判定し、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近を検出している時間が所定時間を経過したと判定すると、操作入力が有ったものと判定することを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、使用者が外装部に手などを接触させたままの状態であっても、所定時間経過すると操作入力され動作するため、使用者が、非接触検出手段によって操作入力をするつもりが、誤って外装部に手などが接触してしまった場合でも、所定時間経過すれば操作入力を受け付ける。そのため、使用者はより安心して操作入力装置を使用することができる。
また、第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記外装部は、導電性を有し、前記接触検出手段は、静電容量センサであることを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、接触検出手段は、外装部への人体の接触をより確実に検出することができる。そのため、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる。
また、第6の発明は、第3の発明において、前記外装部及び前記押しボタンは、共に導電性を有し、且つ互いに電気的に結合され、前記接触検出手段は、静電容量センサであることを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、使用者が押しボタンに触れているときであっても、接触検出手段は押しボタンへの人体の接触をより確実に検出できる。そのため、使用者が手探りで押しボタンの位置を確認しているときや、押しボタンを押そうとしているときなど、使用者が非接触検出手段による操作を意図していないときに操作入力され動作することを防止できる。
また、第7の発明は、第6の発明において、前記接触検出手段は、送信電極と、受信電極と、を有し、前記送信電極と前記受信電極との間の静電容量を検出する静電容量センサであり、前記押しボタンは、導電性の導電部と、前記送信電極および前記受信電極に向かって突出した非導電性の突起部と、前記突起部の先端に設けられた移動電極と、を有し、前記送信電極及び前記受信電極は、前記外装部および前記導電部とそれぞれ静電結合され、前記押しボタンの押下に伴って移動する前記移動電極に近接するように設置され、前記接触検出手段は、前記静電容量が減少することにより前記外装部及び前記導電部の少なくともいずれかへの人体の接触を検出し、前記静電容量が増加することにより前記押しボタンの押下を検出することを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、静電容量の変化により押しボタンの押下を検出することができる。そして、非導電性の突起部が弾性を有する材料から形成されていれば、その突起部は、移動電極と、送信電極および受信電極と、が当接したときの衝撃を和らげることができる。これにより、接点式のスイッチを用いた場合に懸念される接点不良などを防止することができる。
また、第8の発明は、第1〜第7のいずれか1つの発明において、前記非接触検出手段は、赤外線を投光し、前記投光した赤外線の反射光を受光し、前記反射光により人体の接近を検出する赤外線投光式センサであることを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、赤外線投光式センサを使用しているため、水が非接触検出手段の近傍に付着しても、その水の影響をあまり受けずに人体の接近を検出することができる。
また、第9の発明は、第8の発明において、前記静電容量センサが前記静電容量を検出する回路と、前記赤外線投光式センサが前記反射光を検出する回路と、は共用されていることを特徴とする操作入力装置である。
この操作入力装置によれば、静電容量センサが静電容量を検出する回路と、赤外線投光式センサが反射光を検出する回路と、を共用させているため、操作入力装置を小型化することができる。
また、第10の発明は、第1〜第9のいずれか1つの発明の操作入力装置と、給水流路を開閉する電磁弁と、前記給水流路を介して供給された水を吐水する吐水部と、を備え、前記制御手段は、前記非接触検出手段および前記接触検出手段の少なくともいずれかからの検出信号に応じて、前記電磁弁の動作を制御することを特徴とする吐水装置である。
この吐水装置によれば、接触検出手段が外装部への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段からの出力信号を無効にしたり、非接触検出手段の検出動作を実行させない。そのため、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置の位置を手探りで確認している場合に、意図せずに非接触検出手段に手を接近させたときでも、電磁弁が開放され吐水することはない。そのため、使用者が意図していないときに吐水することを防止できる。
本発明の態様によれば、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる操作入力装置及びそれを用いた吐水装置が提供される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる操作入力装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下、単に「便器」という)100と、その上部に設けられた便座210および便蓋220と、便器100の洗浄を操作する操作入力装置300と、を備える。なお、便器100の洗浄機構としては、いわゆる「ロータンク式」でもよく、あるいはロータンクを用いない「水道直圧式」であってもよい。
また、便器100の上部には、衛生洗浄装置としての機能部などを有するケーシング230が設けられていてもよい。そして、便座210および便蓋220は、このケーシング230に対して開閉自在に軸支されていてもよい。但し、本発明においては、ケーシング230は必ずしも設けなくてもよい。
操作入力装置300は、例えばトイレ室の壁面10などに設けられている。操作入力装置300は、非接触検出手段310を有し、その非接触検出手段310により人体の接近を検出した場合には、操作入力信号を出力できる。すなわち、例えば、使用者が非接触検出手段310の近傍に手などをかざしたり近づけたりすると、操作入力装置300は、非接触検出手段310により使用者の手などを検出し、操作入力信号を出力できる。その結果、便器100の洗浄が行われる。
なお、本実施形態にかかる操作入力装置300は、トイレ装置だけに限定されず、他の吐水装置に備えられてもよい。つまり、操作入力装置300は、非接触検出手段310からの検出信号に応じて、洗面所や台所、浴室などに使用される水栓装置などの各種の吐水装置の給水制御を行ってもよい。以下では、説明の便宜上、操作入力装置300がトイレ装置に備えられた場合を例に挙げて説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。
また、図3は、本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。なお、図3は、図2に表したA−A断面図に相当する。
本実施形態にかかる操作入力装置300は、人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段310と、非接触検出手段310を保護する外装部320と、非接触検出手段310などを内蔵するケース330と、を備える。外装部320は、図3に表したように、操作入力装置300の便器100がある側の表面、すなわち非接触検出手段310の非接触検出方向の表面に設けられ、外筐を形成している。外装部320は、表面プレート321と、表面プレート321の周縁に設けられたフレーム323と、を有する。そして、表面プレート321には、「流す」などの文字や点字が設けられている。
非接触検出手段310は、例えば反射光量判定方式のアクティブ型赤外線センサ(赤外線投光式センサ)であり、投光素子311と、受光素子313と、を有する。投光素子311は、赤外線を投光する。そして、投光素子311から投光された赤外線の少なくとも一部は、人体などの被検知体により反射される。受光素子313は、その反射光を受光する。操作入力装置300は、受光素子313により受光された反射光の光量に応じて、人体などが非接触検出手段310に接近しているか否かを判断できる。但し、非接触検出手段310は、アクティブ型赤外線センサだけに限定されるわけではない。非接触検出手段310は、例えば、超音波センサ、またはドップラーセンサなどのマイクロ波センサなどであってもよい。
また、本実施形態にかかる操作入力装置300は、外装部320への人体の接触を検出する接触検出手段をさらに備える。この接触検出手段は、例えば、送信電極と受信電極との間の静電容量を検出する静電容量センサなどである。この場合には、図3に表したように、ケース330の内部に設けられた回路基板340に、送信電極341と受信電極343とが取り付けられている。そして、送信電極341および受信電極343と、表面プレート321と、の間には結合コンデンサ351がそれぞれ形成されている。なお、結合コンデンサ351は、電子部品のコンデンサであってもよいし、送信電極341および受信電極343と、表面プレート321と、が薄い絶縁体を介してそれぞれ空間的に静電結合されたコンデンサであってもよい。
但し、接触検出手段は、静電容量センサに限定されるわけではない。接触検出手段は、例えば、超音波センサ、振動センサ、または走査式の光電センサなどであってもよい。なお、説明の便宜上、非接触検出手段310がアクティブ型赤外線センサであり、接触検出手段が静電容量センサである場合を例に挙げて、以下説明する。
表面プレート321およびフレーム323は、金属から形成されている。あるいは、表面プレート321およびフレーム323は、樹脂から形成され、その表面にメッキが施されている。つまり、表面プレート321およびフレーム323は、全体として導電性を有する。そして、表面プレート321とフレーム323とは、互いに電気的に結合されている。そのため、送信電極341および受信電極343と、フレーム323と、の間においても、結合コンデンサ351がそれぞれ形成されているとみなせる。
なお、表面プレート321とフレーム323との電気的な結合は、静電容量を検出するために必要な電気結合であり、大きな電流を流せるほどに導通する必要はない。例えば、電気結合に数キロオーム(kΩ)の抵抗値を含んでいてもよく、あるいは、表面プレート321とフレーム323との間に僅かな隙間があっても、そこに生じる静電容量だけ(直流的な抵抗値は無限大)でもよい。
ここで、静電容量センサは、送信電極341に交流電圧を出力し、この出力が結合コンデンサ351を介して受信電極343に入力される電荷量を測定する方式とする。図3に表したように、使用者が外装部320に手410を接触させると、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷の少なくとも一部が、外装部320から手410を経由し、使用者の人体を介して大地へと流れてしまう。そのため、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷は小さくなる。その結果、結合コンデンサ351の実効的な静電容量は小さくなる。操作入力装置300は、送信電極341と受信電極343との間の静電容量の変化に応じて、人体などが外装部320に接触しているか否かを判断できる。
そして、本実施形態にかかる操作入力装置300は、接触検出手段が外装部320への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段310からの出力信号を無効にする。あるいは、本実施形態にかかる操作入力装置300は、接触検出手段が外装部320への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310の検出動作を実行させない。
これによれば、例えば、目の不自由な使用者が、便器100の洗浄を直ちに行おうという意図がなく、まず、操作入力装置300の位置を確認するために手探りをしている場合に、非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。そのため、本実施形態にかかる操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
なお、目の不自由な使用者は、操作入力装置300の外形の特徴や表面プレート321の点字表示などにより、非接触検出手段310の存在を認識し、外装部320から手を離して手をかざすことで、便器洗浄を行うことができる。
次に、本実施形態にかかる操作入力装置300の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図4は、本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。
まず、操作入力装置300は、動作をスタートさせると(ステップS101)、接触検出手段により送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する(ステップS103)。なお、ステップS103の静電容量を検出する動作については、後に詳述する。続いて、操作入力装置300の制御手段(図8参照)349は、接触検出手段から出力された静電容量(検出信号)が所定閾値よりも小さいか否かを判断する(ステップS105)。これは、使用者が外装部320に手410などを接触させているか否かを判断する動作である。なお、制御手段(図8参照)349は、ケース330に内蔵された回路基板340に設けられている。
接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS105:Yes)、使用者が外装部320に手410などを接触させて操作入力装置300の位置を手探りで確認している状態であると判断し、ステップS103に戻る。つまり、この場合には(ステップS105:Yes)、操作入力装置300は、非接触検出手段310による光電検出(ステップS107)を行わない。
一方、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さくない場合には(ステップS105:No)、使用者が外装部320に手410などを接触させていないと判断し、非接触検出手段310により光電検出を行う(ステップS107)。つまり、非接触検出手段310は、使用者の手410などにより反射された赤外線(反射光)の反射光量を検出する(ステップS107)。なお、反射光量を検出する動作については、後に詳述する。
続いて、制御手段349は、非接触検出手段310から出力された反射光量(検出信号)が所定閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS109)。これは、使用者が非接触検出手段310に手410などを接近させているか否かを判断する動作である。非接触検出手段310から出力された反射光量が所定閾値よりも大きい場合には(ステップS109:Yes)、使用者が非接触検出手段310に手410などを接近させている状態であると判断し、制御手段349は、操作入力信号を出力する(ステップS111)。その結果、便器100の洗浄が行われる。
図4に表したフローチャートのように、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS105:Yes)、操作入力装置300は、非接触検出手段310による光電検出(ステップS107)を行わない。そのため、制御手段349からは操作入力信号が出力されず、あるいは操作入力がないことの信号が出力され、便器100の洗浄は行われない。そのため、操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
図5は、本実施形態にかかる操作入力装置の動作の変形例を例示するフローチャートである。
図4に表したフローチャートの動作において、使用者が外装部320に手410などを接触させたままの状態では、便器100の洗浄はいつまで経っても行われない。この場合には、使用者は、操作入力装置300の非接触検出手段310に手410をかざしているにもかかわらず便器洗浄がいつまで経っても行われないため、自分が行ってる操作方法が間違っているのではないか、或いは、操作入力装置300が故障しているのではないか、と不安に感じる場合がある。
そこで、図5に表したフローチャートの動作では、使用者が外装部320に手410などを接触させている場合であっても、非接触検出手段310に手410などを接近させている時間が長い場合には、便器100の洗浄を行うことができる。なお、表面プレート321には、「手かざしセンサです」や「手を少し離してください」などの点字や文字を設けることが、より好ましい。
まず、操作入力装置300は、動作をスタートさせると(ステップS201)、非接触検出手段310により使用者の手410などにより反射された赤外線の反射光量を検出する(ステップS203)。続いて、操作入力装置300は、接触検出手段により送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する(ステップS205)。なお、光電検出(ステップS203)および静電容量検出(ステップS205)の動作については、後に詳述する。また、光電検出(ステップS203)および静電容量検出(ステップS205)の動作については、動作の順序が逆になってもよい。
続いて、制御手段349は、非接触検出手段310から出力された反射光量(検出信号)が所定閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS207)。非接触検出手段310から出力された反射光量が所定閾値よりも大きい場合には(ステップS207:Yes)、接触検出手段から出力された静電容量(検出信号)が所定閾値よりも小さいか否かを判断する(ステップS209)。一方、非接触検出手段310から出力された反射光量が所定閾値よりも大きくない場合には(ステップS207:No)、ステップS203に戻る。
続いて、制御手段349は、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS209:Yes)、使用者が外装部320に手410などを接触させて操作入力装置300の位置を手探りで確認している状態であると判断し、反射光量が所定閾値よりも大きい時間が所定時間よりも長いか否かを判断する(ステップS211)。反射光量が所定閾値よりも大きい時間が、所定時間よりも短い場合には(ステップS211:短い)、使用者が外装部320に手410などを接触させて操作入力装置300の位置を手探りで確認している状態にある可能性が高く、未だ便器洗浄の意志は確実でないと判断し、ステップS203に戻る。
一方、反射光量が所定閾値よりも大きい時間が、所定時間よりも長い場合には(ステップS211:長い)、使用者が便器洗浄を行いたいという明確な意志をもって、しばらくの間、非接触検出手段310に手410などを接近させている状態であると判断する。そして、制御手段349は、操作入力信号を出力する(ステップS213)。その結果、便器100の洗浄が行われる。なお、所定時間は、例えば約5秒〜10秒程度である。また、ステップS209において、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さくない場合には(ステップS209:No)、使用者が外装部320に手410などを接触させていない状態であると判断し、制御手段349は、操作入力信号を出力する(ステップS213)。その結果、便器100の洗浄が行われる。
図5に表したフローチャートのように、反射光量が所定閾値よりも大きい時間が、所定時間よりも長い場合には(ステップS211:長い)、制御手段349は、操作入力信号を出力する(ステップS213)。そのため、使用者が非接触検出手段310に手410などを近づけるだけのつもりが、意図せずに外装部320に手410などを接触させている場合であっても、非接触検出手段310に手410などを接近させている時間が長い場合には、便器100の洗浄を行うことができる。したがって、使用者は、便器洗浄がいつまで経っても行われないことにより不安を感じるおそれは少ない。さらに、図4に関して前述した効果と同様の効果を得ることができる。
次に、静電容量検出および光電検出の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図6は、本実施形態の静電容量検出の動作を表すフローチャートである。
また、図7は、本実施形態の光電検出の動作を表すフローチャートである。
また、図8は、本実施形態の回路基板の回路構成を例示する構成図である。
また、図9は、接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。
また、図10は、非接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。
まず、回路基板340の回路構成について、図8を参照しつつ説明する。図8に表した回路構成では、信号S4を「H」としてスイッチ394を図8の上側に切り替えると非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310に関する回路が構成され、信号S4を「L」としてスイッチ394を図8の下側に切り替えると接触検出手段(静電容量センサ)に関する回路が構成される。このように、図8に表した回路構成では、非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310の信号処理部である赤外線の反射光量を検出する回路と、接触検出手段(静電容量センサ)の信号処理部である送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する回路と、が共用されている。但し、非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310と接触検出手段(静電容量センサ)との回路は、それぞれ別の回路により構成されていてもよい。
非接触検出手段310の受光素子313または接触検出手段の受信電極343から出力されたそれぞれの検出信号(反射光量、静電容量)は、増幅手段345により増幅される。まず、アクティブ型赤外線センサとして動作する光電検出の場合、投光素子311から赤外線が投光されているとき(信号S2=Hレベル)、すなわち投光素子311から赤外線の投光信号が送信されているときには、スイッチ392は信号S2により「H:on」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「L:off」に切り替えられる。その結果、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された反射光量)を積分する。
一方、投光素子311から赤外線が投光されていないとき(信号S2=Lレベル)、すなわち投光素子311から赤外線の投光信号が送信されていないときには、スイッチ392は信号S2により「L:off」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「H:on」に切り替えられる。その結果、反転手段346は、増幅手段345からの信号(増幅された反射光量)の極性を反転させる。そして、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号を積分する。
これと同様に、静電容量検出の場合、送信電極341から電気力線が発生しているとき、すなわち送信電極341に電圧をかける信号が送信されているときには、スイッチ392は信号S2により「H:on」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「L:off」に切り替えられる。その結果、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された静電容量)を積分する。
一方、送信電極341から電気力線が発生していないとき、すなわち送信電極341に電圧をかける信号が送信されていないときには、スイッチ392は信号S2により「L:off」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「H:on」に切り替えられる。その結果、反転手段346は、増幅手段345からの信号(増幅された静電容量)の極性を反転させる。そして、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号を積分する。
このようにして、積分手段347により積分された積分値は、制御手段349へ出力され、その制御手段349によりA/D(アナログ/ディジタル)変換される。なお、スイッチ394が信号S4により「L:下側」に切り替えられ、接触検出手段(静電容量センサ)に関する回路が構成された場合の動作波形は、図9に表した如くである。また、スイッチ394が信号S4により「H:上側」に切り替えられ、非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310に関する回路が構成された場合の動作波形は、図10に表した如くである。
次に、静電容量検出の動作について図6を用いて説明すると、操作入力装置300は、接触検出手段により送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する場合には、まず、接触検出手段(静電容量センサ)を選択する(ステップS301)。これは、信号S4を「L」に切り替えて、接触検出手段の回路を選択することに相当する(図9に表したタイミングT0)。
同時に、操作入力装置300は、積分手段347の積分値をリセットする(ステップS303)。すなわち、接触検出手段から出力された静電容量は、積分手段347により積分されて制御手段349へ出力されるため、操作入力装置300は、まず信号S1を「L、H、L」の順序で切り替えてスイッチ391により積分値をリセット(初期化)する。
続いて、送信電極341に電圧をかける信号が送信されているときには、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された静電容量)を積分する(ステップS305)(図9に表したタイミングT1〜T16のうちの奇数タイミング)。一方、送信電極341に電圧をかける信号が送信されていないときには、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号(増幅された静電容量)を積分する(ステップS307)(図9に表したタイミングT1〜T16のうちの偶数タイミング)。
このような積分演算が8回終了した場合には(ステップS309:Yes)(図9に表したタイミングT17)、操作入力装置300は、その積分演算を終了させる(ステップS311)。つまり、操作入力装置300は、信号S2および信号S3を「L:off」にそれぞれ切り替える。積分演算が8回終了していない場合には(ステップS309:No)、その積分演算は8回終了するまで繰り返される。以上の積分演算の繰り返しにより、送信電極341に出力された送信信号が、静電結合によって受信電極343に伝達され、その信号成分が積分手段347の出力として現れる。
一方、受信電極343には送信信号以外のノイズ成分も入力されるが、ノイズ成分は不規則に変化するため、送信電極341の送信信号のタイミング、つまり積分演算のタイミングと同期しない。よって、図9に表したT1〜T16のうちの奇数タイミングと偶数タイミングとで増幅信号の極性を反転させながら増幅信号を積分することで、ノイズ成分は相殺され、積分手段347の出力として現れない。
このようにして、8回の積分演算後の積分手段347の積分値は、送信電極341と受信電極343の間の静電結合に相当する値となる。
続いて、積分手段347からの積分値は、制御手段349へ出力され、その制御手段349によりA/D(アナログ/ディジタル)変換される(ステップS313)。そして、静電容量検出の動作は終了する(ステップS315)。
次に、光電検出の動作について図7を用いて説明すると、操作入力装置300は、使用者の手410などにより反射された赤外線(反射光)の反射光量を非接触検出手段310により検出する場合には、まず、非接触検出手段310(アクティブ型赤外線センサ)を選択する(ステップS401)。これは、信号S4を「H」に切り替えて、非接触検出手段310の回路を選択することに相当する。続いて、操作入力装置300は、積分手段347積分値をリセットする(ステップS403)。これは、図6に表したフローチャートのステップS303の動作と同様である。
続いて、投光素子311から赤外線の投光信号が送信されているときには、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された反射光量)を積分する(ステップS405)。一方、投光素子311から赤外線の投光信号が送信されていないときには、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号(増幅された反射光量)を積分する(ステップS407)。
このような積分演算が4回終了した場合には(ステップS409:Yes)、操作入力装置300は、その積分演算を終了させる(ステップS411)。一方、積分演算が4回終了していない場合には(ステップS409:No)、その積分演算は4回終了するまで繰り返される。以上の動作により、静電容量検出の場合と同様にして、受光素子313に入力されるノイズ成分は除去され、反射光量に相当する値が積分手段347の出力として現れる。続いて、ステップS411、ステップS413、およびステップS415の動作は、図6に表したフローチャートのステップS311、ステップS313、およびステップS315の動作と同様である。
なお、光電検出の動作における積分回数は4回であるのに対して、静電容量検出の動作における積分回数が8回であるのは、接触検出手段から出力される検出信号が非接触検出手段310から出力される検出信号よりも小さい場合を想定したためである。但し、光電検出および静電容量検出における積分回数ついては、図6および図7にそれぞれ例示した回数に限定されず、適宜変更することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、接触検出手段が外装部320への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段310からの出力信号を無効にする。あるいは、本実施形態にかかる操作入力装置300は、接触検出手段が外装部320への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310の検出動作を実行させない。そのため、本実施形態にかかる操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
また、図8に表したような回路構成により、静電容量を検出する回路と、赤外線の反射光を検出する回路と、が共用されるため、操作入力装置を小型化することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。 また、図12は、本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。なお、図12は、図11に表したB−B断面図に相当する。
本実施形態にかかる操作入力装置300aは、図2に表した操作入力装置300に対して、押しボタン361をさらに備える。押しボタン361は、図11に表したように、操作入力装置300aの便器100がある側の表面、すなわち非接触検出手段310の非接触検出方向の表面に設けられている。押しボタン361と回路基板340との間には、ばねなどの弾性を有する弾性体363が設けられている。この弾性体363は、押しボタン361を便器100側の方向、すなわち非接触検出手段310の非接触検出方向に付勢している。そのため、使用者は、便器100側から手410などにより押しボタン361を回路基板340側に押すことができる。
また、押しボタン361は、回路基板340に向かって突出した突起部361aを裏面に有する。そして、押しボタン361が使用者により押されたときの突起部361aの移動方向であって、回路基板340上には、図12に表したように、ボタンスイッチ365が設けられている。使用者が押しボタン361を押すと、これに伴い、突起部361aは、ボタンスイッチ365に向かって移動する。そして、突起部361aによりボタンスイッチ365が押されると、制御手段349は操作入力信号を出力する。その結果、便器100の洗浄が行われる。つまり、使用者は、非接触検出手段310に手410をかざすだけではなく、押しボタン361を押すことによっても、便器100の洗浄を行うことができる。
押しボタン361は、表面プレート321およびフレーム323と同様に、金属あるいは表面にメッキが施された樹脂から形成されている。つまり、押しボタン361は、全体として導電性を有する。そして、押しボタン361は、表面プレート321およびフレーム323、すなわち外装部320と電気的に結合されている。そのため、送信電極341および受信電極343と、押しボタン361と、の間においても、結合コンデンサ351がそれぞれ形成されているとみなせる。その他の構造については、図2および図3に関して前述した操作入力装置300の構造と同様である。
なお、押しボタン361と外装部320との電気的な結合は、静電容量を検出するために必要な電気結合であり、必ずしも完全に導通させる必要はない。例えば、押しボタン361と外装部320とが接近する部分の隙間を少なく、その面積を広くして、両者間に大きな静電結合が生じるようにしてもよい。
本実施形態にかかる操作入力装置300aによれば、使用者は、非接触検出手段310と押しボタン361とを好みに応じて使い分けることができる。つまり、使用者は、非接触検出手段310に手410をかざすことにより便器100の洗浄を行ってもよいし、押しボタン361を押すことにより便器100の洗浄を行ってもよい。
そして、図2および図3に関して前述した操作入力装置300と同様に、本実施形態にかかる操作入力装置300aは、接触検出手段が外装部320および押しボタン361の少なくともいずれかへの人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段310からの出力信号を無効にする。あるいは、本実施形態にかかる操作入力装置300は、接触検出手段が外装部320および押しボタン361の少なくともいずれかへの人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310の検出動作を実行させない。
一方、本実施形態にかかる操作入力装置300aは、接触検出手段が外装部320および押しボタン361の少なくともいずれかへの人体の接触を検出している状態であっても、使用者が押しボタン361を押した場合には便器100の洗浄を行う。つまり、本実施形態にかかる操作入力装置300aは、使用者が外装部320や押しボタン361に手410など接触させているか否かにかかわらず、ボタンスイッチ365が押しボタン361の突起部361aにより押された場合には、便器100の洗浄を行う。そのため、例えば、目の不自由な使用者は、仮に非接触検出手段310の存在に気づかなくても、押しボタン361を手探りで認識し、これを押すことにより、安心して便器100の洗浄を行うことができる。
これによれば、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には、優先的に便器100の洗浄が行われるとともに、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300の位置を手探りで確認している場合には、意図せずに非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。そのため、本実施形態にかかる操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
また、押しボタン361は、表面プレート321およびフレーム323、すなわち外装部320と電気的に結合されているため、接触検出手段は押しボタンへの人体の接触も確実に検出できる。そのため、使用者が手探りで押しボタン361の位置を確認しているときや、押しボタン361を押そうとしているときなど、使用者が非接触検出手段310による操作を意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
次に、本実施形態にかかる操作入力装置300aの動作について、図面を参照しつつ説明する。
図13は、本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。
まず、動作をスタートさせると(ステップS501)、制御手段349は、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押されたか否かを判断する(ステップS503)。ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には(ステップS503:Yes)、制御手段349は、静電容量および反射光量による判断を行うことなく、優先的に操作入力信号を出力する(ステップS513)。その結果、便器100の洗浄が優先的に行われる。続いて、ステップS505、ステップS507、ステップS509、およびステップS511の動作は、図4に表したフローチャートのステップS103、ステップS105、ステップS107、およびステップS109の動作と同様である。
これによれば、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には(ステップS503:Yes)、制御手段349は、優先的に操作入力信号を出力するとともに(ステップS513)、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS507:Yes)、操作入力装置300aは、非接触検出手段310による光電検出(ステップS509)を行わない。そのため、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には、優先的に便器100の洗浄が行われるとともに、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300の位置を手探りで確認している場合には、意図せずに非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。
図14は、本実施形態の変形例にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。 なお、図14(a)は、押しボタン367が押されていない状態を表す断面模式図であり、図14(b)は、押しボタン367が押された状態を表す断面模式図である。
また、図14は、図11に表したB−B断面図に相当する。
本変形例の押しボタン367は、回路基板340に向かって突出した突起部367aと、導電部367cと、を有する。この突起部367aは、絶縁材料から形成されている。つまり、突起部367aは、非導電性を有する。そして、絶縁材料から形成された突起部367aの先端には、移動電極367bが付設されている。導電部367cは、表面プレート321およびフレーム323と同様に、金属あるいは表面にメッキが施された樹脂から形成されている。つまり、導電部367cは、全体として導電性を有する。そして、導電部367cは、表面プレート321およびフレーム323、すなわち外装部320と電気的に結合されている。そのため、送信電極341および受信電極343と、導電部367cと、の間においても、結合コンデンサ351がそれぞれ形成されているとみなせる。また、本変形例にかかる操作入力装置300bは、図12に表したようなボタンスイッチ365を備えていない。その他の構造については、図11および図12に関して前述した操作入力装置300aの構造と同様である。
使用者が押しボタン367を押すと、これに伴い、突起部367aおよび移動電極367bは、送信電極341および受信電極343に向かって移動する。そして、移動電極367bは、図14(b)に表したように、送信電極341および受信電極343に当接あるいは近接する。そうすると、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷は、近接した移動電極367bを経由して伝達されるため、使用者が押しボタン367を押す前よりも大きくなる。その結果、送信電極341と受信電極343との間の静電容量は、使用者が押しボタン367を押す前よりも大きくなる。本変形例にかかる操作入力装置300bは、送信電極341と受信電極343との間の静電容量の変化に応じて、使用者が押しボタン367を押したか否かを判断できる。
このように、使用者が押しボタン367を押したか否かは、機械式のボタンスイッチ365によらずとも、押しボタン367の裏面に絶縁材料から形成された突起部367aと、移動電極367bと、によっても検出することができる。そして、突起部367aが弾性を有する絶縁材料から形成されていれば、その突起部367aは、移動電極367bと、送信電極341および受信電極343と、が当接したときの衝撃を和らげることができる。これにより、ボタンスイッチで懸念される接点不良などを防止することもできる。また、図11および図12に関して前述した効果と同様の効果を得ることができる。
次に、本変形例にかかる操作入力装置300bの動作について、図面を参照しつつ説明する。
図15は、本変形例にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。
まず、操作入力装置300bは、動作をスタートさせると(ステップS601)、接触検出手段により送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する(ステップS603)。なお、この静電容量を検出する動作については、図6に表したフローチャートの動作と同様である。続いて、制御手段349は、接触検出手段から出力された静電容量(検出信号)が所定閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS605)。これは、使用者が押しボタン367を押したか否かを判断する動作である。
接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも大きい場合には(ステップS605:Yes)、使用者により押しボタン367が押されたと判断し、制御手段349は、優先的に操作入力信号を出力する(ステップS613)。その結果、便器100の洗浄が優先的に行われる。続いて、ステップS607、ステップS609、およびステップS611の動作は、図13に表したフローチャートのステップS507、ステップS509、およびステップS511の動作と同様である。なお、ステップS605で判定する所定閾値と、ステップS607で判定する所定閾値と、は異なり、前者の方が大きい。つまり、使用者が操作入力装置300bに全く触れず、押しボタン367も押されていない状態の静電容量を基準とし、これよりもノイズ等で誤動作しない程度に大きい閾値がステップS605の所定閾値であり、逆に小さい値がステップS607の所定閾値である。
これによれば、機械式のボタンスイッチ365を設けなくとも、押しボタン367の裏面に絶縁材料から形成された突起部367aと、移動電極367bと、を設けることにより、図13に関して前述した効果と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、接触検出手段が外装部320への人体の接触を検出している状態であっても、使用者が押しボタン361を押した場合には便器100の洗浄を優先的に行うことができる。つまり、使用者は、非接触検出手段310と押しボタン361とを好みに応じて使い分けることができる。また、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300a、300bの位置を手探りで確認している場合には、意図せずに非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。そのため、本実施形態にかかる操作入力装置300a、300bは、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
次に、本実施形態にかかる操作入力装置の設置形態の変形例について、図面を参照しつつ説明する。
図16は、本実施形態にかかる操作入力装置の設置形態の変形例を表す平面模式図である。
本変形例の操作入力装置300cは、図2に表した操作入力装置300に対して、外周部371をさらに備える。外周部371は、外装部320の外周、すなわちフレーム323の外周に設けられ、例えばトイレ室の壁面10(図1参照)などに取り付けられている。外周部371は、表面プレート321およびフレーム323と同様に、金属あるいは表面にメッキが施された樹脂から形成されている。つまり、外周部371は、全体として導電性を有する。そして、外周部371は、表面プレート321およびフレーム323、すなわち外装部320と電気的に結合されている。なお、この電気的な結合は、静電容量の検出が可能なものであればよく、高抵抗でも、静電容量結合でもよい。また、外周部371は、プレート状に形成されていてもよいし、シート状に形成されていてもよい。その他の構造については、図2および図3に関して前述した操作入力装置300の構造と同様である。
本変形例の操作入力装置300cによれば、外周部371は、表面プレート321およびフレーム323と電気的に接続されているため、使用者が外周部371に手410を接触させた場合であっても、送信電極341と受信電極343との間の静電容量は小さくなる。つまり、使用者が外装部320に直接触れずに、それらの周囲を手探りで触っている場合であっても、接触検出手段は、小さくなった静電容量(検出信号)を出力できる。そして、制御手段349は、接触検出手段からの検出信号に応じて、使用者が手410などを外周部371および外装部320の少なくともいずれかに接触させている状態であることを判断すると、非接触検出手段310からの出力信号を無効にしたり、非接触検出手段310の検出動作を実行させない。
本変形例によれば、接触検出手段の検出範囲が拡大したことになるため、操作入力装置300cは、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300cの位置を手探りで確認している場合に、意図せずに便器100の洗浄が行われることをより確実に防止できる。なお、本変形例においては、押しボタン361が設けられていない操作入力装置を例に挙げて説明したが、これだけに限定されず、図11に表したような押しボタン361が設けられた操作入力装置300aの外装部320の周囲に外周部371が設けられていてもよい。
図17は、本実施形態にかかる操作入力装置の設置形態の変形例を表す平面模式図である。
図1〜図16に関しては、操作入力装置がトイレ室の壁面10に設けられた場合を例に挙げて説明したが、操作入力装置の設置形態はこれだけに限定されるわけではない。操作入力装置は、図17に表したように、トイレ室の壁面10に設けられていなくともよい。
図17に表したトイレ装置は、図示しない給水源から水を給水する給水管510と、給水管からの水を便器に吐水する吐水管530と、給水管510と吐水管530との間に介在する電磁弁520と、を備える。そして、電磁弁520の上部には、操作入力装置300dが付設されている。つまり、トイレ室の壁面10には、操作入力装置は設けられていない。その他の構造については、図1に表したトイレ装置の構造と同様である。
使用者は、操作入力装置300dに設けられた非接触検出手段310dに手をかざしたり近づけることにより、便器100の洗浄を行うことができる。ここで、図1〜図16に関して前述した操作入力装置と同様に、本変形例の操作入力装置300dは、接触検出手段が外装部320dへの人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310dが人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段310dからの出力信号を無効にする。あるいは、操作入力装置300dは、接触検出手段が外装部320dへの人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310dの検出動作を実行させない。
なお、接触検出手段は、例えば、図2および図3に関して前述した静電容量センサなどである。そして、操作入力装置300dの外装部320dは、例えば、金属あるいは表面にメッキが施された樹脂などから形成されている。
これによれば、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300dの位置を手探りで確認している場合に、意図せずに非接触検出手段310dに手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。そのため、本変形例にかかる操作入力装置300dは、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。つまり、操作入力装置は、トイレ装置の壁面10などの設けられていなくとも、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
また、操作入力装置は、トイレ装置だけに限定されず、他の吐水装置に備えられてもよい。この場合には、吐水装置は、水源からの水を導水する給水流路と、給水流路を開閉する電磁弁と、例えば図17に表したような操作入力装置と、給水流路を介して供給された水を吐水する吐水部と、を備える。そして、操作入力装置の制御手段は、非接触検出手段および接触検出手段の少なくともいずれかの検出信号に応じて、電磁弁の動作を制御する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、操作入力装置300、300a、300b、300c、300dなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや非接触検出手段310および結合コンデンサ351の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
すなわち、図2および図3に表した操作入力装置300では、非接触検出手段310および結合コンデンサ351は、表面プレート321の略中央部に設けられているが、これだけに限定されず、表面プレート321の上部あるいは下部に設けられていてもよい。
また、操作入力装置の動作の変形例として、制御手段349は、外装部320に手410などが接触していると判断し、非接触検出手段310に手410などが接近していると判断した後に、その状態で使用者が外装部320から手410を離した場合でも、操作の意志が明確でないと判断して、操作入力信号を出力しないようにしてもよい。また、制御手段349は、外装部320に手410などが接触していると判断し、非接触検出手段310に手410などが接近していると判断した後に、使用者が外装部320から手410を離した場合には、所定時間後に操作入力信号を出力するようにしてもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
本発明の実施の形態にかかる操作入力装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。 本実施形態にかかる操作入力装置の動作の変形例を例示するフローチャートである。 本実施形態の静電容量検出の動作を表すフローチャートである。 本実施形態の光電検出の動作を表すフローチャートである。 本実施形態の回路基板の回路構成を例示する構成図である。 接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。 非接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。 本実施形態の変形例にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。 本変形例にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。 本実施形態にかかる操作入力装置の設置形態の変形例を表す平面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の設置形態の変形例を表す平面模式図である。
符号の説明
10 壁面、 100 便器、 210 便座、 220 便蓋、 230 ケーシング、 300、300a、300b、300c、300d 操作入力装置、 310、310d 非接触検出手段、 311 投光素子、 313 受光素子、 320、320d 外装部、 321 表面プレート、 323 フレーム、 330 ケース、 340 回路基板、 341 送信電極、 343 受信電極、 345 増幅手段、 346 反転手段、 347 積分手段、 349 制御手段、 351 結合コンデンサ、 361 押しボタン、 361a 突起部、 363 弾性体、 365 ボタンスイッチ、 367 押しボタン、 367a 突起部、 367b 移動電極、 367c 導電部、 371 外周部、 410 手、 510 給水管、 520 電磁弁、 530 吐水管

Claims (10)

  1. 人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、
    前記非接触検出手段の検出方向に設けられた外装部と、
    前記外装部への人体の接触を検出する接触検出手段と、
    前記非接触検出手段及び前記接触検出手段からの検出信号に基づいて人体による操作入力の有無を判定する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記外装部への人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近があると判定しても操作入力が無いと判定することを特徴とする操作入力装置。
  2. 人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、
    前記非接触検出手段の検出方向に設けられた外装部と、
    前記外装部への人体の接触を検出する接触検出手段と、
    前記非接触検出手段及び前記接触検出手段からの検出信号に基づいて人体による操作入力の有無を判定する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記外装部への人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段の検出動作を実行させないことを特徴とする操作入力装置。
  3. 前記外装部に設けられた押しボタンをさらに備え、
    前記制御手段は、前記押しボタンが押された場合には、前記接触検出手段からの検出信号にかかわらず、操作入力が有ったものと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の操作入力装置。
  4. 前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記外装部への人体の接触があると判定し、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近を検出している時間が所定時間を経過したと判定すると、操作入力が有ったものと判定することを特徴とする請求項1記載の操作入力装置。
  5. 前記外装部は、導電性を有し、
    前記接触検出手段は、静電容量センサであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の操作入力装置。
  6. 前記外装部及び前記押しボタンは、共に導電性を有し、且つ互いに電気的に結合され、
    前記接触検出手段は、静電容量センサであることを特徴とする請求項3記載の操作入力装置。
  7. 前記接触検出手段は、送信電極と、受信電極と、を有し、前記送信電極と前記受信電極との間の静電容量を検出する静電容量センサであり、
    前記押しボタンは、導電性の導電部と、前記送信電極および前記受信電極に向かって突出した非導電性の突起部と、前記突起部の先端に設けられた移動電極と、を有し、
    前記送信電極及び前記受信電極は、前記外装部および前記導電部とそれぞれ静電結合され、前記押しボタンの押下に伴って移動する前記移動電極に近接するように設置され、
    前記接触検出手段は、前記静電容量が減少することにより前記外装部及び前記導電部の少なくともいずれかへの人体の接触を検出し、前記静電容量が増加することにより前記押しボタンの押下を検出することを特徴とする請求項6記載の操作入力装置。
  8. 前記非接触検出手段は、赤外線を投光し、前記投光した赤外線の反射光を受光し、前記反射光により人体の接近を検出する赤外線投光式センサであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の操作入力装置。
  9. 前記静電容量センサが前記静電容量を検出する回路と、前記赤外線投光式センサが前記反射光を検出する回路と、は、共用されていることを特徴とする請求項8記載の操作入力装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の操作入力装置と、
    給水流路を開閉する電磁弁と、
    前記給水流路を介して供給された水を吐水する吐水部と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記非接触検出手段および前記接触検出手段の少なくともいずれかからの検出信号に応じて、前記電磁弁の動作を制御することを特徴とする吐水装置。
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