JP2022065936A - トイレ用案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の状態に応じた案内を行いつつも、案内の内容をより確実に伝えることができるトイレ用案内装置を提供することを目的とする。【解決手段】トイレ室に設置され、前記トイレ室に関する情報を案内するトイレ用案内装置であって、前記トイレ室の使用者を検知するセンサと、前記トイレ室に関する前記情報を出力する出力部と、前記センサの検知に基づいて、前記使用者の状態に応じて前記出力部から出力される前記情報を切り替える切替制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記出力部が前記使用者の所定の状態に応じた情報を出力している間に、前記使用者が前記所定の状態とは異なる状態となると、前記所定の状態に応じた前記情報の少なくとも一部を、前記異なる状態以降に前記出力部が出力する情報に含めることを特徴とするトイレ用案内装置が提供される。【選択図】図3

Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ用案内装置に関する。
トイレ室内の機器の配置等を、音声で案内することが知られている。特許文献1に記載のシステムは、使用者の言語を自動で特定し、使用者が入室した後に特定された言語で案内を行う。例えば多様な人が使用する公共のトイレにおいて、使用者に合わせた案内が行われる。また、特許文献2に記載の多言語音声案内装置は、トイレの内外に設置されたセンサーによって使用者の入退室を感知し、退室時に使用者が入室してきた方向を音声案内する。
特開2016-084616号公報 特開2018-97829号公報
トイレ用案内装置は、トイレ室に入室した使用者の状態に応じて案内を行うようにすることが可能である。具体的には、例えば、使用者が入室した状態に対しては「カギの位置」「便器の座り方」「ごみ捨ての注意喚起」などの案内項目を設定し、使用者が着座した状態に対しては「便器洗浄ボタンの位置」「衛生洗浄装置の操作方法」「非常呼出ボタンの位置」などの案内項目を設定することが可能である。このように設定されたトイレ用案内装置は、使用者の状態に合わせて、設定された案内項目を使用者に伝える。
しかし、使用者のある状態において、その状態に対して設定された案内項目をトイレ用案内装置が伝え終わらないうちに、使用者が別の状態に遷移してしまうことがありうる。このため、使用者の状態に応じた案内を行いつつ、案内の内容を十分に使用者に伝えることが難しい場合がある。例えば、使用者はトイレ室に入室してから20秒以内に着座することがあるため、使用者が入室した状態に対して設定された上記の案内項目を入室時に十分に伝えられないことがありうる。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使用者の状態に応じた案内を行いつつも、案内の内容をより確実に伝えることができるトイレ用案内装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレ室に設置され、前記トイレ室に関する情報を案内するトイレ用案内装置であって、前記トイレ室の使用者を検知するセンサと、前記トイレ室に関する前記情報を出力する出力部と、前記センサの検知に基づいて、前記使用者の状態に応じて前記出力部から出力される前記情報を切り替える切替制御を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記出力部が前記使用者の所定の状態に応じた情報を出力している間に、前記使用者が前記所定の状態とは異なる状態となると、前記所定の状態に応じた前記情報の少なくとも一部を、前記異なる状態以降に前記出力部が出力する情報に含めることを特徴とするトイレ用案内装置である。
このトイレ用案内装置によれば、出力部が使用者の所定の状態に応じた情報を出力している途中で使用者が異なる状態となり制御部が切替制御を行った場合でも、所定の状態に応じた情報の少なくとも一部は、使用者が異なる状態となったとき以降に出力可能となる。これにより、使用者の状態に応じた案内を行いつつも、案内の内容をより確実に伝えることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記出力部が前記使用者の前記所定の状態に応じた前記情報を出力している間に、前記使用者が前記所定の状態の次の状態になると、前記所定の状態に応じた前記情報の前記少なくとも一部を、前記次の状態において前記出力部が出力する情報に含めることを特徴とするトイレ用案内装置である。
このトイレ用案内装置によれば、出力部が使用者の所定の状態に応じた情報を出力している途中で使用者が異なる状態となり制御部が切替制御を行った場合でも、所定の状態に応じた情報の少なくとも一部を、所定の状態の次の状態に出力することができる。これにより、より迅速に使用者に情報を伝えることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記所定の状態は、前記使用者が前記トイレ室に入室した状態であり、前記次の状態は、前記使用者が着座した状態であることを特徴とするトイレ用案内装置である。
トイレ室に入室した使用者は、そのまますぐに着座してしまう場合がある。そのため、入室時に伝えようとしていた案内が出力されないうちに、案内が着座状態に応じた情報に切り替わってしまい、使用者に伝えたかった情報が伝わらない恐れがある。これに対して、このトイレ用案内装置によれば、制御部は、入室状態に応じた情報の少なくとも一部を、着座状態において出力部が出力する情報に含めるため、使用者の状態に応じた案内を行いつつも、伝えたい情報をより確実に使用者に伝えることができる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記所定の状態に応じた前記情報の前記少なくとも一部は、トイレットペーパーの捨て方に関する情報であることを特徴とするトイレ用案内装置である。
近年、多様な国の人がトイレ室を使用することがある。この場合、文化の違いにより、トイレットペーパーを便器に捨てる習慣がない使用者が考えられる。そのため、清掃作業員の負担が増加したり、次にトイレ室を使用する使用者が不快に感じたりする恐れがある。これに対して、このトイレ用案内装置によれば、トイレットペーパーの捨て方について、使用者により確実に伝えることができる。
本発明の態様によれば、使用者の状態に応じた案内を行いつつも、案内の内容をより確実に伝えることができるトイレ用案内装置が提供される。
実施形態に係るトイレ用案内装置を設置したトイレ室を表す斜視図である。 実施形態に係るトイレ用案内装置を表すブロック図である。 実施形態に係るトイレ用案内装置の動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係るトイレ用案内装置の別の動作を例示するタイミングチャートである。 実施形態に係るトイレ用案内装置の別の動作を説明する説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るトイレ用案内装置を設置したトイレ室を表す斜視図である。
図1に示すように、トイレ用案内装置10は、トイレ室TRに設置して使用される。トイレ用案内装置10は、トイレ室TRに関する情報を案内する。これにより、外国人や目の不自由な方など、トイレ室TRの使い方が分からずに不安な方にも、安心してトイレ室TRを使用させることができる。なお、案内は、音声及び映像(画像または動画)の少なくともいずれかで行われる。
トイレ室TRは、例えば公共施設のトイレ室である。トイレ室TRは、多目的トイレや多機能トイレなどの独立した1つの部屋である。トイレ室TRは、パーティションなどで仕切られた状態で1つの部屋に並べて設けられる、いわゆるトイレブースでもよい。
トイレ室TRには、トイレ用案内装置10の他に、例えば大便器12、手洗器16、手洗器18、ベビーチェア20、小便器22、および汚物流しユニット24などの機器が設置されている。また、図示しない手洗い乾燥機やベビーシートなどの機器が設けられていてもよい。但し、トイレ室TRに設置される機器は、これらに限ることなく、任意の機器でよい。これら機器は、例えばトイレ室TRの壁側に設けられたライニング30に並んで配設されている。そして、これら機器が配設されていない壁側には、トイレ室TRの出入口1が形成されている。この出入口1には、開閉式のドア2が設けられている。
大便器12は、下方に向けて窪んだボウル部を有する便器本体13と、便器本体13の上に取り付けられた便座装置14とを備えている。便器本体13は、ボウル部において使用者Uの尿や便などの排泄物を受ける。すなわち、大便器12は、洋式腰掛大便器である。便座装置14は、便器本体13に対して一体的に取り付けてもよいし、便器本体13に対して着脱可能に取り付けてもよい。便座装置14は、例えば使用者Uの「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部などを有する。すなわち、便座装置14は、衛生洗浄装置である。便座装置14の上方には、使用者Uの背もたれ15が設けられている。
手洗器16、18は、大便器12や小便器22で用を足した使用者Uなどが手を洗うものである。ベビーチェア20は、大便器12の側方に設けられ、保護者が大便器12などを利用する際などに、一時的に乳幼児を座らせておけるようにするための椅子である。また、小便器22は、使用者Uの尿を受けるもので、ベビーチェア20の側方に設けられている。そして、汚物流しユニット24は、小便器22の側方に設けられ、オストメイトの方が排泄物などの汚物を処理するための器具である。
また、トイレ室TRには、出入口1に対向する壁側にライニング30が設けられている。ライニング30は、キャビネットやケーシングなどと呼ばれる場合もある。ライニング30には、大便器12、背もたれ15、手洗器16、18、ベビーチェア20、小便器22、および汚物流しユニット24などの機器が設けられている。
また、ライニング30のうち、大便器12側を向く側面には、呼出ボタン32、操作リモコン34、便器洗浄ボタン36などの操作部が設けられている。呼出ボタン32は、緊急時などに異常事態の発生を外部に連絡するための操作部である。操作リモコン34は、身体洗浄機能部の動作などを便座装置14に指示するための操作部である。操作リモコン34は、例えば止めボタン、おしり洗浄ボタン、ビデ洗浄ボタンなどの複数の操作ボタンを有する。便器洗浄ボタン36は、大便器12を洗浄するための操作部である。便器洗浄ボタン36を操作することにより、大便器12のボウル部に洗浄水が供給され、大便器12のボウル部が洗浄される。
ライニング30の大便器12側を向く側面には、トイレットペーパーを保持するための紙巻器38がさらに設けられている。紙巻器38は、大便器12に着座した使用者Uの手が届く範囲に配置されている。紙巻器38は、例えば便器洗浄ボタン36の下方に配置されている。
図2は、実施形態に係るトイレ用案内装置を表すブロック図である。
トイレ用案内装置10は、出力部53、センサ(人体検知センサ50、着座検知センサ51)および制御部54を備えている。この例では、人体検知センサ50、着座検知センサ51、出力部53、および制御部54は、ケーシング40(図1参照)内に設けられた1つのユニットとして構成されている。図1の例では、トイレ用案内装置10は、大便器12の周辺に設けられている。具体的には、トイレ用案内装置10は、使用者Uが大便器12に着座したときの左側方にずらした位置に設けられている。
但し、トイレ用案内装置10の位置や構成はこの例に限らない。例えば、トイレ用案内装置10は、複数のユニットに分散されて構成されてもよい。例えば、トイレ用案内装置10の一部の要素は、ケーシング40とは別に設けられてもよい。
人体検知センサ50は、トイレ室TRの使用者Uを検知するセンサとなっている。人体検知センサ50は、使用者Uのトイレ室TRへの入室、使用者Uの大便器12の近傍への移動、および使用者Uのトイレ室TRからの退室などの使用者Uの特定の状態を検知可能である。例えば、人体検知センサ50は、使用者Uがトイレ室TRに入室した状態(入室状態)を検知する。具体的には、人体検知センサ50は、使用者Uが出入口近傍位置A(図1参照)にいること、すなわち、使用者Uがトイレ室TRへ入室したことを検知する。
人体検知センサ50には、例えばマイクロ波センサを用いることができ、出入口1に向けて電波を照射している。なお、人体検知センサ50は、赤外線投受光式の測距センサ、焦電センサなどを用いてもよい。
着座検知センサ51は、使用者Uが大便器12に着座する直前において便器本体13の上方に存在する人体や、便器本体13に着座した使用者Uを検知することができる。すなわち、着座検知センサ51は、トイレ室TRの使用者Uを検知するセンサとなっている。このような着座検知センサ51としては、例えば赤外線投受光式の測距センサを用いることができる。なお、着座検知センサ51は、例えばマイクロ波センサ、焦電センサなどを用いてもよい。着座検知センサ51は、使用者Uがトイレ室TRの大便器12に着座した状態(着座状態)を検知する。具体的には、着座検知センサ51は、使用者Uが着座位置B(図1参照)にいること、すなわち、使用者Uが大便器12に着座していることを検知する。
また、例えば、人体検知センサ50または着座検知センサ51は、使用者Uがトイレ室TRの大便器12から離座した状態(離座状態)を検知する。例えば、人体検知センサ50または着座検知センサ51は、使用者Uが着座状態の後に、着座位置Bから離れて便器近傍位置C(または手洗器近傍位置D)にいること、すなわち、使用者Uが大便器12から離座したことを検知する。
センサ(人体検知センサ50及び着座検知センサ51)は、制御部54に接続され、使用者Uの入室、着座または離座の検知に応答して、入室、着座または離座の検知を表す信号を制御部54に出力する。なお、人体検知センサ50及び着座検知センサ51の検知する使用者Uの状態(位置情報)は、上記に限ることなく、使用者Uの任意の状態でよい。
使用者Uを検知するセンサは、この例では人体検知センサ50及び着座検知センサ51の2つのセンサを有しているが、これに限ることなく、1つのセンサなどで構成してもよいし、複数のセンサなどを組み合わせて構成してもよい。使用者Uを検知するセンサは、例えば使用者Uの複数の状態に対応した複数のセンサなどを有してもよい。また、人体検知センサ50や着座検知センサ51は、ケーシング40以外に設けられてもよい。例えば便座装置14に人体検知センサや着座検知センサを設けてもよい。便座装置14に着座検知センサ設ける場合、着座検知センサは、例えば便座の動きを検知する機械式のスイッチ、光学センサ、または磁気センサなどでもよいし、着座にともなう静電容量の変化を検知する静電容量センサなどでもよいし、着座にともなう圧力の変化を検知する圧電センサなどでもよい。また、便座装置14に設けられた人体検知センサ及び着座検知センサは、例えば通信部62、56を介して、検知した使用者Uの状態を示す信号を制御部54に出力する。
出力部53は、トイレ室TRに関する情報を出力する装置である。この例では、出力部53は、ケーシング40に設けられたスピーカであり、音声を出力するものである。つまり、トイレ用案内装置は、音声案内装置である。ただし、これに限らず、出力部53は、映像(画像または動画)を出力する装置でもよい。出力部53は、音声及び映像の少なくともいずれかを出力して、トイレ室TRに関する情報を案内する。例えば、出力部53は、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイなどの表示装置を有していてもよい。出力部53は、ケーシング40とは別に設けられた端末でもよい。例えば、図1に表したように、出力部53は、大便器12の側方などに設けられた端末53aでもよい。端末53aは、例えばタッチパネルやスピーカを有するタブレットである。出力部53は、制御部54に接続され、制御部54から出力される指令信号に基づき、特定の音声や映像をトイレ室TR内に出力する。この場合、特定の音声や映像とは、トイレ室TR内の種々の機器の説明(配置や使用方法)や注意事項などである。
制御部54は、例えばマイクロコンピュータを有し、トイレ室TRの案内の制御処理を行う。制御部54は、案内の制御処理を行うためのプログラムが記憶されたROM、RAMなどの記憶部55を有している。制御部54は、センサ(人体検知センサ50及び着座検知センサ51)が検知した使用者Uの位置に基づいて、使用者Uの状態を識別する。そして、制御部54は、識別した使用者Uの状態(位置)に応じて、トイレ室TRに関する情報を出力部53に出力させる。出力部53が出力する情報は、一例を挙げると、「便器洗浄ボタンは、ペーパーの上の大きいボタンです。」などの操作部の使用方法であったり、「ペーパーをゴミ箱に捨てずに、大便器に流して下さい。」などの注意喚起であったりする。
制御部54は、センサ(人体検知センサ50及び着座検知センサ51)の検知に基づいて、使用者Uの状態を識別するとともに、識別した状態に応じて出力部53から出力されるトイレ室TRに関する情報を切替える切替制御を行う。具体的には、制御部54は、例えば使用者Uが着座位置Bにいること(すなわち、着座していること)を着座検知センサ51が検知しているときには、「便器洗浄ボタンは、ペーパーの上の大きいボタンです。」、「呼出(緊急)ボタンは、一番手前のボタンです。」、および「手洗器は、左前方にあります。」などの大便器12を使用しているときの情報を出力する。そして、制御部54は、使用者Uが離座して便器近傍位置Cにいることをセンサが検知しているときには、例えば「便器は自動で流れます。もう一度流す場合は、ペーパーの上の大きいボタンを押してください。」や「手洗器は、ボタンのある壁の前方にあります。」など離座したときの情報を出力する。また、使用者Uが手洗器近傍位置Dにいることを人体検知センサ50が検知しているときには、例えば「手洗器は、自動で水が出ます。」など手洗器18の情報を出力する。これら情報(案内)は、各位置A~Dに対応して記憶部55に格納されている。このように、制御部54は、使用者Uの位置を監視して使用者Uの状態(位置)により、出力部53が出力する情報を切替える。これにより、使用者Uの行動に合わせた案内をすることができる。
通信部56は、便座装置14と通信を行う。通信部56は、制御部54と接続されている。通信部56は、制御部54から入力された制御信号を便座装置14に送信するとともに、便座装置14から受信した制御信号を制御部54に入力する。通信部56と便座装置14との間の通信は、有線でもよいし無線でもよい。
便座装置14は、制御部60と、通信部62とを有する。制御部60は、便座装置14の各部を制御する。制御部60は、操作リモコン34と接続されており、操作リモコン34から入力された操作指示に基づいて各部の動作を制御する。また、制御部60は、呼出ボタン32および便器洗浄ボタン36とも接続される。制御部60は、呼出ボタン32、操作リモコン34、および便器洗浄ボタン36が操作されたことを検出する操作検出部61を有している。なお、操作検出部61は、呼出ボタン32、操作リモコン34、および便器洗浄ボタン36の操作を検出する場合に限らず、トイレ室TRの他の機器の操作を検出してもよい。また、操作検出部61は、制御部60とは別個に設けられていてもよい。
通信部62は、トイレ用案内装置10の通信部56と通信する。通信部62は、制御部60と接続され、制御部60から入力された制御信号をトイレ用案内装置10に送信するとともに、トイレ用案内装置10から受信した制御信号を制御部60に入力する。例えば、制御部60は、操作検出部61が操作を検出した場合に、その操作に応じた信号を通信部56、62を介してトイレ用案内装置10の制御部54に出力する。例えば、制御部54は、その信号に応じて、出力部53から発信される案内の内容を制御してもよい。なお、トイレ用案内装置10と便座装置14との間の通信が必要ない場合には、通信部56、62は、省略してもよい。
図3は、実施形態に係るトイレ用案内装置の動作を例示するタイミングチャートである。
制御部54は、センサの検知に基づいて、使用者Uが所定の状態となったことを識別する。この例では、所定の状態は、第1~第3状態のいずれかである。例えば、第1状態は入室状態であり、第2状態は着座状態であり、第3状態は離座状態である。制御部54は、使用者Uの所定の状態を識別すると、その所定の状態に応じた情報を出力部53に出力させる。
なお、「所定の状態に応じた情報」とは、トイレ室TRに関する情報のうち、使用者Uがその所定の状態にあるときに出力部53が出力するように予め設定されている情報である。例えば、その所定の状態が十分長く続いた場合には、その所定の状態に応じた情報の全てが出力されるように設定されている。所定の状態に応じた情報は、例えば、使用者Uがその所定の状態にある場合に、トイレの管理者等が使用者Uに伝えたいと考える案内情報である。
例えば、所定の状態に応じた情報は、複数の案内項目を含む。例えば、入室状態に応じた情報には、「トイレ室のドアのカギの位置」、「便器への座り方」、及び「ゴミ捨ての注意喚起」などの3つの案内項目などが設定される。また、例えば、着座状態に応じた情報には、「便器洗浄ボタンの位置」、「衛生洗浄装置の操作方法」、及び「非常呼出ボタンの位置」などの3つの案内項目が設定される。なお、ある所定の状態に応じた情報に含まれる案内項目の数は、3に限ることなく、1または2でもよいし、4以上でもよい。また、各状態において、案内項目が出力される順番は、管理者が使用者Uに伝えたい優先順位に応じて予め設定してもよい。そして、設定された案内項目を使用者Uの状態に合わせて伝えることが望ましい。
例えば、図3に表したように、時刻T1において、使用者Uの第1状態が検知されると、制御部54は、第1状態に応じた情報F1の出力を出力部53に開始させる。また、時刻T2において、使用者Uの第2状態が検知されると、制御部54は、第2状態に応じた情報F2の出力を出力部53に開始させる。また、時刻T3において、使用者Uの第3状態が検知されると、制御部54は、第3状態に応じた情報F3の出力を出力部53に開始させる。
ある所定の状態に応じた情報の出力中に、使用者Uが次の状態に遷移する場合がある。すなわち、出力部53が所定の状態に応じた情報を出力している最中に、使用者Uがその所定の状態とは異なる状態となったことを、制御部54がセンサの検知結果に基づいて識別することがある。この場合、当該所定の状態に応じた情報の出力が中断され、次の異なる状態に応じた情報の出力が開始される。このように出力される情報を切り替えることで、使用者Uの状態の変化に対応した案内を行うことができる。なお、出力される情報は、使用者Uの異なる状態が検知されると、すぐに切り替えられてもよいし、きりのよいところ(例えば出力途中の案内項目の出力終了後)で切り替えられてもよい。
しかし、上記のような切替制御が行われる場合、所定の状態に応じた情報の出力が中断されるため、その所定の状態に応じた情報を十分に使用者Uに伝えられない恐れがある。例えば、入室時には、入室時に対して設定された上記3つの案内項目(「トイレ室のドアのカギの位置」、「便器への座り方」、及び「ゴミ捨ての注意喚起」)を伝えることが望ましい。一方で、使用者Uは、入室から約20秒程度で着座してしまうことがある。そのため、入室時に対して設定された上記3つの案内項目の全てが出力されないうちに、次の状態に応じた情報の出力が開始されるため、入室時に対して設定された案内項目の全てを入室時に伝えることが難しいことがある。
これに対して、本実施形態に係るトイレ用案内装置10においては、制御部54は、所定の状態に応じた情報の少なくとも一部を、次の異なる状態、または、次の異なる状態よりも後の状態において、出力部53に出力させる。
例えば、図3の例では、出力部53が第1状態に応じた情報F1を出力している途中で、使用者Uが第2状態に遷移している。この場合、制御部54は、第1状態に応じた情報F1の少なくとも一部を、第2状態以降において出力部53に出力させる。より具体的には、例えば図3に表したように、第1状態に応じた情報F1は、第1案内項目A1と第2案内項目A2とを含む。第1案内項目A1は、使用者Uが第1状態であるときに出力されている。一方、第2案内項目A2は、使用者Uの第1状態において出力できなかった情報である。このとき、制御部54は、第2案内項目A2を、使用者Uの第3状態において出力部53が出力する情報に含めている。
以上説明したように、制御部54は、出力部53が使用者Uの所定の状態に応じた情報を出力している間に、使用者Uが当該所定の状態とは異なる状態となると、当該所定の状態に応じた情報の少なくとも一部(以下「出力時変更項目」と称することがある)を、当該異なる状態以降に出力部53が出力する情報に含める。これにより、出力部53が使用者Uの所定の状態に応じた情報を出力している途中で使用者Uが異なる状態となり制御部54が切替制御を行った場合でも、所定の状態に応じた情報の少なくとも一部は、使用者Uが異なる状態となったとき以降に出力可能となる。したがって、使用者Uの状態に応じた案内を行いつつも、案内の内容をより確実に伝えることができる。
出力時変更項目は、所定の状態に応じた情報のうち、その所定の状態の次の状態以降に出力されるように出力タイミングが変更される案内項目である。既に述べたとおり、図3に示した例では、第1状態(所定の状態)に応じた情報の出力中に使用者Uが第2状態(異なる状態)となると、第2案内項目A2が第2状態以降のタイミングで出力される。すなわち、この場合、第2案内項目A2が出力時変更項目である。出力時変更項目は、所定の状態に応じた情報のうち、1つの案内項目であってもよいし、2つ以上の案内項目であってもよいし、全ての案内項目であってもよい。
出力時変更項目は、所定の状態において伝えきれなかった情報が好ましい。例えば、出力時変更項目は、出力が中断された案内項目や、中断された案内項目以降に出力されるように設定されていた案内項目である。これにより、案内の重複を抑制することができる。例えば、出力部53は、異なる状態以降に、中断された案内項目をその冒頭から出力する。
また、出力時変更項目は、複数の状態に重複して設定されていない案内項目であることが望ましい。例えば、入室状態に応じた情報のうち「ゴミ捨ての注意喚起」が出力時変更項目とされる場合、「ゴミ捨ての注意喚起」は、着座状態に応じた情報や離座状態に応じた情報には設定されていない。すなわち、ある状態に応じた情報に含まれ出力時変更項目とされる案内項目は、その状態とは別の状態に応じた情報には含まれない案内項目である。このように、出力時変更項目とされる案内項目は、予め複数の状態に重複して設定されていないため、案内が重複して案内時間が長くなったり、使用者Uが煩わしく感じたりすることを抑制でき、使用者Uの状態に合わせたガイドを実現できる。
なお、使用者Uの所定の状態が十分長く続いた場合、その所定の状態に含まれる案内項目は、例えば全て出力され、その所定の状態の次の状態以降には出力されない。これにより、案内の重複を防ぐことができる。
図4は、実施形態に係るトイレ用案内装置の別の動作を例示するタイミングチャートである。
制御部54は、使用者Uの第1~第3状態を識別する。図4に表したように、第1状態が入室状態であり、第2状態が着座状態である。第3状態は、例えば離座状態である。
例えば、時刻T4において、使用者Uの第1状態が検知されると、第1状態に応じた情報F1の出力が開始される。使用者Uの第1状態において、第1状態に応じた情報F1のうちの第1案内項目A1が出力されている。第1状態に応じた情報F1の出力中に、使用者Uが第1状態から第2状態に遷移する。これにより、時刻T5において、使用者Uの第2状態が検知され、第1状態に応じた情報F1の出力が中断され、第2状態に応じた情報F2の出力が開始される。その後、時刻T6において、使用者Uの第3状態が検知されると、第3状態に応じた情報F3の出力が開始される。
図4の例では、制御部54は、出力部53が第1状態に応じた情報F1を出力している間に、使用者Uが第1状態とは異なる状態となると、第1状態に応じた情報F1のうちの第2案内項目A2を、第2状態において出力部53が出力する情報に含めている。
すなわち、制御部54は、出力部53が使用者Uの所定の状態に応じた情報を出力している間に、使用者Uが当該所定の状態の次の状態になると、当該所定の状態に応じた情報の少なくとも一部を、当該次の状態において出力部53が出力する情報に含める。
これにより、出力部53が使用者Uの所定の状態に応じた情報を出力している途中で使用者Uが異なる状態となり制御部54が切替制御を行った場合でも、所定の状態に応じた情報の少なくとも一部を、所定の状態の次の状態(直後の状態)に出力することができる。したがって、より迅速に使用者Uに情報を伝えることができる。
また、トイレ室TRに入室した使用者Uは、そのまますぐに着座してしまう場合がある。そのため、入室時に伝えようとしていた案内(入室状態に応じた情報)が出力されないうちに、案内が着座状態に応じた情報に切り替わってしまい、使用者Uに伝えたかった情報が伝わらない恐れがある。これに対して、図4の例では、使用者Uの入室状態に応じた情報を出力している間に、使用者Uが着座状態となると、入室状態に応じた情報の一部を、入室状態の次の着座状態において、出力部53が出力する。このように、制御部54は、入室状態に応じた情報の少なくとも一部を、着座状態において出力部53が出力する情報に含めるため、使用者Uの状態に応じた案内を行いつつも、伝えたい情報をより確実に使用者Uに伝えることができる。
図5は、実施形態に係るトイレ用案内装置の別の動作を説明する説明図である。
制御部54は、センサの検知に基づいて、使用者Uの入室状態を識別する。すると、制御部54は、入室状態に応じた情報F51の出力を出力部53に開始させる。入室状態に応じた情報F51は、案内項目A51、A52、A53を含む。案内項目A51は「便器の位置」であり、例えば「入口から斜め奥に大便器があります。」などの音声又は映像を含む。案内項目A52は「ペーパーの捨て方」であり、例えば「トイレットペーパーは便器に流してください。」などの音声又は映像を含む。また、案内項目A53は「洋式便器の座り方」であり、例えば「入口から斜め奥に大便器があります。」などの音声又は映像を含む。入室状態において、これらの案内項目A51、A52、A53が、この順で出力されるように設定されている。
この例では、「便器の位置」が出力された後、「ペーパーの捨て方」の出力中(または出力前)に、使用者Uが入室状態の次の状態である着座状態に遷移する。制御部54は、使用者Uが着座状態になったことを識別すると、切替制御を実行する。すなわち、制御部54は、「ペーパーの捨て方」及び「洋式便器の座り方」の出力が完了しないうちに、着座状態に応じた情報F52の出力を出力部53に開始させる。
着座状態に応じた情報F52は、案内項目A54、A55を含む。案内項目A54は、「便器洗浄ボタンの説明」であり、例えば「便器洗浄ボタンは、ペーパーの上の大きいボタンです。」などの音声又は映像を含む。案内項目A55は、「衛生洗浄装置の機能の説明」であり、例えば「ウォッシュレットのボタンは、手前から、停止・おしり・ビデ・乾燥です。」などの音声または映像を含む。着座状態において、これらの案内項目A54、A55が、この順で出力されるように設定されている。
上述したように、出力部53が入室状態に応じた情報F51を出力している間に、使用者Uが入室状態とは異なる状態(この例では着座状態)となっている。この場合、制御部54は、入室状態に応じた情報F51の少なくとも一部を、当該異なる状態以降に出力部53が出力する情報に含める。図5の例では、制御部54は、案内項目A52(「トイレットペーパーの捨て方」)を、着座状態において出力部53が出力する情報に含めている。すなわち、案内項目A52(「ペーパーの捨て方」)が出力時変更項目とされている。案内項目A54の出力と案内項目A55の出力との間に、案内項目A52が出力されている。
また、図5に表したように、着座状態に応じた情報F52の全てが出力された後に、使用者Uが着座状態の次の状態である離座状態に遷移し、制御部54は、使用者Uが離座状態になったことを識別する。すると、制御部54は、離座状態に応じた情報F53の出力を出力部53に開始させる。離座状態に応じた情報は、案内項目A56、A57、A58を含む。案内項目A56は「自動洗浄機能説明」であり、例えば「便器は自動で流れます。」などの音声又は映像を含む。案内項目A57は「便器洗浄ボタンの説明」であり、例えば「もう一度流す場合は、ペーパーの上の大きいボタンを押してください。」などの音声または映像を含む。また、案内項目A58は、「手洗器の位置」であり、例えば「手洗器は、左前方にあります。」などの音声又は映像を含む。離座状態において、これらの案内項目A56、A57、A58が、この順で出力されるように設定されている。
近年、多様な国の人がトイレ室を使用することがある。この場合、文化の違いにより、トイレットペーパーを便器に捨てる習慣がない使用者Uが考えられる。そのため、清掃作業員の負担が増加したり、次にトイレ室を使用する使用者が不快に感じたりする恐れがある。これに対して、上述したように、トイレットペーパーの捨て方に関する情報が出力時変更項目とされている。これにより、トイレットペーパーの捨て方について、使用者Uにより確実に伝えることができる。
なお、上記の例では、出力時変更項目が「ペーパーの捨て方」であったが、出力時変更項目は、これに限らず、所定の状態に応じた情報に含まれる任意の案内項目でよい。例えば、トイレ室TR内に荷物棚が設けられた場合、出力時変更項目は「荷物棚の位置」でもよい。例えば「荷物棚の位置」は、入室状態に応じた情報F51の1つの案内項目として設定され、「荷物棚は便器後方にあります」などの音声又は映像を含む。
「便器洗浄ボタンの説明」の案内は、優先順位が高いため、複数の状態において出力されるように予め設定されている。例えば、図5に表したように「便器洗浄ボタンの説明」は、着座状態に応じた情報F52及び離座状態に応じた情報F53に含まれている。「便器洗浄ボタンの説明」は、入室、着座及び離座の全ての状態において出力されてもよい。このような「便器洗浄ボタンの説明」は、出力時変更項目とされなくてもよい。
「便器洗浄ボタンの説明」の次に優先順位が高い案内項目として、「ペーパーの捨て方」や「荷物棚の位置」などが考えられる。これら2つの案内項目は、例えば、使用者Uの1回の入室につき1回出力されればよい。そこで「ペーパーの捨て方」や「荷物棚の位置」などの案内項目を出力時変更項目とする。これにより、もし入室状態において案内が出力されなかったとしても、後のタイミングで案内の内容を使用者Uに伝えることができる。
「ペーパーの捨て方」や「荷物棚の位置」などの出力時変更項目とされる案内項目は、入室状態に応じた情報F51に含まれ、予め設定された他の状態に応じた情報(着座状態に応じた情報F52及び離座状態に応じた情報F53)には含まれていない。これにより、「ペーパーの捨て方」や「荷物棚の位置」が他の状態において出力されたとしても、案内が重複して案内時間が長くなったり、使用者Uが煩わしく感じたりすることを抑制できる。
入室状態が十分長く続いた場合には、「ペーパーの捨て方」や「荷物棚の位置」などの案内項目は、使用者の入室状態において出力される。この場合、その後に使用者が入室状態とは異なる状態(着座状態や離座状態)に遷移しても、「ペーパーの捨て方」や「荷物棚の位置」などの案内項目は、出力時変更項目とはされず、その異なる状態以降には出力されない。
着座状態においては、例えば「便器洗浄ボタンの説明」が最も優先順位の高い案内項目である。そのため、図5の例では、「便器洗浄ボタンの説明」が出力され、その後に出力時変更項目とされた「ペーパーの捨て方」が出力されている。ただし、「ペーパーの捨て方」が出力されるタイミングは、これに限らず、「便器洗浄ボタンの説明」の前でもよいし、「衛生洗浄装置の機能の説明」の後であってもよい。所定の状態に応じた情報に含まれる出力時変更項目が出力されるタイミングは、その後の状態における出力の冒頭から最後までのいずれのタイミングであってもよい。
上記の例では、使用者Uの所定の状態として、入室状態、着座状態および離座状態の3つの状態が設定されている。但し、所定の状態は、これに限らず、使用者Uの任意の状態に設定してよい。また、所定の状態の数は、2つでもよいし、4つ以上でもよい。例えば、入室状態と着座状態との間に、使用者Uが大便器12に近づく接近状態が設定され、接近状態に応じた情報が出力部53から出力されるように設定されてもよい。また、例えば、離座状態の後に、使用者Uが大便器12から離れる離反状態が設定され、離反状態に応じた情報が出力部53から出力されるように設定されてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレ用案内装置が備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 出入口、 2 ドア、 10 トイレ用案内装置、 12 大便器、 13 便器本体、 14 便座装置、 16、18 手洗器、 20 ベビーチェア、 22 小便器、 24 汚物流しユニット、 30 ライニング、 32 呼出ボタン、 34 操作リモコン、 36 便器洗浄ボタン、 38 紙巻器、 40 ケーシング、 50 人体検知センサ、 51 着座検知センサ、 53 出力部、 54 制御部、 55 記憶部、 56 通信部、 60 制御部、 61 操作検出部、 62 通信部、 A 出入口近傍位置、 A1、A2、A51~A58 案内項目、 B 着座位置、 C 便器近傍位置、 D 手洗器近傍位置、 F1~F3、F51~F53 情報、 T1~T6 時刻、 TR トイレ室、 U 使用者

Claims (4)

  1. トイレ室に設置され、前記トイレ室に関する情報を案内するトイレ用案内装置であって、
    前記トイレ室の使用者を検知するセンサと、
    前記トイレ室に関する前記情報を出力する出力部と、
    前記センサの検知に基づいて、前記使用者の状態に応じて前記出力部から出力される前記情報を切り替える切替制御を実行する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記出力部が前記使用者の所定の状態に応じた情報を出力している間に、前記使用者が前記所定の状態とは異なる状態となると、前記所定の状態に応じた前記情報の少なくとも一部を、前記異なる状態以降に前記出力部が出力する情報に含めることを特徴とするトイレ用案内装置。
  2. 前記制御部は、前記出力部が前記使用者の前記所定の状態に応じた前記情報を出力している間に、前記使用者が前記所定の状態の次の状態になると、前記所定の状態に応じた前記情報の前記少なくとも一部を、前記次の状態において前記出力部が出力する情報に含めることを特徴とする請求項1記載のトイレ用案内装置。
  3. 前記所定の状態は、前記使用者が前記トイレ室に入室した状態であり、
    前記次の状態は、前記使用者が着座した状態であることを特徴とする請求項2記載のトイレ用案内装置。
  4. 前記所定の状態に応じた前記情報の前記少なくとも一部は、トイレットペーパーの捨て方に関する情報であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のトイレ用案内装置。
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