JP2011006981A - 操作入力装置及び吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる操作入力装置及びそれを用いた吐水装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、この非接触手段を覆う表面プレートと、この表面プレートとは電気的に絶縁された状態でその表面プレートの周囲の少なくとも一部に設けられたフレームと、前記表面プレートへパルス電圧を送信し、受信パルス電圧を受信して人体の接触を検出する接触検出手段とを備え、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記表面プレートへの人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近があると判定しても操作入力が無いと判定する操作入力装置であって、前記送信パルス電圧と同一周波数かつ同位相のガードパルス電圧を前記フレームに印加する。
【選択図】図3

Description

本発明の態様は、一般的に、操作入力装置及び吐水装置に関し、具体的には非接触式の操作入力装置及びそれを用いた吐水装置に関する。
例えば、便器などを洗浄する方法としては、バルブを機械的に開閉するレバーを操作する方法がある。これに対して、利便性を高めるため、バルブの代わりに電磁弁を備え、電気的な押しボタンの操作により便器洗浄を行う便器洗浄装置がある(特許文献1)。特許文献1に記載された便器洗浄装置によれば、電気的な押しボタンを有する操作部を比較的自由な位置に設置することができ、また、より小さな力で押しボタンを操作するだけで便器洗浄を行うことができる。さらに、便器洗浄を電気的に制御するシステムを備えれば、使用者が便器から立ち去ることを人体検知センサなどにより検知して、自動的に便器洗浄を行うこともできる。
しかしながら、洋式腰掛便器などの大便器を人体検知センサなどを使って自動洗浄する方式では、使用者が大便器から立ち上がって離れないと、人体検知センサが使用者を検知したままの状態となるため、自動洗浄がなかなか行われない場合がある。使用者は、自動洗浄が行われないと不安になり、トイレ室あるいはトイレブースから出ることができない場合がある。
そのため、使用者が任意のタイミングで便器洗浄を行えるように、押しボタンのような手動洗浄手段を設置して欲しいという要望がある。そこで、前述した電気的な押しボタンの代わりにタッチスイッチを備えた水洗便器の洗浄制御装置がある(特許文献2)。特許文献2に記載された水洗便器の洗浄制御装置によれば、押しボタンのようにスイッチを押し込む必要がなく、タッチスイッチに触れるだけで便器洗浄を行うことができる。そのため、特許文献2に記載された水洗便器の洗浄制御装置は、手に障害をもった使用者などに対して有効である。
一方で、病院などに設置された公共用のトイレ室では、便器洗浄を操作するスイッチに直接触れたくないという要望もある。そこで、押しボタンやタッチスイッチの代わりに光電センサなどの非接触検出手段を備えた水洗トイレの洗浄装置がある(特許文献3)。特許文献3に記載された水洗トイレの洗浄装置によれば、光電センサなどの非接触検出手段に手をかざすだけで便器洗浄を行うことができる。
しかしながら、目の不自由な使用者は、便器洗浄用の操作部やスイッチの位置を手探りで確認するため、意図せずにタッチスイッチを操作したり、非接触検出手段に手をかざしてしまうおそれがある。このようなことは、その使用者が初めて使用するような公共用のトイレにおいて、多く起こり得る。つまり、目の不自由な使用者は、初めて使用するトイレ室あるいはトイレブースに入ると、用便の前にまず便器洗浄用の操作部やスイッチの位置を手探りで確認する必要がある。そのため、その使用者は、用便の前に意図せずにタッチスイッチを操作したり、非接触検出手段に手をかざしてしまうおそれがある。これらにより、使用者が意図していないときに、便器洗浄が行われるおそれがある。
使用者が意図していないときに便器洗浄が行われると、洗浄水が無駄になるという問題がある。また、使用者が再び便器洗浄を行いたい場合であっても、洗浄水がロータンクなどに貯留されるまでの待ち時間が必要になる場合がある。さらに、流したくないものが流れてしまうなどの問題もある。これは、目の不自由な使用者が用便を済ませた後に、便器洗浄用の操作部やスイッチの位置を手探りで確認する場合も同様である。また、使用者が視覚障害者ではない場合であっても、薄暗い中でトイレ室を使用したり、便器の後方に設置された便器洗浄用のスイッチを手探りで操作する場合にも、これらのことは同様に起こり得る。
特開平8−120727号公報 特開平5−247984号公報 特開平11−343652号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、水が装置に付着するような状況であっても、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる操作入力装置及びそれを用いた吐水装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、前記非接触検出手段の検出方向に設けられ、該非接触検出手段を覆う表面プレートと、この表面プレートとは電気的に絶縁された状態でその表面プレートの周囲の少なくとも一部に設けられたフレームと、前記表面プレートへ第1の静電結合を介して送信パルス電圧を送信し、前記表面プレートから第2の静電結合を介して受信パルス電圧を受信し、前記受信パルス電圧が低下する変化が生じることによって前記表面プレートへの人体の接触を検出する、静電容量方式の接触検出手段と、前記非接触検出手段及び前記接触検出手段からの検出信号に基づいて人体による操作入力の有無を判定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記表面プレートへの人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近があると判定しても操作入力が無いと判定する操作入力装置であって、前記接触検出手段より、前記フレームへ第3の静電結合を介して、前記送信パルス電圧と同一周波数かつ同位相のガードパルス電圧が印加されることを特徴とする。
よって、この操作入力装置によれば、接触検出手段が外装部への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段からの出力信号を無効にする。そのため、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置の位置を手探りで確認している場合に、意図せずに非接触検出手段に手を接近させたときでも、操作入力され動作することはない。そのため、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる。
しかも、表面プレートに付着した水によって表面プレートと周囲環境との静電結合が増加し、表面プレートに印加された送信パルス電圧が減衰して人体が接触したと誤判定を起こしそうな現象があっても、表面プレートと周囲環境の間にあるフレームに送信パルス電圧と同位相のガードパルス電圧を印加することにより、前記現象を緩和し、接触検出手段の検出能力を維持して、操作入力装置として正常な動作を行うことができる。
更に、表面プレートに付着した水の量が更に多い場合、フレームから表面プレートへ送信パルス電圧と同位相のガードパルス電圧が印加されるため、受信パルス電圧は増加し、人体の接触を検出しにくい側に作用するため、非接触検出手段の検出信号を有効とする側に動作し、この操作入力装置の主目的である、非接触による操作入力を有効とすることができる。
第2の発明は、前記操作入力装置は、前記ガードパルス電圧の出力レベルを調整する調整手段を設けたことを特徴とする。
よって、ガードパルス電圧による作用を適当な値に調整することで、より確実にその効果を発揮できる。
第3の発明は、前記調整手段は、前記接触検出手段の前記受信パルス電圧が所定時間以上安定する状態が継続した場合、前記受信パルス電圧が、人体が接触したと判定する際の閾値に所定のマージンを加えた値になるように、前記調整手段によって前記ガードパルス電圧の出力レベルを調整することを特徴とする。
よって、操作入力装置の製品の製造ばらつきや、装置の施工状態の違い、装置の使用時の環境変化などに応じてガードパルス電圧の作用を適当な値に自動調整することが可能となる。
第4の発明は、前記調整手段は、前記ガードパルス電圧の電圧振幅を可変するものであることを特徴とする。
よって、簡易的な電気回路により、調整が可能となる。
第5の発明は、前記調整手段は、前記ガードパルス電圧のデューティーを可変するものであることを特徴とする。
よって、マイコンのプログラム等により、新たな電気回路の追加を必要とせず、調整が可能となる。
第6の発明は、
前記表面プレートに設けられた押しボタンをさらに備え、前記制御手段は、前記押しボタンが押された場合には、前記接触検出手段からの検出信号にかかわらず、操作入力が有ったものと判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の操作入力装置である。
よって、操作入力装置に如何なる水の付着があっても、絶対に確実な操作入力の方法を持つことが可能となる。
第7の発明は、前記操作入力装置と、給水流路を開閉する電磁弁と、前記給水流路を介して供給された水を吐水する吐水部と、を備え、前記制御手段は、前記非接触検出手段および前記接触検出手段の少なくともいずれかからの検出信号に応じて、前記電磁弁の動作を制御することを特徴とする吐水装置である。
この吐水装置によれば、接触検出手段が表面プレートへの人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段からの出力信号を無効にする。そのため、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置の位置を手探りで確認している場合に、意図せずに非接触検出手段に手を接近させたときでも、電磁弁が開放され吐水することはない。そのため、使用者が意図していないときに吐水することを防止できる。
そして、上記動作が、公共トイレのような水の付着しやすい環境でも、確実に行われる。
本発明の態様によれば、水がかかりやすい環境においても、使用者が意図していないときに操作入力され動作することを防止できる操作入力装置及びそれを用いた吐水装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる操作入力装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。 本実施形態の静電容量検出の動作を表すフローチャートである。 本実施形態の光電検出の動作を表すフローチャートである。 本実施形態のガード駆動調整の動作を表すフローチャートである。 本実施形態の回路基板の回路構成を例示する構成図である。 接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。 非接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。 本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる操作入力装置を備えたトイレ装置を例示する斜視模式図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下、単に「便器」という)100と、その上部に設けられた便座210および便蓋220と、便器100の洗浄を操作する操作入力装置300と、を備える。なお、便器100の洗浄機構としては、いわゆる「ロータンク式」でもよく、あるいはロータンクを用いない「水道直圧式」であってもよい。
また、便器100の上部には、衛生洗浄装置としての機能部などを有するケーシング230が設けられていてもよい。そして、便座210および便蓋220は、このケーシング230に対して開閉自在に軸支されていてもよい。但し、本発明においては、ケーシング230は必ずしも設けなくてもよい。
操作入力装置300は、例えばトイレ室の壁面10などに設けられている。操作入力装置300は、非接触検出手段310を有し、その非接触検出手段310により人体の接近を検出した場合には、操作入力信号を出力できる。すなわち、例えば、使用者が非接触検出手段310の近傍に手などをかざしたり近づけたりすると、操作入力装置300は、非接触検出手段310により使用者の手などを検出し、操作入力信号を出力できる。その結果、便器100の洗浄が行われる。
なお、本実施形態にかかる操作入力装置300は、トイレ装置だけに限定されず、他の吐水装置に備えられてもよい。つまり、操作入力装置300は、非接触検出手段310からの検出信号に応じて、洗面所や台所、浴室などに使用される水栓装置などの各種の吐水装置の給水制御を行ってもよい。以下では、説明の便宜上、操作入力装置300がトイレ装置に備えられた場合を例に挙げて説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。
また、図3は、本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。なお、図3は、図2に表したA−A断面図に相当する。
本実施形態にかかる操作入力装置300は、人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段310と、非接触検出手段310を保護する外装部320と、非接触検出手段310などを内蔵するケース330と、を備える。なお、ケース330と壁10の間にある331はケース固定用の枠である。ケース330と枠331を一体構造としても良いが、ケース330は、非接触検出手段310を水や埃から保護するものとして防水構造とし、枠331は、壁10にケース330を固定する際の施工誤差を吸収する部材として用いる方が施工の手間や強度の面から好ましい。
外装部320は、図3に表したように、操作入力装置300の便器100がある側の表面、すなわち非接触検出手段310の非接触検出方向の表面に設けられ、外筐を形成している。外装部320は、表面プレート321と、表面プレート321の周縁に設けられたフレーム323と、表面プレート321とフレーム323の間に入り、双方を電気的に絶縁する絶縁部材324と、を有する。そして、表面プレート321には、「流す」などの文字や点字が設けられている。
非接触検出手段310は、例えば反射光量判定方式のアクティブ型赤外線センサ(赤外線投光式センサ)であり、投光素子311と、受光素子313と、を有する。投光素子311は、赤外線を投光する。そして、投光素子311から投光された赤外線の少なくとも一部は、人体などの被検知体により反射される。受光素子313は、その反射光を受光する。操作入力装置300は、受光素子313により受光された反射光の光量に応じて、人体などが非接触検出手段310に接近しているか否かを判断できる。但し、非接触検出手段310は、アクティブ型赤外線センサだけに限定されるわけではない。非接触検出手段310は、例えば、超音波センサ、またはドップラーセンサなどのマイクロ波センサなどであってもよい。
また、本実施形態にかかる操作入力装置300は、外装部320への人体の接触を検出する接触検出手段をさらに備える。この接触検出手段は、送信電極と受信電極との間の静電容量を検出する静電容量センサである。このため、図3に表したように、ケース330の内部に設けられた回路基板340に、送信電極341と受信電極343とが取り付けられている。そして、送信電極341および受信電極343と、表面プレート321と、の間には結合コンデンサ351、353がそれぞれ形成されている。なお、結合コンデンサ351、353は、電子部品のコンデンサであってもよいし、送信電極341および受信電極343と、表面プレート321と、が薄い絶縁体を介してそれぞれ空間的に静電結合されたコンデンサであってもよい。
表面プレート321およびフレーム323は、金属から形成されている。あるいは、表面プレート321およびフレーム323は、樹脂から形成され、その表面にメッキが施されている。つまり、表面プレート321およびフレーム323は、全体として導電性を有する。そして、表面プレート321とフレーム323とは、絶縁部材324によって、互いの電気的な結合が遮断されている。
更に、フレーム323に対し、回路基板340上のガード駆動電極342から結合コンデンサ352が形成されている。なお、結合コンデンサ352は、電子部品のコンデンサであってもよいし、ガード駆動電極342とフレーム323と、が薄い絶縁体を介してそれぞれ空間的に静電結合されたコンデンサであってもよい。
なお、このガード駆動電極342の働きについては、後に詳述する。
また、図3の420は操作入力装置300の操作面側の表面に付着した水滴の例を示している。まず、水滴420が無いものとして動作内容の説明を行う。
ここで、静電容量センサは、送信電極341に交流電圧を出力し、この出力が結合コン
デンサ351および353を介して受信電極343に入力される電荷量を測定する方式である。図3に表したように、使用者が表面プレート321に手410を接触させると、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷の少なくとも一部が、表面プレート321から手410を経由し、使用者の人体を介して大地へと流れてしまう。そのため、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷は小さくなる。その結果、結合コンデンサ351および353の実効的な静電容量は小さくなる。よって、操作入力装置300は、送信電極341と受信電極343との間の静電容量の変化に応じて、人体などが表面プレート321に接触しているか否かを判断できる。
そして、本実施形態にかかる操作入力装置300は、接触検出手段が表面プレート321への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310が人体の接近を検出した場合であっても、非接触検出手段310からの出力信号を無効にする。あるいは、本実施形態にかかる操作入力装置300は、接触検出手段が表面プレート321への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310の検出動作を実行させない。
これによれば、例えば、目の不自由な使用者が、便器100の洗浄を直ちに行おうという意図がなく、まず、操作入力装置300の位置を確認するために手探りをしている場合に、非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。そのため、本実施形態にかかる操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
なお、目の不自由な使用者は、操作入力装置300の外形の特徴や表面プレート321の点字表示などにより、非接触検出手段310の存在を認識し、表面プレート321から手を離して手をかざすことで、便器洗浄を行うことができる。
次に、本実施形態にかかる操作入力装置300の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図4は、本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。
まず、操作入力装置300は、動作をスタートさせると(ステップS101)、接触検出手段により送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する(ステップS103)。なお、ステップS103の静電容量を検出する動作については、後に詳述する。続いて、操作入力装置300の制御手段(図8参照)349は、接触検出手段から出力された静電容量(検出信号)が所定閾値よりも小さいか否かを判断する(ステップS105)。これは、使用者が表面プレート321に手410などを接触させているか否かを判断する動作である。なお、制御手段(図8参照)349は、ケース330に内蔵された回路基板340に設けられている。
接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS105:Yes)、使用者が表面プレート321に手410などを接触させて操作入力装置300の位置を手探りで確認している状態であると判断し、ステップS103に戻る。つまり、この場合には(ステップS105:Yes)、操作入力装置300は、非接触検出手段310による光電検出(ステップS107)を行わない。
一方、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さくない場合には(ステップS105:No)、使用者が表面プレート321に手410などを接触させていないと判断し、ガード駆動電極342へ出力する電圧レベルの調整(ステップS112)を行う。これについては後に詳述する。
次に非接触検出手段310により光電検出を行う(ステップS107)。つまり、非接触検出手段310は、使用者の手410などにより反射された赤外線(反射光)の反射光量を検出する(ステップS107)。なお、反射光量を検出する動作については、後に詳述する。
続いて、制御手段349は、非接触検出手段310から出力された反射光量(検出信号)が所定閾値よりも大きいか否かを判断する(ステップS109)。これは、使用者が非接触検出手段310に手410などを接近させているか否かを判断する動作である。非接触検出手段310から出力された反射光量が所定閾値よりも大きい場合には(ステップS109:Yes)、使用者が非接触検出手段310に手410などを接近させている状態であると判断し、制御手段349は、操作入力信号を出力する(ステップS111)。その結果、便器100の洗浄が行われる。
図4に表したフローチャートのように、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS105:Yes)、操作入力装置300は、非接触検出手段310による光電検出(ステップS107)を行わない。そのため、制御手段349からは操作入力信号が出力されず、あるいは操作入力がないことの信号が出力され、便器100の洗浄は行われない。そのため、操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
次に、静電容量検出および光電検出の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図5は、本実施形態の静電容量検出の動作を表すフローチャートである。
また、図6は、本実施形態の光電検出の動作を表すフローチャートである。
また、図7は、本実施形態のガード電極の駆動の調整動作を表すフローチャートである。
また、図8は、本実施形態の回路基板の回路構成を例示する構成図である。
また、図9は、接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。
また、図10は、非接触検出手段に関する回路が構成された場合の動作波形を表すタイミングチャートである。
まず、回路基板340の回路構成について、図8を参照しつつ説明する。図8に表した回路構成では、信号S4を「H」としてスイッチ394を図8の上側に切り替えると非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310に関する回路が構成され、信号S4を「L」としてスイッチ394を図8の下側に切り替えると接触検出手段(静電容量センサ)に関する回路が構成される。このように、図8に表した回路構成では、非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310の信号処理部である赤外線の反射光量を検出する回路と、接触検出手段(静電容量センサ)の信号処理部である送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する回路と、が共用されている。但し、非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310と接触検出手段(静電容量センサ)との回路は、それぞれ別の回路により構成されていてもよい。
非接触検出手段310の受光素子313または接触検出手段の受信電極343から出力されたそれぞれの検出信号(反射光量、静電容量)は、増幅手段345により増幅される。まず、アクティブ型赤外線センサとして動作する光電検出の場合、投光素子311から赤外線が投光されているとき(信号S2=Hレベル)、すなわち投光素子311から赤外線の投光信号が送信されているときには、スイッチ392は信号S2により「H:on」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「L:off」に切り替えられる。その結果、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された反射光量)を積分する。
一方、投光素子311から赤外線が投光されていないとき(信号S2=Lレベル)、すなわち投光素子311から赤外線の投光信号が送信されていないときには、スイッチ392は信号S2により「L:off」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「H:on」に切り替えられる。その結果、反転手段346は、増幅手段345からの信号(増幅された反射光量)の極性を反転させる。そして、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号を積分する。
これと同様に、静電容量検出の場合、送信電極341から電気力線が発生しているとき、すなわち送信電極341に電圧をかける信号が送信されているときには、スイッチ392は信号S2により「H:on」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「L:off」に切り替えられる。その結果、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された静電容量)を積分する。
一方、送信電極341から電気力線が発生していないとき、すなわち送信電極341に電圧をかける信号が送信されていないときには、スイッチ392は信号S2により「L:off」に切り替えられ、スイッチ393は信号S3により「H:on」に切り替えられる。その結果、反転手段346は、増幅手段345からの信号(増幅された静電容量)の極性を反転させる。そして、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号を積分する。
このようにして、積分手段347により積分された積分値は、制御手段349へ出力され、その制御手段349によりA/D(アナログ/ディジタル)変換される。なお、スイッチ394が信号S4により「L:下側」に切り替えられ、接触検出手段(静電容量センサ)に関する回路が構成された場合の動作波形は、図9に表した如くである。また、スイッチ394が信号S4により「H:上側」に切り替えられ、非接触検出手段(アクティブ型赤外線センサ)310に関する回路が構成された場合の動作波形は、図10に表した如くである。
次に、静電容量検出の動作について図5を用いて説明すると、操作入力装置300は、接触検出手段により送信電極341と受信電極343との間の静電容量を検出する場合には、まず、接触検出手段(静電容量センサ)を選択する(ステップS301)。これは、信号S4を「L」に切り替えて、接触検出手段の回路を選択することに相当する(図9に表したタイミングT0)。
同時に、操作入力装置300は、積分手段347の積分値をリセットする(ステップS303)。すなわち、接触検出手段から出力された静電容量は、積分手段347により積分されて制御手段349へ出力されるため、操作入力装置300は、まず信号S1を「L、H、L」の順序で切り替えてスイッチ391により積分値をリセット(初期化)する。
続いて、送信電極341に電圧をかける信号が送信されているときには、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された静電容量)を積分する(ステップS305)(図9に表したタイミングT1〜T16のうちの奇数タイミング)。一方、送信電極341に電圧をかける信号が送信されていないときには、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号(増幅された静電容量)を積分する(ステップS307)(図9に表したタイミングT1〜T16のうちの偶数タイミング)。
このような積分演算が8回終了した場合には(ステップS309:Yes)(図9に表したタイミングT17)、操作入力装置300は、その積分演算を終了させる(ステップS311)。つまり、操作入力装置300は、信号S2および信号S3を「L:off」にそれぞれ切り替える。積分演算が8回終了していない場合には(ステップS309:No)、その積分演算は8回終了するまで繰り返される。以上の積分演算の繰り返しにより、送信電極341に出力された送信信号が、静電結合によって受信電極343に伝達され、その信号成分が積分手段347の出力として現れる。
一方、受信電極343には送信信号以外のノイズ成分も入力されるが、ノイズ成分は不規則に変化するため、送信電極341の送信信号のタイミング、つまり積分演算のタイミングと同期しない。よって、図9に表したT1〜T16のうちの奇数タイミングと偶数タイミングとで増幅信号の極性を反転させながら増幅信号を積分することで、ノイズ成分は相殺され、積分手段347の出力として現れない。
このようにして、8回の積分演算後の積分手段347の積分値は、送信電極341と受信電極343の間の静電結合に相当する値となる。
続いて、積分手段347からの積分値は、制御手段349へ出力され、その制御手段349によりA/D(アナログ/ディジタル)変換される(ステップS313)。そして、静電容量検出の動作は終了する(ステップS315)。
次に、光電検出の動作について図6を用いて説明すると、操作入力装置300は、使用者の手410などにより反射された赤外線(反射光)の反射光量を非接触検出手段310により検出する場合には、まず、非接触検出手段310(アクティブ型赤外線センサ)を選択する(ステップS401)。これは、信号S4を「H」に切り替えて、非接触検出手段310の回路を選択することに相当する。続いて、操作入力装置300は、積分手段347積分値をリセットする(ステップS403)。これは、図5に表したフローチャートのステップS303の動作と同様である。
続いて、投光素子311から赤外線の投光信号が送信されているときには、積分手段347は、増幅手段345からの信号(増幅された反射光量)を積分する(ステップS405)。一方、投光素子311から赤外線の投光信号が送信されていないときには、積分手段347は、反転手段346により極性を反転された信号(増幅された反射光量)を積分する(ステップS407)。
このような積分演算が4回終了した場合には(ステップS409:Yes)、操作入力装置300は、その積分演算を終了させる(ステップS411)。一方、積分演算が4回終了していない場合には(ステップS409:No)、その積分演算は4回終了するまで繰り返される。以上の動作により、静電容量検出の場合と同様にして、受光素子313に入力されるノイズ成分は除去され、反射光量に相当する値が積分手段347の出力として現れる。続いて、ステップS411、ステップS413、およびステップS415の動作は、図5に表したフローチャートのステップS311、ステップS313、およびステップS315の動作と同様である。
なお、光電検出の動作における積分回数は4回であるのに対して、静電容量検出の動作における積分回数が8回であるのは、接触検出手段から出力される検出信号が非接触検出手段310から出力される検出信号よりも小さい場合を想定したためである。但し、光電検出および静電容量検出における積分回数ついては、図5および図6にそれぞれ例示した回数に限定されず、適宜変更することができる。
以上は、操作入力装置300に水滴420が付着していない状態での動作説明である。次に、図3の如く、使用者の手410の手が濡れていたり、濡れ雑巾による掃除が行われた等によって水滴420が付着し、表面プレート321からフレーム323、壁10へと水滴(または水膜)の繋がりが出来てしまった場合の動作を説明する。
水滴420は人体と同じく導電性の物質であるため、水滴420が有する導電性の成分をもって表面プレート321と壁10が接続される。壁10の電位は操作入力装置が置かれた環境の電位であり、大地とほぼ同じ電位、すなわちGND(グランド)と同じと考えて良い。これは、人体の電位、接触検出手段の回路の基準電位(電源のマイナス電位)と同じである。
よって、水滴420の付着があると、前述の使用者の手410が表面プレート321に接触した時と同様に、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷の少なくとも一部が、表面プレート321から水滴420を経由し、壁10から大地へと流れてしまう。そのため、送信電極341から受信電極343へ向かう電荷は小さくなる。
ここでガード駆動電極342およびフレーム323の働きを考慮しない場合、結合コンデンサ351および353の実効的な静電容量は小さくなり、制御手段349は、人体などが表面プレート321に接触しているという判断をしてしまう。これが従来の方式にあった不具合の要因である。
しかし、本実施形態においては結果が異なる。図8のように、送信電極341に加える交流電圧信号S2が、ガード電極駆動手段348を介してガード電極342に対し印加される。
ガード電極駆動手段は、例えば電圧振幅を変化させる増幅回路であり、信号S2がどれだけの電圧振幅でガード電極342に印加されるかを調整する手段である。言い換えれば、信号S2を送信電極341とガード電極342にバランス良く出力するための調整手段である。本実施形態では、制御手段349が出力する信号S5によって増幅率が制御される、可変増幅回路(図8のA5)である。
この構成により、ガード電極342は、送信電極341と同様の作用を持ち、その効力の大小がガード電極駆動手段348によって調整可能となる。そして、ガード電極342の送信電極341と同等の作用は、コンデンサ352を介してフレーム323に伝達される。
前述の説明のように、図3の水滴420が付着していない場合、フレーム323は表面プレート321と絶縁されているため、何も作用しない。よって、水滴420の付着が無ければ、ガード電極342の存在を考える必要はない。
一方、水滴420が付着している場合、表面プレート321が壁10のGND電位と水滴420の導電成分で電気的に繋がるが、その中間にフレーム323が入り、これが送信電極341と同じ作用をする。すると、フレーム323から信号S2と同位相のパルス電圧が水滴420に印加され、これが水滴420の導電成分を経由して表面プレート321へ繋がり、更にコンデンサ353を介して受信電極343に入る。
つまり、図3の水滴420のような状態になると、フレーム323は送信電極341と同様の働きをして、送信電極341と受信電極343の間の静電容量値を増やす効果をもたらす。すなわち、水滴420によって表面プレート321と大地のGNDが繋がろうとする作用を、フレーム323によって打ち消す働きがある。その効果の量は、ガード駆動手段348によって制御され、適切なレベルが存在する。
ガード駆動手段348の出力が小さすぎる場合、フレーム323の作用が無い側に近づくため、水滴420によって表面プレート321とGNDとの繋がりが強くなる。その結果、水滴420によって、人体が表面プレート321に接触しているという判断をしてしまう可能性が高くなる。
逆に、ガード駆動手段348の出力が大きすぎる場合、送信電極341の出力が大きすぎる、または、送信側の結合コンデンサ351が大きすぎるのと同じ状態となる。こうなると、表面プレート321に人体が接触しても、手410から大地へ逃がすことができる電荷量以上に送信側の出力が大きくなってしまい、手の接触を検出できなくなる。
よって、ガード駆動手段348の出力は大きすぎず、小さすぎない適切なレベルがあって、それは図3の接触検出手段である静電容量センサの設計値や壁10との施工状態等によって異なるため、自動的に調整するのが理想である。
なお、ガード駆動手段348の効果を調整する別な方法として、電圧振幅を変化させる可変増幅回路でなく、「送信パルスである信号S2と同期しながらDUTYを変化させる方法」や、「信号S2のパルスの立ち上がり/立ち下がりを鈍らせる(傾きを変える)方法」もある。信号S2と同一周波数、同位相のパルス信号であれば、矩形波でなく、正弦波でも良い。
また、信号S5を使った自動調整でなく、例えば、手動の可変抵抗を使って信号S2を分圧してガード電極342に印加する方法もある。この場合、制御手段349による調整でなく、ドライバー等を使って可変抵抗を回し、製品ごと、または現場ごとに手動調整することになる。一般に、静電容量センサが周囲環境の影響を受けやすいものであることを考慮すると、製品ごと(製造時)だけでなく、設置後の現場ごとの調整が望ましい。
上述の動作につき、図7を用いて説明する。
図7は、ガード電極の駆動の調整動作を表すフローチャートであり、操作入力装置の動作を例示するフローチャートである図4のステップS112の動作詳細である。
図4において、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さくない場合には(ステップS105:No)、使用者が表面プレート321に手410などを接触させていないと判断し、図7のガード駆動調整のサブルーチンを実行する(ステップS112)。
より具体的に説明すると、図4のステップS105では、静電容量検出動作における積分手段347の出力のA/D変換(図5のステップS313)の値が、ある閾値と比較して、小さければ人体が接触していると判定し、小さくなければ人体が接触していないと判定する。
つまり、人体が接触しているか否かを判定するための閾値があり、この閾値を、例えば「100」とすれば、積分手段出力のA/D値が「100」以上の場合(ステップS105:No)に、人体が接触していないと判定し、図7のガード駆動調整のサブルーチンに進む(図4のステップS112)。
図7において、静電容量の値の安定状態を確認する(ステップS701)。これは、積分手段出力のA/D値が、前回、またはそれ以前の検出動作時の値と比較して、所定の差があるか否かを見れば良い。
例えば、操作入力装置300が使用者を待っている「待機状態」にある時に、例えば照明や空調装置等の設置環境におけるノイズによって、人体の接触が全く無くても、積分手段出力のA/D値には、ある程度の変動が生じる。この変動量が、通常「±3」以内とすれば、今回のA/D値と前回のA/D値の差が「±3以内ならば安定」というように判断すれば良い。
こうして、前回の検出動作時のA/D値との差が±3以内であり、静電容量値が安定していると判定すれば(ステップS701:Yes)、その継続時間を判断(ステップS702)し、その状態が所定時間、この例では30秒以上であれば(ステップS702:Yes)ば、静電容量値が適切なレベルにあるかどうかの判断(ステップS703)に移行する。
上記状態でない場合(ステップS701:NoまたはステップS702:No)は、そのままメインルーチンの図4に戻り(ステップS707)、ステップS107に進む。
図7のステップS703に進むのは、操作入力装置300の使用者がいない待機状態にあって、人体の接触がなく、静電容量値が所定時間(30秒)以上安定(変動が±3以内)している状態である。
ここで、静電容量値が、このステップの比較閾値である、待機状態にあるときの「上限値」を越えている(ステップS703:Yes)と、制御手段349から出力する信号S5により、ガード駆動手段348の増幅率を1段階下げる(ステップS704)。
これは、ガード電極342が送信電極341を補助する作用が大きすぎるため、積分手段出力のA/D値が「上限値」を越えた大き過ぎる値になっており、この状態で表面プレート321へ手410を接触させても、積分手段出力のA/D値が人体の接触を判定する閾値「100」以下となるまで下がらず、手410を検出できなくなる恐れがあるため、ガード電極348の作用を減らす操作である。
例えば、水滴420が表面プレート321とフレーム323を繋ぐように付着しているが、壁10までは十分に達していない状態などが、この状況に対応する。
数値例を示すと、ステップS703で比較を行う「上限値」を「125」とすれば、静電容量値を示すA/D値がこれを越えていた場合、「125以下」となるように、ガード駆動手段348の増幅率を1段階下げる。例えば、増幅率を1.00倍から0.99倍とする。
この動作は、図4のステップS112が実行されるごとに繰り返されるので、例えば、ガード駆動手段348の増幅率が、1.00倍、0.99倍、0.98倍、0.97倍というようにA/D値が「125以下」になるまで徐々に下がり、それに伴って、ガード駆動電極342に印加される電圧振幅が小さくなって行く。
一方、静電容量値が待機状態の「上限値」を越えていない場合(ステップS703:No)、次の比較値である「下限値」より小さいかを見る(ステップS705)。静電容量値が「下限値」より小さい場合(ステップS705:Yes)、制御手段349から出力する信号S5により、ガード駆動手段348の増幅率を1段階上げる(ステップS706)。
これは、ガード電極342が送信電極341を補助する作用が不足している状態にあり、付着している水滴420の影響を十分に除去できていないため、ガード電極342の作用を増やす操作である。
数値例を示すと、「下限値」を「115」とすれば、静電容量値を示すA/D値がこれを越えていない場合、「115以上」となるように、ガード駆動手段348の増幅率を1段階上げる。この動作も、図4のステップS112が実行されるごとに繰り返されるので、例えば、ガード駆動手段348の増幅率が0.80倍、0.81倍、0.82倍、0.83倍と、A/D値が「115以上」になるまで、ガード駆動電極342に印加される電圧振幅が大きくなって行く。
以上の動作を繰り返すことで、静電容量値を示す積分手段出力のA/D値は「115以上、125以下」の範囲、つまり「120±5」の範囲に調整される。
なお、ここまで説明したプログラムステップでの静電容量値の比較閾値は、大きい順に並べると、「上限値=125」>「下限値=115」>「接触判定値=100」となる。
また、「上限値」「下限値」とは、前述のように、手410の接触がない、つまり、操作入力装置300としては「待機状態」にある際の、静電容量値として「適切なレベル」の上限と下限という意味である。
この「適切なレベル」とは、人体の接触を判定する閾値「100」に所定のマージン「20」を加えた値であり、通常の環境ノイズによる変動(±3程度)では人体の接触を誤判定することはなく、また、人体の接触によってA/D値に「20±5以上」の変化(減少)があればこれを検出できる、という、誤検出も無く、手の検出感度も良好な、「待機状態」としてバランスの取れた適切なレベルということである。
こうして、静電容量を示すA/D値が、所定時間(30秒)以上安定(変化が±3以内)する状態が継続すると、人体が接触したと判定する際の閾値「100」に対し、所定のマージン「20」を加えた「120」程度(許容範囲は120±5)になるようにガード駆動電極342への出力が調整される。
また、ガード駆動手段348の増幅率を変えるのでなく、送信電極341に出力される送信パルスに対し、ガード電極342に出力されるパルス(ガードパルス)のデューティーを変える方法もある。前記の増幅率の説明例に数値を合わせれば、デューティーを、100%、99%、98%、97%と下げる、または、80%、81%、82%と上げる、という操作によっても、ガード駆動電極342への出力が調整可能である。
ここで、パルスのデューティーとは、図9の信号S2のHiレベルの出力時間の割合で設定すればよい。これは、図8の制御手段349がマイコンであれば、プログラム操作によって、周波数と位相は同じでデューティーのみ異なる2つのパルスを生成し、送信パルスとガードパルスにすれば良い。
なお、A/D値の閾値、増幅率、デューティー等に具体的数値を挙げたが、単なる数値例であって、本発明がこの数値に限定されるものではない。
以上説明したように、本実施形態によれば、接触検出手段が表面プレート321への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310は人体の接近を検出を行わない。その動作を、水がかかるような環境であっても安定して行うために、フレーム323に送信電極341と同位相の信号を適切なレベルで印加するので、水420の付着があっても手420の接触と誤認識せず、実際に手420の接触があれば正しく認識できるようになる。こうして、本実施形態にかかる操作入力装置300は、水がかかりやすい環境であっても、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを確実に防止できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態にかかる操作入力装置を表す平面模式図である。 また、図12は、本実施形態にかかる操作入力装置の内部を表す断面模式図である。なお、図12は、図11に表したB−B断面図に相当する。
本実施形態にかかる操作入力装置300aは、図2に表した操作入力装置300に対して、押しボタン361をさらに備える。押しボタン361は、図11に表したように、操作入力装置300aの便器100がある側の表面、すなわち非接触検出手段310の非接触検出方向の表面に設けられている。押しボタン361と回路基板340との間には、ばねなどの弾性を有する弾性体363が設けられている。この弾性体363は、押しボタン361を便器100側の方向、すなわち非接触検出手段310の非接触検出方向に付勢している。そのため、使用者は、便器100側から手などにより押しボタン361を回路基板340側に押すことができる。
また、押しボタン361は、回路基板340に向かって突出した突起部361aを裏面に有する。そして、押しボタン361が使用者により押されたときの突起部361aの移動方向であって、回路基板340上には、図12に表したように、ボタンスイッチ365が設けられている。使用者が押しボタン361を押すと、これに伴い、突起部361aは、ボタンスイッチ365に向かって移動する。そして、突起部361aによりボタンスイッチ365が押されると、制御手段349は操作入力信号を出力する。その結果、便器100の洗浄が行われる。つまり、使用者は、非接触検出手段310に手410をかざすだけではなく、押しボタン361を押すことによっても、便器100の洗浄を行うことができる。
押しボタン361は、表面プレート321およびフレーム323と同様に、金属あるいは表面にメッキが施された樹脂から形成されている。つまり、押しボタン361は、全体として導電性を有する。そして、押しボタン361は、表面プレート321と導電性のある面が接触することなどによって電気的に結合されているが、図2と同様に、フレーム323とは絶縁部材324によって電気的な結合が遮断されている。
このため、送信電極341および受信電極343と、押しボタン361と、の間においても、結合コンデンサ351および353がそれぞれ形成されているとみなせる。その他の構造については、図2および図3に関して前述した操作入力装置300の構造と同様である。
なお、押しボタン361と表面プレート321との電気的な結合は、静電容量を検出するために必要な電気結合であり、必ずしも完全に導通させる必要はない。例えば、押しボタン361と表面プレート321とが接近する部分の隙間を少なく、その面積を広くして、両者間に大きな静電結合が生じるようにしてもよい。
本実施形態にかかる操作入力装置300aによれば、使用者は、非接触検出手段310と押しボタン361とを好みに応じて使い分けることができる。つまり、使用者は、非接触検出手段310に手410をかざすことにより便器100の洗浄を行ってもよいし、押しボタン361を押すことにより便器100の洗浄を行ってもよい。
そして、図2および図3に関して前述した操作入力装置300と同様に、本実施形態にかかる操作入力装置300aは、接触検出手段が表面プレート321および押しボタン361の少なくともいずれかへの人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310の検出動作を実行させない。(非接触検出手段を動かし、無効にしてもよい)
一方、本実施形態にかかる操作入力装置300aは、接触検出手段が表面プレート321および押しボタン361の少なくともいずれかへの人体の接触を検出している状態であっても、使用者が押しボタン361を押した場合には便器100の洗浄を行う。つまり、本実施形態にかかる操作入力装置300aは、使用者が表面プレート321や押しボタン361に手410など接触させているか否かにかかわらず、ボタンスイッチ365が押しボタン361の突起部361aにより押された場合には、便器100の洗浄を行う。そのため、例えば、目の不自由な使用者は、仮に非接触検出手段310の存在に気づかなくても、押しボタン361を手探りで認識し、これを押すことにより、安心して便器100の洗浄を行うことができる。
これによれば、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には、優先的に便器100の洗浄が行われるとともに、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300の位置を手探りで確認している場合には、意図せずに非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。そのため、本実施形態にかかる操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
また、押しボタン361は、表面プレート321と電気的に結合されているため、接触検出手段は押しボタンへの人体の接触も確実に検出できる。そのため、使用者が手探りで押しボタン361の位置を確認しているときや、押しボタン361を押そうとしているときなど、使用者が非接触検出手段310による操作を意図していないときに便器洗浄が行われることを防止できる。
そして、図3で説明した動作と同様に、送信電極351と同位相のパルス電圧が、ガード電極342から結合コンデンサ352を介してフレーム323に対し印加される。このため、表面プレート321と壁10を電気的に繋ぐように水滴420が付着したとしても、フレーム323が送信電極351の働きを補助するように動作し、水滴420によって表面プレート321に人体が触れていると誤認識することを防止できる。
次に、本実施形態にかかる操作入力装置300aの動作について、図面を参照しつつ説明する。
図13は、本実施形態にかかる操作入力装置の動作を例示するフローチャートである。
まず、動作をスタートさせると(ステップS501)、制御手段349は、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押されたか否かを判断する(ステップS503)。ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には(ステップS503:Yes)、制御手段349は、静電容量および反射光量による判断を行うことなく、優先的に操作入力信号を出力する(ステップS513)。その結果、便器100の洗浄が優先的に行われる。
続いて、ステップS505、ステップS507、ステップS508、ステップS509、およびステップS511の動作は、図4に表したフローチャートのステップS103、ステップS105、ステップS112、ステップS107、およびステップS109の動作と同様である。
これによれば、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には(ステップS503:Yes)、制御手段349は、優先的に操作入力信号を出力するとともに(ステップS513)、接触検出手段から出力された静電容量が所定閾値よりも小さい場合には(ステップS507:Yes)、操作入力装置300aは、非接触検出手段310による光電検出(ステップS509)を行わない。
そのため、ボタンスイッチ365(押しボタン361)が押された場合には、優先的に便器100の洗浄が行われるとともに、例えば、目の不自由な使用者が、操作入力装置300の位置を手探りで確認している場合には、意図せずに非接触検出手段310に手410を接近させたときでも、便器100の洗浄は行われない。
以上説明したように、本実施形態によれば、接触検出手段が表面プレート321または押しボタン361への人体の接触を検出している状態では、非接触検出手段310は人体の接近を検出を行わない。その動作を、水がかかるような環境でも安定して行うために、フレーム323に送信電極341と同位相の信号が適切なレベルで印加するので、水420の付着があっても手410の接触と誤認識せず、実際に手410の接触があれば正しく認識できるようになる。こうして、本実施形態にかかる操作入力装置300は、使用者が意図していないときに便器洗浄が行われることを確実に防止できる。
また、操作入力装置は、トイレ装置だけに限定されず、他の吐水装置に備えられてもよい。この場合には、吐水装置は、水源からの水を導水する給水流路と、給水流路を開閉する電磁弁と、例えば図17に表したような操作入力装置と、給水流路を介して供給された水を吐水する吐水部と、を備える。そして、操作入力装置の制御手段は、非接触検出手段および接触検出手段の少なくともいずれかの検出信号に応じて、電磁弁の動作を制御する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、操作入力装置300、300aなどが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや非接触検出手段310および結合コンデンサ351の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 壁面、 100 便器、 210 便座、 220 便蓋、 230 ケーシング、
300、300a 操作入力装置、 310 非接触検出手段、 311 投光素子、
313 受光素子、 320 外装部、 321 表面プレート、 323 フレーム、
324 絶縁体、 330 ケース、 340 回路基板、 341 送信電極、
342 ガード電極、343 受信電極、 345 増幅手段、 346 反転手段、
347 積分手段、348 ガード駆動手段、349 制御手段、
351〜353 結合コンデンサ、361 押しボタン、361a 突起部、
363 弾性体、 365 ボタンスイッチ、
410 手、420 水滴、 510 給水管、 520 電磁弁、 530 吐水管

Claims (7)

  1. 人体の接近を非接触で検出する非接触検出手段と、
    前記非接触検出手段の検出方向に設けられ、該非接触検出手段を覆う表面プレートと、この表面プレートとは電気的に絶縁された状態でその表面プレートの周囲の少なくとも一部に設けられたフレームと、
    前記表面プレートへ第1の静電結合を介して送信パルス電圧を送信し、
    前記表面プレートから第2の静電結合を介して受信パルス電圧を受信し、
    前記受信パルス電圧が低下する変化が生じることによって前記表面プレートへの人体の接触を検出する、静電容量方式の接触検出手段と、
    前記非接触検出手段及び前記接触検出手段からの検出信号に基づいて人体による操作入力の有無を判定する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記接触検出手段からの検出信号に基づいて前記表面プレートへの人体の接触があると判定すると、前記非接触検出手段からの検出信号に基づいて人体の接近があると判定しても操作入力が無いと判定する操作入力装置であって、
    前記接触検出手段より、前記フレームへ第3の静電結合を介して、前記送信パルス電圧と同一周波数かつ同位相のガードパルス電圧が印加されることを特徴とする操作入力装置。
  2. 前記操作入力装置は、前記ガードパルス電圧の出力レベルを調整する調整手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記調整手段は、前記接触検出手段の前記受信パルス電圧が所定時間以上安定する状態が継続した場合、
    前記受信パルス電圧が、人体が接触したと判定する際の閾値に所定のマージンを加えた値になるように、前記ガードパルス電圧の出力レベルを調整することを特徴とする請求項2に記載の操作入力装置。
  4. 前記調整手段は、前記ガードパルス電圧の電圧振幅を可変するものであることを特徴とする、請求項2〜3の何れか1つに記載の操作入力装置。
  5. 前記調整手段は、前記ガードパルス電圧のデューティーを可変するものであることを特徴とする、請求項2〜3の何れか1つに記載の操作入力装置。
  6. 前記表面プレートに設けられた押しボタンをさらに備え、
    前記制御手段は、前記押しボタンが押された場合には、前記接触検出手段からの検出信号にかかわらず、操作入力が有ったものと判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の操作入力装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の操作入力装置と、
    給水流路を開閉する電磁弁と、
    前記給水流路を介して供給された水を吐水する吐水部と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記非接触検出手段および前記接触検出手段の少なくともいずれかか
    らの検出信号に応じて、前記電磁弁の動作を制御することを特徴とする吐水装置。
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