JP5271577B2 - リーチ式フォークリフトの乗降用把持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば立型の運転席を備えたリーチ式フォークリフトに適用され、とりわけ箱型フレームに設けられる乗降用把持装置の改良に関する。
従来、この種の乗降把持装置としては、例えば特許文献1に記載されている如く、箱型フレームを構成するアッパカバーの乗降口近傍に板状のグリップ部を形成したものが知られている。
特開2004−331335号公報
ところが、この様なものは、グリップ部が板状であったので、摘む様に挾持できるものの、握り締める事ができなかった。この為、力が入れ難く、体重を掛けて乗降できなかった。加えて、手が水や油等で濡れていると、滑り易く、乗降時に運転者が転倒する危険性があった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、確実に把持できて運転者が安全に乗降できるリーチ式フォークリフトの乗降用把持装置を提供するにある。
本発明の乗降用把持装置は、基本的には、乗降口を備えた立型の運転席の左右両側に箱型フレームとサイドフレームが配設されると共に、箱型フレームは、後側を覆う開閉可能なドアと上側を覆うアッパカバーとを備えたリーチ式フォークリフトに於て、前記乗降口近傍のドアの裏面にアッパカバーより上方へ突出する棒状のアームを設けた事に特徴が存する。
運転者は、棒状のアームを左手で把持し、この棒状のアームを手前に引く様にして力を掛ける事に依りリーチ式フォークリフトの運転席へ乗り込め得る。
逆に、リーチ式フォークリフトの運転席から降りる際は、棒状のアームを右手で把持する事に依り地上へ降り立ち得る。
運転者は、板状ではなく、棒状のアームを把持するので、確実に握り締める事できる。この為、力が入れ易く、体重を掛けて運転席へ乗降できる。もし、手が水や油等で濡れていても、滑り難く、乗降時に運転者が転倒する危険性もなくなる。
アームは、垂直片とこれの上端から水平に延びる水平片とを備えた略倒立L型を呈しているのが好ましい。この様にすれば、アームの垂直片と水平片を運転者の好みに応じて握り締める事ができる。
本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 乗降口近傍のドアの裏面にアッパカバーより上方へ突出する棒状のアームを設けているので、確実に把持できて運転者が安全に乗降できる。
(2) ドアにアームを設けているので、ドアを開閉する際にこれを利用する事できる。
(3) ドアの裏面にアームを設けているので、ドアを閉めた際には、アームの取付箇所が外部から見えないと共に、外部に突出する事がない。その結果、見栄えが良いと共に、アームの取付箇所に運転者や他物が接触する惧れがない。
(4) ドアにアームを設けているので、既存のものへも後から容易に設置する事ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の乗降用把持装置を備えたリーチ式フォークリフトを示す斜視図。図2は、アームの取付状態を示す要部斜視図である。
乗降用把持装置1は、棒状のアーム2に依り構成されて居り、リーチ式フォークリフト50に適用される。
リーチ式フォークリフト50は、車体51の後側に運転者が立ち姿勢で運転・荷役操作を行なう立型の運転席52を備えている。
つまり、運転席52は、荷役用コントロールバルブやその操作レバー類が設置されているフロントフレーム53と、ドライブ装置やステアリング装置を覆う左側の箱型フレーム54と、右側のサイドフレーム55とに依り囲まれた空間に形成されて居り、箱型フレーム54とサイドフレーム55との後側間には、運転席52への乗降口56が形成されている。
サイドフレーム55は、運転者を運転席52内に保持する為に後側が車体51の中央側に彎曲されて居り、これの内側には、運転者の腰部を支持する為のウエストサポート57が設けられている。
運転席52のフロア58には、ブレーキペダル59が設けられていると共に、箱型フレーム54の上部には、操行用のハンドル60が設けられている。
箱型フレーム54は、左側を覆う外側カバー61と、右側を覆う運転席側カバー62と、後側を覆う開閉可能なドア63と、上側を覆うアッパカバー64とを備えている。
ドア62は、これの左側と外側カバー61との間に設けられたドアヒンジ65に依り縦軸廻りに回動可能であると共に、これの右側と運転席側カバー62との間に設けられたドアロック66に依り係脱可能になっている。
アーム2は、乗降口56近傍のドア62の裏面に設けられてアッパカバー64より上方へ突出する棒状のもので、この例では、金属棒製の心金3と、これを被覆する合成樹脂製の外皮4とから構成されて居り、垂直片とこれの上端から左側へ水平に延びる水平片とを備えた略倒立L型を呈している。
心金3は、これの下端に溶接等で固定されて通孔を備えたプレート5と、ドア63の裏面に溶接等で固定されて螺孔を備えたタップドプレート6と、プレート5の通孔に挿通されてタップドプレート6の螺孔に螺合されるボルト7とに依りドア63に着脱可能に取付けられる。
アッパカバー64に於けるアーム2の垂直片が位置する箇所は、切除されてドア62の開閉に支障がない様にしてある。
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
運転者がリーチ式フォークリフト50の運転席52へ乗り込む際は、運転者は左手で棒状のアーム2の垂直片又は水平片を把持し、アーム2を手前に引く様にして力を掛ける事に依り自然な体勢で運転席52へ乗り込む事ができる。
逆に、リーチ式フォークリフト50の運転席52から降りる際は、運転者は右手で棒状のアーム2の垂直片又は水平片を把持する事に依り自然な体勢で地上へ降り立つ事ができる。
乗降口56近傍のドア63の裏面にアッパカバー64より上方へ突出する棒状のアーム2を設けたので、この棒状のアーム2を把持する事に依り地上から約300mm程度の段差があるフロア58と地上との乗り降りを容易に行う事ができ、乗降性を向上させる事ができる。
運転者は、板状ではなく、棒状のアーム2を把持するので、確実に握り締める事できる。この為、力が入れ易く、体重を掛けて運転席52へ乗降できる。もし、手が水や油等で濡れていても、滑り難く、乗降時に運転者が転倒する危険性もなくなる。
尚、アーム2は、先の例では、略倒立L型であったが、これに限らず、例えば略T型等でも良い。
本発明の乗降用把持装置を備えたリーチ式フォークリフトを示す斜視図。 アームの取付状態を示す要部斜視図。
符号の説明
1…乗降用把持装置、2…アーム、3…心金、4…外皮、5…プレート、6…タップドプレート、7…ボルト、50…リーチ式フォークリフト、51…車体、52…運転席、53…フロントフレーム、54…箱型フレーム、55…サイドフレーム、56…乗降口、57…ウエストサポート、58…フロア、59…ブレーキペダル、60…ハンドル、61…外側カバー、62…運転席側カバー、63…ドア、64…アッパカバー、65…ドアヒンジ、66…ドアロック。

Claims (2)

  1. 乗降口を備えた運転席の左側に箱型フレームが配設され右側にサイドフレームが配設されると共に、箱型フレームは、後側を覆う開閉可能なドアと上側を覆うアッパカバーとを備えたリーチ式フォークリフトであって、
    前記乗降口近傍のドアの裏面にアッパカバーを切除した箇所からアッパカバーより上方へ突出する棒状のアームを設け
    通孔を備えるプレートが前記アームの下端に溶接により固定され、螺孔を備えたタップドプレートがドアの裏面に溶接により固定され、プレートの通孔に挿通したボルトをタップドプレートの螺孔に螺合することにより、アームがドアに着脱可能に取り付けられていることを特徴とするリーチ式フォークリフトの乗降用把持装置。
  2. アームは、垂直片とこれの上端から水平に延びる水平片とを備えた略倒立L型を呈している請求項1に記載のリーチ式フォークリフトの乗降用把持装置。
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