JP3193523U - 自動車用アシストグリップ - Google Patents

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真介 岩▲崎▼
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【課題】後部座席シートに着座した人が降車する際に踏ん張って立ち上がり易く、加えて後部座席シートへの乗降時の身体移動や着席後の姿勢保持のために身体を支えられる様にした自動車用アシストグリップを提供する。【解決手段】ヘッドレストHに垂設した左右一対のステーSを高さ調節可能に背凭れ上端部C2に挿着した自動車座席シートCにおいて、ステーSを挿通固定して背凭れ上端部C2に載置されると共に、ヘッドレストHの左右外側方に左右各端部が配置されるベース2を着脱自在に設け、該ベース2の各端部の所定高さ位置に球形状の握り3aを設け、該球形状の握り3aは、これよりも小径で所定高さを有する円柱状の握り3bの上端に一体形成する。【選択図】図3

Description

本考案は、高さ調節自在なヘッドレストを備えた自動車座席シートの後方に着座される人が掴んで体を支えられる様にした自動車用アシストグリップに関する。
従来、高さ調節自在なヘッドレストを有する座席シートを備えた自動車にあっては、後部座席シートへの乗降時の身体移動や着席後の姿勢保持のために、例えば特許文献1に開示される様な車用安全把手が備えられている。
この把手は、所定長さを有するチェーンを可撓性を有するチューブで被包し、該チューブより突出させたチェーン端部にヘッドレストのステーを挿通掛止することにより、シートの背部上方から湾曲状に垂れ下げられ、かかる把手を握ることで体を支える様にしている。
実開平6−25026号公報
しかしながら、上記の把手は自動車走行中に掴んで身体姿勢を保持させることはできるが、特に後部座席シートから立ち上がるときには、その把手自体が可撓性を有し変形し易いので、把手を持って踏ん張ることが難しく、バランスを崩して再び腰を後部座席シートに降ろす様なことが多々あり、使い勝手が悪いといった課題を有していた。
そこで、本考案では、後部座席シートに着座した人が降車する際に踏ん張って立ち上がり易く、加えて後部座席シートへの乗降時の身体移動や着席後の姿勢保持のために身体を支えられる様にした自動車用アシストグリップを提供することを目的としている。
上記課題に鑑み、本考案の自動車用アシストグリップは、ヘッドレストに垂設した左右一対のステーを高さ調節可能に背凭れ上端部に挿着した自動車座席シートにおいて、ステーを挿通固定して背凭れ上端部に載置されると共に、ヘッドレストの左右外側方に左右各端部が配置されるベースを着脱自在に設け、該ベースの各端部の所定高さ位置に球形状の握りを設け、該球形状の握りは、これよりも小径で所定高さを有する円柱状の握りの上端に一体形成したことを特徴とする。
また、少なくとも球形状の握りの表面には滑り止め加工を施したことを特徴としている。
要するに本考案は、ヘッドレストに垂設した左右一対のステーを高さ調節可能に背凭れ上端部に挿着した自動車座席シートにおいて、ステーを挿通固定して背凭れ上端部に載置されるベースを着脱自在に設けたので、後付けができ、既設の自動車にも簡単に取付けられ、便利である。
そして、上記の様に背凭れ上端部に載置されたベースは、ヘッドレストの左右外側方に左右各端部が配置され、その各端部の所定高さ位置に球形状の握りを設けたので、この握りを設けた上記自動車座席シートの後部座席シートに着座した人にあっては、特に降車する際に左右の握りを掴んで身体を引き上げることにより踏ん張ることができるからスムーズに腰が上がって立ち上がることができ、たとえ自動車の天井が低く腰を屈めた状態であっても、両手で持つ握りに身体をあずけられ、バランスを崩して再び腰を後部座席シートに降ろす様なこともなく、車外へ足を踏み出すことができる。
更に、握りが球形のため、どの方向からも違和感なく掴み易く使用でき、後部座席シートへの乗降時の身体移動も容易であり、握りを掴むことで着席後の姿勢保持のために身体を安定して支えられる。
また、上記球形状の握りは、これよりも小径で所定高さを有する円柱状の握りの上端に一体形成したので、球形状の握りを上側から掌で包む様にして掴んでいた手の力を緩めて下方へ滑らす様に降ろすだけで、無理なく直立した円柱状の握りに簡単容易に掴まることができ、その逆の掴み方も比較的容易に行え、2種の掴み方を選択できる。
特に、円柱状の握りは手の甲を左右外側にして親指と他の指で環をつくる様にしてより確実に掴まれるため、この握りに掴まることによって悪路の走行中や左右折時にも身体の上下左右の揺れに対抗でき、姿勢を崩すことなく、身体の安定を確保できる。
少なくとも球形状の握りの表面には滑り止め加工を施したので、握りを掴んでも滑り難く、握りを常に力を込めて握りしめる必要がない等その実用的効果甚だ大である。
自動車用アシストグリップの斜視図である。 同上中央縦断面図である。 自動車用アシストグリップを取付けた自動車座席シート上方部を後方からみた斜視図である。 同上自動車座席シート上方部を後方からみた自動車用アシストグリップの正面図である。 同上平面図である。 同上右側面図である。
以下本考案の実施の一形態例を図面に基づいて説明する。
本考案に係る自動車用アシストグリップ1は、高さ調節自在なヘッドレストHを備えた自動車座席シートC(要部となる上方部のみ図示)に取付けることにより固定される。
自動車座席シートCは、これの背凭れC1の上端部C2に、ヘッドレストHに垂設した左右一対のステーSを高さ調節可能に挿着して成り、背凭れ上端部C2のステーSの挿通口には扁平方形状のフランジFを突設し、該フランジFの一方(左側)には、ステーSを適宜高さ位置で保持するロック部Rを設けている。
また、自動車用アシストグリップ1は、横手に長いベース2と、該ベース2の左右端部に立設した左右一対のグリップ部3とから成る。
ベース2は、ステーSを挿通固定して自動車座席シートCの背凭れ上端部C2に載置されると共に、ヘッドレストHの左右側面より離間した左右外側方にベース2の左右各端部が配置される様に自動車座席シートCに対し着脱自在に設けている。
この様に、ベース2を着脱自在に設けたので、既設の自動車に対しても自動車用アシストグリップ1の取付け、所謂後付けが可能となる。
具体的なベース2の構成としては、横手に長い帯板の左右端側をやや先細り状に形成すると共に、その左右端部を平面視半円状に形成した天板2aを設け、該天板2aの周囲に沿って設けた垂下壁2b下端に合成ゴム製の垂れ4を装着している。
天板2aにおいてステーSとの対応部位に設けた貫通孔にはステーSを挿通支持するスリーブ5の下端を挿嵌固定し、該スリーブ5において天板2aより上方突出する上端側壁の前部には、ステーSを挿通する中空部5aの鉛直な軸線に交差する様に貫通した雌ねじを螺刻し、該雌ねじに螺挿する六角穴付き止めねじ6が中空部5a内のステーS適所を締め付けることにより、該ステーSにベース2が固定される。
尚、ベース2の天板2aにおいて、左側のスリーブ5の左側には、適宜大きさの方形穴7を貫設し、該方形穴7を通して左側フランジFに設けたロック部Rを押圧操作してステーSを上下動させ、ヘッドレストHの高さを調節する様に成している。
グリップ部3は、合成ゴム、エラストマー、或いは比較的軟質な合成樹脂などを素材とするものであり、ベース2(天板2a)の各端部の所定高さ位置に設けた所定径を有する球形状の握り3aと、該握り3aを支持する様にその握り3aを上端に一体形成した所定高さを有する円柱状の握り3bとから成る。
球形状の握り3a(以下、球形握り3aと称する。)は、図示例において、その上半球表面に整然配列された多数のディンプル(極小径な凹面)8を形成して滑り止め加工を施しているが、下半球にも同様なディンプル8を設けても良い。
円柱状の握り3b(以下、円柱握り3bと称する。)は、球形握り3aと同軸にして、球形握り3aより小径な円柱形に形成され、その下端中心より球形握り3aの中心へ向かって雌ねじ(図示せず)を有するソケット9を内装し、該ソケット9にベース天板2aの各端部底部より上方ヘ貫通突出させたボルトBを螺挿することにより、ベース2上に球形握り3aと共に直立固定される。
尚、握り3bの表面にも握り3aと同様にディンプル8を形成して滑り止め加工を施しても良い。
本実施例では、少なくともグリップ部3における球形握り3aの適宜表面にディンプル8を形成して滑り止め加工を施したものを示したが、かかるディンプル8に限らず、少なくともグリップ部3における球形握り3aの適宜表面に、多数の微細な凹凸から成る所謂シボ(図示しない)を形成して滑り止め加工を施しても良い。
上記の様に構成された自動車用アシストグリップ1にあっては、自動車座席シートCの背凭れ上端部C2において、ヘッドレストHの左右外側方に離間してグリップ部3が直立している。
グリップ部3を支持しているベース2は、ヘッドレストHと背凭れ上端部C2間のステーSを挿通して自動車座席シートCの背凭れ上端部C2に載置され、六角穴付き止めねじ6の締め付けにてステーSに固着されることにより、グリップ部3の直立状態が堅固に保持されている。
乗車に際しては、自動車ドア側のグリップ部3上端における球形握り3aを五指を大きくひろげて掴みとる。
この時、球形握り3aの表面には、ディンプル8からなる滑り止め加工が施されているので、球形握り3aを上方から大掴みする掌は滑り難く、手に馴染み、球形握り3aを持つ側の腕でもって容易に身体を車内へ引き寄せて乗り込め、自動車座席シートCの後部座席シートに着座できる。
降車に際しては、左右の球形握り3aを掴んで身体を引き上げることにより踏ん張ることができるからスムーズに腰が上がって立ち上がることができ、たとえ自動車の天井が低く腰を屈めた状態であっても、両手で持つ球形握り3aに身体をあずけられ、バランスを崩して再び腰を後部座席シートに降ろす様なこともなく、車外へ足を踏み出すことができる。
また、球形握り3aは球形のため、どの方向からも違和感なく掴み易く使用でき、後部座席シートへの乗降時の身体移動も容易であり、球形握り3aを掴むことで着席後の姿勢保持のために身体を安定して支えられる。
また、球形握り3aの下部には、これよりも小径で同軸の所定高さを有する円柱握り3bを一体形成してなるので、球形握り3aを上側から掌で包む様にして掴んでいた手の力を緩めて下方へ滑らす様に降ろすだけで、無理なく直立した円柱握り3bに簡単容易に掴まることができ、その逆の掴み方も比較的容易に行え、2種の掴み方を選択できる。
特に、円柱握り3bは手の甲を左右外側にして親指と他の指で環をつくる様に、所謂順手でしっかりと掴まれるため、悪路の走行中や左右折時にも身体の上下左右の揺れに対抗でき、姿勢を崩すことなく、身体の安定を確保できる。
2 ベース
3a 球形(状の)握り
3b 円柱(状の)握り
C 自動車座席シート
C2 背凭れ上端部
H ヘッドレスト
S ステー

Claims (2)

  1. ヘッドレストに垂設した左右一対のステーを高さ調節可能に背凭れ上端部に挿着した自動車座席シートにおいて、ステーを挿通固定して背凭れ上端部に載置されると共に、ヘッドレストの左右外側方に左右各端部が配置されるベースを着脱自在に設け、該ベースの各端部の所定高さ位置に球形状の握りを設け、該球形状の握りは、これよりも小径で所定高さを有する円柱状の握りの上端に一体形成したことを特徴とする自動車用アシストグリップ。
  2. 少なくとも球形状の握りの表面には滑り止め加工を施したことを特徴とする請求項1記載の自動車用アシストグリップ。
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