JP5271567B2 - 画像前処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像データを処理する画像処理装置及び、電子ビーム装置に関する。
電子ビーム装置で使用される画像前処理装置は、検出器の検出値から1画像を生成し、画像処理装置に転送する。1画像を生成するために複数の画像処理を実施するが、その画像処理アルゴリズムは取得画像に大きく依存するためソフトウェア処理が中心となっている。このソフトウェア処理とその後の画像転送は、検出器からの入力速度であるスキャン速度に依存する。1画像取得後、次の画像の入力が終了する前に、ソフトウェア処理と画像転送を実施する。
例えば、スキャン速度が30画像/secの場合には、1画像当たりのスキャン時間は約33.3msであり、1画像を取得後、次の画像がくる33.3ms間に、画像処理を実施し1画像を生成後、画像処理装置に転送を実施する。
画像前処理装置で生成される画像サイズは、目的毎にサイズが異なるため様々である。垂直サイズだけでも10種類以上あり、同様の数の水平サイズがあると、画像サイズの種類は100種類以上となる。各スキャン毎に画像サイズを変更することもあるため、その設定時間は、電子ビーム装置の処理時間に影響を与える。
電子ビーム装置の高速化は、装置の高スループット化にもつながるため、スキャン速度や設定時間も含めて高速化が必須となっている。
特開2001−312481号公報
スキャン速度を向上すれば、電子ビーム装置自体の高速化が可能となる。但し、スキャン速度の増加は、例えばTVレートのn倍のスキャン速度では画像生成及び転送には、TVレートの1/nの時間で実施する必要がある。
ソフトウェア処理を高速にする場合、並列処理が一般的であるが、並列処理分割と分割によるオーバーヘッドによる影響が大きい。
逆に、確実な高速化が望める専用ハードウェア化の場合、画像処理アルゴリズム変更への対応が困難となる。
他に、特許文献1に記載されているアレイプロセッサがあるが、基本的には処理内容の並列化であり、並列処理によるオーバーヘッドの影響が大きい。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決して、ソフトウェア処理による画像アルゴリズム変更への柔軟な対応と高速性を可能とする方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、走査電子顕微鏡の画像処理に際し、ライン単位(走査線単位)で所定の処理を実施する装置を提案する。その一態様として、ライン単位処理部を設け、当該ライン単位処理部で、画像形成に必要な積算,画像改善,画像縮小等の処理を行い、当該処理が施されたライン単位のデータに基づいて、二次元画像を形成する画像処理装置を提案する。
上記構成によれば、1画面ごとではなく、1画面を構成するライン単位での処理を行うことが可能となるため、1画面分のスキャンを待つことなく、所定のライン走査が終了すると、必要な処理を行うことができるようになるため、結果として画像形成の高速化を実現することが可能となる。
以下に、ライン単位で所定の処理を行う画像処理装置について詳述する。そのための具体的な構成の一例として、以下に、電子顕微鏡の検出器の検出値から複数ラインで構成される画像を生成し、前記画像を処理する画像処理部に画像を送信する画像処理装置において、前記検出値から各ラインを生成する画像入力部と、前記画像入力部の出力を演算するライン単位処理部と、前記ライン単位処理部の出力を前記画像処理部に転送する出力部と、前記画像入力部と前記ライン単位処理部と前記出力部とを接続するスイッチドファブリックで構成され、前記画像入力部と前記ライン単位処理部と前記出力部との間を、スイッチドファブリックを介してパケットで通信し、前記パケット構造にライン処理内容とライン構造とラインデータが含まれる画像処理装置について説明する。
また、更なる一例として、前記スイッチドファブリックに、前記画像入力部と前記ライン単位処理部と前記画像出力部からアクセスされる共有メモリを持たせた。
更なる他の一例として、前記スイッチドファブリックに、複数ラインでの演算を行う複数ライン処理部を接続した。
上記画像処理装置は、画像前処理内の要素毎に、入力部,出力部,ライン単位処理部に分ける。この時、ライン単位処理部は複数となることもある。このライン単位処理部間はパイプライン処理にして時間軸方向に並列化を図る。この時、各処理は1画面毎ではなく、1画面を構成しているライン単位の処理とする。これにより、1画像分のスキャンを待つこと無く、1ラインが終了すると処理に移れるために処理時間に裕度を持つことが可能となる。
この入力部,出力部,ライン単位処理部をスイッチドファブリックに接続することにより、画像アルゴリズム変更に対するライン単位処理部の増減を必要最低限の工数で実現可能である。例えば、新たに画像間引きを、今までの処理の間に本処理を入れる場合、この画像処理間引きを行うライン単位処理部をスイッチドファブリックに接続し、その前段のライン単位処理部の宛先を、新たに加えたライン単位処理部にすることにより、その処理を加えることが可能となる。すなわち、システムの変更点は、新たに加わったライン単位処理部にデータを転送するライン単位処理部の宛先を変えるのみである。
更に、複数処理に分かれた処理単位間(入力部,ライン単位処理部,出力部)のデータ転送のデータ構造に、ラインデータだけではなくデータ内容と処理内容を加えることにより、最初にデータを渡す入力部にだけ画像サイズ設定を行えよい。これによりライン単位処理部と出力部には設定を行う必要が無く、処理の細分化や複雑化によりライン単位処理部が増加する場合や、画像サイズの更なる増加においても、この設定による電子ビーム装置の速度に全く影響を与えない。且つ実際の画像変更においても、時系列的にパイプライン化されていた場合でも画像の切れ目を入力部位外では意識する必要なく、設定が可能となる。
入出力が複数に渡る場合においても、同じデータ構造を用いれば良い。この場合、ライン処理単位部と出力部で、他の入力部からのデータを全く使用しないのであれば、前述の画像前処理装置が並列に並んでいるだけである。また、複数の入力部からのデータを処理するライン単位処理部又は出力部がある場合には、ライン単位処理部では画像合成があり、出力部では同一出力先に対するデータ送信となる。画像合成では、処理内容の画像合成にフラグを立てておけば、該当するラインが来た時に合成する処理となるため、単入力の場合とデータ構造は同一となる。出力に関しては同じように処理内容に該当するフラグがあるため、両方出力すれば良いだけであり、データ構造は同一となる。
更に、上記画像前処理システムは、スイッチドファブリック上に共有メモリを持ち、入力部,出力部,ライン単位処理部でラインデータを含む画像データを共有する構造である。この場合、それぞれの処理単位間はデータ構造の中の処理内容とデータ内容だけがやり取りされ、データ内容中に記載された共有メモリ内のアドレスポインタからデータを読出し処理を行い書き戻す処理となる。n枚の積算処理であれば、連続して流れてくる画像の例えば、m枚目の処理を実施する場合、m−n+1枚目からm枚目までのn枚の画像の蓄積が必要となる。各ライン単位処理部毎にメモリを持つのではなく、共有メモリに持つことにより、ライン単位処理部の構造をデータ処理内容に依存せず共有化することができ、且つ、画像サイズの増大は共有メモリのみを変更すれば対応可能となる。
更に、上記画像前処理システムは、ライン単位処理ではなく、複数ラインを処理する複数ライン単位処理部を持つ。例えばN×Nフィルタ処理では対象とするラインの前後のN/2のラインが必要となるため、Nラインが揃うまでは次の処理へデータ構造を渡すことはしない。そのため、複数ラインを貯めておくためのバッファが必要となる。しかし請求項2の共有メモリ構造であればNライン分の処理内容と処理データを蓄積するバッファがあれば良い。これにより、全ての画像処理への対応が可能となる。
画像前処理装置において、スイッチドファブリックを用いて入力部,出力部,ライン単位画像処理部の処理単位に分け、その間のデータ構造を、処理内容とデータ内容とラインデータとすることで、スキャン速度の高速化と、短時間での多様な画像サイズ設定と、画像アルゴリズム変更を、最低限の変更で実現可能となる。
以下、図面を用いて電子ビーム装置を例にとり、本発明の第1の実施例について説明する。図1は、積算処理,画質改善処理,画像縮小処理を行う画像前処理部102と、これを含む電子ビーム装置である。この画像前処理部102は、スイッチドファブリック104と、これに接続する入力部105,積算処理を行うライン単位処理部106,画質改善処理を行うライン単位処理部107,画像縮小処理を行うライン単位処理部108,出力部109から構成される。
図2に入力部105,ライン単位処理部106,ライン単位処理部107,ライン単位処理部108,出力部109間でスイッチドファブリック104を介して送受信されるデータ構造を示す。データ構造はフロー201,データ内容202,ラインデータ203から構成され、フロー201は、処理数204,処理順205,積算有無206,画質改善有無207,縮小処理有無208から構成され、データ内容202は、画像サイズ209,ライン番号210,データ長211から構成される。このフロー201とデータ内容202の構成内容は、全体制御部100から図4に示すデータ先頭からのポインタとそれが示す意味記載された初期設定ファイルが渡される。データ構造自体が固定されているわけではない。
一連の処理の流れを説明する。
図1に示す通り、検出器101から出力されたデータは、入力部105に入力され、ラインデータ毎にフロー201及びデータ内容202を付加して、ライン単位処理部106に送信される。フロー201の内容は、全体制御部100から与えられた処理内容であり、データ内容202は全体制御部100のビームスキャン制御部分から与えられる内容である。
ライン単位処理部106,107,108の流れを、積算処理を行うライン単位処理部106で説明する。
図3に示す通り、ライン単位制御部106は、入力部105からライン単位のデータである受信データ301を受け取る。受け取った受信データ301は、フロー201に従って処理される。まず、フロー201を取り出し、ライン単位処理部106の処理である積算有無206を確認する。この積算有無206に積算フラグが立っていればラインデータ304に積算処理を施しラインデータ305を生成する。この時、ラインデータ305の1画素あたりのビット数とラインデータ長は、画像サイズ209とデータ長211から算出する。積算フラグが立っていない場合は、ラインデータ304をそのままラインデータ305とする。フロー201とデータ内容202とラインデータ305から送信データ303を生成し、フロー201内にある処理順205から、積算の次の処理、すなわち画質改善であるライン単位処理単位部107に対して、送信データ303を送信する。ここで示す通り処理実施の有無を示す積算有無206と、画像の大きさである画像サイズ209及び1画素あたりのビット構成の情報源となるデータ長211は受信データ301から生成される。これらを変更する場合には入力部105に対して変更を設定するだけで、それ以外の処理部には設定する必要は無い。
尚、ライン単位処理部106での処理の流れは、ライン単位処理部107,108でも同一であり、異なるのはラインデータ203に対して行う処理のみである。
画像前処理部102の最終段である出力部109は、ライン単位処理部109から送信されるライン単位のデータを受信し、データ内容202の画像サイズ209とライン番号210を見て、1画像生成してから画像処理部103に1画像を送信する。尚、画像処理部103がライン単位転送に対応している場合には、少なくともデータ内容202とラインデータ203で構成されるデータを各ライン毎に送信可能である。画像処理部103がライン単位転送に対応している場合には、図5に示す通りスキャン時間+5ライン分の遅延で送信が可能となる。
画像アルゴリズムの変更があった場合、例えば図5に示す画質改善処理2を行う画像アルゴリズムの追加が合った場合には、スイッチドファブリック104にライン単位処理部601を追加し、初期設定ファイルのフロー201に画質改善2有無606を加え、この変更に伴い、データ内容ポインタ602,ラインデータポインタ603,処理数604,処理順605を変更して、各ライン単位処理部に渡すのみである。ライン単位処理部を減らす場合、ライン単位処理部を減らす場合は増やす場合と基本的に同じことを行い、ライン処理部を残す場合には、処理数204と処理順205を変更して、該当するライン処理部をスキップするように設定するだけである。
以上のように本発明によれば、スキャン終了後、ライン処理部と入力部と出力部の数分のライン遅延で前処理部の処理が終了し画像処理部に画像を転送可能であること、複数の画像サイズや処理順に対しても入力部が生成する処理内容及びデータ内容を変更するだけで対応可能であること、またライン処理部の増減を伴う大幅な画像アルゴリズム変更に対しても、設定ファイルの変更のみで対応可能となる。
次に、図面を用いて本発明の第2の実施例について説明する。
図7は、積算処理,画像合成処理,画質改善処理,画像縮小処理を行う画像前処理部703と、これを含む電子ビーム装置である。この画像前処理部703は、スイッチドファブリック715と、これに接続する入力部706と入力部707,積算処理を行うライン単位処理部708とライン単位処理部709,画像合成を行うライン単位処理部710,画質改善処理を行うライン単位処理部711,画像縮小処理を行うライン単位処理部712,出力部713と出力部714から構成される。
図8に入力部706,入力部707,ライン単位処理部708,ライン単位処理部709,ライン単位処理部710,ライン単位処理部711,ライン単位処理部712,出力部713,出力部714間でスイッチドファブリック715を介して送受信されるデータ構造を示す。データ構造は、処理内容801,データ内容802,ラインデータ803から構成され、処理内容801はデータヘッダ804,実行オフセット805,積算処理内容806,画像合成処理内容807,画質改善処理内容808,縮小処理内容809から構成され、データ内容は画像種810,画像サイズ811,画像番号812,ライン番号813,データ長814から構成される。スイッチドファブリックに接続される処理部は、オフセット815とバイト数816の大きさとデータ内容802の構成内容を持っており、データ構造の先頭にあるオフセット815とバイト数816を読出す。ここに入っているのは実行オフセット805のオフセットとバイト数であるため、各処理部はデータヘッダの大きさとオフセットと倍と数のペアが、何ペア入っているかを知ることが出来る。そのためオフセットとバイト数の最後のペアはラインデータを示していることが解るため、図9に示す構造がわかることとなる。また実行オフセット815には実行すべき処理のオフセット値が格納されており、例えば積算処理の場合には実行オフセットには積算処理内容806のオフセット値が格納されている。
一連の流れを説明する。
図7に示す通り、検出器A701から出力されたデータは、入力部706に入力され、ラインデータごとに処理内容801及びデータ内容802を付加して、ライン単位処理部708に送信される。処理内容801の内容の付加方法は、実施例1と同じである。
図3を用いて、ライン単位処理部708の動作を説明する。ライン単位のデータである受信データ301を受け取った後、データ構造の先頭のオフセット815とバイト数816を読出す。先ほど示した通り、これにより図9で示したデータ構造を理解する。次に実行オフセット値を呼び出し、示されたオフセット値の先頭を呼び出す。ここには積算処理のオフセット値が入っているため、積算処理内容806の積算属性値を読出す。この中には2が入っているため、次に続く積算有無と積算後処理が入っていることとなる。尚、各処理が必要とする属性値は、オフセットとバイト数の大きさと共に、全体制御部100から設定値として事前に配布された情報に含まれる。
この一連の情報である積算処理内容806を元に、フロー201に従って処理される。処理の方法は、実施例1と同一である。処理が終わった最後に、送信データ303を生成するが、この時、実行オフセット805の内容を積算処理内容806の積算後処理に書き換える。ここには次に送るべき処理の中身が入っているため、この情報を元に送信データ303は、画像合成処理を行うライン単位処理部710にデータを送信する。
以上の動作と同じように、検出器B702,入力部707,ライン単位処理部709が動作する。
次に、2つの入力を受け取る画像合成処理のライン単位処理部710の動作を説明する。図10に示す受信データ1001を受け取った場合、ライン単位処理部708と同じ手順で、図9のデータ構造を認識し、画像合成処理内容807を読出す。この中にある画像合成数を読出し、2ライン合成である事を認識し、ライン番号813と同じ番号の異なる画像種810を持つ受信データ1002が来るまで処理を待つ。受信データ1002が到着した後は、図3の場合と同じである。2入力を超える入力数に対しても、基本的には2入力の場合と変わりは無く、必要なライン数が来るまで処理を待つだけである。また、時系列的に、すなわち同一画像種810の異なるライン番号813が必要な場合でも、入力で待つことには変わりなく、基本的には同一のフローとなる。
2つの送信データを出力するライン単位処理部711の動作を説明する。図11に示す受信データ1101を受け取ってからの処理は、データ送信までは図3の場合と同じである。データ送信の時、送信データ1103の処理内容1105にある画質改善処理内容808のないように画質改善後処理1と画質改善後処理2の2つが定義されている。ここを見て、フロー1104内のデータ送信は、2つ場所に送信することを認識し、それぞれに対して、送信データ1102と送信データ1103を送信する。2つを超える出力があった場合でも、画質改善処理内容808の項目が増えるだけである。
画像縮小処理であるライン単位処理部712は、積算処理であるライン単位処理部706と同一の動作であり、出力部713と出力部714は、処理内容801の認識はライン単位処理部706と同一であり、フローは実施例1の出力部109と同一である。
入力部706と入力部707に対する設定の変更は、同時に行う必要があるのであれば、スイッチドファブリック715のマルチキャスト通信を用いて、同時に行うことが可能である。これによりそれぞれの入力部への設定のタイミング差による画像サイズや処理の切り替えのタイミングを意識すること無く、実施例1と同一の考え方で複数入出力に対応することが可能である。
また、拡張性に関しても基本的には実施例1と同一であるが、処理内容801では新たな機能の追加に対しても対応してあり、個々のライン単位処理部に対する各画像サイズに対するダイナミックな処理の変更に対しても対応可能である。
以上のように本発明によれば、複数の入出力を持つ画像前処理装置に対して、スキャン終了後、ライン処理部と入力部と出力部の数分のライン遅延で前処理部の処理が終了し画像処理部に画像を転送可能であること、複数の画像サイズや処理順に対しても入力部が生成する処理内容及びデータ内容を変更するだけで対応可能であること、またライン処理部の増減を伴う大幅な画像アルゴリズム変更に対しても、処理内容801の変更のみで対応可能となる。
本画像前処理装置は、検出器からの1次元の画像装置から1画像を作成すること、及び画像生成のための複雑な画像前処理をリアルタイムに実施することが可能な装置である。そのため、電子ビームではなく光学系のシステム等への利用が可能である。
本発明の第1の実施形態を含む装置構成を説明する図。 本発明の第1の実施形態でのデータ構造を説明する図。 本発明の第1の実施例のライン単位データ処理部説明図。 本発明の第1の実施例での設定項目詳細図。 本発明のライン単位処理動作の説明図。 本発明の第1の実施例でのライン単位データ処理部増設の説明図。 本発明の第2の実施形態を含む装置構成例を説明する図。 本発明の第2の実施形態でのデータ構造を説明する図。 本発明の第2の実施形態でのデータヘッダ部の説明図。 本発明の第2の実施例の2入力ライン単位データ処理部説明図。 本発明の第2の実施例の2出力ライン単位データ処理部説明図。
符号の説明
100 全体制御部
101 検出器
102,703 画像前処理部
103 画像処理部
104 スイッチドファブリック
105,706,707 入力部
106,107,108,601,708,709,710,711,712 ライン単位処理部
109,713,714 出力部
201 フロー
202,802 データ内容
203,803 ラインデータ
204,604 処理数
205,605 処理順
206 積算有無
207 画質改善有無
208 縮小処理有無
209,811 画像サイズ
210,813 ライン番号
211,814 データ長
301,1001,1002,1101 受信データ
302 ライン単位処理部画像処理フロー
303,1003,1102,1103 送信データ
401 処理内容のポインタ
402,602 データ内容のポインタ
403,603 ラインデータのポインタ
404 処理内容内の処理順ポインタ
405 処理内容内の自処理ポインタ(積算処理のライン単位処理部の場合)
406 画像サイズのポインタ
407 ライン番号のポインタ
408 データ長のポインタ
606 画質改善2有無
700 全体制御部
701 検出器A
702 検出器B
704 画像処理部A
705 画像処理部B
801 処理内容
804 データヘッダ
805 実行オフセット
806 積算処理内容
807 画像合成処理内容
808 画質改善処理内容
809 縮小処理内容
810 画像種
812 画像番号
815 オフセット
816 バイト数
1004 2入力ライン単位処理部画像処理フロー
1104 2出力ライン単位処理部画像処理フロー

Claims (5)

  1. 走査電子顕微鏡の検出器の出力に基づいて、画像を生成し、前記画像を処理する画像処理装置において、
    前記出力から走査線のライン単位の信号を生成する画像入力部と、
    前記画像入力部の出力を演算するライン単位処理部と、
    前記ライン単位処理部の出力信号を出力する出力部と、
    前記画像入力部と前記ライン単位処理部と前記出力部とを接続するスイッチドファブリックとを備え、
    前記画像入力部と前記ライン単位処理部と前記出力部との間で、スイッチドファブリックを介してデータを転送し、前記データに処理内容とデータ内容とラインデータが含まれ、前記ライン単位処理部は、前記走査電子顕微鏡の走査線単位で積算処理を含む複数の画像処理を施し、前記出力部は当該複数の画像処理が施されたラインデータを合成して画像を形成、或いはラインデータを合成して画像を形成する画像処理部に前記複数の画像処理が施されたラインデータを出力することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記スイッチドファブリックに、前記画像入力部と前記ライン単位処理部と前記出力部からアクセスされる共有メモリを持つことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、
    前記スイッチドファブリックに、複数ラインでの演算を行う複数ライン処理部が接続されることを特徴とする画像処理装置。
  4. 走査電子顕微鏡の検出器から出力されたデータに、所定の処理を施して画像を形成する画像処理装置において、走査電子顕微鏡の走査線単位で積算処理を含む複数の画像処理を施して、その後、前記走査線単位のデータを合成して画像を形成することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4において、
    前記画像処理には、画改善処理、或いは画像縮小処理の少なくとも1つが含まれることを特徴とする画像処理装置。
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