JP5271117B2 - ネジ式端子台 - Google Patents

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Description

本発明は、取付ネジによってリード線の端部を導電金具に接続するネジ式端子台に関する。
ネジ孔が設けられた平板状の接続片部を有する導電金具と、取付ネジを挿通装着する可動座金部材とを絶縁性の樹脂製基板に装着してなり、前記取付ネジをネジ孔に螺合して、リード線の端部を接続片部と可動座金部材の間に挟持することにより、該リード線を導電金具に電気的に接続するネジ式端子台は広く知られている。また、かかるネジ式端子台にあって、可動座金部材を上方付勢するバネを具備し、取付ネジとネジ孔の螺合を解除すると、該バネの付勢力によって可動座金部材が上昇し、接続片部と可動座金部材の間にリード線挿入用の間隙が自動的に形成されるものが知られている(例えば、特許文献1,2)。
ここで、特許文献1のネジ式端子台にあっては、可動座金部材が、前記取付ネジを挿通装着する平板状の座金片部と、該座金片部に垂設される杆状の案内片部とからなる略L字状の金属片であり、可動座金部材は、案内片部を導電金具に形成された座金保持孔に挿通することにより、座金片部が接続片部に対して離近移動可能となるよう保持される。ここで、導電金具の座金保持孔は四角長孔状をなしており、案内片部には、座金保持孔の長辺よりも短く、且つ座金保持孔の短辺よりも長い係合突起が形成されており、バネの付勢力によって可動座金部材が上昇した時に、係合突起が座金保持孔の縁に衝突することで可動座金部材が座金保持孔から脱落しないよう係止される。
また、特許文献2のネジ式端子台にあっては、可動座金部材が、前記取付ネジを挿通装着する平板状の座金片部と、該座金片部に垂設される杆状の案内片部と、該案内片部の下端部に連成される平板状の係止板部とからなる略コ字状の金属片であり、可動座金部材は、案内片部を導電金具に形成された切り溝状の座金保持溝に嵌合することにより、座金片部が接続片部に対して離近移動可能となるよう保持される。そして、かかるネジ式端子台にあっては、バネの付勢力によって可動座金部材が上昇した時に、係止板部が座金保持溝の縁に衝突することで、可動座金部材が座金保持溝から脱落しないよう保持される。
実公昭63−18129号公報 実公平6−31656号公報
ところで、上記特許文献1のネジ式端子台では、案内片部に脱落防止用の係合突起が形成されており、導電金具の座金保持孔は、かかる案内片部を挿通させ得るように長辺の長いものとなっていた。このため、かかるネジ式端子台では、座金保持孔のために割くスペースが大きく、これにより、導電金具の設計自由度が制限されていた。また、案内片部を座金保持孔に挿入する際には、導電金具に対して可動座金部材を90°捻らなくてはならないため、複雑な組立装置が必要であった。
一方、上記特許文献2のネジ式端子台では、案内片部の下端部に脱落防止用の係合板部が連成されているため、案内片部は導電金具の貫通孔に挿通保持するのではなく、切り溝状の座金保持溝に嵌合保持する構成となっている。このため、可動座金部材と導電金具の組付けは容易であるが、組み立てる時に外れやすいという欠点がある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、可動座金部材を導電金具へ組み付け易く、且つ、可動座金部材が導電金具から脱落し難いネジ式端子台の提供を目的とする。
本発明は、ネジ孔が設けられた平板状の接続片部を有する導電金具と、取付ネジを挿通装着する可動座金部材と、可動座金部材を上方付勢するバネとを絶縁性の樹脂製基板に装着してなり、前記取付ネジをネジ孔に螺合してリード線の端部を接続片部と可動座金部材の間に挟持することにより、該リード線を導電金具に電気的に接続するネジ式端子台であって、可動座金部材は、前記取付ネジを挿通装着する平板状の座金片部と、該座金片部の縁に垂設される杆状の案内片部と、該座金片部の縁に立設される係合片部とを屈曲形成してなる一体の金属板片であって、案内片部を導電金具に形成された座金保持孔に挿通することによって、座金片部が接続片部に対して離近移動可能となるよう保持されており、樹脂製基板は、係合片部の上方位置に係合片部と嵌合する係合溝を備え、前記バネの付勢力によって可動座金部材が上昇すると係合片部が係合溝と嵌合し、これにより、可動座金部材が座金保持孔から脱落しないよう保持されることを特徴とするネジ式端子台である。
かかる構成にあっては、可動座金部材が上昇した時に、可動座金部材の係合片部を、樹脂製基板の係合溝に係合させることによって、可動座金部材が座金保持孔から脱落しないよう保持する。このため、上記特許文献1のネジ式端子台のように可動座金部材の案内片部に脱落防止用の係合突起を形成したり、上記特許文献2のネジ式端子台のように案内片部の下端部に脱落防止用の係合板部を設けたりすることが不要となる。
本発明にあって、前記バネは圧縮コイルバネであって、上端部を案内片部に、下端部を絶縁性基板に弾接して、可動座金部材を上方付勢するものであって、前記係合片部と案内片部は、座金片部の同側縁に配設される構成が提案される。かかる構成にあっては、案内片部の下端部に加わる圧縮コイルバネの付勢力を、案内片部の上方で保持することができるから、係合片部を係合溝に嵌合保持した状態で可動座金部材が傾き難い。
さらに、本発明にあって、案内片部は、座金片部の一側縁の中央部に垂設されており、係合片部は、座金片部の前記一側縁の両側部に立設される構成が提案される。かかる構成にあっては、案内片部の両側に配設された係合片部が係合溝に嵌合することにより、案内片部の下端部に加わる圧縮コイルバネの付勢力を、案内片部の両側で保持するから、圧縮コイルバネの付勢力に抗して可動座金部材を安定に保持できる。
また、本発明にあって、複数列設されて集合端子台を構成するものであって、樹脂製基板は上部に挿入口が開口する短絡部材接続孔を備え、導電金具には、該短絡部材接続孔の深部に位置することとなる部位に短絡用開口部が形成されており、幅方向に延びる連結基部の下縁側に、下方に延びる接続脚部を複数並成してなる金属製導通板片を備える短絡部材を、接続脚部を短絡部材接続孔に挿入して導電金具の短絡用開口部に圧入し、金属製導通板片を導電金具と電気的に接続することによって、集合端子台を構成するネジ式端子台の導電金具間を短絡可能となっている構成が提案される。かかる構成にあっては、短絡部材を接続片部と可動座金部材の間に挟持することなく集合端子台の端子台間を短絡できる。このため、短絡部材がリード線の接続の邪魔となることがなく、また、短絡部材を脱着する際に取付ネジを操作する手間も不要となる。
さらに、本発明にあって、絶縁性基板には、短絡部材接続孔の挿入口の側縁に、接続脚部を該挿入口へ案内する案内壁部が立設されており、短絡部材の接続脚部を短絡部材接続孔の奥まで挿入すると、短絡部材の上縁が案内壁部の上縁と同じ高さとなる構成が提案される。かかる構成にあっては、短絡部材を取り付ける際に、短絡部材と案内壁部の上縁が同じ高さであるか否かを目視確認することで、短絡部材がネジ式端子台に正常に装着されているか否かを確認できる。また、短絡部材を取り付ける際には、短絡部材を挿入した手先で絶縁性樹脂片と案内壁部の上縁の高さが一致していることを確認することで、短絡部材の適正な装着を確認できる。
また、本発明にあって、絶縁性基板には、短絡部材接続孔の挿入口の側縁に、接続脚部を該挿入口へ案内する案内壁部が立設されており、前記短絡部材は導通板片の厚み方向に貫通する梃子棒貫通孔を備え、短絡部材の接続脚部を短絡部材接続孔の奥まで挿入した状態で、前記梃子棒貫通孔の一側が前記案内壁部に覆われるようになっており、梃子棒を梃子棒貫通孔の他側から梃子棒を挿入し、該梃子棒の先端を案内壁部に当接させながら、樹脂製基板の上縁を支点とする梃子作用によって短絡部材を短絡部材接続孔から引き抜くようになっている構成が提案される。かかる構成にあっては、短絡部材を抜き取る際に、梃子棒貫通孔に梃子棒の先端部のみを挿入するだけで足りるから、迅速に抜取り操作を行えるという利点がある。また、かかる抜取りの際には案内壁部が短絡部材を側面から支持するから、梃子棒の負荷によって短絡部材が変形し難いといった利点がある。
本発明のネジ式端子台は、可動座金部材の係合片部と樹脂製基板の係合溝の係合によって可動座金部材の脱落を防止する構成であるから、案内片部に脱落防止用の係止突起が不要となる。このため、上記特許文献1のネジ式端子台と比較すると、本発明では導電金具の座金保持孔を小さくでき、導電金具の設計自由度が向上する。したがって、本発明によれば、ネジ式端子台をコンパクト化でき、また、サイズを維持したまま高機能化できる。また、本発明にあっては、可動座金部材を捻ることなく座金保持孔にそのまま挿通保持することができるため、組立装置を簡略化でき、組立てコストを削減できる。
また、上記特許文献2のネジ式端子台と比較すると、本発明のネジ式端子台は、可動座金部材を導電金具の座金保持孔に挿通保持する構成であるから、導電金具に組み付けた際に可動座金部材が外れ難いという利点がある。また、特許文献2のネジ式端子台は、左右対称形状とした場合に、可動座金部材を切り溝に嵌合保持するために左側と右側で異なる形状の可動座金部材を装着する必要があるが、本発明のネジ式端子台は可動座金部材を挿通保持する構成であるため、ネジ式端子台を左右対称形状にした時に、左右で同じ形状の可動座金部材を装着することができるから、部品点数の増加を抑えることができる。
ネジ式端子台51の斜視図である。 ネジ式端子台51の正面図である。 集合端子台50の側面の拡大図である。 ネジ式端子台51の分解斜視図である。 導電金具53と可動座金部材54を分離して示す斜視図である。 短絡部材1の斜視図である。 短絡部材1の正面図である。 短絡部材1と導電金具53の接続態様を示す説明図である。 短絡部材1の取付け操作を示す斜視図である。 短絡部材1の取外し操作を示す斜視図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1,2は、上記短絡部材1によって短絡するネジ式端子台51である。ネジ式端子台51は、変性PPO樹脂等の絶縁性樹脂材料によって板状に形成された左右対称の樹脂製基板52を主体部とするものであり、図3に示すように、金属製の据付レールAの上に複数列設されて集合端子台50を構成する。樹脂製基板52には、板状の導電金具53が横断状に装着される。導電金具53の両側にはリード線Lを接続するための平板状の接続片部61,61が形成される。各接続片部61には可動座金部材54が昇降移動可能に保持されており、また、該可動座金部材54には取付ネジ55が挿通装着されている。リード線Lを接続片部61に接続する際には、まず、リード線Lの端部の圧着端子Tを可動座金部材54と接続片部61の間に挿入し、次いで、取付ネジ55を接続片部61に螺着して、可動座金部材54と接続片部61の間に圧着端子Tを脱落不能に挟持する。そして、各接続片部61に接続したリード線Lは導電金具53を介して結線されることとなる。なお、以下の説明では、図2に示される側をネジ式端子台51の正面側として説明する。
ネジ式端子台51は、図1,2,4に示すように、導電金具53の各接続片部61,61に対して、可動座金部材54及び取付ネジ55を組み付けた後に、樹脂製基板52に装着し、さらに、各可動座金部材54の下端部と樹脂製基板52の底部の間に可動座金部材54を上方付勢する圧縮コイルバネ56を装着してなるものである。
樹脂製基板52は、図4に示すように、背板81から所定肉厚の画成壁82を突出させることにより、導電金具53や可動座金部材54を装着する座定溝面83などを正面側で開放状に形成してなるものである。また、この樹脂製基板52の底部には、据付レールAの上部と係合する連結片84,84が形成される。
導電金具53は、図5に示すように、磨耗・変形し難い帯板状の長尺金属片からなる。この導電金具53は、左右の一対の平板状の接続片部61,61を段差なく連成してなるものであり、左右対称形状をなしている。接続片部61の端部寄り位置には下方に絞り加工が施され、該加工部分に取付ネジ55と螺合するネジ孔62が形成されている。また、ネジ孔62の内側近傍には、可動座金部材54の案内片部72が漸く通過し得る程度の幅寸法の座金保持孔64が形成され、該座金保持孔64の内側近傍に、短絡部材1の接続脚部4が内嵌する矩形状の短絡用開口部60,60が形成される。
可動座金部材54は、図5に示すように、打ち抜いた一枚の金属板片を屈曲形成してなるものであり、矩形平板状の座金片部71と、該座金片部71の内側縁に垂設される杆状の案内片部72と、該座金片部71の内側縁に立設される突起状の係合片部73,73とを備えている。座金片部71の中央には取付ネジ55を挿通装着するネジ挿通孔74が貫設される。また、座金片部71の下面の、ネジ挿通孔74の周囲には、圧着端子Tを強く圧接することとなる圧接突部75が隆起している。案内片部72は、凹凸のない直杆状をなしており、座金片部71の縁から座金片部71と直交する方向に垂下している。案内片部72は、その下端部のみに圧縮コイルバネ56が内嵌するように、該下端部が圧縮コイルバネ56の内径よりも下端部が幅狭に、中央部が幅広に設計されている。係合片部73は、座金片部71の内側縁から上方に突出しており、後述するように、可動座金部材54が上昇した時に樹脂製基板52と嵌合することとなる。
各可動座金部材54は、その案内片部72を座金保持孔64に挿通することによって導電金具53に昇降可能に保持されて、その座金片部71が接続片部61に対して離近移動可能となるよう保持される。かかる保持状態では、座金片部71のネジ挿通孔74と接続片部61のネジ孔62とが上下に対向しており、可動座金部材54を下降させると、座金片部71に挿通装着された取付ネジ55をネジ孔62に螺着可能となる。また、図2に示すように、圧縮コイルバネ56は、その上端部を案内片部72の下端部に外嵌し、その下端部を樹脂製基板52の底部に当接して、座金片部71が接続片部61から離間することとなる上方向に可動座金部材54を付勢する。
また、図1,2に示すように、可動座金部材54は、樹脂製基板52の背板81に突成される案内用突部85によって、傾くことなく昇降するよう側方から支持される。また、可動座金部材54の係合片部73の上方位置には、係合溝86が画成壁82によって形成されており、可動座金部材54が上昇すると係合片部73が係合溝86と嵌合し、これにより、可動座金部材54が座金保持孔64から脱落しないよう保持される。
圧着端子Tを接続片部61に接続する場合には、図1の左側に示すように、可動座金部材54が上昇した状態で、圧着端子Tを接続片部61と座金片部71の間に挿入し、次いで、圧縮コイルバネ56の付勢力に抗して可動座金部材54を下降させて取付ネジ55をネジ孔62と螺合させることにより、圧着端子Tを接続片部61と座金片部71とで挟持する。
圧着端子Tの接続を解除する場合には、取付ネジ55を緩めればよい。取付ネジ55がネジ孔62から脱落すれば、圧縮コイルバネ56によって可動座金部材54が自動的に上昇するため、可動座金部材54を持ち上げることなく圧着端子Tを抜き取ることができる。
次に、上記ネジ式端子台51を短絡するのに使用する短絡部材について説明する。
図6,7に示すように、本実施例の短絡部材1は櫛歯板状をなしている。この短絡部材1は、櫛歯状をなす金属製の導通板片2と、該導通板片2の上部を被覆するナイロン製の絶縁性樹脂片3とで構成される。導通板片2は二本の接続脚部4,4を備えており、短絡部材1は各接続脚部4を隣接するネジ式端子台51の導電金具53(図2,3参照)に接続することによって二台のネジ式端子台51間を短絡する。短絡部材1の上部には、ネジ式端子台51から抜き取る際に使用する梃子棒貫通孔10が厚み方向に貫通している。
導通板片2は、図7に示すように、幅方向に延びる連結基部5と、該連結基部5の下縁に、下方に延びる二本の接続脚部4を並成してなる櫛歯状をなす。この接続脚部4は、中央を上下に縦断する切欠溝7が形成されて二本の分岐脚部6,6に分枝している。二本の分岐脚部6,6は幅方向に撓むことができ、接続脚部4は、図8に示すように、その先端部を導電金具53の短絡用開口部60に圧入し、圧入により内側に撓んだ各分岐脚部6を短絡用開口部60の内側縁に弾接させることによって、導通板片2と導電金具53の電気的接続を実現する。
次に、短絡部材1の着脱に関する構成について説明する。
図1,2に示すように、樹脂製基板52には、上部に挿入口57aが開口する上下方向の短絡部材接続孔57が左右対称位置に一つずつ形成されている。各短絡部材接続孔57は短絡部材1の接続脚部4を挿入し得る幅寸法をなしており、また、その深部には導電金具53の短絡用開口部60が位置している。
各短絡部材接続孔57の挿入口57aの外側縁には案内壁部87が立設される。この案内壁部87の壁面は、短絡部材接続孔57の内壁面と連続しており、短絡部材1を着脱する際に、接続脚部4の先端を挿入口57aに案内するガイドとして機能する。また、後述するように、案内壁部87は、短絡部材1を取り外す際に梃子棒R(図10参照)の支持部としても機能する。
短絡部材1を装着する際には、図2,9に示すように、短絡部材1を上方から短絡部材接続孔57に挿入する。この時、作業者は、案内壁部87の案内作用によって、接続脚部4の先端を容易に短絡部材接続孔57の挿入口57aに挿入できる。そして、短絡部材1をある程度挿入すると、接続脚部4の先端が導電金具53の短絡用開口部60に到達する(図8(a)参照)。そこから、短絡部材1をさらに挿入すると、分岐脚部6の案内作用によって、接続脚部4が各分岐脚部6を内側に撓ませながら短絡用開口部60に圧入される(図8(b)参照)。かかる状態にあっては、分岐脚部6の先端部が短絡用開口部60の内側縁と弾接することで、導通板片2と導電金具53が電気的に接続するとともに、短絡部材1がネジ式端子台51から引抜困難に保持される。なお、図示した短絡部材1は接続脚部4を二本備えるものであるが、ネジ式端子台51には、接続脚部4を三本以上備える短絡部材も同様に接続可能である。
次に、梃子棒Rを用いた短絡部材1の取外し操作について説明する。
図10に示すように、短絡部材1を各ネジ式端子台51の導電金具53と接続した状態では、梃子棒貫通孔10は、内側の開口部がネジ式端子台51の上部に露出し、外側の開口部が案内壁部87によって覆われている。短絡部材1を抜き取る際には、図10に示すように、ドライバー等の梃子棒Rの先端を内側から梃子棒貫通孔10に挿入し、梃子棒Rの先端を案内壁部87に当接させながら、他側の案内壁部87の上縁を支点とする梃子作用によって梃子棒Rの先端で梃子棒貫通孔10の内側を上方へ押圧し、各接続脚部4を短絡用開口部60から脱落させて、短絡部材1を短絡部材接続孔57から抜き取る。かかる抜取り操作にあっては、梃子棒貫通孔10の外側の開口部が案内壁部87で覆われているため、梃子棒貫通孔10に挿入するのは梃子棒Rの先端部のみで足り、既存のネジ式端子台のように梃子棒を梃子棒貫通孔に深く挿入しなくてよいため、抜取り操作を手早く行えるという利点がある。また、かかる抜取り操作の際には案内壁部87が短絡部材1を側面から支持するから、梃子棒Rの負荷によって短絡部材1が変形し難いといった利点がある。
以下に、本発明の要部に係る構成を詳細に説明する。
上述のように、可動座金部材54は、図5に示すように、打ち抜いた一枚の金属板片を屈曲形成してなるものであり、矩形平板状の座金片部71と、該座金片部71の内側縁に垂設される杆状の案内片部72と、該座金片部71の内側縁に立設される突起状の係合片部73,73とを備えている。案内片部72は座金片部71の内側縁の中央部に垂設され、係合片部73,73は座金片部71の内側縁の両側部に、案内片部72を挟むように立設されている。そして、図2,4に示すように、可動座金部材54は、樹脂製基板52に装着された状態で、案内片部72の下端部に外嵌する圧縮コイルバネ56によって上方に付勢される。そして、樹脂製基板52には、該係合片部73と嵌合する下向きの係合溝86が形成されており、圧縮コイルバネ56の付勢力によって可動座金部材54が上昇すると、係合片部73が係合溝86に嵌合し、これにより、可動座金部材54がその高さ以上に上昇しないよう保持され、案内片部72が座金保持孔64から脱落しないよう保持される。
かかる構成にあっては、可動座金部材54が上昇した時に、係合片部73と係合溝86が係合することによって、可動座金部材54が導電金具53から脱落しないよう保持される。このため、上記特許文献1のネジ式端子台のように可動座金部材の案内片部に脱落防止用の係合突起を形成したり、上記特許文献2のネジ式端子台のように案内片部の下端部に脱落防止用の係合板部を設けたりすることが不要となる。
また、本実施例のネジ式端子台51は、案内片部に脱落防止用の係止突起を設けた従来構成に比べて導電金具の座金保持孔を小さくでき、これにより、導電金具の設計自由度を向上させることができる。具体的には、本実施例における導電金具53には、図5に示すように、座金保持孔64の脇に短絡用開口部60を形成しているが、従来構成のように案内片部に脱落防止用の係止突起を設ける場合には、座金保持孔を導電金具の長尺方向に長くしなくてはならないため、本実施例のように短絡用開口部を形成するのは困難となる。
また、本実施例にあっては、可動座金部材54を導電金具53に組み付ける際に、可動座金部材54を捻ることなく、そのまま案内片部72を座金保持孔64に挿通するだけでよいため、可動座金部材54を導電金具53に容易に組み付け可能となる。
また、本実施例のネジ式端子台は、従来構成よりも座金保持孔が小さくなる分、案内片部を座金保持孔に挿入した際に、可動座金部材がぐらつき難く、部品の組立てが容易となる。詳述すると、部品の組立時には、図5に示すように、可動座金部材54を導電金具53に組み付けた後に、取付ネジ55を導電金具53に螺合させるのであるが、この時、可動座金部材54の保持が不十分であると、可動座金部材54のネジ挿通孔74と導電金具53のネジ孔62との位置合わせを行い難く、組立作業に手間取るといった問題があるが、本実施例にあっては、座金保持孔64は案内片部72が漸く通過し得る程度の幅寸法であり、可動座金部材54が座金保持孔64に安定に保持されるため、取付ネジ55を導電金具53にスムーズに螺合させることができる。
また、上記特許文献2のネジ式端子台と比較すると、本発明のネジ式端子台51は、可動座金部材54を導電金具53の座金保持孔64に挿通保持する構成であるから、導電金具53に組み付けた際に可動座金部材54が外れ難いという利点がある。また、特許文献2のネジ式端子台は、左右対称形状とした場合に、可動座金部材を切り溝に嵌合保持するために左側と右側で異なる形状の可動座金部材を装着する必要があるが、本発明のネジ式端子台は可動座金部材を挿通保持する構成であるため、ネジ式端子台を左右対称形状にした時に、左右で同じ形状の可動座金部材を装着することができるから、部品点数の増加を抑えることができる。
また、本実施例の構成にあっては、案内片部72と係合片部73は座金片部71の同じ内側縁に形成されており、図2に示すように、案内片部72と係合片部73と係合溝86とが正面から見たときに上下方向に略直線上に配置されることとなる。かかる構成によれば、案内片部72の下端部に加わる圧縮コイルバネ56の付勢力を、案内片部72の直上方で保持することができるから、係合溝86に嵌合保持した状態で可動座金部材54が左右に傾かず、可動座金部材54を安定に保持できる。
また、本実施例の構成にあっては、図5に示すように、係合片部73は、座金片部71の内側縁の前後両側に、案内片部72を前後に挟むように立設されており、これにより、案内片部72の下端部に加わる圧縮コイルバネ56の付勢力を、案内片部72の前後両側で保持するようになっている。このため、係合溝86に嵌合保持した状態で可動座金部材54が前後に傾かず、可動座金部材54を安定に保持できる。
また、本実施例のネジ式端子台51は、複数列設されて集合端子台50を構成するものであって、樹脂製基板52は上部に挿入口57aが開口する短絡部材接続孔57を備え、導電金具53には、該短絡部材接続孔57の深部に位置することとなる部位に短絡用開口部60が形成されており、短絡部材1の接続脚部4を短絡部材接続孔57に挿入して導電金具53の短絡用開口部60に圧入し、金属製導通板片2を導電金具53と電気的に接続することによって、集合端子台50を構成するネジ式端子台51の導電金具53間を短絡可能となっている。このため、リード線を接続するのと同様に、短絡部材を接続片部と可動座金部材の間に挟持する既存のネジ式端子台に比べて、リード線の接続可能本数を減らすことなく端子台間を短絡でき。また、取付ネジを操作することなく、短絡部材をネジ式端子台に容易に脱着できるという利点がある。
また、図2,9,10に示すように、本実施例に係る短絡部材1は幅方向に延びる平坦な上縁を有しており、短絡部材1が短絡部材接続孔57の奥まで挿入されて、接続脚部4が導電金具53と適正に接続された状態で、短絡部材1の上縁が案内壁部87の上縁と同じ高さで隣接するように設定されている。かかる構成によれば、短絡部材1をネジ式端子台51に適正に装着すると、短絡部材1の上縁が、ネジ式端子台51の案内壁部87の上縁と同じ高さとなるため、短絡部材1をネジ式端子台51に取り付ける際には、短絡部材1と案内壁部87の上縁が同じ高さであるか否かを目視確認することで、短絡部材1がネジ式端子台51に正常に装着されているか否かを確認できる。また、ネジ式端子台51に装着した状態で短絡部材1と案内壁部87は隣接するから、短絡部材1を取り付ける際には、短絡部材1を挿入した手先で絶縁性樹脂片3と案内壁部87の上縁が段差なく隣接したことを確認することで、短絡部材1の適正な装着を確認できる。
また、本実施例にあっては、絶縁性基板82には、短絡部材接続孔57の挿入口57aの側縁に、接続脚部4を該挿入口57aへ案内する案内壁部87が立設されており、前記短絡部材1は導通板片2の厚み方向に貫通する梃子棒貫通孔10を備え、短絡部材1の接続脚部4を短絡部材接続孔57の奥まで挿入した状態で、前記梃子棒貫通孔10の一側が前記案内壁部87に覆われるようになっており、梃子棒Rを梃子棒貫通孔10の他側から梃子棒Rを挿入し、該梃子棒Rの先端を案内壁部87に当接させながら、樹脂製基板52の上縁を支点とする梃子作用によって短絡部材1を短絡部材接続孔57から引き抜くようになっている。かかる構成にあっては、ネジ式端子台51から短絡部材1を抜き取る際に、梃子棒貫通孔10に梃子棒Rの先端部のみを挿入するだけで足り、梃子棒を梃子棒貫通孔に深く挿入しなくてよいため、抜取り操作を手早く行えるという利点がある。また、かかる抜取り操作の際には案内壁部87が短絡部材1を側面から支持するから、梃子棒Rの負荷によって短絡部材1が変形し難いといった利点がある。
なお、本発明のネジ式端子台は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。
例えば、上記実施例に係る導電金具53は左右に接続片部61,61を具備するものであったが、本発明にあって、導電金具は3つ以上の接続片部を有するものであってもよいし、ネジ式端子台は複数の導電金具を具備するものでも構わない。また、本発明は、接続片部に接続したリード線を、導電金具を介して基板回路と接続するネジ式端子台にも適用可能である。かかるネジ式端子台の場合は接続片部が一つでも構わない。
また、実施例では、取付ネジ55が可動座金部材54の座金片部71に直接挿通装着されているが、取付ネジ55と座金片部71の間にさらに座金を介在させてもかまわない。
また、上記実施例のネジ式端子台51は、端部に圧着端子を備えるリード線を接続するものであるが、本発明は、端部に圧着端子を備えないリード線を接続するタイプのネジ式端子台にも適用可能である。
1 短絡部材
2 導通板片
4 接続脚部
5 連結基部
10 梃子棒貫通孔
50 集合端子台
51 端子台
52 樹脂製基板
53 導電金具
54 可動座金部材
55 取付ネジ
56 圧縮コイルバネ
57 短絡部材接続孔
57a 挿入口
60 短絡用開口部
61 接続片部
62 ネジ孔
64 座金保持孔
71 座金片部
72 案内片部
73 係合片部
86 係合溝
87 案内壁部
L リード線
R 梃子棒

Claims (5)

  1. ネジ孔が設けられた平板状の接続片部を有する導電金具と、取付ネジを挿通装着する可動座金部材と、可動座金部材を上方付勢するバネとを絶縁性の樹脂製基板に装着してなり、前記取付ネジをネジ孔に螺合してリード線の端部を接続片部と可動座金部材の間に挟持することにより、該リード線を導電金具に電気的に接続するネジ式端子台であって、
    可動座金部材は、前記取付ネジを挿通装着する平板状の座金片部と、該座金片部の縁に垂設される杆状の案内片部と、該座金片部の縁に立設される係合片部とを屈曲形成してなる一体の金属板片であって、案内片部を導電金具に形成された座金保持孔に挿通することによって、座金片部が接続片部に対して離近移動可能となるよう保持されており、
    樹脂製基板は、係合片部の上方位置に係合片部と嵌合する係合溝を備え、
    前記バネの付勢力によって可動座金部材が上昇すると係合片部が係合溝と嵌合し、これにより、可動座金部材が座金保持孔から脱落しないよう保持されるものであり、
    前記バネは圧縮コイルバネであって、上端部を案内片部に、下端部を絶縁性基板に弾接して、可動座金部材を上方付勢するものであって、
    前記係合片部と案内片部は、座金片部の同側縁に配設されることを特徴とするネジ式端子台。
  2. 案内片部は、座金片部の一側縁の中央部に垂設されており、係合片部は、座金片部の前記一側縁の両側部に立設されることを特徴とする請求項1記載のネジ式端子台。
  3. 複数列設されて集合端子台を構成するものであって、
    樹脂製基板は上部に挿入口が開口する短絡部材接続孔を備え、導電金具には、該短絡部材接続孔の深部に位置することとなる部位に短絡用開口部が形成されており、
    幅方向に延びる連結基部の下縁側に、下方に延びる接続脚部を複数並成してなる金属製導通板片を備える短絡部材を、接続脚部を短絡部材接続孔に挿入して導電金具の短絡用開口部に圧入し、金属製導通板片を導電金具と電気的に接続することによって、集合端子台を構成するネジ式端子台の導電金具間を短絡可能となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネジ式端子台。
  4. 絶縁性基板には、短絡部材接続孔の挿入口の側縁に、接続脚部を該挿入口へ案内する案内壁部が立設されており、
    短絡部材の接続脚部を短絡部材接続孔の奥まで挿入すると、短絡部材の上縁が案内壁部の上縁と同じ高さとなることを特徴とする請求項3に記載のネジ式端子台。
  5. 絶縁性基板には、短絡部材接続孔の挿入口の側縁に、接続脚部を該挿入口へ案内する案内壁部が立設されており、
    前記短絡部材は導通板片の厚み方向に貫通する梃子棒貫通孔を備え、短絡部材の接続脚部を短絡部材接続孔の奥まで挿入した状態で、前記梃子棒貫通孔の一側が前記案内壁部に覆われるようになっており、
    梃子棒貫通孔の他側から梃子棒を挿入し、該梃子棒の先端を案内壁部に当接させながら、樹脂製基板の上縁を支点とする梃子作用によって短絡部材を短絡部材接続孔から引き抜くようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のネジ式端子台。
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