JP2000200632A - 端子装置 - Google Patents

端子装置

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JP2000200632A
JP2000200632A JP10378552A JP37855298A JP2000200632A JP 2000200632 A JP2000200632 A JP 2000200632A JP 10378552 A JP10378552 A JP 10378552A JP 37855298 A JP37855298 A JP 37855298A JP 2000200632 A JP2000200632 A JP 2000200632A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
cover
screw
terminal device
wire holding
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Application number
JP10378552A
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English (en)
Inventor
Hajime Ogura
肇 小椋
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Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線押え付ねじの線押え部がターミナル部に対
して任意位置で停止可能とし、しかも構造的に安価なも
の提供する。 【解決手段】 線押え部側端と電気機器のカバー部の側
壁の張出し部との嵌合により、端子部のカバー部の側壁
上の移動もしくは停止が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子ねじを端子部から
取外さずに、丸型圧着端子付の電線等を容易に、接続し
たり取外したり、又は仮止めが可能な電気機器の端子装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−287982号は端子カバー
の案内部に、L字型の端子ねじの案内板部を案内する構
造を有することにより、端子ねじを端子部から取外さず
に、丸型圧着端子付の電線の取外しを行う構造が提案さ
れているが、端子カバーの構造が精巧なため、コスト的
に高価で、より安価な構造が望まれた。
【0003】また実際に制御盤等に電磁接触器等の電気
機器を取付けた場合、特開平8−287982号に提案
された端子カバーは接続電線の締め付け確認が、端子カ
バーが端子ねじを覆う構造のため、難しい面があり、か
つ端子カバーの係止爪でL字型座金を係止するため、端
子ねじは1箇所でしか停止できない等の問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】線押え付ねじの線押え
部が、線押え付ねじをターミナル部から、取外しを行う
際、ベースターミナル面に対して、垂直方向に移動可能
で、しかも任意位置で停止可能とし、かつ接続電線のタ
ーミナル部への締め付け、取外しが、線押え付ねじを取
外さないでできるようにする安価な構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】電気機器のカバー部の側
壁に張出し部を設け、線押え部とねじ部を有する端子部
が、螺着しているターミナル部から、ねじを回転し取外
す際、一定上昇距離になると前記張出し部に線押え部側
端を嵌合させることにより、たがいの摩擦力により任意
位置に係止可能とする。
【0006】第1の手段は、矩形状の線押え部の側端部
の中央部内部に傾斜部を設け、電気機器カバー部の側壁
面の断面方向中央に下部に傾斜部を有し連続して直線部
を設け、かつ該直線部突起部を設けた張出し部に、前記
線押え部とねじ部を有する端子部が、螺着しているター
ミナル部から、ねじを回転し取外す際、一定上昇距離に
なると前記張出し部に前記線押え部を嵌合する方法であ
る。
【0007】第2の手段は、L字型の側端垂直面に第1
の矩形部を設けた端子部と、電気機器カバー部の側壁の
両側に第2の矩形部を設け、前記線押え部とねじを有す
る端子部が、螺着しているターミナル部から、ねじを回
転し取外す際、一定上昇距離になると両側の第2の矩形
部に前記線押え部を嵌合する方法である。
【0008】第3の手段は電気機器のカバー部の側壁に
略T型の張出し部に、L字型のねじ部を螺着した線押え
部の端子部中央に第1の切欠き部を設け、前記L字形の
線押え部の立上げの中央に第2の切欠部を前記第1の切
欠き部に連続して設け、かつねじ部と反対側の立上げ部
の側面に支持部を設けた線押え部付ねじの線押え部の第
1の切欠き部を嵌合する方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の線押え部の詳細を図
に基づいて説明を行う。最初に本発明の第1の実施例に
ついて記述する。1は側端部の中央部内側に傾斜部1a
をする切欠き部1bを設けた矩形状の線押え部で、ねじ
部2を螺着して端子装置を構成している。図2、図3に
おいて本発明の第1の実施例の場合の動作状態を説明を
する。3aは電磁接触器3の側壁で、側壁3aの中央部
に舌部3bにたわみを持たせるために空間部3cを有
し、かつスリット3d、3dを、舌部3bの上端に前記
線押え部の上端が係止するための係止部3eを設けた張
出し部を構成する。第1の実施例では前記端子装置のタ
ーミナル部から回転により取外す場合、側壁3aの下部
に傾斜部3fを設け、前記端子装置がターミナル部から
取外した場合、前記張出し部に入り易い形状とし、前記
端子装置の線押え部1の切欠き部1bが前記張出し部の
各摩擦部と摩擦力によりドライバーの端部等で任意位置
に係止できる構造とする。
【0010】次に本発明の第2の実施例について記述す
る。4はL字型の形状を有し、側端部4aに第1の矩形
部4bを有する線押え部で、ねじ部5を螺着して端子装
置を構成している。図5に示すように電気機器のカバー
部の側端部の両側に第2の矩形部4c、4cを設けた張
出し部から構成され、第1の実施例と同様に端子部と張
出し部を嵌合する方法である。この場合L型の側端部4
aがカバー部と垂直に、すり合うためドライバーの端部
による端子装置のターミナル部への締め付け、取外しの
場合の安定性は良い。
【0011】最後に本発明の第3の実施例について記述
する。101はねじ部102を有したL字型の線押え部
で、線押え部101の一側端中央部に切欠き部101b
を設け、該切欠き部101bと連続した形で、直角方向
に中央部に溝101cを設けた立上げ部101aを設
け、該立上げ部101aの背面、両端にプレス加工上の
返り影響低減のために支持部101d、101dを設け
る。
【0012】103は電磁接触器104の消弧室を外包
するカバーの外壁で、外壁103上端に略T型の張出し
部103aを設ける。組立過程においては、前記線押え
部101を電磁接触器104のベースに位置するカバー
下方から、カバーのみで張出し部103aに外壁103
に沿って切欠き部101bをねじ102の頭部を下側に
して、軽い圧入で組込み、その後電磁接触器104の消
弧室外壁に嵌合形式でワンタッチで組込む。
【0013】この場合、張出し部103aは切欠き部1
01bに対して寸法的に余裕がもてるようにして、線押
え部101が張出し部103aに対して左右に傾斜する
ことが可能とする。従って異なる線径の電線をねじ部の
両端に取付可能とし、しかもカバー103の外壁のベー
ス側を頂点に傾斜部を設ける。
【0014】なお、第1、第2、第3の実施例では電磁
接触器の外壁は熱可塑性の材料を使用しているため、弾
性に富んでいる。そのため前記支持部101d、101
dで線押え部101を軽い接触状態で張出し部103a
の任意の高さ方向の位置に係止可能となる。
【0015】次に本発明の第3の実施例で実際にターミ
ナル部105にねじ102を締め付けたり、取外したり
する状態について記述する。ねじ102をターミナル部
105に締め付ける場合は、ねじ102をドライバーで
締め付けていくが、その場合端子の立上げ101aは、
張出し部103aから完全に外れた状態となる。逆にね
じ102をドライバーで緩めた場合、立上部101a
は、張出し部103aのベース下部からカバーの外壁1
03に沿って垂直方向に移動する。その場合、張出し部
103aのベース下部方向は、ベース側を頂点に傾斜部
が設けられているため、スムーズに張出し部103aの
上方へドライバーで回転とドライバーの端部により移動
できる。
【0016】以上、3つの実施例により、端子部がター
ミナル部から容易に締め付け、取外したりすることが可
能となったが、感電防止のためフィンガープロテクター
付の端子カバーも必要に応じて、線押えねじ部上方から
取付け可能である。
【0017】
【発明の効果】線押え部とねじ部を有する端子部の線押
え部側端が、電気機器のカバー部側壁に設けた張出し部
との嵌合構造を採用することにより、前記張出し部の高
さ方向の任意位置に係止できるので、丸型圧着端子付の
電線等や異種径の電線を容易に締め付けたり、取外した
り、仮止が可能なので作業性も向上する。しかもカバー
側壁に張出し部を設けるだけなので、金型代も従来と比
較して大差ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の線押え部の平面図。
【図2】 本発明の第1の実施例の端子装置を有する電
磁接触器の断面図。
【図3】 本発明の第1の実施例の端子装置を有する電
磁接触器の正面図。
【図4】 本発明の第2の実施例の線押え部の側面図。
【図5】 本発明の第2の実施例の端子装置と電気機器
のカバー部との嵌合状態を示す図。
【図6】 本発明の第3の実施例の端子装置と電気機器
のカバー部との嵌合状態を示す図。
【図7】 本発明の第3の実施例の端子装置の正面図。
【図8】 本発明の第3の実施例の端子装置が電磁接触
器のターミナル部へ螺着した状態と取外し上昇した状態
を示す図。
【符号の説明】
1 線押え部 1a 傾斜部 1b 切欠き部 2 ねじ部 3 電磁接触器 3a 側壁 3b 舌部 3c 空間部 3d スリット 3e 傾斜部 3f 傾斜部 4 線押え部 4a 側端部 4b 矩形部 4c 矩形部 5 ねじ部 101 線押え部 101a 立上げ部 101b 切欠部 101c 溝 101d 支持部 102 ねじ 103 カバーの外壁 103a 張出し部 104 電磁接触器 105 ターミナル部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線押え部とねじ部を有する端子部と、該
    端子部を螺着するターミナル部と、側壁面に隔壁を有す
    るカバー部とからなる電気機器において、線押え部側端
    と該カバー部の側壁の張出し部との嵌合により、前記端
    子部の前記側壁面上の移動もしくは係止が可能な端子装
    置。
  2. 【請求項2】 側端部の中央部内側に傾斜部を有する切
    欠き部を設けた矩形状の線押え部からなる端子部を、電
    気機器カバー部の側壁の断面方向上部中央に傾斜部と直
    線部とを有し、かつ該直線部の突起部に嵌合したことを
    特徴とする請求項1記載の端子装置。
  3. 【請求項3】 L字型の側端垂直面に第1の矩形部を設
    けた線押え部からなる端子部を、電気機器のカバー部の
    側壁の両側に第2の矩形部を設け、該両側の第2の矩形
    部の内側に第1の矩形部に嵌合したことを特徴とする請
    求項1記載の端子装置。
  4. 【請求項4】 L字型の立上げ部とねじ部を螺着した線
    押え部を有し、該線押え部の中央に第1の切欠き部を設
    け、前記第1の切欠き部に連続して設け、かつねじ部と
    反対側の立上げ部の側面に支持部を設けた端子部を電気
    機器のカバー部の側壁に略T字型張出し部に嵌合したこ
    とを特徴とする請求項1記載の端子装置。
JP10378552A 1998-12-28 1998-12-28 端子装置 Pending JP2000200632A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109462A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Emuden Musen Kogyo Kk 端子台装置
JP2010205566A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toyo Giken Kk ネジ式端子台

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