JP5270856B2 - プラットホームドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道の駅のプラットホームに備えられた車両乗降用のステップおよびプラットホームドア装置に関する。
鉄道の駅のプラットホームは、コンクリート等で形成された構造物であり、乗客がプラットホームから転落する事故、もしくは通過する列車に接触する等の事故を防止するため、プラットホーム上面において線路側端面から所定の距離に白線や黄線が引かれ、乗客に注意を促している。さらに最近では、乗降客がプラットホームから滑落することを防止するために、白線や黄線よりもさらに線路側にゴム板等の滑り止めが備えられていることも多くなっている。
しかし、首都圏などの朝夕の通勤ラッシュ時には、プラットホーム上に多くの乗降客がおり、前記白線や黄線よりも線路側を歩行する場合や、乗車のために停車中の列車の扉の脇で待機している場合など、乗降客がプラットホーム上の線路側の端部に近づくことがある。また、酔客などが誤ってプラットホーム上の線路側の端部に近づくこともある。
そのため、特許文献1もしくは特許文献2に記載されているように、乗降客の落下事故を防止するために、プラットホームの線路側の端部に開閉式のステップを備え、このステップを開いてプラットホームと列車との間隙を減少させる技術が公開されている。
特開2001−260869号公報(請求項1、図1) 特開2006−298068号公報(請求項1、図1)
しかし、特許文献1では段落56に、一方特許文献2では段落32に記載されているように、前記した従来の開閉式ステップ機構は、プラットホームに停車している列車への乗降の際に列車とプラットホームとの間隙を減少させるためのものであり、列車への乗降時以外の転落事故や通過列車との接触事故を防止するものではなかった。
そこで、本発明では、列車への乗降時だけではなく、列車への乗降時以外の転落事故や通過列車との接触事故も防止できる車両乗降用のステップおよびプラットホームドア装置を提供することを課題とする。
本発明は、プラットホームに設けられ、鉄道車両の乗降口に対応して出入口を形設するプラットホームドア装置であって、プラットホームの側縁部に沿って並設され、前記側縁部よりも前記鉄道車両の線路側において上下方向に開閉する複数のドアと、ドア毎に設けられ、プラットホームの側縁部に設けられた乗降口通過用のステップと、を有し、前記ステップの回転軸は、前記側縁部と前記ドアとの間に設置されるとともに、その軸方向が前記プラットホームの延長方向に沿って設置され、乗降の際には、前記ステップが前記線路側に傾倒することにより前記プラットホームの表面と面一になるとともに、前記ドアが前記側縁部の下に収納され、乗降以外の際には、前記ステップが前記プラットホームの表面に対して起立するとともに、前記ステップが起立して形成された空間を前記ドアが通り、かつ、起立した前記ステップよりも前記ドアが上方に突出することを特徴としている。
この構成によれば、プラットホームドア装置のドアの開閉と連動してステップを回転させることができ、列車への乗降時には列車とプラットホームとの間隙を塞ぐステップとなり、さらに乗降が済めば線路側よりホーム内側において上方かつホーム方向に回転することから、発車間際に駆け込み乗車をしようとする乗客が乗車に間に合わなかった場合であっても、プラットホーム側へ転倒することにより、列車に衝突することや線路側に転落することを防止すること(フェイルセーフ機構)ができる。
また、この構成によれば、プラットホームドア装置の開閉と連動して、乗降以外では乗降客に注意を促す白線や黄線と同様な機能を立体的にして目立ちやすくすることができる。また、目の不自由な乗降客や混雑によって足元が見えない場合に、線路側への接近が足元で判断できるような堰状のしきいとなる。さらに、車椅子、乳母車及び移動ローラ付き大型鞄等の落下防止柵ともなりうる。
本発明のステップおよびプラットホームドア装置は、列車への乗降時だけではなく、列車への乗降時以外の転落事故や通過列車との接触事故も防止できる。
次に、本発明に係るプラットホームドア装置に備えられたステップの実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図2はそれぞれ本発明に係るプラットホームドア装置を線路側から見た場合とプラットホーム側から見た場合の外観斜視図であり、各(a)はドアが全て閉じた状態、各(b)は一部のドアが開いた状態を示している。
プラットホームドア装置1は、鉄道車両の乗降口に対応して出入口を形設するものであって、プラットホームPHの側縁部Sに沿って並設され、側縁部Sよりも外側(線路側)において上下方向に開閉する複数のドア2と、ドア2毎に設けられ、プラットホームPHの側縁部Sよりも外側(線路側)において開閉するドア通過用のステップ3と、を有する。ドア2は、上下方向に長尺の矩形状部材であり、ステップ3が上方に回転すると同時に、側縁部Sよりも外側において上下に昇降する構造である。ドア2が上昇して閉じた際、ドア2の上端は概ね成人男子の胸辺りの高さ程度に位置する。開いた状態ではドア2全体が側縁部Sの下方に格納される。後に詳述するが、符号4は各ドア2の駆動機構5(図7)等を覆うカバーであり、同機構等の防水、防塵機能等を有するほか、対向プラットホーム上からの視線に対して意匠板としての機能も担う。
通常時、ドア2は図1(a)や図2(a)のように全て閉じており、車両が進入してきて停車すると、車両の乗降口に対向したドア2が開く。本実施形態では、1つの乗降口に対し複数のドア2が開く構成である。ドア2の幅寸法は適宜に決められるが、例としては間口寸法1.5メートルの車両の乗降口に対し、4枚程度開いて対応できる寸法とする。
図3は車両の乗降口に対応して複数のドア2を開けた場合を示す平面図であり、(a)は車両が正規な位置に停車した場合を示し、このとき4枚のドア2a〜2dが開く。同じ車両が正規な位置から若干ずれて停車し、ドア2a〜2dで対応しきれない場合には、(b)に示すように乗降口に対向する5枚のドア2a〜2eを開くようにする。ドア2の幅寸法(ピッチ)を小さくするほど、乗降口の位置や間口寸法の異なる全ての車両に対し、ドア2の出入り口の間口寸法を乗降口の間口寸法に合わせることができる。
図4はステップ3の外観斜視図、図5はドア2が閉じた状態の側面説明図、図6はステップ3の作用説明図である。ステップ3は、前記したようにプラットホームPHの側縁部Sよりも外側(線路側)において開閉するように設けられている。ステップ3は側縁部Sに沿う水平軸回りに回転開閉する構造であり、側縁部S寄りを回転基端部として回転する。ドア2が下降しているとき、つまりドア2の開状態においては、ステップ3は、そのステップ面3aが水平となってプラットホームPHと略面一に連なり、先端が車両の乗降口に向けて延設され、乗降の際の踏み板となる。
ドア2が上昇しているとき、つまりドア2の閉状態においては、図5からも判るように、ステップ3はドア2よりもホーム内側において上方かつホーム方向に回転した状態となる。ステップ3をプラットホームPHの端からホーム中央へ向けて回転させる構成とすることにより、駆け込み乗車時の足元の規制機能を持たせることができ、手前にせりあがるように回転するため、駆け込もうとする乗客がステップ3に足を乗せた場合に乗客はホーム側に戻され、もし転倒したときでもホーム側に転倒し(図6(a)参照)、列車との接触を防止するというフェイルセーフ機構となり得る。また、心理的にも駆け込み乗車を抑制することができる。
ステップ3は、プラットホームドア装置1が閉鎖され、ステップ3が回転を停止した後にプラットホームPHの面に対して凸状のしきい構造となり、乗降客に注意を促す白線や黄線と同様な機能を立体的にして目立ちやすくすることができる。例えば、図6(b)に示すように、ステップ3のステップ面3aに反射板を取り付けることもできるし、宣伝や広告等の掲示にも利用できる。
また、目の不自由な乗降客や混雑によって足元が見えない場合に、線路側への接近が足元で判断できるような堰状のしきいとなる。さらに、車椅子や乳母車の落下防止柵、及び移動ローラ付き大型鞄等の落下防止柵ともなる(図6(c)参照)。
このように、プラットホームPHの側縁部Sに沿って並設され、側縁部Sよりも外側において上下方向に開閉する複数のドア2と、ドア2毎に設けられ、プラットホームPHの側縁部Sよりも外側において開閉するドア通過用のステップ3と、を有する構成とすれば、プラットホームPH上にドア格納用の凹部を設ける必要がないため、プラットホームPHに対してさほど改造工事を施すことなくプラットホームPHの側縁部S周りにプラットホームドア装置1を容易に設置できる。例えば、後記するように図7の駆動機構5や連結機構6、ガイドレール25等を側縁部Sの下方空間に配することで容易な設置工事が可能となり、特にこれら駆動機構5等を筐体26に収装してワンユニット化し、これを側縁部Sの下方空間に設置する構造とすれば、設置作業の効率化が図れる。
なお、ステップ3を平板から構成した場合、隣接し合う2つのステップ3において、一方のみが上方に回転したときには、その回転したステップ3の側部に隙間が形成されることになる。この隙間が大きい場合には、ステップ3に一対の側板3bを形成し、隣のステップ3との間に生じる隙間をこの側板3bで閉塞する構造とすればよい。側板3bの形状はドア2と干渉しないようにして隙間形状に合わせて適宜に決められる。
次に、ステップ3は、後記するようにドア2の上下開閉と連動することから、主に図7ないし図9を参照してドア2の駆動機構5について説明する。図7は駆動機構5の一部とガイドレール25を示す分解斜視図、図8において(a)は駆動機構5の側面図、(b)はドア2がガイドレール25に支持された状態を示す側面図、図9は図8(a)におけるC−C断面図である。
駆動機構5やガイドレール25は、プラットホームPHの側縁部Sの下方空間に設置されるものであり、後記する連結機構6(図10)も含めて図7に示すように縦長の筐体26に収装される。これらの機構が収装された後、筐体26の前面開口部にはカバー4が取り付けられる。カバー4には、ドア2に対して後記するガイドローラ23を支持するドア支持ブラケット19を通すための切欠き4aと、ブラケット24を通すための切欠き4bとが設けられている。
筐体26の内側には一対のガイドレール25が上下方向に延設するように取り付けられる。ドア2(図8(b))が所定の回転軌跡を描くように、ガイドレール25はドア2の湾曲形状に対応して湾曲形成されており、図8(b)に示すように、各一対のガイドローラ23でガイドレール25を挟持することで、ドア2はガイドレール25に沿って回転開閉する。
このように、ガイドローラ23でガイドレール25を挟持することで、ドア2の回転開閉をガイドさせる構成とすれば、部品点数が少なく、組み付け性に優れた開閉ガイド構造となる。また、一対のガイドローラ23は支軸20を中心に一体的に回転可能な構造となっているので、ガイドレール25を挟持した際には、その挟持部を中心に一体的な揺動が可能な状態となる。したがって、ガイドレール25が局部的に変形している場合であっても、変形箇所に追従するようにガイドローラ23がガイドレール25の挟持部を中心に揺動し、ガイドレール25の変形分を吸収する。各ガイドローラ23を独立に可変させるのではなく、一対のガイドローラ23を一体的に揺動させることで、ドア2の回転軌跡を正常に維持でき、ドア2をスムースに回転開閉させることができる。
駆動機構5は、直線移動する駆動スライダ27と、駆動スライダ27とドア2とを連結し、駆動スライダ27の直線運動をドア2の回転運動に変換するカム機構28とを備えている。筐体26内において、上下方向に延設するように支持板29が取り付けられ、この支持板29の上下にプーリ30、31が取り付けられる。プーリ30、31間には駆動スライダ27を固定したワイヤ32が掛け回される。ワイヤ32は上下方向中程において、駆動源であるモータ33の出力軸に軸着した巻き取りドラム34に巻回されている。なお図示しないが、ワイヤ32の経路上にはワイヤ32の方向をガイドするガイド部材が適宜に設けられる。支持板29には、駆動スライダ27の直線移動をガイドするスライダガイドレール35が上下方向に延設されるように取り付けられており、図9に示すように駆動スライダ27の一部がスライダガイドレール35に摺動自在に嵌合する。
駆動スライダ27の一側面側にはカムピン36が突設され、このカムピン36が図8(a)にも示すように、ドア2のブラケット24に穿設されたカム溝(長孔)37に係合する。これらカムピン36、カム溝37が前記したカム機構28を構成する。駆動スライダ27側にカム溝37を形成し、ドア2側にカムピン36を設ける構成としても差し支えない。
以上により、モータ33が正逆回転すると、巻き取りドラム34によってワイヤ32が正逆回動し、駆動スライダ27がスライダガイドレール35にガイドされて上下に直線移動する。その際、カムピン36がカム溝37内を移動しつつその孔壁を押圧することで、ドア2がガイドレール25にガイドされて回転開閉する。このように、湾曲形成されたガイドレール25と、直線移動する駆動スライダ27と、駆動スライダ27の直線運動をドア2の回転運動に変換するカム機構28とを有する構成とすれば、ドア2を回転開閉させるにあたり、部品点数が少なく、組み付け性に優れた駆動機構5となる。
次に、ドア2とステップ3との連動構造について説明する。図10、図11は、それぞれレバー38および連結機構6の側面図、側面作用図である。図7に示した筐体26内における下方には、図10に示すように、水平方向の回転軸39回りに回転自在となるようにレバー38が取り付けられ、筐体26(図7)内における上方には、ロッド支持ブラケット40が取り付けられている。レバー38は、回転軸39への取り付け部周りを基端として略V字状に形成された部材からなり、一方のアーム38aの先端にはプッシュプルケーブル41の一端が取り付けられている。前記した駆動スライダ27の他側面側には押圧ピン42が突設されており、駆動スライダ27がその下限位置の近傍まで下降してきたとき、つまりドア2の下降終了の手前段階で、押圧ピン42は他方のアーム38bに当接してレバー38を回転させる。
ロッド支持ブラケット40には、上下に離間した一対のロッドガイド44,44を介してロッド43が進退自在に取り付けられている。一対のロッドガイド44,44間において、ロッド43には鍔部43aが形成されていて、下方側のロッドガイド44と鍔部43aとに亘ってロッド43には圧縮コイルばね45が外嵌される。すなわち、圧縮コイルばね45は鍔部43aを介してロッド43を常に上方側に押し上げる付勢力を有する。ロッド43の下端には、プッシュプルケーブル41の他端が取り付けられ、ロッド43の上端にはカムピン46が設けられている。ステップ3は、例えば図7に示すように筐体26の天板47に形成した支軸48回りに回転可能に取り付けられ、図10に示すように、その下面に取り付けたブラケット49のカム溝50に前記カムピン46が係合している。カムピン46とカム溝50とは、ロッド43の直線運動をステップ3の回転運動に変換するステップカム機構51を構成する。以上のプッシュプルケーブル41、直線移動するステップ駆動部材としてのロッド43、圧縮コイルばね45、ステップカム機構51が連結機構6の主な構成要素となる。
ドア2とステップ3との連動作用について説明する。図10に示すように、ドア2が上昇しているときには、押圧ピン42とレバー38とは接触しておらず、圧縮コイルばね45の付勢力によりロッド43が上方に移動して、プッシュプルケーブル41がレバー38を図10における反時計回りに引っ張り、また、カムピン46がカム溝50の一端側に位置してステップ3が上方に回転した状態にある。
図10の状態からドア2が下降すると、図11(a)に示すように、押圧ピン42がアーム38bの中程に接触し、次いで図11(b)に示すように、押圧ピン42がアーム38bを押し下げることでレバー38が時計回りに回転し、プッシュプルケーブル41によりロッド43が圧縮コイルばね45の付勢力に抗して引き下げられ、ステップカム機構51を介してステップ3が閉じていく。押圧ピン42が最下降位置に達したとき、ステップ3は完全に閉じる(図11(c)の状態)。ドア2が上昇していくときは、押圧ピン42が上昇することにより圧縮コイルばね45の付勢力が働き、ロッド43が押し上げられてステップ3が上方に回転する。
ここで、図11(c)に示すように、押圧ピン42(駆動スライダ27)が最下降位置にあるとき、押圧ピン42は、レバー38のアーム38bに形成された摺動面38cに接している。押圧ピン42が摺動面38cに接しているとき、摺動面38cは押圧ピン42の直線移動軌跡と平行な面をなす。つまり、摺動面38cは、ドア2の最下降位置近傍において、駆動スライダ27におけるレバー38の押圧機能を解除し、駆動スライダ27を空走させるために形成される。これにより、ステップ3の動作とドア2の動作の始点と終点とが一致しない分を吸収できる。
以上のように、ドア2の開閉動作によって回転するレバー38と、このレバー38とステップ3とを連結する連結機構6とを備える構成とすれば、簡易な構造でドア2とステップ3の各開閉動作を連動させることができる。また、連結機構6として、直線移動するステップ駆動部材(ロッド43)と、このステップ駆動部材(ロッド43)の直線運動をステップの回転運動に変換するステップカム機構51とを備える構成とすれば、より一層、簡易な構造でドア2とステップ3の各開閉動作を連動させることができる。さらにプッシュプルケーブル41を用いることで、ステップ3やロッド43に対するレバー38のレイアウトの自由度が広がることになる。
また、圧縮コイルばね45等を用い、ステップ3を常に上方に回転させる付勢力を介在させておけば、プッシュプルケーブル41が切断するなどの緊急時にあっては、ステップ3はその付勢力により上方に回転することになる。したがって、装置の故障時にあっても起立したステップ3によりホーム端への移動が規制され、乗降客の安全が確保される。
以上、本発明について好適な実施形態を説明した。本発明は、図面に記載したものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。
本発明に係るプラットホームドア装置を線路側から見た場合の外観斜視図であり、(a)はドアが全て閉じた状態、(b)は一部のドアが開いた状態である。 本発明に係るプラットホームドア装置をプラットホーム側から見た場合の外観斜視図であり、(a)はドアが全て閉じた状態、(b)は一部のドアが開いた状態である。 車両の乗降口に対応して複数のドアを開けた場合を示す平面図である。 ステップの外観斜視図である。 ドアが閉じた状態の側面説明図である。 ステップの作用説明図である。 駆動機構の一部とガイドレールを示す分解斜視図である。 (a)は駆動機構の側面図、(b)はドアがガイドレールに支持された状態を示す側面図である。 図7(a)におけるC−C断面図である。 レバーおよび連結機構の側面図である。 レバーおよび連結機構の側面作用図である。
符号の説明
1 プラットホームドア装置
2 ドア
3 ステップ
4 カバー
5 駆動機構
6 連結機構
23 ガイドローラ
25 ガイドレール
27 駆動スライダ
28 カム機構
38 レバー
41 プッシュプルケーブル
42 押圧ピン
43 ロッド
45 圧縮コイルばね
51 ステップカム機構

Claims (1)

  1. プラットホームに設けられ、鉄道車両の乗降口に対応して出入口を形設するプラットホームドア装置であって、
    プラットホームの側縁部に沿って並設され、前記側縁部よりも前記鉄道車両の線路側において上下方向に開閉する複数のドアと、
    ドア毎に設けられ、プラットホームの側縁部に設けられた乗降口通過用のステップと、を有し、
    前記ステップの回転軸は、前記側縁部と前記ドアとの間に設置されるとともに、その軸方向が前記プラットホームの延長方向に沿って設置され、
    乗降の際には、前記ステップが前記線路側に傾倒することにより前記プラットホームの表面と面一になるとともに、前記ドアが前記側縁部の下に収納され、
    乗降以外の際には、前記ステップが前記プラットホームの表面に対して起立するとともに、前記ステップが起立して形成された空間を前記ドアが通り、かつ、起立した前記ステップよりも前記ドアが上方に突出することを特徴とするプラットホームドア装置。
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