JP5270481B2 - 電極加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体チップ等の被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極の高さを揃える電極加工方法に関するものである。
半導体チップが複数形成された半導体ウエーハは、ダイシング装置等によって個々の半導体チップに分割され、この分割された半導体チップは携帯電話やパソコン等の電気機器に広く用いられている。また、電気機器の軽量化・小型化を実現するため、近年では、半導体チップの電極に50〜100μmの突起状のバンプを形成し、このバンプを実装基板に形成された電極に直接接合するようにしたフリップチップと呼ばれる半導体チップが開発され、実用に供されている。その他、インターポーザーと呼ばれる基板に複数の半導体チップを併設したり、積層する等して小型化を図った技術が開発され、実用化されている。
ここで、上記した各技術では、半導体チップ等の基板の表面に複数の突起状のバンプ(電極)を形成し、この突起状の電極を介して基板同士を接合するようにしている。このため、基板同士を接合する前に突起状のバンプの高さを揃える必要がある。この突起状のバンプの高さを揃えるため、一般的には基板表面を研磨処理しているが、作業性が悪く処理時間が長いという問題があった。
一方で、突起状のバンプを形成する技術として、金等のワイヤーの先端を加熱溶融してボールを形成した後、半導体チップの電極に形成したボールを超音波併用熱圧着し、ボールを残してワイヤーを破断するスタッドバンプ形成法が知られている。このスタッドバンプ形成法によって形成されたバンプは、ワイヤーを破断する際に針状の髭が発生するため、研磨処理が困難である。このため、従来は、例えば加熱した板をバンプに押し当ててバンプの高さを揃えるようにしていた。しかしながらこの手法では、バンプの頭が潰れて隣接するバンプと短絡するという問題がある。なお、この問題を解消するための技術として、例えばバンプの先端部を切断治具で切断するものが知られているが(特許文献1を参照)、この特許文献1の手法では、バンプの先端部を切断するための工程を新たに行う必要があった。
以上のような問題を解決するため、本出願人は、切削工具を用い、電極の先端部を切削処理することによってバンプの高さを揃えるようにした加工装置を提案している(特許文献2を参照)。
特開2001−53097号公報 特開2004−319697号公報
しかしながら、金等の粘りのある金属によって形成されたバンプを切削する場合、切削時にバリが発生し、半導体チップの品質を低下させるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みて為されたものであり、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極を切削して各電極の高さを均一に揃える際に、バリの発生を抑制することができる電極加工方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電極加工方法は、表面を露出させた状態で被加工物を保持する保持手段と、前記保持手段を被加工物搬入出域と被加工物加工域との間で水平移動させる水平方向移動手段と、前記被加工物加工域上方に配設され、切れ刃が配設されたバイト工具と、該バイト工具を鉛直方向を回転軸として回転可能に支持するスピンドルとを備えたバイト加工手段と、前記バイト加工手段を鉛直方向に移動させる鉛直方向移動手段と、を備えた加工装置を用い、前記被加工物の表面に該表面よりも突出して形成された複数の電極の高さを揃える電極加工方法であって、前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具を頭出し高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へと水平移動させることにより、前記電極の一側面側から前記切れ刃を切り込ませ、反対側の他側面側へ切り抜けさせて前記電極の頭出し加工を行う頭出し工程と、前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具をバリ取り高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることにより、前記電極の前記他側面側から前記切れ刃を切り込ませ、前記一側面側へ切り抜けさせて前記頭出し工程で発生した前記電極のバリ取りを行うバリ取り工程と、を含み、前記バリ取り工程は、前記スピンドルを前記頭出し工程での回転方向と逆方向に回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることを特徴とする。
また、本発明にかかる電極加工方法は、本発明にかかる電極加工方法は、表面を露出させた状態で被加工物を保持する保持手段と、前記保持手段を被加工物搬入出域と被加工物加工域との間で水平移動させる水平方向移動手段と、前記被加工物加工域上方に配設され、切れ刃が配設されたバイト工具と、該バイト工具を鉛直方向を回転軸として回転可能に支持するスピンドルとを備えたバイト加工手段と、前記バイト加工手段を鉛直方向に移動させる鉛直方向移動手段と、を備えた加工装置を用い、前記被加工物の表面に該表面よりも突出して形成された複数の電極の高さを揃える電極加工方法であって、前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具を頭出し高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へと水平移動させることにより、前記電極の一側面側から前記切れ刃を切り込ませ、反対側の他側面側へ切り抜けさせて前記電極の頭出し加工を行う頭出し工程と、前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具をバリ取り高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることにより、前記電極の前記他側面側から前記切れ刃を切り込ませ、前記一側面側へ切り抜けさせて前記頭出し工程で発生した前記電極のバリ取りを行うバリ取り工程と、を含み、前記バリ取り工程は、前記保持手段上で前記頭出し工程後の前記被加工物を180度回転させた後、前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動さることを特徴とする。
本発明によれば、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極に対し、まず、その一側面側から切れ刃を切り込ませ、反対側の他側面側へ切り抜けさせて頭出し加工を行うことができる。そしてその後、各電極に対し、その他側面側から切れ刃を切り込ませ、一側面側へ切り抜けさせてバリ取りを行うことによって、バリの突出方向から被加工物の各電極の先端部を切削することができる。したがって、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極を切削して各電極の高さを均一に揃える際に、バリの発生を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、被加工物の構成を示す斜視図である。 図2は、被加工物の構成を示す側面図である。 図3は、実施の形態1の電極加工方法を実現するための加工装置の構成例を示す斜視図である。 図4は、チャックテーブルの構成例を示す図である。 図5−1は、実施の形態1における被加工物保持工程を説明する一部断面図である。 図5−2は、実施の形態1における頭出し工程を説明する一部断面図である。 図5−3は、実施の形態1におけるバリ取り工程を説明する一部断面図である。 図6−1は、実施の形態1の頭出し工程における切れ刃およびチャックテーブルの動作について説明する説明図である。 図6−2は、実施の形態1のバリ取り工程における切れ刃およびチャックテーブルの動作について説明する説明図である。 図7−1は、実施の形態2の頭出し工程における切れ刃およびチャックテーブルの動作について説明する説明図である。 図7−2は、実施の形態2のバリ取り工程における切れ刃およびチャックテーブルの動作について説明する説明図である。 図8は、実施の形態3の頭出し工程およびバリ取り加工における切れ刃、チャックテーブルおよびチャックテーブル移動機構の動作について説明する説明図である。
以下、本発明を実施するための形態である電極加工方法について図面を参照して説明する。
まず、本実施の形態で加工対象とする被加工物について説明する。図1は、被加工物1の構成を示す斜視図であり、図2は、被加工物1の構成を示す側面図である。図1および図2に示す被加工物1は、表面に複数の半導体チップ2が格子状に形成された略円板形状の半導体ウエーハであり、各半導体チップ2は、それぞれその表面よりも突出して形成された複数の電極(バンプ)3を備えている。
ここで、これら電極3は、例えばスタッドバンプ形成法によって形成される。このスタッドバンプ形成法では、まず、金等のワイヤーの先端を電気トーチによる放電によって加熱溶融し、ワイヤーの先端にボールを形成する。そして、このボールを半導体チップ2上に形成された不図示の電極板に超音波併用熱圧着し、根元のボールを残してワイヤーを破断することによって電極3を形成する。このように形成された被加工物1上の各電極3は、針状の髭が残った状態となるとともに、図2に示すように、高さが不均一でバラついた状態となる。なお、図2中では、電極3を構成する上記したボールやこのボールを破断する際に残った針状の髭等は図示しておらず、電極3の高さのバラつきを概念的に示している。本実施の形態の電極加工方法を実現するための加工装置は、この被加工物1の裏面(図2中の上面)を被保持面として保持した状態で表面(図2中の下面)を被加工面として切削(バイト加工)し、各電極3の高さを均一に揃える。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1について説明する。図3は、実施の形態1の電極加工方法を実現するための加工装置10の構成例を示す斜視図である。図3に示すように、実施の形態1の加工装置10は、装置ハウジング20を具備している。装置ハウジング20は、細長く延在する直方体形状の主部21と、この主部21の後端部(図3において右上端)に設けられ実質上鉛直に上方に延びる直立壁22とを有する。直立壁22の前面には、鉛直方向(上下方向)に延びる一対の案内レール221,221が設けられており、バイト加工手段としてのバイト加工ユニット30が鉛直方向に移動可能に装着されている。
バイト加工ユニット30は、移動基台31とこの移動基台31に装着されたスピンドルとしてのスピンドルユニット32を具備している。移動基台31の後面には、鉛直方向に沿うように一対の係合部(不図示)が設けられており、この一対の係合部が直立壁22の一対の案内レール221,221と摺動可能に係合してバイト加工ユニット30の上下動を可能にしている。また、移動基台31の前面には、前方に突出した支持部313が設けられ、この支持部313にスピンドルユニット32が取り付けられている。
スピンドルユニット32は、支持部313に装着されたスピンドルハウジング321と、このスピンドルハウジング321に回転自在に配設された回転スピンドル322と、この回転スピンドル322を回転駆動するための駆動源としてのサーボモータ323とを具備している。回転スピンドル322の下端部はスピンドルハウジング321の下端を越えて下方に突出しており、その下端において円板形状の工具装着部材324が設けられている。この工具装着部材324の下面にバイト工具33が装着される。ここで、バイト工具33は、アルミ合金等によって形成された基台331と、この基台331の下面における少なくとも1か所に配設された切れ刃332とから構成されている。切れ刃332は、基台331から立設され、先端が鋭角状に形成された例えばダイヤモンドバイトからなる。この構成により、サーボモータ323の正転によって切れ刃332が水平面内で正方向に回転し、サーボモータ323の逆転によって切れ刃332が水平面内で逆方向に回転する。
また、加工装置10は、バイト加工ユニット30を一対の案内レール221,221に沿って鉛直方向に移動させる鉛直方向移動手段としての加工ユニット送り機構40を備えている。この加工ユニット送り機構40は、直立壁22の前側に配設され実質上鉛直に延びる雄ねじロッド41を具備しており、この雄ねじロッド41は、その上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受部材42および43によって回転自在に支持されている。上側の軸受部材42には雄ねじロッド41を回転駆動するための駆動源としてのパルスモータ44が配設されており、このパルスモータ44の出力軸が雄ねじロッド41に伝動連結されている。そして、移動基台31の後面には、その幅方向中央部から後方に延びる貫通雌ねじ孔(不図示)が形成されており、この貫通雌ねじ孔に雄ねじロッド41が螺合している。したがって、パルスモータ44が正転すると、移動基台31すなわちバイト加工ユニット30が下降(前進)し、パルスモータ44が逆転すると、移動基台31すなわちバイト加工ユニット30が上昇(後退)する。
装置ハウジング20の主部21の上面には、チャックテーブル機構50が配設されている。チャックテーブル機構50は、支持基台51とこの支持基台51に実質上鉛直に延びる回転中心軸線を中心として回転自在に配設された円板形状の保持手段としてのチャックテーブル52とを含む。支持基台51は、装置ハウジング20の主部21上に前後方向(直立壁22の前面に垂直な方向)である矢印A1で示す方向に延在する水平方向移動手段としてのチャックテーブル移動機構211を備える。チャックテーブル52は、このチャックテーブル移動機構211によって図3において一点鎖線で示す被加工物搬入出域E1と図3において二点鎖線で示すようにバイト加工ユニット30下方のバイト工具33と対向する位置である被加工物加工域E2との間で移動される。
チャックテーブル52は、上面に被加工物1を載置する載置面を有し、被加工物1は、被加工面(表面)を上にして(被加工面が露出するように)載置面に載置される。図4は、チャックテーブル52の構成例を示す図である。図4に示すように、チャックテーブル52は、例えばピンチャック式のチャックテーブルであり、平板状の基台521の表面に複数のピン522が立設され、これら複数のピン522の先端面によって被加工物1を載置する載置面が形成される。そして、このチャックテーブル52は、基台521中央を貫通する吸引孔523を介して図5−1に示す吸引機構53と接続されており、この吸引機構53によって載置面に載置された被加工物1(詳細には被加工物1の被保持面)を吸引保持する。なお、チャックテーブル52の構成は、図示したピンチャック式のチャックテーブルに限定されるものではなく、例えば載置面が多孔質セラミッックス等の多孔性材料で平坦に形成された構成のチャックテーブルを適用し、吸引機構によって載置面に載置された被加工物を吸引保持するようにしてもよい。また、チャックテーブル52は、不図示のテーブル回転機構によって支持基台51に回転可能に支持されている。
また、加工装置10は、カセット61,62と、位置決め手段70と、搬入手段81と、搬出手段82と、洗浄手段90と、搬出入手段100と、制御手段110とを備えている。
カセット61,62は、複数のスロットを有する被加工物1用の収容器である。一方のカセット61は、バイト加工前の被加工物1を収容し、他方のカセット62は、バイト加工後の被加工物1を収容する。位置決め手段70は、カセット61から取り出された被加工物1を仮置きし、その中心位置の位置決めを行うためのテーブルである。
搬入手段81は、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行う搬送アーム811を備え、この搬送アーム811に、被加工物1を吸着保持する吸着パッド812が取り付けられて構成されている。この搬入手段81は、位置決め手段70で位置決めされたバイト加工前の被加工物1の被加工面を吸着保持して被加工物搬入出域E1に位置するチャックテーブル52上に搬入する。一方、搬出手段82は、鉛直方向への昇降および自身の基端部を通過する鉛直線を中心軸とする回転を自在に行う搬送アーム821を備え、この搬送アーム821に、被加工物1を吸着保持する吸着パッド822が取り付けられて構成されている。この搬出手段82は、搬入搬出位置に位置するチャックテーブル52上のバイト加工後の被加工物1を吸着保持し、洗浄手段90に搬出する。
洗浄手段90は、バイト加工後の被加工物1を洗浄し、バイト加工された表面に付着している研削屑等のコンタミネーションを除去する。
搬出入手段100は、例えばU字型ハンドを備えるロボットアーム101であり、ロボットアーム101によって被加工物1の被加工面を吸着保持して搬送する。具体的には、搬出入手段100は、バイト加工前の被加工物1をカセット61から位置決め手段70へ搬出するとともに、バイト加工後の被加工物1を洗浄手段90からカセット62へ搬入する。
制御手段110は、加工装置10の動作に必要な各種データを保持するメモリを内蔵したマイクロコンピュータ等で構成され、加工装置10を構成する各部の動作を制御して加工装置10を統括的に制御する。具体的には、加工装置10は、実施の形態1の電極加工方法を実現するため、チャックテーブル52上で電極3が形成された被加工面を上にして被加工物1を吸引保持する被加工物保持工程と、このようにチャックテーブル52上に保持された被加工物1の電極3の頭出しを行う頭出し工程と、この頭出し工程で発生した電極3のバリ取りを行うバリ取り工程とを制御する。
つぎに、加工装置10が行う被加工物保持工程、頭出し工程およびバリ取り工程について説明する。図5−1は、実施の形態1における被加工物保持工程を説明する一部断面図であり、図5−2は、実施の形態1における頭出し工程を説明する一部断面図であり、図5−3は、実施の形態1におけるバリ取り工程を説明する一部断面図である。また、図6−1は、実施の形態1の頭出し工程における切れ刃332およびチャックテーブル52の動作について説明する説明図であり、図6−2は、実施の形態1のバリ取り工程における切れ刃332およびチャックテーブル52の動作について説明する説明図である。なお、切れ刃332は、上記したようにバイト加工ユニット30が動作することで回転され、図6−1および図6−2では、この切れ刃332の移動軌跡を一点鎖線で示している。
まず、加工装置10は、保持工程を行う。ここで、保持工程に先立ち、チャックテーブル52が被加工物搬入出域E1に移動し、搬入手段81が、チャックテーブル52上に被加工面を上にして被加工物1を搬入する。そして、保持工程では、図5−1に示すように、制御手段110によってチャックテーブル機構50の吸引機構53が駆動し、チャックテーブル52がその上面である載置面において被加工物1を吸引保持する。ここで、上記したように、チャックテーブル52はピンチャック式のチャックテーブルであり、このチャックテーブル52を構成する各ピン522の先端面で形成される載置面に被加工物1が載置された際、被加工物1の下方において、この被加工物1の下面と、基台521の上面および各ピン522の外壁部とで囲まれた内部空間が形成される。そして、この内部空間が吸引孔523を介して吸引機構53に連通される。したがって、吸引機構53が駆動することによって内部空間内に負圧が作用し、チャックテーブル52上に被加工物1が吸引保持されることとなる。
つぎに、加工装置10は、頭出し工程を行う。この頭出し工程では、まず、制御手段110によって加工ユニット送り機構40のパルスモータ44が駆動し、バイト加工ユニット30が昇降移動する。そして、このバイト加工ユニット30の昇降移動によって、バイト工具33(詳細にはバイト工具33に配設される切れ刃332)が予め被加工物1の厚みやバイト加工が施される前の電極3の高さ等をもとに設定される頭出し高さ位置に移動する。
ついで、制御手段110によってサーボモータ323が駆動し、回転スピンドル322が回転駆動してバイト工具33の切れ刃332を水平面内で回転させる。その後、制御手段110によってチャックテーブル移動機構211が駆動し、チャックテーブル52が被加工物搬入出域E1から被加工物加工域E2へと水平移動する。詳細には、制御手段110が上記のようにサーボモータ323およびチャックテーブル移動機構211を駆動することで、図6−1中に矢印A21で示すように切れ刃332を例えば時計回りに回転させながら、チャックテーブル52を図6−1中に矢印A22で示すようにバイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2に進入させていく。そして、このように各部が動作することで、図5−2中に欄外に拡大して示すように、被加工物1の各電極3に対して一側面4側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の他側面5側へ切れ刃332を切り抜けさせて電極3をバイト加工する。この結果、被加工物1の各電極3は、それぞれ切れ刃332の頭出し高さ位置に対応する高さで頭出しされる。なお、このバイト加工により、各電極3の先端部にバリ6が発生する。
つぎに、加工装置10は、バリ取り工程を行う。このバリ取り工程では、まず、制御手段110によってサーボモータ323が駆動を停止し、切れ刃332の回転を停止させる。ついで、制御手段110によってチャックテーブル移動機構211が駆動し、チャックテーブル52が被加工物加工域E2から被加工物搬入出域E1へと水平移動する。
その後、制御手段110によって加工ユニット送り機構40のパルスモータ44が駆動し、バイト加工ユニット30が昇降移動する。そして、このバイト加工ユニット30の昇降移動によって、バイト工具33(詳細にはバイト工具33に配設される切れ刃332)が予め頭出し高さ位置と併せて設定されるバリ取り高さ位置に移動する。
ついで、制御手段110によってサーボモータ323が駆動し、回転スピンドル322が回転駆動してバイト工具33の切れ刃332を水平面内で回転させる。このとき、サーボモータ323は制御手段110によって頭出し工程時と逆方向に回転し、切れ刃332を頭出し工程時と逆方向に回転させる。その後、制御手段110によってチャックテーブル移動機構211が駆動し、チャックテーブル52が被加工物搬入出域E1から被加工物加工域E2へと水平移動する。詳細には、制御手段110が上記のようにサーボモータ323およびチャックテーブル移動機構211を駆動することで、図6−2中に矢印A23で示すように切れ刃332を例えば反時計回りに回転させながら、図6−2中に矢印A22で示すように頭出し工程時と同様にチャックテーブル52をバイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2に進入させていく。そして、このように各部が動作することで、図5−3中に欄外に拡大して示すように、被加工物1の各電極3に対して他側面5側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の一側面4側へ切り抜けさせて電極3をバイト加工する。このバリ取り工程によれば、被加工物1の各電極3の先端部を頭出し工程時に発生したバリ6の突出方向から切削することができ、この結果、被加工物1の各電極3は、それぞれ切れ刃332のバリ取り高さ位置に対応する高さでバリ取りされる。したがって、頭出し工程時に各電極の先端部に発生したバリ6が除去されて各電極3が均一な高さに加工される。
ここで、頭出し高さ位置およびバリ取り高さ位置は、頭出し工程での電極の切削量とバリ取り工程での電極の切削量との割合が例えば8:2程度となるように予め設定される。実際には、9.5〜7:0.5〜3程度の幅をもって頭出し高さ位置およびバリ取り高さ位置が設定され、各電極3を合計で数μm〜数十μm程度切削する。
以上説明したように、実施の形態1によれば、被加工物1の表面(被加工面)にこの表面よりも突出して形成された複数の電極3に対し、まず、その一側面側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の他側面側へ切り抜けさせて頭出し加工を行うことができる。そしてその後、各電極3に対してその他側面側から切れ刃を切り込ませ、一側面側へ切り抜けさせてバリ取りを行うことにより、頭出し工程時に発生したバリの突出方向から被加工物1の各電極3の先端部を切削することができる。したがって、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極を切削して各電極の高さを均一に揃える際に、バリの発生を抑制することができるという効果を奏する。また、実施の形態1では、頭出し工程とバリ取り工程とで被加工物1に対する切れ刃332の回転方向を逆転させるため、頭出し工程時の被加工物1に対する切れ刃332の軌跡に沿ってバリ取り工程を行える。すなわち、頭出し工程時と真逆の方向から切れ刃332を切り込ませてバリ取りを行うことができるので、加工品質を高めることが可能となる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について説明する。実施の形態2の電極加工方法を実現するための加工装置は、実施の形態1で説明した加工装置10と同様の構成で実現できる。実施の形態2の加工装置は、実施の形態2の電極加工方法を実現するため、被加工物保持工程と、頭出し工程と、バリ取り工程とを行う。なお、以下では、加工装置を構成する各部に実施の形態1と同様の符号を付する。
図7−1は、実施の形態2の頭出し工程における切れ刃332およびチャックテーブル52の動作について説明する説明図であり、図7−2は、実施の形態2のバリ取り工程における切れ刃332およびチャックテーブル52の動作について説明する説明図である。なお、切れ刃332は、実施の形態1と同様にバイト加工ユニット30が動作することで回転され、図7−1および図7−2において、この切れ刃332の移動軌跡を一点鎖線で示している。
実施の形態2において、加工装置は、実施の形態1と同様に保持工程を行い、その後実施の形態1と同様に頭出し工程を行う。具体的には、切れ刃332を頭出し高さ位置に移動させた後、この切れ刃332を水平面内で例えば図7−1中に矢印A31で示すように時計回りに回転させながら、チャックテーブル52を図7−1中に矢印A32で示すようにバイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2に進入させていく。そして、このように各部が動作することで、被加工物の各電極に対して一方の側面側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の他側面側へ切れ刃332を切り抜けさせて電極をバイト加工する。この結果、被加工物の各電極は、それぞれ切れ刃332の頭出し高さ位置に対応する高さで頭出しされる。
つぎに、加工装置は、バリ取り工程を行う。このバリ取り工程では、実施の形態1と同様に、まず、制御手段110によってサーボモータ323の駆動を停止し、切れ刃332の回転を停止させる。ついで、制御手段110によってチャックテーブル移動機構211が駆動し、チャックテーブル52が被加工物加工域E2から被加工物搬入出域E1へと水平移動する。そして、実施の形態2の加工装置では、この後チャックテーブル機構50の不図示のテーブル回転機構が駆動し、チャックテーブル52が180度回転する。なお、図7−1および図7−2では、このチャックテーブル52に対し、その方向を示す目印M1を付しているが、実際にこの目印M1をチャックテーブル52に付す必要はない。
その後の工程は、実施の形態1と同様に行う。具体的には、切れ刃332をバリ取り高さ位置に移動させた後、この切れ刃332を頭出し工程時と同様にして水平面内で例えば図7−2中に矢印A31で示すように時計回りに回転させながら、チャックテーブル52を図7−2中に矢印A32で示すようにバイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2に進入させていく。そして、このように各部が動作することで、被加工物の各電極に対して側面側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の一側面側へ切れ刃332を切り抜けさせて電極をバイト加工する。この結果、被加工物の各電極は、それぞれ切れ刃332のバリ取り高さ位置に対応する高さでバリ取りされ、均一な高さに揃えられる。
以上説明したように、実施の形態2によれば、頭出し工程の後、頭出し工程時と被加工物1が180度回転した状態でバリ取り工程を行うことができる。これによれば、頭出し工程時に電極に切り込ませる切れ刃332の方向と逆の方向から電極に切れ刃332を切り込ませてバリ取りを行うことができる。したがって、頭出し工程時に発生したバリの突出方向から被加工物1の各電極の先端部を切削することができるので、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極を切削して各電極の高さを均一に揃える際に、バリの発生を抑制することができるという効果を奏する。
(実施の形態3)
つぎに、実施の形態3について説明する。図8は、実施の形態3の頭出し工程およびバリ取り加工における切れ刃332、チャックテーブル52およびチャックテーブル移動機構211bの動作について説明する説明図である。なお、切れ刃332は、実施の形態1と同様にバイト加工ユニット30が動作することで回転され、図8において、この切れ刃332の移動軌跡を一点鎖線で示している。
実施の形態3の電極加工方法を実現するための加工装置は、チャックテーブル移動機構211bの構成が実施の形態1と異なる。具体的には、実施の形態3の加工装置が備えるチャックテーブル移動機構211bは、図8中に矢印A41で示すように、チャックテーブル52を被加工物搬入出域E1からバイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2に進入させ、その後この被加工物加工域E2を通過して被加工物加工域E2から完全に進出する位置まで移動させる。
このように構成される実施の形態3の加工装置は、実施の形態3の電極加工方法を実現するため、被加工物保持工程と、頭出し工程と、バリ取り工程とを実現するための処理を行う。ここで、保持工程は、実施の形態1と同様に行うことができる。なお、以下では、加工装置を構成する各部に実施の形態1と同様の符号を付する。
実施の形態3の頭出し工程では、実施の形態1と同様に、切れ刃332を頭出し高さ位置に移動させた後、この切れ刃332を水平面内で例えば時計回りに回転させながら、チャックテーブル52を図8中に矢印A41で示すようにバイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2に進入させていく。
そして、このように各部が動作することで、被加工物加工域E2のうちのチャックテーブル52が進入する側の領域、すなわち、図8中のバイト加工ユニット30下方の左側の領域での矢印A42に示す切れ刃332の回転によって、被加工物の各電極に対して一方の側面側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の他側面側へ切れ刃332を切り抜けさせて電極をバイト加工する。この結果、被加工物の各電極は、それぞれ切れ刃332の頭出し高さ位置に対応する高さで頭出しされる。
そしてその後、バリ取り工程に移る。具体的には先ず、制御手段110によってサーボモータ323が駆動を停止し、切れ刃332の回転を停止させる。つづいて、制御手段110によって加工ユニット送り機構40のパルスモータ44が駆動し、バイト加工ユニット30が昇降移動する。そして、このバイト加工ユニット30の昇降移動によってバリ取り高さ位置に切れ刃332を移動させる。
その後、このままチャックテーブル52を移動させ、バイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2を通過させる。そして、被加工物加工域E2のうちのチャックテーブル52が進出する側の領域、すなわち、図8中のバイト加工ユニット30下方の右側の領域での矢印A43に示す切れ刃332の回転によって、被加工物の各電極に対して他側面側から切れ刃332を切り込ませ、反対側の一側面側へ切れ刃332を切り抜けさせて電極をバイト加工する。この結果、被加工物の各電極は、それぞれ切れ刃332のバリ取り高さ位置に対応する高さでバリ取りされ、均一な高さに揃えられる。
以上説明したように、実施の形態3によれば、バイト加工ユニット30下方の被加工物加工域E2を通過するようにチャックテーブル52を移動させることによって、被加工物加工域E2におけるチャックテーブル52の進入側の領域での切れ刃332の回転を利用して、被加工物の各電極を頭出しすることができる。そしてその後、被加工物加工域E2におけるチャックテーブル52の進出側の領域での切れ刃332の回転を利用し、頭出し工程時に電極に切り込ませる切れ刃332の方向と逆の方向から電極に切れ刃332を切り込ませてバリ取りを行うことができる。したがって、頭出し工程時に発生したバリの突出方向から被加工物1の各電極の先端部を切削することができるので、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極を切削して各電極の高さを均一に揃える際に、バリの発生を抑制することができるという効果を奏する。さらに、実施の形態3では、実施の形態1のように、頭出し工程の後でチャックテーブル52を被加工物加工域E2から被加工物搬入出域E1へと再度移動させ、その後切れ刃332を逆方向に回転させたり、実施の形態2のように、頭出し工程の後でチャックテーブル52を被加工物加工域E2から被加工物搬入出域E1へと再度移動させ、その後チャックテーブル52を180度回転させて被加工物の向きを変更するといった動作が不要となり、加工装置の動作を簡略化できるという効果がある。
以上のように、本発明の電極加工方法は、被加工物の表面にこの表面よりも突出して形成された複数の電極を切削して各電極の高さを均一に揃える際に、バリの発生を抑制するのに適している。
1 被加工物
2 半導体チップ
3 電極
10 加工装置
20 装置ハウジング
211 チャックテーブル移動機構
30 バイト加工ユニット
32 スピンドルユニット
322 回転スピンドル
323 サーボモータ
33 バイト工具
332 切れ刃
40 加工ユニット送り機構
44 パルスモータ
50 チャックテーブル機構
52 チャックテーブル
53 吸引機構
61,62 カセット
70 位置決め手段
81 搬入手段
82 搬出手段
90 洗浄手段
100 搬出入手段
110 制御手段
E1 被加工物搬入出域
E2 被加工物加工域

Claims (2)

  1. 表面を露出させた状態で被加工物を保持する保持手段と、
    前記保持手段を被加工物搬入出域と被加工物加工域との間で水平移動させる水平方向移動手段と、
    前記被加工物加工域上方に配設され、切れ刃が配設されたバイト工具と、該バイト工具を鉛直方向を回転軸として回転可能に支持するスピンドルとを備えたバイト加工手段と、
    前記バイト加工手段を鉛直方向に移動させる鉛直方向移動手段と、
    を備えた加工装置を用い、前記被加工物の表面に該表面よりも突出して形成された複数の電極の高さを揃える電極加工方法であって、
    前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具を頭出し高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へと水平移動させることにより、前記電極の一側面側から前記切れ刃を切り込ませ、反対側の他側面側へ切り抜けさせて前記電極の頭出し加工を行う頭出し工程と、
    前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具をバリ取り高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることにより、前記電極の前記他側面側から前記切れ刃を切り込ませ、前記一側面側へ切り抜けさせて前記頭出し工程で発生した前記電極のバリ取りを行うバリ取り工程と、
    を含み、
    前記バリ取り工程は、前記スピンドルを前記頭出し工程での回転方向と逆方向に回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることを特徴とする電極加工方法。
  2. 表面を露出させた状態で被加工物を保持する保持手段と、
    前記保持手段を被加工物搬入出域と被加工物加工域との間で水平移動させる水平方向移動手段と、
    前記被加工物加工域上方に配設され、切れ刃が配設されたバイト工具と、該バイト工具を鉛直方向を回転軸として回転可能に支持するスピンドルとを備えたバイト加工手段と、
    前記バイト加工手段を鉛直方向に移動させる鉛直方向移動手段と、
    を備えた加工装置を用い、前記被加工物の表面に該表面よりも突出して形成された複数の電極の高さを揃える電極加工方法であって、
    前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具を頭出し高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へと水平移動させることにより、前記電極の一側面側から前記切れ刃を切り込ませ、反対側の他側面側へ切り抜けさせて前記電極の頭出し加工を行う頭出し工程と、
    前記鉛直方向移動手段によって前記バイト工具をバリ取り高さ位置に移動させるとともに、前記スピンドルによって前記バイト工具を回転させた状態で前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることにより、前記電極の前記他側面側から前記切れ刃を切り込ませ、前記一側面側へ切り抜けさせて前記頭出し工程で発生した前記電極のバリ取りを行うバリ取り工程と、
    を含み、
    前記バリ取り工程は、前記保持手段上で前記頭出し工程後の前記被加工物を180度回転させた後、前記保持手段を前記被加工物搬入出域から前記被加工物加工域へ水平移動させることを特徴とする電極加工方法。
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