JP5267739B2 - コネクティングロッドの破断方法 - Google Patents
コネクティングロッドの破断方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5267739B2 JP5267739B2 JP2012524040A JP2012524040A JP5267739B2 JP 5267739 B2 JP5267739 B2 JP 5267739B2 JP 2012524040 A JP2012524040 A JP 2012524040A JP 2012524040 A JP2012524040 A JP 2012524040A JP 5267739 B2 JP5267739 B2 JP 5267739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- notch
- breaking
- large end
- split mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 20
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 14
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C9/00—Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
- F16C9/04—Connecting-rod bearings; Attachments thereof
- F16C9/045—Connecting-rod bearings; Attachments thereof the bearing cap of the connecting rod being split by fracturing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/008—Identification means, e.g. markings, RFID-tags; Data transfer means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T225/00—Severing by tearing or breaking
- Y10T225/10—Methods
- Y10T225/12—With preliminary weakening
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T225/00—Severing by tearing or breaking
- Y10T225/30—Breaking or tearing apparatus
- Y10T225/307—Combined with preliminary weakener or with nonbreaking cutter
- Y10T225/321—Preliminary weakener
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
本発明は、クランクシャフトが挿入される大端穴が形成された大端部を有して一体成形されたコネクティングロッドを、その大端部においてロッド部とキャップ部とに破断する方法に関するものである。
エンジンのクランクシャフトとピストンとを連結するコネクティングロッドは、その一端がピストンピンを軸支する小端穴の形成された小端部とされ、その他端がクランクシャフトのジャーナル部を軸支する大端穴の形成された大端部とされている。こうしたコネクティングロッドは一般に、鍛造により一体成形した上で、コネクティングロッドをその大端部にてロッド部とキャップ部とに破断して製造されている。
従来、こうしたコネクティングロッドの破断は、特許文献1〜3に見られるように、大端穴の内周に破断促進用の楔形状の溝(ノッチ)を形成して行われる。そして図11に示すように、2分割形成された割り型50,51をコネクティングロッド52の大端穴53に入れ、それら割り型50,51の間に楔54を打ち込んで両割り型50,51を離間させることで、大端穴53の内周に形成されたノッチ55を起点に破断を生じさせるようにしている。
なお、破断箇所となる大端部56の両側には、破断により分割されたコネクティングロッド52のロッド部とキャップ部とを締結するためのボルト穴57が形成されている。そのため、図12に示すようにノッチ55を起点とする破断転移は、ボルト穴57の周囲を時計回りに回り込む方向と、その周囲を反時計回りに回り込む方向との2つの方向で個別に伝播するようになる。こうした場合、両方向の破断伝播の合流箇所Fにおいて、各方向の破断転移の位置がずれることがあり、このときの破断線Gの形成態様を図13に示すように破断面段差Hが形成されてしまうことがある。そしてこうした破断面段差Hがコネクティングロッド52の歩留りを悪化させる要因となっていた。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、破断面段差を生じることなく破断を行うことのできるコネクティングロッドの破断方法を提供することにある。
一体成形されたコネクティングロッドを、大端穴の形成された大端部においてロッド部とキャップ部とに破断する方法としての本発明は、上記課題を解決するため、大端部の両側に形成されて、ロッド部とキャップ部とを締結するボルトが挿入されるボルト穴の内周に、その内周を周回するノッチを形成し、そのノッチを起点として放射状に破断転移を伝播させてコネクティングロッドの破断を行うようにしている。
上記方法では、ボルト穴の内周に形成されたノッチを起点として、その内周から放射状に破断転移が進展する。そのため、破断伝播の合流箇所が存在しないようになる。したがって、上記破断方法によれば、破断面段差を生じることなく、コネクティングロッドの破断を行うことができる。
こうしたコネクティングロッドの破断は、例えばノッチを形成する工程、割り型をボルト穴に挿入する工程、その割り型に荷重を掛けてノッチを径方向に押圧することで、コネクティングロッドをロッド部とキャップ部とに破断する工程を通じて行うことができる。なお、この場合には、環形状に形成されるとともに、ノッチに挿入される楔状の凸部が外周に形成された割り型を用いることができる。またそうした割り型を2つに分割するとともに、同割り型を構成する2つのパーツの間に楔を打ち込んで両パーツの間隔を広げることで、コネクティングロッドを破断するようにすれば、コネクティングロッドを容易かつ的確に行うことが可能となる。
なお、コネクティングロッドの破断は、大端部の両側で個別に行われるため、両者の破断に時間差が生じることがある。そしてその時間差によっては、座屈が発生することがある。そこで、キャップガイドによって、前記大端部の両側を保持した状態でコネクティングロッドの破断を行えば、そうした座屈を回避することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明のコネクティングロッドの破断方法を具体化した第1の実施の形態を、図1〜図8を参照して詳細に説明する。なお、図1に示すように、破断の対象となるコネクティングロッド1は、ピストンピンを軸支する小端穴2の形成された小端部3がその一端に形成され、クランクシャフトのジャーナル部を軸支する大端穴4の形成された大端部5がその他端に形成されたものとして、鍛造により一体成形されている。また大端部5の両側には、破断により分割されたコネクティングロッド1のキャップ部とロッド部とを締結するためのボルトが挿入されるボルト穴6がそれぞれ形成されている。
以下、本発明のコネクティングロッドの破断方法を具体化した第1の実施の形態を、図1〜図8を参照して詳細に説明する。なお、図1に示すように、破断の対象となるコネクティングロッド1は、ピストンピンを軸支する小端穴2の形成された小端部3がその一端に形成され、クランクシャフトのジャーナル部を軸支する大端穴4の形成された大端部5がその他端に形成されたものとして、鍛造により一体成形されている。また大端部5の両側には、破断により分割されたコネクティングロッド1のキャップ部とロッド部とを締結するためのボルトが挿入されるボルト穴6がそれぞれ形成されている。
コネクティングロッド1は、こうした鍛造による一体成形物を大端部5においてキャップ部とロッド部とに破断することで製造されている。本実施の形態では、次の工程1〜3を通じて、コネクティングロッド1の破断を行っている。
・工程1:大端部5の両側のボルト穴6の内周に、その内周を周回するノッチを形成する工程。
・工程2:割り型をボルト穴6に挿入する工程。
・工程3:割り型に荷重を掛けてノッチを径方向に押圧することで、コネクティングロッド1をロッド部とキャップ部とに破断する工程。
・工程1:大端部5の両側のボルト穴6の内周に、その内周を周回するノッチを形成する工程。
・工程2:割り型をボルト穴6に挿入する工程。
・工程3:割り型に荷重を掛けてノッチを径方向に押圧することで、コネクティングロッド1をロッド部とキャップ部とに破断する工程。
工程1におけるノッチの形成は、例えば図2(a)に示す態様で行うことができる。すなわち、シングルポイントタップ7をボルト穴6に挿入し、その刃先がボルト穴6の内周を周回するようにシングルポイントタップ7を回転させることで、ボルト穴6の内周を周回するノッチ16を形成することができる。なお、図2(b)は、図2(a)の部分Bの拡大図を、図2(c)は、図2(b)の部分Cの拡大図をそれぞれ示している。
またノッチ16の形成は、レーザー加工によっても行うことができる。この場合のノッチ16の形成は、図3に示す態様で行われる。すなわち、回転軸8の先端に取り付けられたミラー9をボルト穴6に挿入し、レーザーヘッド10からボルト穴6内にレーザー光の光路を曲げてボルト穴6の内周にレーザー光が照射されるようにする。そして、回転軸8とともにミラー9を回転させ、ボルト穴6の内周を周回するようにレーザー光を当てることで、ボルト穴6の内周を周回するノッチ16を形成することができる。
次の工程2においては、図4に示すような割り型11がボルト穴6に挿入される。同図4(a),(b)に示すように割り型11は、環形状に形成されるとともに、ノッチ16に挿入される楔状の凸部12が外周に形成されるように形成されている。この割り型11は、2つのパーツ11a,11bに分割形成されている。
こうした割り型11は、図5(a),(b)に示す態様でボルト穴6内に設置される。すなわち、割り型11は、ボルト穴6の図中下方の開口から挿入した支持柱13に載せた状態でボルト穴6内に挿入される。なお、次の工程3にあたっては、コネクティングロッド1にその長手方向の引っ張り力がプリテンションとして印加される。
続く工程3においては、図6に示すように、キャップガイド15により大端部5の両側を支持した状態で、支持柱13とは逆側の開口から、楔状の先端を有する略円柱形状の楔14を挿入する。そして、楔可動押圧部17により楔14の基端を図中下方に押すことで、その楔14の先端を割り型11の2つのパーツ11a,11bの間に打ち込み、割り型11の両パーツ11a,11bの間隔を広げることでコネクティングロッド1をその大端部5において破断させる。
なお、楔14を確実に真っ直ぐに打ち込みたい場合には、楔14の外周にガイドを設置し、そのガイドによって楔14の外周を保持した状態でその打ち込みを行うようにすると良い。
図7に示すように、このときの破断転移は、ボルト穴6内周のノッチ16を起点とし、ボルト穴6の内周から放射状に伝播する。そのため、このときの破断に際しては、破断伝播の合流箇所が存在しないようになる。
以上説明した本実施の形態によれば、次の効果を奏することができる。
(1)本実施の形態では、大端部5の両側に形成されて、ロッド部とキャップ部とを締結するボルトが挿入されるボルト穴6の内周に、その内周を周回するノッチ16を形成し、そのノッチ16を起点として放射状に破断転移を伝播させてコネクティングロッド1の破断を行うようにしている。こうした本実施の形態の破断方法では、ボルト穴6の内周に形成されたノッチ16を起点として、その内周から放射状に破断転移が進展するため、破断伝播の合流箇所が存在しないようになる。したがって、本実施の形態の破断方法によれば、破断面段差を生じることなく、コネクティングロッド1の破断を行うことができる。
(1)本実施の形態では、大端部5の両側に形成されて、ロッド部とキャップ部とを締結するボルトが挿入されるボルト穴6の内周に、その内周を周回するノッチ16を形成し、そのノッチ16を起点として放射状に破断転移を伝播させてコネクティングロッド1の破断を行うようにしている。こうした本実施の形態の破断方法では、ボルト穴6の内周に形成されたノッチ16を起点として、その内周から放射状に破断転移が進展するため、破断伝播の合流箇所が存在しないようになる。したがって、本実施の形態の破断方法によれば、破断面段差を生じることなく、コネクティングロッド1の破断を行うことができる。
(2)本実施の形態では、ノッチ16を形成する工程、割り型11をボルト穴6に挿入する工程、その割り型11に荷重を掛けてノッチ16を径方向に押圧することで、コネクティングロッド1をロッド部とキャップ部とに破断する工程を通じてコネクティングロッド1の破断を行うようにしている。またコネクティングロッド1の破断に際しては、環形状に形成されるとともに、ノッチ16に挿入される楔状の凸部12が外周に形成されるとともに、2つのパーツ11a,11bに分割された割り型11を用いている。そして割り型11を構成する2つのパーツ11a,11bの間に楔14を打ち込んで両パーツ11a,11bの間隔を広げることで、コネクティングロッド1を破断するようにしている。そのため、ボルト穴6の内周に形成されたノッチ16を起点として、その内周から放射状に破断転移を進展させることをより確実に行うことができる。
(3)なお、コネクティングロッド1の破断は、大端部5の両側においてそれぞれ個別に行われる。ここで、両側の破断に時間差が生じると、図8に示すように、先に破断した箇所が開いてしまい、座屈が発生することがある。その点、本実施の形態では、キャップガイド15により大端部5の両側を保持した状態でコネクティングロッドの破断を行っているため、そうした座屈の回避が可能である。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明のコネクティングロッドの破断方法を具体化した第2の実施の形態を、図9を併せ参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態にあって、上記実施の形態と共通する構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
続いて、本発明のコネクティングロッドの破断方法を具体化した第2の実施の形態を、図9を併せ参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態にあって、上記実施の形態と共通する構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、ボルト穴6の内周に、その内周を周回するノッチ16を形成するようにしている。そして本実施の形態では、図9に示す態様でコネクティングロッド1の破断を行うようにしている。
すなわち、本実施の形態では、コネクティングロッド1の破断に際して、大端穴4に、2つの半円形状のパーツ20a,20bによって構成された割り型20を入れるようにしている。そして、ガイド21によりコネクティングロッド1の大端部5を押さえるとともに、長手方向の引っ張り力をプリテンションとして与えた状態で、割り型20の2つのパーツ20a,20bの間に楔22を打ち込み、それら2つのパーツ20a,20bの間隔を広げることで、コネクティングロッド1の破断を行うようにしている。
こうした場合にも、破断転移は、ボルト穴6の内周のノッチ16を起点とし、その内周から外側に向って放射状に伝播する。そのため、こうした本実施の形態においても、破断伝播の合流箇所は存在せず、故に破断面段差は生じないようになる。
以上説明した各実施の形態は、次のように変更して実施することもできる。
・第1の実施の形態では、キャップガイド15によって大端部5の両側を保持した状態でコネクティングロッド1の破断を行うようにしていたが、大端部5の両側で時間差を生じることなく同時に破断を行えるのであれば、キャップガイド15は省略しても良い。
・第1の実施の形態では、キャップガイド15によって大端部5の両側を保持した状態でコネクティングロッド1の破断を行うようにしていたが、大端部5の両側で時間差を生じることなく同時に破断を行えるのであれば、キャップガイド15は省略しても良い。
・第1の実施の形態では、環形状に形成されるとともに、ノッチ16に挿入される楔状の凸部12が外周に形成された、2分割構成の割り型11を用いてコネクティングロッド1の破断を行うようにしていたが、ノッチ16を起点として放射状に破断転移を伝播させることが可能であれば、割り型11の形状や構成は適宜に変更しても良い。例えば図10に示すような割り型30及び楔31を用いても、破断面段差を生じることなく、コネクティングロッド1の破断を行うことが可能である。
・上記実施の形態では、楔の打ち込みによりコネクティングロッド1を破断していたが、コネクティングロッド1の長手方向に、引っ張り方向の衝撃荷重を与えることなど、それ以外の方法でコネクティングロッド1の破断を行うようにしても良い。その場合であれ、ボルト穴6の内周にその内周を周回するようにノッチ16を形成して、そのノッチ16を起点として放射状に破断転移を伝播させることでコネクティングロッド1の破断が行われるのであれば、破断伝播の合流箇所を無くして破断面段差が生じないようにすることができる。
1…コネクティングロッド、2…小端穴、3…小端部、4…大端穴、5…大端部、6…ボルト穴、7…シングルポイントタップ、8…回転軸、9…ミラー、10…レーザーヘッド、11…割り型(11a,11b…割り型を構成する2つのパーツ)、12…凸部、13…支持柱、14…楔、15…キャップガイド、16…ノッチ、17…楔可動押圧部、20…割り型(20a,20b…割り型を構成する2つのパーツ)、21…ガイド、22…楔、30…割り型、31…楔、50…割り型、51…割り型、52…コネクティングロッド、53…大端穴、54…楔、55…ノッチ、56…大端部、57…ボルト穴。
Claims (5)
- 一体成形されたコネクティングロッドを、大端穴の形成された大端部においてロッド部とキャップ部とに破断する方法であって、
前記大端部の両側に形成されて、前記ロッド部と前記キャップ部とを締結するボルトが挿入されるボルト穴の内周に、その内周を周回するノッチを形成し、そのノッチを起点として放射状に破断転移を伝播させて前記破断を行う
ことを特徴とするコネクティングロッドの破断方法。 - 前記ノッチを形成する工程と、
割り型を前記ボルト穴に挿入する工程と、
前記割り型に荷重を掛けて前記ノッチを径方向に押圧することで、前記コネクティングロッドを前記ロッド部と前記キャップ部とに破断する工程と、
を備える請求項1に記載のコネクティングロッドの破断方法。 - 前記割り型は、環形状に形成されるとともに、前記ノッチに挿入される楔状の凸部が外周に形成されてなる
請求項2に記載のコネクティングロッドの破断方法。 - 前記割り型は、2つに分割されてなり、同割り型を構成する2つのパーツの間に楔を打ち込んで両パーツの間隔を広げることで、前記コネクティングロッドを破断するように構成されてなる
請求項3に記載のコネクティングロッドの破断方法。 - 前記コネクティングロッドの破断は、キャップガイドによって、前記大端部の両側を保持した状態で行われる
請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクティングロッドの破断方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2011/051247 WO2012101748A1 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | コネクティングロッドの破断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5267739B2 true JP5267739B2 (ja) | 2013-08-21 |
JPWO2012101748A1 JPWO2012101748A1 (ja) | 2014-06-30 |
Family
ID=46580358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012524040A Expired - Fee Related JP5267739B2 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | コネクティングロッドの破断方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8875966B2 (ja) |
EP (1) | EP2669536B1 (ja) |
JP (1) | JP5267739B2 (ja) |
CN (1) | CN102725100B (ja) |
WO (1) | WO2012101748A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6091021B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2017-03-08 | 本田技研工業株式会社 | 破断分割装置 |
US11117191B2 (en) * | 2018-10-30 | 2021-09-14 | GM Global Technology Operations LLC | Methods for manufacturing connecting rod assemblies and crankshaft assemblies |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01272705A (ja) * | 1988-02-27 | 1989-10-31 | Sintermetallwerk Krebsoege Gmbh | 粉末鍛造構造部品の作製方法 |
JP2004245237A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Honda Motor Co Ltd | コネクティングロッドの破断分割加工方法 |
JP2006322599A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Yamaha Motor Co Ltd | コンロッドおよびそれを備えた内燃機関ならびに自動車両 |
JP2010071438A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Mazda Motor Corp | 金属製部品及びその製造方法 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2703263A (en) * | 1952-11-14 | 1955-03-01 | Mercury Engineering Corp | Connecting rod |
US3818577A (en) * | 1971-01-15 | 1974-06-25 | Caterpillar Tractor Co | Connecting rod manufacturing |
US3994054A (en) * | 1975-01-06 | 1976-11-30 | Brunswick Corporation | Multiple part tubular member and method and apparatus for manufacture thereof |
US4684267A (en) * | 1984-07-02 | 1987-08-04 | General Motors Corporation | Split bearing assemblies |
DE19758583C2 (de) * | 1997-08-01 | 2002-05-08 | Kessler Kg Maschf | Vorrichtung zum Bruchtrennen eines ringförmigen Bauteils |
DE19918067A1 (de) * | 1999-04-21 | 2000-10-26 | Kessler Kg Maschf | Vorrichtung zum Bruchtrennen eines Werkstücks |
CA2287140C (en) * | 1999-10-13 | 2001-02-13 | Sudip Bhattacharjee | Process to fracture connecting rods and the like with resonance-fatigue |
DE10021172A1 (de) * | 2000-04-29 | 2001-06-21 | Daimler Chrysler Ag | Geteiltes Pleuel, insbesondere für eine Verbrennungsmaschine |
JP3642268B2 (ja) * | 2000-08-24 | 2005-04-27 | 株式会社安永 | コンロッドの破断装置 |
JP2005106271A (ja) | 2002-12-26 | 2005-04-21 | Yamaha Motor Co Ltd | 分割型コンロッド |
JP4436627B2 (ja) | 2003-06-23 | 2010-03-24 | 株式会社安永 | コンロッドの破断装置及び破断されたコンロッドの製造方法 |
JP2005034952A (ja) * | 2003-07-15 | 2005-02-10 | Honda Motor Co Ltd | コネクティングロッド用クラッキング溝の加工装置 |
EP1577038A1 (de) | 2004-03-19 | 2005-09-21 | Alfing Kessler Sondermaschinen GmbH | Verfahren und Fertigungseinrichtung zur Herstellung einer geteilten Lageranordnung |
DE102004028316A1 (de) * | 2004-06-11 | 2006-02-02 | Alfing Kessler Sondermaschinen Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Bruchtrennen von Werkstücken |
JP2006150472A (ja) | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Honda Motor Co Ltd | コネクティングロッド用クラッキング溝の加工装置 |
EP1724476B1 (en) | 2005-05-20 | 2011-11-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Split-type connecting rod |
CN101352795B (zh) * | 2007-07-27 | 2010-10-06 | 云南西仪工业股份有限公司 | 一种汽车发动机用连杆的胀断加工方法 |
-
2011
- 2011-01-24 EP EP11842458.9A patent/EP2669536B1/en active Active
- 2011-01-24 CN CN201180005197.2A patent/CN102725100B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-01-24 US US13/513,866 patent/US8875966B2/en active Active
- 2011-01-24 JP JP2012524040A patent/JP5267739B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-01-24 WO PCT/JP2011/051247 patent/WO2012101748A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01272705A (ja) * | 1988-02-27 | 1989-10-31 | Sintermetallwerk Krebsoege Gmbh | 粉末鍛造構造部品の作製方法 |
JP2004245237A (ja) * | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Honda Motor Co Ltd | コネクティングロッドの破断分割加工方法 |
JP2006322599A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Yamaha Motor Co Ltd | コンロッドおよびそれを備えた内燃機関ならびに自動車両 |
JP2010071438A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Mazda Motor Corp | 金属製部品及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2669536B1 (en) | 2019-05-22 |
EP2669536A1 (en) | 2013-12-04 |
US8875966B2 (en) | 2014-11-04 |
US20120267413A1 (en) | 2012-10-25 |
WO2012101748A1 (ja) | 2012-08-02 |
CN102725100A (zh) | 2012-10-10 |
JPWO2012101748A1 (ja) | 2014-06-30 |
CN102725100B (zh) | 2015-08-12 |
EP2669536A4 (en) | 2018-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5267739B2 (ja) | コネクティングロッドの破断方法 | |
JP2007075861A (ja) | チェーン及びチェーンプレートの穴加工方法 | |
JPWO2013018223A1 (ja) | 溶接構造および溶接構造の製造方法 | |
JP6412383B2 (ja) | 車両用差動装置の溶接構造 | |
JP2016173362A (ja) | 時計用リベット | |
JP6567292B2 (ja) | 孔を有する金属板の製造方法、周設孔付外歯歯車の製造方法及び金属板の製造方法 | |
WO2010150753A1 (ja) | 金属製部品の破断開始部形成方法 | |
JP5309935B2 (ja) | 金属部品の組立て装置および方法 | |
JP5969615B2 (ja) | 結合構造およびスプライン結合体の製造方法 | |
JP2005308189A (ja) | コネクティングロッド及びその製造方法 | |
WO2015050013A1 (ja) | タービンブレード用予備成形体及びタービンブレードの製造方法 | |
JP2014104503A (ja) | 打ち抜き製品のシェービング加工方法、製造方法および製造装置 | |
JP5304315B2 (ja) | コネクティングロッド部品の製造装置及び製造方法 | |
JP5194854B2 (ja) | 金属製部品の破断方法及び金属製部品の破断装置 | |
WO2020203328A1 (ja) | 金属製部品の破断装置、コネクティングロッドの破断装置、金属製部品の破断方法、コネクティングロッドの破断方法、金属製部品の製造方法およびコネクティングロッドの製造方法 | |
US20120315149A1 (en) | Turbine wheel and method for the production thereof | |
JP2005096066A (ja) | コンロッド破断分割装置及びコンロッド破断分割方法 | |
JP6049848B2 (ja) | ガラス基板の分断方法 | |
JP2008200735A (ja) | シャフトの製造方法及びその製造装置 | |
JP2009184060A (ja) | 金属製部品の加工方法及び金属製部品の加工装置 | |
JP5967870B2 (ja) | 中空ラックバー製造装置及び中空ラックバー製造方法 | |
JP2016168602A (ja) | 導電体成形方法、及び導電体部材製造方法 | |
JP2015021610A (ja) | コンロッド製造方法及びその製造方法により製造されたコンロッド | |
JP2006315098A (ja) | 破断分割装置及び破断分割方法 | |
JP2012219921A (ja) | コネクティングロッドの破断方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5267739 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |