JP3642268B2 - コンロッドの破断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンロッドの破断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンのクランクシャフトとピストンヘッドとを連結するコネクチング・ロッド(以下、「コンロッド」という)は、大端部の開口部としての軸受(以下「大端軸受」という)が前記クランクシャフトのジャーナルを軸支し、小端部の軸受(以下「小端軸受」という)がピストン・ピンを軸支する。ピストン・ピンは、小端軸受を挿通して軸支され、両端がピストン・ヘッドの軸受に軸支される。一方、大端軸受は、所定の直径位置でロッド部とキャップ部とに二分割され、クランクシャフトのジャーナルを囲繞した後、ロッド部とキャップ部とをボルトにより固定して前記ジャーナルを軸支する構成とされている。
【0003】
コンロッドの大端部をロッド部とキャップ部とに2分割する工法として、FS工法がある。図8は、従来のFS工法によりコンロッドを破断する場合の説明図である。図8に示すように、一体型予備成型品であるコンロッド1の大端軸受2の所定の直径上両端位置に集中応力を生じやすい脆弱部例えば、ノッチ溝2a、2aを軸方向に沿って予め設け、この大端軸受2を前記ノッチ溝2aと対応する位置で二分割された半割り型のマンドレル4のマンドレル半部4a、4bに装着し、これらのマンドレル半部4a、4bの間に楔5を打ち込んで拡張力を付与し、ノッチ溝2a、2aを起点として大端部1aを破壊してロッド部1Aとキャップ部1Bとに二分割するものである。
【0004】
従来、FS工法によりコンロッドの大端部1aを破断してロッド部1Aとキャップ部1Bとに二分割するコンロッドの破断装置は、マンドレル半部4a、4bの何れか一方のマンドレル半部例えば、マンドレル半部4aが支持部材7に固定され、他方のマンドレル半部4bがマンドレル半部4aに対して離反する方向に摺動可能な支持部材8に固定されている。支持部材8にはコンロッド1の小端部1bをクランプするクランプ部材9及び大端部1aのロッド部1A側の左、右両肩部及び両側部を夫々クランプするクランプ部材10、10、及び11、11が設けられており、支持部材7にはキャップ部1Bの左右両肩部をクランプするクランプ部材12、12が設けられている。
【0005】
そして、大端部1aを破断するときに各クランプ部材9〜12によりコンロッド1を前後、左右でクランプして固定し、楔5によりマンドル半部4a、4bを拡張させて大端部1a即ち、大端軸受2をノッチ溝2a、2aに沿って破断する。大端部1aの破断に伴い支持部材8が矢印方向に移動し、大端軸受2が、ロッド部1Aとキャップ部1Bとに二分割される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のコンロッドの破断装置は、コンロッド1のロッド部1A側の左、右両肩部又はその近傍位置、左右の両側部、大端部1a及び小端部1bをクランプしているために破断する際にコバ欠けが発生し易く、破断面の面性状(面粗度)も悪い。また、片方のマンドレル半部4bのみが移動する(片方可動マンドレル)ために大端軸受2を拡張する際に荷重が均等に加わらず、歪み量が多く、割れ面形状も安定しない等の問題がある。
【0007】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、破断の際のコバ欠けを無くし、破断面の面性状の安定化を図るようにしたコンロッドの破断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明では、コンロッドの大端部の軸受に半割型マンドレルを嵌合し、2つのマンドレル半部の対向する端面に対向して設けられた溝に楔を圧入して前記軸受を拡開し、予め軸受内面に設けた脆弱部に沿って前記大端部を破断してキャップ部とロッド部とに分割するコンロッドの破断装置において、基盤に前記コンロッドの長手方向に沿って水平に移動可能に配設され、前記大端部のキャップ部側が水平に載置され、且つ前記2つのマンドレル半部の一方のマンドレル半部が垂設された第1の支持部材と、前記基盤に前記第1の支持部材と離反する方向に水平に移動可能に配設され、前記大端部のロッド部側及びコンロッドの小端部が水平に載置され、且つ前記2つのマンドレル半部の他方のマンドレル半部が垂設された第2の支持部材と、前記基盤を支持するフレームに設けられ、前記第1の支持部材に載置された前記キャップ部の両肩部を前記一方のマンドレル半部に押圧係止する押圧係止手段と、前記第2の支持部材に設けられ、前記小端部を係止する係止部材と、前記楔に荷重を加えるアクチュエータと、前記アクチュエータに初期荷重を加えて前記軸受内面に前記各マンドレル半部を当接させた後、破断荷重を加えて前記軸受を前記脆弱部に沿って瞬時に破断する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
制御手段により初期荷重が加えられるとアクチュエータが伸長して楔が下降し、対向するマンドレル半部の間に挿入される。マンドレル半部は、楔により互いに離反する方向に拡張され、各外周面が大端部開口部の内周面に確実に当接する。次いで、アクチュエータに破断荷重が加えられると、楔が対向するマンドレル半部を夫々第1、第2の支持部材と共に互いに離反する方向に瞬時に拡張して、開口部を瞬時に拡開破断し、これらのマンドレル半部を均等に離反させる。このように、破断荷重を瞬間的に加えると共にマンドレル半部を均等に離反させることにより、コバ欠けが防止されると共に破断面の面性状(面粗度)が安定し、分割面の形状の安定化を図ることが可能となる。また、開口部の歪み量を少なく抑えることが可能となる。
【0010】
開口部が破断される場合、左右の何れか一側が先に破断(先破断)し、何れか他方が僅かに遅れて破断(後破断)する。第1支持部材の押圧部材は、コンロッドが破断された時にキャップ部の両肩部を押圧して、マンドレル半部と協働してキャップ部をクランプする。第2支持部材は、係止部材によりコンロッドの小端部を係止する即ち、マンドレル半部から最も離れた位置でロッド部を係止することで、ロッド部側の左右方向の振れを良好に抑える。これにより、前記時間遅れに起因する後破断側の破断面の面性状を安定化する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明に係わるコンロッドの破断装置の要部断面図、図2は、図1の要部拡大断面図、図3は、図2に示すパレットの一部切欠平面図である。図1及び図2において、コンロッドの破断装置20は、フレーム21上にガイドレール22を介して水平に回転自在に配設されたターンテーブル23と、ターンテーブル23の外周部に水平に支持され、コンロッド1(図2)を水平に載置支持する複数のパレット24(1台のみ図示)と、フレーム21にフレーム50を介して取り付けられてパレット24に水平に支持されたコンロッド1を破断する破断機構部25等により構成されている。
【0012】
パレット24は、基盤30上に2つの支持部材31、32が僅かな間隙を存して対向配置されており、両側部がガイドレール33、33(図3)により逸脱不能に、且つ長手方向(コンロッド1の長手方向)に互いに離反する方向に摺動可能とされている。これらの支持部材31、32は、図2に示すように基盤30との間に緩衝機構34、35が介装されている。この緩衝機構34、35は、コイルバネから成り、支持部材31、32を初期位置に保持すると共にコンロッド1を破断する際の緩衝作用及び破断後に前記初期位置に復帰させる機能を有している。そして、支持部材31は、コンロッド1のキャップ部1Bを支持し、支持部材32は、ロッド部1Aを支持する。
【0013】
図3に示すように支持部材31、32の対向する各前端面側の上面には、半割型のマンドレル36が垂設されている。マンドレル36は、2つのマンドレル半部37、38から成り、対向する端面が支持部材31、32の端面と面一とされ、基部がコンロッド1の大端部1aの端面を水平に載置支持する(図2)。図2及び図3に示すように、マンドレル半部37、38の端面中央には、上下方向に溝37a、38aが対向して設けられている。溝37a、38aの対向する底面(端面)37b、38bは、上端から下端方向に浅くなるテーパ面とされている。これらの溝37a、38aは、後述する楔53が挿通する孔を構成する。
【0014】
図3に示すように、マンドレル半部37の半円柱状を成す外周面に軸方向に沿って2つの切欠面が形成され、両端部37c、37c及び中央部37dの3箇所において小さな当接面積でコンロッド1の大端軸受2の内面に当接可能とされている。マンドレル半部38についても同様である。そして、マンドレル半部37、38は、夫々外周面の3箇所で大端軸受2の内面に当接可能(3点支持)とされている。このような3点支持構造のマンドレル36は、コンロッド1の大端軸受2が未加工(黒皮)のまま破断(クラッキング)する加工工程において使用する場合、大端軸受2の内面にマンドレル半部37、38を良好に当てることができる。
【0015】
また、マンドレル36は、コンロッド1の大端軸受2をボーリング加工した後破断する加工工程において使用する場合、マンドレル半部37、38の外周面を夫々半円柱形状として全周当たり即ち、大端軸受2の内面に全周が当たるようにしてもよい。
図2及び図3に示すように支持部材31の上面中央にはマンドレル半部37と所定の間隔を存して押圧部材39が設けられており、コイルバネ39Aによりマンドレル半部37に向けて付勢されている。この押圧部材39は、キャップ部1Bの中央部をマンドレル半部37に押圧して破断時におけるキャップ部1Bのブレを防止する。
【0016】
支持部材32の後端側上面には、コンロッド1の小端部1bを水平に載置する台座40が設けられており、当該台座40の後方位置に小端部1bを係止する係止部材41が、支持部材42を介してコンロッド1の長手方向に摺動可能に設けられている。この係止部材41は、例えば、前端部にV形に開口する係止部としての切欠41aが設けられており、コンロッド1の小端部1bを係止するようになっている。係止部材41の後端部と支持部材42との間には押圧機構43が介在されている。押圧機構43は、コイルバネのばね力によりコンロッド1が破断したときにロッド部1A側の大端軸受2の内面をマンドレル半部38に圧接させて振れを抑える。
【0017】
尚、係止部は、V形に開口する切欠に限るものではなく、他の形状例えば、コ字状に開口する切欠としてもよい。或いは、小端軸受に嵌合して係止するピンを設けてもよい。
ターンテーブル23の外周部には上記構成のパレット24が所定の間隔で周方向に沿って複数例えば、8個等配されており、ターンテーブル23は、図示しない駆動機構により所定の位置に順次位置決め制御される。例えば、ワーク(コンロッド)ローディング位置(ステップ1)、ワーククラッキング(破断)位置(ステップ2)、合わせ面ブラッシング位置(ステップ3)、ボルト挿入位置(ステップ4)、ボルト仮締位置(ステップ5)、ボルト本締位置(ステップ6)、ブッシュ圧入位置(ステップ7)、ワークアンローディング位置(ステップ8)に順次位置決め制御される。これらの各位置(ステップ)における作業は、自動で行われる。尚、上記ステップ1〜ステップ8は、加工工程の一例であり、合わせ面ブラッシング(ステップ3)や、ブッシュ圧入(ステップ7)等の工程が無い場合もある。
【0018】
図1に戻り、破断機構部25は、フレーム21に垂設されたフレーム50にアクチュエータとしての油圧シリンダ51が垂直に、且つマンドレル36の中心上方位置に配設されており、ロッド52の先端に楔53がマンドレル半部37、38の溝37a、38aと対向して装着されている。楔53は、これらの溝37a、38aに上方から垂直に挿入可能とされ、図2に示すように底面37b、38bと対向する両面53a、53aが夫々対応するテーパ面とされている。この楔53は、油圧シリンダ51により昇降し、下降時にマンドレル半部37、38を互いに離反する方向に拡張させる。
【0019】
ロッド52にはロッド55が平行に固定されており、上部に位置検出用のドグ56〜58が設けられている。また、フレーム50には、ドグ56〜58と対向可能に位置検出器60〜62が設けられている。これらの位置検出器60〜62により、楔53の位置を検出する。
フレーム50には、アクチュエータとしての油圧シリンダ65が油圧シリンダ51と並んで垂直に配設されており、ロッドの先端に支持板66の基端が水平に固定されている。支持板66の先端には押圧機構67を介して押圧板68が水平に取り付けられている。押圧板68にはコンロッド1の大端軸受2の周縁部を押圧可能に半円形状に切欠68aが設けられており(図3)、シリンダ65の伸長により下降してパレット24に水平に載置支持されたコンロッド1の大端部1a及び小端部1bの上面を押圧して破断時に上下にぶれないように係止する。尚、破断時におけるコンロッド1の離反方向への摺動は可能である。
【0020】
図1に示すように支持板66の楔53を挟んで基端側には左、右に所定の間隔を存してアクチュエータとしての油圧シリンダ70、70が垂直に、且つパレット24の支持部材31の摺動方向に移動可能に設けられており、各ロッド71の先端には係止部材72、72(図4)が設けられている。支持板66の基端側係止部66Aとロッド71のガイド部材71Aとの間には、コイルバネから成る押圧機構73が介在されており、油圧シリンダ70即ち、係止部材72が支持部材31の摺動方向に変位可能とされている。左右の係止部材72、72は、シリンダ70、70の伸長により下降してマンドレル36に支持されたコンロッド1のキャップ部1Bの左右両肩部に弾性的に圧接して、コンロッド1の破断時にキャップ部1Bをマンドレル半部37と協働してクランプする。
【0021】
次に、油圧シリンダ51の制御回路について説明する。
図5は、楔53を駆動する油圧制御回路80の一例を示す。制御回路80は、コンロッド1の破断に際し、楔53に初期荷重(プリストレス)を付与してマンドレル36を大端軸受2内面に当接させ、次いで、破断荷重を付与して破断(クラッキング)するように構成されている。
【0022】
制御回路80は、プリストレス用の低圧油圧ポンプ82と、クラッキング用の高圧油圧ポンプ83とを備えており、低圧油圧ポンプ82は、油路100、減圧弁84を介して電磁切換弁(以下、単に「切換弁」という)85のポート85aに接続されている。切換弁85のポート85bは、作動油タンク81に接続されており、ポート85cは、油路101、逆止弁86、油路103を介して、ポート85dは、油路102、104を介して油圧シリンダ51のポート51a、51bに接続されている。また、油路101、102には、夫々逆止弁87と絞り弁88の並列回路、逆止弁89と絞り弁90の並列回路から成るメータアウト回路が介挿されている。これらのメータアウト回路は、一般にシリンダ(特に、垂直シリンダ)の速度制御に使用されている。
【0023】
高圧油圧ポンプ83は、油路106を介してアキュームレータ91に接続されると共に切換弁92のポート92aに接続されている。アキュームレータ91には、高圧油圧ポンプ83により所定の高圧作動油が蓄圧される。切換弁92のポート92bは、作動油タンク81に接続され、ポート92c、92dは、油路110、111を介して油圧シリンダ51のポート51a、51bに接続されており、油路101と110、油路102と111とは接続されている。逆止弁86は、高圧の油路110側から低圧の油路101側への作動油の流れを阻止している。また、油路110、111にも夫々逆止弁93と絞り弁94の並列回路、逆止弁95と絞り弁96の並列回路から成るメータアウト回路が介挿されている。そして、切換弁85、92は、制御回路(図示せず)により制御される。
【0024】
以下に作用を説明する。
前述したようにターンテーブル23のワークローディング位置においてパレット24にコンロッド1が装着される(図4参照)。即ち、コンロッド1は、マンドレル36が大端軸受2に嵌挿されて大端部1aが支持されると共に押圧部材39に圧接し、小端部1bが台座40に載置され、且つ係止部材41の切欠41aに係止され、パレット24に水平に載置支持される。
【0025】
次いで、ターンテーブル23がワーククラッキング(破断)位置まで回転して、パレット24が図1に示す破断機構部25の下方に位置決めされる。次いで、図1に示すシリンダ65が伸長して押圧板68をコンロッド1の上面に圧接させると共に(図2)、左右のシリンダ70、70が伸長して押圧部材72、72をキャップ部1Bの左右両肩部に圧接させ(図2、図4)、コンロッド1を係止する。
【0026】
次いで、図5に示す油圧制御回路80の低圧側の切換弁85が付勢されて位置85Cから位置85Aに切り換えられ、低圧油圧ポンプ82から減圧弁84、切換弁85、逆止弁89、86を通して低圧作動油がシリンダ51のポート51aに供給され、シリンダ51内の作動油がポート51bから絞り弁88、切換弁85を通してタンク81へと流れ、ロッド52が伸長して、初期荷重(プリロード)が開始される。このとき、絞り弁88を調節することで、ロッド52の伸長速度を適宜の速度に調節することができる。
【0027】
ロッド52の伸長に伴い楔53が下降し、マンドレル半部37、38の各溝37a、38aに挿入される。マンドレル半部37、38は、楔53により互いに離反する方向に拡開され、各外周面の両端部及び中央部37c、37c、37d、38c、38c、38dが大端軸受2の内周面に確実に当接する。そして、この当接した位置において切換弁85が消勢されて位置85Cに切り換えられ、シリンダ51が当該位置に停止する。
【0028】
次いで、高圧側の切換弁92が付勢されて位置92Cから位置92Aに切り換えられてコンロッド1の大端軸受2の破断(クラッキング)が開始される。切換弁92が位置92Aに切り換えられると、アキュームレータ91から高圧の作動油が切換弁92、逆止弁95を通してシリンダ51のポート51aに瞬時に供給される。この高圧作動油は、逆止弁86により低圧側切換弁85への流れが阻止される。シリンダ51に高圧作動油が瞬時に供給されると、ロッド52が瞬時に伸長して楔53に破断荷重を付与する。シリンダ51内の作動油は、ポート51bから絞り弁94、切換弁92を通してタンク81に流れる。そして、絞り弁94を調節することで、破断荷重の速度を調節することができる。
【0029】
図4に示すように楔53は、破断荷重が付与されると、マンドレル半部37、38間に強力に打ち込まれてこれらを矢印A、Bで示す互いに離反する方向に拡張して、大端軸受2の内面に予め設けられているノッチ溝2a、2aに沿って当該大端軸受2を瞬時に拡開破断する。楔53が大端軸受2を破断した後、シリンダ51のロッド52が所定位置(ストローク端)まで伸長すると、切換弁92が消勢されて位置92Cに切り換えられ、楔53が当該位置に停止する。支持部材31、32は、マンドレル半部37、38と共に矢印A、B方向に移動する。このように、アキュームレータ91を用いて大端軸受2に破断荷重を瞬間的に加えることにより、コバ欠けが防止されると共に破断面の面性状(面粗度)が安定し、分割面の形状の安定化を図ることが可能となる。
【0030】
また、楔53は、マンドレル半部37、38の溝37a、38aの底面37b、38bと当接する両面53a、53aが夫々テーパ面とされていることで、これらのマンドレル半部37、38を均等に離反させることができる。これにより、大端軸受2の割れ面形状を安定化することが可能となると共に、大端軸受2の穴径の歪み量を少なく抑えることが可能となる。
【0031】
ところで、大端軸受2が二分割される場合、左右の何れか一側が先に破断し(先破断)、何れか他方が僅かに遅れて破断する(後破断)ため、後破断する側の破断面の面性状が悪くなる。そこで、図4に示すように押圧部材72、72によりキャップ部1Bの両肩部をマンドレル半部37に押し付けてクランプし、係止部材41の切欠41aによりロッド部1Aをマンドレル半部38に押圧して左右方向の振れを抑えることにより、後破断する側の破断面の面性状を良好にする。係止部材41の切欠41aによりコンロッド1の小端部1bを係止する即ち、マンドレル半部38から最も離れた位置でロッド部1Aを係止することで、ロッド部1A側の左右方向の振れを簡単に、且つ極めて良好に抑えることができる。
【0032】
大端軸受2の破断が終了した後、切換弁92が付勢されて位置92Cから位置92Bに切り換えられ、アキュームレータ91から高圧の作動油が切換弁92、逆止弁93を通してシリンダ51のポート51bに供給され、シリンダ51内の作動油がポート51bから絞り弁96、切換弁92を通してタンク81へと流れ、ロッド52が短縮して楔53が上昇して初期位置に戻る。次いで、切換弁92が消勢されて位置92Cに切り換えられる。楔53がマンドレル半部37、38から抜けると、支持部材31、32が緩衝機構34、35のばね力により互いに近接する方向に移動し、前記破断分割されたロッド部1Aとキャップ部1Bとを当接させる。これにより、コンロッド1の大端軸受2の破断工程が終了し、次の工程に移行する。
【0033】
図6は、コンロッド1を破断するときの楔53に加える荷重の変化を示す特性図である。低圧側切換弁85が位置85Aに切り換えられると、楔53に初期荷重(プリロード荷重)F1が加えられ、次いで、高圧側の切換弁92が位置92Aに切り換えられると破断荷重F2が楔53に瞬間的に加えられる。これによりコンロッド1の大端軸受2の破断が開始され、左右の何れか一側が先に破断(先破断)し、僅かなタイムラグの後何れか他方が破断(後破断)する。
【0034】
図7は、図1の破断装置の動作手順を説明するフローチャートである。制御回路(図示せず)は、先ず、パレット24にワーク(コンロッド1)があるか否かを確認する(ステップS1)。このワークの確認は、コンロッド1を押さえ付ける押圧板68(図1、図2)を駆動するシリンダ65のストロークの変化により行う。次いで、低圧側の切換弁85を付勢して位置85Aに切り換えて初期荷重(プリロード)を開始し(ステップS2)、高圧側の切換弁92を付勢して位置92Aに切り換えて破断荷重を加え(ステップS3)、コンロッド1を破断する(ステップS4)。シリンダ51がストローク端まで楔53を挿入して支持部材31、32を破断位置よりも更に拡張し(ステップS5)、シリンダ51のロッド52がストローク端に達したことを検出すると(ステップS6)、シリンダ51を短縮して楔53を初期位置に戻し(ステップS7)、終了する(ステップS4)。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明では、半割型のマンドレル半部は、各外周面が大端部開口部の内周面に当接してコンロッドの開口部を支持し、楔は、対向するマンドレル半部と当接する各面が夫々テーパ面とされていることで、これらのマンドレル半部を均等に離反させることができ、破断荷重を瞬間的に加えることにより、コバ欠けが防止されると共に面性状(面粗度)が安定し、分割面の形状の安定化を図ることが可能となる。また、開口部の歪み量を少なく抑えることが可能となる。
【0036】
また、コンロッドが破断された時に押圧係止手段がキャップ部の両肩部を押圧して、マンドレル半部と協働してクランプし、第2支持部材の係止部材がコンロッドの小端部を係止することで、ロッド部側の左右方向の振れを良好に抑えることができ、破断面の面性状を安定化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンロッドの破断装置の要部断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図1に示すパレットの一部切欠平面図である。
【図4】図2に示すコンロッドを載置したパレットの平面図である。
【図5】図1に示す破断装置を駆動する油圧制御回路の構成図である。
【図6】コンロッドを破断するときの楔に加える荷重の変化を示す特性図である。
【図7】図1の破断装置の動作手順を説明するフローチャートである。
【図8】従来のFS工法によりコンロッドを破断する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 コンロッド
1a 大端部
1b 小端部
1A ロッド部
1B キャップ部
2 大端軸受(開口部)
20 コンロッドの破断装置
21、50 フレーム
24 パレット
31、32 支持部材
36 半割型マンドレル
37、38 マンドレル半部
40 台座
41 係止部材
41a V型切欠(係止部)
51 油圧シリンダ(アクチュエータ)
53 楔
72 押圧部材
80 油圧制御回路(制御手段)
Claims (1)
- コンロッドの大端部の軸受に半割型マンドレルを嵌合し、2つのマンドレル半部の対向する端面に対向して設けられた溝に楔を圧入して前記軸受を拡開し、予め軸受内面に設けた脆弱部に沿って前記大端部を破断してキャップ部とロッド部とに分割するコンロッドの破断装置において、
基盤に前記コンロッドの長手方向に沿って水平に移動可能に配設され、前記大端部のキャップ部側が水平に載置され、且つ前記2つのマンドレル半部の一方のマンドレル半部が垂設された第1の支持部材と、
前記基盤に前記第1の支持部材と離反する方向に水平に移動可能に配設され、前記大端部のロッド部側及びコンロッドの小端部が水平に載置され、且つ前記2つのマンドレル半部の他方のマンドレル半部が垂設された第2の支持部材と、
前記基盤を支持するフレームに設けられ、前記第1の支持部材に載置された前記キャップ部の両肩部を前記一方のマンドレル半部に押圧係止する押圧係止手段と、
前記第2の支持部材に設けられ、前記小端部を係止する係止部材と、
前記楔に荷重を加えるアクチュエータと、
前記アクチュエータに初期荷重を加えて前記軸受内面に前記各マンドレル半部を当接させた後、破断荷重を加えて前記軸受を前記脆弱部に沿って瞬時に破断する制御手段と
を備えたことを特徴とするコンロッドの破断装置。
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