JP5263208B2 - 光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置 - Google Patents

光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5263208B2
JP5263208B2 JP2010072852A JP2010072852A JP5263208B2 JP 5263208 B2 JP5263208 B2 JP 5263208B2 JP 2010072852 A JP2010072852 A JP 2010072852A JP 2010072852 A JP2010072852 A JP 2010072852A JP 5263208 B2 JP5263208 B2 JP 5263208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical element
ridge line
lens
element according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010072852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011204335A (ja
Inventor
伊藤  剛
高行 神蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Advanced Layers Inc
Original Assignee
Konica Minolta Advanced Layers Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Advanced Layers Inc filed Critical Konica Minolta Advanced Layers Inc
Priority to JP2010072852A priority Critical patent/JP5263208B2/ja
Publication of JP2011204335A publication Critical patent/JP2011204335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5263208B2 publication Critical patent/JP5263208B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Description

本発明は、プラスチックレンズ等の光学素子の製造方法これを用いて製造された光学素子、及び光ピックアップ装置に関する。
光学素子の製造方法のうち、光学素子の仕上げとして、光学素子の成形時に形成される不要なゲート部を切除するものがある(特許文献1等参照)。これにより、光学素子の外周部にゲート部が残らないようにし、光学素子を装置や治具等に装着可能にする。
特開2001−272501号公報
しかしながら、特許文献1のような光学素子の製造方法では、ゲート部を切除した光学素子の外周部において、ゲート部の除去跡の上下の稜線に切り残しすなわちバリが生じるという問題がある。この場合、光学素子を装置や治具等に装着する際に、正確に設置することが困難となる。
そこで、本発明は、ゲート部を切除した光学素子の外周部において、ゲート部の切除跡の稜線にバリが生じることを防止する光学素子の製造方法これを用いて製造した光学素子、及び光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光学素子の製造方法は、光学素子の外周部に連続して形成されたゲート部を切除する対象部切断工程と、対象部切断工程後に、光学素子のうちゲート部の切除跡の稜線に沿って稜線部を切削する稜線加工工程とを有し、稜線加 工工程により切削される部分の高さは、光学素子の外周部に設けられた成形面取り部の高 さよりも小さいことを備えることを特徴とする。
上記光学素子の製造方法では、光学素子に残ったゲート部を切除した後に、ゲート部の切除跡の稜線に沿って稜線部を切削加工することにより、光学素子にバリが生じることを防止することができる。これにより、光学素子を装置や治具に装着する際に正確に設置することができる。
本発明の具体的な態様では、対象部切断工程は、光学素子とゲート部との境界を切除し分離する第1切断工程と、第1切断工程後、外周部に残ったゲート部を外周部から切除する第2切断工程とを備えることを特徴とする。この場合、ゲート部の切除を2段階に分けて行うことにより、ゲート部を容易にかつ精密に切除することができる。
本発明の別の態様では、第2切断工程と、稜線加工工程とを同時に行うことを特徴とする。この場合、稜線加工工程を効率よく迅速に行うことができる。
本発明のさらに別の態様では、稜線加工工程において、光学素子の稜線部を面取り形状に切削することを特徴とする。この場合、ゲート部の切除跡の稜線が鋭利でなくなるため、搬送時や組み立て時等において、稜線部を切削した後の外周部の稜線加工部に傷がつきにくくなる。
本発明のさらに別の態様では、面取り形状は、角面取り形状及びR面取り形状のいずれか一方であることを特徴とする。ここで、角面取り形状とは、交差する面部分を所定の傾斜角度でカットした面取り形状であり、R面取り形状とは、交差する面部分を丸形状にカットした面取り形状である。この場合、面取り形状を角面取り形状及びR面取り形状のいずれか一方にすることにより、光学素子を装置や治具の組み付け部分や位置決め部分等に装着しやすくすることができる。
本発明のさらに別の態様では、角面取り形状の傾斜角度は、30度以上60度以下であることを特徴とする。この場合、角面取り形状の傾斜角度を30度以上60度以下にすることにより、ゲート部の切除跡の稜線を鋭利でない実質的な面取り形状にすることができる。
本発明のさらに別の態様では、光学素子は、光学部に設けた光学機能面の少なくとも一部に複数の段差からなる光路差付与構造を有する多波長互換レンズであることを特徴とする。この場合、光学素子にバリが生じることを防ぐことにより、高精度の多波長互換レンズを高精度で組み付け等することができる。なお、本明細書でいう光路差付与構造とは、入射光束に対して光路差を付与する構造の総称である。光路差付与構造には、位相差を付与する位相差付与構造も含まれる。また、位相差付与構造には回折構造が含まれる。本発明の光路差付与構造は回折構造であることが好ましい。光路差付与構造は、段差を有し、好ましくは段差を複数有する。この段差により入射光束に光路差及び/又は位相差が付与される。
本発明のさらに別の態様では、対象部切断工程と稜線加工工程において、エンドミルを用いて切除及び切削の少なくとも一方を行うことを特徴とする。この場合、エンドミルを用いることにより、機械的な切削によって精密に光学素子を仕上げ加工することができる。
本発明のさらに別の態様では、光学素子の開口数は0.75以上、0.9以下である。 本発明のさらに別の態様では、光学素子は、光ピックアップ用の対物レンズであって、 以下の式
0.9≦d/f≦1.8
を満たす。
ここで、
d:対物レンズの光軸上の厚さ(mm)
f:波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離(mm)
本発明のさらに別の態様では、稜線加工工程により切削される部分の高さHは1/10 0mm以上1/10mm以下である。
上記課題を解決するため、本発明に係る光学素子は、光学機能面を有する光学部と、光学部の周囲に設けられた外周部と、を備え、外周部に形成されたゲート部の切除跡の稜線加工部が、面取り形状を有しており、外周部のうちゲート部の切除跡を除く領域には成形 面取り部が設けられており、稜線加工部の高さは、成形面取り部の高さよりも小さいことを特徴とする。この場合、バリの発生を低減させた光学素子とすることができる。これにより、光学素子を装置や治具に装着する際に正確に設置することができる。また、ゲート部の切除跡の稜線加工部が面取り形状を有するため、稜線が鋭利でなくなり、搬送時や組み立て時等において、稜線加工部に傷がつきにくくなる。
本発明の別の態様では、光学素子は樹脂製である。
本発明の別の態様では、外周部のうちゲート部の切除跡に設けられた稜線加工部と、外周部のうちゲート部の切除跡を除く領域に設けられた成形面取り部とを有し、稜線加工部は、成形面取り部よりも小さいことを特徴とする。この場合、稜線加工部が成形面取り部よりも小さいことにより、成形品である光学素子の形状にほとんど影響を与えずにゲート部の切除跡の稜線部を切削することができる。
本発明のさらに別の態様では、上記光学素子が光ピックアップ用の対物レンズであって、以下の式
0.9≦d/f≦1.8 (1)
を満たすことを特徴とする。ここで、対物レンズの光軸上の厚さをd(mm)、波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離をf(mm)とする。この場合、上記光学素子が例えば短波長、高NAの光ディスク(例えば、BD)に対応する対物レンズの場合でも、上記式(1)を満たすことにより非点収差の発生や面シフト感度を抑制することが可能となる。また、光学機能面へのゴミの付着が低減されるため、短波長、高NAの光ディスクに対応する対物レンズであっても製造や取り扱いを容易にすることができる。
本発明の光ピックアップ装置は、少なくとも波長390nm以上、420nm以下の波 長λ1の光束を出射するレーザ光源と対物レンズとを有し、レーザ光源から出射された波 長λ1の光を対物レンズによってBlu-ray用の光ディスク上にスポットを形成するように 集光させる光ピックアップ装置であって、対物レンズは光学機能面を有する光学部と、光 学部の周囲に設けられた外周部と、を備え、外周部に形成されたゲート部の切除跡の稜線 加工部が、面取り形状を有しており、外周部のうちゲート部の切除跡を除く領域には成形 面取り部が設けられており、稜線加工部の高さは、成形面取り部の高さよりも小さい。
本発明の別の態様では、対物レンズは、外周部のうち、光ディスク側の稜線が面取り形 状となっている。
本発明のさらに別の態様では、光ピックアップ装置は多波長互換用であり、対物レンズ は以下の式
0.9≦d/f≦1.8
を満たす。
ここで、
d:対物レンズの光軸上の厚さ(mm)
f:波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離(mm)
(A)は、第1実施形態に係るレンズの正面図であり、(B)、は、(A)に示すレンズのA矢視側面図であり、(C)は、(A)に示すレンズのB矢視側面図である。 加工装置を説明するブロック図である。 (A)、(B)は、図1のレンズを加工するための図2の加工装置に組み込まれたチャック装置等の平面図及び側面図である。 第2実施形態に係るレンズを説明する側面図である。 図4のレンズを加工するための加工装置に組み込まれたチャック装置等の側面図である。 第3実施形態に係るレンズを説明する側面図である。 図6のレンズを加工するための加工装置に組み込まれたチャック装置等の側面図である。 第4実施形態に係るレンズを説明する側面図である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態に係る光学素子及び光学素子の製造方法について説明する。
図1(A)、1(B)、及び1(C)に示すレンズ100は、樹脂製の小型の回折屈折複合レンズであり、例えば光ピックアップ装置等に用いられるコリメータレンズや対物レンズ等のピックアップレンズである。レンズ100は、光学的機能を有する光学的機能部としての光学部に相当する本体部101と、本体部101の外周に延在する環状の外周部に相当するフランジ部102とを備える。図1(B)等において、本体部101は、その上側(レーザ光源側)に曲率の大きい第1光学面OS1と、その下側(情報記録媒体側)に曲率の小さい第2光学面OS2とを有する。本体部101において、第1光学面OS1は、多波長互換のため、回折構造の段差を有する微細構造(複数の段差からなる光路差付与構造)を有している。つまり、レンズ100は、短波長で高開口数の規格と、中波長で中程度の開口数の規格と、長波長で低開口数の規格とに対応する3波長互換光学素子であり、第1光学面OS1に設けた微細構造は、各波長に適合して集光を可能にする形状を有している。図示の例では、第1光学面OS1は、開口数の異なる3波長の光束に対応するため同心の3つの領域に分割されており、内側から外側に向かって3波長互換領域AR1と、2波長互換領域AR2と、1波長専用領域AR3とで構成される。これらすべての領域AR1,AR2,AR3により、例えば開口数(NA)0.85でBD(Blu-ray Disc)の波長(405nm)を選択的に回折等させることにより集光させ、BDの光ディスク上に最適なスポットを形成する。また、光軸OAから離れた最周辺側を除いた領域AR1,AR2により、例えば開口数(NA)0.6でDVD(Digital Versatile Disc)の波長(650nm)を選択的に回折等させることにより集光させ、DVDの光ディスク上に最適なスポットを形成する。また、光軸OA側の領域AR1により、例えば開口数(NA)0.45でCD(Compact Disc)の波長(780nm)を選択的に回折等させることにより集光させ、CDの光ディスク上に最適なスポットを形成する。
フランジ部102は、レンズ100の組み付けや測定に際して基準面となる環状面102aを有する輪帯部分102bと、輪帯部分102bから本体部101の一方の第2光学面OS2側に延びる筒状の支持部分102cとを有する。輪帯部分102bの環状面102aは、光軸OAに垂直に延び、支持部分102cは、光軸OAに平行に延びている。支持部分102cは、レンズ100を支持するために設けられており、下側に環状の底面102dを有する。支持部分102cは、レンズ100の保管や搬送に際して第2光学面OS2を保護する役割を有する。支持部分102cは、その一部の外側に、成形後の仕上げ加工によって形成された浅い切り欠き状の切断部103を有している。
切断部103は、支持部分102cの側面SSの特定領域を厚み方向すなわち光軸OA方向に関して一括して除去したものである。切断部103は、支持部分102cの側面SS側に位置し、本体部101から略一定距離離れている。切断部103は、平面視でフランジ部102に沿って半径方向にわずかに窪んだ凹部となっており、全体として凸の円筒面状の切断面103aを有する。図1(B)に示すように、フランジ部102の下面である底面102dと切断面103aとの境界103bには、角面取り加工(例えばC面取り加工)が施されて稜線部103dが除去されており、残された稜線加工部103cは、斜面状の角面取り形状となっている。具体的には、稜線加工部103cの傾斜角度θ1は、例えば30度以上60度以下であり、特にC面取り形状の場合はθ1=45度となっている。また、稜線加工部103cの高さHは、例えば1/100mm以上1/10mm以下となっている。
なお、レンズ100の加工前には、フランジ部102の側面SSすなわち支持部分102cの一部にゲート部GPが形成されており、加工後のレンズ100では、切断部103の形成に伴ってゲート部GPが除去されている。また、ゲート部GPの切除跡の下側については、バリ除去等を目的として、底面102dと切断面103aとの境界103bにおいて稜線部103dが切削されて、上記のような形状的特徴を有する稜線加工部103cが形成されている。つまり、本実施形態において、加工前のレンズ100のうち、このゲート部GPと切断部103を形成するための支持部分102cの一部(加工領域A0)とが、切削又は切除加工によって除去される加工対象部となっている。
以下、図2等を参照して、図1(A)等に示すレンズ100の加工装置及び加工方法について説明する。
図2は、レンズ100の加工に用いる加工装置について説明する図である。この加工装置10は、加工対象のレンズ100からゲート部GP等を除去するための装置である。加工装置10は、ホルダ装置20と、切削ユニット30と、NC装置40と、集塵装置60と、制御装置70とを備える。
まず、ホルダ装置20は、レンズホルダとして、支持ステージ21とチャック装置22とを備える。チャック装置22は、レンズ支持部として、レンズ100を着脱可能に固定する。この際、チャック装置22は、レンズ100を一方の下面側から支持してレンズ100を水平に保持するとともに、レンズ100の外周の一部に形成されたゲート部GPが切削ユニット30側に向くように保持している。
図3(A)及び3(B)に示すように、チャック装置22は、支持台81と、移動制限部材82a,82bと、後側チャック部83と、上面チャック部84とを備える。支持台81は、支持面81aと、凹部81bとを有する。支持面81aは、レンズ100のフランジ部102の底面102dを支持してレンズ100を水平に保つ平坦面となっている。凹部81bは、レンズ100の本体部101の下側に突起が形成されている場合に、これを収納するためのものであり、支持台81の先端側に設けられている。ここで、レンズ100は、本体部101の下側すなわち第2光学面OS2が支持台81側になるように載置される。これにより、支持面81a又は凹部81bは、加工時にレンズ100の本体部101の下側の第2光学面OS2を保護する。なお、ホルダ装置20に固定されたレンズ100のうちゲート部GPその他の加工対象部は、支持台81の正面側に突起して配置されており、切削ユニット30による加工を妨げないようになっている。
一対の移動制限部材82a,82bは、支持台81の先端側すなわち−X側に形成されている。両移動制限部材82a,82bは、例えば三角柱状の部材であり、それらの側面82c,82cは、支持面81aに垂直に延びている。移動制限部材82a,82bのそれぞれの側面82c,82cがレンズ100の支持部分102cの側面SSに当接することで、レンズ100の−X側への移動を制限する。後側チャック部83は、一対の移動制限部材82a,82bの後方であって、支持台81の奥側に配置されている。後側チャック部83は、レンズ100の側面SSに向けて進退可能な突き押しロッド83aと、突き押しロッド83aを進退動作させるロッド駆動部83bとを有する。突き押しロッド83aの端面83cは、前進した動作状態でレンズ100の側面SSに当接し、側面SSを適当な圧力で付勢する。これにより、一対の移動制限部材82a,82bと突き押しロッド83aとによって挟むようにして、支持台81上にレンズ100をアライメントした状態で固定することができる。なお、レンズ100の固定の直前に、支持台81上でレンズ100を微小回転させることにより、ゲート部GPが光軸OAを基準として正確に正面すなわち−X方向に向くように調整することができる。
上面チャック部84は、支持台81等の上方に配置されている。上面チャック部84は、レンズ100のフランジ部102の環状面102aに向けて進退可能な筒部材84aと、筒部材84aを進退動作させる筒部材駆動部84bとを有する。筒部材84aの端面84cは、前進した動作状態でレンズ100のフランジ部102の環状面102aに軽く当接し、フランジ部102の環状面102aを適当な圧力で下方に付勢する。これにより、レンズ100を支持台81と筒部材84aとによって挟むことになり、レンズ100の固定を安定させることができる。このように、レンズ100を固定することで、エンドミル31による加工中にレンズ100が回転等するのを確実に防ぐことができる。なお、筒部材84aは、加工時にレンズ100の本体部101の上側の第1光学面OS1を保護する機能も有する。
図2に戻って、切削ユニット30は、加工部として、エンドミル31と、回転駆動部33と、集塵カバー34とを備える。切削ユニット30のうちエンドミル31は、Z軸に平行な軸AXまわりに回転することによってレンズ100に付随的に形成されたゲート部GP等を機械的な切削によって除去する切除具である。この際、図3(A)、3(B)等に示すように、加工対象部として、ゲート部GPだけでなく、フランジ部102の支持部分102cの一部であって、加工後の切断部103の反転形状に対応する部分を含めた加工領域A0が除去される。エンドミル31は、ゲート部GP等の側面をその先端部31aによって切削加工することによって、切断面103aに相当する切削面S1を形成する。また、切削面S1の形成と同時に、フランジ部102の底面102dと切断面103aとの境界103bから稜線部103dを切削して稜線加工部103cを形成する(図1参照)。ここで、エンドミル31は、図3(B)に例示するように、その先端部31aの根元部分R1が軸AXに対して所定の傾斜角度θ2を有している。例えば、C面取り加工の場合、傾斜角度θ2は45度となっている。これにより、フランジ部102に残ったゲート部GPを除去するとともに、図1(A)等に示す稜線加工部103cに所望の傾斜角度θ1(=θ2)の角面取り形状を有する稜線加工部103cを設けることができる。図2に示す回転駆動部33は、エンドミル31をレンズ100の光軸OAに平行な軸AXのまわりに高速で回転させる。集塵カバー34は、回転駆動部33を支持するフレーム部材(不図示)に固定されている。集塵カバー34は、エンドミル31を全体的に覆って、エンドミル31による加工部位から切除粉が飛散することを防止するとともに、エンドミル31の加工刃部分を部分的に露出させている。
NC装置40は、切削ユニット30を支持して2次元的に変移させることができる位置駆動装置である。この場合、ホルダ装置20に対して切削ユニット30を直線的又は曲線的に光軸OAに垂直な方向に送り移動させることにより、エンドミル31の回転軌跡及び移動軌跡に対応して、レンズ100のゲート部GPその他の加工対象部を切除することができる。なお、NC装置40は、切削ユニット30の光軸OA方向の位置を調整可能な構造となっている。
集塵装置60は、吸気装置61と、吸引ダクト62とを備える。吸気装置61は、排気ファンやフィルタを有する。吸引ダクト62は、吸気装置61から延びており、切削ユニット30に設けた集塵カバー34の後部に接続されている。吸引ダクト62は、集塵カバー34内すなわちエンドミル31の周囲に発生する切除粉を吸い込んで吸気装置61に送り込む。
制御装置70は、加工装置10の動作を全体として統括的に制御しており、ホルダ装置20によるレンズ100の保持動作を制御し、切削ユニット30やNC装置40によるレンズ100の切削動作を制御し、集塵装置60の動作を制御する。
以下、レンズ100の加工工程について説明する。本実施形態において、加工工程は、ゲート部GPを切除する対象部切断工程と、対象部切断工程後のレンズ100のうちゲート部GPの切除跡において底面102dと切断面103aとの境界103bを切削する稜線加工工程とで構成される。
図2の加工装置10を利用して、まず対象部切断工程として、レンズ100のフランジ部102とゲート部GPとの境界を切除し分離する第1切断工程と、第1切断工程後、フランジ部102からフランジ部102に残ったゲート部GPを切除する第2切断工程とを行う。第1切断工程において、ニッパーやカッター等を用いて成形品であるレンズ100のフランジ部102に延びるゲート部GPの根元付近で切断を行い、レンズ100とゲート部GPとを分離する。この際、フランジ部102には、ゲート部GPがわずかに残った状態となっている。
次に、第2切断工程において、図2のエンドミル31を用いてフランジ部102に残ったゲート部GPを切除する。なお、第2切断工程と並行して稜線加工工程も行われ、レンズ100のゲート部GPの切除跡の稜線に沿って稜線部103dを切削する。具体的には、エンドミル31は、軸AXのまわりに高速で回転しつつ、フランジ部102の外周に沿いつつ−Y方向に一定速度で移動する。この際、フランジ部102の側面SSの外側にあるゲート部GPとともに、稜線部103dが除去される。この結果、切除跡又は切削加工面として、切削面S1すなわち切断面103aと稜線加工部103cとが形成される。
上記光学素子の製造方法では、レンズ100のフランジ部102に残ったゲート部GPを切除した後に、ゲート部GPの切除跡の稜線に沿って稜線部103dを切削加工することにより、レンズ100にバリが生じることを防止することができる。これにより、レンズ100を装置や治具に装着する際に正確に設置することができる。また、稜線加工部103cを角面取り形状とすることにより、底面102dと切断面103aとの境界103bが鋭利でなくなるため、搬送時や組み立て時等において、稜線加工部103cに傷がつきにくくなる。
また、上記製造方法により製造された光学素子は、レンズ100にバリが生じることを防ぐことによりレンズ100の光学面OS1,OS2にゴミがつかないため、特に回折構造のような微細構造を有し、僅かなゴミが微細構造の間に入り込むことにより、光学性能に大きな影響を与える多波長互換レンズのような高精度のレンズ100の製造や取り扱いを容易にすることができる。
また、上記製造方法により製造された光学素子が、例えば、波長390nm以上、420nm以下の波長λ1のレーザ光を用い、必要開口数(NA)がそれぞれ0.9以下、0.75以上であるような光ディスク(例えば、BD等)に用いる対物レンズである場合、対物レンズの光軸上の厚さd(mm)と、波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離f(mm)が以下の式を満たすことが好ましい。
0.9≦d/f≦1.8 (1)
短波長、高NAの光ディスクに対応する対物レンズの場合、対物レンズの焦点距離fに対する光軸上の厚さdの比が大きくなりすぎると、対物レンズに対して軸外光束が入射した際に非点収差が発生しやすくなったり、作動距離が確保できなくなったりするという課題が生じる。一方、対物レンズの焦点距離fに対する光軸上の厚さdの比が小さくなりすぎると、面シフト感度が大きくなるという課題が生じる。上記式(1)を満たすことにより非点収差の発生や面シフト感度を抑制することが可能となる。また、このような短波長、高NAの光ディスクに対応する対物レンズは、他のDVD用やCD用の対物レンズに比して、高精度の光学特性が要求されるため、僅かなゴミの付着も許されない。即ち、ゴミの付着という課題がより大きなものになるが、本発明はそのような大きな課題を有する短波長、高NAの光ディスクに対応する対物レンズであっても製造や取り扱いを容易にすることができる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係るレンズについて説明する。なお、第2実施形態に係るレンズは、第1実施形態のレンズ100を変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図4に示すように、第2実施形態のレンズ200に形成された切断部203は、光軸OA方向に垂直な方向に窪んだ凹部となっている点で第1実施形態と一致するが、フランジ部102の下面である底面102dと切断面203aとの境界203bにR面取り加工が施されている点で第1実施形態と異なる。つまり、第2実施形態に係るレンズ200の稜線加工部203cは、R面取り形状となっている。稜線加工部203cの高さHは、例えば1/100mm以上1/10mm以下となっている。なお、R形状の寸法は、レンズ200の取り付け方法にもよるが、レンズ200を設置する装置や治具の組み付け部分や位置決め部分のR形状よりも大きいことが望ましい。
図4のレンズ200の加工は、図5に示すようなエンドミル231を用いて行われる。エンドミル231は、図5に例示するように、その先端部31aの根元部分R1が軸AXに対して丸みをおびている。これにより、フランジ部102に残ったゲート部GPを除去するとともに、図4に示すフランジ部102のゲート部GPの切除跡の稜線から稜線部203dを切削し、稜線加工部203cに所望のR面取り形状を設けることができる。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係るレンズについて説明する。なお、第3実施形態に係るレンズは、第1実施形態のレンズ100を変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図6に示すように、第3実施形態のレンズ300に形成された切断部303は、光軸OA方向に垂直な方向に窪んだ凹部となっている点で第1実施形態と一致するが、フランジ部102の上面である環状面102aと切断面303aとの境界303eの稜線加工部303fにも角面取り加工が施されている点で第1実施形態と異なる。つまり、第3実施形態に係るレンズ300の上下の稜線加工部303c,303fは、角面取り形状、例えばC面取り形状となっている。
図6のレンズ300の加工は、図7に示すようなエンドミル331を用いて行われる。エンドミル331は、図7に例示するように、フランジ部の厚さに相当する部分のみの径を小さくした中間部331aの根元部分R1及び先端部分R2が軸AXに対して所定の傾斜角度θ2を有している。これにより、フランジ部102に残ったゲート部GPを除去するとともに、図6に示すフランジ部102のゲート部GPの切除跡の上下の稜線から稜線部303d,303gを切削し、稜線加工部303c,303fに所望の傾斜角度θ1(=θ2)の角面取り形状、例えばC面取り形状を同時に設けることができる。
なお、本実施形態において、エンドミル331の先端部331aの根元部分R1及び先端部分R2が軸AXに対して丸みをおびたものを用いてもよい。この場合、上下の稜線の稜線加工部がR面取り形状となる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係るレンズについて説明する。なお、第4実施形態に係るレンズは、第1実施形態のレンズ100を変更したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様であるものとする。
図8に示すように、第4実施形態のレンズ400に形成された切断部403は、光軸OA方向に垂直な方向に窪んだ凹部となっている点で第1実施形態と一致するが、フランジ部102の上下の縁部402eに成形金型によって成形された比較的大きい成形面取り部402fを有する点で第1実施形態と異なる。ここで、第1実施形態に係るレンズ100にも通常成形面取り部は形成されるが、第4実施形態に係るレンズ400のような比較的大きい面取りよりも微小なものとなっている。
フランジ部102の下側の縁部402eのうちゲート部GPの切除跡の下側の稜線には、稜線加工部403cが形成されている。つまり、フランジ部102の下側の縁部402eのうち切除跡を除いた領域には、成形面取り部402fが形成されている。稜線加工部403cの高さH1は、成形面取り部402fの高さH2よりも小さくなっている。具体的には、稜線加工部403cの高さH1は、例えば1/100mm以上1/10mm以下であり、成形面取り部402fの高さH2は、例えば5/100mm以上となっている。これにより、成形品であるレンズ400の形状にほとんど影響を与えずに切除跡の稜線加工部403cを形成することができる。
なお、本実施形態において、稜線加工部403cをR面取り形状としてもよい。また、ゲート部GPの切除跡の上下の稜線に角面取り形状やR面取り形状を設けてもよい。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態において、レンズ100等の第1光学面OS1が段差の微細構造を有するとしたが、微細構造を有しないレンズでもよい。
上記実施形態において、切断部103,203,303,403を平面視でフランジ部102に沿って半径方向にわずかに窪んだ凹部としたが、切断部103,203,303,403の形状は適宜変更することができる。例えば、フランジ部102の側面SSの特定領域を光軸OA方向に平行な面上で直線的に除去してもよい。
上記実施形態において、一本のエンドミル31,231,331で加工を行っているが複数のエンドミルでレンズ100,200,300,400のゲート部GPを除去することもできる。
上記実施形態において、切除具としてエンドミル31,231,331を用いる場合について説明したが、エンドミル31,231,331に代えて砥石等の研削具やヤスリ状又は刃物状の加工具を用いてゲート部GP等を除去することができる。
上記実施形態において、レンズ100,200,300,400を回転させながら、エンドミル31等で切削等してゲート部GP等を除去してもよい。
上記実施形態において、第1切断工程及び稜線加工工程を同時に行ったが、エンドミル31,231,331を適宜駆動させ、各工程を別々に行ってもよい。
上記実施形態において、稜線の稜線加工部の高さHを1/100mm以上1/10mm以下としたが、レンズ100,200,300,400の形状や材質によって適宜変更することができる。
第4実施形態において、稜線加工部403cの高さH1を、成形面取り部402fの高さH2よりも小さくしたが、稜線加工部403cの高さH1を、成形面取り部402fの高さH2よりも大きくしてもよい。
10…加工装置、 20…ホルダ装置、 22…チャック装置、 30…切削ユニット、 31,231,331…エンドミル、 33…回転駆動部、 34…集塵カバー、 40…NC装置、 60…集塵装置、 61…吸気装置、 62…吸引ダクト、 70…制御装置、 81…支持台、 82a,82b…移動制限部材、 84…上面チャック部、 A0…加工領域、 AX…軸、 100,200,300,400…レンズ、 101…本体部、 102…フランジ部、 103,203,303,403…切断部、 103a,203a,303a…切断面、 103b,203b,303b,303e…稜線、 103c,203c,303c,303f,403c…稜線加工部、 103d,203d,303d,303g…稜線部、 GP…ゲート部、 OA…光軸、 OS1,OS2…光学面、 S1…切削面、 A0…加工領域

Claims (24)

  1. 光学素子の外周部に連続して形成されたゲート部を切除する対象部切断工程と、
    前記対象部切断工程後に、前記光学素子のうち前記ゲート部の切除跡の稜線に沿って稜線部を切削する稜線加工工程とを有し
    前記稜線加工工程により切削される部分の高さは、前記光学素子の前記外周部に設けら れた成形面取り部の高さよりも小さいことを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記対象部切断工程は、前記光学素子と前記ゲート部との境界を切除し分離する第1切断工程と、前記第1切断工程後、前記外周部に残った前記ゲート部を前記外周部から切除する第2切断工程とを備えることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記第2切断工程と、前記稜線加工工程とを同時に行うことを特徴とする請求項2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記稜線加工工程において、前記光学素子の稜線部を面取り形状に切削することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記面取り形状は、角面取り形状及びR面取り形状のいずれか一方であることを特徴とする請求項4に記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記角面取り形状の傾斜角度は、30度以上60度以下であることを特徴とする請求項5に記載の光学素子の製造方法。
  7. 前記光学素子は、光学部に設けた光学機能面の少なくとも一部に複数の段差からなる光路差付与構造を有する多波長互換レンズであることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
  8. 前記対象部切断工程と前記稜線加工工程において、エンドミルを用いて切除及び切削の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
  9. 前記光学素子の開口数は0.75以上、0.9以下であることを特徴とする請求項1か ら8までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
  10. 前記光学素子は、光ピックアップ用の対物レンズであって、以下の式
    0.9≦d/f≦1.8
    を満たすことを特徴とする請求項1から9までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方 法。
    ここで、
    d:対物レンズの光軸上の厚さ(mm)
    f:波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離(mm)
  11. 前記稜線加工工程により切削される部分の高さHは1/100mm以上1/10mm以 下であることを特徴とする請求項1から10までのいずれか一項に記載の光学素子の製造 方法。
  12. 光学機能面を有する光学部と、
    前記光学部の周囲に設けられた外周部と、
    を備え、
    前記外周部に形成されたゲート部の切除跡の稜線加工部が、面取り形状を有しており、 前記外周部のうち前記ゲート部の切除跡を除く領域には成形面取り部が設けられており
    前記稜線加工部の高さは、前記成形面取り部の高さよりも小さいことを特徴とする光学素子。
  13. 前記面取り形状は、角面取り形状及びR面取り形状のいずれか一方であることを特徴とする請求項12に記載の光学素子。
  14. 前記角面取り形状の傾斜角度は、30度以上60度以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  15. 前記光学部は、前記光学機能面の少なくとも一部に複数の段差からなる光路差付与構造を有することを特徴とする請求項12から請求項1までのいずれか一項に記載の光学素子。
  16. 前記光学素子の開口数は0.75以上、0.9以下であることを特徴とする請求項12 から15までのいずれか一項に記載の光学素子。
  17. 前記光学部は、曲率が大きい光学機能部と、曲率が小さい光学機能部とを有しており、 前記外周部のうち、曲率が小さい光学機能部側の稜線が、面取り形状となっていることを 特徴とする請求項12から16までのいずれか一項に記載の光学素子。
  18. 前記稜線加工部の高さHは1/100mm以上1/10mm以下であることを特徴とす る請求項12から17までのいずれか一項に記載の光学素子
  19. 前記光学素子は樹脂製であることを特徴とする請求項12から18までのいずれか一項 に記載の光学素子。
  20. 請求項12から請求項1までのいずれか一項に記載の光学素子は光ピックアップ用の対物レンズであって、以下の式
    0.9≦d/f≦1.8
    を満たすことを特徴とする光学素子
    ここで、
    d:対物レンズの光軸上の厚さ(mm)
    f:波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離(mm)
  21. 少なくとも波長390nm以上、420nm以下の波長λ1の光束を出射するレーザ光 源と対物レンズとを有し、前記レーザ光源から出射された前記波長λ1の光を前記対物レ ンズによってBlu-ray用の光ディスク上にスポットを形成するように集光させる光ピック アップ装置であって、
    前記対物レンズは光学機能面を有する光学部と、
    前記光学部の周囲に設けられた外周部と、を備え、
    前記外周部に形成されたゲート部の切除跡の稜線加工部が、面取り形状を有しており、 前記外周部のうち前記ゲート部の切除跡を除く領域には成形面取り部が設けられており
    前記稜線加工部の高さは、前記成形面取り部の高さよりも小さいことを特徴とする光ピ ックアップ装置。
  22. 前記対物レンズは、前記外周部のうち、前記光ディスク側の稜線が面取り形状となって いることを特徴とする請求項21に記載の光ピックアップ装置。
  23. 前記光ピックアップ装置は多波長互換用であり、
    前記対物レンズは以下の式
    0.9≦d/f≦1.8
    を満たすことを特徴とする請求項21又は22に記載の光ピックアップ装置。
    ここで、
    d:対物レンズの光軸上の厚さ(mm)
    f:波長λ1の光束における対物レンズの焦点距離(mm)
  24. 前記稜線加工部の高さHは1/100mm以上1/10mm以下であることを特徴とす る請求項21から23までのいずれか一項に記載の光ピックアップ装置。
JP2010072852A 2010-03-26 2010-03-26 光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置 Active JP5263208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072852A JP5263208B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010072852A JP5263208B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011204335A JP2011204335A (ja) 2011-10-13
JP5263208B2 true JP5263208B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=44880813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010072852A Active JP5263208B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5263208B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61252015A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 Hitachi Ltd 面取り用刃付エンドミル工具
JP2003114368A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学レンズ
JP2003139074A (ja) * 2001-11-05 2003-05-14 Fujitsu General Ltd スクロール部材の加工方法
JP2005022003A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Musashi Seimitsu Ind Co Ltd 回転切削工具
JP4678126B2 (ja) * 2003-11-28 2011-04-27 コニカミノルタオプト株式会社 プラスチックレンズの製造方法
CN101932423A (zh) * 2008-01-31 2010-12-29 柯尼卡美能达精密光学株式会社 光学元件的制造方法及光学元件

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011204335A (ja) 2011-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4887025B2 (ja) 型の製造方法および光学素子の製造方法
WO2011040149A1 (ja) レンズ及びレンズの加工方法
CN1343354A (zh) 光学拾取装置的光学系统
US20060147174A1 (en) Optical element
US6791764B2 (en) Optical element, metal die, and cutting tool
CN1271864A (zh) 透镜夹及其制备方法、生产透镜夹的金属模和物镜装置
JP2000040247A (ja) レンズとその製造方法及び光学ピックアップ
JP5263208B2 (ja) 光学素子の製造方法、光学素子、及び光ピックアップ装置
JP4463710B2 (ja) 光学素子および光学素子用ホルダ
JP2004344994A (ja) 段差形成方法、レンズ成形用金型、およびレンズ
JP4678126B2 (ja) プラスチックレンズの製造方法
US20150116850A1 (en) Lens and optical pickup device
WO2009096230A1 (ja) 光学素子の製造方法及び光学素子
JP4548550B2 (ja) 光学素子用金型の加工方法
JPH0756076A (ja) マルチレンズホルダー及びその加工方法
JP5141271B2 (ja) 光学装置の製造方法
JP2002189114A (ja) 光学素子、金型及び工具
WO2013115113A1 (ja) 光ピックアップ装置用の対物レンズの製造方法、対物レンズ及び対物レンズの検査方法
JP2010224549A (ja) プラスチックレンズ
JP4582496B2 (ja) 加工方法
JP5310918B2 (ja) 光ピックアップ装置用の光学素子
JP4582495B2 (ja) 加工方法
JP5035763B2 (ja) 加工方法
JP2008008945A (ja) 光学素子、光学素子フォルダ、及び光学素子モジュール
JP2001108810A (ja) 回析光学素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100326

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5263208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350