JP5261534B2 - 検査装置 - Google Patents

検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5261534B2
JP5261534B2 JP2011111324A JP2011111324A JP5261534B2 JP 5261534 B2 JP5261534 B2 JP 5261534B2 JP 2011111324 A JP2011111324 A JP 2011111324A JP 2011111324 A JP2011111324 A JP 2011111324A JP 5261534 B2 JP5261534 B2 JP 5261534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
wafer
information storage
adhesive sheet
semiconductor wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011111324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011166172A (ja
Inventor
弘一 山口
丈士 瀬川
陽太 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2011111324A priority Critical patent/JP5261534B2/ja
Publication of JP2011166172A publication Critical patent/JP2011166172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5261534B2 publication Critical patent/JP5261534B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は検査装置係り、更に詳しくは、半導体ウエハ等の板状部材に接着シートを貼付した後、その厚みや接着シートの面状態を検査することのできる検査装置関する。
従来より、半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)には、その回路面を保護するための保護シートを貼付したり、裏面又は表面に感熱接着性の接着シートを貼付することが行われている。
このようなシートを貼付する装置としては、帯状の接着シートをウエハに貼付した後に、前記接着シートをウエハの形状に合わせて切断を行う構成を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特願2005−123595号公報
接着剤が積層された接着シートは、フイルム製膜時のフィッシュアイや、シート繰り出し時の張力等により、その厚みにばらつきが発生する。ウエハのように、裏面研削に要求される厚みは、現在では数十μmオーダーに達しており、ウエハの仕上げ厚のばらつきが半導体デバイスに与える影響が極めて大きくなっている。従って、接着シートの厚みや、シート面状態を研削前に把握しておくことは、ウエハの裏面研削精度を維持する上で重要なファクターとなる。
[発明の目的]
ここに、本発明の目的は、ウエハの裏面を研削する際の精度を維持する要求に対応して、ウエハ等の板状部材にシートを貼付した状態を検査することのできる検査装置提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る検査装置は、検査用支持手段に支持され、接着シートが貼付された半導体ウエハの前記接着シートの面内における不良箇所を検出して検査する検査手段と、この検査手段の出力を入力とする第1の情報記憶処理手段と、前記半導体ウエハを収容するケースと、このケースに設けられて当該ケースに収容される半導体ウエハと前記不良箇所とを関連づけて記憶する第2の情報記憶処理手段とを備え、
前記第1の情報記憶処理手段は、前記不良箇所をデータとして第2の情報記憶処理手段に出力し、
前記検査手段は、前記半導体ウエハに設けられた結晶方位を示す部位を検出するとともに、当該部位の検出結果を基に、前記検査用支持手段と協働して半導体ウエハの所定位置を基準位置に位置決めするアライメント機能を有し、且つ、前記不良箇所の位置を検出するとともに、当該不良箇所の検出結果を基に、前記検査用支持手段と協働して前記不良箇所の位置を前記基準位置に対する角度位置として確定する機能を有し、
前記第2の情報記憶処理手段は、前記検査手段と検査用支持手段との情報から、前記不良箇所の位置を当該半導体ウエハにおける前記所定位置からの角度位置として記憶可能に設けられる、という構成を採っている。
こで、特許請求の範囲において、「面状態」とは、検査手段が光センサである場合、光センサによりレーザ光が照射され、当該光センサの投光/受光位置から半導体ウエハ又は当該半導体ウエハに貼付された接着シートまでの距離となる。また、検査手段がカメラである場合、接着シートの面内における気泡混入や傷等の不良箇所の存在となる。更に、前記距離や不良箇所に対し、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものを含む。
本発明によれば、検査手段によって接着シートの面状態が検出可能とされているため、例えば、接着シートの面内に気泡混入や傷等の不良箇所が検出された場合には、当該箇所を記憶しておくことにより、前記裏面研削を一時的に保留し、接着シートを貼り直す等の是正処置を行うことができる。これは、導体ウエハ表面にバンプが存在する場合に気泡が混入されていると、裏面研削時にウエハを破損してしまうことが多いので、高価なウエハを無駄にすることがない、という利点をもたらすこととなる。更に、裏面研削後の厚みのばらつきを防止することもできる。
更に、前記ケースは収容された板状部材と関連づけて面状態を記憶する第2の情報記憶処理手段を備えているため、接着シートが貼付された半導体ウエハをケース毎に移動して別途の処理を行う際に、第2の情報記憶処理手段に書き込まれた情報を読み出して参照することが可能となる。
更に、第2の情報記憶処理手段は、半導体ウエハの周方向所定間隔毎にシートの面状態を記憶することができるので、後工程で半導体ウエハの研削などの加工を行うときに、接着シートの貼り直し等の是正が必要か否かを判断して行うことができる。
また、検査手段と検査用支持手段とにより半導体ウエハのアライメント機能を有する構成により、別途のアライメント装置を用いる必要がなく、装置の有効活用を図ることが可能となる。
本実施形態に係る検査装置を備えたシート貼付装置の概略斜視図。 前記検査装置及び一部の構成を省略したシート貼付装置の概略正面図。 光センサを備えた検査用テーブルの拡大斜視図。 カメラを備えた検査用テーブルの拡大斜視図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係る検査装置を備えたシート貼付装置の概略斜視図が示され、図2には、前記検査装置等一部の構成を省略した概略正面図が示されている。これらの図において、シート貼付装置10は、ベース11の上部に配置されたシート繰出ユニット12と、板状部材としてのウエハWの上面(回路面)を保護する接着シートSを貼付する貼付手段13と、ウエハWに接着シートS(図2参照)を貼付した後に当該ウエハWの外縁に沿って接着シートSを切断する機能の他、ウエハWを搬送、移載する機能を備えた多機能型のロボット14と、当該ロボット14の自由端側に着脱自在に装着されて切断を行うカッター刃15及び搬送、移載を行う吸着アーム16をストックするストック装置17と、ウエハWの外側の不要接着シートS1を、前記ウエハWを支持する貼付用テーブル18(貼付用支持手段)の上面から剥離する剥離装置19と、不要接着シートS1を巻き取る巻取装置20と、接着シートSが貼付された後のウエハWを検査する検査装置21とを備えて構成されている。
前記シート貼付装置10は、前記検査装置21を除き、本出願人によって出願された特願2005−198806号に開示されたものと実質的に同一である。従って、以下においては、概略的に説明するものとし、詳細な説明を省略する。
前記シート繰出ユニット12は、図2に示されるように、帯状の剥離シートPSの一方の面に帯状の接着シートSが仮着されたロール状の原反Lを繰り出すとともに、接着シートSを剥離シートPSから剥離するピールプレート23と、剥離シートPSを巻き取って回収する回収ローラ24と、ピールプレート23の基部側に位置する張力測定手段27と、接着シートSの貼付角度θを一定に保つ貼付角度維持手段28とを備えて構成されている。
前記貼付手段13は、ウエハWを支持する貼付用テーブル18の他、ウエハWの上面側に供給された接着シートSに押圧力を付与する押圧ローラ31を含む。この押圧ローラ31は、図1中X軸方向に移動可能に設けられた門型フレーム32に昇降可能に支持されている。
前記ロボット14は、複数のアームを備えているとともに、その自由端側に、前記カッター刃15及び吸着アーム16を選択的且つ着脱自在に装着する多関節型のロボットとして構成されている。従って、ロボット14は、接着シートSをウエハWの形状に合わせて閉ループ状に切断する機能と、ウエハWを移載、搬送する機能とを有する多機能型に構成されていることになる。
前記カッター刃15及び吸着アーム16を収容するストック装置17は、カッター刃15をそれぞれ収容する第1のストッカ17Aと、吸着アーム16を収容する第2のストッカ17Bとにより構成されている。
前記剥離装置19は、図2に示されるように、小径ローラ34と、大径ローラ35とにより構成され、これらローラ34,35は図2中X軸方向に沿って移動可能に設けられた移動フレームFに支持されている。大径ローラ35は、アーム部材37に支持され、当該アーム部材37はシリンダ38によって大径ローラ35が小径ローラ34に対して離間、接近する方向に変位可能とされている。
前記巻取装置20は、移動フレームFに支持された駆動ローラ40と、回転アーム41の自由端側に支持され、ばね42を介して駆動ローラ40の外周面に接して不要接着シートS1をニップする巻取ローラ43とにより構成されている。なお、巻取ローラ43は、巻取量が増大するに従って、ばね42の力に抗して図2中右方向へ回転するようになっている。
前記検査装置21は、検査用支持手段を構成する検査用テーブル50と、この検査用テーブル50に設けられた検査手段としての光センサ51と、当該光センサ51の出力を入力として記憶し、所定の処理を行う第1の情報記憶処理手段52と、この第1の情報記憶処理手段52の出力を入力とする第2の情報記憶処理手段53とを備えて構成されている。
前記検査用テーブル50は、図3に示されるように、平面視略方形の外形を備えた外側テーブル55と、当該外側テーブル55の面内に設けられた略円形の内側テーブル56とからなる。内側テーブル56は、特に限定されるものではないが、複数の吸着孔56Aを上面側に備え、当該テーブル56上に配置されるウエハWを吸着保持できるように設けられているとともに、図示しない駆動装置を介して平面内で回転可能に設けられている
前記光センサ51は、図1及び図3に示されるように、レーザ反射型センサにより構成されている。この光センサ51は、前記内側テーブル56上に吸着保持されたシート貼付済みウエハWを回転させて周方向に沿う連続的な厚みを検出するものである。すなわち、検査用テーブル50の上面を基準位置とし、光センサ51によるシート貼付済みウエハWへのレーザ光の投光とその光の受光により、当該光センサ51の所定位置から接着シートSまでの距離を検出できるようになっている。光センサ51の検出データは、前記第1の情報記憶処理手段52に出力される。本実施形態では、光センサ51によって距離を検出する円周位置Dが、ウエハWの外周寄りとなるが、光センサ51をウエハWの径方向に移動可能に設けることにより、ウエハWの径方向複数箇所でその距離を検出することができる。また、接着シートSにレーザを透過させてウエハWの面で光反射させた光を受光するようにしてもよく、これにより、シートSを貼付した後のウエハWまでの距離を検出することもできる。
前記第1の情報記憶処理手段52は、前記光センサ51の出力を入力とし、前記円周位置Dにおける厚みの平均値を算出する機能を含み、当該平均厚みを第2の情報記憶処理手段53に出力するようになっている。ここで、第1の情報記憶処理手段52は、各種検査条件等の入力を行うための図示しない操作部を備えているとともに、シート貼付装置10の全体を所定動作させるよう制御する機能を備えて構成されている。なお、第1の情報記憶処理手段52としては、パーソナルコンピュータや、マイコンボード、シーケンサ等が例示できるが、これらに限定されることはない。
前記第2の情報記憶処理手段53は、図1に示されるように、ウエハWを多段型に収容することのできるケース60の外側に装着されている。この第2の情報記憶処理手段は、RFID(Radio Frequency Identification)機能を有し、ケース60をシート貼付装置10の所定位置に載置したときに、当該第2の情報記憶処理手段53に相対する至近位置には、当該第2の情報記憶処理手段53に記憶された情報を読み取るとともに、第1の情報記憶処理手段52から与えられるデータを書き込むR/W装置61(読取/書込装置)が配置されている。このR/W装置61は、前記第1の情報記憶処理手段52に接続されており、当該第1の情報記憶処理手段52による制御信号に対応して前記第2の情報記憶処理手段53との間で情報の通信が行えるようになっている。また、第2の情報記憶処理手段53は、ケース60内における多段階のウエハ収納位置に対応する位置と関連づけて収容されたウエハWの厚み情報等の種々の個性値を記憶、更新可能となっている。なお、第2の情報記憶処理手段53は、RFIDに限定されることなく、マイコンボード、光ディスク等の情報記憶が可能な媒体を使用してもよい。
次に、本実施形態における検査方法について説明する。なお、ウエハWに接着シートSを貼付する動作については、前記特願2005−198806に開示された動作と実質的に同様である。従って、ケース60に収納されているウエハWを使用し、貼付用テーブル18で当該ウエハWに接着シートSが貼付され、ウエハWの形状に合わせて接着シートSの切断が完了した後について説明する。なお、ケース60に収納されている各ウエハWは、図示しない別の工程でその平均厚みが測定され、そのデータがケース60の収納段毎に区別されて第2の情報記憶処理手段53に記憶されているものとする。
まず、第1段目のウエハWに接着シートSを貼付する場合を説明する。貼付用テーブル18において、ウエハWの形状に合わせて接着シートSの切断が完了すると、ロボット14は、その自由端側のカッター刃15を第1のストッカ17Aに収容し、第2のストッカ17Bの吸着アーム16に持ち替える。そして、シート貼付済みのウエハWを検査用テーブル50側に搬送して移載する。
検査用テーブル50では、結晶方位を示す外周に設けられた略V字状のノッチNを光センサ51で検出し、当該検出結果に基づいて、内側テーブル56を所定角度回転させてノッチNが基準位置P(図3参照)上に位置するようにアライメントされ、ウエハ検査のための準備動作を完了する。ここでは、図示の便宜上、検査手段の位置から内側テーブル56の回転方向に沿って約90度進んだ位置の径方向に沿う位置が基準位置とされている。
検査用テーブル50でアライメントが完了すると、内側テーブル56が一定速度で回転すると同時に、光センサ51によりレーザ光が照射され、前記円周位置Dにおける光センサ51の投光/受光位置を所定位置として当該位置からシートSまでの距離が連続的に計測され、その検出データが第1の情報記憶処理手段52に出力される。第1の情報記憶処理手段52では、予め計測された光センサ51の前記所定位置から検査用テーブル50の上面までの距離データから、前記検出データを差し引くことによって、ウエハWの厚みに接着シートSの厚みを加えた総厚みを算出し、更にその平均値を算出することとなる。
次いで、ロボット14が動作して検査済みウエハWを吸着保持し、ケース60の当該ウエハWを取り出した位置つまり第1段目に収容する。この際、第2の情報記憶処理手段53には、第1の情報記憶処理手段52からR/W装置61を介して、予め記憶されていた第1段目の当該ウエハWの平均厚みに付け加えて、前記のように算出された当該ウエハWと接着シートSとの総厚みの平均値が書き加えられることとなる。これにより、後工程において、ケース60から第1段目に収容されたウエハWを取り出して裏面研削等を行うときに、シートSの厚みデータとウエハWの厚みデータとを参考にしてどれだけ研削すればよいかを自動的に算出して制御することができるようになる。
以後、同様にして、ウエハWを連続的に検査し、ケース60内の各収容位置にウエハWが収容された後に、これらウエハWがケース60と一体的に後工程、若しくは別工程に搬送される。
従って、このような実施形態によれば、検出した距離から厚みを算出することにより、ウエハWの裏面研削を行う際の参照とすることができ、グラインダーの研削深さを調整してウエハWを精度良く研削することが可能となる。
前記記載において、ウエハWと接着シートSとの総厚みを検出する場合について図示、説明したが、図4に示されるように、光センサに替えて、接着シートSの面内における不良箇所を検出するカメラ70を検査手段として用いる。このカメラ70は、接着シートSの上面の撮像領域Aを検査する機能を持ち、内側テーブル56を所定の速度で回転させ、所定間隔毎に撮像を行うようになっている。ここで、例えば図4のようにウエハWに接着シートSを貼付したときに気泡混入部aと傷bとが含まれしまった場合、これらの気泡混入部a及び傷bが基準線Pに対して属する角度位置を確定することができ、これにより、θ1及びθ2の領域に気泡混入部a、傷bがそれぞれ存在するという情報が、前記第1の情報記憶処理手段52に出力されるとともに、当該第1の情報記憶処理手段52から第2の情報記憶処理手段53に出力され、ケース60に収容されるウエハWと関連づけて接着シートSの不良箇所を記憶させることができる。
従って、このようなカメラ70を用いて接着シートSの貼付状態を検査することにより、気泡混入部aなどの異常を含むウエハWの裏面研削を一時的に保留することができるとともに、当該ウエハWから接着シートSを貼り直す作業に回すといった是正処置を行うことができ、ウエハWの割れ、損傷等を未然に防止することができる、という効果を得る。かかる効果は、ウエハWの面にバンプが存在する場合に一層顕著となる。
なお、本発明は、1つの検査用テーブルを用い、前述した光センサ51による距離検出と、カメラ70を用いた接着シートSの同時検査とを行うように組み合わせることを妨げない。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
更に、本発明に係る板状部材は、半導体ウエハWに限らず、シートが貼付されたガラス、鋼板、または、樹脂板等、その他の板状部材も対象とすることができる。また、検査手段はレーザセンサであるが、これに限定されることなく、超音波を用いたセンサや、接触型のセンサ等を用いて距離を検出するようにしてもよい。
また、接着シートSを貼付する前にウエハWを検査用テーブル50上に載置して、当該ウエハWまでの距離を検出しておき、接着シートSを貼付した後に再び当該ウエハを検査用テーブル50上に載置して、貼付されたシートSまでの距離を検出し、第1の情報記憶処理手段52でそれらの差を演算させることによって、シートSの厚みを算出するようにしてもよい。この場合、本実施形態のように、第2の情報記憶処理手段53に予めウエハWの厚みが入力されていなくても、本シート貼付装置10によってシートSの厚みを算出することができる。
10 シート貼付装置
50 検査用テーブル(検査用支持手段)
51 光センサ(検査手段)
52 第1の情報記憶処理手段
53 第2の情報記憶処理手段
60 ケース
70 カメラ(検査手段)
L 原反
PS 剥離シート
S 接着シート
W 半導体ウエハ(板状部材)

Claims (1)

  1. 検査用支持手段に支持され、接着シートが貼付された半導体ウエハの前記接着シートの面内における不良箇所を検出して検査する検査手段と、この検査手段の出力を入力とする第1の情報記憶処理手段と、前記半導体ウエハを収容するケースと、このケースに設けられて当該ケースに収容される半導体ウエハと前記不良箇所とを関連づけて記憶する第2の情報記憶処理手段とを備え、
    前記第1の情報記憶処理手段は、前記不良箇所をデータとして第2の情報記憶処理手段に出力し、
    前記検査手段は、前記半導体ウエハに設けられた結晶方位を示す部位を検出するとともに、当該部位の検出結果を基に、前記検査用支持手段と協働して半導体ウエハの所定位置を基準位置に位置決めするアライメント機能を有し、且つ、前記不良箇所の位置を検出するとともに、当該不良箇所の検出結果を基に、前記検査用支持手段と協働して前記不良箇所の位置を前記基準位置に対する角度位置として確定する機能を有し、
    前記第2の情報記憶処理手段は、前記検査手段と検査用支持手段との情報から、前記不良箇所の位置を当該半導体ウエハにおける前記所定位置からの角度位置として記憶可能に設けられていることを特徴とする検査装置。
JP2011111324A 2011-05-18 2011-05-18 検査装置 Expired - Fee Related JP5261534B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011111324A JP5261534B2 (ja) 2011-05-18 2011-05-18 検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011111324A JP5261534B2 (ja) 2011-05-18 2011-05-18 検査装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006327342A Division JP4769178B2 (ja) 2006-12-04 2006-12-04 検査装置及びシート貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011166172A JP2011166172A (ja) 2011-08-25
JP5261534B2 true JP5261534B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=44596402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011111324A Expired - Fee Related JP5261534B2 (ja) 2011-05-18 2011-05-18 検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5261534B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6779579B2 (ja) * 2017-01-31 2020-11-04 株式会社ディスコ 判定方法、測定装置、及び粘着テープ貼着装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313945A (ja) * 1989-06-12 1991-01-22 Toshiba Corp 半導体装置製造用マスクとその製造方法、さらにその検査装置と検査方法
JPH05152432A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Nec Kansai Ltd フルオートダイサ
JPH08293540A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Sony Corp 基板保持装置
JP3349339B2 (ja) * 1996-04-24 2002-11-25 シャープ株式会社 外観検査機能を備えたダイシング装置
JP3586534B2 (ja) * 1997-03-25 2004-11-10 大日本スクリーン製造株式会社 基板評価装置
JP2002198415A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Lintec Corp ウエハアライメント装置及びウエハアライメント方法
JP2003075125A (ja) * 2001-09-06 2003-03-12 Okamoto Machine Tool Works Ltd ウエハの厚み測定方法および厚み測定装置
JP4452549B2 (ja) * 2004-04-28 2010-04-21 リンテック株式会社 ウエハ処理装置
JP4371890B2 (ja) * 2004-04-14 2009-11-25 リンテック株式会社 貼付装置及び貼付方法
JP4407933B2 (ja) * 2004-10-07 2010-02-03 日東電工株式会社 粘着テープ貼付方法およびこれを用いた装置
JP4441450B2 (ja) * 2005-07-07 2010-03-31 リンテック株式会社 シート貼付装置及び貼付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011166172A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769178B2 (ja) 検査装置及びシート貼付装置
KR101431838B1 (ko) 반도체 웨이퍼로의 점착 테이프 부착 방법 및 보호테이프의 박리 방법
JP4530891B2 (ja) 支持板付き半導体ウエハの位置決め方法およびこれを用いた半導体ウエハの製造方法並びに支持板付き半導体ウエハの位置決め装置
TWI732933B (zh) 加工裝置
TW201802902A (zh) 元件之製造方法及研削裝置
JP7217165B2 (ja) チャックテーブル及び検査装置
JP2007288010A (ja) シート切断装置及び切断方法
JP2004200643A (ja) アライメント装置
JP4680818B2 (ja) シート切断装置及び切断方法
JP5189759B2 (ja) 検査方法および検査装置
JP2007109953A (ja) ダイシング装置及び方法
JP5261534B2 (ja) 検査装置
JP2016039298A (ja) 保護テープ貼付け方法および保護テープ貼付け装置
TWI816532B (zh) 電子零組件的處理裝置
JP5025545B2 (ja) ウェーハの位置決め検出装置および位置決め方法
CN102615585B (zh) 磨削装置
JP2010194678A (ja) 加工装置
JP2018179680A (ja) 検査装置および検査方法
JP2009206363A (ja) 切削ブレードばたつき検出方法
JP2007242948A (ja) シート切断装置及び切断方法
JP6154354B2 (ja) ワークの加工装置
TW201135212A (en) Inspection method and device for cracks on rectangular sheet-like object
JP7045861B2 (ja) 支持基台
JP2021126744A (ja) 加工装置
JP2021048279A (ja) ウェーハの処理方法、及び、チップ測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130107

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5261534

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees