JP5260659B2 - ライナ付きテープアプリケータのアプリケータ部分 - Google Patents

ライナ付きテープアプリケータのアプリケータ部分 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は2007年9月17日出願の米国仮特許出願第60/972,927号の利益を主張するものであり、その開示の全容を本明細書に援用する。
(発明の分野)
本開示は、テープアプリケータのアプリケータ部分に関する。
簡単に述べると、本開示は一態様において、アプリケータロールと、テープ経路内でアプリケータロールの前に配置される第1のアイドラロールと、ライナ経路内でアプリケータロールの後に配置される第2のアイドラロールとを備えるテープアプリケータのアプリケータ部分を提供する。アプリケータロール、第1のアイドラロール、及び第2のアイドラロールは持ち上げ機構に結合される。持ち上げ機構は、アプリケータロールが距離Xだけ持ち上げられると第1のアイドラロール及び第2のアイドラロールがXの1/2だけ持ち上げられるように選定される。
いくつかの実施形態では、持ち上げ機構は、第1のセグメントと第2のセグメントとの間に配置された本体に動作可能に結合された、第1のセグメント及び第2のセグメントを有する把持シリンダを含む。第1のアイドラロール及び第2のアイドラロールは本体に結合され、アプリケータロールは第2のセグメントに結合される。
いくつかの実施形態では、アプリケータ部分はフレームを更に備え、把持シリンダの第1のセグメントがフレームに固定される。いくつかの実施形態では、第1の摺動アームがアプリケータロールを把持シリンダの第2のセグメントに結合する。いくつかの実施形態では、第2の摺動アームが第1のアイドラロール及び第2のアイドラロールを把持シリンダの本体に結合する。
いくつかの実施形態では、持ち上げ機構は、固定ギアラック、可動ギアラック、及びそれらの間に配置されるスパーギアを含む。第1のアイドラロール及び第2のアイドラロールはスパーギアに結合され、アプリケータロールは可動ギアラックに結合される。
いくつかの実施形態では、アプリケータ部分はフレームを更に備え、固定ギアラックがフレームに固定される。いくつかの実施形態では、第1の摺動アームがアプリケータロールを可動ギアラックに結合する。いくつかの実施形態では、第2の摺動アームが第1のアイドラロール及び第2のアイドラロールをスパーギアに結合する。
いくつかの実施形態では、アプリケータ部分は、テープ経路内で第1のアイドラロールの前に配置される第3のアイドラロール、及び、ライナ経路内で第2のアプリケータロールの後に配置される第4のアイドラロールを更に備える。いくつかの実施形態では、アプリケータ部分はフレームを更に備え、第3のアイドラロール及び第4のアイドラロールがこのフレームに固定される。
本開示は別の態様において、アプリケータ部分を備えるライナ付きテープアプリケータを提供する。アプリケータ部分は、アプリケータロールと、テープ経路内でアプリケータロールの前に配置される第1のアイドラロールと、ライナ経路内でアプリケータロールの後に配置される第2のアイドラロールとを備え、アプリケータロール、第1のアイドラロール、及び第2のアイドラロールは持ち上げ機構に結合され、持ち上げ機構は、アプリケータロールが距離Xだけ持ち上げられると第1のアイドラロール及び第2のアイドラロールがXの1/2だけ持ち上げられるように選定される。
いくつかの実施形態では、ライナ付きテープアプリケータは、外周面を有する張力ホイールと、テープ経路と、ライナ経路とを更に備える。テープ経路は、外周面へと延びるテープ供給部分と、外周面に対して第1の巻き付き角度をなすテープ巻き付き部分と、外周面からテープアプリケータロールへと延びるテープ貼着部分とを有する。ライナ経路は、テープ経路に一致するライナ付きテープ部分と、外周面に対して第2の巻き付き角度をなすライナ巻き付き部分と、テープアプリケータロールからライナ巻き付き部分に延びるライナ張力部分と、ライナ巻き付き部分からライナ巻き戻し要素に延びるライナ巻き戻し部分とを有する。
本開示の上記の概要は、本発明の各々の実施形態を説明することを目的とするものではない。本発明の1以上の実施形態の詳細を更に下記に述べる。本発明の他の特徴、目的、及び利点は、下記の説明及び特許請求の範囲より明らかとなろう。
本開示のいくつかの実施形態に基づく例示的なライナ付きテープアプリケータを示す図。 本開示のいくつかの実施形態で使用することができる例示的なライナ付きテープの断面図。 本開示のいくつかの実施形態に基づく例示的なライナ付きテープアプリケータの一部の要素を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に基づくライナ付きテープアプリケータの例示的なアプリケータ部分を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に基づくライナ付きテープアプリケータの例示的なアプリケータ部分を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に基づくライナ付きテープアプリケータの例示的なアプリケータ部分を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に基づくアプリケータ部分を組み込んだ例示的なライナ付きテープアプリケータを示す図。 本開示のいくつかの実施形態に基づくアプリケータ部分を示す図。 本開示のいくつかの実施形態に基づくアプリケータ部分を示す図。 図6a及び6bのアプリケータ部分のアプリケータ及びアイドラロールを動かすための例示的な一手段を示す図。 図6a及び6bのアプリケータ部分のアプリケータ及びアイドラロールを動かすための例示的な一手段を示す図。 図6a及び6bのアプリケータ部分のアプリケータ及びアイドラロールを動かすための例示的な第2の手段を示す図。 図6a及び6bのアプリケータ部分のアプリケータ及びアイドラロールを動かすための例示的な第2の手段を示す図。
固定されたテープヘッドに対して基材を動かすか、又は固定された基材に対してテープヘッドを動かすことのいずれかによってテープを表面に適用することがしばしば望ましい。場合によっては、テープヘッド及び基材の両方を互いに対して動かす場合もある。例えば、転写接着剤又は両面コーティングテープを貼着するようないくつかの状況では、テープの片面にライナを設ける。いくつかの状況では、ライナをテープと一緒に基材に貼着する場合もある。しかしながら、いくつかの状況では、テープを貼着する際にライナを剥がすことが望ましい場合がある。
本発明者は、テープの貼着過程の全体を通じて、テープ及び剥がされたライナの両方においてある程度の張力を維持することが重要な場合があることを発見した。本発明者は、また、テープ供給ロールの大きさやテープの貼着速度とは無関係に、貼着過程の全体を通じてライナに一定の張力を維持することが望ましい場合があることも発見した。
いくつかの用途では、一連の部品の正確な位置にテープを貼着する必要がある場合がある。本発明者は、また、一連の部品の間でアプリケータロールが持ち上げられたり、下げられたりする際に、アプリケータロールに対してテープの位置を固定しておくことが望ましい場合があることも発見した。
本開示のいくつかの実施形態に基づく例示的なライナ付きテープアプリケータ1を図1に示す。一般にテープアプリケータ1は、例えばテープ支持部4などの選択された要素を取り付けることが可能なフレーム2を備える。テープ支持部4は、支持アーム5を介してフレーム2に取り付けられる。ライナ付きテープアプリケータ1は、例えばアイドラロール41、42及び43などの1以上のアイドラロールも備えうる。他の要素と同様、これらのアイドラロールは、テープ供給部3から張力ホイール20の周囲を通り、アプリケータロール30へとテープ10を導く所望のテープ経路を得るために取り付けることができる。同様に、アイドラロール44及び45のような更なるアイドラロール並びに他の要素を加えることによって、アプリケータロール30までテープ経路を辿り、張力ホイール20、更にはライナ巻き戻し要素25に巻き付くように続くライナ16の所望のライナ経路を得ることができる。例えばテープ平面ローラ50及びブレーキ70などの場合に応じて用いられる更なる要素も含まれうる。
図2を参照すると、例示的なテープ10は、コア14の両側に位置する第1の接着面11及び第2の接着面12を有している。テープ10はライナ16を更に有する。いくつかの実施形態では、第1及び/又は第2の接着面はコアと一体形成してもよい。例えば、一部の非支持型接着フィルム及び接着フォームは粘着性を有し、その表面が接着面となる。いくつかの実施形態では、コア層に直接接着された別の接着層によって一方又は両方の接着面を与えることができる。いくつかの実施形態では、コア層に間接的に接着された別の接着層によって一方又は両方の接着面を与えてもよい。すなわち、接着層とコア層との間に1以上の更なる層(例えばプライマー層及び/又は支持層)を配置することができる。
一般に、感圧接着剤(例、アクリレート、ゴム、ブロックコポリマーなど)、活性化接着剤(例、熱活性化又は水分活性化接着剤)、及び硬化性接着剤(例、熱硬化性接着剤)などの任意の周知の接着剤を使用することができる。一般に、任意の周知のコア材料を使用することができる。例えば、コアは、紙、ポリマーフィルム、フォーム(例、接着フォーム)、繊維状ウェブ(例、織布及び不織布、スクリムなど)、金属(例、箔)などのうちの1以上から構成されてよい。
ライナ16は、第1の接着面11と接触する第1のライナ面17、及び第2のライナ面18を有する。紙又はポリマーフィルム基材から構成されるものなど、任意の周知のライナを使用することができる。一方又は両方のライナ面が、例えばシリコーン、フルオロポリマー、フルオロシリコーン、ポリオレフィンなどの剥離物質を有してもよい。
本開示のいくつかの実施形態に基づく例示的なライナ付きテープアプリケータの1つの各要素の更なる詳細を図3に示す。一般に、テープアプリケータ100は、テープ経路180及びライナ経路190を得るために選択された要素を取り付けることが可能なフレーム(図示せず)を備える。
テープ経路180は、テープ供給源(図示せず)から、ライナ16の第2のライナ面18が張力ホイール120の外周面122と接触する点180aへと延びるテープ供給部分181を有する。一般に、テープ10のライナが設けられた側の面が外周面122と接触すれば、供給ロールから張力ホイールにテープを供給するうえで任意のテープ経路を使用することができる。いくつかの実施形態では、外周面122に対して特定の角度をなすようにテープを供給することができる。いくつかの実施形態では、テープ経路180のテープ供給部分181は、第2のライナ面18を外周面122と接触させるようにテープを回転させる補助となるテープ平面ローラ150を有する。
テープ10に付着させられたライナ16は、テープ経路180のテープ巻き付き部分182を画定する張力ホイール120の外周面122の少なくとも一部分に接触して巻き付く。テープ巻き付き部分182は、第2のライナ面18が張力ホイール120の外周面122と最初に接触する点180aから第2のライナ面と外周面122との接触が終了する点180bにまで延びる。いくつかの実施形態では、テープ巻き付き角度、すなわち点180aと点180bとの間に含まれる角度は、少なくとも45°であり、いくつかの実施形態では少なくとも90°、少なくとも180°、少なくとも270°、又は更には少なくとも300°である。所望のテープ巻き付き角度を得るには、例えばアイドラロールのような適切に配置されたガイドが必要とされる場合もある。
テープ経路180は、第2のライナ面と外周面122との接触が終了する点180bから、第2の接着面12が基材8と接触してコア14が基材表面9に接着されるアプリケータロール130の点180cへと延びるテープ貼着部分183を更に有する。いくつかの実施形態では、点180cはテープアプリケータロールの中心の真下に配置される。
更に図3を参照すると、ライナ経路190は、ライナ16がテープ10の第1の接着面11に付着している第1の部分と、ライナ16が剥離されて第1の接着面11が露出している第2の部分とを有している。説明を分かりやすくするため、ライナは、アプリケータロール30の近くでテープ10から剥離される前は16として示すものとする。ライナがテープから剥離された後はライナを16’として示すものとする。
ライナ経路190の第1の部分は、ライナ16がテープ10の第1の接着面に付着しているテープ経路180の部分、すなわち、テープ供給ロールから、張力ロール120の周囲を通って点190aに到る部分と等しく一致している。点190aはライナ16が剥離される位置、すなわち、第1の剥離面17が第1の接着面11から分離される位置を示す。ライナ経路190のこの部分を、ライナ付きテープ部分191と呼ぶ。いくつかの実施形態では、点190aは点180cと一致している。
ライナ経路190の第2の部分は、ライナ張力部分192、ライナ巻き付き部分193、及びライナ巻き戻し部分194を有する。ライナ張力部分192は、ライナ16’が第1の接着面11から剥離される点190aから始まる。ライナ張力部分192は、第2のライナ面18が張力ホイール120の外周面の近くでテープ10の第2の接着面12と接触する点190bにまで延びる。いくつかの実施形態では、ライナ16’がライナ経路190のライナ張力部分192を通過する際、アイドラロール144及び145などの場合により用いられる1個以上のアイドラロールを通過する。
ライナ巻き付き部分193は、点190bから始まり点190cにまで延びる、ライナ16’が第2の接着面12と一時的に接触するライナ経路190の部分からなる。いくつかの実施形態では、ライナ巻き付き角度(すなわち、点190bと点190cとの間に含まれる角度)は、テープ巻き付き角度よりも小さいか又はこれと等しい。いくつかの実施形態では、ライナ巻き付き角度は少なくとも45°であり、いくつかの実施形態では少なくとも90°、少なくとも120°、少なくとも180°、又は更には少なくとも270°である。所望のライナ巻き付き角度を得るには例えばアイドラロールのような適切に配置されたガイドが必要とされる場合もある。
ライナ経路190は、ライナ16’がテープ10の第2の接着面12から剥離される点(すなわち点190c)から、例えばアイドラロール141のような場合により用いられる1個以上のアイドラロールの周囲を通ってライナ巻き戻し要素125にまで延びるライナ巻き戻し部分194を更に有する。いくつかの実施形態では、ストリップロール又はストリッププレートを使用して第2の接着面からライナを剥離する補助としてもよい。
図3の例示的なライナ付きテープアプリケータ100のアプリケータ部分を、図4a、4b及び4cにより詳細に示す。ライナ付きテープアプリケータは以下のように動作しうる。図4aを参照すると、アイドラロール144及びアプリケータロール130は下げられた位置(すなわち張力ホイールから遠い位置)にあって、テープ10の第2の接着面12を所望の圧力で基材表面9と接触させている。例えば空圧シリンダ又は当該技術分野では周知の他の手段を用いて各ロールを下げ、圧力を作用させることができる。
一般に、ライナ付きテープアプリケータは地面に対して任意の向きで配置することができ、したがって本明細書で云うところの「持ち上げられた」とは、張力ホイールの近くに配置又は動かされることを意味し、「下げられた」とは張力ホイールから遠くに配置又は動かされることを意味する。したがって、ライナ付きテープアプリケータが直立している場合、すなわち張力ホイールがアプリケータロールよりも上にある場合には、アプリケータロールが張力ホイールの方向に「持ち上げられる」際に地面に対するアプリケータロールの高さは増大することになる。これに対して、張力ホイールがアプリケータロールの下となるようにライナ付きテープアプリケータが倒立している場合、アプリケータロールが張力ホイールの方向に「持ち上げられる」に従って地面に対するアプリケータロールの高さは減少することになる。
図3を参照すると、ライナ巻き戻し要素125はクラッチによって動作する。クラッチは、基材8が静止している時にはライナ巻き戻し要素125が滑るように、すなわちライナが巻き戻されないように設定されている。この後、基材とテープアプリケータとの間で相対運動が生じるとアプリケータロール130が回転する。例えば、いくつかの実施形態では、基材8は図4aで矢印Yで示される方向に(手動又は自動で)動かされる。また、いくつかの実施形態では、テープアプリケータを例えばロボットアームによって動かすこともできる。この相対運動が加わることにより、ライナ巻き戻し要素125はライナを引っ張りはじめることができる。クラッチは一定の最大値よりも低い値に設定し、それよりも高い値では基材が動かされていなくてもライナ巻き戻し要素がライナを引っ張るようにすることができる。一般に、クラッチは、基材とテープアプリケータとを互いに対して動かすために必要とされる所望の力を生じ、ライナ巻き戻し要素がライナ16’を前進させることができるように設定することができる。このような駆動システムは傾き駆動(tendency drive)と呼ばれる場合がある。別の傾き駆動を使用することもできる。
図3に示されるように、ライナ16’の第2のライナ面18は、ライナ巻き付き部分193においてテープ10の第2の接着面12と接触する。一般に、ライナ16’の第2のライナ面18は、第2の接着面12に対する充分な接着力を与えることによってこれらの面の間の滑りが抑制又は防止されるように選定される。したがって、ライナ16’がライナ巻き戻し要素125によって巻き取られるに従って、張力ホイール120が回転して更なるテープ10をテープ供給部から引き出す。各種の周知の表面処理を用いて第2のライナ面18と第2の接着面12との間の接着力を高めることができるが、接着力は、点190cにおいて第2の接着面を傷つけずにライナ16’を剥離することができるように充分に低くなければならない。
いくつかの実施形態では、第2のライナ面18を第2の接着面12から分離するために必要とされる力が第1のライナ面17を第1の接着面11から分離するために必要とされる力よりも小さくなるように、第1のライナ面17及び第2のライナ面18を選定することが望ましい。これらの分離力の差を大きくすることによってライナの取り違えが生ずる可能性が低くなる。ライナの取り違えは、第2のライナ面18が第2の接着面12から剥離されようとする際、剥離力が非常に大きいために、代わりに第1のライナ面17と第1の接着面11との界面においてテープ10がライナ16から分離してしまうために起こる。
張力ホイール120は、固定された半径Rを有するため、張力ホイール120が固定された角速度Wで回転する際、外周面の線速度は一定であり、WにRを乗じたもの(W・R)に等しい。テープ10と第1の接着面11に付着したライナ16の部分とを合わせた厚さをTとすれば、テープの線速度はW・(R+T/2)である。最後に、ライナ16’の厚さをLとすれば、張力ホイールの外周面から最も遠いライナ(すなわち、第2の接着面12と接触するライナ16’の部分)の線速度はW・(R+T+L/2)である。一般に、ライナ経路190のライナ張力部分192におけるライナ16’のひずみSは一定であり、テープ10とテープ10が張力ホイール120に巻き付く際に第2の接着面12に接触するライナ16’の部分との間の速度の差を、テープ10の速度で除したものに比例する。すなわち、
Figure 0005260659
式中、記号∝は「〜に比例する」ことを示す。これは、下式に簡約化することができる。
Figure 0005260659
したがって、テープが貼着される速度とは無関係に、ライナのひずみは貼着過程の全体を通じて一定であり、張力ホイール120の半径を選定することによって所与のテープ及びライナに対して所望の値に設定することができる。
ライナ16’がライナ巻き戻し要素125に巻き取られるに従って、テープ10はテープ経路180に沿って、テープ供給部から張力ロールの周囲を通ってアプリケータロールにまで引かれ、そこで基材表面9に貼着される。最初、ライナ16は第1の接着面11に付着しており、テープ10と共にテープ経路180を辿る。次いでライナ16はテープから剥離され(この時点でライナ16’として示す)、経路190に沿って引き続き進み、ここで第2のライナ面18が第2の接着面12と接触し、張力ホイールに巻き付き、上記に述べたようにライナ巻き戻し要素125に巻き取られるように進む。
図4bを参照すると、所望の長さのテープが基材に貼着された時点でアイドラロール144及びアプリケータロール130が持ち上げられる(すなわち張力ホイールの方向に動かされる)。いくつかの実施形態では、基材8と剥離されたライナ16’との間にカッター160が配置される。アイドラロール144及びアプリケータロール130が持ち上げられるとコア14がカッター160と接触してコアが切断される。コア14が切断されると、剥離されたライナ16’は切断されることなくライナ経路190のライナ張力部分192に沿って引き続き進む。
いくつかの実施形態では、カッター160は回転ブレードであってよい。いくつかの実施形態では、潤滑剤を例えばウィックなどによってカッター160に断続的又は連続的に塗布することができる。一般に、コア14に対するカッター160の向きは、テープが所望の角度及びベベルで切断されるように選定することができる。一般に、アプリケータロールに対するカッター160の位置は、周知の設計上の考慮点に従って選定することができる。いくつかの実施形態では、コア14が点190a、すなわちライナが接着面11から剥離される点のできるだけ近くで切断されるようにカッター160を配置することが望ましい場合がある。
いくつかの実施形態では、アイドラロール144がアプリケータロール130と同時に、かつアプリケータロール130と同じ量、すなわち距離Xだけ、アプリケータロール130’及びアイドラロール144’として点線で示されるようなテープ貼着時のそれぞれの位置に対して持ち上げられるように、アイドラロール144がアプリケータロール130と連動される。一般に、ライナ付きテープアプリケータ100の残りの要素は張力ホイールに対して固定されたままである。
テープ及びライナの張力を維持するため、いくつかの実施形態では、アプリケータロール130及びアイドラロール144が張力ホイールの方向に持ち上げられることによってテープ10(コア14を含む)及びライナ16’の運動を生ずる。図4aを参照すると、点14aは、アプリケータロール及びアイドラロールを持ち上げる直前におけるアプリケータロールの底部の中心点130aの真下のコア14の位置を示す。同様に、点16aは、アイドラロール144aの頂部の中心点の真上のライナ16’の位置を示す。
図4bを参照すると、アプリケータロール及びアイドラロールが持ち上げられると、テープ10及びライナ16’がウェブの下流に移動してテープ経路のテープアプリケータ部分183及びライナ経路のライナ張力部分192に形成される弛みがすべて取り除かれる。図に示されるように、点16aは、ライナ16’がアイドラロール144の頂部の中心点144aに対して時計回りに前進するに従って移動する。同様に点14aは、コア14がアプリケータロール130の底部の中心点130aに対して反時計回りに前進するに従って移動する。
テープが切断される正確な位置は、基材の表面、アプリケータロールの底部の中心点、及びテープに対するカッターの位置によって変わる。いくつかの実施形態において、テープが切断されるために持ち上げられる際のアプリケータロールに対するテープの運動が、一部の用途では望ましくない場合がある。例えば、基材の表面上の正確な位置でテープの貼着を開始することは困難な場合がある。
例えば、図4cを参照すると、テープが切断された後、新たな基材8をアプリケータロール130の下に配置することができる。一般に、開始点9aがテープの貼着が開始されるべき表面9上の位置を示すものとして、開始点9aがアプリケータロールの底部の中心点130aの下となるように基材を配置することが有用である場合がある。しかしながら図4cに示されるように、いくつかの実施形態ではアプリケータロール130及びアイドラロール144が下げられる際にライナ16’及びコア14が上流に逆戻りしてしまう。
具体的には、点16aは、ライナ16’がアイドラロール144の頂部の中心点144aに対して反時計回りに後退するに従って移動する。同様に点14aは、コア14がアプリケータロール130の底部の中心点130aに対して時計回りに後退するに従って移動する。いくつかの実施形態では、点14aの位置はアプリケータロールの中心点の真下には配置されない。このため、テープは所望の開始点9aにおいて貼着されず、コア14がアプリケータロールの下で前進して表面9と接触するような充分な量だけ基材8が動かされた後にようやくテープが貼着される。
図5を参照すると、例示的なライナ付きテープアプリケータ200は、特定の用途においてアプリケータロールに対するテープの運動が問題となる場合にこれを低減又は防止することが可能なアプリケータ部分を備えている。アプリケータ部分は図5の例示的なライナ付きテープアプリケータを参照して説明するが、本開示のアプリケータ部分はこうしたアプリケータに限定されるものではない。
図5を参照すると、例示的なライナ付きテープアプリケータ200は以下のように動作しうる。図に示されるように、アイドラロール244及びアプリケータロール230は、張力ホイール220に対してそれぞれ下げられた位置にあり、基材8はテープ10が所望の圧力で基材表面9と接触するようにしてアプリケータロールの下に配置されている。例えば空圧シリンダ又は当該技術分野では周知の他の手段を用いて各ロールを下げ、圧力を作用させることができる。
ライナ巻き戻し要素225は、例えばクラッチ駆動のような傾き駆動(tendency drive)によって動作する従動ローラである。クラッチは、基材8が静止している時にはライナ巻き戻し要素225が滑るように、すなわちライナが巻き戻されないように設定されている。次いでテープアプリケータと基材との間で相対運動を生じさせる。例えば基材が矢印Yで示される方向に(手動又は自動で)動かされると、アプリケータロール230が回転する。基材の運動によって更なる力が与えられると、テープが基材に貼着されるに従ってライナ巻き戻し要素225はライナ16’を引っ張り始めることが可能となる。
ライナ16’がライナ巻き戻し要素225に巻き取られるに従って、張力ホイール220がライナによって回転させられ、テープ供給部から更なるテープが引き出される。張力ホイール220は固定された半径を有するため、張力ホイール220が固定された角速度で回転する際の外周面222の線速度は一定である。したがって上記に述べたように、ライナ経路290のライナ張力部分292におけるライナ16’のひずみSは一定であり、テープ10とテープ10が張力ホイール220に巻き付く際に第2の接着面12と接触するライナ16’の部分との間の速度の差を、テープ10の速度で除したものに比例する。これにより下式が得られる。
Figure 0005260659
式中、Tはテープ10と第1の接着面11に付着したライナ16の部分とを合わせた厚さであり、Lは第2の接着面12と接触するライナ16’の部分の厚さであり、Rは張力ホイール220の半径である。したがって、テープが貼着される速度とは無関係に、ライナのひずみは貼着過程の全体を通じて一定であり、張力ホイール220の半径を選定することによって所与のテープ及びライナに対して所望の値に設定することができる。
ライナ16’がライナ巻き戻し要素225に巻き取られるに従って、テープ10はテープ経路280に沿って、テープ供給部から張力ロール220の周囲を通ってアプリケータロール230にまで引かれ、そこで基材表面9に貼着される。テープ経路280は、張力ホイール220の外周面222にまで延びるテープ供給部分281、外周面に対して第1の巻き付き角度をなすテープ巻き付き部分282、及び、外周面からテープ10が基材8の表面9に貼着されるテープアプリケータロール230にまで延びるテープ貼着部分283を有する。ライナ16は、テープ経路と一致するライナ付きテープ部分291、張力ホイールの外周面に対して第2の巻き付き角度をなすライナ巻き付き部分293、ライナがテープの第1の接着面から剥離される点からライナ巻き付き部分にまで延びるライナ張力部分292、及び、ライナ巻き付き部分からライナ巻き戻し要素225にまで延びるライナ巻き戻し部分294を有するライナ経路290を辿る。
いくつかの実施形態では、所望の長さのテープが基材に貼着された時点で、ブレーキ270を用いて張力ホイール220を静止状態に保ちつつアプリケータロールを持ち上げ、テープを切断する。一般に、ブレーキは、張力ホイールの面又は外周縁などに接触してホイールが回転することを妨げる機械的(例えば摩擦)装置であってよい。張力ホイールを妨げる他の手段(other means of preventing the tensioning wheel)を使用することも可能である。
本開示のいくつかの実施形態に基づく例示的なアプリケータ部分を図6a及び6bに示す。図6aを参照すると、所望の長さのテープが基材に貼着された後、アプリケータロール230並びにアイドラロール242及び243は最初にそれぞれの下げられた位置にある。テープ経路280は、テープ10を張力ホイール(図示せず)からアイドラロール242にまで導き、そこでライナ16がアイドラロール242の外周面と接触する。次いでコア14の第1の接着面11がアイドラロール243の外周面と接触する。いくつかの実施形態では、アイドラロール243の外周面を処理する(例えばプラズマコーティングする)ことによって第1の接着面11に対する接着を低減又は防止する。次いでテープ10はアプリケータロール230の下に進み、ここで第2の接着面12によってコア14が基材8の表面9に接着する。ライナ16’が第1の接着面11から剥離され、アイドラロール244及び245の周囲を通った後、ライナ経路のライナ張力部分292に沿って張力ホイール(図示せず)及びライナ巻き戻し要素(図示せず)へと進む。
所望の量のテープが基材に貼着された後、アプリケータロールに対する基材の運動を停止させ、いくつかの実施形態では張力ホイールにブレーキを作用させる。この時点で、テープ10はテープアプリケータに対して静止している。異なるロールに対するテープ、コア、及びライナの位置を図6aに示す。まず、基準点10aは、アイドラロール243の頂部の中心点243aにおけるライナ16を有するテープ10の位置を示している。同様に、基準点16aは、アイドラロール244の頂部の中心点244aにおけるライナ16’の位置を示している。最後に、基準点14aは、アプリケータロール230の底部の中心点230aにおけるコア14の位置を示している。
一般に、アプリケータロール230並びにアイドラロール243及び244は1以上の持ち上げ機構に結合される。図6bを参照すると、アプリケータロール230が量Xだけ持ち上げられるとアイドラロール243及び244もやはり持ち上げられる。しかしながら、アプリケータロール及びアイドラロールがそれぞれ同じ量だけ持ち上げられる図4a、4b及び4cに示したアプリケータ部分と異なり、アイドラロール243及び244はアプリケータロール230が距離Xだけ持ち上げられる際にXの1/2だけそれぞれ持ち上げられるのみである。
アプリケータロールを距離Xだけ、かつ各アイドラロールをXの1/2だけ持ち上げるような各種の持ち上げ機構を利用できる。例えば、いくつかの実施形態では、1個のピストンがアプリケータロールの運動を制御し、少なくとも1個の更なるピストンが各アイドラロールの運動を制御するような別々の空気ピストンを使用することができる。
いくつかの実施形態では、単一の装置を使用して3個のローラのすべてを持ち上げることができる。図7a及び7bを参照すると、テープアプリケータのアプリケータ部分の異なる部品に連結された把持シリンダ300の概略図が示されている。把持シリンダ300は、上部セグメント330と下部セグメント320との間に配置され、これらに結合された本体310を有している。上部セグメント及び下部セグメントは本体に動作可能に結合されている。すなわち、各セグメントは本体に連結されているが、本体に近づく方向及び本体から遠ざかる方向に自由に動くことができる。いくつかの実施形態では、上部セグメント及び本体セグメント(body segment)は、これらの相対運動が連動する、すなわち、一方のセグメントが本体に近づくか又は本体から遠ざかる方向に動く場合に他方のセグメントが同時かつ同じ量だけ本体に近づくか又は本体から遠ざかる方向に動くようにして本体に動作可能に結合される。例えば、上部セグメントが一定の距離だけ本体に近づく方向に動く場合に、下部セグメントも本体に近づく方向に同じ距離だけ動く。
通常の使用では、把持シリンダの本体は固定されており、上部及び下部セグメントは本体に近づくか又は本体から遠ざかる方向に等しい距離だけ同時に動く。しかしながら、図7a及び7bに概略的に示されるシステムでは、上部セグメント330の位置は、例えば上部セグメントをアプリケータのフレームに堅く固定することによって固定されている。そして本体310及び下部セグメント320は固定された上部セグメントに対して自由に動けるようになっている。アプリケータロール230は摺動アーム325によって下部セグメント330に結合されており、アプリケータロールと把持シリンダとの間の距離を調節して所望のテープ及びライナ経路を得ることが可能である。アプリケータロール230が下部セグメント330に結合されているため、アプリケータロール230の運動は下部セグメントの運動と一致する。
同様に、アイドラロール243及び244は摺動アーム315を介して本体310に結合されており、やはりこれらのロールの位置を調節してテープ及びライナ経路を変更することが可能である。アイドラロール243及び244の運動は本体の運動と一致する。アイドラロール242及び245の位置は固定されており、これによりテープ10及びコア14から剥離された後のライナ16’の経路が完成する。
所望の長さのコア14が貼着された時点で、把持シリンダ300が動作して、下部セグメント320を本体310に近づく方向に距離Xの1/2だけ持ち上げると同時に、本体310を固定された上部セグメント330に近づく方向に距離Xの1/2だけ持ち上げる。この結果、貼着位置に対して、アプリケータロール230が図7aに点線円230’によって示される持ち上げられた位置にまで全体の距離Xだけ持ち上げられるのに対して、アイドラロール243及び244は図7aに点線円243’及び244’によってそれぞれ示されるそれぞれの持ち上げられた位置にまで距離Xの1/2だけ持ち上げられるのみである。それぞれの持ち上げられた位置にある異なるロールの相対位置を更に図7bに示す。
異なるロールを動かすための別の持ち上げ機構を図8a及び8bに概略的に示す。図8aを参照すると、テープアプリケータのアプリケータセクションが、貼着位置にあるアプリケータ及びアイドラロールと共に示されている。アプリケータロール230が摺動アーム325を介して可動ギア360に結合されているのに対して、アイドラロール243及び244は摺動アーム315を介してスパーギア370に結合されている。スパーギア370は、可動ギアラック360と固定ギアラック350との間に配置されてこれらと噛合している。固定ギアラック350は例えばテープアプリケータのフレームに堅く固定することができる。アイドラロール242及び245は固定されており、これによりテープ10及びコア14から剥離された後のライナ16’の経路が完成する。
例えば空気ピストンによって作動されると、アプリケータロール230は図8aに点線円230’によって示される持ち上げられた位置にまで距離Xだけ持ち上げられる。アプリケータロールが持ち上げられるに従って可動ギアラック360が持ち上げられ、スパーギア370が回転する。スパーギア370に対する可動ギアラック360の運動及びスパーギア370の回転の結果、スパーギアは固定されたギアラック350に対して距離Xの1/2だけ動く。アイドラロール243及び244はスパーギア370に結合されているため、これらのロールはアプリケータロールが距離Xだけ動くと距離Xの1/2だけ望み通りに動く。アイドラロール243及び244の持ち上げられた位置を、図8aに点線円243’及び244’によってそれぞれ示す。それぞれの持ち上げられた位置にある各ロールの相対位置を更に図8bに示す。
図6a及び6bを再び参照すると、いくつかの実施形態では、各アイドラロールをアプリケータロールが動く距離の1/2だけ動かすことにより、アプリケータロール230の底部の中心点230aに対するコア14の位置はアプリケータロール又はアイドラロールの運動によって影響されない。具体的には、テープ10がアイドラロール243の頂部の中心点243aに対して反時計回りに動く際に基準点10aが移動している。同様に、基準点16aは、ライナ16’がアイドラロール244の頂部の中心点244aに対して時計回りに移動した際に移動している。したがって、アプリケータロールの上流及び下流の両方においてほぼ同量の弛みを取り除くことによって、基準点14aはアプリケータロール230の底部の中心点230aに静止状態に保たれることになる。
こうした構成により、新たな基材がアプリケータロールの下に配置される際、コア14の先端は、アプリケータロール230の中心点230aの真下に位置する所望の開始点9aにおいて表面9と接触して配置される。これにより、テープを適切な位置に確実かつ再現可能に貼着することが可能となる。
本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく本発明の様々な改変及び変更が当業者には明らかとなろう。

Claims (7)

  1. アプリケータロールと、テープ経路内で前記アプリケータロールの前に配置される第1のアイドラロールと、ライナ経路内で前記アプリケータロールの後に配置される第2のアイドラロールとを備え、前記アプリケータロール、前記第1のアイドラロール、及び前記第2のアイドラロールは持ち上げ機構に結合され、該持ち上げ機構は、前記アプリケータロールが距離Xだけ持ち上げられると前記第1のアイドラロール及び前記第2のアイドラロールがXの1/2だけ持ち上げられるように選定される、ライナ付きテープアプリケータのアプリケータ部分。
  2. 前記持ち上げ機構が、第1のセグメントと第2のセグメントとの間に配置された本体に動作可能に結合された、第1のセグメント及び第2のセグメントを有する把持シリンダを含み、前記第1のアイドラロール及び前記第2のアイドラロールが前記本体に結合され、前記アプリケータロールが前記第2のセグメントに結合される、請求項1に記載のアプリケータ部分。
  3. フレームを更に備え、前記把持シリンダの前記第1のセグメントが前記フレームに固定され、
    第1の摺動アームが前記アプリケータロールを前記把持シリンダの前記第2のセグメントに結合し、
    第2の摺動アームが前記第1のアイドラロール及び前記第2のアイドラロールを前記把持シリンダの前記本体に結合する、請求項2に記載のアプリケータ部分。
  4. 前記持ち上げ機構が、固定ギアラック、可動ギアラック、及びそれらの間に配置されるスパーギアを含み、前記第1のアイドラロール及び前記第2のアイドラロールが前記スパーギアに結合され、前記アプリケータロールが前記可動ギアラックに結合される、請求項1に記載のアプリケータ部分。
  5. フレームを更に備え、前記固定ギアラックが前記フレームに固定され、
    第1の摺動アームが前記アプリケータロールを前記可動ギアラックに結合し、
    第2の摺動アームが前記第1のアイドラロール及び前記第2のアイドラロールを前記スパーギアに結合する、請求項4に記載のアプリケータ部分。
  6. 前記テープ経路内で前記第1のアイドラロールの前に配置される第3のアイドラロール、及び、前記ライナ経路内で前記第2のアプリケータロールの後に配置される第4のアイドラロールを更に備える、請求項1に記載のアプリケータ部分。
  7. アプリケータ部分を備えるライナ付きテープアプリケータであって、
    前記アプリケータ部分はアプリケータロールと、テープ経路内で前記アプリケータロールの前に配置される第1のアイドラロールと、ライナ経路内で前記アプリケータロールの後に配置される第2のアイドラロールとを備え、前記アプリケータロール、前記第1のアイドラロール、及び前記第2のアイドラロールは持ち上げ機構に結合され、該持ち上げ機構は、前記アプリケータロールが距離Xだけ持ち上げられると前記第1のアイドラロール及び前記第2のアイドラロールがXの1/2だけ持ち上げられるように選定される、ライナ付きテープアプリケータ。
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