JP5260433B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関、例えば4サイクルの単気筒エンジンにおいては、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の4つのサイクルを繰り返すことで出力が生み出されている。エンジンの制御装置は、これらエンジンの各行程を判別することで、燃料の噴射や点火などのタイミングを制御している。この際、エンジンの運転状態に応じて点火タイミングで点火をせずに、失火させることでエンジンの過回転を防止したり、エンジンの出力をコントロールしたりすることがある。
このようなエンジンに使用される制御装置としては、例えば、多気筒エンジンの回転数の上昇に比例して失火率が順次高くなるような失火パターンを3つ以上用意し、第1及び第2の失火率に対応する回転数を越え、速度制限値に到達するまでの間では、第2の失火率以上に高い失火率でエンジンの回転数を制御するように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。ここで、第1の失火率を実現する失火パターンは、1番目の気筒の1回目のみを失火させるように設定される。第2の失火率を実現する失火パターンは、1番目の気筒の1回目と、2番目の気筒の1回目の合計2回を失火させる。第3の失火率を実現する失火パターンは、1番目の気筒の1回目と、2番目の気筒の1回目、第4気筒の1回目の合計3回を失火させる。
また、他の制御装置の例としては、エンジン回転速度の減速に伴ってクランク軸1回転当たりに失火させる気筒数を減らすように構成され、全気筒を予め決まった順番あるいは不規則に失火させるものがある。この制御装置は、多気筒エンジンの失火制御に用いられ、失火する気筒が特定の気筒に集中しないように、常に幾つかの気筒が失火するようにラ
ンダムに、又は隣り合う2つの気筒が同時に失火しないように規則的に、失火制御を行う(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−191872号公報(図2、図3、図4) 特開平3−64670号公報
しかしながら、従来の多気筒エンジンに用いられる制御装置で、4サイクルの単気筒エンジンの制御を行おうとすると、エンジンの回転数が失火パターンを切り替える領域を超えて下降又は上昇したときに、回転数のアンダーシュート又はオーバーシュートが生じてしまうことがあった。これは、単気筒エンジンでは、1回失火させればエンジンの回転数が下降し、1回点火すれば回転数が上昇するため、失火パターンの変動に影響を受け易いからである。このようなエンジンの回転数のアンダーシュートやオーバーシュートは、車体に衝撃を発生させる原因になる可能性があるので、単気筒エンジンに好適な制御装置の開発が望まれていた。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、失火制御を的確に実施する制御装置を提供することを主な目的とする。
本願の一観点によれば、内燃機関を運転させたときの出力軸の回転数を算出する回転数算出部と、所定期間の間の前記内燃機関の回転数の上昇又は下降を判定する回転数変化方向判定部と、所定期間ごとに判定した回転数の上昇が連続して発生しているときにその上昇回数を計算し、所定期間ごとに判定した回転数の下降が連続して発生しているときにその下降回数を計算するカウント部と、前記内燃機関内の可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火する点火処理と、可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火しない失火処理のいずれかを指令する出力部と、点火処理を実施する閾値である点火判定値と、失火処理を実施する閾値である失火判定値とを前記内燃機関の回転数領域に応じて設定する判定値設定部と、前記内燃機関の回転数が上昇しているときは前記上昇回数が失火判定値以上のときに失火処理を選択し、前記内燃機関の回転数が下降しているときは前記下降回数が点火判定値以上のときに点火処理を選択する処理選択部と、を含むことを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、内燃機関を運転させたときの出力軸の回転数を算出する回転数算出部と、所定期間の間の前記内燃機関の回転数の上昇又は下降を判定する回転数変化方向判定部と、所定期間ごとに判定した回転数の上昇が連続して発生しているときにその上昇量の累計を計算し、所定期間ごとに判定した回転数の下降が連続して発生しているときにその下降量の累計を計算するカウント部と、前記内燃機関内の可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火する点火処理と、可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火しない失火処理のいずれかを指令する出力部と、点火処理を実施する閾値である点火判定値と、失火処理を実施する閾値である失火判定値とを前記内燃機関の回転数領域に応じて設定する判定値設定部と、前記内燃機関の回転数が上昇しているときは前記上昇量の累計が失火判定値以上のときに失火処理を選択し、前記内燃機関の回転数が下降しているときは前記下降量の累計が点火判定値以上のときに点火処理を選択する処理選択部と、を含むことを特徴とする内燃機関の制御装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、前記判定値設定部は、前記内燃機関の回転数の上昇に応じて失火判定値として段階的に小さい値を設定するように構成したことを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、前記判定値設定部は、前記内燃機関の回転数の下降に応じて点火判定値として段階的に小さい値を設定するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、前記判定値設定部は、失火処理のみが選択される失火判定値及び点火判定値の組み合わせを設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、前記内燃機関は単気筒エンジンであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置が提供される。
本発明によれば、内燃機関の回転数が連続して上昇中であるか、連続して下降中であるかを調べて失火処理と点火処理を選択し、かつ失火処理と点火処理の判定値を回転数の大きさに応じて段階的に変化させるようにしたので、運転状態に応じてエンジン回転数の変化を抑制でき、車体に衝撃が発生せず乗車感覚を損なうことがなくなる。
図1は、本発明の実施の形態に係る内燃機関及び制御装置の構成を示す図である。 図2は、制御装置のブロック図である。 図3は、第1の実施の形態に係る内燃機関の点火制御のフローチャートである(その1)。 図4は、第1の実施の形態に係る内燃機関の点火制御のフローチャートである(その2)。 図5は、第1の実施の形態に係る内燃機関の点火制御のタイミングチャートである。 図6は、第2の実施の形態に係る内燃機関の点火制御のフローチャートである(その1)。 図7は、第2の実施の形態に係る内燃機関の点火制御のフローチャートである(その2)。 図8は、第2の実施の形態に係る内燃機関の点火制御のタイミングチャートである。 図9は、第2の実施の形態に係る内燃機関の点火制御の実験例を示す図である。
本発明を実施するための形態について以下に詳細に説明する。
図1に内燃機関及びその制御装置を含むシステムの概略構成図を示す。
内燃機関であるエンジン1は、空気を吸い込む吸気管2を有する。吸気管2は、上流側の吸気口2Aにエアクリーナ3が取り付けられており、吸気温度センサ4が設けられた後、スロットルバルブ5で流路面積を調整可能になっている。スロットルバブル5の開度は、スロットル開度センサ6によりモニタされている。さらに、スロットルバルブ5の下流には、吸気圧センサ7と、燃料噴射用のインジェクタ8が順番に設けられた後、シリンダヘッド12とシリンダブロック11で形成される燃焼室13に接続されている。吸気管2と燃焼室13の間には吸気バルブ14が管路を開閉自在に挿入されている。
シリンダブロック11には、ピストン15が摺動自在に挿入されている。ピストン15
は、クランクアーム16を介してクランク軸17に連結されており、ピストン15の直線的な往復運動を出力軸であるクランク軸17の回転運動に変換するように構成されている。クランク軸17は、シリンダブロック11に回転自在に支持されており、その回転数を検出するためのタイミングロータ18が固定されている。タイミングロータ18の近傍には、クランク角センサ19が配置されている。さらに、シリンダブロック11には、冷却水を循環させるための流路20が形成されると共に、冷却水の温度を測定するための冷却水温センサ21も取り付けられている。
シリンダヘッド12には、吸気管2の他に、点火プラグ24と、排気管25が取り付けられている。点火プラグ24は、点火コイル27に電気的に接続され、高電圧が印加されるようになっている。また、排気管25の燃焼室13に連なる開口部には、排気バルブ28が開閉自在に取り付けられている。さらに、排気管25の途中には、触媒コンバータ29が設けられている。
次に、このようなエンジン1の制御を行う制御装置41の構成について図2を参照して説明する。なお、制御装置41は、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれることもある。
制御装置41は、バッテリ42に接続されると共に、クランク角センサ19と、スロットル開度センサ6と、吸気圧センサ7と、冷却水温センサ21と、吸気温度センサ4からの信号が入力可能に構成されている。さらに、制御装置41からは、点火コイル27と、インジェクタ8に信号を出力可能に構成されている。
また、制御装置41は、クランク角センサ19から出力されるデジタル信号を成形する波形整形回路51と、4つのセンサ4,6,7,21が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D(Analog/Digital)変換器52とを有し、これらはCPU(Central Processing Unit)53に接続されている。CPU53には、ROM(Read Only Memory)54や、RAM(Random Access Memory)55、タイマ56も接続されている。さらに、CPU53の出力は、点火回路57と、駆動回路58に接続されている。点火回路57は、所定のタイミングで点火コイル27に信号を出力するように構成されている。駆動回路58は、所定のタイミングでインジェクタ8を駆動させる信号を出力するように構成されている。
さらに、この実施の形態で、CPU53は、エンジン1の回転数を算出する回転数算出部61と、エンジン1の回転数の上昇又は下降を判定する回転数変化方向判定部62と、エンジン回転数の上昇回数のカウント、又は下降回数のカウントを行うカウント部63と、エンジン1内の可燃性混合気に点火する点火処理、又は可燃性混合気に点火しない失火処理のいずれかを実施する出力部64と、点火処理を実施する閾値である点火判定値と、失火処理を実施する閾値である失火判定値とをエンジン1の回転数領域に応じて設定する判定値設定部65と、エンジン回転数の上昇回数又は下降回数と失火判定値又は点火判定値を比較して失火処理と点火処理のいずれかを選択する処理選択部66とに機能分割できる。なお、点火処理とは、点火タイミングにおいて点火プラグ24を放電させる処理であり、失火処理とは点火タイミングにおいて点火プラグ24を放電させない処理である。また、燃料の噴射処理とは、燃料をインジェクタ8から噴射させて、吸気管2内で空気と混合させることで可燃性混合気を形成する処理である。
図3及び図4のフローチャートを参照して内燃機関の点火制御方法について説明する。
まず、点火出力タイミングに到達したら(ステップS101)、回転数算出部61がメモリに記憶されているエンジン回転数NEを前回値NE_Bとして記憶する(ステップS102)。この後、回転数算出部61が現在のエンジン回転数NEを算出する(ステップS103)。エンジン回転数NEは、例えば、タイミングロータ18に設けられた突起間
の時間計測値の360CA分の合計を基にして計算することで得られる。なお、点火出力タイミングは、タイミングロータ18に基準となる突起を1つ設けておき、この突起を検出したときを点火出力タイミングとみなすことで特定できる。エンジン1が4サイクルの単気筒の場合には、クランク軸17が2回転するごとに点火出力タイミングが訪れる。
続いて、ステップS104以降で、制御装置41が、エンジン回転数NEに応じて、点火処理と失火処理の割合を決定する失火/点火判定値を設定する処理を実施する。以下において、制御装置41は、エンジン回転数NEが小さい領域から順番に、第0領域NEH0、第1領域NEH1、第2領域NEH2、第3領域NEH3に区分けし、段階的に失火率が高くなるように、かつ第3領域NEH3で失火率が100%になるように失火/点火判定値を設定する。
まず、ステップS104で、判定値設定部65は、エンジン回転数NEが第3領域NEH3にあるか調べる。エンジン回転数NEが第3領域NEH3にある場合(ステップS104でYes)、第3領域NEH3について予め登録されている第3の失火/点火判定値をセットする(ステップS105)
ここで、失火判定値は、エンジン回転数NEが連続して上昇する場合の連続回数の上限値を規定するもので、後の処理で点火処理と失火処理を選択する際の閾値となる。点火判定値は、エンジン回転数NEが連続して下降する場合の連続回数の下限値を規定するもので、後の処理で点火処理と失火処理を選択する際の閾値となる。
なお、第3の失火/点火判定値は、失火率が100%になる。なお、失火率100%では、失火処理のみが行われ、点火処理は行われない。
これに対し、ステップS104で、エンジン回転数NEが第3領域NEH3にない場合には、ステップS106に進む。判定値設定部65は、エンジン回転数NEが第2領域NEH2にあるか調べる。エンジン回転数NEが第2領域NEH2にある場合(ステップS106でYes)、第2領域NEH2について予め登録されている第2の失火/点火判定値をセットする(ステップS107)
さらに、ステップS106で、エンジン回転数NEが第2領域NEH2にない場合には、ステップS108に進む。判定値設定部65は、エンジン回転数NEが第1領域NEH1にあるか調べる。エンジン回転数NEが第1領域NEH1にある場合(ステップS108でYes)、第1領域NEH1について予め登録されている第1の失火/点火判定値をセットする(ステップS109)
そして、ステップS108で、エンジン回転数NEが第1領域NEH1にない場合には、ステップS110に進む。このときのエンジン回転数NEは第1領域NEH1より小さい第0領域NEH0となる。ステップS110では、判定値設定部65が現在の失火/点火判定値をリセットする。さらに、エンジン回転数NEが連続して上昇した回数を計数する上昇カウンタCUPをリセットする(ステップS111)。同様に、エンジン回転数NEが連続して下降した回数を計数する下降カウンタCDWをリセットする(ステップS112)。そして、点火処理を実施し(ステップS113)、その後にここでの処理を抜ける。
なお、失火/点火判定値は、2種類以上であれば良い。また、各失火/点火判定値は、エンジン回転数NEの上昇に伴って段階的に失火率が増加するように設定されていれば良く、前記の例に限定されない。また、失火/点火判定値を切り替えるエンジン回転数NEも前記の例に限定されない。
次に、第1から第3の失火/点火判定値をセットした場合の処理について説明する。
ステップS120では、カウント部63が、エンジン回転数NEが上昇しているか調べる。すなわち、回転数変化方向判定部62がエンジン回転数NEの今回値NE_Tと、前回値NE_Bを比較し、今回値NE_Tが前回値NE_B以上であれば、エンジン回転数NEが上昇していると判定する。この場合、ステップS121に進み、上昇カウンタCUPをインクリメントし、さらに下降カウンタCDWをリセットする(ステップS122)。これにより、点火出力タイミングごとに調べるエンジン回転数NEが上昇し続けていた場合に、上昇カウンタCUPの値のみが増加する。
一方、エンジン回転数NEが上昇していない場合(ステップS120でNo)、上昇カウンタCUPをリセットし(ステップS123)、さらに下降カウンタCDWをインクリメントする(ステップS124)。これにより、点火出力タイミングごとに調べるエンジン回転数NEが下降し続けていた場合に、下降カウンタCDWの値のみが増加する。
そして、ステップS121からステップS124までのいずれかの処理で、カウンタCUP、CDWの値を更新したら、ステップS125以降で、エンジン回転数NEが連続して上昇した回数又は連続して下降した回数に応じて点火処理を実施するか、失火処理を実施するかを判定する。
まず、ステップS125では、処理選択部66が上昇カウンタCUPの値と予め定められた失火判定値とを比較する。上昇カウンタCUPの値が失火判定値以上であれば(ステップS125でYes)、上昇カウンタCUPをリセットし(ステップS126)、その後に失火処理を実施する(ステップS128)。これに対し、上昇カウンタCUPの値が失火判定値未満であれば(ステップS125でNo)、ステップS127に進んで下降カウンタCDWと予め定められた点火判定値を比較する。
ステップS127で、下降カウンタCDWが点火判定値未満であれば(ステップS127でNo)、処理選択部66が失火処理を選択し、出力部64が失火処理を実施する(ステップS128)。これに対し、下降カウンタCDWが点火判定値以上であれば(ステップS127でYes)、下降カウンタCDWをリセットし(ステップS129)、その後に処理選択部66が点火処理を選択し、出力部64が点火処理を実施する(ステップS130)。
次に、図5に示すタイミングチャートを参照して、失火/点火の制御と、これに伴う回転数の変化とについて説明する。
なお、横軸は時間を示す。縦軸は上から、上死点(TDC)を検出したことを示す信号と、エンジン1の行程が配列されている。エンジン1の行程は、ITが吸気行程を示し、CMが圧縮行程、EPが膨張行程、EHが排気行程をそれぞれ示す。さらに、失火/点火判定値では、例えば、「1」は第1の失火/点火判定値が設定される領域を示す。また、点火出力は、点火処理を実施するタイミングに星印が、失火処理を実施するタイミングに×印を示している。さらに、エンジン回転数NEと、上昇カウンタCUP並びに下降カウンタCDWも順番に表示されている。
時刻t0では、エンジン回転数NEが第1領域下限回転数HNEIGC1以下なので、失火/点火判定値はリセットされたままになり、点火タイミングに到達するたびに点火処理が実施される。時刻t0から時刻t1に至るまでの間に、エンジン回転数NEが第1領域下限回転数HNEIGC1を越えて、第1領域NEH1に進入する。次の点火タイミングである時刻t1では、エンジン回転数NEが第1領域NEH1であることから、第1の失火/点火判定値が設定される。さらに、エンジン回転数NEが上昇していることから、上昇カウンタCUPがカウントアップされる。ここで、第1の失火/点火判定値がセット
される。上昇カウンタCUPの値は、第1の失火判定値未満である。さらに、エンジン回転数NEが上昇中であることから、下降カウンタCDWはリセットされており、第1の点火判定値以上なので、失火処理は実施されず、点火処理が実施される。
時刻t2では、時刻t1と同様の処理が実施され、点火処理が実施される。なお、エンジン回転数NEが前回の値より上昇していることから、上昇カウンタCUPがインクリメントされる
時刻t3では、エンジン回転数NEが前回の値より上昇していることから、上昇カウンタCUPがさらにインクリメントされる。これにより、上昇カウンタCUPの値が第1の失火判定値以上になったので、失火処理が実施される。また、このときに、上昇カウンタCUPがリセットされる。失火処理が実施されることで、エンジン回転数NEが少し下がる。
時刻t4では、エンジン回転数NEが前回の値より下降しているので、下降カウンタCDWがカウントアップされる。下降カウンタCDWは、第1の点火判定値以上であるので、点火処理出力が実施される。これにより、エンジン回転数NEが上昇に転じる。なお、この際、下降カウンタCDWはリセットされる。
この後、点火タイミングに到達するたびに同様の処理が実施される。そして、時刻t5ではエンジン回転数NEが第2領域下限回転数HNEIGC2以上になって、第2の失火/点火判定値が採用される。このとき、エンジン回転数NEは前回値より上昇しているので、上昇カウンタCUPはカウントアップされる。ここで、第2の失火/点火判定値がセットされているので、上昇カウンタCUPの値が第2の失火判定値以上である。このため、失火処理が実施される。なお、この際、上昇カウンタCUPはリセットされる。
失火処理が実施されることで、エンジン回転数NEが下降に転じ、時刻t6では、第1領域NEH1まで下がる。これにより、再び、第1の失火/点火判定値が採用される。時刻t6では、エンジン回転数NEが前回値より下がっているので、下降カウンタCDWがカウントアップされる。下降カウンタCDWが第1の点火判定値以上となって、点火処理が実施される。この際に、下降カウンタCDWはリセットされる
時刻t7では、第2の失火/点火判定値が用いられる。エンジン回転数NEが前回値より上昇していることから、上昇カウンタCUPはカウントアップされる。この値は、第2の失火判定値以上なので、失火処理が実施される。また、この際に、上昇カウンタCUPがリセットされる
時刻t8では、エンジン回転数NEが下降していることから、下降カウンタCDWがカウントアップされる。この値は、第2の点火判定値以上なので、点火処理が実施される。また、この際に、下降カウンタCDWがリセットされる。以降は、時刻t9まで、時刻t7と同様の処理と、時刻t8と同様の処理が交互に繰り返し実施される。
時刻t9では、エンジン回転数NEが第3領域下限回転数HNEIGC3以上となり、第3領域NEH3に進入する。これに伴って、第3の失火/点火判定値を用いた制御が実施される。エンジン回転数NEは上昇中なので、上昇カウンタCUPがカウントアップされ第3の失火判定値より大きいので、失火処理が実施される。この際に、上昇カウンタCUPがリセットされる
時刻t10では、エンジン回転数NEが下降しつつ、第2領域NEH2に入っている。このため、時刻t8と同様の処理が実施され、点火処理が行われる。
以降は、時刻t11まで同様の処理が実施される。時刻t11では、第3の失火/点火
判定値を用いた制御が実施される。エンジン回転数NEは下降中なので、下降カウンタCDWがカウントアップされ第3の失火判定値より小さいので、失火処理が実施される。
このように、この実施の形態では、回転数領域を移行した場合においても、エンジン回転数変化方向に応じて、エンジン回転数NEが上昇していれば失火処理を実施し、エンジン回転数NEが下降していれば点火処理を実施し、エンジン回転数NEの変化を抑制するように失火/点火制御が実施される。よって車体の衝撃が発生せず、乗車感覚を損なうことが無い。
以上、説明したように、この内燃機関の制御装置によれば、エンジン回転数NEが連続して上昇中であるか、連続して下降中であるかに応じて失火処理と点火処理を選択するようにしたので、運転状態に応じてエンジン回転数NEの変化を抑制でき、車体に衝撃が発生せず乗車感覚を損なうことが無い。
また、点火判定値と失火判定値は、エンジン回転数NEの上昇に応じて段階的に変化するようにしたので、データ量を少なくできる。
さらに、失火判定値は、エンジン回転数NEが高くなるほど失火処理を実施させるように設定したので、エンジン回転数NEが高いほど失火率を高くできる。点火判定値は、エンジン回転数NEが低くなるほど点火処理を実施させるように設定したので、エンジン回転数NEの下降時にはエンジン回転数NEが低いほどエンジン1を点火し易くなる。このため、エンジン回転数NEの変化を抑制できる。これらのことから、失火処理時にエンジン回転数NEの変化が大きくなる単気筒エンジンにおいても、エンジン回転数NEの変化を抑制できる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、重複する説明は省略する。
図2に示す制御装置1において、CPU53のカウント部63は、エンジン回転数の上昇量、又は下降量をカウントする。処理選択部66は、エンジン回転数の上昇量又は下降量と失火判定値又は点火判定値を比較して失火処理と点火処理のいずれかを選択する。
図6及び図7のフローチャートを参照して内燃機関の点火制御方法について説明する。
まず、点火出力タイミングに到達したら(ステップS101)、CPU53の回転数算出部61がメモリに記憶されているエンジン回転数NEを前回値NE_Bとして記憶する(ステップS102)。この後、回転数算出部61が現在のエンジン回転数NEを算出する(ステップS103)。さらに、エンジン回転数NEの変化量を算出する(ステップS103B)。変化量は、エンジン回転数NEの前回値NE_BからステップS103で算出したエンジン回転数NEの今回値を引くことで算出できる。
続いて、第1の実施の形態と同様に、ステップS104からステップS110までを実施し、エンジン回転数NEに応じて、点火処理と失火処理の割合を決定する失火/点火判定値を設定する。ステップS105では、判定値設定部65が第3の失火/点火判定値を設定する
ここで、失火判定値は、エンジン回転数NEが連続して上昇する場合に、その間のエンジン回転数NEの上昇量の積算値の上限を規定するもので、後の処理で点火処理と失火処理を選択する際の閾値となる。また、点火判定値は、エンジン回転数NEが連続して下降する場合に、その間のエンジン回転数NEの下降量の積算値の下限を規定するもので、後の処理で点火処理と失火処理を選択する際の閾値となる。
また、ステップS107では、判定値設定部65が第2の失火/点火判定値を設定する
ステップS109では、判定値設定部65が第1の失火/点火判定値を設定する
なお、失火/点火判定値は、2種類以上であれば良い。また、各失火/点火判定値は、エンジン回転数NEの上昇に伴って段階的に失火率が増加するように設定されていれば良く、前記の例に限定されない。また、失火/点火判定値を切り替えるエンジン回転数NEも前記の例に限定されない。
また、ステップS109から進むステップS110Bでは、後述するエンジン回転数上昇量がカウント部63によってリセットされる。また、続くステップS111では、エンジン回転数下降量がリセットされる
ステップS120でエンジン回転数NEが上昇していた場合、ステップS121Bに進み、回転数上昇量DUPを算出する。具体的には、回転数上昇量DUPの前回値にステップS102Bで算出したエンジン回転数NEの変化量を加算する。さらに、回転数下降量DDWをリセットする(ステップS122B)。これにより、点火出力タイミングごとに調べるエンジン回転数NEが上昇し続けていた場合に、回転数上昇量DUPの値のみが増加する。
これに対し、ステップS120でエンジン回転数NEが下降していた場合、ステップS123Bに進み、回転数上昇量DUPをリセットする。さらに、回転数下降量DDWを算出する(ステップS124B)。具体的には、回転数下降量DDWの前回値にステップS102Bで算出したエンジン回転数NEの変化量を加算する。これにより、点火出力タイミングごとに調べるエンジン回転数NEが下降し続けていた場合に、回転数下降量DDWの値のみが増加する。
次に、エンジン回転数NEの上昇量や下降量に応じて点火処理を実施するか、失火処理を実施するかを判定する。まず、ステップS125で回転数上昇量DUPの値が失火判定値以上であれば、回転数上昇量DUPをリセットし(ステップS126B)、その後に失火処理を実施する(ステップS128)。これに対し、回転数上昇量DUPの値が失火判定値未満であれば(ステップS125でNo)、ステップS127に進んで回転数下降量DDWと予め定められた点火判定値を比較する。
ステップS127で、回転数下降量DDWが点火判定値未満であれば(ステップS127でNo)、失火処理を実施する(ステップS128)。これに対し、ステップS127で回転数下降量DDWが点火判定値以上であれば、回転数下降量DDWをリセットし(ステップS129B)、その後に点火処理を実施する(ステップS130)。
次に、図8に示すタイミングチャートを参照して、失火/点火の制御と、これに伴う回転数の変化とについて説明する。なお、縦軸のDUPには、回転数上昇量を示すと共に、失火判定値が重ねて表示されている。DDWには、回転数下降量を示すと共に、点火判定値が重ねて表示されている。
時刻t0では、エンジン回転数NEが第1領域下限回転数HNEIGC1以下なので、失火/点火判定値はリセットされたままになり、点火タイミングに到達するたびに点火処理が実施される。時刻t0から時刻t1に至るまでの間に、エンジン回転数NEが第1領域下限回転数HNEIGC1を越えて、第1領域NEH1に進入する。
次の点火タイミングである時刻t1では、エンジン回転数NEが第1領域NEH1であることから、第1の失火/点火判定値が設定される。この段階における回転数上昇量DU
Pは、第1の失火/点火判定値の失火判定値より小さいので、点火処理が実施される。この後は、時刻t1と同様の処理が行われ、回転数上昇量DUPの値が段階的に加算される。
続く時刻t3では、回転数上昇量DUPがさらに加算される。この値が、失火判定値以上になると、失火処理が実施される。失火処理の実施と共に、回転数上昇量DUPの値が「0」にリセットされる。
失火処理が実施されることで、エンジン回転数NEが減少するので、時刻t4で回転数下降量DDWの値は、点火判定値以上になると、点火処理が実施される。点火処理の実施と共に、回転数下降量DDWの値が「0」にリセットされる。
この後は、エンジン回転数NEの上昇に伴って点火処理が1回実施される。そして、時刻t5の段階で、回転数上昇量DUPが失火判定値以上になって、失火処理が実施される。失火処理の実施と共に、回転数上昇量DUPの値が「0」にリセットされる。この後、エンジン回転数NEの下降量が点火判定値以上になって点火処理が1回実施される。
時刻t6では、エンジン回転数NEが第2領域下限回転数HNEIGC2を越えて、第2領域NEH2に到達する。これに伴って、第2の失火/点火判定値がセットされる。エンジン回転数NEは上昇しているので、回転数上昇量DUPを用いて失火/点火の判定を行う。第2領域NEH2における失火判定値、回転数上昇量DUPより大きい。このため、失火処理が実施される。これと共に、回転数上昇量DUPの値が「0」にリセットされる。失火処理の実施によってエンジン回転数NEが下降する。
時刻t7では、エンジン回転数NEが第1領域NEH1まで下がるので、第1の失火/点火判定値を用いた制御が行われる。この場合は、回転数下降量DDWが点火判定値を上回るので、点火処理が実施され、エンジン回転数NEが上昇に転じる。この場合も、回転数下降量DDWの値は、リセットされる。
時刻t8から後は、再び第2の失火/点火判定値を用いた制御が行われる。エンジン回転数の上昇量の下降量に応じて点火処理と失火処理のいずれかが実施される。この例では、失火率は50%より低くなって、エンジン回転数NEは上昇傾向になる。
時刻t9では、エンジン回転数NEが第3領域下限回転数HNEIGC3を越えて、第3領域NEH3に到達する。これに伴って、第3の失火/点火判定値がセットされる。エンジン回転数NEは上昇しているので、回転数上昇量DUPを用いて失火/点火の判定を行う。第3領域NEH3における失火判定値回転数上昇量DUPより大きくなる。このため、失火処理が実施される。これと共に、回転数上昇量DUPの値が「0」にリセットされる。失火処理の実施によってエンジン回転数NEが下降する。
時刻t7では、エンジン回転数NEが第2領域NEH2まで下がるので、第2の失火/点火判定値を用いた制御が行われる。この場合は、回転数下降量DDWが点火判定値を上回るので、点火処理が実施され、エンジン回転数NEが上昇に転じる。この場合も、回転数下降量DDWの値は、リセットされる。
時刻t10以降は、前記の処理が繰り返される。このように、エンジン回転数上昇量、及び下降量に応じて、エンジン回転数NEが上昇していれば失火を実施し、エンジン回転数NEが下降していれば点火を実施する。エンジン回転数変化量に応じて精度良くエンジン回転数の変化を抑制するように失火/点火制御が実施されることから、良好な乗車感覚を確保することができる。
以上、説明したように、この内燃機関の制御装置によれば、点火判定値と失火判定値をエンジン回転数NEの増大に応じて段階的に変化し、かつエンジン回転数NEの上昇する
ほど失火処理を実施させる失火判定値が小さくなるように設定した。このため、エンジン回転数NEの上昇中には、エンジン回転数NEが高いほど失火率が高くなる。また、エンジン回転数NEの下降するほど点火処理を実施させる点火判定値が小さくなるように設定したので、エンジン回転数NEが下降中には、エンジン回転数NEが低いほど点火処理が実施され易くなる。このため、エンジン回転数NEが高い領域では、失火率が高く、エンジン回転数NEが低い領域では失火率が低くなるので、エンジン回転数NEの変化を抑制できる。このため、失火処理時にエンジン回転数NEの変化が大きくなる単気筒エンジンにおいても、エンジン回転数NEの変化を抑制できる。
ここで、制御装置41を用いてエンジン1の制御を行ったときの実験結果を図9に示す。なお、横軸は時間(msec)と、点火出力を示す。点火出力は、下向きのパルスが可燃性混合気に点火したことを示し、×印は失火制御を行ったことを示す。縦軸はエンジン回転数を示す。
エンジン回転数の変化方向、即ち上昇、下降と、エンジン回転数変化量に応じて失火/点火制御を実施した。その結果、エンジン回転数NEの変化量を小さく保つことができた。
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、本実施の形態は、多気筒エンジンに適用することも可能である。また、内燃機関は、図1に示すエンジン1に限定されない。
1 エンジン(内燃機関)
17 クランク軸(出力軸)
41 制御装置
53 CPU
61 回転数算出部
62 回転数変化方向判定部
63 カウント部
64 出力部
65 判定値設定部
66 処理選択部

Claims (6)

  1. 内燃機関を運転させたときの出力軸の回転数を算出する回転数算出部と、
    所定期間の間の前記内燃機関の回転数の上昇又は下降を判定すると回転数変化方向判定部と、
    所定期間ごとに判定した回転数の上昇が連続して発生しているときにその上昇回数を計算し、所定期間ごとに判定した回転数の下降が連続して発生しているときにその下降回数を計算するカウント部と、
    前記内燃機関内の可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火する点火処理と、可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火しない失火処理のいずれかを指令する出力部と、
    点火処理を実施する閾値である点火判定値と、失火処理を実施する閾値である失火判定値とを前記内燃機関の回転数領域に応じて設定する判定値設定部と、
    前記内燃機関の回転数が上昇しているときは前記上昇回数が失火判定値以上のときに失火処理を選択し、前記内燃機関の回転数が下降しているときは前記下降回数が点火判定値以上のときに点火処理を選択する処理選択部と、
    を含むことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関を運転させたときの出力軸の回転数を算出する回転数算出部と、
    所定期間の間の前記内燃機関の回転数の上昇又は下降を判定する回転数変化方向判定部と、
    所定期間ごとに判定した回転数の上昇が連続して発生しているときにその上昇量の累計を計算し、所定期間ごとに判定した回転数の下降が連続して発生しているときにその下降量の累計を計算するカウント部と、
    前記内燃機関内の可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火する点火処理と、可燃性混合気に点火するタイミングで可燃性混合気に点火しない失火処理のいずれかを指令する出力部と、
    点火処理を実施する閾値である点火判定値と、失火処理を実施する閾値である失火判定値とを前記内燃機関の回転数領域に応じて設定する判定値設定部と、
    前記内燃機関の回転数が上昇しているときは前記上昇量の累計が失火判定値以上のときに失火処理を選択し、前記内燃機関の回転数が下降しているときは前記下降量の累計が点火
    判定値以上のときに点火処理を選択する処理選択部と、
    を含むことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 前記判定値設定部は、前記内燃機関の回転数の上昇に応じて失火判定値として段階的に小さい値を設定するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記判定値設定部は、前記内燃機関の回転数の下降に応じて点火判定値として段階的に小さい値を設定するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記判定値設定部は、失火処理のみが選択される失火判定値及び点火判定値の組み合わせを設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記内燃機関は単気筒エンジンであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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