JP2006348764A - 内燃機関のノッキング判定装置 - Google Patents

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理人 金子
Kenji Kasashima
健司 笠島
Masatomo Yoshihara
正朝 吉原
Koji Aso
紘司 麻生
Kenji Senda
健次 千田
Yuichi Takemura
優一 竹村
Jun Iwade
純 岩出
Shuhei Oe
修平 大江
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Abstract

【課題】 ノイズ成分による振動の影響を抑制して、ノッキングが発生したか否かを精度よく判定する。
【解決手段】 エンジンECUは、各点火サイクルにおいて、第2の周波数帯Bにおけるノックセンサ300の出力電圧値の積算値を算出するステップ(S102)と、第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値の標準偏差(2)と予め定められた係数との積を、第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値の中央値(2)に加算して、第2の周波数帯Bにおける判定値VKD(2)を算出するステップ(S112)と、第2の周波数帯Bの積算値を対数変換した値のうち、判定値VKD(2)よりも大きい値がある場合(S120にてYES)、ノッキングが発生したと判定するステップ(S122)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、内燃機関のノッキング判定装置に関し、特に、予め定められた周波数帯における内燃機関の振動の強度に関する強度値を、複数の点火サイクルにおいて検出することによりノッキングが発生したか否かを判定する技術に関する。
従来より、内燃機関において発生するノッキングを検出する様々の方法が提案されている。それらのうち、ノッキング発生時に特有の振動を検出することにより、ノッキングを検出するものがある。
特開2003−35194号公報(特許文献1)は、内燃機関の運転にともない発生する振動をセンサで検出し、検出した振動波形信号からノッキング特有の周波数帯域の信号をフィルタで濾波し、濾波後の振動強度及び前回算出値に基づき、振動強度の度数分布における平均値及び標準偏差をそれぞれ擬似的に算出し、それらの擬似平均値及び擬似標準偏差を用いて設定したノック判定レベルと振動強度との比較によりノッキングを検出するとともに、内燃機関の運転状態が所定の切替え状態となった場合にフィルタの濾波周波数帯域を切替えるようにした内燃機関用ノッキング検出装置を開示する。このノッキング検出装置は、予め定められた濾波周波数帯域で算出された擬似平均値及び擬似標準偏差を再度同一の濾波周波数帯域で濾波されるまで保持する保持部と、同一の濾波周波数帯域に切替えられたとき、保持部により保持された擬似平均値及び擬似標準偏差を、切替え直後における前回算出値の初期値として設定する初期値設定部とを含む。振動強度には、濾波された信号の最大値をデジタル値に変換された値が用いられる。
この公報に記載の内燃機関用ノッキング検出装置によれば、予め定められた濾波周波数帯域で算出された擬似平均値及び擬似標準偏差は、再度同一の濾波周波数帯域で濾波されるまでの期間にわたり、保持手段により保持される。そして、初期値設定手段では、同一の濾波周波数帯域に切替えられた場合、保持手段で保持された擬似平均値及び擬似標準偏差が、切替え直後における濾波周波数帯域での前回算出値の初期値として設定される。設定された初期値は、切替え直後の理想的な値に近い。このため、前回算出値が適正な値となるまでに要する擬似平均値及び擬似標準偏差の演算回数が少なくてすむ。擬似平均値及び擬似標準偏差は、切替え後短時間で理想的な値に近づく。従って、濾波周波数帯域の切替え後の早い時期から、濾波周波数帯域に適合した擬似平均値及び擬似標準偏差を算出するとともに、ノック判定レベルを精度よく設定できるようになる。
特開2003−35194号公報
しかしながら、検出した振動波形信号からノッキング特有の周波数帯域の信号をフィルタで濾波した場合であっても、吸排気バルブの着座や、インジェクタ(特に直噴インジェクタ)の作動などに起因するノイズ成分が混在する場合がある。ノイズ成分が混在すると、ノッキングが発生していないにも関わらず、ノッキングを誤検出するおそれがある。ところが、特開2003−35194号公報においては、濾波後の信号に混在し得るノイズ成分については何等考慮されておらず、ノッキングが発生したか否かを判定するにはさらなる改良の余地がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ノッキングが発生したか否かを精度よく判定することができる内燃機関のノッキング判定装置を提供することである。
第1の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置は、内燃機関のクランク角を検出するためのクランク角検出手段と、複数の点火サイクルにおいて、予め定められた周波数帯における内燃機関の振動の強度に関する強度値を検出するための手段と、各点火サイクルにおいて、予め定められたクランク角の間隔における強度値の積算値を算出するための手段と、複数の積算値に基づいて算出される判定値と積算値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かを判定するための判定手段とを含む。
第1の発明によると、複数の点火サイクルにおいて、予め定められた周波数帯における内燃機関の振動の強度に関する強度値が検出される。たとえば、ノッキングに特有の周波数帯の振動の強度に関する強度値が検出される。ところが、吸排気バルブの着座やインジェクタ(特に直噴インジェクタ)の作動に起因する振動など、ノイズ成分の振動は完全に除去できない場合があり得る。この場合、ノッキングが発生した場合もノイズ成分による振動が発生した場合も、強度値のピーク値が大きくなるため、強度値のピーク値のみでは、ノッキングによる振動とノイズ成分による振動と区別できない場合があり得る。しかしながら、一般的に、ノッキングに起因する振動は、強度値がピークになった後、緩やかに減衰する。一方、ノイズ成分による振動は、強度値がピークになった後、即座に減衰する。したがって、強度値の積算値で比較した場合、ノッキングによる振動とノイズ成分による振動とを明確に区別し得る。そのため、各点火サイクルにおいて、予め定められたクランク角の間隔における強度値の積算値が算出される。これらの積算値に基づいて算出される判定値と積算値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かが判定される。たとえば、積算値を対数変換した値のうち、判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定される。これにより、ノイズ成分の振動による影響を抑制して、ノッキングが発生したか否かを判定することができる。そのため、ノッキングが発生したか否かを精度よく判定することができる内燃機関のノッキング判定装置を提供することができる。
第2の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置は、第1の発明の構成に加え、複数の積算値を対数変換した値における中央値および標準偏差を算出するための手段と、予め定められた係数と標準偏差との積を中央値に加算することにより、判定値を算出するための手段とをさらに含む。判定手段は、複数の積算値を対数変換した値のうち、判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定するための手段を含む。
第2の発明によると、複数の積算値を対数変換した値における中央値および標準偏差が算出される。予め定められた係数と標準偏差との積を中央値に加算することにより、判定値が算出される。複数の積算値を対数変換した値のうち、判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定される。これにより、積算値の頻度分布(度数分布)から、ノッキングが発生したか否かを判定することができる。
第3の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置は、複数の点火サイクルにおいて、予め定められた第1の周波数帯における内燃機関の振動の強度に関する第1の強度値を検出するための手段と、内燃機関の運転状態が、予め定められた第1の運転状態である場合、複数の第1の強度値に基づいて算出される第1の判定値と第1の強度値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かを判定するための第1の判定手段と、内燃機関のクランク角を検出するためのクランク角検出手段と、各点火サイクルにおいて、予め定められた第2の周波数帯における内燃機関の振動の強度に関する第2の強度値を検出するための手段と、各点火サイクルにおいて、予め定められたクランク角の間隔における第2の強度値の積算値を算出するための手段と、内燃機関の運転状態が、予め定められた第2の運転状態である場合、複数の積算値に基づいて算出される第2の判定値と積算値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かを判定するための第2の判定手段と含む。
第3の発明によると、複数の点火サイクルにおいて、予め定められた第1の周波数帯における内燃機関の振動に関する第1の強度値が検出される。たとえば、ノッキングに特有の周波数帯の振動の強度に関する第1の強度値が検出される。ところが、第1の周波数帯が常にノッキング判定に適した周波数帯であるとは限らない。したがって、内燃機関の運転状態が予め定められた第1の運転状態である場合(たとえば回転数がしきい値よりも低い場合)、複数の第1の強度値に基づいて算出される第1の判定値と第1の強度値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かが判定される。一方、内燃機関の運転状態が予め定められた第2の運転状態である場合(たとえば回転数がしきい値よりも高い場合)、ノッキング判定に適した第2の周波数帯の振動を用いてノッキングが発生したか否かを判定する必要がある。このとき、前もって強度値を検出しておかなければ、第2の周波数帯への切換え後において速やかに判定値を算出し、ノッキングが発生したか否かを判定することができない。そのため、第1の強度値が検出される点火サイクルと同じ点火サイクルにおいて、予め定められた第2の周波数帯における内燃機関の振動の強度に関する第2の強度値が検出される。ところが、第1の強度値が検出される点火サイクルにおいて、第2の周波数帯の振動がノッキングの判定に適したものであるとは限らず、吸排気バルブの着座やインジェクタ(特に直噴インジェクタ)の作動に起因する振動など、ノイズ成分の振動が混在し得る。この場合、ノッキングが発生した場合もノイズ成分による振動が発生した場合も、強度値のピーク値が大きくなるため、強度値のピーク値のみでは、ノッキングによる振動とノイズ成分による振動と区別できない場合があり得る。しかしながら、一般的に、ノッキングに起因する振動は、強度値がピークになった後、緩やかに減衰する。一方、ノイズ成分による振動は、強度値がピークになった後、即座に減衰する。したがって、強度値の積算値で比較した場合、ノッキングによる振動とノイズ成分による振動とを明確に区別し得る。そのため、予め定められたクランク角の間隔における第2の強度値の積算値が算出される。内燃機関の運転状態が予め定められた第2の運転状態である場合(たとえば回転数がしきい値よりも高い場合)、積算値に基づいて算出される第2の判定値と積算値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かが判定される。たとえば、積算値を対数変換した値のうち、判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定される。これにより、ノッキング判定に用いる周波数帯を切換えた直後においても、ノイズ成分の振動による影響を抑制して、ノッキングが発生したか否かを速やかに判定することができる。そのため、ノッキングが発生したか否かを精度よく判定することができる内燃機関のノッキング判定装置を提供することができる。
第4の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置は、第3の発明の構成に加え、各点火サイクルにおいて最も大きい第1の強度値を対数変換した値における第1の中央値および第1の標準偏差を算出するための手段と、予め定められた第1の係数と第1の標準偏差との積を第1の中央値に加算することにより、第1の判定値を算出するための手段と、複数の積算値を対数変換した値における第2の中央値および第2の標準偏差を算出するための手段と、予め定められた第2の係数と第2の標準偏差との積を第2の中央値に加算することにより、第2の判定値を算出するための手段とをさらに含む。第1の判定手段は、各点火サイクルにおいて最も大きい第1の強度値を対数変換した値のうち、第1の判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定するための手段を含む。第2の判定手段は、複数の積算値を対数変換した値のうち、第2の判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定するための手段を含む。
第4の発明によると、各点火サイクルにおいて最も大きい第1の強度値を対数変換した値における第1の中央値および第1の標準偏差が算出される。予め定められた第1の係数と第1の標準偏差との積を第1の中央値に加算することにより、第1の判定値が算出される。また、複数の積算値を対数変換した値における第2の中央値および第2の標準偏差が算出される。予め定められた第2の係数と第2の標準偏差との積を第2の中央値に加算することにより、第2の判定値が算出される。各点火サイクルにおいて最も大きい第1の強度値を対数変換した値のうち、第1の判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定される。また、複数の積算値を対数変換した値のうち、第2の判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定される。これにより、第1の強度値や積算値の頻度分布(度数分布)から、ノッキングが発生したか否かを判定することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るノッキング判定装置を搭載した車両のエンジン100について説明する。本実施の形態に係るノッキング判定装置は、たとえばエンジンECU(Electronic Control Unit)200が実行するプログラムにより実現される。
エンジン100は、エアクリーナ102から吸入された空気とインジェクタ104から噴射される燃料との混合気を、燃焼室内で点火プラグ106により点火して燃焼させる内燃機関である。
混合気が燃焼すると、燃焼圧によりピストン108が押し下げられ、クランクシャフト110が回転する。燃焼後の混合気(排気ガス)は、三元触媒112により浄化された後
、車外に排出される。エンジン100に吸入される空気の量は、スロットルバルブ114により調整される。
エンジン100は、エンジンECU200により制御される。エンジンECU200には、ノックセンサ300と、水温センサ302と、タイミングロータ304に対向して設けられたクランクポジションセンサ306と、スロットル開度センサ308と、車速センサ310と、イグニッションスイッチ312とが接続されている。
ノックセンサ300は、エンジン100のシリンダブロックに設けられる。ノックセンサ300は、圧電素子により構成されている。ノックセンサ300は、エンジン100の振動により電圧を発生する。電圧の大きさは、振動の大きさと対応した大きさとなる。ノックセンサ300は、電圧を表す信号をエンジンECU200に送信する。水温センサ302は、エンジン100のウォータージャケット内の冷却水の温度を検出し、検出結果を表す信号を、エンジンECU200に送信する。
タイミングロータ304は、クランクシャフト110に設けられており、クランクシャフト110と共に回転する。タイミングロータ304の外周には、予め定められた間隔で複数の突起が設けられている。クランクポジションセンサ306は、タイミングロータ304の突起に対向して設けられている。タイミングロータ304が回転すると、タイミングロータ304の突起と、クランクポジションセンサ306とのエアギャップが変化するため、クランプポジションセンサ306のコイル部を通過する磁束が増減し、コイル部に起電力が発生する。クランクポジションセンサ306は、起電力を表す信号を、エンジンECU200に送信する。エンジンECU200は、クランクポジションセンサ306から送信された信号に基づいて、クランク角を検出する。
スロットル開度センサ308は、スロットル開度を検出し、検出結果を表す信号をエンジンECU200に送信する。車速センサ310は、車輪(図示せず)の回転数を検出し、検出結果を表す信号をエンジンECU200に送信する。エンジンECU200は、車輪の回転数から、車速を算出する。イグニッションスイッチ312は、エンジン100を始動させる際に、運転者によりオン操作される。
エンジンECU200は、各センサおよびイグニッションスイッチ312から送信された信号、メモリ202に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて演算処理を行ない、エンジン100が所望の運転状態となるように、機器類を制御する。
エンジン100にノッキングが発生した場合、エンジン100には、図2において実線で示す周波数付近の周波数の振動が発生する。ノッキングに起因して発生する振動の周波数は一定ではなく、所定の帯域幅を有する。そのため、本実施の形態においては、図2に示すように、第1の周波数帯Aおよび第2の周波数帯Bに含まれる振動を検出する。なお、周波数帯は2つに限らない。
図3を参照して、エンジンECU200についてさらに説明する。エンジンECU200は、A/D(アナログ/デジタル)変換部400と、バンドパスフィルタ(1)410と、ピークホールド回路412と、バンドパスフィルタ(2)420と、積算部422とを含む。
A/D変換部400は、ノックセンサ300から送信されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。バンドパスフィルタ(1)410は、ノックセンサ300から送信された信号のうち、第1の周波数帯Aの信号のみを通過させる。すなわち、バンドパスフィルタ(1)410により、ノックセンサ300が検出した振動から、第1の周波数帯Aの振動のみが抽出される。ピークホールド回路412は、図4に示すように、バンドパスフィルタ(1)410を通過した第1の周波数帯Aにおけるノックセンサ300の出力電圧値(振動の強度を表す値)のピーク値を検出する。
バンドパスフィルタ(2)420は、ノックセンサ300から送信された信号のうち、第2の周波数帯Bの信号のみを通過させる。すなわち、バンドパスフィルタ(2)420により、ノックセンサ300が検出した振動から、第2の周波数帯Bの振動のみが抽出される。
積算部412は、図5において斜線で示すように、バンドパスフィルタ(2)420を通過した第2の周波数帯Bにおけるノックセンサ300の出力電圧値を予め定められた第1のクランクから第2のクランク角度までにおいて積算する。以下、積算された値を積算値と表す。
図6を参照して、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECU200が実行するプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、エンジンECU200は、ノックセンサ300から送信された信号に基づいて、エンジン100の振動の強度を検出する。振動の強度は、ノックセンサ300の出力電圧値で表される。なお、ノックセンサ300の出力電圧値と対応した値で振動の強度を表してもよい。
S102にて、エンジンECU200は、各点火サイクルにおいて、第1の周波数帯Aにおけるノックセンサ300の出力電圧値のピーク値を検出する。また、エンジンECU200は、ピーク値が検出された点火サイクルと同じ点火サイクルにおいて、第2の周波数帯Bにおけるノックセンサ300の出力電圧値の積算値を算出する。
S104にて、エンジンECU200は、予め定められた点火サイクル分(たとえば200点火サイクル分)のピーク値の検出および積算値の算出が完了したか否かを判別する。予め定められた点火サイクル分のピーク値の検出および積算値の算出が完了した場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS100に戻される。
S106にて、エンジンECU200は、第1の周波数帯Aにおけるピーク値の頻度分布を作成するとともに、第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布を作成する。頻度分布は、第1の周波数帯Aにおけるピーク値および第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値を用いて作成される。
S108にて、エンジンECU200は、第1の周波数帯Aにおけるピーク値を対数変換した値の中央値(1)を算出する。またエンジンECU200は、第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値の中央値(2)を算出する。
S110にて、エンジンECU200は、第1の周波数帯Aにおけるピーク値を対数変換した値の標準偏差(1)を算出する。標準偏差(1)は、中央値(1)よりも小さいピーク値に基づいて算出される。また、エンジンECU200は、第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値の標準偏差(2)を算出する。標準偏差(2)は、中央値(2)よりも小さい積算値に基づいて算出される。
S112にて、エンジンECU200は、第1の周波数帯Aにおける標準偏差(1)と予め定められた係数(たとえば「3」)との積を中央値(1)に加算して、第1の周波数帯Aにおける判定値VKD(1)を算出する。また、エンジンECU200は、第2の周波数帯Bにおける標準偏差(2)と予め定められた係数との積を中央値(2)に加算して、第2の周波数帯Bにおける判定値VKD(2)を算出する。
S114にて、エンジンECU200は、クランクポジションセンサ306から送信された信号に基づいて、エンジン回転数NEを検知する。S116にて、エンジンECU200は、エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも低いか否かを判別する。エンジン回転数NEが、しきい値NE(0)よりも低い場合(S116にてYES)、処理はS118に移される。もしそうでないと(S116にてNO)、処理はS120に移される。
S118にて、エンジンECU200は、第1の周波数帯Aにおけるピーク値を対数変換した値のうち、判定値VKD(1)よりも大きい値があるか否かを判別する。第1の周波数帯Aのピーク値を対数変換した値のうち、判定値VKD(1)よりも大きい値がある場合(S118にてYES)、処理はS122に移される。もしそうでないと(S118にてNO)、この処理は終了する。
S120にて、エンジンECU200は、第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値のうち、判定値VKD(2)よりも大きい値があるか否かを判別する。第2の周波数帯Bの積算値を対数変換した値のうち、判定値VKD(2)よりも大きい値がある場合(S120にてYES)、処理はS122に移される。もしそうでないと(S120にてNO)、この処理は終了する。S122にて、エンジンECU200は、ノッキングが発生したと判定する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECU200の動作について説明する。
エンジン100の運転中において、エンジン100の振動の強度が検出される(S100)。また、各点火サイクルにおいて、第1の周波数帯Aにおけるピーク値が検出されるとともに、第2の周波数帯Bにおける積算値が算出される(S102)。
予め定められた点火サイクル分のピーク値の検出および積算値の算出が完了した場合(S104にてYES)、図7において実線で示すように、第1の周波数帯Aにおけるピーク値の頻度分布が作成される(S106)。また、図7において一点鎖線で示すように、第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布が作成される(S106)。
これらの頻度分布から、各周波数帯の中央値が算出され(S108)、標準偏差が算出される(S110)。また、標準偏差と予め定められた係数との積が中央値に加算されることにより、判定値VKDが算出される(S112)。
このようにした算出された判定値VKD(1)または判定値VKD(2)を用いることにより、ノッキングが発生したか否かが判定される。ところが、各周波数帯の振動が、全ての運転状態において適切に検出されるとは限らない。たとえば、エンジン回転数NEが2000rpmである場合においてノッキングに起因する振動が第1の周波数値Aに表れる場合であっても、エンジン回転数NEが5000rpmである場合において、ノッキングに起因する振動が第1の周波数値Aに現れない場合がある。したがって、エンジン100の運転状態に応じて、ノッキングの判定に用いる周波数帯を切換える必要がある。
そのため、エンジン回転数NEが検知される(S114)。エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも低いか否かが判別される(S116)。ここでは、エンジン回転数NEが、しきい値NE(0)よりも低い(S116にてYES)と想定する。この場合(S116にてYES)、第1の周波数帯Aの振動を用いてノッキングの判定が行なわれる。具体的には、第1の周波数帯Aにおけるピーク値を対数変換した値のうち、判定値VKD(1)よりも大きい値がある場合(S118にてYES)、ノッキングが発生したと判定される(S122)。判定値VKD(1)よりも大きい値がない場合(S118にてNO)、ノッキングが発生したとは判定されない。
一方、エンジン回転数NEが上昇し、エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも高くなった場合(S116にてNO)、第2の周波数帯Bの振動を用いてノッキングの判定が行なわれる。具体的には、第2の周波数帯Bにおける積算値を対数変換した値のうち、判定値VKD(2)よりも大きい値がある場合(S120にてYES)、ノッキングが発生したと判定される(S122)。判定値VKD(2)よりも大きい値がない場合(S120にてYES)、ノッキングが発生したとは判定されない。
このとき、第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布は、第1の周波数帯Aにおけるピーク値の頻度分布と平行して作成されているため、ノッキングの判定に用いる周波数帯を第1の周波数帯Aから第2の周波数帯Bに切換える際には、判定値VKD(2)がすでに算出されている。これにより、ノッキングの判定に用いる周波数帯の切換え直後においても、速やかにノッキングが発生したか否かを判定することができる。
また、図8において実線で示すようにノッキングに起因する振動は、ピーク値以後において緩やかに減衰するが、図8において破線で示すように吸排気バルブの着座やインジェクタ(特に直噴インジェクタ)の作動など、ノイズ成分に起因する振動は、ピーク値以後即座に減衰する。したがって、積算値を算出することにより、ノッキングに起因した振動とノイズ成分に起因した振動とを明確に区別することができる。これにより、ノイズ成分の影響を抑制して、ノッキングが発生したか否かを精度よく判定することができる。
また、第2の周波数帯Bにおける振動についてのみ積算値を算出するようにしたので、エンジンECU200の負荷を低減し、速やかに処理を行なうことができる。
以上のように、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECUによれば、第1の周波数帯Aにおけるピーク値の頻度分布と第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布とが平行して同時に作成される。エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも低い場合、第1の周波数帯Aにおけるピーク値の頻度分布に基づいて、ノッキングが発生したか否かが判定される。エンジン回転数NEがしきい値NE(0)よりも高い場合、ノッキングの判定に用いられる周波数帯が第1の周波数帯Aから第2の周波数帯Bに切換えられ、第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布に基づいて、ノッキングが発生したか否かが判定される。このとき、第2の周波数帯Bの積算値の頻度分布における判定値VKD(2)が既に算出されているため、周波数帯を切換えた直後から、速やかにノッキングが発生したか否かを判定することができる。また、積算値を用いることにより、ノッキングに起因する振動とノイズ成分に起因する振動とを明確に区別することができる。そのため、ノイズ成分の影響を抑制して、ノッキングが発生したか否かを精度よく判定することができる。
なお、本実施の形態においては、ピーク値を検出する周波数帯が、積算値を算出する周波数帯よりも高い周波数帯であったが、ピーク値を検出する周波数帯を、積算値を算出する周波数帯よりも低くするようにしてもよい。
また、たとえばアクセル開度や負荷など、エンジン回転数NE以外のパラメータにより、ノッキングの判定に用いる周波数帯を切換えるようにしてもよい。
さらに、第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布に基づいてノッキングが発生しているか否かを判定している間は、第1の周波数帯Aにおける頻度分布の更新を停止するようにしてもよい。
さらに、ピーク値や積算値を対数変換しないで、頻度分布を作成し、判定値VKDを算出するようにしてもよい。この場合、ピーク値や積算値の標準偏差を累乗した値と中央値との積により、判定値VKDを算出するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るノッキング判定装置により制御されるエンジンを示す概略構成図である。 エンジンで発生する振動の周波数を示す図である。 エンジンECUを示す制御ブロック図である。 第1の周波数帯Aにおける振動の強度を示す図である。 第2の周波数帯Bにおける振動の強度を示す図である。 エンジンECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 第1の周波数帯Aにおけるピーク値および第2の周波数帯Bにおける積算値の頻度分布を示す図である。 ノッキングに起因する振動の強度とノイズ成分に起因する振動の強度とを比較した図である。
符号の説明
100 エンジン、104 インジェクタ、106 点火プラグ、110 クランクシャフト、116 吸気バルブ、118 排気バルブ、120 ポンプ、200 エンジンECU、300 ノックセンサ、302 水温センサ、304 タイミングロータ、306 クランクポジションセンサ、308 スロットル開度センサ。

Claims (4)

  1. 内燃機関のノッキング判定装置であって、
    前記内燃機関のクランク角を検出するためのクランク角検出手段と、
    複数の点火サイクルにおいて、予め定められた周波数帯における前記内燃機関の振動の強度に関する強度値を検出するための手段と、
    各前記点火サイクルにおいて、予め定められたクランク角の間隔における強度値の積算値を算出するための手段と、
    複数の前記積算値に基づいて算出される判定値と前記積算値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かを判定するための判定手段とを含む、内燃機関のノッキング判定装置。
  2. 前記ノッキング判定装置は、
    複数の前記積算値を対数変換した値における中央値および標準偏差を算出するための手段と、
    予め定められた係数と前記標準偏差との積を前記中央値に加算することにより、前記判定値を算出するための手段とをさらに含み、
    前記判定手段は、複数の前記積算値を対数変換した値のうち、前記判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関のノッキング判定装置。
  3. 内燃機関のノッキング判定装置であって、
    複数の点火サイクルにおいて、予め定められた第1の周波数帯における前記内燃機関の振動の強度に関する第1の強度値を検出するための手段と、
    前記内燃機関の運転状態が、予め定められた第1の運転状態である場合、複数の前記第1の強度値に基づいて算出される第1の判定値と前記第1の強度値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かを判定するための第1の判定手段と、
    前記内燃機関のクランク角を検出するためのクランク角検出手段と、
    各前記点火サイクルにおいて、予め定められた第2の周波数帯における前記内燃機関の振動の強度に関する第2の強度値を検出するための手段と、
    各前記点火サイクルにおいて、予め定められたクランク角の間隔における前記第2の強度値の積算値を算出するための手段と、
    前記内燃機関の運転状態が、予め定められた第2の運転状態である場合、複数の前記積算値に基づいて算出される第2の判定値と前記積算値とを比較した結果に基づいて、ノッキングが発生したか否かを判定するための第2の判定手段とを含む、内燃機関のノッキング判定装置。
  4. 前記ノッキング判定装置は、
    各前記点火サイクルにおいて最も大きい第1の強度値を対数変換した値における第1の中央値および第1の標準偏差を算出するための手段と、
    予め定められた第1の係数と前記第1の標準偏差との積を前記第1の中央値に加算することにより、前記第1の判定値を算出するための手段と、
    複数の前記積算値を対数変換した値における第2の中央値および第2の標準偏差を算出するための手段と、
    予め定められた第2の係数と前記第2の標準偏差との積を前記第2の中央値に加算することにより、前記第2の判定値を算出するための手段とをさらに含み、
    前記第1の判定手段は、各前記点火サイクルにおいて最も大きい第1の強度値を対数変換した値のうち、前記第1の判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定するための手段を含み、
    前記第2の判定手段は、複数の前記積算値を対数変換した値のうち、前記第2の判定値よりも大きい値が存在する場合、ノッキングが発生したと判定するための手段を含む、請求項3に記載の内燃機関のノッキング判定装置。
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