JP5259690B2 - 作業機械のエンジンの停止スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンを始動させたり停止させたりするキースイッチとは別に設けられたスイッチ装置であって、ディーゼルエンジンの停止装置を作動させることができる作業機械のエンジンの停止スイッチ装置に関する。
従来、油圧ショベル等の作業機械は、この作業機械を駆動する各種油圧アクチュエータの油圧源である油圧ポンプと、この油圧ポンプに伝動可能に結合したディーゼルエンジンとを備える。ディーゼルエンジンは、燃料と空気の混合気を圧縮して自然発火を生じさせるものであるため、エンジンピストンに対する燃料の供給を停止することでディーゼルエンジンを停止させる停止装置、または、エンジンピストンに対する吸気の供給を停止することでディーゼルエンジンを停止させる停止装置が付設されている。この停止装置は、キースイッチがオフして電力が供給されなくなると作動し、ディーゼルエンジンを停止させるものである。
一般に作業機械には、ディーゼルエンジンの停止装置を作動させることができる停止スイッチ装置が、キースイッチとは別に設けられている。その停止スイッチ装置は、誤操作を防止するために操作部を覆うカバーを備える。つまり、停止スイッチ装置を操作するときにそのカバーを開けて操作部を露出させ、それ以外のときにはカバーは閉じられて操作部を覆った状態に保持される。(特許文献1参照)
特開2008−248627号(段落0020)
ところで、カバーが閉じられた状態では停止スイッチ装置の操作部は見えないので、停止スイッチ装置がディーゼルエンジンの停止を保持する状態、すなわちディーゼルエンジンの始動が阻止されている状態なのか、ディーゼルエンジンの始動が許可されている状態なのかが分からない。このため、オペレータの知らない間に停止スイッチ装置がディーゼルエンジンの始動を阻止している作動状態に操作されていた場合、そのオペレータはキースイッチを何度操作してもディーゼルエンジンが始動しないため、作業機械の故障と誤解してしまうことがある。
本発明は前述の事情を考慮してなされたものであり、その目的は、操作部がカバーで覆われている状態においては常に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態に保持することができる作業機械のエンジンの停止スイッチ装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために本発明は次のように構成されている。
〔1〕 本発明に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置は、第1操作位置と第2操作位置とに操作可能な操作部を有し、その操作部の操作位置が前記第1操作位置のときにディーゼルエンジンの停止装置を作動させる作動状態となり、その操作部が前記第2操作位置のときにその停止装置を作動させない非作動状態となるスイッチ本体と、前記操作部を覆ったり露出させたりすることが可能なカバーとを備える作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、前記カバーの状態が前記操作部を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、前記操作部を前記第1操作位置から前記第2操作位置に向かう方向に押し動かす操作手段と、前記操作部が前記カバーにより覆われた状態において、前記操作部を前記第2操作位置に保持する保持手段と、を備えたことを特徴とする。
この「〔1〕」に記載された作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、操作手段は、カバーの状態が操作部を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、操作部を第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす。そして、操作部の操作位置が第2操作位置に切り換わると、スイッチ本体の状態は作動状態から非作動状態に切り換わる。その後、操作部がカバーにより覆われた状態においては、保持手段が操作部の操作位置を第2操作位置に保持するので、スイッチ本体の状態は非作動状態に保持され、したがって、ディーゼルエンジンの停止装置は作動していない状態、すなわち、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態に保持される。これによって、操作部がカバーで覆われている状態においては常に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態に保持することができる。
〔2〕 本発明に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置は、「〔2〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、前記スイッチ本体はトグルスイッチであって、前記第1操作位置と前記第2操作位置とに回動操作可能なレバーを前記操作部として備えるとともに、前記レバーを前記第1操作位置および前記第2操作位置のうち回動操作された方の操作位置に保持する保持機構を前記保持手段として備えるものであり、前記カバーは前記レバーの設置個所に対して回動可能に設けられ、その回動によって前記レバーを覆う被覆位置と前記レバーを露出させる露出位置とに操作されるものであり、前記操作手段は前記カバーに設けられた構造部であって、前記カバーが前記露出位置から前記被覆位置に操作されていく間に、前記レバーを従節部として前記第1操作位置から前記第2操作位置に向かう方向に押し動かす原節部であることを特徴とする。
この「〔2〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、レバー(操作部)をカバーで覆う際、カバーは露出位置から被覆位置に回動操作される。カバーが露出位置から被覆位置に操作されていく間、カバーに設けられた原節部(操作手段)は、レバーを従節部として第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす。これにより、カバーでレバーを覆ったときに確実にレバーの位置を第2操作位置に切り換えて、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態にすることができる。
また、「〔2〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置では、カバーが被覆位置に位置する状態において、トグルスイッチの保持機構がレバーの操作位置を第2操作位置に保持する。これにより、操作部がカバーで覆われている状態において常に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態に保持することができる。
〔3〕 本発明に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置は、「〔1〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、前記スイッチ本体は、前記第1操作位置と前記第2操作位置とに回動操作可能なレバーを前記操作部として備えるとともに、そのレバーを前記第1操作位置の方向に常時付勢する付勢部材を備え、前記カバーは前記レバーの設置個所に対して回動可能に設けられ、その回動によって前記レバーを覆う被覆位置と前記レバーを露出させる露出位置とに操作されるものであり、前記操作手段は前記カバーに設けられた構造部であって、前記カバーが前記露出位置から前記被覆位置に操作されていく間に、前記レバーを従節部として前記第1操作位置から前記第2操作位置に向かう方向に押し動かす原節部であるとともに前記保持手段を兼ね、この保持手段は、前記カバーが前記被覆位置に位置した状態において前記第2操作位置に位置する前記レバーに接し、前記付勢部材に抗して前記第2操作位置から前記第1操作位置に向かう方向への前記レバーの回動を阻止するものであることを特徴とする。
この「〔3〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置においても、「〔2〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置と同じく、レバー(操作部)をカバーで覆う際、カバーは露出位置から被覆位置に回動操作され、カバーが露出位置から被覆位置に操作されていく間に原節部(操作手段)は、レバーを従節部として第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす。これにより、カバーでレバーを覆ったときに確実にレバーの位置を第2操作位置に切り換えて、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態にすることができる。
また、「〔3〕」に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置では、カバーが被覆位置に位置する状態において、ストッパ部が第2操作位置に位置するレバーに接し、付勢部材に抗して第2操作位置から第1操作位置に向かう方向へのレバーの回動を阻止する。これにより、操作部がカバーで覆われている状態において常に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態を保持することができる。
本発明に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置によれば、前述のように、操作部がカバーで覆われている状態においては常に、ディーゼルエンジンの始動が許可されている状態にすることができる。したがって、エンジンの停止スイッチ装置がディーゼルエンジンの始動を阻止している状態を、作業機械の故障と誤解することを防止できる。
本発明の第1実施形態に係るエンジンの停止スイッチ装置が備えられる作業機械である油圧ショベルの左側面図である。 図1に示されたキャブ内に設けられた運転席周りを示す斜視図である。 第1実施形態に係るエンジンの停止スイッチ装置のカバーを開いた状態を示す斜視図である。 図3に示された停止スイッチ装置の正面図である。 図4に示されたカバーを閉じた状態のエンジンの停止スイッチ装置の正面図である。 図4のVI−VI断面図である。 図6に示されたカバーが露出位置から被覆位置の方向に回動されてレバーに接触した状態を示す断面図である。 図7に示されたカバーが被覆位置に位置する状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る停止スイッチ装置の図8に対応する図である。
本発明の第1,第2実施形態に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置を説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置を図1〜図8を用いて説明する。
図1に示す油圧ショベル1は、履帯を駆動して走行する走行体2と、この走行体2に旋回ベアリング16を介して旋回可能に結合した旋回体3と、この旋回体3の前部に装備されたフロント作業装置7とを備える。旋回体3は、フロント作業装置7の左側方に位置するキャブ4と、このキャブ4の後方に設けられた機械室5と、この機械室5の後方に設けられて旋回体3の後端部を形成しているカウンタウェイト6とを備える。フロント作業装置7は、旋回体3の前部に回動可能に結合したブーム8と、このブーム8に回動可能に結合したアーム9と、このアーム9に回動可能に結合したバケット10とを備える。
走行体2は、後部に設けられた走行モータ11(油圧モータ)の出力により駆動されるようになっている。旋回体3は、機械室5内に格納された旋回モータ12(油圧モータ)の出力により駆動されるようになっている。フロント作業装置7は、ブーム8を駆動するブームシリンダ13(油圧シリンダ)と、アーム9を駆動するアームシリンダ14(油圧シリンダ)と、バケット10を駆動するバケットシリンダ15(油圧シリンダ)とによって駆動されるようになっている。走行モータ11、旋回モータ12、ブームシリンダ13、アームシリンダ14、バケットシリンダ15は、油圧ポンプ(図示していない)の吐出油を供給されて駆動される。その油圧ポンプは、ディーゼルエンジンの出力を伝達されて駆動されるようになっている。ディーゼルエンジンには、キースイッチ(図示していない)がオフして電力が供給されなくなると作動し、ディーゼルエンジンを停止させる停止装置が付設されている。
キャブ4内には、図2に示す運転席20が設けられている。運転席20の右側方にはブームシリンダ13およびバケットシリンダ15を操作するための右操作レバー21を備える右コンソール23が設けられていて、運転席20の左側方には旋回モータ12およびアームシリンダ14を操作するための左操作レバー22を備える左コンソール24が設けられている。左コンソール24とキャブ4の床板25との間には、左コンソール24を運転席20の左側方に固定するための支持部材26が介在している。この支持部材26の前面に、すなわち運転席20の左下方に、第1実施形態に係る停止スイッチ装置30が設けられている。キャブ4の左側面には、このキャブ4に対するオペレータの乗降のためのドア4aが設けられている。運転席20の下方でドア4a側に停止スイッチ装置30が設けられているのは、停止スイッチ装置30の位置がオペレータの乗降の障害にならず、かつキャブ4内外から停止スイッチ装置30を操作できることを意図している。
停止スイッチ装置30の具体的な構成について図3〜図8を用いて説明する。停止スイッチ装置30は、スイッチ本体31を備える。このスイッチ本体31は、停止装置に電力を導く電力線を開閉するスイッチが内蔵されたケース32と、ケース32に内臓されたスイッチを操作する操作部としてのレバー33とを備える。レバー33はケース32に対して回動可能に設けられていて、第1操作位置(図6に実線で示し、図8で2点鎖線で示す位置)と第2操作位置(図8に実線で示す位置)とに操作可能なものである。スイッチ本体31は、そのレバー33の操作位置が第1操作位置のときにディーゼルエンジンの停止装置を作動させる作動状態となり、そのレバー33が第2操作位置のときにその停止装置を作動させない非作動状態となる。このスイッチ本体31は、レバー33を第1操作位置および第2操作位置のうち回動操作された方の操作位置に保持する保持機構を備えるトグルスイッチである。
支持部材26の前面を形成している板部27には、この板部27を貫通した開口部28が形成されている。板部27にはベース部材34が取り付けられている。このベース部材34は板部27の前面に積層された板状の本体部35を備える。この本体部35には、開口部28に前方で連続する貫通孔36が形成されている。スイッチ本体31は、板部27の後方から開口部28および貫通孔36に挿し通されていて、レバー33が本体部35の前方に突出した状態で、本体部35に固定されている。
停止スイッチ装置30は更に、レバー33を覆ったり露出させたりすることが可能なカバー37を備える。このカバー37はレバー33の設置個所、すなわちベース部材34に対して回動可能となるように設けられている。図3中の38は、カバー37がベース部材34に対して回動可能となるようカバー37をベース部材34に結合するヒンジ結合部であり、ベース部材34の左右両側部に設けられて対を成している。右側のヒンジ結合部38において、左側のヒンジ結合部38の方向に突出して設けられた回動軸であり、40はベース部材34に設けられて回動軸39が右側方から挿入された軸受である。左側のヒンジ結合部38は右側のヒンジ結合部38と左右対称に構成されている。図4,図6に示すカバー37の位置はレバー33を露出させる露出位置であり、図5,図8に示すカバー37の位置はレバー33を覆う被覆位置である。これら露出位置と被覆位置の間を回動中心Oの周りに矢印U1方向に、または、矢印U1方向とは逆方向に回動することが可能である。
停止スイッチ装置30は更に、カバー37を被覆位置でロックするロック機構41を備える。このロック機構41はスナップフィットによるものであり、具体的には、カバー37の前面側から後方向に延び、カバー37の回動中心Oの方向に撓むことが可能な片持ち梁状に形成された舌状部42と、この舌状部42の自由端側に形成されて回動中心Oから離れる方向に突起した山形の突起部43と、ベース部材34の本体部35から前方向に突出した突出片44と、この突出片44に形成された孔であって突起部43を挿し抜き可能な挿し抜き部45とを備える。このように構成されたロック機構においては、カバー37の被覆位置の方向への回動中、突起部43は突出片44の前端部に接触し、その後、舌状部42は突出片44から突起部43に与えられた反力によって回動中心Oの方向に撓む。そして、カバー37が被覆位置に達すると、突起部43は舌状部42の復元に伴って挿し抜き部45に挿入され、これによってカバー37が被覆位置に位置した状態でベース部材34にロックされる。
なお、カバー37が被覆位置に位置する状態において突起部44の前方に位置する舌状部42の箇所には、舌状部42を回動中心Oの方向に撓ませる力、すなわち突起部44が挿し抜き部45から抜ける方向の力を舌状部42に与える際に押圧操作されるロック解除用押圧部46が設けられている。このロック解除用押圧部46を押圧して突起部44を挿し抜き部45から抜いた状態を保持することで、カバー37はロックを解除された状態に保持される。
停止スイッチ装置30は更に、カバー37の状態がレバー33を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、レバー33を第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす操作手段47を備える。この操作手段47はカバー37に設けられた構造部(突出部)であって、カバー37が露出位置から被覆位置に操作されていく間に、レバー33を従節部として第1操作位置から第2操作位置に向かう方向(図7の矢印U2方向)に押し動かす原節部である。レバー33の先端は半球面に形成されている。露出位置から被覆位置へのカバー37の回動中、操作手段47はレバー33の先端の半球面に対し、この半球面の中心よりも低い位置で接しながら(図7参照)、カバー37の回動に伴ってレバー33を押し動かしながら移動するようになっている。なお、操作手段47はカバー37の強度を確保するためのリブを兼ねている。
カバー37が露出位置から被覆位置に回動していく間、すなわち、カバー37の状態がレバー33を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、操作手段47は、レバー33を第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動し、これにより、レバー33は第2操作位置に切り換わる(図6〜図8参照)。その後、カバー37がレバー33を覆った状態において、レバー33はスイッチ本体31(トグルスイッチ)に内蔵された保持機構により第2操作位置に保持される。スイッチ本体31の保持機構は、レバー33がカバー37で覆われた状態において、レバー33を第2操作位置に保持する保持手段を成している。
第1実施形態に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置30によれば次の効果を得られる。
第1実施形態に係る停止スイッチ装置30において、操作手段47は、カバー37の状態がレバー33を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、レバー33を第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす。そして、レバー33の操作位置が第2操作位置に切り換わると、スイッチ本体31の状態は作動状態から非作動状態に切り換わる。その後、レバー33がカバー37により覆われた状態においては、トグルスイッチであるスイッチ本体31の保持機構(保持手段)がレバー33の操作位置を第2操作位置に保持するので、スイッチ本体31の状態は非作動状態に保持され、したがって、ディーゼルエンジンの停止装置は作動していない状態、すなわち、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態に保持される。これによって、レバー33がカバー37で覆われている状態においては常に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態にすることができる。
第1実施形態に係る停止スイッチ装置30において、カバー37が露出位置から被覆位置に操作されていく間、カバー37に設けられた操作手段47すなわち原節部は、レバー33を従節部として第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす。これにより、カバー37でレバー33を覆ったときに確実にレバー33の位置を第2操作位置に切り換えて、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態にすることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る停止スイッチ装置を図9を用いて説明する。
図9に示すように、第2実施形態に係る停止スイッチ装置50は、第1実施形態に係る停止スイッチ装置30とは異なり、トグルスイッチではないスイッチ本体51を備える。このスイッチ本体51はセルフリターンタイプのスイッチであり、第1操作位置と第2操作位置とに回動操作可能なレバー33を、第1操作位置の方向に常時付勢する、すなわちレバー33を第1操作位置に復帰させる付勢部材(図示していない)をケース32に内蔵するものである。
このようにスイッチ本体51がセルフリターンタイプであることに伴い、第2実施形態に係る停止スイッチ装置50は、保持手段を兼ねた操作手段52を備える。この操作手段52は、カバー37が被覆位置に位置した状態において第2操作位置に位置するレバー33に接し、付勢部材に抗して第2操作位置から第1操作位置に向かう方向へのレバー33の回動を阻止することによって、保持手段としての機能を有する。なお、カバー37に設けられた構造部(突出部)であって、カバー37が露出位置から被覆位置に操作されていく間に、レバー33を従節部として第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす原節部である点は、第1実施形態に係る停止スイッチ装置30と同じであるが、保持手段としての機能を含むため、第1実施形態における操作手段47よりも肉厚に形成されている。
第2実施形態に係る停止スイッチ装置50は、スイッチ本体51および操作手段52のみで第1実施形態に係る停止スイッチ装置30と構成が相違している。
第2実施形態に係る作業機械のエンジンの停止スイッチ装置50によれば次の効果を得られる。
第2実施形態に係る停止スイッチ装置50において、操作手段52は、カバー37の状態がレバー33を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、レバー33をケース32に内蔵された付勢部材に抗して第1操作位置から第2操作位置に向かう方向に押し動かす。そして、レバー33の操作位置が第2操作位置に切り換わると、スイッチ本体51の状態は作動状態から非作動状態に切り換わる。その後、レバー33がカバー37により覆われた状態においては、操作手段52がスイッチ本体51の付勢部材に抗して第2操作位置から第1操作位置に向かう方向へのレバー33の回動を阻止することによって、スイッチ本体51の状態は非作動状態に保持され、したがって、ディーゼルエンジンの停止装置は作動していない状態、すなわち、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態に保持される。これによって、レバー33がカバー37で覆われている状態においては常に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態にすることができる。
第2実施形態に係る停止スイッチ装置50において、スイッチ本体51のレバー33は、ケース32に内蔵された付勢部材により常に第1操作位置の方向に付勢されている。したがって、カバー37を被覆位置から露出位置に回動したときに、レバー33は第1操作位置に復帰す。これにより、カバー37を露出位置に回動すると同時に、ディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を阻止している状態にすることができる。つまり、第2実施形態に係る停止スイッチ装置50によれば、カバー37の露出位置から被覆位置への回動に連動させてディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を許可している状態にすることができ、逆に、カバー37の被覆位置から露出位置への回動に連動させてディーゼルエンジンの停止装置を、ディーゼルエンジンの始動を阻止している状態にすることができる。
1 油圧ショベル
30 停止スイッチ装置
31 スイッチ本体(保持手段)
33 レバー
37 カバー
38 ヒンジ結合部
41 ロック機構
47 操作手段

50 停止スイッチ装置
51 スイッチ本体
52 操作手段(保持手段)

Claims (3)

  1. 第1操作位置と第2操作位置とに操作可能な操作部を有し、その操作部の操作位置が前記第1操作位置のときにディーゼルエンジンの停止装置を作動させる作動状態となり、その操作部が前記第2操作位置のときにその停止装置を作動させない非作動状態となるスイッチ本体と、前記操作部を覆ったり露出させたりすることが可能なカバーとを備える作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、
    前記カバーの状態が前記操作部を露出させた状態から覆った状態に変化していく間に、前記操作部を前記第1操作位置から前記第2操作位置に向かう方向に押し動かす操作手段と、
    前記操作部が前記カバーにより覆われた状態において、前記操作部を前記第2操作位置に保持する保持手段と、を備えた
    ことを特徴とする作業機械のエンジンの停止スイッチ装置。
  2. 請求項1に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、
    前記スイッチ本体はトグルスイッチであって、前記第1操作位置と前記第2操作位置とに回動操作可能なレバーを前記操作部として備えるとともに、前記レバーを前記第1操作位置および前記第2操作位置のうち回動操作された方の操作位置に保持する保持機構を前記保持手段として備えるものであり、
    前記カバーは前記レバーの設置個所に対して回動可能に設けられ、その回動によって前記レバーを覆う被覆位置と前記レバーを露出させる露出位置とに操作されるものであり、
    前記操作手段は前記カバーに設けられた構造部であって、前記カバーが前記露出位置から前記被覆位置に操作されていく間に、前記レバーを従節部として前記第1操作位置から前記第2操作位置に向かう方向に押し動かす原節部である
    ことを特徴とする作業機械のエンジンの停止スイッチ装置。
  3. 請求項1に記載の作業機械のエンジンの停止スイッチ装置において、
    前記スイッチ本体は、前記第1操作位置と前記第2操作位置とに回動操作可能なレバーを前記操作部として備えるとともに、そのレバーを前記第1操作位置の方向に常時付勢する付勢部材を備え、
    前記カバーは前記レバーの設置個所に対して回動可能に設けられ、その回動によって前記レバーを覆う被覆位置と前記レバーを露出させる露出位置とに操作されるものであり、
    前記操作手段は前記カバーに設けられた構造部であって、前記カバーが前記露出位置から前記被覆位置に操作されていく間に、前記レバーを従節部として前記第1操作位置から前記第2操作位置に向かう方向に押し動かす原節部であるとともに前記保持手段を兼ね、
    この保持手段は、前記カバーが前記被覆位置に位置した状態において前記第2操作位置に位置する前記レバーに接し、前記付勢部材に抗して前記第2操作位置から前記第1操作位置に向かう方向への前記レバーの回動を阻止するものである
    ことを特徴とする作業機械のエンジンの停止スイッチ装置。
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