JP5258077B2 - オレフィン重合用の活性を持った三配座不均一担持触媒 - Google Patents
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Description
Ziegler−Nattaおよびメタロセン触媒系はオレフィンの重合に使用するための従来法において十分に確立された触媒系である。例えばハロゲン化チタンを有機金属化合物(例えばトリアルキルアルミニウム)で賦活してつくられるZiegler−Natta触媒を使用することは、ポリオレフィンを製造するための多くの工業的な方法に対する基本となっている。或る場合には、反応区域に導入する前にZiegler−Natta触媒の活性成分を担体、例えば無機酸化物(例えばシリカ)の中に混入する(macromol.Symp.誌、1995年、89巻、563頁参照)。
本発明は新規触媒組成物、該触媒組成物の製造法、並びに該触媒組成物を使用する重合方法に関する。さらに特定的には本発明は不活性液体中において(i)少なくとも1種の遷移金属二配座または三配座錯体またはその混合物、(ii)アルミニウム化合物、および(iii)無機酸化物を或る割合で接触させることによりつくられる触媒組成物に関する。
本発明は、下記に詳細に説明するような、少なくとも1種の遷移金属の二配座または三配座錯体またはその混合物、アルミニウム化合物および無機酸化物から成る混合物からつくられる触媒組成物に関する。本明細書および特許請求の範囲において使用される「二配座」および「三配座」と言う言葉は、遷移金属原子に結合した1個または多数のシクロペンタジエニル基を含まない化合物に対して使用する。本発明の触媒組成物は不活性液体中において上記成分を予め定められた割合で接触させ、触媒活性をもった混合物をつくることによって得られる。
Al(X)a(Y)b(Z)c I
で表すことができる。ここでAlはアルミニウム原子を表し、
各Xは独立に炭素数1〜24、好ましくは1〜8、さらに好ましくは3〜5のヒドロカルビル基(R)、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル(すべての異性体)、ペンチル(すべての異性体)、ヘキシル(すべての異性体)、ヘプチル(すべての異性体)またはオクチル(すべての異性体)のようなアルキル;フェニルのようなアリール;トリル、2,6−ジメチルフェニルのようなアルキル置換アリール等およびそれらの混合物を表し;
各Yは独立にヒドロカルビルオキシ基、−ORであり、ここでRは上記に定義された通りであり、Oは酸素原子を表し;
各Zは独立に水素またはハロゲン原子、例えば塩素(好適)、臭素、フッ素またはヨードを表し;
a、bおよびcはそれぞれ0〜3を表すが、a+b+cの和は3である。好適なアルミニウム化合物は少なくとも1個のヒドロカルビル基を有し(aの値が少なくとも1)、さらに好ましくは2個のヒドロカルビル基を有し(aの値が少なくとも2)、最も好ましくはすべての置換基がヒドロカルビル基である(aの値が3)。
各Aは独立に酸素、硫黄、燐または窒素を表し、好ましくは酸素または窒素或いはその組み合わせであり、最も好ましくは式IIにおける各A、およびIIIにおける少なくとも2個のAは窒素を表す。
nは0〜3の間で変化することができ、好ましくは0または1であり;
a、b、cおよびdはそれぞれ独立に1または0を表し、結合したLまたはRが存在する(1)か否(0)かを示し;
R1およびR4はそれぞれ独立に置換基をもちまたはもたないC1〜C20、好ましくはC3〜C20のヒドロカルビル、例えばアルキル、アリール、アルカリールまたはアラルキル、例えばi−プロピル、t−ブチル、2,4,6−トリメチルフェニル、2−メチルフェニル;2,6−ジイソプロピルフェニル、およびそのフッ素化誘導体等から選ばれ;或いは隣接した基と共にC3〜C20ヒドロカルビレン基を表すことができ;
R2、R3、R5、R6、R7およびR8はそれぞれ独立に水素、置換基をもちまたはもたないC1〜C20のヒドロカルビル、例えばアルキル、アリール、アルカリールおあアラルキル、例えばメチル、エチル、i−プロピル、ブチル(すべての異性体)、フェニル、トリル、2,6−ジイソプロピルフェニル等から選ばれ;或いはこれらのR基は隣接した炭素原子と共にC3〜C20の環を形成したヒドロカルビレン基、例えばヘキシレン、1,8−ナフチレン等を表すことができる。
R5およびR6はそれぞれ独立に水素、或いは置換基をもったまたはもたないアリール基から選ばれ、ここで該置換基はアルキルか或いは意図する重合に対して不活性なヘテロ官能基である。
A.触媒の一般的な製造法
25部のトルエン中に(1)下記実施例の表に記載された特定の量を与えるためのトルエン中にAliBu3を含む分割試料(Aldrich Chemical製のAliBuの1Mトルエン溶液)、(2)下記実施例の表に記載された特定の量を与えるための固体三配座化合物、および(3)固体無機酸化物粒子1部を導入することによって懸濁液をつくった。これらの成分は室温(RT)においてアルゴン雰囲気中で加えた。(実施例全体を通じ記号iBuはイソブチルを表す)。得られた懸濁液を次いで密封し、撹拌し、アルゴンを満たしたドライボックスの中に保存する。成分I、IIおよびIIIに対しそれぞれ下記表に与えられた値は触媒組成物をつくるのに使用された量に関する値である。
下記に示された重合の結果は2リットルのオートクレーブ反応器の中で行われた結果を示すものであり、反応器は90℃の予備設定温度で90分間真空に引いた後使用した。
実施例1
下記の表1は触媒の組成(AliBu3およびFe−三配座化合物の装入量)および性能(即ち触媒活性、Fe金属の効率、および得られた重合体粒子の嵩密度)を示す。下記表1に掲げられた触媒はGrace Davison 955 シリカ(10μm、300m2/g、1.6cc/g、1750°Fにおける全揮発分含量(TV)3.5%)、AliBu3溶液(トルエン中1モル)および三配座化合物の二塩化2,6−ビス(2,4,6−トリメチルアリールイミノ)ピリジル鉄を加えることによりつくった。これらの成分を次に上記項目A記載の方法でアルゴン雰囲気中で25mlのトルエン溶液に加えた。AliBu3およびFe化合物の装入量は25mlのトルエン溶液中におけるシリカ1g当りの量である。この触媒スラリの一部を上記項目B記載の方法に従って重合試験に使用した。重合条件は70℃、200psigであり、H2/エチレン比は約0.05であった。
実施例1と同じ触媒の製造法および重合条件を用いたが、この場合には異なったアルミニウムアルキル(AlMe3、AlEt3、およびAliBu3)を使用した。下記表2にこれらの触媒系の性能の概要を示す。
実施例1と同じ触媒の製造法および重合条件を用いたが、この例では異なったシリカを使用した。下記例に使用されたシリカはGrace Davison SP9−263シリカ(10または20μ、500m2/g、1.5cc/g、1750°FにおけるTV 8.6または2.9%)によるものであった。結果を下記表3に示す。
最後に表3の触媒4および5は、アルミニウム化合物の量が少なくても、得られた生成物の活性が低下していないことを示している。これに対し、触媒5は触媒4に比べ同様な活性をもち、幾分高い嵩密度(BD)をもった重合体を生じる。
表4は、上記項目A記載の方法に従い室温においてトルエン(25ml)中でAliBu3(トルエン中1モル)、三配座の二塩化2,6−ビス(2,4,6−トリメチルアリールイミノ)ピリジル鉄、およびGrace Davisonのゆるく凝集したシリカ(28または47μ)を混合することによりつくられた触媒を示す。得られた溶液は栓をし、撹拌し、アルゴン雰囲気下で保存した。
実施例4に記載されたのと同様な触媒製造法を用いることにより下記の触媒混合物をつくったが、シリカの代りににアルミナを用いた。この42μのアルミナは表面積が359m2/g、細孔容積(PV)が1.10cc/gであった。
イソブチルアルミノキサン(3.66ml;1ミリモル; 0.273モルのトルエン溶液、Akzo Chemical製)をトルエン溶液(25ml)に加えて触媒反応スラリをつくった。このトルエンで希釈したイソブチルアルミノキサン溶液を次に二塩化2,6−ビス(2,4,6−トリメチルアリールイミノ)ピリジル鉄(40mg;76.3μモル)と反応させた。得られた溶液の分割試料(1および3ml)を次に重合に使用した(70℃、200psig;H2/エチレン=0.0530)。
本発明の好適な実施の態様は次のとおりである。
1. (a)式
Al(X)a(Y)b(Z)c
但し式中
Alはアルミニウム原子、
Xはヒドロカルビル基、
Yはヒドロカルビルオキシ基、
Zは水素またはハロゲンから選ばれ、
各a、b、cは0〜3であるが、a+b+cの和は3である、
によって表されるアルミニウム化合物、
(b)0.01〜12ミリモル/gの表面ヒドロキシル基を有する無機酸化物、および
(c)二配座遷移金属化合物、三配座遷移金属化合物およびこれらの混合物から選ばれ、該遷移金属はFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt、Ti、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属錯体
の各成分から成る混合物から成り、
該成分は無機酸化物1g当たり0.001〜2.1ミリモルのアルミニウム、および1〜1000μモルの遷移金属を与える量で存在し、アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜75:1であることを特徴とするオレフィンの重合に使用される触媒組成物。
2. 遷移金属化合物は式
(i)各Aは独立に酸素、硫黄、燐または窒素原子を表し、
(ii)Zは+2または+3の酸化状態におけるFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、IrまたはPt、或いは+2、+3または+4の酸化状態におけるTi、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属を表し、
(iii)各LおよびL'は独立に水素、ハロゲン、置換基をもちまたはもたない炭化水素をベースにした基から選ばれる陰イオン性の配位基を表すか、或いは両方のLはZと一緒になってC3〜C24ヒドロカルビレン構造を表す、
によって表される二配座遷移金属錯体であることを特徴とする上記1記載の触媒組成物。
3. 遷移金属化合物は式
(i)各Aは独立に酸素、硫黄、燐または窒素原子を表し、
(ii)Zは+2または+3の酸化状態におけるFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、IrまたはPt、或いは+2、+3または+4の酸化状態におけるTi、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属を表し、
(iii)各LおよびL'は独立に水素、ハロゲン、置換基をもちまたはもたない炭化水素をベースにした基から選ばれる陰イオン性の配位基を表すか、或いは両方のLはZと一緒になってC3〜C24ヒドロカルビレン構造を表す、
によって表される三配座遷移金属錯体であることを特徴とする上記1記載の触媒組成物。
4. 各Aは窒素原子を表し、各LおよびL'は独立にハロゲン原子またはヒドロカルビル、或いはこれらの混合物から選ばれるか、または両方のLはZと一緒になって3〜7員環構造をつくるヒドロカルビレン基をつくっていることを特徴とする上記2または3記載の触媒組成物。
5. アルミニウム化合物の「a」は1〜3であり、遷移金属化合物上の各Lはハロゲン原子から選ばれることを特徴とする上記2または3記載の触媒組成物。
6. 遷移金属錯体の少なくとも一つのLはヒドロカルビルから選ばれることを特徴とする上記2または3記載の触媒組成物。
7. ZはNi、Pd、FeまたはCoから選ばれることを特徴とする上記4記載の触媒。
8. ZはNiまたはPdから選ばれ、各Lは独立に塩素、臭素、ヨードまたはC1〜C8アルキル基から選ばれることを特徴とする上記2記載の触媒組成物。
9. Zは鉄またはコバルトから選ばれ、各Lは独立に塩素、臭素、ヨードまたはC1〜C8アルキル基から選ばれることを特徴とする上記3記載の触媒組成物。
10. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記1記載の触媒組成物。
11. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記2記載の触媒組成物。
12. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記3記載の触媒組成物。
13. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記4記載の触媒組成物。
14. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記5記載の触媒組成物。
15. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記7記載の触媒組成物。
16. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記8記載の触媒組成物。
17. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記9記載の触媒組成物。
18. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記1記載の触媒組成物。
19. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記10記載の触媒組成物。
20. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記11記載の触媒組成物。
21. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記12記載の触媒組成物。
22. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記13記載の触媒組成物。
23. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記14記載の触媒組成物。
24. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記15記載の触媒組成物。
25. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記16記載の触媒組成物。
26. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記17記載の触媒組成物。
27. 無機酸化物はシリカであることを特徴とする上記1、10または18記載の触媒組成物。
28. 該アルミニウム化合物は無機酸化物1g当たり約0.01〜1.9ミリモルのAlを与える量で存在し、該遷移金属錯体は無機酸化物1g当たり5〜500μモルの、遷移金属を与える量で存在し、該アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜50:1であることを特徴とする上記1、10または18記載の触媒組成物。
29. 該アルミニウム化合物は無機酸化物1g当たり約0.01〜1.9ミリモルのAlを与える量で存在し、該遷移金属錯体は無機酸化物1g当たり5〜500μモルの、遷移金属を与える量で存在し、該アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜50:1であることを特徴とする上記27記載の触媒組成物。
30. (a)式
Al(X)a(Y)b(Z)c
但し式中
Alはアルミニウム原子、
Xはヒドロカルビル基、
Yはヒドロカルビルオキシ基、
Zは水素またはハロゲンから選ばれ、
各a、b、cは0〜3であるが、a+b+cの和は3である、
によって表されるアルミニウム化合物、
(b)0.01〜12ミリモル/gの表面ヒドロキシル基を有する無機酸化物、および
(c)二配座遷移金属化合物、三配座遷移金属化合物およびこれらの混合物から選ばれ、該遷移金属はFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt、Ti、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属錯体
の各成分から成る混合物から成り、
該成分は無機酸化物1g当たり0.001〜2.1ミリモルのアルミニウム、および1〜1000μモルの遷移金属を与える量で存在し、アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜75:1である成分を不活性液体中において接触させることによりつくられることを特徴とするオレフィンの重合に使用される触媒組成物。
31. 遷移金属化合物は式
(i)各Aは独立に酸素、硫黄、燐または窒素原子を表し、
(ii)Zは+2または+3の酸化状態におけるFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、IrまたはPt、或いは+2、+3または+4の酸化状態におけるTi、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属を表し、
(iii)各LおよびL'は独立に水素、ハロゲン、置換基をもちまたはもたない炭化水素をベースにした基から選ばれる陰イオン性の配位基を表すか、或いは両方のLはZと一緒になってC3〜C24ヒドロカルビレン構造を表す、
によって表される二配座遷移金属錯体であることを特徴とする上記30記載の触媒組成物。
32. 遷移金属化合物は式
(i)各Aは独立に酸素、硫黄、燐または窒素原子を表し、
(ii)Zは+2または+3の酸化状態におけるFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、IrまたはPt、或いは+2、+3または+4の酸化状態におけるTi、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属を表し、
(iii)各LおよびL'は独立に水素、ハロゲン、置換基をもちまたはもたない炭化水素をベースにした基から選ばれる陰イオン性の配位基を表すか、或いは両方のLはZと一緒になってC3〜C24ヒドロカルビレン構造を表す、
によって表される三配座遷移金属錯体であることを特徴とする上記30記載の触媒組成物。
33. 各Aは窒素原子を表し、各LおよびL'は独立にハロゲン原子またはヒドロカルビル、或いはこれらの混合物から選ばれるか、または両方のLはZと一緒になって3〜7員環構造をつくるヒドロカルビレン基をつくっていることを特徴とする上記31または32記載の触媒組成物。
34. アルミニウム化合物の「a」は1〜3であり、遷移金属化合物の各Lはハロゲン原子から選ばれることを特徴とする上記31または32記載の触媒組成物。
35. 遷移金属錯体の少なくとも一つのLはヒドロカルビルから選ばれることを特徴とする上記31または32記載の触媒組成物。
36. ZはNi、Pd、FeまたはCoから選ばれることを特徴とする上記30記載の触媒組成物。
37. ZはNiまたはPdから選ばれ、各Lは独立に塩素、臭素、ヨードまたはC1〜C8アルキル基から選ばれることを特徴とする上記31記載の触媒組成物。
38. Zは鉄またはコバルトから選ばれ、各Lは独立に塩素、臭素、ヨードまたはC1〜C8アルキル基から選ばれることを特徴とする上記32記載の触媒組成物。
39. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記30記載の触媒組成物。
40. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記31記載の触媒組成物。
41. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記32記載の触媒組成物。
42. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記33記載の触媒組成物。
43. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記34記載の触媒組成物。
44. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記35記載の触媒組成物。
45. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記36記載の触媒組成物。
46. アルミニウム化合物の「a」は3であることを特徴とする上記38記載の触媒組成物。
47. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記30記載の触媒組成物。
48. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記39記載の触媒組成物。
49. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記40記載の触媒組成物。
50. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記41記載の触媒組成物。
51. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記42記載の触媒組成物。
52. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記43記載の触媒組成物。
53. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記44記載の触媒組成物。
54. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記45記載の触媒組成物。
55. 無機酸化物は全揮発分含量が0.1〜約4重量%、表面ヒドロキシル基含量が0.1〜5ミリモル/g、表面積が10〜1000m2/gであることを特徴とする上記46記載の触媒組成物。
56. 無機酸化物はシリカであることを特徴とする上記30、39または47記載の触媒組成物。
57. 該アルミニウム化合物は無機酸化物1g当たり約0.01〜1.9ミリモルのAlを与える量で存在し、該遷移金属錯体は無機酸化物1g当たり5〜500μモルの、遷移金属を与える量で存在し、該アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜50:1であることを特徴とする上記30、39または47記載の触媒組成物。
58. 該アルミニウム化合物は無機酸化物1g当たり約0.01〜1.9ミリモルのAlを与える量で存在し、該遷移金属錯体は無機酸化物1g当たり5〜500μモルの、遷移金属を与える量で存在し、該アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜50:1であることを特徴とする上記56記載の触媒組成物。
59. 第1の成分(a)の次に成分(b)を加え、次いで成分(c)を加える順序で成分を逐次的に不活性液体中に導入することを特徴とする上記30、31、32、36、37、38、39、40、41、45、46、47、48、49または50記載の触媒組成物。
60. 成分(a)、(b)および(c)を実質的に同時に不活性液体中に導入し、その中で0〜50℃の温度および大気圧に保つことを特徴とする上記30、31、32、36、37、38、39、40、41、45、46、47、48、49または50記載の触媒組成物。
61. 成分(a)、(b)および(c)を同時に不活性液体中において0.5〜60分間温度0〜50℃に保ち、該液体から固体混合物を回収することを特徴とする上記30、31、32、36、37、38、39、40、41、45、46、47、48、49または50記載の触媒組成物。
62. 成分(a)、(b)および(c)を直接オレフィン重合反応区域に導入することを特徴とする上記30、31、32、36、37、38、39、40、41、45、46、47、48、49または50記載の触媒組成物。
63. 反応区域の中において1種またはそれ以上のオレフィン単量体を上記1記載の触媒組成物と接触させることを特徴とするオレフィン化合物の重合方法。
64. 反応区域の中において1種またはそれ以上のオレフィン単量体を上記30記載の触媒組成物と接触させることを特徴とするオレフィン化合物の重合方法。
65. 該オレフィン単量体の少なくとも一つがエチレンであることを特徴とする上記63または64記載の方法。
66. 該オレフィン単量体は少なくとも1種のα−オレフィンおよび少なくとも1種の官能基をもったエチレン型不飽和単量体であることを特徴とする上記63または64記載の方法。
67. 触媒組成物を不活性液体中の分散液として反応区域に導入することを特徴とする上記63または64記載の方法。
68. 成分a)、b)およびc)を直接反応区域に導入することを特徴とする上記63または64記載の方法。
69. 成分(a)式
Al(X)a(Y)b(Z)c
但し式中
Alはアルミニウム原子、
Xはヒドロカルビル基、
Yはヒドロカルビルオキシ基、
Zは水素またはハロゲンから選ばれ、
各a、b、cは0〜3であるが、a+b+cの和は3である、
によって表されるアルミニウム化合物、
(b)0.01〜12ミリモル/gの表面ヒドロキシル基を有する無機酸化物、および
(c)二配座遷移金属化合物、三配座遷移金属化合物およびこれらの混合物から選ばれ、該遷移金属はFe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt、Ti、ZrまたはHfから選ばれる遷移金属錯体
の各成分から成る混合物を不活性液体中において接触させ、ここで
該成分は無機酸化物1g当たり0.001〜2.1ミリモルのアルミニウム、および1〜1000μモルの遷移金属を与える量で存在し、アルミニウム対遷移金属のモル比は1:1〜75:1であることを特徴とするオレフィンの重合に使用できる触媒を製造する方法。
70. 成分(a)、(b)および(c)を実質的に同時に接触させることを特徴とする上記69記載の方法。
Claims (7)
- (a)式
Al(X)a I
但し式中
Alはアルミニウム原子、
Xはヒドロカルビル基、
aは3である、
によって表されるアルミニウム化合物、
(b)0.01〜12ミリモル/gの表面ヒドロキシル基を有する酸化ケイ素、および
(c)
式
【化1】
によって表される三配座遷移金属錯体、
ここで、
各LおよびL'は独立に水素、ハロゲン、炭化水素又は置換基をもつ炭化水素をベースにした基から選ばれる陰イオン性の配位基を表すか、或いは両方のLはZと一緒になってC 3 〜C 24 ヒドロカルビレン構造を表し、
A 1 、A 2 、A 3 は独立に酸素、硫黄、燐又は窒素原子を表し、
R 5 およびR 6 はそれぞれ独立に水素、アリール基もしくは置換基をもつアリール基から選ばれ、ここで該置換基は重合に対して不活性なアルキル基又はヘテロ官能基であり、
R 7 〜R 19 はそれぞれ独立に水素、重合に対して不活性なC 1 〜C 20 ヒドロカルビル基もしくは置換基をもつC 1 〜C 20 ヒドロカルビル基から選ばれ、
(R 5 )、(R 6 )、(R 12 )、(R 13 )、(R 14 )、(R 15 )、(R 16 )、(R 17 )、(R 18 )のa、b、cはそれぞれ独立に0又は1であり、
点線/実線で描かれた結合は、点線/実線で橋架けされた原子が単結合又は二重結合で結合されていることを表し、
Zは+2又は+3の酸化状態におけるFe、Co又はNiから選ばれる遷移金属を表し、
(L’)aのaは中性遷移金属錯体を与える0、1又は2を表し、
各LおよびL'は独立にハロゲン或いはC 1 〜C 8 アルキルから選ばれ、或いは任意の二つのL基が組み合わされて飽和もしくは不飽和のヒドロカルビレン基または置換基をもつ飽和もしくは不飽和のヒドロカルビレン基を表し、これはZと共に3〜7員環の基をつくっている、
から選択される遷移金属錯体
を不活性液体中において接触させることによりつくられ、
該成分は酸化ケイ素1g当たり0.001〜1.9ミリモルのアルミニウム、および1〜1000μモルの遷移金属を与える量で混合され、成分(a)のアルミニウム対成分(c)の遷移金属のモル比は1:1〜25:1であること
を特徴とする、オレフィンの重合に使用されるオレフィン重合用触媒組成物。
- 各Aは窒素原子を表し、各LおよびL'は独立にハロゲン原子又はヒドロカルビル、或いはこれらの混合物から選ばれるか、又は両方のLはZと一緒になって3〜7員環構造をつくるヒドロカルビレン基をつくっており、ZはFeであることを特徴とする請求項1記載の触媒組成物。
- アルミニウム化合物は酸化ケイ素1g当たり0.01〜1.9ミリモルのAlを与える量で存在し、該遷移金属錯体は成分(b)の酸化ケイ素1g当たり5〜500μモルの遷移金属を与える量で存在し、成分(a)のアルミニウム対成分(c)の遷移金属のモル比は1:1〜20:1であることを特徴とする請求項1又は2記載の触媒組成物。
- 第1の成分(a)の次に成分(b)を加え、次いで成分(c)を加える順序で成分を逐次的に不活性液体中に導入することを特徴とする請求項1又は3記載の触媒組成物。
- 成分(a)、(b)および(c)を実質的に同時に不活性液体中に導入し、その中で0〜50℃の温度および大気圧に保つことを特徴とする請求項1又は3記載の触媒組成物。
- 成分(a)、(b)および(c)を直接オレフィン重合反応区域に導入することを特徴とする請求項1又は3記載の触媒組成物。
- 反応区域の中において1種又はそれ以上のオレフィン単量体を請求項1−6のいずれか1項記載の触媒組成物と接触させることを特徴とするオレフィン化合物の重合方法。
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