JP5257712B2 - エンジン冷却装置 - Google Patents

エンジン冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5257712B2
JP5257712B2 JP2011027570A JP2011027570A JP5257712B2 JP 5257712 B2 JP5257712 B2 JP 5257712B2 JP 2011027570 A JP2011027570 A JP 2011027570A JP 2011027570 A JP2011027570 A JP 2011027570A JP 5257712 B2 JP5257712 B2 JP 5257712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
solenoid
coolant
valve
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011027570A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012167572A (ja
Inventor
正宣 松坂
忠祐 佐藤
裕久 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2011027570A priority Critical patent/JP5257712B2/ja
Priority to CN201280007910.1A priority patent/CN103415681B/zh
Priority to PCT/JP2012/050475 priority patent/WO2012108224A1/ja
Priority to US13/883,144 priority patent/US8967095B2/en
Priority to BR112013020218-1A priority patent/BR112013020218B1/pt
Priority to EP12744737.3A priority patent/EP2674588B1/en
Publication of JP2012167572A publication Critical patent/JP2012167572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5257712B2 publication Critical patent/JP5257712B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
    • F01P7/165Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control characterised by systems with two or more loops
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P2060/00Cooling circuits using auxiliaries
    • F01P2060/08Cabin heater
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P5/00Pumping cooling-air or liquid coolants
    • F01P5/10Pumping liquid coolant; Arrangements of coolant pumps
    • F01P5/12Pump-driving arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明は、車両走行用のエンジンと、前記エンジンにより駆動されるポンプと、熱交換器と、前記ポンプの駆動により前記エンジンと前記熱交換器とに亘って冷却液を循環させる循環路と、前記循環路を開閉可能なソレノイド弁と、前記エンジンの作動を制御する制御装置とを備えたエンジン冷却装置に関する。
上記エンジン冷却装置には、従来、ソレノイドへの非通電時には、付勢部材の付勢力で弁体が弁座に当接して閉弁状態に切り換えられ、ソレノイドへの通電で弁体を付勢部材の付勢力に抗して移動させることにより、開弁状態に切り換えることができるソレノイド弁(例えば、特許文献1参照)が装備されている。
したがって、従来のエンジン冷却装置では、エンジンと熱交換器とに亘って冷却液を循環させるために、ソレノイドへの通電で弁体を付勢部材の付勢力に抗して移動させ、かつ、その通電状態を維持する必要がある。
特許2849791号公報(段落番号〔0012〕,〔0013〕,図4)
このため、従来のエンジン冷却装置には、ソレノイドへの通電で弁体を付勢部材の付勢力に抗して開弁位置に移動させ得る大きな駆動力を有する大型のソレノイド弁を装備する必要があり、装置が大型化するおそれがある。
また、冷却液を循環させるために、ソレノイドへの通電で弁体を付勢部材の付勢力に抗して開弁位置に移動させ、かつ、その通電状態を維持する必要があるので、電力消費が増大するおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、装置の小型化を図り易く、電力消費も増大し難いエンジン冷却装置を提供することを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、車両走行用のエンジンと、前記エンジンにより駆動されるポンプと、熱交換器と、前記ポンプの駆動により前記エンジンと前記熱交換器とに亘って冷却液を循環させる循環路と、前記循環路を開閉可能なソレノイド弁と、前記エンジンの作動を制御する制御装置とを備え、前記ソレノイド弁が、弁座から離間する位置と当該弁座に当接する位置とに移動可能で、かつ、前記弁座に当接するように保持された弁体と、前記弁体と前記弁座との当接を通電により維持可能なソレノイドとを備え、前記弁体が、前記ソレノイドが非通電状態にあるときの前記ポンプの駆動時に、前記冷却液の流体圧により前記弁座から離間する位置に移動可能に設けられ、前記制御装置が、前記エンジンが始動される前に、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている点にある。
本構成のエンジン冷却装置は、ソレノイド弁が、弁座から離間する位置と当該弁座に当接する位置とに移動可能で、かつ、弁座に当接するように保持された弁体と、弁体と弁座との当接を通電により維持可能なソレノイドとを備えている。
このため、駆動力が小さく、電力消費も少ない小型のソレノイド弁でも、閉じ状態を積極的に維持することができる。ソレノイドが非通電状態にあってポンプが駆動している時には、弁体が冷却液の流体圧により弁座から離間する。
また、エンジンを停止して駐車していた車両がエンジンを再始動して走行を開始する時、或いは、ハイブリット車両がモータ走行からエンジン走行に切り換わる時、さらには、アイドリングストップ後のエンジン再始動時等であって、冷却液の温度が低下しているためにエンジンを暖機して燃費を向上させたい場合に、ソレノイド弁を確実に閉じ状態に切り換えて冷却液の循環を停止させることができる。
ただし、上記構成のソレノイド弁は、ソレノイドが非通電状態にあるときにエンジンが始動されてポンプが駆動されると、冷却液の流体圧により弁体は弁座から離間するので、その状態から弁体を閉じ状態に切り換えるには大きな駆動力を必要とする。
上記に対して、本構成のエンジン冷却装置は、エンジンの作動を制御する制御装置が、エンジンの始動前にソレノイドへの通電を開始する。
つまり、ソレノイド弁に冷却液の流体圧が作用する前に弁体を弁座に吸着させるから、ソレノイド弁の閉じ状態を確実に得ることができる。
一方、冷却液を循環させたい場合には、ソレノイドへの通電を停止することでソレノイド弁は直ちに開き状態に切り換わる。
このように、冷却液の流れがない状態で弁体を閉じ状態にできる本エンジン冷却装置であれば、駆動力が小さく、電力消費も少ない小型のソレノイド弁を用いることができ、装置の小型化、及び電力消費の削減が可能となる。
また、エンジンの暖機運転が早期に行えるから、燃費の向上を図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記制御装置が、エンジン始動動作を検知すると、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている点にある。
エンジンが始動する前に確実にソレノイド弁を閉じることができる。また、実際にエンジンを始動させようとするときだけソレノイドに通電するから、ソレノイドへの通電時間を短縮することができ、電力消費を一層削減し易い。
本発明の第3特徴構成は、前記制御装置が、前記エンジンが停止されると、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている点にある。
本構成であれば、エンジン始動動作を検知する前にソレノイドへの通電を開始して、ソレノイド弁を閉じ状態に維持することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記制御装置が、前記エンジンが始動される前に前記冷却液を循環させるか否かを判定し、前記冷却液を循環させないと判定したときに、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている点にある。
本構成であれば、冷却液を循環させるときにはソレノイドへの通電が開始されず、冷却液を循環させないときにソレノイドへの通電が開始される。
このため、冷却液を循環させたいときには、ソレノイドに一旦通電した後、その通電を停止するといった不要な動作をなくすことができ、エネルギー効率の良いエンジン冷却装置を得ることができる。
本発明の第5特徴構成は、前記熱交換器が、車室暖房用の熱交換器で構成されている点にある。
本構成であれば、エンジンが始動される前にソレノイド弁を閉じ状態に維持して、エンジンと車室暖房用の熱交換器とに亘る冷却液の循環を停止させることができ、エンジンの暖機運転を効率良く行うことができる。
エンジン冷却装置を模式的に示す説明図である。 ソレノイド弁を示し、(a)は閉じ状態における縦断面図、(b)は開き状態における縦断面図である。 制御装置の制御フローチャートである。 第2実施形態における制御装置の制御フローチャートである。 第3実施形態における制御装置の制御フローチャートである。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明によるエンジン冷却装置を示す。
エンジン冷却装置は、車両走行用の内燃機関式エンジン1と、エンジン1により駆動されるウォータポンプ2と、エンジン冷却用の熱交換器としてのラジエータ3及び車室暖房用の熱交換器としてのヒータコア4と、ウォータポンプ2の駆動によりエンジン1とラジエータ3とに亘って冷却液を循環させる第1循環路R1と、ウォータポンプ2の駆動によりエンジン1とヒータコア4とに亘って冷却液を循環させる第2循環路R2と、第1循環路R1に接続されたサーモスタットバルブ5と、第2循環路R2を開閉可能なソレノイド弁6と、エンジン1の作動を制御する制御装置7とを備えている。
したがって、エンジン1とヒータコア4とに亘って冷却液を循環させる第2循環路R2が本発明における循環路に相当している。
サーモスタットバルブ5は、第1循環路R1のうちの、ラジエータ3の冷却液流出ポート3bとウォータポンプ2の冷却液流入ポート2aとの間の循環路部分に接続されている。
ソレノイド弁6は、第2循環路R2のうちの、エンジン1の暖房用冷却液流出ポート
(図示せず)とヒータコア4の冷却液流入ポート4aとの間の循環路部分に接続されている。
ヒータコア4の冷却液流出ポート4bは、サーモスタットバルブ5のハウジングに形成された流路(図示せず)を介して、ウォータポンプ2の冷却液流入ポート2aに接続されている。
尚、ウォータポンプ2は、エンジン1の起動により駆動が開始され、エンジン1の停止により駆動が停止される。したがって、ウォータポンプ2は、エンジン1の駆動中は常に駆動されている。
図2(a)は閉じ状態のソレノイド弁6を示し、図2(b)は開き状態のソレノイド弁6を示す。
ソレノイド弁6は、ハウジング8と、弁座9から離間する位置と当該弁座9に当接する位置とに移動可能に支持された弁体10と、弁体10を付勢して当該弁体10が弁座9に当接するように保持する付勢部材11と、弁体10と弁座9との当接を通電により維持可能なソレノイド12とを備えている。
ハウジング8は、冷却液流入路13と、冷却液流出路14と、冷却液流入路13に対して同芯状に対向するように形成された開口部15と、開口部15を密閉するカバー16とを備え、冷却液流出路14は冷却液流入路13に対して直交する方向に沿わせて設けられている。
ソレノイド12は、図示しないコネクタにより駆動回路に電気的に接続され、鉄等の磁性体により外径部17及び内径部18を備えた二重筒状に形成されたボディ19と、ボディ19の内部に同芯状に装着された絶縁材料製のボビン20と、ボビン20に巻き付けられた絶縁銅線21とを備えている。
ボディ19は、内径部18の内側に冷却液流入路13が同芯状に入り込むようにハウジング8に装着されている。
弁座9は、ボディ19のうちの、カバー16の側に臨む端面で形成されている。
弁体10は、カバー16に形成された筒状の軸受け部22によって、弁座9から離間する位置と当該弁座9に当接する位置とに亘って移動可能に支持されている。
弁体10が弁座9に当接するように保持する付勢部材11は、カバー16と弁体10との間に装着された圧縮コイルスプリングで構成されている。
弁体10は鉄等の磁性体で形成され、ソレノイド12が通電により励磁されるとボディ19に形成された弁座9に吸着されて、弁体10と弁座9との当接が維持された閉じ状態に切り換えられる。
ソレノイド12が非通電状態にあるときは、圧縮コイルスプリング(付勢部材)11の付勢力で弁体10が弁座9に当接している。
したがって、ソレノイド12が非通電状態にあるときのウォータポンプ2の駆動時に、冷却液流入路13に流入する冷却液の流体圧により弁体10が圧縮コイルスプリング11の付勢力に抗して弁座9から離間する位置に移動し、冷却液が冷却液流出路14から流出して、ヒータコア4の冷却液流入ポート4aに流入する。
以下、制御装置7による制御動作を図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
イグニッションキーがキーシリンダに差し込まれてイグニッションがON操作されることによりエンジン始動動作が検知され、エンジン1が始動される前に、ソレノイド12への通電を開始する(ステップ#1,#2)。
ソレノイド12への通電により、弁体10が弁座9に吸着されて、ソレノイド弁6は弁体10と弁座9との当接が維持された閉じ状態に切り換えられる。
イグニッションキーによりスタータが起動操作されてエンジン1が始動されると(ステップ#3)、ウォータポンプ2の駆動が開始される。
図示しないが、イグニッションのON操作とスタータの起動操作とを含む操作がエンジン始動動作として検知されてもよい。
この場合は、スタータの起動操作にかかわらず、ソレノイド12への通電を開始した後、エンジン1が始動されてウォータポンプ2の駆動が開始される。
エンジン1が始動されると、イグニッションがON操作されている状態で第2循環路R2の冷却液を循環させるか否かを判定し(ステップ#4,#5)、冷却液を循環させないと判定したときはソレノイド12への通電を維持し、冷却液を循環させると判定したときはソレノイド12への通電を停止する(ステップ#6)。
ソレノイド12への通電を停止すると、冷却液の液体圧により弁体10が弁座9から離間する位置に移動して、冷却液が第2循環路R2を循環する。
ステップ#5における第2循環路R2の冷却液を循環させるか否かの判定は、冷却液の温度と、車室の暖房要求の有無と、エンジン回転数とに基づいて実行される。
具体的には、冷却液の温度が設定温度未満であり、かつ、車室の暖房要求が無い、かつ、エンジン回転数が設定回転数未満であるときには、冷却液を循環させないと判定される。
したがって、冷却液の温度が設定温度以上、又は、車室の暖房要求が有る、又は、エンジン回転数が設定回転数以上のときには、冷却液を循環させると判定される。
なお、冷却液の温度が設定温度未満、又は、車室の暖房要求が無い、又は、エンジン回転数が設定回転数未満であるときには、冷却液を循環させないと判定し、冷却液の温度が設定温度以上、かつ、車室の暖房要求が有る、かつ、エンジン回転数が設定回転数以上のときには、冷却液を循環させると判定するように設定してもよい。
イグニッションがON操作されている状態で、ハイブリット車両における電動モータによる走行開始時やアイドリングストップ時にエンジン1が停止されると、エンジン1の再始動動作の有無が判定される(ステップ#7〜#10)。
再始動動作の有無は、ブレーキペダルやアクセルペダルの操作状態に基づいて判定される。
具体的には、ブレーキペダルの踏み込みが解除され、かつ、アクセルペダルペダルの踏み込みが開始されるエンジン始動動作を検知すると、再始動動作有りと判定される。
再始動動作有りと判定されると、ステップ#2に戻ってエンジン1が再起動される前にソレノイド12への通電が再開され、ステップ#3〜#10の制御動作が繰り返し実行される。
ステップ#4,#7,#9においてイグニッションのOFF操作有りが判定されると、ソレノイド12への通電を停止するなどの終了処理を実行した後(ステップ#11)、制御動作が終了される。
尚、ステップ#5において冷却液を循環させないと判定したときに、エンジン1が停止されたか否かを判定し、エンジン1が停止されたと判定したときは、ソレノイド12への通電を停止して、ステップ#10においてエンジン1の再始動動作の有無を判定するようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
図4は、本発明の別実施形態による制御動作を示すフローチャートである。
本実施形態では、制御装置7が、ステップ#10においてエンジン再始動動作有りと判定した後、冷却液を循環させるか否かを判定し、冷却液を循環させないと判定したときに、ソレノイド12への通電を開始する点で第1実施形態と異なっている。
したがって、ステップ#1〜#10の制御動作は第1実施形態と同じであるので、ステップ#10以降の制御動作を説明する。
ステップ#10においてエンジンの再始動動作有りと判定すると、冷却液を循環させるか否かを判定し(ステップ#12)、冷却液を循環させると判定したときは、ソレノイド12に通電されているときはその通電を停止した後、エンジン1を始動させて(ステップ#13,#15)、ステップ#7に戻る。
ステップ#12において冷却液を循環させないと判定したときには、ソレノイド12に通電されていないときは通電を開始した後、エンジン1を始動させて(ステップ#14,#15)、ステップ#7に戻る。
ステップ#12における冷却液を循環させるか否かの判定は、冷却液の温度と、車室の暖房要求の有無とに基づいて実行される。
具体的には、冷却液の温度が設定温度未満であり、かつ、車室の暖房要求が無いときには、冷却液を循環させないと判定される。
したがって、冷却液の温度が設定温度以上、又は、車室の暖房要求が有るときには、冷却液を循環させると判定される。
尚、冷却液の温度が設定温度未満、又は、車室の暖房要求が無いときには、冷却液を循環させないと判定し、冷却液の温度が設定温度以上、かつ、車室の暖房要求が有るときには、冷却液を循環させると判定するように設定してもよい。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
図5は、本発明の別実施形態による制御動作を示すフローチャートである。
本実施形態では、制御装置7が、ステップ#8においてエンジン1の駆動が停止されると、ソレノイド12への通電を開始する点で第1実施形態と異なっている。
したがって、ステップ#1〜#8の制御動作は第1実施形態と同じであるので、ステップ#8以降の制御動作を説明する。
ステップ#8においてエンジン1の駆動が停止されたことを検知すると、イグニッションがON操作されている状態で冷却液を循環させるか否かを判定し(ステップ#20,
#21)、冷却液を循環させると判定したときは、ソレノイド12に通電されているときはその通電を停止した後、エンジン1の再始動動作の有無を判定する(ステップ#22,#24)。
尚、ステップ#21における冷却液を循環させるか否かの判定は、第2実施形態のステップ#12における冷却液を循環させるか否かの判定と同様に、冷却液の温度と、車室の暖房要求の有無とに基づいて実行される。
ステップ#21において冷却液を循環させないと判定したときは、ソレノイド12に通電されていないときは通電を開始した後、エンジン1の再始動動作の有無を判定する(ステップ#23,#24)。
ステップ#24においてエンジン1の再始動動作有りを判定すると、エンジン1を始動させた後(ステップ#25)、ステップ#7に戻る。
ステップ#20においてイグニッションのOFF操作有りが判定されると、ソレノイド12への通電を停止するなどの終了処理を実行した後(ステップ#11)、制御動作が終了される。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるエンジン冷却装置は、エンジンとラジエータとに亘って冷却液を循環させる循環路に、循環路を開閉可能な従来のサーモスタットバルブに代えて、ソレノイド弁が設けられているエンジン冷却装置に適用してもよい。
2.本発明によるエンジン冷却装置は、制御装置が、エンジンが停止されると、冷却液を循環させるか否かを判定せずに、ソレノイドへの通電を直ちに開始するように制御可能に設けられていてもよい。
3.本発明によるエンジン冷却装置は、ソレノイド弁が、弁座から離間する位置と当該弁座に当接する位置とに移動可能で、かつ、重力(自重)により弁座に当接するように保持された弁体を備えていてもよい。
本発明によるエンジン冷却装置は、各種内燃機関の冷却装置に利用可能である。
1 エンジン
2 ポンプ
4 熱交換器(車室暖房用)
6 ソレノイド弁
7 制御装置
9 弁座
10 弁体
12 ソレノイド
R2 循環路

Claims (5)

  1. 車両走行用のエンジンと、
    前記エンジンにより駆動されるポンプと、
    熱交換器と、
    前記ポンプの駆動により前記エンジンと前記熱交換器とに亘って冷却液を循環させる循環路と、
    前記循環路を開閉可能なソレノイド弁と、
    前記エンジンの作動を制御する制御装置とを備え、
    前記ソレノイド弁が、弁座から離間する位置と当該弁座に当接する位置とに移動可能で、かつ、前記弁座に当接するように保持された弁体と、前記弁体と前記弁座との当接を通電により維持可能なソレノイドとを備え、
    前記弁体が、前記ソレノイドが非通電状態にあるときの前記ポンプの駆動時に、前記冷却液の流体圧により前記弁座から離間する位置に移動可能に設けられ、
    前記制御装置が、前記エンジンが始動される前に、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられているエンジン冷却装置。
  2. 前記制御装置が、エンジン始動動作を検知すると、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている請求項1記載のエンジン冷却装置。
  3. 前記制御装置が、前記エンジンが停止されると、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている請求項1記載のエンジン冷却装置。
  4. 前記制御装置が、前記エンジンが始動される前に前記冷却液を循環させるか否かを判定し、前記冷却液を循環させないと判定したときに、前記ソレノイドへの通電を開始するように制御可能に設けられている請求項1〜3のいずれか1項記載のエンジン冷却装置。
  5. 前記熱交換器が、車室暖房用の熱交換器で構成されている請求項1〜4のいずれか1項記載のエンジン冷却装置。
JP2011027570A 2011-02-10 2011-02-10 エンジン冷却装置 Active JP5257712B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027570A JP5257712B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 エンジン冷却装置
CN201280007910.1A CN103415681B (zh) 2011-02-10 2012-01-12 发动机冷却装置
PCT/JP2012/050475 WO2012108224A1 (ja) 2011-02-10 2012-01-12 エンジン冷却装置
US13/883,144 US8967095B2 (en) 2011-02-10 2012-01-12 Engine cooling apparatus
BR112013020218-1A BR112013020218B1 (pt) 2011-02-10 2012-01-12 aparelho para resfriar motor
EP12744737.3A EP2674588B1 (en) 2011-02-10 2012-01-12 Engine cooling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027570A JP5257712B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 エンジン冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012167572A JP2012167572A (ja) 2012-09-06
JP5257712B2 true JP5257712B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=46638443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011027570A Active JP5257712B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 エンジン冷却装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8967095B2 (ja)
EP (1) EP2674588B1 (ja)
JP (1) JP5257712B2 (ja)
CN (1) CN103415681B (ja)
BR (1) BR112013020218B1 (ja)
WO (1) WO2012108224A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2561197B1 (en) 2010-04-19 2014-04-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle coolant control valve
JP5257713B2 (ja) * 2011-02-10 2013-08-07 アイシン精機株式会社 車両用冷却装置
JP5578373B2 (ja) * 2011-11-04 2014-08-27 アイシン精機株式会社 車両用冷却液制御弁
JP6079766B2 (ja) * 2014-12-12 2017-02-15 トヨタ自動車株式会社 エンジン冷却システム及びその運転方法
JP6181119B2 (ja) * 2015-08-04 2017-08-16 アイシン精機株式会社 エンジン冷却装置
CN207394082U (zh) * 2017-02-14 2018-05-22 爱信精机株式会社 流体控制阀
JP7000262B2 (ja) * 2018-06-19 2022-01-19 トヨタ自動車株式会社 冷却制御装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2402817A1 (fr) 1977-09-09 1979-04-06 Dba Electrovanne antiretour
JPS57181919A (en) * 1981-04-30 1982-11-09 Fuji Heavy Ind Ltd Cooling controller for water-cooled engine
US4782862A (en) * 1987-12-21 1988-11-08 General Motors Corporation Solenoid valve
JP2849791B2 (ja) * 1993-01-26 1999-01-27 株式会社ケーヒン 三方向電磁弁
JPH06323137A (ja) * 1993-05-13 1994-11-22 Nippon Soken Inc エンジン冷却水温制御装置
US5487407A (en) * 1994-12-01 1996-01-30 Robertshaw Controls Company Solenoid controlled one-way valve
US5596878A (en) * 1995-06-26 1997-01-28 Thermo King Corporation Methods and apparatus for operating a refrigeration unit
US5598718A (en) * 1995-07-13 1997-02-04 Westinghouse Electric Corporation Refrigeration system and method utilizing combined economizer and engine coolant heat exchanger
JP3555269B2 (ja) 1995-08-31 2004-08-18 株式会社デンソー 車両用冷却水温度制御システム
JPH09158724A (ja) * 1995-12-12 1997-06-17 Asmo Co Ltd 車両用循環水路構造
JPH10103808A (ja) * 1996-09-27 1998-04-24 Rinnai Corp 吸収式冷凍装置を用いた空調装置
JP2000303842A (ja) * 1999-04-21 2000-10-31 Honda Motor Co Ltd エンジンの冷却制御装置
JP2001012245A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Honda Motor Co Ltd 電動熱交換器の故障判定装置
JP3871196B2 (ja) * 2001-10-26 2007-01-24 三菱自動車工業株式会社 内燃機関の冷却装置
JP2003247421A (ja) * 2002-02-21 2003-09-05 Toyota Motor Corp エンジンの冷却装置
US6749173B2 (en) * 2002-09-27 2004-06-15 The Hartfiel Company Valve arrangement and method of directing fluid flow
US6918357B2 (en) 2003-04-24 2005-07-19 Ranco Incorporated Of Delaware Stepper motor driven fluid valve and associated method of use
DE10332947A1 (de) * 2003-07-19 2005-02-03 Daimlerchrysler Ag Brennkraftmaschine für ein Kraftfahrzeug
DE10354230A1 (de) * 2003-11-20 2005-06-23 Robert Bosch Gmbh Elektrisch ansteuerbares Mehrwegeventil
JP4492240B2 (ja) * 2004-07-28 2010-06-30 マツダ株式会社 エンジンの冷却装置
JP2006138307A (ja) * 2004-10-15 2006-06-01 Toyota Motor Corp 内燃機関の潤滑装置
GB2420846B (en) * 2004-12-04 2009-07-08 Ford Global Technologies Llc A cooling system for a motor vehicle engine
JP4916233B2 (ja) * 2006-06-26 2012-04-11 株式会社ミクニ エンジン冷却システム
EP2561197B1 (en) 2010-04-19 2014-04-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle coolant control valve
US20130161547A1 (en) 2010-11-12 2013-06-27 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Control valve
JP5257713B2 (ja) 2011-02-10 2013-08-07 アイシン精機株式会社 車両用冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012167572A (ja) 2012-09-06
CN103415681A (zh) 2013-11-27
WO2012108224A1 (ja) 2012-08-16
BR112013020218B1 (pt) 2021-03-16
US20130220243A1 (en) 2013-08-29
EP2674588A4 (en) 2014-04-23
BR112013020218A2 (pt) 2016-10-18
US8967095B2 (en) 2015-03-03
CN103415681B (zh) 2015-12-02
EP2674588A1 (en) 2013-12-18
EP2674588B1 (en) 2015-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5257712B2 (ja) エンジン冷却装置
JP5257713B2 (ja) 車両用冷却装置
JP5626606B2 (ja) 制御弁
JP5578373B2 (ja) 車両用冷却液制御弁
JP6401123B2 (ja) 冷却水循環装置
JP2016113917A (ja) エンジン冷却システム及びその運転方法
JP2013117297A5 (ja)
JP2013108398A (ja) エンジン冷却システム
JP6319019B2 (ja) 流体制御装置
WO2012060188A1 (ja) 流体制御弁
JP5873039B2 (ja) 燃料供給装置
JP2002188532A (ja) ヒータ作動歴による始動時燃料加熱制御方法
JP5970779B2 (ja) 車両用冷却液制御バルブ
JP6442880B2 (ja) 制御弁
JP2019039499A (ja) 流体制御弁
JP5614585B2 (ja) 流体制御弁
JP2021188543A (ja) 流体循環装置
JP6812822B2 (ja) 流体制御弁
JP2018080783A (ja) 流体制御弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130220

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130226

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20130315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130410

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5257712

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151