JP2001012245A - 電動熱交換器の故障判定装置 - Google Patents

電動熱交換器の故障判定装置

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JP2001012245A
JP2001012245A JP11185912A JP18591299A JP2001012245A JP 2001012245 A JP2001012245 A JP 2001012245A JP 11185912 A JP11185912 A JP 11185912A JP 18591299 A JP18591299 A JP 18591299A JP 2001012245 A JP2001012245 A JP 2001012245A
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electric
cooling water
lubricating oil
valve
failure
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Yuichi Shimazaki
勇一 島崎
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油を冷却水で冷却する熱交換器の電動潤
滑油バルブあるいは電動冷却水バルブの故障を確実に判
定してエンジンの潤滑性能を確保する。 【解決手段】 熱交換器HEに連なる冷却水通路L10
電動冷却水バルブWVを設けるとともに、熱交換器HE
に連なる潤滑油通路L8 に電動潤滑油バルブOVを設け
る。熱交換器HEを流れる冷却水の温度あるいは潤滑油
の温度が安定しているとき、電動冷却水バルブWVおよ
び電動潤滑油バルブOVの作動量(開弁量)が所定範囲
外にあれば、短絡や断線等の故障が発生したと判定す
る。また熱交換器HEを流れる冷却水の温度あるいは潤
滑油の温度が安定していないとき、電動冷却水バルブW
Vおよび電動潤滑油バルブOVの電力値あるいは抵抗値
が所定の範囲外にあれば短絡や断線等の故障が発生した
と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの潤滑油
をエンジンの冷却水で冷却する熱交換器を流れる冷却水
の流量を制御する電動冷却水バルブの故障、あるいは前
記熱交換器を流れる潤滑油の流量を制御する電動潤滑油
バルブの故障を判定する電動熱交換器の故障判定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンはピストンおよびシリンダの摺
動部、クランクシャフトの軸受部、動弁装置等の被潤滑
部を有しており、それらの被潤滑部はオイルパンから潤
滑油ポンプで汲み上げた潤滑油によって潤滑される。運
転中のエンジンの内部を通過した潤滑油は温度上昇して
潤滑性能が低下するため、ラジエータを通過して冷却さ
れた冷却水と潤滑油との間で熱交換を行って潤滑油を冷
却する熱交換器が設けられる(例えば、特開平6−32
3138号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、潤滑油の温
度を適切に保持するために、上記熱交換器の流れる冷却
水の流量および潤滑油の流量は電動冷却水バルブおよび
電動潤滑油バルブにより制御される。かかる電動冷却水
バルブおよび電動潤滑油バルブに何らかの異常が発生す
ると、熱交換器を通過する冷却水の流量や潤滑油の流量
が不適切になり、エンジンの潤滑性能が低下する虞があ
る。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、潤滑油を冷却水で冷却する熱交換器の電動潤滑油バ
ルブあるいは電動冷却水バルブの故障を確実に判定して
エンジンの潤滑性能の低下を未然に防止することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、エンジンの潤
滑油をエンジンの冷却水で冷却する熱交換器を流れる冷
却水の流量を制御する電動冷却水バルブの故障を判定す
る電動熱交換器の故障判定装置であって、電動冷却水バ
ルブを流れる冷却水の水温を検出する冷却水温度検出手
段と、電動冷却水バルブの作動量を検出する作動量検出
手段と、電動冷却水バルブの電流を検出する電流検出手
段と、電動冷却水バルブの電圧を検出する電圧検出手段
と、電動冷却水バルブの故障を判定する判定手段とを備
えてなり、前記判定手段は、冷却水温度検出手段で検出
した冷却水の水温が安定状態にあるとき、作動量検出手
段で検出した作動量に基づいて電動冷却水バルブの故障
を判定するとともに、冷却水温度検出手段で検出した冷
却水の水温が安定状態にないとき、電流検出手段で検出
した電流および電圧検出手段で検出した電圧に基づいて
電動冷却水バルブの故障を判定することを特徴とする電
動熱交換器の故障判定装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、冷却水の水温が安定状
態にあって電動冷却水バルブの作動量が安定していると
きに、その作動量を監視することにより該電動冷却水バ
ルブの故障を確実に判定することができる。また冷却水
の水温が安定状態にないために電動冷却水バルブの作動
量が安定しないときでも、電動冷却水バルブの電流およ
び電圧を監視することにより該電動冷却水バルブの故障
を確実に判定することができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記判定手段は、電流検出手
段で検出した電流および電圧検出手段で検出した電圧の
積の積分値に基づいて電動冷却水バルブの故障を判定す
ることを特徴とする電動熱交換器の故障判定装置が提案
される。
【0008】上記構成によれば、電動冷却水バルブの電
流および電圧の積の積分値に基づいて該電動冷却水バル
ブの故障を判定するので、水圧の変動や電気的ノイズの
影響を排除して電動冷却水バルブの故障を高精度に判定
することができる。
【0009】また請求項3に記載された発明によれば、
エンジンの潤滑油をエンジンの冷却水で冷却する熱交換
器を流れる潤滑油の流量を制御する電動潤滑油バルブの
故障を判定する電動熱交換器の故障判定装置であって、
電動潤滑油バルブを流れる潤滑油の油温を検出する潤滑
油温度検出手段と、電動潤滑油バルブの作動量を検出す
る作動量検出手段と、電動潤滑油バルブの電流を検出す
る電流検出手段と、電動潤滑油バルブの電圧を検出する
電圧検出手段と、電動潤滑油バルブの故障を判定する判
定手段とを備えてなり、前記判定手段は、潤滑油温度検
出手段で検出した潤滑油の油温が安定状態にあるとき、
作動量検出手段で検出した作動量に基づいて電動潤滑油
バルブの故障を判定するとともに、潤滑油温度検出手段
で検出した潤滑油の油温が安定状態にないとき、電流検
出手段で検出した電流および電圧検出手段で検出した電
圧に基づいて電動潤滑油バルブの故障を判定することを
特徴とする電動熱交換器の故障判定装置が提案される。
【0010】上記構成によれば、潤滑油の油温が安定状
態にあって電動潤滑油バルブの作動量が安定していると
きに、その作動量を監視することにより該電動潤滑油バ
ルブの故障を確実に判定することができる。また潤滑油
の油温が安定状態にないために電動潤滑油バルブの作動
量が安定しないときでも、電動潤滑油バルブの電流およ
び電圧を監視することにより該電動潤滑油バルブの故障
を確実に判定することができる。
【0011】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項3の構成に加えて、前記判定手段は、電流検出手
段で検出した電流および電圧検出手段で検出した電圧の
積の積分値に基づいて電動潤滑油バルブの故障を判定す
ることを特徴とする電動熱交換器の故障判定装置が提案
される。
【0012】上記構成によれば、電動潤滑油バルブの電
流および電圧の積の積分値に基づいて該電動潤滑油バル
ブの故障を判定するので、油圧の変動や電気的ノイズの
影響を排除して電動潤滑油バルブの故障を高精度に判定
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0014】図1〜図3は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はエンジンの冷却系および潤滑系の全体構造
を説明する図、図2は電動冷却水バルブおよび電動潤滑
油バルブの構造を示す図、図3は電動冷却水バルブおよ
び電動潤滑油バルブの故障判定ルーチンのフローチャー
トである。
【0015】先ず、図1の模式図に基づいてエンジンE
の冷却系および潤滑系の全体構造を説明する。
【0016】エンジンEは、シリンダブロックに形成し
たシリンダボアの外周とシリンダヘッドに形成した燃焼
室の外周とを囲むウオータジャケットJを備えており、
このウオータジャケットJを通過して温度上昇した冷却
水を冷却すべくラジエータRが設けられる。ウオータジ
ャケットJの下流端とラジエータRの上部とがラジエー
タアッパーホースL1 で接続されるとともに、ラジエー
タRの下部とウオータジャケットJの上流端とが電動サ
ーモスタットTおよび電動冷却水ポンプWPを直列に設
けたラジエータロアホースL2 を介して接続され、更に
電動サーモスタットTとウオータジャケットJの下流端
とがバイパス通路L3 を介して接続される。
【0017】電動サーモスタットTは、サーモワックス
を駆動源とする一般のサーモスタットと異なって電磁力
で作動するもので、ウオータジャケットJを出た冷却水
がラジエータRを通過して電動冷却水ポンプWPに供給
される経路と、ラジエータRを通過せずに電動冷却水ポ
ンプWPに供給される経路とを連続的に切り換えること
ができる。電動冷却水ポンプWPは、エンジンEのクラ
ンクシャフトを駆動源とする一般の冷却水ポンプと異な
って電気モータ11を駆動源とするもので、その回転数
を連続的に変化させることができる。
【0018】エンジンEはクランクシャフトを支持する
軸受部や動弁機構のような被潤滑部を有しており、これ
ら被潤滑部にオイルパン12から潤滑油が供給される。
オイルパン12からエンジンEの被潤滑部に潤滑油を供
給する潤滑油供給通路L4 には、その上流側から下流側
に向けて、オイルストレーナ13、オイルフィルター1
4、電動潤滑油ポンプOPおよび電動リリーフバルブR
Vが順次配置される。電動潤滑油ポンプOPは、トロコ
イドポンプやギヤポンプから構成され、電気モータ15
により駆動される。電動リリーフバルブRVから排出さ
れた余剰の潤滑油は、リリーフ通路L5 を経てオイルフ
ィルター14および電動潤滑油ポンプOP間の潤滑油供
給通路L4 に戻される。エンジンEの被潤滑部を潤滑し
た潤滑油は潤滑油戻し通路L6 を経てオイルパン12に
戻される。
【0019】エンジンEは、潤滑油を冷却水で冷却する
熱交換器HEを備える。潤滑油は電動リリーフバルブR
Vの下流側の潤滑油供給通路L4 から分岐する潤滑油通
路L 7 を介して熱交換器HEに供給され、潤滑油の流量
を制御する電動潤滑油バルブOVを備えた潤滑油通路L
8 を介してリリーフ通路L5 に戻される。冷却水は電動
冷却水ポンプWPの下流側のラジエータロアホースL2
から分岐する冷却水通路L9 を介して熱交換器HEに供
給され、冷却水の流量を制御する電動冷却水バルブWV
を備えた冷却水通路L10を介して電動冷却水ポンプWP
の上流側のラジエータロアホースL2 に戻される。
【0020】電子制御ユニットUには、ウオータジャケ
ットJに設けられて該ウオータジャケットJ内の冷却水
温度Twを検出する冷却水温度検出手段S1 からの信号
と、電動冷却水バルブWVの作動量Lwを検出する作動
量検出手段S2 からの信号と、電動冷却水バルブWVの
電流Iwを検出する電流検出手段S3 からの信号と、電
動冷却水バルブWVの電圧Vwを検出する電圧検出手段
4 からの信号とが入力される。
【0021】更に電子制御ユニットUには、潤滑油通路
8 に設けられて潤滑油温度Toを検出する潤滑油温度
検出手段S5 からの信号と、電動潤滑油バルブOVの作
動量Loを検出する作動量検出手段S6 からの信号と、
電動潤滑油バルブOVの電流Ioを検出する電流検出手
段S7 からの信号と、電動潤滑油バルブOVの電圧Vo
を検出する電圧検出手段S8 からの信号とが入力され
る。
【0022】電子制御ユニットUは前記4つの検出手段
1 〜S4 の出力に基づいて電動冷却水バルブWVの故
障を判定するとともに、前記4つの検出手段S5 〜S8
の出力に基づいて電動潤滑油バルブOVの故障を判定
し、故障の発生時には警告灯16を点灯させて警告を行
うとともに、オーバーヒートを抑制すべくフェールセー
フモードに移行して燃料噴射制御装置17を介してエン
ジンEの燃料噴射量をリッチ化する。
【0023】尚、電子制御ユニットUは、エンジン回転
数、エンジン負荷、潤滑油圧、潤滑油温度、冷却水温度
等に基づいて、電動サーモスタットT、電動冷却水ポン
プWP、電動冷却水バルブWV、電動リリーフバルブR
V、電動潤滑油ポンプOP、電動潤滑油バルブOVの作
動を制御する。
【0024】次に、図2に基づいて電動冷却水バルブW
Vおよび電動潤滑油バルブOVの構造を説明する。電動
冷却水バルブWVおよび電動潤滑油バルブOVは実質的
同一構造であるため、その代表として電動冷却水バルブ
WVについて説明する。
【0025】電動冷却水バルブWVは有底円筒状のバル
ブハウジング21を備えており、その内部に摺動自在に
収納された弁体22は弁ばね23で弁座24に着座する
方向に付勢される。バルブハウジング21には入口ポー
ト25と出口ポート26とが形成されており、弁体22
が弁ばね23で弁座24に着座するとき、入口ポート2
5と出口ポート26との連通が遮断される。弁体22の
背部に臨むバルブハウジング21の底部にはリニアソレ
ノイド27が配置されており、リニアソレノイド27が
励磁されると弁体22が弁ばね23の弾発力に抗して吸
引され、入口ポート25と出口ポート26とが連通す
る。
【0026】作動量検出手段S2 ,S6 は電動冷却水バ
ルブWVおよび電動潤滑油バルブOVのバルブハウジン
グ21に設けられており、弁体22の作動量Lw,L
o、つまり電動冷却水バルブWVおよび電動潤滑油バル
ブOVの開弁量を検出する。
【0027】電動冷却水バルブWVは入口ポート25が
熱交換器HEに連通するとともに、出口ポート26がラ
ジエータロアホースL2 に連通しており、熱交換器HE
を通過する冷却水の流量を調整すべく冷却水温度Twに
基づいて電子制御ユニットUにより制御される。また電
動潤滑油バルブOVは入口ポート25が熱交換器HEに
連通するとともに、出口ポート26がリリーフ通路L5
に連通しており、熱交換器HEを通過する潤滑油の流量
を調整すべく潤滑油温度Toに基づいて電子制御ユニッ
トUにより制御される。
【0028】次に、電動サーモスタットTおよび電動冷
却水ポンプWPの制御の概要を説明する。
【0029】冷却水温度Twが低いとき、例えばエンジ
ンEの始動直後の冷間時には、電子制御ユニットUから
の指令で電動サーモスタットTが非励磁状態になり、ラ
ジエータRの出口に連なるラジエータロアホースL2
閉鎖され、冷却水がラジエータRを通過する回路が遮断
される。従って、電動冷却水ポンプWPからエンジンE
のウオータジャケットJに供給された冷却水は、ラジエ
ータアッパーホースL 1 を経てラジエータRに流入する
ことなく、ウオータジャケットJの下流端からバイパス
通路L3 、電動サーモスタットTおよびラジエータロア
ホースL2 を経て電動冷却水ポンプWPに還流する。こ
のように、ウオータジャケットJを通過して温度上昇し
た冷却水をラジエータRを通過させずに循環させること
により、エンジンEの暖機運転を促進することができ
る。また冷却水温度Twが特に低い間は電動冷却水ポン
プWPの運転も停止され、ウオータジャケットJ内に冷
却水を滞留させることにより、エンジンEの暖機運転が
更に効果的に促進される。
【0030】エンジンEの暖機運転完了後の熱間時に
は、電子制御ユニットUからの指令で電動サーモスタッ
トTが励磁状態になってラジエータRの出口に連なるラ
ジエータロアホースL2 が開放され、冷却水がラジエー
タRを通過する回路が形成される。従って、電動冷却水
ポンプWPからエンジンEのウオータジャケットJに供
給された冷却水は、バイパス通路L3 に流入することな
く、ウオータジャケットJの下流端からラジエータアッ
パーホースL1 、ラジエータR、ラジエータロアホース
2 、電動サーモスタットTおよびラジエータロアホー
スL2 を介して電動冷却水ポンプWPに還流する。この
ようにウオータジャケットJを通過して温度上昇した冷
却水をラジエータRを通過させて冷却することにより、
エンジンEの温度を適切に保って安定した運転を可能に
することができる。
【0031】次に、電動潤滑油ポンプOPおよび電動リ
リーフバルブRVの制御の概要を説明する。
【0032】イグニッションスイッチがONがされる
と、電動潤滑油ポンプOPを予め設定した回転数で所定
時間駆動した後にエンジンEを始動することにより、エ
ンジンEの始動前に被潤滑部に予め潤滑油を供給して異
常摩耗の発生を回避することができる。
【0033】エンジンEの始動後は、エンジン回転数、
エンジン負荷および潤滑油温度Toに基づいて目標潤滑
油圧を算出し、潤滑油圧が目標潤滑油圧未満であれば電
動潤滑油ポンプOPの回転数を増加させ、潤滑油圧が目
標潤滑油圧以上であれば電動潤滑油ポンプOPの回転数
を減少させることにより、潤滑油圧を目標潤滑油圧に一
致させる。そして電動潤滑油ポンプOPの回転数を減少
させてから所定時間が経過しても潤滑油圧が目標潤滑油
圧まで減少しなければ、電動リリーフバルブRVを開弁
して潤滑油の一部をリリーフさせ、潤滑油圧を目標潤滑
油圧まで減少させる。
【0034】次に、図3に基づいて電動冷却水バルブW
Vの故障判定について説明する。
【0035】先ず、ステップS1で冷却水温度検出手段
1 で冷却水温度Twを検出し、続くステップS2で前
記冷却水温度Twが安定しているか不安定であるかを判
断する。冷却水温度Twの安定・不安定の判断は、冷却
水温度Twの時間変化率が所定値未満のときには安定と
判断し、前記時間変化率が所定値以上のときには不安定
と判断する。尚、本実施例において前記所定値は1℃/
secに設定される。冷却水温度Twが安定している場
合には、ステップS3で作動量検出手段S2 で電動冷却
水バルブWVの作動量Lwを検出するとともに、ステッ
プS4で冷却水温度Twから目標作動量LwREF を検索
する。
【0036】而して、ステップS5で実作動量Lwと目
標作動量LwREF とが一致しなければ、ステップS9で
電動冷却水バルブWVに固着等の故障が発生したと判定
する。尚、実作動量Lwと目標作動量LwREF とが一致
する場合は、実作動量Lwおよび目標作動量LwREF
偏差が所定値未満の場合に相当し、一致しない場合は前
記偏差が所定値以上の場合に相当する。また実作動量L
wが所定の下限値および上限値間にない場合に、電動冷
却水バルブWVが故障したと判定することも可能であ
る。
【0037】このようにして電動冷却水バルブWVが故
障したと判定されると、ステップS10で電子制御ユニ
ットUからの指令で警告灯16を点灯してドライバーに
警告を発するとともに、ステップS11でオーバーヒー
トの発生を回避すべくフェールセーフモードに突入す
る。フェールセーフモードでは、電子制御ユニットUか
らの指令で燃料噴射量制御装置17を介してエンジンE
の燃料噴射量をリッチ化することによりオーバーヒート
を防止する。
【0038】一方、前記ステップS2で冷却水温度Tw
が安定していない場合には、ステップS6で、電流検出
手段S3 および電圧検出手段S4 で電動冷却水バルブW
Vのリニアソレノイド27の電流Iwおよび電圧Vwを
検出し、ステップS7で電流Iwおよび電圧Vwを乗算
した電力を予め設定された微小な単位時間ずつ積分して
電力値Wwを算出する。そしてステップS8で前記電力
値Wwが所定の下限値Aおよび上限値Bの間になけれ
ば、電動冷却水バルブWVに何らかの故障が発生したと
判定して前記ステップS9〜S11に移行する。電力値
Wwが下限値A以下の場合には、リニアソレノイド27
の断線等の故障が考えられ、また電力値Wwが上限値B
以上の場合には、リニアソレノイド27の短絡や電動冷
却水バルブWVの固着等の故障が考えられる。
【0039】以上のように、冷却水温度Twが安定して
いる場合には作動量検出手段S2 で検出される電動冷却
水バルブWVの作動量Lwも安定するため、その作動量
Lwを監視することにより電動冷却水バルブWVの故障
を確実に判定することができる。一方、冷却水温度Tw
が安定していない場合には電動冷却水バルブWVの作動
量Lwも安定しないため、その作動量Lwを監視しても
電動冷却水バルブWVの故障を効果的に判定するのは難
しい。この場合には、前記冷却水温度Twの変動の影響
を受け難い電動冷却水バルブWVのリニアソレノイド2
7の電流Iwおよび電圧Vwを監視することにより、電
動冷却水バルブWVの故障を確実に判定することができ
る。しかも電動冷却水バルブWVの故障が判定される
と、ドライバーに対する警告を行うとともに、フェール
セーフモードに突入してエンジンEの燃料噴射量をリッ
チ化するので、オーバーヒートを未然に回避することが
できる。
【0040】更に、前記電力値Wwを電流Iwおよび電
圧Vwの単純な積として算出せずに、微小な単位時間に
おける積分値として算出することにより、ノイズ等によ
る電流Iwおよび電圧Vwの瞬間的な変動に起因する誤
判定を防止することができる。
【0041】以上、電動冷却水バルブWVの故障判定に
ついて説明したが、電動潤滑油バルブOVの故障判定も
前記図3のフローチャートに基づいて同様にして行われ
る。
【0042】即ち、ステップS1で潤滑油温度検出手段
5 で潤滑油温度Toを検出し、続くステップS2で前
記潤滑油温度Toが安定しているか不安定であるかを判
断する。潤滑油温度Toの安定・不安定の判断は、潤滑
油温度Toの時間変化率が所定値未満のときには安定と
判断し、前記時間変化率が所定値以上のときには不安定
と判断する。尚、本実施例において前記所定値は1℃/
secに設定される。潤滑油温度Toが安定している場
合には、ステップS3で作動量検出手段S6 で電動潤滑
油バルブOVの作動量Loを検出するとともに、ステッ
プS4で潤滑油温度Toから目標作動量LoREF を検索
する。
【0043】而して、ステップS5で実作動量Loと目
標作動量LoREF とが一致しなければ、ステップS9で
電動潤滑油バルブOVに固着等の故障が発生したと判定
する。尚、実作動量Loと目標作動量LoREF とが一致
する場合は、実作動量Loおよび目標作動量LoREF
偏差が所定値未満の場合に相当し、一致しない場合は前
記偏差が所定値以上の場合に相当する。また実作動量L
oが所定の下限値および上限値間にない場合に、電動潤
滑油バルブOVが故障したと判定することも可能であ
る。
【0044】このようにして電動潤滑油バルブOVが故
障したと判定されると、ステップS10で電子制御ユニ
ットUからの指令で警告灯16を点灯してドライバーに
警告を発するとともに、ステップS11でオーバーヒー
トの発生を回避すべくフェールセーフモードに突入す
る。フェールセーフモードでは、電子制御ユニットUか
らの指令で燃料噴射量制御装置17を介してエンジンE
の燃料噴射量をリッチ化することによりオーバーヒート
を防止する。
【0045】一方、前記ステップS2で潤滑油温度To
が安定していない場合には、ステップS6で、電流検出
手段S7 および電圧検出手段S8 で電動潤滑油バルブO
Vのリニアソレノイド27の電流Ioおよび電圧Voを
検出し、ステップS7で電流Ioおよび電圧Voを乗算
した電力を予め設定された微小な単位時間ずつ積分して
電力値Woを算出する。そしてステップS8で前記電力
値Woが所定の下限値Aおよび上限値Bの間になけれ
ば、電動潤滑油バルブOVに何らかの故障が発生したと
判定して前記ステップS9〜S11に移行する。電力値
Woが下限値A以下の場合には、リニアソレノイド27
の断線等の故障が考えられ、また電力値Woが上限値B
以上の場合には、リニアソレノイド27の短絡や電動潤
滑油バルブOVの固着等の故障が考えられる。
【0046】以上のように、潤滑油温度Toが安定して
いる場合には作動量検出手段S6 で検出される電動潤滑
油バルブOVの作動量Loも安定するため、その作動量
Loを監視することにより電動潤滑油バルブOVの故障
を確実に判定することができる。一方、潤滑油温度To
が安定していない場合には電動潤滑油バルブOVの作動
量Loも安定しないため、その作動量Loを監視しても
電動潤滑油バルブOVの故障を効果的に判定するのは難
しい。この場合には、前記潤滑油温度Toの変動の影響
を受け難い電動潤滑油バルブOVのリニアソレノイド2
7の電流Ioおよび電圧Voを監視することにより、電
動潤滑油バルブOVの故障を確実に判定することができ
る。しかも電動潤滑油バルブOVの故障が判定される
と、ドライバーに対する警告を行うとともに、フェール
セーフモードに突入してエンジンEの燃料噴射量をリッ
チ化するので、オーバーヒートを未然に回避することが
できる。
【0047】更に、前記電力値Woを電流Ioおよび電
圧Voの単純な積として算出せずに、微小な単位時間に
おける積分値として算出することにより、ノイズ等によ
る電流Ioおよび電圧Voの瞬間的な変動に起因する誤
判定を防止することができる。
【0048】次に、図4のフローチャートに基づいて本
発明の第2実施例を説明する。
【0049】第2実施例のエンジンEの冷却系および潤
滑系の構造は第1実施例と同一であり、電動冷却水バル
ブWVおよび電動潤滑油バルブOVの故障判定の手法が
第1実施例と一部異なっている。即ち、図4のフローチ
ャートのステップS1〜S6およびステップS9〜S1
1は図3のフローチャートと同じであり、ステップS
7′,S8′だけが異なっている。
【0050】具体的には、ステップS6でリニアソレノ
イド27の電流Iw,Ioおよび電圧Vw,Voを検出
した後に、ステップS7′で電圧Vw,Voを電流I
w,Ioで除算して抵抗値Rw,Roを算出し、ステッ
プS8′で前記抵抗値Rw,Roが所定の下限値Cおよ
び上限値Dの間になければ、電動冷却水バルブWVおよ
び電動潤滑油バルブOVが故障したと判定して前記ステ
ップS9〜S11に移行する。抵抗値Rw,Roが下限
値C以下の場合には、リニアソレノイド27の短絡等の
故障が考えられ、また抵抗値Rw,Roが上限値D以上
の場合には、リニアソレノイド27の断線等の故障が考
えられる。
【0051】この第2実施例によっても、上述した第1
実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0052】次に、図5および図6に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。第3実施例は電動冷却水バルブ
WVおよび電動潤滑油バルブOVの構造が前記第1、第
2実施例と異なっている。
【0053】図5および図6に示すように、本実施例の
電動冷却水バルブWVおよび電動潤滑油バルブOVはロ
ータリソレノイド31を駆動源とするもので、入口ポー
ト32を備えた外筒33と、出口ポート34を備えて外
筒33の内部に相対回転可能に収納される内筒35とを
備える。1個の通孔351 を備えた内筒35は回転軸3
6でロータリソレノイド31に連結されて所定角度範囲
で往復回転駆動され、図6に示すように通孔351 が入
口ポート32に重なると該入口ポート32が出口ポート
34に連通する。作動量検出手段S2 ,S6 で検出され
る電動冷却水バルブWVおよび電動潤滑油バルブOVの
作動量θw,θoは、ロータリソレノイド31の回転角
に相当する。
【0054】電動冷却水バルブWVは入口ポート32が
熱交換器HEに接続され、出口ポート34がラジエータ
ロアホースL2 に接続されており、熱交換器HEを通過
する冷却水の流量を調整すべく冷却水温度Twに基づい
て電子制御ユニットUにより制御される。また電動潤滑
油バルブOVは入口ポート32が熱交換器HEに接続さ
れ、出口ポート34がリリーフ通路L5 に接続されてお
り、熱交換器HEを通過する潤滑油の流量を調整すべく
潤滑油温度Toに基づいて電子制御ユニットUにより制
御される。
【0055】本実施例は、電動冷却水バルブWVおよび
電動潤滑油バルブOVの構造が異なるだけで、その作用
は、図3および図4のフローチャートにおけるリニアソ
レノイド型の電動冷却水バルブWVおよび電動潤滑油バ
ルブOV(図2参照)の作動量Lw,Loを、ロータリ
ソレノイド型の電動冷却水バルブWVおよび電動潤滑油
バルブOV(図5および図6参照)の作動量θw,θo
を置き換えたものに相当し、その効果は前記第1、第2
実施例と同様である。
【0056】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0057】例えば、実施例では電動冷却水バルブWV
および電動潤滑油バルブOVを熱交換器HEの下流側に
設けているが、それらを熱交換器HEの上流側に設けて
も良い。
【0058】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、冷却水の水温が安定状態にあって電動冷却水
バルブの作動量が安定しているときに、その作動量を監
視することにより該電動冷却水バルブの故障を確実に判
定することができる。また冷却水の水温が安定状態にな
いために電動冷却水バルブの作動量が安定しないときで
も、電動冷却水バルブの電流および電圧を監視すること
により該電動冷却水バルブの故障を確実に判定すること
ができる。
【0059】また請求項2に記載された発明によれば、
電動冷却水バルブの電流および電圧の積の積分値に基づ
いて該電動冷却水バルブの故障を判定するので、水圧の
変動や電気的ノイズの影響を排除して電動冷却水バルブ
の故障を高精度に判定することができる。
【0060】また請求項3に記載された発明によれば、
潤滑油の油温が安定状態にあって電動潤滑油バルブの作
動量が安定しているときに、その作動量を監視すること
により該電動潤滑油バルブの故障を確実に判定すること
ができる。また潤滑油の油温が安定状態にないために電
動潤滑油バルブの作動量が安定しないときでも、電動潤
滑油バルブの電流および電圧を監視することにより該電
動潤滑油バルブの故障を確実に判定することができる。
【0061】また請求項4に記載された発明によれば、
電動潤滑油バルブの電流および電圧の積の積分値に基づ
いて該電動潤滑油バルブの故障を判定するので、油圧の
変動や電気的ノイズの影響を排除して電動潤滑油バルブ
の故障を高精度に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの冷却系および潤滑系の全体構造を説
明する図
【図2】電動冷却水バルブおよび電動潤滑油バルブの構
造を示す図
【図3】電動冷却水バルブおよび電動潤滑油バルブの故
障判定ルーチンのフローチャート
【図4】本発明の第2実施例に係る電動冷却水バルブお
よび電動潤滑油バルブの故障判定ルーチンのフローチャ
ート
【図5】本発明の第3実施例に係る電動冷却水バルブお
よび電動潤滑油バルブの斜視図
【図6】図5の6−6線断面図
【符号の説明】
E エンジン HE 熱交換器 Lo,θo 電動潤滑油バルブの作動量 Lw,θw 電動冷却水バルブの作動量 OV 電動潤滑油バルブ S1 冷却水温度検出手段 S2 作動量検出手段 S3 電流検出手段 S4 電圧検出手段 S5 潤滑油温度検出手段 S6 作動量検出手段 S7 電流検出手段 S8 電圧検出手段 To 潤滑油の油温 Tw 冷却水の水温 Io 電動潤滑油バルブの電流 Iw 電動冷却水バルブの電流 U 電子制御ユニット(判定手段) Vo 電動潤滑油バルブの電圧 Vw 電動冷却水バルブの電圧 WV 電動冷却水バルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)の潤滑油をエンジン
    (E)の冷却水で冷却する熱交換器(HE)を流れる冷
    却水の流量を制御する電動冷却水バルブ(WV)の故障
    を判定する電動熱交換器の故障判定装置であって、 電動冷却水バルブ(WV)を流れる冷却水の水温(T
    w)を検出する冷却水温度検出手段(S1 )と、 電動冷却水バルブ(WV)の作動量(Lw,θw)を検
    出する作動量検出手段(S2 )と、 電動冷却水バルブ(WV)の電流(Iw)を検出する電
    流検出手段(S3 )と、 電動冷却水バルブ(WV)の電圧(Vw)を検出する電
    圧検出手段(S4 )と、 電動冷却水バルブ(WV)の故障を判定する判定手段
    (U)と、を備えてなり、前記判定手段(U)は、 冷却水温度検出手段(S1 )で検出した冷却水の水温
    (Tw)が安定状態にあるとき、作動量検出手段
    (S2 )で検出した作動量(Lw,θw)に基づいて電
    動冷却水バルブ(WV)の故障を判定するとともに、 冷却水温度検出手段(S1 )で検出した冷却水の水温
    (Tw)が安定状態にないとき、電流検出手段(S3
    で検出した電流(Iw)および電圧検出手段(S 4 )で
    検出した電圧(Vw)に基づいて電動冷却水バルブ(W
    V)の故障を判定することを特徴とする電動熱交換器の
    故障判定装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段(U)は、電流検出手段
    (S3 )で検出した電流(Iw)および電圧検出手段
    (S4 )で検出した電圧(Vw)の積の積分値に基づい
    て電動冷却水バルブ(WV)の故障を判定することを特
    徴とする、請求項1に記載の電動熱交換器の故障判定装
    置。
  3. 【請求項3】 エンジン(E)の潤滑油をエンジン
    (E)の冷却水で冷却する熱交換器(HE)を流れる潤
    滑油の流量を制御する電動潤滑油バルブ(OV)の故障
    を判定する電動熱交換器の故障判定装置であって、 電動潤滑油バルブ(OV)を流れる潤滑油の温度(T
    o)を検出する潤滑油温度検出手段(S5 )と、 電動潤滑油バルブ(OV)の作動量(Lo,θo)を検
    出する作動量検出手段(S6 )と、 電動潤滑油バルブ(OV)の電流(Io)を検出する電
    流検出手段(S7 )と、 電動潤滑油バルブ(OV)の電圧(Vo)を検出する電
    圧検出手段(S8 )と、 電動潤滑油バルブ(OV)の故障を判定する判定手段
    (U)と、を備えてなり、前記判定手段(U)は、 潤滑油温度検出手段(S5 )で検出した潤滑油の油温
    (To)が安定状態にあるとき、作動量検出手段
    (S6 )で検出した作動量(Lo,θo)に基づいて電
    動潤滑油バルブ(OV)の故障を判定するとともに、 潤滑油温度検出手段(S5 )で検出した潤滑油の油温
    (To)が安定状態にないとき、電流検出手段(S7
    で検出した電流(Io)および電圧検出手段(S 8 )で
    検出した電圧(Vo)に基づいて電動潤滑油バルブ(O
    V)の故障を判定することを特徴とする電動熱交換器の
    故障判定装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段(U)は、電流検出手段
    (S7 )で検出した電流(Io)および電圧検出手段
    (S8 )で検出した電圧(Vo)の積の積分値に基づい
    て電動潤滑油バルブ(OV)の故障を判定することを特
    徴とする、請求項3に記載の電動熱交換器の故障判定装
    置。
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