JP2000303842A - エンジンの冷却制御装置 - Google Patents

エンジンの冷却制御装置

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JP2000303842A
JP2000303842A JP11113749A JP11374999A JP2000303842A JP 2000303842 A JP2000303842 A JP 2000303842A JP 11113749 A JP11113749 A JP 11113749A JP 11374999 A JP11374999 A JP 11374999A JP 2000303842 A JP2000303842 A JP 2000303842A
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JP
Japan
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engine
electric
cooling water
electric thermostat
thermostat
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JP11113749A
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English (en)
Inventor
Yuichi Shimazaki
勇一 島崎
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンに設けられた電動サーモスタットの
故障を確実に検出してオーバーヒートによるエンジンの
損傷を未然に防止する。 【解決手段】 エンジンEのウオータジャケットJおよ
びラジエータRを接続する閉じた冷却水回路に、開弁時
に前記冷却水回路を構成して閉弁時にラジエータRを通
過しないバイパス回路を構成する電動サーモスタットT
と、冷却水を循環させる電動ウオータポンプPとを設け
る。電動サーモスタットTのリニアソレノイド11のリ
フト量L、電力値wあるいは抵抗値rを算出し、このリ
フト量L、電力値wあるいは抵抗値rが所定の範囲外に
あるときに短絡や断線等の故障が発生したと判断し、エ
ンジンEの損傷を防止すべくフェールセーフモードに移
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動サーモスタッ
トの開度および電動ウオータポンプの回転数を制御手段
で制御するエンジンの冷却制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのウオータジャケット
およびラジエータを接続する閉じた冷却水回路に冷却水
を循環させるウオータポンプは、エンジンのクランクシ
ャフトに接続されて駆動されるようになっており、また
エンジンの冷間時に暖機を促進すべくラジエータを迂回
するバイパス回路を構成するサーモスタットは、冷却水
温度に反応するサーモワックスを駆動源としている。
【0003】かかる従来のウオータポンプおよびサーモ
スタットを備えたエンジンの冷却制御装置では、ウオー
タポンプの回転数がエンジン回転数によって一義的に決
定されてしまい、かつサーモスタットの開度が冷却水温
度によって一義的に決定されてしまうため、ウオータポ
ンプの回転数およびサーモスタットの開度をきめ細かく
制御することができなかった。
【0004】それに対して、ウオータポンプを電気モー
タで駆動して回転数を任意に制御することを可能にし、
かつサーモスタットの開度を電気的に変化させてラジエ
ータを通過する冷却水の流量を任意に制御することを可
能にしたエンジンの冷却制御装置が、特開平5−231
148号公報、特開平5−231149号公報により公
知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記公報に記
載されたものは、何らかの理由で電動サーモスタットが
故障して冷却水の循環に異常が発生しても、その故障を
確実に検出することができないために冷却水温度が上昇
してエンジンが損傷する可能性があった。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンに設けられた電動サーモスタットの故障を
確実に検出してエンジンの損傷を未然に防止することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、エンジンのウ
オータジャケットおよびラジエータを接続する閉じた冷
却水回路に、開弁時に前記冷却水回路を構成して閉弁時
にラジエータを通過しないバイパス回路を構成する電動
サーモスタットと、冷却水を循環させる電動ウオータポ
ンプとを設け、制御手段が電動サーモスタットの開度お
よび電動ウオータポンプの回転数を制御するエンジンの
冷却制御装置において、前記制御手段は、冷却水温度が
安定状態にあるときに電動サーモスタットのアクチュエ
ータの作動量に基づいて該電動サーモスタットの故障を
検出するとともに、故障が検出されたときにエンジンを
保護するフェールセーフモードに移行することを特徴と
するエンジンの冷却制御装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、冷却水温度が安定状態
にあって電動サーモスタットのアクチュエータの作動量
が安定しているときに、その作動量を監視することによ
り該電動サーモスタットの故障を確実に検出することが
できる。そして故障が検出されたときにエンジンを保護
するフェールセーフモードに移行するので、電動サーモ
スタットの故障によるエンジンの損傷を未然に回避する
ことができる。
【0009】また請求項2に記載された発明によれば、
エンジンのウオータジャケットおよびラジエータを接続
する閉じた冷却水回路に、開弁時に前記冷却水回路を構
成して閉弁時にラジエータを通過しないバイパス回路を
構成する電動サーモスタットと、冷却水を循環させる電
動ウオータポンプとを設け、制御手段が電動サーモスタ
ットの開度および電動ウオータポンプの回転数を制御す
るエンジンの冷却制御装置において、前記制御手段は、
冷却水温度が安定状態にないときに電動サーモスタット
のアクチュエータの電流および電圧を検出し、これら電
流および電圧に基づいて該電動サーモスタットの故障を
検出するとともに、故障が検出されたときにエンジンを
保護するフェールセーフモードに移行することを特徴と
するエンジンの冷却制御装置が提案される。
【0010】上記構成によれば、冷却水温度が安定状態
にないために電動サーモスタットのアクチュエータの作
動量が安定しないときでも、該アクチュエータの電流お
よび電圧を監視することにより該電動サーモスタットの
故障を確実に検出することができる。そして故障が検出
されたときにエンジンを保護するフェールセーフモード
に移行するので、電動サーモスタットの故障によるエン
ジンの損傷を未然に回避することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はエンジンの冷却系の全体構造を説明する
図、図2は図1に対応する冷間時の作用説明図、図3は
電動サーモスタットの縦断面図、図4は電動サーモスタ
ットの故障検出ルーチンのフローチャート、図5は冷却
水温度から電動サーモスタットの目標+フト量を検索す
るマップである。
【0013】先ず、図1の模式図に基づいてエンジンE
の冷却系の全体構造を説明する。
【0014】エンジンEは、シリンダブロックに形成し
たシリンダボアの外周とシリンダヘッドに形成した燃焼
室の外周とを囲むウオータジャケットJを備えており、
このウオータジャケットJを通過して温度上昇した冷却
水を冷却すべくラジエータRが設けられる。ウオータジ
ャケットJの下流端とラジエータRの上部とがラジエー
タアッパーホースh1 で接続されるとともに、ラジエー
タRの下部とウオータジャケットJの上流端とがラジエ
ータロアホースh2 で接続され、このラジエータロアホ
ースh2 に電動サーモスタットTおよび電動ウオータポ
ンプPが設けられる。電動サーモスタットTとウオータ
ジャケットJの下流端とがバイパスホースh3 で接続さ
れる。ラジエータロアホースh2 とウオータジャケット
Jの下流端とを接続するヒータホースh4 に、暖房用の
ヒータコアHおよび開閉弁Vが設けられる。
【0015】電動サーモスタットTは、サーモワックス
を駆動源とする一般のサーモスタットと異なってリニア
ソレノイド11を駆動源とするもので、その開度を連続
的に変化させることができる。電動ウオータポンプP
は、エンジンEのクランクシャフトを駆動源とする一般
のウオータポンプと異なって電気モータ12を駆動源と
してインペラ13を回転駆動するもので、その回転数を
連続的に変化させることができる。前記リニアソレノイ
ド11は本発明におけるアクチュエータを構成する。
【0016】電子制御ユニットUには、ウオータジャケ
ットJに設けられて該ウオータジャケットJ内の冷却水
温度Twを検出する冷却水温度センサS1 からの信号
と、電動サーモスタットTの作動量としてのリフト量L
(つまりリニアソレノイド11のストローク量)を検出
するリフト量センサS2 からの信号と、リニアソレノイ
ド11の電流iを検出する電流センサS3 からの信号
と、リニアソレノイド11の電圧vを検出する電圧セン
サS4 からの信号とが入力される。電子制御ユニットU
は、前記冷却水温度Twに基づいて電動サーモスタット
Tの開度および電動ウオータポンプPの回転数を制御す
るとともに、前記冷却水温度Tw、リフト量L、電流i
および電圧vに基づいて電動サーモスタットTの故障を
判定し、故障の発生時には警告灯14を点灯させて警告
を行うとともに、オーバーヒートを抑制すべくフェール
セーフモードに移行して燃料噴射制御装置15を介して
エンジンEの燃料噴射量をリッチ化する。
【0017】次に、図3に基づいて電動サーモスタット
Tの構造を説明する。
【0018】電動サーモスタットTは、ラジエータロア
ホースh2 の上流側半部を介してラジエータRの下部に
連なる第1ハウジング16と、ラジエータロアホースh
2 の下流側半部を介して電動ウオータポンプPに連なる
とともにバイパスホースh3を介してウオータジャケッ
トJの下流端に連なる第2ハウジング17とを備える。
第1ハウジング16には第1弁座18が形成されてお
り、第1弁座18の周囲から第1ハウジング16の内部
に向かって円錐状に延びる複数本の支持腕19…の先端
に、第1弁座18の中央を貫通して第2ハウジング17
の内部に突出するガイドロッド20が固定される。第2
ハウジング17に開口するバイパスホースh3 の入口に
は、前記ガイドロッド20の同軸上に位置するように第
2弁座21が形成される。
【0019】ガイドロッド20にはリニアソレノイド1
1が摺動自在に支持されており、このリニアソレノイド
11を内部に保持するホルダー22に第1弁体23およ
び第2弁体24が一体に設けられる。第1弁座18と、
それに着座可能な第1弁体23とは併せて冷却水流量制
御弁25を構成し、また第2弁座21と、それに着座可
能な第2弁体24とは併せてバイパス弁26を構成す
る。第2ハウジング17の内部に固定されたばね座27
と第1弁体23との間に、圧縮された弁ばね28が装着
されており、この弁ばね28の弾発力で冷却水流量制御
弁25の第1弁体23は第1弁座18に着座する方向に
付勢され、バイパス弁26の第2弁体24は第2弁座2
1から離反する方向に付勢される。
【0020】従って、リニアソレノイド11が非励磁状
態にあるとき、弁ばね28の弾発力でホルダー22が図
中左方向に移動し、第1弁体23が第1弁座18に着座
して冷却水流量制御弁25が閉弁し、第2弁体24が第
2弁座21から離反してバイパス弁26が開弁する。逆
に、リニアソレノイド11が励磁状態にあるとき、鎖線
で示すようにホルダー22が弁ばね28の弾発力に抗し
てホルダー22が図中右方向に移動し、第1弁体23が
第1弁座18から離反して冷却水流量制御弁25が開弁
し、第2弁体24が第2弁座21に着座してバイパス弁
26が閉弁する。
【0021】而して、冷却水温度センサS1 で検出した
冷却水温度Twが低いとき、例えばエンジンEの始動直
後の冷間時には、電子制御ユニットUからの指令で電動
サーモスタットTのリニアソレノイド11が図3に示す
非励磁状態になり、冷却水流量制御弁25が閉弁してバ
イパス弁26が開弁する。その結果、図2に示すよう
に、ラジエータRの出口に連なるラジエータロアホース
2 が閉鎖され、冷却水がラジエータRを通過する回路
が遮断される。従って、電動ウオータポンプPからエン
ジンEのウオータジャケットJに供給された冷却水は、
ラジエータアッパーホースh1 を経てラジエータRに流
入することなく、ウオータジャケットJの下流端からバ
イパスホースh3 、開弁したバイパス弁26およびラジ
エータロアホースh2 を経て電動ウオータポンプPに還
流する。このように、ウオータジャケットJを通過して
温度上昇した冷却水をラジエータRを通過させずに循環
させることにより、エンジンEの暖機運転を促進するこ
とができる。また、冷却水温度が特に低い間は電動ウオ
ータポンプPの運転も停止され、ウオータジャケットJ
内に冷却水を滞留させることにより、エンジンEの暖機
運転が更に効果的に促進される。
【0022】エンジンEの暖機運転完了後の熱間時に
は、電子制御ユニットUからの指令で電動サーモスタッ
トTのリニアソレノイド11が励磁状態になり、それま
で閉弁していた冷却水流量制御弁25が開弁し、それま
で開弁していたバイパス弁26が閉弁する。その結果、
図1に示すように、ラジエータRの出口に連なるラジエ
ータロアホースh2 が開放され、冷却水がラジエータR
を通過する回路が形成される。従って、電動ウオータポ
ンプPからエンジンEのウオータジャケットJに供給さ
れた冷却水は、バイパスホースh3 に流入することな
く、ウオータジャケットJの下流端からラジエータアッ
パーホースh1 、ラジエータR、ラジエータロアホース
2 、開弁した冷却水流量制御弁25およびラジエータ
ロアホースh 2 を介して電動ウオータポンプPに還流す
る。このようにウオータジャケットJを通過して温度上
昇した冷却水をラジエータRを通過させて冷却すること
により、エンジンEの温度を適切に保って安定した運転
を可能にすることができる。
【0023】次に、図4に基づいて電動サーモスタット
Tの故障検出について説明する。
【0024】先ず、ステップS1で冷却水温度センサS
1 でウオータジャケットJ内の冷却水温度Twを検出
し、続くステップS2で前記冷却水温度Twが安定して
いるか不安定であるかを判断する。冷却水温度Twの安
定・不安定の判断は、冷却水温度Twの変化率が1℃/
sec未満のときには安定と判断し、前記変化率が1℃
/sec以上のときには不安定と判断する。冷却水温度
Twが安定している場合には、ステップS3でリフト量
センサS2 で電動サーモスタットTのリフト量Lを検出
するとともに、ステップS4で、図5に示すマップを用
いて冷却水温度Twから目標リフト量LREF を検索す
る。
【0025】而して、ステップS5で実リフト量Lと目
標リフト量LREF とが一致しなければ、ステップS9で
電動サーモスタットTに固着等の故障したと判断する。
尚、実リフト量Lと目標リフト量LREF とが一致する場
合は、実リフト量Lおよび目標リフト量LREF の偏差が
所定値未満の場合に相当し、一致しない場合は前記偏差
が所定値以上の場合に相当する。また実リフト量Lが所
定の下限値および上限値間にない場合に、電動サーモス
タットTが故障したと判断することも可能である。
【0026】このようにして電動サーモスタットTが故
障したと判断されると、ステップS10で電子制御ユニ
ットUからの指令で警告灯14を点灯してドライバーに
警告を発するとともに、ステップS11でオーバーヒー
トの発生を回避すべくフェールセーフモードに突入す
る。フェールセーフモードでは、電子制御ユニットUか
らの指令で燃料噴射量制御装置15を介してエンジンE
の燃料噴射量をリッチ化することにより、オーバーヒー
トによるエンジンEの損傷を防止する。
【0027】一方、前記ステップS2で前記冷却水温度
Twが安定していない場合には、ステップS6で、電流
センサS3 および電圧センサS4 でリニアソレノイド1
1の電流iおよび電圧vを検出し、ステップS7で電流
iおよび電圧vを乗算した電力を予め設定された微小な
単位時間ずつ積分して電力値wを算出する。そしてステ
ップS8で前記電力値wが所定の下限値Aおよび上限値
Bの間になければ、電動サーモスタットTに何らかの故
障が発生したと判断して前記ステップS9〜S11に移
行する。電力値wが下限値A以下の場合には、リニアソ
レノイド11の断線等の故障が考えられ、また電力値w
が上限値B以上の場合には、リニアソレノイド11の短
絡や電動サーモスタットTの開弁状態での固着等の故障
が考えられる。
【0028】以上のように、冷却水温度Twが安定して
いる場合にはリフト量センサS2 で検出される電動サー
モスタットTのリフト量Lも安定するため、そのリフト
量Lを監視することにより電動サーモスタットTの故障
を確実に検出することができる。一方、冷却水温度Tw
が安定していない場合には電動サーモスタットTのリフ
ト量Lも安定しないため、そのリフト量Lを監視しても
電動サーモスタットTの故障を効果的に検出するのは難
しい。この場合には、前記冷却水温度Twの変動の影響
を受け難い電動サーモスタットTのリニアソレノイド1
1の電流iおよび電圧vを監視することにより、電動サ
ーモスタットTの故障を確実に検出することができる。
しかも電動サーモスタットTの故障が検出されると、ド
ライバーに対する警告を行うとともに、フェールセーフ
モードに突入してエンジンEの燃料噴射量をリッチ化す
るので、オーバーヒートによるエンジンEの損傷を未然
に回避することができる。
【0029】更に、前記電力値wを電流iおよび電圧v
の単純な積として算出せずに、微小な単位時間における
積分値として算出することにより、ノイズ等による電流
iおよび電圧vの瞬間的な変動に起因する誤検出を防止
することができる。
【0030】次に、図6に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。第2実施例のエンジンEの冷却系の構造は
第1実施例と同一であり、電動サーモスタットTの故障
検出の手法が第1実施例と一部異なっている。即ち、図
6のフローチャートのステップS1〜S6およびステッ
プS9〜S11は図4のフローチャートと同じであり、
ステップS7′,S8′だけが異なっている。
【0031】具体的には、ステップS6でリニアソレノ
イド11の電流iおよび電圧vを検出した後に、ステッ
プS7′で電圧vを電流iで除算して抵抗値rを算出
し、ステップS8′で前記抵抗値rが所定の下限値Cお
よび上限値Dの間になければ、電動サーモスタットTが
故障したと判断して前記ステップS9〜S11に移行す
る。抵抗値rが下限値C以下の場合には、リニアソレノ
イド11の短絡等の故障が考えられ、また抵抗値rが上
限値D以上の場合には、リニアソレノイド11の断線等
の故障が考えられる。
【0032】この第2実施例によっても、上述した第1
実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0033】図7〜図9は本発明の第3実施例を示すも
ので、図7は電動サーモスタットの斜視図、図8は図7
の8−8線断面図、図9は電動サーモスタットの故障検
出ルーチンのフローチャートである。
【0034】図7および図8に示すように、本実施例の
電動サーモスタットTはロータリソレノイド31を駆動
源とするもので、ラジエータロアホースh2 を介してラ
ジエータRに連なる継手32と、バイパスホースh3
介してウオータジャケットJに連なる継手33とを備え
た外筒34と、外筒34の内部に相対回転可能に収納さ
れてラジエータロアホースh2 を介して電動ウオータポ
ンプPに連なる内筒35とを備える。1個の通孔351
を備えた内筒35は回転軸36でロータリソレノイド3
1に連結されて所定角度範囲で往復回転駆動され、図8
に示すように通孔351 が継手33に連通するとウオー
タジャケットJと電動ウオータポンプPとが連通し、こ
の状態から内筒が矢印方向に回転して通孔351 が継手
32に連通するとラジエータRと電動ウオータポンプP
とが連通する。前記ロータリソレノイド31は本発明に
おけるアクチュエータを構成する。
【0035】電動ウオータポンプPの電気モータ12、
電動サーモスタットTのロータリソレノイド31、警告
灯14および燃料噴射制御装置15の作動を制御する電
子制御ユニットUには、冷却水温度センサS1 で検出し
た冷却水温度Twに加えて、回転角センサS5 で検出し
ロータリソレノイド31の作動量としての回転角θと、
電流センサS6 で検出したロータリソレノイド31の電
流iと、電圧センサS 7 で検出したロータリソレノイド
31の電圧vとが入力される。
【0036】次に、図9に基づいて電動サーモスタット
Tの故障検出について説明する。
【0037】先ず、ステップS21で冷却水温度センサ
1 でウオータジャケットJ内の冷却水温度Twを検出
し、ステップS22で前記冷却水温度Twが安定してい
る場合には、ステップS23で、回転角センサS5 で電
動サーモスタットTのロータリソレノイド31の回転角
θを検出するとともに、ステップS24で冷却水温度T
wから目標回転角θREF をマップ検索する。
【0038】而して、ステップS25で実回転角θと目
標回転角θREF とが一致しなければ、ステップS29で
電動サーモスタットTに固着等の故障したと判断する。
尚、実回転角θと目標回転角θREF とが一致する場合
は、実回転角θおよび目標回転角θREF の偏差が所定値
未満の場合に相当し、一致しない場合は前記偏差が所定
値以上の場合に相当する。このようにして電動サーモス
タットTが故障したと判断されると、ステップS30で
電子制御ユニットUからの指令で警告灯14を点灯して
ドライバーに警告を発するとともに、ステップS31で
オーバーヒートの発生を回避すべくフェールセーフモー
ドに突入する。フェールセーフモードでは、電子制御ユ
ニットUからの指令で燃料噴射量制御装置15を介して
エンジンEの燃料噴射量をリッチ化することにより、オ
ーバーヒートによるエンジンEの損傷を防止する。
【0039】一方、前記ステップS22で前記冷却水温
度Twが安定していない場合には、ステップS26で、
電流センサS6 および電圧センサS7 でロータリソレノ
イド31の電流iおよび電圧vを検出し、ステップS2
7で電流iおよび電圧vを乗算した電力を予め設定され
た微小な単位時間ずつ積分して電力値wを算出する。そ
してステップS28で前記電力値wが所定の下限値Aお
よび上限値Bの間になければ、電動サーモスタットTが
故障したと判断して前記ステップS29〜S31に移行
する。電力値wが下限値A以下の場合には、ロータリソ
レノイド31の断線等の故障が考えられ、また電力値w
が上限値B以上の場合には、ロータリソレノイド31の
短絡や電動サーモスタットTの開弁状態での固着等の故
障が考えられる。
【0040】以上のように、電動サーモスタットTのロ
ータリソレノイド31の回転角θ、あるいは電流i、電
圧vを監視することにより、電動サーモスタットTの故
障を確実に検出することができる。しかも電動サーモス
タットTの故障が検出されると、ドライバーに対する警
告を行うとともに、フェールセーフモードに突入してエ
ンジンEの燃料噴射量をリッチ化するので、オーバーヒ
ートによるエンジンEの損傷を未然に回避することがで
きる。
【0041】次に、図10に基づいて本発明の第4実施
例を説明する。第4実施例のエンジンEの冷却系の構造
は第3実施例と同一であり、電動サーモスタットTの故
障検出の手法が第3実施例と一部異なっている。即ち、
図10のフローチャートのステップS21〜S26およ
びステップS29〜S31は図9のフローチャートと同
じであり、ステップS27′,S28′だけが異なって
いる。
【0042】具体的には、ステップS26でロータリソ
レノイド31の電流iおよび電圧vを検出した後に、ス
テップS27′で電圧vを電流iで除算して抵抗値rを
算出し、ステップS28′で前記抵抗値rが所定の下限
値Cおよび上限値Dの間になければ、電動サーモスタッ
トTが故障したと判断して前記ステップS29〜S31
に移行する。抵抗値rが下限値C以下の場合には、ロー
タリソレノイド31の短絡等の故障が考えられ、また抵
抗値rが上限値D以上の場合には、ロータリソレノイド
31の断線等の故障が考えられる。
【0043】この第4実施例によっても、上述した第3
実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0044】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、冷却水温度が安定状態にあって電動サーモス
タットのアクチュエータの作動量が安定しているとき
に、その作動量を監視することにより該電動サーモスタ
ットの故障を確実に検出することができる。そして故障
が検出されたときにエンジンを保護するフェールセーフ
モードに移行するので、電動サーモスタットの故障によ
るエンジンの損傷を未然に回避することができる。
【0046】また請求項2に記載された発明によれば、
冷却水温度が安定状態にないために電動サーモスタット
のアクチュエータの作動量が安定しないときでも、該ア
クチュエータの電流および電圧を監視することにより該
電動サーモスタットの故障を確実に検出することができ
る。そして故障が検出されたときにエンジンを保護する
フェールセーフモードに移行するので、電動サーモスタ
ットの故障によるエンジンの損傷を未然に回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの冷却系の全体構造を説明する図
【図2】図1に対応する冷間時の作用説明図
【図3】電動サーモスタットの縦断面図
【図4】電動サーモスタットの故障検出ルーチンのフロ
ーチャート
【図5】電動サーモスタットの目標リフト量を検索する
マップ
【図6】本発明の第2実施例に係る、前記図4に対応す
るフローチャート
【図7】本発明の第3実施例に係る電動サーモスタット
の斜視図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】電動サーモスタットの故障検出ルーチンのフロ
ーチャート
【図10】本発明の第4実施例に係る、前記図9に対応
するフローチャート
【符号の説明】
E エンジン J ウオータジャケット L リフト量(作動量) P 電動ウオータポンプ R ラジエータ T 電動サーモスタット Tw 冷却水温度 U 電子制御ユニット(制御手段) i 電流 v 電圧 θ 回転角(作動量) 11 リニアソレノイド(アクチュエータ) 31 ロータリソレノイド(アクチュエータ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)のウオータジャケット
    (J)およびラジエータ(R)を接続する閉じた冷却水
    回路に、開弁時に前記冷却水回路を構成して閉弁時にラ
    ジエータ(R)を通過しないバイパス回路を構成する電
    動サーモスタット(T)と、冷却水を循環させる電動ウ
    オータポンプ(P)とを設け、制御手段(U)が電動サ
    ーモスタット(T)の開度および電動ウオータポンプ
    (P)の回転数を制御するエンジンの冷却制御装置にお
    いて、 前記制御手段(U)は、冷却水温度(Tw)が安定状態
    にあるときに電動サーモスタット(T)のアクチュエー
    タ(11,31)の作動量(L,θ)に基づいて該電動
    サーモスタット(T)の故障を検出するとともに、故障
    が検出されたときにエンジン(E)を保護するフェール
    セーフモードに移行することを特徴とするエンジンの冷
    却制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジン(E)のウオータジャケット
    (J)およびラジエータ(R)を接続する閉じた冷却水
    回路に、開弁時に前記冷却水回路を構成して閉弁時にラ
    ジエータ(R)を通過しないバイパス回路を構成する電
    動サーモスタット(T)と、冷却水を循環させる電動ウ
    オータポンプ(P)とを設け、制御手段(U)が電動サ
    ーモスタット(T)の開度および電動ウオータポンプ
    (P)の回転数を制御するエンジンの冷却制御装置にお
    いて、 前記制御手段(U)は、冷却水温度(Tw)が安定状態
    にないときに電動サーモスタット(T)のアクチュエー
    タ(11,31)の電流(i)および電圧(v)を検出
    し、これら電流(i)および電圧(v)に基づいて該電
    動サーモスタット(T)の故障を検出するとともに、故
    障が検出されたときにエンジン(E)を保護するフェー
    ルセーフモードに移行することを特徴とするエンジンの
    冷却制御装置。
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