JP2013194643A - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン冷却系の冷却水温度が所定温度Tstartに達した場合に電制サーモスタットの異常を検知するための処理を開始する(S1)。次に、電動ファンと電制サーモスタットとの動作状態を、初期モード、第1モード、第2モード及び第3モードの特定の動作モードに順次切り替えていき、冷却水温度が動作モードの切り替え以外の要因では変化しない定常状態を維持しつつ、各動作モードにおいて冷却水温度を取得する(S2、S4、S6及びS8)。各動作モードにおいて定常状態の逸脱により冷却水温度を取得できなかった場合には処理を最初からやり直す(S3、S5、S7及びS9)。そして、第1〜3モードでの冷却水温度がこれら各動作モードの1つ前の動作モードで取得した冷却水温度と比較した場合にどの程度変化したかを示す変化量に基づいて、電制サーモスタットの異常を検知する(S10)。
【選択図】図2
Description
図1は、エンジンを冷却する冷却システムの一例を示す。
エンジン10のシリンダブロック、シリンダヘッドなどを冷却した冷媒としての冷却水は、第1の冷却水通路12を介して、電動式のラジエータファン(以下、「電動ファン」という)14が併設されたラジエータ16に導かれる。ラジエータ16に導かれた冷却水は、フィンが取り付けられたラジエータコアを通過するときに外気と熱交換をし、その温度が低下する。そして、ラジエータ16を通過することで温度が低下した冷却水は、第2の冷却水通路18を介してエンジン10へと戻される。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様。)では、冷却水温度が所定温度Tstart以上であるか否かを判定する。ここで、所定温度Tstartは、電制サーモスタット22による冷却水の制御範囲の下限値に対して、電動ファン14の送風による冷却水温度の低下分を加えた温度である。電制サーモスタット22が、例えば、冷却水温度が約80℃〜約115℃の範囲にあるときに制御可能である場合、電動ファン14による温度低下分を考慮して、所定温度Tstartを、例えば85℃に設定する。
ステップ21では、前回の異常検知処理において取得した初期冷却水温度TWN0を用いないように初期冷却水温度TWN0の取得フラグを0にする。
前述のように、本異常検知処理では、電動ファン14と電制サーモスタット22との動作状態を順次所定の動作モードに切り替えていくことにより、第1モード〜第3モードでの各冷却水温度がこれら各動作モードの1つ前の動作モードで取得した冷却水温度と比較してどの程度変化したかを示す変化量に基づいて、電制サーモスタット22の異常を検知する。
ステップ26では、初期冷却水温度TWN0の取得フラグを1にする。
ステップ41では、第1冷却水温度TWN1の取得フラグを0にする。
ステップ46では、第1冷却水温度TWN1の取得フラグを1にする。
図7において、ステップ83では、電動ファン14及び電制サーモスタット22の動作状態を第3モードに設定する。第3モードでは、電動ファン14の駆動状態をONのまま維持し、電制サーモスタット22の制御量であるデューティ(DUTY)比を0%に変更する。従って、電制サーモスタット22が正常である場合には閉弁した状態であるので、冷却水は、ラジエータ16を通過せずバイパス通路20を通過する。従って、図3に示すように、電制サーモスタット22が正常である場合には、第2モードと比較して冷却水温度は顕著に上昇するが、開固着の場合は、動作モードの切り替え前後を通じて、冷却水がラジエータ16を通過しているので、第2モードと比較して冷却水温度は、低下ないし無変化を示し、顕著な上昇を示すことはない。一方、閉固着である場合は、動作モードの切り替え前後を通じて、冷却水がバイパス通路20を通過しているので、第2モードと比較して冷却水温度は殆ど変化しない。
次に、図8は、図2のステップ10で実行される、電制サーモスタット22の機能診断処理を示す。
ここで、所定値αは、電制サーモスタット22が正常であるか否かを画する閾値であり、電制サーモスタット22が正常である場合に、初期モードから第1モードへの動作モード切り替えに伴い生じると推定される冷却水温度の低下分(図3における冷却水温度の変化量A)に基づいて予め設定される既定値である。また、所定値αは、電制サーモスタット22が正常であるにもかかわらず誤って異常であると判定されないように、α<AとなるようにAに対して誤差を持たせて設定される。なお、所定値αは、初期冷却水温度と定常判定初期検出値との少なくとも一方に応じて変化するように設定されてもよい。
ステップ104では、第1冷却水温度取得部で取得した第1冷却水温度TWN1と、第2冷却水温度取得部で取得した第2冷却水温度TWN2とに基づいて、その変化量ΔT2(=TWN1−TWN2)を演算する。
ここで、所定値δは、電制サーモスタット22が正常であるか開固着異常であるかを画する閾値であり、電制サーモスタット22が正常である場合に、第2モードから第3モードへの動作モード切り替えに伴い生じると推定される冷却水温度の上昇分(図3における冷却水温度の変化量C)に基づいて設定される既定値である。また、所定値δは、所定値αと同様に、変化量Cに対して誤差を持たせて設定される。なお、所定値δは、第2冷却水温度と定常判定初期検出値との少なくとも一方に応じて変化するように設定されてもよい。
ステップ109では、電制サーモスタット22には中間固着異常が発生していると診断し、電制サーモスタット22の状態フラグを2として記憶する。
次に、図9は、イグニッションスイッチがONになったことを契機として、エンジンコントロールユニット38において繰り返し実行する異常時処理の一例を示す。
Claims (3)
- エンジンを冷却した冷却水のラジエータへの流路を開閉する電子制御式のサーモスタットと、前記ラジエータに対して送風を行う電動ファンと、を制御するエンジンの制御装置であって、
前記電子制御式のサーモスタットと前記電動ファンとの動作状態を変更した場合に前記冷却水に生じる温度変化に基づいて、前記電子制御式のサーモスタットが異常であるか否かを判定することを特徴とするエンジンの制御装置。 - 前記冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段を備え、
前記電子制御式のサーモスタットの動作状態と前記電動ファンの動作状態とを変更した場合に、前記冷却水温度検出手段により検出された前記冷却水の温度と前記冷却水の推定温度との差分に基づいて、前記電子制御式のサーモスタットが異常であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装置。 - 前記電子制御式のサーモスタットが異常であると判定された場合に、前記エンジンの運転状態を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンの制御装置。
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