JP4916233B2 - エンジン冷却システム - Google Patents

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Description

本発明は、パイロット式開閉弁を冷却水のサブ通路に配置して成るエンジン冷却システムに関するものである。
パイロット式開閉弁は、流入通路と流出通路が形成されたボディと、該ボディの前記流入通路と流出通路の間に介在して通路を開閉するダイヤフラム弁と、該ダイヤフラム弁の背圧室と前記流入通路とを連通させる連通路と、前記背圧室と前記流出通路とを連通させるパイロット通路と、該パイロット通路を開閉するパイロット弁と、該パイロット弁を開閉動作させるアクチュエータを含んで構成されている。
特に、パイロット弁を開閉動作させるアクチュエータとして電磁ソレノイドを用いた電磁駆動式のパイロット式開閉弁が例えば給湯器や食洗器等の分野で使用されており(特許文献1,2参照)、この種のパイロット式開閉弁は、電磁ソレノイドの電磁力によって駆動されるパイロット弁でパイロット通路を開閉することによってダイヤフラム弁の背圧室の圧力を制御し、これによってダイヤフラム弁を開閉動作させて水等の流体の通路を開閉するものである。
他方、自動車用エンジンの分野においては、エンジンの暖機性能の向上等を目的として、エンジンとラジエータとの間で冷却水を循環させるメイン通路とは別に、ラジエータをバイパスしてそのままエンジンに戻すバイパス通路を設けるとともに、メイン通路に冷却水制御弁を設け、この冷却水制御弁の開度を冷却水温に応じて開閉することによって、メイン通路を流れてラジエータによって冷却される冷却水の量を制御することが行われている。具体的には、冷却水温が低いエンジン始動時等においては、メイン通路を遮断して冷却水をラジエータをバイパスしてバイパス通路からエンジンにそのまま戻し、エンジンの暖機を促進させるようにしている。
ところが、従来は冷却水制御弁としてワックスサーモスタットを用いたサーモバルブが使用されていたため、冷却水温の変化に対する応答性が悪くて作動に時間が掛かるため、例えばエンジンの急な過負荷運転等による冷却水温の急上昇に迅速に対応することができないという問題がある。
そこで、サーモバルブに代えてパイロット式開閉弁を冷却水制御弁として採用する提案がなされている(特許文献3参照)。
又、パイロット式開閉弁の流入通路にフィルタを配置する提案もなされている(特許文献4参照)。
特開2003−130248号公報 特開2003−254467号公報 特開2004−132242号公報 特開2005−016652号公報
しかしながら、特許文献4において提案されているパイロット式開閉弁の流入通路にフィルタを配置する構成では、何らかの原因で流入通路のフィルタよりも下流側にゴミが発生した場合、連通路やパイロット通路にゴミが詰まり、ダイヤフラム弁の背圧室の圧力制御が適正に行われず、ダイヤフラム弁の開閉動作、つまりは当該パイロット式開閉弁の開閉動作に支障を来す可能性がある。例えば、連通路にゴミが詰まった場合には、ダイヤフラム弁が開いたまま閉じず、又、パイロット通路にゴミが詰まると、ダイヤフラム弁が閉じたまま開かない又は開いたままで閉じないという不具合が発生する。
又、連通路やパイロット通路よりも内径が大きな流入通路の全体をフィルタで覆わなければならないため、フィルタ自体が大型化し、コストアップを招くとともに、パイロット式開閉弁も大型化するという問題もある。
従って、本発明の第1の目的とする処は、連通路及びパイロット通路の詰まりをフィルタによって防いで確実な開閉動作を安定的に行うことができるとともに、フィルタの小型化を実現して低コスト化と小型化を図ることができるパイロット式開閉弁を提供することにある。
他方、エンジン冷却システムにおいて、エンジンの暖機性能や燃費の向上、スロットルバルブやEGRバルブの凍結防止等を目的として、メイン通路から分岐して冷却水をラジエータをバイパスしてスロットルバルブ、EGRバルブ等の各種機器とエンジンとの間で循環させるサブ通路を設け、このサブ通路に開閉弁を設ける構成が本出願人によって検討されている。
ところで、同様のエンジン冷却システムにおいて、サーモバルブに代えてパイロット式開閉弁を冷却水制御弁として採用する特許文献3に記載された構成では、パイロット式開閉弁はメイン通路に設けられているのみであり、本出願人が提案する前記構成は前提とされてはいない。
従って、本発明の第2の目的とする処は、冷却水の最適制御によってエンジンの暖機性能や燃費の向上、スロットルバルブやEGRバルブの凍結防止等を図ることができるエンジン冷却システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、エンジンとラジエータとの間で冷却水を循環させるメイン通路と、該メイン通路から分岐して冷却水を前記ラジエータをバイパスして各種機器とエンジンとの間で循環させるサブ通路を備えたエンジン冷却システムにおいて、前記サブ通路にパイロット式開閉弁を設け、前記パイロット式開閉弁は、流入通路と流出通路が形成されたボディと、該ボディの前記流入通路と流出通路の間に介在して通路を開閉するダイヤフラム弁と、該ダイヤフラム弁の背圧室と前記流入通路とを連通させる連通路と、前記背圧室と前記流出通路とを連通させるパイロット通路と、該パイロット通路を開閉するパイロット弁と、該パイロット弁を開閉動作させるアクチュエータを備え、前記連通路の流入通路側及び前記パイロット通路の流出通路側にフィルタを設けたものであることを特徴とする
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記サブ通路にスロットルバルブ、バイパス通路、ATFウォーマ/クーラ、EGRバルブ、車室ヒータの何れかを配置したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記フィルタに複数の係合爪を立設し、該係合爪を前記ボディに形成された係合溝に係合させることによってフィルタをボディに装着することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記係合爪を前記フィルタの前記ボディへの装着方向に対して平行に立設したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記フィルタの前記ボディへの装着をガイドするガイド部を前記ボディに形成したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記連通路の流入通路側に設けられたフィルタの目の粗さを、前記パイロット通路の流出通路側に設けられたフィルタの目の粗さよりも細かくしたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記アクチュエータを、非通電時に前記パイロット弁を開動作させ、通電時に前記パイロット弁を閉動作させる電磁ソレノイドで構成したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記アクチュエータを、非通電時に前記パイロット弁を閉動作させ、通電時に前記パイロット弁を開動作させる電磁ソレノイドで構成したことを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明によれば、連通路の流入通路側及びパイット通路の流出通路側にフィルタを設けたため、連通路及びパイロット通路の詰まりをフィルタによって防いでパイロット式開閉弁の確実な開閉動作を安定的に行うことができる。又、流入通路よりも小径の連通路とパイロット通路に設けられるフィルタは、流入通路に設けられていた従来のフィルタよりも小型に構成することができるため、パイロット式開閉弁の低コスト化と小型化を図ることができる。
また、エンジンの冷却システムにおいて、メイン通路から分岐して冷却水をラジエータをバイパスしてスロットルバルブ、EGRバルブ等の各種機器とエンジンとの間で循環させるサブ通路を設け、このサブ通路に本発明に係るパイロット式開閉弁を設けたため、サブ通路に流れる冷却水を応答性良く適正に制御してエンジンの暖機性能や燃費の向上、スロットルバルブやEGRバルブの凍結防止等を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、フィルタに立設された複数の係合爪をボディに形成された係合溝に係合させることによって、フィルタをボディにスナップフィット式にワンタッチで簡単に装着することができる。
請求項4記載の発明によれば、複数の係合爪をフィルタのボディへの装着方向に対して平行に立設したため、フィルタを係合爪を先にしてボディにそのまま嵌め込むだけでボディに作業性良く簡単に装着することができる。
請求項5記載の発明によれば、フィルタのボディへの装着をガイドするガイド部をボディに形成したため、フィルタをガイド部によって位置決めしながらボディに正確且つスムーズに装着することができる。
請求項6記載の発明によれば、一般的にパイット通路よりも小径の連通路の流入通路側に設けられるフィルタの目の粗さを、パイロット通路の流出通路側に設けられるフィルタの目の粗さよりも細かくしたため、比較的詰まりが発生し易い小径の連通路のゴミによる詰まりを確実に防ぐことができ、パイロット式開閉弁の確実な開閉動作を実現することができる。
請求項7記載の発明によれば、アクチュエータを電磁ソレノイドで構成し、この電磁ソレノイドへの非通電時にパイロット弁を開動作させるようにしたため、当該パイロット式開閉弁はノーマルオープンタイプのものとなり、何らかの原因で電磁ソレノイドが故障したような場合であっても、流体の流れが遮断されることがなく、所謂フェールセーフ性が確保される。
請求項8記載の発明によれば、アクチュエータを電磁ソレノイドで構成し、この電磁ソレノイドへの非通電時にパイロット弁を閉動作させるようにしたため、当該パイロット式開閉弁はノーマルクローズタイプのものとなり、何らかの原因で電磁ソレノイドが故障したような場合であっても、流体が流れ続けることがなく、所謂フェールセーフ性が確保される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[パイロット式開閉弁]
図1は本発明に係るパイロット式開閉弁の平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3及び図4は図1のB−B線断面図(図3は閉弁状態、図4は開弁状態をそれぞれ示す)、図5は図3のC−C線拡大断面図、図6は図3のD−D線拡大断面図、図7は同パイロット式開閉弁のボディの平面図、図8はパイロット通路側に設けられるアウトフィルタの底面図、図9は図8のE−E線断面図、図10は連通路側に設けられるインフィルタの底面図、図11は図10のF−F線断面図である。
本発明に係るパイロット式開閉弁1は、図2〜図4に示すように、内部に流入通路2と流出通路3が形成されたボディ4と、該ボディ4の前記流入通路2と流出通路3の間に介在して通路を開閉するダイヤフラム弁5と、該ダイヤフラム弁5の背圧室S1と前記流入通路2とを連通させる連通路6と、前記背圧室S1と前記流出通路3とを連通させるパイロット通路7,8と、パイロット通路8を開閉するパイロット弁9と、該パイロット弁9を開閉動作させるアクチュエータとしての電磁ソレノイド10を含んで構成されている。
上記ボディ4は、樹脂にて円形容器状に一体成形されたものであって、その内部には円筒部4aが同心的に立設されており、この円筒部4aの上端開口部の周縁は、前記ダイヤフラム弁5が着座する弁座を構成している。そして、図1に示すように、このボディ4の外周部の相対向する2箇所からはノズル状のニップル11,12が径方向外方に向かって一体に突設されており、これらのニップル11,12の内部に前記流入通路2と流出通路3がそれぞれ形成されている(図2参照)。又、図1に示すように、ボディ4の外周下部には、取付座4bが前記ニップル11,12と直交する方向に一体に形成されており、この取付座4bには前記電磁ソレノイド10が左右2本のビス13によって水平に取り付けられている。
ところで、図2に示すように、前記流入通路2は、ボディ4内の円筒部4aの外側に形成された環状の外室S2に開口しており、流出通路3は、ボディ4内の円筒部4a内に形成された横断面円形の内室S3に開口している。そして、図2〜図4に示すように、ボディ4の上面には樹脂で一体成形された円板状のカバー14が超音波溶着等によって被着されている。
上記カバー14の内面(天井面)には、その中心部に円柱状のガイド突起14aが下方に向かって一体に突設されるとともに、通路溝14b(図3及び図4参照)が径方向に形成されている。そして、このカバー14とボディ4との間には、前記ダイヤフラム弁5がその外周縁をカバー14とボディ4間で挟持されることによって設けられており、カバー14内にはダイヤフラム弁5によって区画された前記背圧室S1が形成されている。
上記ダイヤフラム弁5は、外周縁がカバー14とボディ4間で挟持された弾性変形可能なゴム製のダイヤフラム15と、該ダイヤフラム15の中心部に挿通保持されたプレッシャプレート16とで構成されている。ここで、プレッシャプレート16は、樹脂にて円板状に一体成形されており、その上面にはガイド穴16aが形成され、このガイド穴16aにはカバー14に突設された前記ガイド突起14aが嵌合している。従って、プレッシャプレート16は、ダイヤフラム15の弾性変形に伴ってカバー14のガイド突起14aに沿って上下動可能であって、後述のように、これが上下動することによってダイヤフラム弁5が通路を開閉する。
他方、図2及び図3に示すように、ボディ4の前記電磁ソレノイド10が取り付けられる部分には連通室S4が形成されており、ボディ4には、前記背圧室S1と連通室S4とを連通させる前記パイロット通路7が垂直方向に形成されるとともに、連通室S4と前記内室S3(つまりは、流出通路3)とを連通させる前記パイロット通路8が水平に形成されている。又、ボディ4には、パイロット通路7と連通室S4から水平に延びて前記外室S2(つまりは、流入通路2)に開口する前記連通路6が水平に形成されており、この連通路6は、前記パイロット通路7と共に背圧室S1と流入通路2とを連通させる機能を果たす。更に、背圧室S1は、パイロット通路7,8と連通室S4によって流出通路3に連通されている。ここで、パイロット通路7,8の内径は、流入通路2及び流出通路3の内径よりも小さく設定され、連通路6の内径はパイロット通路7,8の内径よりも更に小さく設定されている。
又、前記パイロット弁9は、前記電磁ソレノイド10の電磁力によって駆動されて前記パイロット通路8を開閉する機能を果たすものであって、電磁ソレノイド10の電磁力と不図示のスプリングの付勢力によって往復動するロッド17の先端に取り付けられ、パイロット通路8の連通室S4に開口する一端面(着座面)に対して着座又は離脱してパイロット通路8を開閉する。尚、本実施の形態では、電磁ソレノイド10は、これに通電がなされないとき(電磁力を発生しないとき)にはスプリングによってパイロット弁9を図4に示すように開弁状態に保ち、これに通電がなされると電磁力を発生してスプリングの付勢力に抗してロッド17を移動させて図3に示すようにパイロット弁9を閉じ動作させるよう構成されている。
而して、本発明に係るパイロット式開閉弁1は、図2〜図7に示すように、前記パイロット通路8の流出通路3側、具体的にはボディ4内の内室S3内にアウトフィルタ18を設け、前記連通路6の流入通路2側、具体的にはボディ4内の外室S2内にインフィルタ19を設けたことを特徴とする。
ここで、上記アウトフィルタ18とインフィルタ19はPOM等の樹脂で一体成形されており、アウトフィルタ18は、図8及び図9に示すように、円板状の本体部18aの外周部の相対向する2箇所から係合爪18bを直角方向に一体に立設するとともに、本体部18aに複数の円孔18cを貫設して構成されている。ここで、2つの係合爪18bは、当該アウトフィルタ18のボディ4への装着方向(下方向)に対して平行(上下方向)に立設されている。又、アウトフィルタ18の本体部18aの外周の一部には、ボディ4の円筒部4aの内周の一部に上下方向に一体に突設された横断面半円状のガイド突起4c(図7参照)に嵌合するための半円状のガイド溝18dが形成されている。
又、前記インフィルタ19は、図10及び図11に示すように、略矩形板状の本体部19aの相対向する短辺側の2箇所から係合爪19bを直角方向に一体に立設するとともに、本体部19aに、前記アウトフィルタ18の円孔18cよりも小径の複数の円孔19cを貫設して構成されている。ここで、2つの係合爪19bは、当該インフィルタ19のボディ4への装着方向(下方向)に対して平行(上下方向)に立設されている。又、インフィルタ19の本体部19aの長辺側の一方の外周面19dは、ボディ4の内周面の形状に合わせて円弧曲面状に成形されており、この円弧曲面状の外周面19dが後述のように当該インフィルタ19のボディ4への装着時にガイド機能を果たす。
而して、アウトフィルタ18とインフィルタ19は、以下の要領でボディ4に対してスナップフィット式にワンタッチで装着される。
即ち、アウトフィルタ18は、係合爪18bを下にしてその本体部18aをボディ4の円筒部4aの内周に嵌め込むとともに、本体部18aの外周に形成された前記ガイド溝18dをボディ4の円筒部4aの内周に突設された前記ガイド突起4cに嵌合させ、内室S3内をそのまま下方へと押し込まれる。すると、このアウトフィルタ18は、ガイド溝18dのガイド突起4cとの嵌合によって位置決めされながら内室S3内を下方へと移動し、ボディ4の円筒部4aの下部に形成された円穴状の嵌合凹部4dに達した時点で、図5に示すように、係合爪18bがボディ4の嵌合凹部4dの内周面の相対向する2箇所に形成された係合溝4eに係合するため、アウトフィルタ18は、前述のようにボディ4に対してスナップフィット式にワンタッチで装着され、パイロット通路8の内室S3への開口部を覆う。
又、インフィルタ19も、アウトフィルタ18と同様に、係合爪19bを下にしてその本体部19aの円弧曲面状の外周面19dをボディ4の内周面に嵌合させた状態で、外室S2内を下方へと押し込まれる。すると、このインフィルタ19は、本体部19aの円弧曲面状の外周面19dがボディ4の内周面に嵌合することによって位置決めされながら外室S2内を下方へと移動し、外室S2の下部に形成された略矩形状の嵌合凹部4fに達した時点で、図6に示すように、係合爪19bがボディ4の嵌合凹部4fの内周面の相対向する2箇所に形成された係合溝4gに係合するため、インフィルタ19は、前述のようにボディ4に対してスナップフィット式にワンタッチで装着され、連通路6の外室S2への開口部を覆う。
次に、以上のように構成されたパイロット式開閉弁1の作用を図3及び図4に基づいて説明する。尚、ここでは、流体として水を扱うものとする。
電磁ソレノイド10に通電されてパイロット弁9が図3に示すようにパイロット通路8を閉じているときには、流入通路2側(一次側)の水圧が連通路6と連通室S4及びパイロット通路7を経て背圧室S1に作用し、ダイヤフラム弁5の上下面には等しい値の水圧が作用するが、ダイヤフラム弁5の上下面の受圧面積の差(上面の受圧面積の方が下面のそれよりも大きい)によってダイヤフラム弁5にはこれを下方へ押し付ける力が作用する。このため、ダイヤフラム弁5のダイヤフラム15が弾性変形し、プレッシャプレート16がカバー14のガイド突起14aに沿って下方へと移動してダイヤフラム15が図示のようにボディ4の円筒部4aの着座面に着座する。この結果、ダイヤフラム弁5が閉弁状態となって、当該パイロット式開閉弁1も閉弁状態となり、流入通路2側から流出通路3側への水の流れが遮断される。
次に、電磁ソレノイド10への通電を遮断すると、前述のようにロッド17が不図示のスプリングの付勢力によって移動し、その先端に取り付けられたパイロット弁9が図4に示すようにパイロット通路8を開放するため、背圧室S1内の水が図4に矢印にて示すようにパイロット通路7から連通室S4及びパイロット通路8を通って内室S3及び流出通路3(二次側)へと流れるため、背圧室S1の圧力が低下し、ダイヤフラム弁5には、これを上方へ押し上げる力が作用する。このため、ダイヤフラム弁5のダイヤフラム15が弾性変形し、プレッシャプレート16をカバー14のガイド突起14aに沿って上方へと移動させ、該ダイヤフラム15がボディ4の円筒部4aの着座面から離脱して円筒部4aの上面を開放する。この結果、ダイヤフラム弁5が開弁状態となって、当該パイロット式開閉弁1も開弁状態となり、図4に矢印にて示すように、流入通路2側からの水はボディ4内の外室S2から内室S3へと流れ込み、内室S2に開口する流出通路3へと流れる。
以上のようにして、本発明に係るパイロット式開閉弁1は、電磁ソレノイド10への通電のON/OFFによって応答性良く開閉される。
而して、本発明に係るパイロット式開閉弁1によれば、連通路6の流入通路2側にはアウトフィルタ18を、パイロット通路8の流出通路3側にはインフィルタ19をそれぞれ設けたため、連通路6及びパイロット通路8の詰まりをアウトフィルタ18とインフィルタ19によってそれぞれ防いでパイロット式開閉弁1の確実な開閉動作を安定的に行うことができる。又、流入通路2よりも小径の連通路6とパイロット通路8に対してそれぞれ設けられたアウトフィルタ18とインフィルタ19は、流入通路2に設けられていた従来のフィルタよりも小型に構成することができるため、パイロット式開閉弁1の低コスト化と小型化を図ることができる。
更に、アウトフィルタ18とインフィルタ19に各々立設された2つの係合爪18b,19bをボディ4に形成された各係合溝4e,4gに係合させることによって(図5及び図6参照)、これらのアウトフィルタ18とインフィルタ19をボディ4にスナップフィット式にワンタッチで簡単に装着することができる。特に、本実施の形態では、各係合爪18b,19bをアウトフィルタ18とインフィルタ19のボディ4への装着方向に対して平行(上下方向)に立設したため、これらのアウトフィルタ18とインフィルタ19をそれぞれの係合爪18b,19bを先にしてボディ4にそのまま嵌め込むだけでボディ4に作業性良く簡単に装着することができる。
又、アウトフィルタ18を、これに形成されたガイド溝18dをボディ4側に形成されたガイド突起4cに嵌合させながらボディ4に装着し、インフィルタ19を、その外周面19dをボディ4の内周面に嵌合させながらボディ4に装着するようにしたため、これらのアウトフィルタ18とインフィルタ19を位置決めしながらボディ4に正確且つスムーズに装着することができる。
更に、本実施の形態では、パイロット通路8よりも小径の連通路6の流入通路2側に設けられるインフィルタ19の円孔19cの内径(目の粗さ)を、パイロット通路8の流出通路3側に設けられるアウトフィルタ18の円孔18cの内径(目の粗さ)よりも小さく(目の粗さ細かく)したため、比較的詰まりが発生し易い小径の連通路6のゴミによる詰まりを確実に防ぐことができ、パイロット式開閉弁1の確実な開閉動作を実現することができる。
その他、本実施の形態では、パイロット弁9を駆動するアクチュエータを電磁ソレノイド10で構成し、この電磁ソレノイド10への非通電時にパイロット弁9を開動作させるようにしたため、当該パイロット式開閉弁1はノーマルオープンタイプのものとなり、何らかの原因で電磁ソレノイド10が故障したような場合であっても、水の流れが遮断されることがなく、所謂フェールセーフ性が確保される。
尚、本実施の形態とは逆に電磁ソレノイド10への非通電時にパイロット弁9を閉動作させるようにすれば、当該パイロット式開閉弁1はノーマルクローズタイプのものとなり、何らかの原因で電磁ソレノイド10が故障したような場合であっても、水が流れ続けるという不具合の発生が防がれ、所謂フェールセーフ性が確保される。
[エンジン冷却システム]
次に、以上のパイロット式開閉弁1を用いた本発明に係るエンジン冷却システムの実施の形態を図12に基づいて説明する。
図12は本発明に係るエンジン冷却システムの基本構成図であり、同図において、20は自動車用エンジンであって、このエンジン20と車体前部に配置されたラジエータ21とはメイン通路aで接続されており、冷却水はメイン通路aを経てエンジン20とラジエータ21との間を循環し、その過程でラジエータ21において放熱して冷却される。ここで、メイン通路aのラジエータ21の下流側には感温式であるサーモスタット式開閉弁22が設けられており、該サーモスタット式開閉弁22の出口側から延びるメイン通路aは、エンジン20によって駆動されるされ冷却水ポンプ(W/P)23の入口側に接続されている。
又、本発明に係るエンジン冷却システムにおいては、メイン通路aから分岐して冷却水を前記ラジエータ21をバイパスして各種機器とエンジン20との間で循環させる複数(図示例では5つ)のサブ通路b,c,d,e,fがメイン通路aに対して並列に設けられており、本実施の形態では、各種機器としてサブ通路bにはスロットルバルブ24が、サブ通路cには車室ヒータ25が、サブ通路dにはATFウォーマ/クーラ26が、サブ通路fにはEGR(Exhaust Gas Recircurater)バルブ27がそれぞれ設けられている。尚、サブ通路eはバイパス通路を構成しており、このサブ通路(バイパス通路)eは、冷却水ポンプ23の入口側に接続されている。
而して、各サブ通路b〜fには、本発明に係る前記パイロット式開閉弁1がそれぞれ設けられており、これらのパイロット式開閉弁1によって各サブ通路b〜fが開閉される。ここで、ATFウォーマ/クーラ26は、不図示の自動変速機の内部に充填されたトランスミッションオイル(Automatic Transmission Fluid)を加温又は冷却するための機器である。
次に、以上の構成を有するエンジン冷却システムの作用について説明する。
例えば寒冷時にエンジン20を始動する場合、エンジン20の暖機を促進するためにメイン通路aのサーモスタット式開閉弁22をOFF(閉弁)してメイン通路aへの冷却水の流れを遮断するとともに、サブ通路c,dのパイロット式開閉弁1をOFF(閉弁)し、サブ通路b,e,fのパイロット式開閉弁1をON(開弁)する。すると、冷却水は、ラジエータ21をバイパスしてサブ通路b,e,fのみを流れるため、その温度が早期に上昇してエンジン20の暖機が促進される。又、サブ通路bとfからスロットルバルブ24とEGRバルブ27にそれぞれ冷却水が供給されるため、これらの冷却水によってスロットルバルブ24とEGRバルブ27が加温されてその凍結が防がれる。
そして、暖機の途中においてサブ通路fのパイロット式開閉弁1がOFF(閉弁)されてEGRバルブ27への冷却水の供給が遮断され、EGRバルブ27に供給されていた冷却水はエンジン20の暖機に供される。又、暖機の途中においてサブ通路cとdのパイロット式開閉弁1が共にON(開弁)されて車室ヒータ25とATFウォーマ/クーラ26への冷却水の供給が開始され、自動変速機のミッションオイル(ATF)が冷却水によって暖められて粘性抵抗が低減されるとともに、冷却水が車室の暖房に供される。
而して、エンジン20の暖機が完了すると、メイン通路aのサーモスタット式開閉弁22をON(開弁)して冷却水をラジエータ21に流してこれを冷却するとともに、サブ通路bのパイロット式開閉弁1をOFF(閉弁)してスロットルバルブ24への冷却水の供給を遮断し、冷却水による吸気の加熱によって充填効率が低下して燃費が悪化する不具合を解消するとともに、サブ通路(バイパス通路)eを通過する冷却水の循環を遮断して冷却水をエンジン20の冷却に供する。
又、エンジン20の暖機が完了すると、サブ通路fのパイロット式開閉弁1を再びON(開弁)して冷却水でEGRバルブ27を冷却する。尚、エンジン20の暖機が完了した後もサブ通路cとdのパイロット式開閉弁1はON(開弁)状態が維持され、冷却水が車室の暖房に供せられるとともに、自動変速機のミッションオイル(ATF)の冷却に供せられる。
他方、冬期以外でのエンジン20の始動に際しては、スロットルバルブ24の凍結の心配はないため、サブ通路bのパイロット式開閉弁1は常時OFF(閉弁)状態に維持され、スロットルバルブ24への冷却水の供給は遮断される。又、特に外気温の高い夏期においては、車室の暖房は不要であるため、サブ通路cのパイロット式開閉弁1は常時OFF(閉弁)状態に維持され、車室ヒータへの冷却水の供給も遮断される。尚、冬期以外においては、他のサブ通路d,e,fのパイロット式開閉弁1のON/OFF制御は寒冷時のそれと同様になされる。
而して、本発明に係るエンジン冷却システムによれば、メイン通路aから分岐して冷却水をラジエータ21をバイパスしてスロットルバルブ24、車室ヒータ25、ATFウォーマ/クーラ26、冷却水ポンプ23及びEGRバルブ27とエンジン20との間で循環させるサブ通路b,c,d,e,fをそれぞれ設け、これらのサブ通路b〜fに本発明に係るパイロット式開閉弁1を設けたため、サブ通路b〜fに流れる冷却水を応答性良く適正に制御してエンジン20の暖機性能や燃費の向上、スロットルバルブ24やEGRバルブ27の凍結防止等を図ることができる。
又、本発明に係るパイロット式開閉弁1を前述のように電磁ソレノイド10への非通電時に開くノーマルオープンタイプのもので構成すれば、何らかの原因で電磁ソレノイド10が故障したような場合であっても、サブ通路b〜fには冷却水が流れることとなり、冷却水の最適制御は不可能であっても、冷却システムの安全性は最低限守られるという所謂フェールセーフ性が確保されるという効果も得られる。
本発明に係るパイロット式開閉弁は、エンジン冷却システムにその適用が限定される訳ではなく、他の技術分野にも幅広く適用できるものである。
本発明に係るパイロット式開閉弁の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図(閉弁状態を示す断面図)である。 図1のB−B線断面図(開弁状態を示す断面図)である。 図3のC−C線拡大断面図である。 図3のD−D線拡大断面図である。 本発明に係るパイロット式開閉弁のボディの平面図である。 本発明に係るパイロット式開閉弁のパイロット通路側に設けられるアウトフィルタの底面図である。 図8のE−E線断面図である。 本発明に係るパイロット式開閉弁の連通路側に設けられるインフィルタの底面図である。 図10のF−F線断面図である。 本発明に係るエンジン冷却システムの基本構成図である。
符号の説明
1 パイロット式開閉弁
2 流入通路
3 流出通路
4 ボディ
4a ボディの円筒部
4b ボディの取付座
4c ボディのガイド突起
4d ボディのアウトフィルタ嵌合凹部
4e ボディのアウトフィルタ係合溝
4f ボディのインフィルタ嵌合凹部
4g ボディのインフィルタ係合溝
5 ダイヤフラム弁
6 連通路
7,8 パイロット通路
9 パイロット弁
10 電磁ソレノイド(アクチュエータ)
11,12 ニップル
13 ビス
14 カバー
14a カバーのガイド突起
14b カバーの通路溝
15 ダイヤフラム
16 プレッシャプレート
16a プレッシャプレートのガイド穴
17 ロッド
18 アウトフィルタ(フィルタ)
18a アウトフィルタの本体部
18b アウトフィルタの係合爪
18c アウトフィルタの円孔
18d アウトフィルタのガイド溝
19 インフィルタ(フィルタ)
19a インフィルタの本体部
19b インフィルタの係合溝
19c インフィルタの円孔
19d インフィルタの外周面
20 エンジン
21 ラジエータ
22 サーモスタット式開閉弁
23 冷却水ポンプ
24 スロットルバルブ
25 車室ヒータ
26 ATFウォーマ/クーラ
27 EGRバルブ
a メイン通路
b〜f サブ通路
S1 背圧室
S2 外室
S3 内室
S4 連通室

Claims (8)

  1. エンジンとラジエータとの間で冷却水を循環させるメイン通路と、該メイン通路から分岐して冷却水を前記ラジエータをバイパスして各種機器とエンジンとの間で循環させるサブ通路を備えたエンジン冷却システムにおいて、
    前記サブ通路にパイロット式開閉弁を設け、
    前記パイロット式開閉弁は、流入通路と流出通路が形成されたボディと、該ボディの前記流入通路と流出通路の間に介在して通路を開閉するダイヤフラム弁と、該ダイヤフラム弁の背圧室と前記流入通路とを連通させる連通路と、前記背圧室と前記流出通路とを連通させるパイロット通路と、該パイロット通路を開閉するパイロット弁と、該パイロット弁を開閉動作させるアクチュエータを備え、前記連通路の流入通路側及び前記パイロット通路の流出通路側にフィルタを設けたものである
    ことを特徴とするエンジン冷却システム。
  2. 前記サブ通路にスロットルバルブ、バイパス通路、ATFウォーマ/クーラ、EGRバルブ、車室ヒータの何れかを配置したことを特徴とする請求項1記載のエンジン冷却システム。
  3. 前記フィルタに複数の係合爪を立設し、該係合爪を前記ボディに形成された係合溝に係合させることによってフィルタをボディに装着することを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン冷却システム
  4. 前記係合爪を前記フィルタの前記ボディへの装着方向に対して平行に立設したことを特徴とする請求項3記載のエンジン冷却システム
  5. 前記フィルタの前記ボディへの装着をガイドするガイド部を前記ボディに形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のエンジン冷却システム
  6. 前記連通路の流入通路側に設けられたフィルタの目の粗さを、前記パイロット通路の流出通路側に設けられたフィルタの目の粗さよりも細かくしたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のエンジン冷却システム
  7. 前記アクチュエータを、非通電時に前記パイロット弁を開動作させ、通電時に前記パイロット弁を閉動作させる電磁ソレノイドで構成したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のエンジン冷却システム
  8. 前記アクチュエータを、非通電時に前記パイロット弁を閉動作させ、通電時に前記パイロット弁を開動作させる電磁ソレノイドで構成したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のエンジン冷却システム
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