JP2748799B2 - ダイヤフラム弁 - Google Patents

ダイヤフラム弁

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JP2748799B2
JP2748799B2 JP4270314A JP27031492A JP2748799B2 JP 2748799 B2 JP2748799 B2 JP 2748799B2 JP 4270314 A JP4270314 A JP 4270314A JP 27031492 A JP27031492 A JP 27031492A JP 2748799 B2 JP2748799 B2 JP 2748799B2
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strainer
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valve
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兼太郎 増岡
毅 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動給水装置に用いられ
るダイヤフラム弁に係り、特に小孔の詰まりを防ぐよう
改良されたダイヤフラム弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイヤフラム弁とそれを用いた自
動給水装置の構成について第4,5図を参照して説明す
る。
【0003】水栓本体10の上流側水路12と下流側水
路14とを隔てるようにしてダイヤフラム弁16が設け
られており、このダイヤフラム弁16は弁シート18に
着座可能とされている。
【0004】弁シート18は円筒形であり、その先端面
に円盤形状のダイヤフラム弁16が着座して閉弁するよ
うになっている。ダイヤフラム弁16は、この弁シート
18よりも大径の円盤状のものであり、弁シート18の
外周にはみ出した外縁部に常に給水圧がかかるようにな
っている。
【0005】このダイヤフラム弁16は、ディスク20
とダイヤフラム22とを重ね合わせ、さらに固定子24
をディスク20に固着した構成となっている。該固定子
24からは複数本の脚26が延設されている。該脚26
は、筒状の弁シート18の内周面に摺動自在に接し、ダ
イヤフラム弁16の着座方向及びそれと反対方向の移動
時のガイドを行なっている。前記ダイヤフラム22の外
周縁は水栓本体10を形成するブロック28,30に挟
持されている。
【0006】ダイヤフラム弁16の背面側(弁シート1
8と反対側)には背圧室32が形成されている。該背圧
室32内にはコイルバネ34が配置され、ダイヤフラム
弁16を着座方向に付勢している。ダイヤフラム弁16
には、背圧室32と上流側水路12とを連通する小孔3
6が穿設されている。
【0007】弁シート18よりも下流側の水路14と背
圧室32とを連通する起動水路38がダイヤフラム弁1
6を迂回するように設けられている。この起動水路38
には、ソレノイド等で駆動される起動弁装置40が設け
られている。
【0008】このように構成された給水装置が止水状態
にあるときには、ダイヤフラム弁16はバネ34に押さ
れて弁座18に着座している。また、背圧室32内は満
水状態となっており、小孔36を通して背圧室32内に
伝達された給水圧がダイヤフラム弁16をこの着座方向
に押圧し、該ダイヤフラム弁16は弁座18に強く押し
付けられている。なお、この状態では、起動弁装置40
は閉弁状態にある。
【0009】起動弁装置40が開弁されると、背圧室3
2内の水圧が、起動水路38を通って弁シート18より
も下流側の水路14に抜ける。この結果、ダイヤフラム
弁16を第4図の上方向に押す水圧が、これと反対方向
に付勢するバネ34の圧力を上回り、ダイヤフラム弁1
6は第4図の上方向に移動する。即ち、ダイヤフラム弁
16が弁座18から離れ、ダイヤフラム弁16が開放す
る。これにより、上流側水路12から下流側水路14に
向って水が流れ、給水が行なわれる。
【0010】この通水状態において起動弁装置40を閉
弁させると、給水が小孔36を少しずつ通って背圧室3
2に流入して貯まり、ダイヤフラム弁16が徐々に着座
方向へ移動する。そして、遂にはダイヤフラム弁16が
弁シート18に着座して止水される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダイヤフラ
ム弁においては、小孔36が水中の異物によって閉塞し
易いという問題があった。
【0012】本発明は、かかる小孔の閉塞を防止するよ
う改良されたダイヤフラム弁を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1のダイヤフラム
弁は、背圧室に臨む背面と水路に臨む前面とを有した
盤形状であって、円盤の厚さ方向に貫通する小孔を有す
るダイヤフラム弁において、該小孔に通水間隙を有し該
前面から突出するストレーナを該前面側から着脱可能に
取り付けたことを特徴とするものである。
【0014】請求項2のダイヤフラム弁は、請求項1に
おいて、該ストレーナは、前記小孔に該前面側から挿入
される脚部と、小孔の外部に配置され、該脚部と一体と
なっている胴部と、該胴部に設けられた前記通水間隙
を備えてなるものである。
【0015】
【作用】本発明のダイヤフラム弁においては、ストレー
ナを小孔に前面側から着脱可能に取り付けてあるため、
異物による小孔の閉塞が防止されると共に、ストレーナ
に異物が詰まったならばこのストレーナを外して清掃し
たり新品と交換することにより容易に対処できる。
【0016】請求項2のダイヤフラム弁にあっては、脚
を小孔に対し挿入することによりストレーナをダイヤフ
ラム弁に取り付けているため、ストレーナの着脱が容易
である。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係るダイヤフラム弁の断面図、第
2図はストレーナの斜視図である。
【0018】この実施例では、ダイヤフラム弁16の小
孔36にストレーナ50が着脱可能に取り付けられてい
る。このストレーナ50は、胴部52と、該胴部52か
ら突設された複数本(本実施例では4本)の脚54と、
該脚54の先端に設けられた爪部56と、該胴部52か
ら脚54と反対方向に突設された複数枚(本実施例では
4枚)の羽根58と、胴部52に図の上下方向に貫設さ
れた通水孔60とを備えてなる。62は羽根58同志の
間の通水間隙を示す。
【0019】第1図のその他の構成は第5図と同様であ
り、同一符号は同一部分を示している。このストレーナ
50にあっては、小孔36に流入する水に異物が含まれ
ていると、この異物は羽根58間で捕捉され、小孔36
に異物が流入することが阻止される。
【0020】このストレーナ50は小孔36に着脱可能
に取り付けてあるため、異物によりストレーナ50が詰
まったならばこのストレーナ50を外して清掃したり新
品と交換することにより容易に対処できる。
【0021】特に、本実施例のダイヤフラム弁16にあ
っては、ストレーナ50の脚54を小孔36に対し挿入
して爪56で係止することによりストレーナ50をダイ
ヤフラム弁16に取り付けているため、ストレーナ50
の着脱が容易である。
【0022】上記実施例では四分円柱状の羽根58を胴
部52から立設しているが、本発明では第3図のストレ
ーナ64の如く円柱状の胴部66に通水間隙としての
小なスリット68を設け、このスリット68によって異
物を捕捉するように構成しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明のダイヤフラム弁に
よると、水中の異物による小孔の閉塞が防止されるた
め、長期間にわたって確実に開閉作動させることができ
る。また、万が一ストレーナが閉塞しても、ストレーナ
のみを取り外して容易に清掃したり新品と交換できる。
【0024】特に、請求項2のダイヤフラム弁にあって
は、ストレーナの着脱をきわめて容易に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るダイヤフラム弁の断面図である。
【図2】ストレーナ50の斜視図である。
【図3】ストレーナ64の斜視図である。
【図4】従来のダイヤフラム弁を備えた給水装置の断面
図である。
【図5】従来のダイヤフラム弁の断面図である。
【符号の説明】
10 水栓本体 12 上流側水路 14 下流側水路 16 ダイヤフラム弁 18 弁シート 22 ダイヤフラム 36 小孔 50 ストレーナ 52 胴部 54 脚 58 羽根 64 ストレーナ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背圧室に臨む背面と水路に臨む前面とを
    有した円盤形状であって、円盤の厚さ方向に貫通する小
    孔を有するダイヤフラム弁において、該小孔に通水間隙
    を有し該前面から突出するストレーナを該前面側から
    脱可能に取り付けたことを特徴とするダイヤフラム弁。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該ストレーナは、前
    記小孔に該前面側から挿入される脚部と、小孔の外部に
    配置され、該脚部と一体となっている胴部と、該胴部に
    設けられた前記通水間隙とを備えてなるダイヤフラム
    弁。
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