JP5256898B2 - 発光装置の製造方法 - Google Patents

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III 族窒化物半導体からなる発光素子をガラス封止した発光装置の製造方法に関する。
III 族窒化物半導体からなる発光素子を封止する部材として、従来用いられていたエポキシ等の樹脂に替えてガラスを用いた発光装置が特許文献1、2などに示されている。ガラスを用いると、発光素子との熱膨張率をほぼ等しくすることができ、発光装置の寿命を長くすることができる、等の利点がある。
WO2004/082036 特開2008−124267
しかし、発光素子を400℃以上の温度でガラス封止を行うと、発光パターンの異常や著しい駆動電圧の上昇が生じる場合がある。すなわち、ガラス封止前には全面発光であったのに、ガラス封止後には発光面の端部のみの発光となったり、輝点状の発光となってしまう場合がある。あるいは、0.3mm角の発光素子に20mA通電した際の駆動電圧が、ガラス封止前においては約3Vであったのに、ガラス封止後には0.6V以上上昇してしまう場合がある。これらの課題は従来知られておらず、その要因は不明である。
そこで本発明は、400℃以上でのガラス封止後に、発光パターンの異常が生じず、駆動電圧上昇を抑制することができる発光装置の製造方法を提供することにある。
第1の発明は、基板上にIII 族窒化物半導体からなるn型層、発光層、p型クラッド層、p型コンタクト層をMOCVD法によって積層し、p電極、n電極を形成して発光素子を製造する第1工程と、発光素子を実装部材に実装し、発光素子を400℃以上、600℃以下の温度でガラスにより封止する第2工程とを有する発光装置の製造方法において、第1工程でのp型コンタクト層の形成は、成長温度875〜1000℃で、Mg濃度が2×1019〜8×1019/cm3 となるよう行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
発光素子をガラス封止すると、ガラス封止する前に比べて駆動電圧が上昇し、発光が周辺発光に局在するという現象が、本発明者らにより発見された。そしてさらに、本発明者らは、p型コンタクト層の成長温度とMg濃度が、駆動電圧の上昇を抑制でき、且つ、発光素子を全面発光とすることができるための制御条件となることを見いだした。
また、本発明では、p型コンタクト層において、素子として機能し得る範囲でp型低抵抗化できる条件が成立する範囲において、ガラス封止により、駆動電圧が所定値以上に上昇し、周辺発光となる成長温度よりも低く、及び、Mg濃度よりも低くすることで、駆動電圧の上昇を所定値以下として、且つ、素子を全面発光とするようにしている。また、この所定値としては、発光素子として、機能させるために、ガラス封止前の素子の駆動電圧に対して、駆動電圧上昇値(上昇量)が、20%を選択することができる。
III 族窒化物半導体とは、GaN、AlGaN、InGaN、AlGaInNなど、一般式Alx Gay In1-x-y N(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)で表されるものである。
ガラス材料には、ZnO系ガラス、リン酸系ガラス、フッ素系ガラスなどの低融点ガラスを用いることができる。蛍光体などが混合されていてもよい。
発光素子の基板には、サファイアなどの異種基板や、GaNなどのIII 族窒化物半導体基板を用いることできる。
第2の発明は、p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で、所定の成長温度における最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルのp型コンタクト層のMg濃度から、Mg濃度を減じていった時に初期駆動電圧が上昇を始めるMg濃度を臨界Mg濃度として決定し、第1工程でのp型コンタクト層の形成は、Mg濃度が臨界Mg濃度となるよう行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
p型コンタクト層のMg濃度と初期駆動電圧との関係は、上記のMg濃度範囲及び上記のp型コンタク層の成長温度範囲においては、Mg濃度が高い程、初期駆動電圧は低下して、下限の飽和値に達すると考えられる。そして、この特性は、p型コンタクト層の成長温度によって変化する。臨界Mg濃度は、この特性において、Mg濃度を低下させて行った時に、初期駆動電圧の上昇し出す上限の濃度である。一方、上記のMg濃度範囲においては、Mg濃度が高い程、ガラス封止した後の発光素子の駆動電圧上昇値が大きくなり、その特性はp型コンタクト層の成長温度に依存する。したがって、p型コンタクト層をある成長温度とした状態では、p型コンタクト層のMg濃度を臨界Mg濃度とすることで、駆動電圧上昇値を最小にした状態で、初期駆動電圧を最小値とすることができる。p型コンタクト層のMg濃度は、測定誤差などを考慮して、発光素子サンプルの作製により決定した臨界Mg濃度の0.9〜1.1倍の範囲としてもよい。
第3の発明は、第1の発明において、発光素子の基板はサファイアであり、p型コンタクト層のMg濃度および成長温度をMg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で、所定のMg濃度において成長温度を上昇させていった時に、ガラス封止による駆動電圧上昇値が増加し始める成長温度を臨界成長温度として決定し、第1工程でのp型コンタクト層の形成を臨界成長温度で行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
駆動電圧上昇値とp型コンタクト層の成長温度との関係は、上記のMg濃度範囲及び上記のp型コンタクト層の成長温度範囲においては、成長温度が低い程、駆動電圧上昇値は、低下して、下限の飽和値に達すると考えられる。そして、この特性は、p型コンタクト層のMg濃度によって変化する。臨界成長温度は、この特性において、p型コンタクト層の成長温度を徐々に上昇させて行った時に、駆動電圧上昇値が増加し始める下限の温度を臨界成長温度と定義する。また、サファイア基板を用いた場合のp型コンタクト層の結晶性は、上記の温度範囲では、成長温度が高い程、良質である。したがって、p型コンタクト層のMg濃度を所定濃度にした状態では、この臨界成長温度で、p型コンタクト層を成長させると、駆動電圧上昇値を最小にして、且つ、結晶性を良好とすることができる。
第4の発明は、第1の発明において、p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルのp型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、標準Mg濃度、標準成長温度として、第1工程でのp型コンタクト層の形成は、成長温度が標準成長温度で、Mg濃度が標準Mg濃度の0.6〜0.8倍となるよう行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
なお、最も初期駆動電圧が低いMg濃度がある範囲で存在する場合には、そのうちの最小値を上記の標準Mg濃度とする。
第5の発明は、第1の発明において、p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルのp型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、標準Mg濃度、標準成長温度として、第1工程でのp型コンタクト層の形成は、成長温度が標準成長温度−50℃〜標準成長温度−25℃の範囲で、Mg濃度が標準Mg濃度となるよう行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
なお、最も初期駆動電圧が低いMg濃度と成長温度が、ある範囲で存在する場合には、そのうちの最小値を上記の標準Mg濃度、標準成長温度とする。
第6の発明は、第1の発明において、p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルのp型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、標準Mg濃度、標準成長温度として、第1工程でのp型コンタクト層の形成は、成長温度が標準成長温度−50℃〜標準成長温度−25℃の範囲で、Mg濃度が標準Mg濃度の0.6〜0.8倍となるよう行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
なお、標準Mg濃度、標準成長温度の定義は、第5の発明と同一である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明において、第2工程における発光素子のガラスによる封止は、ガラスと発光素子とが接し、ガラスと実装部材とが接合されることによって発光素子が密封されるよう行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明において、第1工程でのp型コンタクト層形成後から、第2工程でのガラス封止までの間に、酸素雰囲気中で400〜600℃、0.5〜2.0時間の熱処理を行うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
第1の発明のように、発光素子のp型コンタクト層を形成することで、ガラス封止後の駆動電圧の上昇を抑制することができる。また、発光パターンが周辺発光に局在するという減少が解消されて、全面発光が得られた。
特に第2、3の発明のように、複数の発光素子サンプルを作製して臨界Mg濃度、あるいは臨界成長温度を決定し、p型コンタクト層のMg濃度が臨界Mg濃度となるよう形成、もしくは成長温度を臨界成長温度とすると、駆動電圧上昇の抑制効果がより高くなる。また、周辺発光の問題が解消されて、全面発光が得られた。
また、第4〜6の発明のように、複数の発光素子サンプルを作製して標準Mg濃度、標準成長温度を決定し、成長温度を標準成長温度−50℃〜標準成長温度−25℃の範囲とし、Mg濃度が標準Mg濃度の0.6〜0.8倍となるようにp型コンタクト層を形成しても、駆動電圧上昇の抑制効果がより高くなる。また、周辺発光の問題が解消されて、全面発光が得られた。
また、第7の発明のように、本発明の製造方法は発光素子がガラスにより密封される場合に適用すると、効果的に駆動電圧の上昇を抑制することができる。また、周辺発光の問題を効果的に解消でき、全面発光を得ることができる。
また、第8の発明によると、駆動電圧の上昇をさらに抑制することができる。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、発光装置の構成を示す図である。発光装置は、フリップチップ型のIII 族窒化物半導体からなる発光素子1と、発光素子1を実装するセラミック基板2と、発光素子1を封止するガラス封止部3と、で構成されている。
発光素子1は、図2に示すように、サファイア基板100上にAlNからなるバッファ層(図示せず)を介してn型コンタクト層101、n型ESD層102、n型クラッド層103、MQW層104、p型クラッド層105、第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107、が順に積層され、第2p型コンタクト層107上にITOからなる透明電極110、透明電極110上にpパッド電極111が形成され、エッチングにより露出したn型コンタクト層101上にn電極112が形成された構造である。また、pパッド電極111上とn電極112を除いてSiO2からなる保護膜113が形成されている。
n型コンタクト層101はn+ −GaN、n型ESD層102はGaN/n−GaNである。n型クラッド層103はInGaN/GaN/n−GaNが複数回繰り返し積層された層であり、MQW層104はInGaN/GaNが複数回繰り返し積層された層であり、p型クラッド層105はp−InGaN/p−AlGaNが複数回繰り返し積層された層である。第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107はp−GaNであり、第2p型コンタクト層107のMg濃度は第1p型コンタクト層106の1.5〜3倍である。また、第1p型コンタクト層106の厚さは50〜200nm、第2p型コンタクト層107の厚さは5〜15nmの範囲であることが望ましい。
セラミック基板2は、アルミナからなり、発光素子1やガラス封止部3とほぼ同等の熱膨張率である。セラミック基板2の発光素子1実装側の面と反対側の面にはそれぞれW/Ni/Auからなる回路パターン200a、bが形成されており、ビアホール201により両面の回路パターン200a、bが電気的に接続されている。発光素子1は、このセラミック基板2にフリップチップ実装されており、pパッド電極111およびn電極112がAuバンプ202を介して回路パターン200aと電気的に接続されている。なお、セラミック基板2の材料は、ガラス封止部3とほぼ同等の熱膨張率であればアルミナ以外の材料であってもよい。
ガラス封止部3は、600℃でのホットプレス加工によってセラミック基板2と接合することで発光素子1を密封している。ガラス封止部3の材料は、ZnO系ガラス、リン酸系ガラス、フッ素系ガラスなどの低融点ガラスを用いることができる。ガラス材料は透明であってもよいし、蛍光体などが混合されたものであってもよい。また、ガラス材料は発光素子1やセラミック基板2に熱膨張率が近い材料であることが望ましい。
次に、発光装置の製造工程について説明する。
まず、以下の製造工程により発光素子サンプルを作製する。MOCVD法により、サファイア基板100上にバッファ層を介してn型コンタクト層101、n型ESD層102、n型クラッド層103、MQW層104、p型クラッド層105、第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107を順に積層する(図3(a))。成長温度は、n型ESD層102が840〜900℃、n型クラッド層103が800〜900℃、MQW層104が770〜900℃、p型クラッド層105が800〜900℃である。
原料ガスには、Ga源としてTMG(トリメチルガリウム)、Al源としてTMA(トリメチルアルミニウム)、In源としてTMI(トリメチルインジウム)、N源としてアンモニア、n型ドーパントであるSi源としてシラン、p型ドーパントであるMg源としてCp2 Mg(ビスシクロペンタジエニルマグネシウム)、を用いる。なお、第2p型コンタクト層107のMg濃度が第1p型コンタクト層106の1.5〜3倍となるよう第2p型コンタクト層107を形成する。また、第1p型コンタクト層106の厚さは50〜200nm、第2p型コンタクト層107の厚さは5〜15nmとなるよう形成する。
次に、第2p型コンタクト層107上にITOを420〜460度で蒸着させ、酸素雰囲気で640〜690度で焼成し、フォトリソグラフィとウェットエッチングにより所定の形状とすることで透明電極110を形成する(図3(b))。なお、透明電極110の蒸着、焼成の工程でp型不純物は活性化されるが、透明電極110の蒸着前に熱処理を行ってp型不純物を活性化させてもよい。
次に、透明電極110上に所定の形状のマスクを形成してICPエッチングを行い、n型コンタクト層101を露出させる。そして、透明電極110上にpパッド電極111、エッチングにより露出したn型コンタクト層101上にn電極112を形成し、アロイ処理する(図3(c))。その後pパッド電極111、n電極112以外の部分に保護膜113を形成し、ダイシングによって個々の発光素子に分離する。
以上の製造工程により、第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107のMg濃度を2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度を780〜1000度の範囲でさまざまに変えた複数の発光素子サンプルを作製する。そして、作製した発光素子サンプルの初期駆動電圧を測定し、初期駆動電圧が低くて安定し、かつ格子欠陥であるピットが生じない発光素子サンプルの第1p型コンタクト層106のMg濃度を標準Mg濃度、成長温度を標準成長温度として決定する。
次に、発光素子1を第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107の形成工程以外は発光素子サンプルと同一の製造工程によって作製する。第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107の形成については、成長温度を標準成長温度−50℃〜標準成長温度の範囲として、第1p型コンタクト層106のMg濃度が標準Mg濃度の0.6〜1.0倍となるように形成する。
より望ましいのは、第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107の成長温度を臨界成長温度とし、第1p型コンタクト層106のMg濃度を臨界Mg濃度となるように形成することである。臨界成長温度とは、上述した発光素子サンプルの成長温度を上昇させていったときに、ガラス封止による駆動電圧上昇が始まる温度である。また、臨界Mg濃度とは、上述した発光素子サンプルのMg濃度を減じていった時に初期駆動電圧が上昇し始めるMg濃度である。ただし、測定誤差などを考慮して、成長温度は臨界成長温度の0.9〜1.1倍の範囲、Mg濃度は臨界Mg濃度の0.9〜1.1倍の範囲としてもよい。
次に、セラミック基板2の回路パターン200aの所定の位置にAuバンプ202を形成し、複数の発光素子1をフリップチップ実装する(図4(a))。
次に、板状のガラス封止部3をセラミック基板2に平行であって、発光素子1が実装されている側のセラミック基板2上部に配置し、窒素雰囲気で約600度に加熱して圧着することで発光素子1を封止する(図4(b))。その後、ダイシングによって個々に分割することで図1に示す発光装置が製造される。
以上のように、この実施例1の発光装置の製造方法では、発光素子1の第1コンタクト層106、第2p型コンタクト層107の形成について、成長温度を780〜1000℃の範囲、Mg濃度を2×1019〜8×1019/cm3 の範囲とし、さらに成長温度を標準成長温度−50℃〜標準成長温度の範囲、第1p型コンタクト層106のMg濃度が標準Mg濃度の0.6〜1.0倍となるようにしているため、ガラス封止後における駆動電圧上昇を抑制することができる。
この実施例1に示した発光装置の製造方法は、以下の実験結果、および考察によって見いだされたものである。
図5は、ガラス封止後における発光素子についての第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107のMg濃度と、20mAでのガラス封止後の駆動電圧とガラス封止前の駆動電圧の差の関係を示すグラフである。また、図6は、ガラス封止前における発光素子についての第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107のMg濃度と20mAでの駆動電圧の関係を示すグラフである。発光素子は実施例1の発光素子サンプルの製造工程において透明電極110の蒸着温度を460℃、焼成温度を690℃とし、第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107の成長温度を標準成長温度、標準成長温度よりも25℃低い温度、標準成長温度よりも50℃低い温度の3つの条件で、Mg濃度を標準Mg濃度、標準Mg濃度の0.8倍、標準Mg濃度の0.6倍の3つの条件とした計9つの条件で製造したものである。横軸は標準Mg濃度に対する比を示しており、標準Mg濃度は第1p型コンタクト層106が5×1019/cm3 、第2p型コンタクト層107が8×1019/cm3 である。また、標準成長温度は1000℃である。
図5のグラフから、Mg濃度を下げることで、ガラス封止後の駆動電圧上昇の低減を図ることができるという結果を得た。また、成長温度を下げることでも、同様に駆動電圧上昇の低減を図ることができるという結果を得た。また、標準Mg濃度、標準成長温度とした発光素子では発光層の端部のみの発光となったが、それ以外の条件で製造した発光素子ではすべて面発光であり、発光パターンは正常であった。
ただし、図6のグラフのように、標準Mg濃度、標準成長温度とした発光素子の駆動電圧上昇ほど著しいものではないが、Mg濃度を下げすぎると初期の駆動電圧が高まる傾向にあることが分かる。標準Mg濃度の0.6倍では、標準Mg濃度の場合の10%以内ではあるが、初期の駆動電圧が上昇している。また、成長温度を下げても、若干、初期の駆動電圧が上昇する傾向がある。
そして、ガラス封止後の駆動電圧をなるべく低くし、高発光効率の設計とするためには、初期の駆動電圧が上昇しない程度のMg濃度(臨界Mg濃度)とし、成長温度を標準成長温度よりも下げればよいとわかる。図6のように、成長温度950〜1000℃では、標準Mg濃度の0.8倍あたりが臨界Mg濃度となる。また、Mg濃度を標準Mg濃度よりも低くするとガラス封止後の駆動電圧の上昇を抑えることができ、望ましいMg濃度の範囲は、2×1019〜8×1019/cm3 の範囲であると推察できる。また、成長温度を標準成長温度以下とすればガラス封止後の駆動電圧の上昇を抑えることができ、望ましい成長温度は780〜1000℃の範囲であると推察できる。
図7は、p型コンタクト層の成長温度と、熱処理による駆動電圧上昇との関係を示すグラフである。p型コンタクト層のMg濃度は標準Mg濃度とし、成長温度は875〜1000℃まで25℃ごとに変化させている。熱処理は、ガラス封止に代替する処理であり、窒素雰囲気で600℃、15分間行った。図7のように、成長温度が875〜950℃の範囲では、駆動電圧上昇値はほぼ一定であるが、975℃では950℃の約1.8倍の駆動電圧上昇値であり、1000℃では950℃の約2.8倍の駆動電圧上昇値となっている。このように、p型コンタクト層の成長温度を上げていくと、一定であった駆動電圧上昇値が増加し始める臨界成長温度(図7では950℃)が存在することがわかった。
平坦なサファイア基板や凹凸加工が施されたサファイア基板を成長基板として用いた場合、低温でIII 族窒化物半導体層を成長させると欠陥が生じやすい。したがって、第1p型コンタクト層106の成長温度は、駆動電圧が上昇しない範囲でなるべく高い成長温度(臨界成長温度)とすることが望ましい。
一方、GaN基板を成長基板として用いる場合は、臨界成長温度以下の低温で成長させても欠陥が生じにくい。そのため、第1p型コンタクト層106を950℃以下、さらには発光層であるMQW層104の成長温度と等しい、あるいは近い温度で成長温度することができるので、第1p型コンタクト層106成長以前に成長させたIII 族窒化物半導体層の熱拡散を抑えることができ、成膜制御の精度を高くすることができ、高効率化を図ることができる。
また、発光装置は、ガラス封止部3と発光素子1が接しており、ガラス封止時に発光素子1はガラスと同等の高温となる。さらに、ガラス封止部3とセラミック基板2とが接合されることによって、発光素子1は密封されている。ガラス封止で駆動電圧上昇が生じる発光素子は、多くの場合、ガラス封止を行わなくても、400℃以上の窒素雰囲気に、発光素子を10分放置するだけで、駆動電圧上昇が生じる。しかし、ガラス封止のように発光素子が密封されることで、その上昇度合いは大きくなる。
また、その際、部材が水分や水素を含む場合、その程度がさらに大きくなる傾向がある。例えば、ガラスを溶解するにあたり、乾燥窒素雰囲気で溶解するのに対し、大気中で溶解すると空気中の水分を取り込む。あるいは、蛍光体をガラス中に分散するにあたり、湿式の粉砕方法や沈殿方法による分級を行うとガラスが水分を取り込む。また、セラミック基板では、次亜燐酸水溶液の還元作用を利用するNi無電解めっきなど、一般的なめっき工程による金属回路パターン形成工程では水素発生を伴い、めっき部やセラミック部材が水素を取り込む。
さらに、発光素子の電極形成後に、SiO2 などによる保護膜を設けても良いが、これによっても、駆動電圧上昇の程度が大きくなる傾向がある。発明者らの実験では、p電極111、n電極112形成後にp電極111、n電極112以外の領域に約300℃で保護膜を形成した場合と、保護膜を形成しない場合とでガラス封止による駆動電圧の上昇を比較したところ、保護膜を形成した場合の方が、保護膜を形成しない場合に比べて約1.5倍駆動電圧の上昇が大きかった。
そして、これらの場合でも、発光素子のp型層の成長温度を低くするなどによって、封止部材などからの水分や水素の影響を受けにくいものとでき、特殊な条件でのガラス製造を行う必要はなく、脱ガス処理などを省くことができる。さらに、保護膜を形成すると、発光素子実装時の短絡などの不良を減らすことができ、生産性を向上することができる。
また、第1p型コンタクト層106、第2p型コンタクト層107のMg濃度を標準Mg濃度とし、成長温度を標準成長温度とした発光素子について、駆動電圧上昇のガラス封止温度依存性を調べたところ、ガラス封止温度が高いほど駆動電圧の上昇が大きいことがわかった。
ガラスは結合力が小さいほど軟化温度が低くなり、熱膨張率が大きくなる相関がある。このため、発光素子や、白色で反射率が高く機械強度も高いアルミナと同等の熱膨張率にするには、軟化点を下げる限界が生じるので、相当する加工温度が必要になる。このガラス封止温度に依存した駆動電圧上昇も、発光素子のp型層の成長温度を低くするなどによって、駆動電圧を低く抑えたものとできる。
一般に行われている樹脂封止LEDでは、200℃未満の加工温度であるため、発光素子自体や封止材料などからの影響による上記問題は生じない。このことから、p型化に関係した問題であると考えられる。
実施例2の発光装置の製造方法は、実施例1の発光素子1において、第1p型コンタクト層106を標準Mg濃度、標準成長温度で形成し、第2p型コンタクト層107を形成しないものであり、それ以外は同一の製造工程である。
この実施例2の製造方法により作製した発光装置と、第2p型コンタクト層106を標準Mg濃度、標準成長温度で形成した実施例1の発光装置とを比較したところ、実施例1の発光装置のガラス封止による駆動電圧上昇値は図5のグラフのように1.76Vであったのに対し、実施例2の発光装置の駆動電圧上昇値は0.26Vであった。また、初期の駆動電圧は、実施例1の発光装置では2.97Vであったのに対し、実施例2の発光装置では3.12Vであった。また、ガラス封止後の駆動電圧は、実施例1の発光装置では4.73Vであったのに対し、実施例2の発光装置では3.38Vであった。実施例1の発光装置では、ガラス封止により駆動電圧が約60%上昇していたが、実施例2の発光装置では15%以下に抑えることができている。
このように、透明電極110に接するMg濃度の高い層を省くことで、初期の駆動電圧はやや高くなるものの、ガラス封止での駆動電圧上昇を抑えることができ、ガラス封止後の駆動電圧を低く抑えることができる。
実施例3の発光装置の製造方法は、以下に示す工程を実施例1の発光装置の製造方法に追加するものである。この追加する工程は、第2p型コンタクト層107の形成後からガラス封止前までの間のいずれかにおいて行えば良い。
追加する工程は、酸素雰囲気中で400〜600℃、0.5〜2時間の熱処理を行う工程である。実施例1の発光装置の製造方法にこの工程を追加することで、より駆動電圧上昇を抑制することができる。これは、熱処理によって水素を排出することにより、水素がMgと再結合して不活性してしまうのを防止できるためと考えられる。熱処理温度が400℃より低い温度、または熱処理時間が0.5時間よりも短い時間では、不活性化を十分に防止できず、駆動電圧上昇の抑制効果が低いので望ましくない。また600℃よりも高いと、ガラス封止温度よりも高い熱ダメージを発光素子にかけることになり、電極などの変質が懸念されるため望ましくなく、2時間よりも長い熱処理時間では、十分な不活性化防止効果を得られる以上に余分な熱ダメージを発光素子に与えることになるため望ましくない。
実際に実施例1の発光装置の製造工程において、空気中で600℃、0.5時間の熱処理工程を、発光素子1の製造後、セラミック基板2に実装前に追加したところ、この熱処理工程を追加しない場合に比べて駆動電圧の上昇が約1/5となっていることが確認できた。
この追加した工程は、透明電極110の形成後に行うことで、半導体層の表面に抵抗を大きくする表面酸化被膜が形成されることを防止することができる。あるいは、表面酸化被膜の除去工程を省くことができる。また、発光素子を個々に分離する前に行うことで、一括処理ができ、製造の手間を著しく増やすことのないものとできる。このため、透明電極110形成後から発光素子の分離工程前にこの工程を追加することが好ましい。
なお、実施例1〜3では発光素子のp電極をITOからなる透明電極とpパッド電極としたが、Agなどの高反射な金属を用いてもよい。また、実施例では発光素子をフリップチップ型としたが、フェイスアップ型や上下に電極を設けた構造など他の構造の発光素子であってもよい。
また、発光素子の各層の膜厚や成長温度は、実施例1〜3に示したものに限定されるものではなく、適宜定めればよい。また、発光素子の発光波長は特に限定するものではなく、360〜370nmのUV光、370〜400nmの近紫外光、450〜480nmの青色光、510〜530nmの緑色光など、発光素子の発する光の発光装置としてもよい。あるいは、発光素子の370〜400nmの近紫外光と、蛍光体(La2 2 S:Eu,Sm、BaMgAl1017:Eu、(Sr,Ba,Ca)10(PO4 6 Cl3 :Eu、(Ba,Mg)3 O・8(Al2 3 ):Eu,Mg)との組み合わせにより、演色性の高い白色の発光装置や単色の発光装置としたり、発光素子の450〜480nmの青色光と黄色などの蛍光体( YAG、(Sr,Ca)S:Eu、Sr,Ga2 4 :Eu,Pr) との組み合わせの白色の発光装置としてもよい。ガラス封止による本発明の発光装置では、青色光のみでなく、近紫外やUV領域の光に対しても劣化しない、あるいは、ガラスは樹脂のように透湿性がないので、ガラスの内部に蛍光体を含有したものでは、外部の水分影響による蛍光体劣化が生じない。これは特に硫化物蛍光体などの耐湿性が低いものに有効である。
本発明の発光装置は、照明装置や表示装置などに応用することができる。
発光装置の構造を示す図。 発光素子1の構造を示す図。 発光素子サンプルの製造工程を示す図。 発光装置の製造工程を示す図。 Mg濃度とガラス封止後の駆動電圧上昇の関係を示すグラフ。 ガラス封止前におけるMg濃度と駆動電圧の関係を示すグラフ。 p型コンタクト層の成長温度と熱処理後の駆動電圧上昇の関係を示すグラフ。
1:発光素子
2:セラミック基板
3:ガラス封止部
100:サファイア基板
101:n型コンタクト層
102:n型ESD層
103:n型クラッド層
104:MQW層
105:p型クラッド層
106:第1p型コンタクト層
107:第2p型コンタクト層
110:透明電極
111:pパッド電極
112:n電極
200a、b:回路パターン
202:Auバンプ

Claims (8)

  1. 基板上にIII 族窒化物半導体からなるn型層、発光層、p型クラッド層、p型コンタクト層をMOCVD法によって積層し、p電極、n電極を形成して発光素子を製造する第1工程と、前記発光素子を実装部材に実装し、前記発光素子を400℃以上、600℃以下の温度でガラスにより封止する第2工程とを有する発光装置の製造方法において、
    前記第1工程での前記p型コンタクト層の形成は、成長温度875〜1000℃で、Mg濃度が2×1019〜8×1019/cm3 となるよう行う、
    ことを特徴とする発光装置の製造方法。
  2. 前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で、所定の成長温度における最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルの前記p型コンタクト層のMg濃度から、Mg濃度を減じていった時に初期駆動電圧が上昇を始めるMg濃度を臨界Mg濃度として決定し、
    前記第1工程での前記p型コンタクト層の形成は、Mg濃度が前記臨界Mg濃度となるよう行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記発光素子の前記基板はサファイアであり、
    前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度をMg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で、所定のMg濃度において成長温度を上昇させていった時に、ガラス封止による駆動電圧上昇値が増加し始める成長温度を臨界成長温度として決定し、
    前記第1工程での前記p型コンタクト層の形成を前記臨界成長温度で行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルの前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、標準Mg濃度、標準成長温度として、
    前記第1工程での前記p型コンタクト層の形成は、成長温度が前記標準成長温度で、Mg濃度が前記標準Mg濃度の0.6〜0.8倍となるよう行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルの前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、標準Mg濃度、標準成長温度として、
    前記第1工程での前記p型コンタクト層の形成は、成長温度が前記標準成長温度−50℃〜前記標準成長温度−25℃の範囲で、Mg濃度が前記標準Mg濃度となるよう行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  6. 前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、Mg濃度2×1019〜8×1019/cm3 の範囲、成長温度875〜1000℃の範囲で変化させて複数の発光素子サンプルを作製し、その複数の発光素子サンプル中で最も初期駆動電圧が低い発光素子サンプルの前記p型コンタクト層のMg濃度および成長温度を、標準Mg濃度、標準成長温度として、
    前記第1工程での前記p型コンタクト層の形成は、成長温度が前記標準成長温度−50℃〜前記標準成長温度−25℃の範囲で、Mg濃度が前記標準Mg濃度の0.6〜0.8倍となるよう行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記第2工程における前記発光素子のガラスによる封止は、前記ガラスと発光素子とが接し、前記ガラスと前記実装部材とが接合されることによって前記発光素子が密封されるよう行う、ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
  8. 前記第1工程での前記p型コンタクト層形成後から、前記第2工程でのガラス封止までの間に、酸素雰囲気中で400〜600℃、0.5〜2.0時間の熱処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。
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