JP5255261B2 - シールド部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤーハーネス等を覆って、このワイヤーハーネスの高周波電流による電磁ノイズが周囲に悪影響を与えるのを防止するシールド部材に関する。
一般に、ハイブリッド自動車のモータ駆動電流を供給するワイヤーハーネスからは、高周波電流による電磁ノイズが発生することが知られている。そして、この電磁ノイズを遮蔽するため、種々のシールド部材が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、金属製の筒状部材からなるシールド部材が記載されている。このようなシールド部材には、車両に取り付けるためのブラケット等が接続されるが、シールド部材とブラケットとは溶接によって互いに接続されるようになっている。
特開2007−66825号公報(請求項2、段落(0018)〜(0019)、(0052)、図2)
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術のように、シールド部材をブラケットの取付部に外嵌して溶接する場合、シールド部材をブラケットに対して位置決めしつつ溶接作業を行わなければならず、接続作業に手間がかかるという問題があった。また、その溶接が不完全であると外れやすく、接続信頼性がよくないという問題もあった。
本発明の目的は、シールド部材と他部品との接続が簡単にでき、かつ、シールド部材と他部品との接続信頼性を良好に確保することができるシールド部材を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本発明の請求項1に係るシールド部材は、
ハーネスを挿通する導電性の筒状部材からなるシールド部材であって、
前記筒状部材の端部は、その外周面および内周面の少なくとも一方が螺旋状に形成され、前記端部が接続される他部品に対してねじ込み可能に構成されたネジ部を有し、
前記筒状部材は、その前記端部の近傍に蛇腹状部分が形成されると共に、その他の箇所にも蛇腹状部分が形成され、かつ
前記筒状の端部の近傍に形成された蛇腹部分のピッチが、その他の箇所に形成された蛇腹部分のピッチよりも小さくなっており、
前記シールド部材の蛇腹部分が近傍に形成された端部には、アルミニウム合金からなるコネクタハウジングを有するコネクタが接続されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、筒状部材の端部がネジ部を有するため、このネジ部を他部品に対してねじ込むだけで、シールド部材を他部品にしっかりと接続することができる。これにより、シールド部材と他部品との接続作業を簡単に行うことができ、シールド部材と他部品との組み付け工程のタクトタイムの低減を図ることができる。これと同時に、シールド部材と他部品との接続信頼性も良好に確保することができる。
また、筒状部材は、その端部の近傍に蛇腹状部分が形成されると共に、その他の箇所にも蛇腹状部分が形成され、かつ筒状部材の端部の近傍が、その他の箇所に形成された蛇腹状部分よりもピッチの小さい蛇腹状に形成されていることで、この筒状部材の端部近傍の蛇腹状部分の可撓性がその他の蛇腹状部分の可撓性よりも高くなり、より撓みやすくなる。これにより、その他の蛇腹状部分に適度な可撓性を持たせつつシールド部材の端部近傍を最も撓みやすくさせて、シールド部材の蛇腹部分が近傍に形成された端部に接続されたアルミニウム合金からなるコネクタハウジングを有するコネクタを、被取付け対象物に容易に取付けることを可能にする。
本発明のシールド部材によれば、シールド部材と他部品との接続が簡単にでき、かつ、シールド部材と他部品との接続信頼性を良好に確保することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るシールド部材について図面に基づいて説明する。なお、この実施形態では、車両、特にハイブリッドカーなどの大電流を流すワイヤーハーネスが配索された車両に本発明に係るシールド部材を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態に係るシールド部材1は、図1乃至図3に示すように、例えば車両のワイヤーハーネスを挿通する金属製の筒状部材100からなり、図5、図6および図7に示すように筒状部材100の両端部から一定距離に亘って外周面に螺旋状の接続用ネジ部110(111,112)が形成されている(図5および図6では、接続用ネジ部111のみ図示)。そして、この筒状部材100の外周部に螺旋状に形成された接続用ネジ部110が、図7(b)に示すようにコネクタハウジング210のワイヤーハーネス導入部211の内周面に形成された雌ネジ部212に螺合するようになっている。
なお、本実施形態の場合、シールド部材1を構成する筒状部材100はアルミニウム合金でできており、コネクタハウジング210もアルミニウム合金でできている。また、シールド部材100は、コネクタハウジング210に機械的に接続されると同時に電気的に導通し、シールド部材1がコネクタハウジング(他部品)210およびこれが取り付けられるモータやインバータ(図示せず)などのコネクタ2の被取付け対象物を介して車両のパネルに接地(アース)されるようになっている。これによって、いわゆるハイブリッドカーに使用される100A乃至200Aの大電流が流れるワイヤーハーネス300をこのシールド部材1で囲繞してワイヤーハーネス300から発生する電気ノイズが例えば他のECU(Electric Control Unit)の制御用信号線等に悪影響を与えないようにしている。
また、図1に示すように、シールド部材1の長手方向の所定箇所(本実施形態では図1に示す8箇所)に上述した接続用ネジ部110とは異なる所定長さの屈曲用蛇腹部120(121〜128)が断続的に形成され、これら各屈曲用蛇腹部間はアルミニウム合金の直管(パイプ)130(131〜137)として形成されている。そして、車両に配索されるワイヤーハーネス300の経路に沿って任意の屈曲用蛇腹部120を適度に屈曲可能としている。
なお、シールド部材1の端部近傍の屈曲用蛇腹部121,128のピッチは他の屈曲用蛇腹部122〜127のピッチよりも小さく形成され、シールド部材1をその端部近傍において曲げやすくしている。これによって、すでに車両に搭載されたモータやインバータ等にシールド部材1の端部に接続されたコネクタ等の他部品を容易に接続できるようにしている。
なお、シールド部材1の端部近傍およびシールド部材1の長手方向所定間隔をおいて適所に形成された屈曲用蛇腹部120(121〜128)は、螺旋状に形成されている(図5等参照)。しかし、この屈曲用蛇腹部120の蛇腹状の形状は限定されるものではなく、独立した山部および谷部が交互に筒状部材の長手方向に複数設けられているものであってもよい。
このようなシールド部材1を製造する一例として、一定の長さを有する細長いアルミニウム合金の板の上にワイヤーハーネス300を沿わせ、このワイヤーハーネス300の周囲を覆うようにアルミニウム合金の板を円筒状に成形し、その対向する端面間を溶接する。その後、上述したシールド部材の長手方向の適当な箇所をパイプ絞り装置を用いて長手方向に適当な速度で送りながら螺旋状の谷部を形成するように絞り込む。これにより、端部の接続用ネジ部110(111,112)を形成したり、長手方向適当なピッチ間隔で周面に谷部を形成するように絞り込むことで屈曲用蛇腹部120(121〜128)を形成する。この際、上述したようにパイプ絞り装置の送り速度やピッチ間隔を適宜変えることにより、上述したようにシールド部材1の両端部の接続用蛇腹部121,128を細かいピッチとして、その他の屈曲用蛇腹部122〜127を粗いピッチとして形成することができる。
これにより、「固定機能」と「変形(可撓)機能」を持たせるため、通常二つの工程が必要であるところ、上記したように、一つの工程で端部の接続用ネジ部110(111,112)や屈曲用蛇腹部120(121〜128)を形成することができるので、工数削減を図ることができる。
続いて、このような構成を有するシールド部材1の端部をコネクタハウジング210に接続する方法について説明する。まず、この説明にあたって、シールド部材1が接続されるコネクタ2の構造について説明する。
コネクタ2は、図6に示すように上述したアルミニウム合金でできたコネクタハウジング210と、コネクタハウジング210とシールド部材1の接続用ネジ部110を覆う防水カバー220と、コネクタハウジング内に収容されオス端子(図示せず)との接続部がコネクタハウジング前面から突出するメス端子ホルダ230と、防水カバー220をコネクタハウジング210にしっかりと被せたまま固定する固定具240(241,242)を有している。
なお、メス端子ホルダ230には、その周囲に防水パッキン231,232が備わっている。また、シールド部材1から突出するワイヤーハーネス300の端部からは、本実施形態の場合、3つのケーブル310,320,330が分かれて延在し、それぞれの先端にはメス端子311,321,331(図13参照)が圧着されてメス端子ホルダ内に収容されている。
コネクタハウジング210は、図6に示すようにメス端子ホルダ230の突出側の両側に図示しないボルト等の締結具を介してモータやインバータにコネクタハウジング210を取付けるための取り付け部215を備えるとともに、シールド部材1との接続部側に円筒状のワイヤーハーネス導入部211が形成されている。そして、ワイヤーハーネス導入部211の内周面には、上述したようにシールド部材1の接続用ネジ部110と螺合する雌ネジ部212(図5参照)が形成されている。
シールド部材1とコネクタ2とがこのような構成を有することで、図7に示すようにワイヤーハーネス300(図7では図示せず)が挿通されたシールド部材1の端部の接続用ネジ部110をコネクタハウジング210の雌ネジ部212にねじ込むことで、シールド部材1をコネクタハウジング210に容易に接続することができる。従って、従来のように溶接を用いた接続作業を行わなくて済むので、シールド部材1とコネクタハウジング210との接続に伴う工数低減を図り、製造コストを抑えることができる。
また、溶接を用いた接続作業を行わないことで、シールド部材間のワイヤーハーネス300の樹脂被覆部やコネクタ2の防水パッキン231,232、防水カバー220に悪影響を与えずに済む。
なお、シールド部材1の端部の接続用ネジ部110をコネクタハウジング210にねじ込んだ後に、この接続部を加締めや他の接続部材を用いること等で更にしっかり固定してもよい。この場合、加締めによる固定方法の方が簡単な作業で固定に関しては十分な効果を発揮するので、シールド部材1とコネクタ2との組付工数におけるタクトタイムの増加を招かなくてよい点で好ましいと言える。
なお、実際にシールド部材1をコネクタ2に接続する際には、一例として、図6を参照して説明すると、ワイヤーハーネス300を挿通したシールド部材1の端部に防水カバー220の一部を被せ、この状態でワイヤーハーネス300の端部のケーブル310,320,330をコネクタハウジング210のワイヤーハーネス導入部211からコネクタハウジング210の前方側に導出させる。そして、この状態でシールド部材1の端部の接続用ネジ部110をコネクタハウジング210の接続部側突出部の内周面に形成された雌ネジ部212に螺合させる(図7参照)。このようなねじ込み作業によって、コネクタハウジング210にシールド部材1を簡単に接続できると共に両者を電気的に導通させることができる。
次いで、ワイヤーハーネスの端部から導出したケーブル310,320,330の先端部に圧着されたメス端子311,321,331(図13参照)をメス端子ホルダ230に収容する。そして、防水パッキン231,232に備わったメス端子ホルダ230をコネクタハウジング210の前面からコネクタハウジング内に嵌合させてメス端子ホルダ230の爪部233をコネクタハウジング210の係合凹み部213に係合させ、両者をしっかりと固定する。
次いで、防水カバー220をコネクタハウジング210に被せて固定具240をネジにより締結することにより、シールド部材1とコネクタ2との接続作業を完了する。
続いて、このように端部にコネクタ2を接続したシールド部材1を車両に配索する。この配索時においては、コネクタ2の接続されたシールド部材1を車両のフロアパネルの形状に沿って、例えば、図1に示すように、本来的にワイヤーハーネス300が配索される車両のパネルの配索経路に対応した形状に沿って予めシールド部材1の屈曲用蛇腹部120を所定形状に曲げておく。
図4は、このように各屈曲用蛇腹部を曲げて複雑な全体形状にしたシールド部材1をコネクタ2と共に示しており、図4(a)はその正面図、図4(b)はその下面図、図4(c)はその右側面図である。同図から分かるように従来のように単なるパイプ状のシールド部材を車両に取付ける場合に比べてワイヤーハーネス300(図6参照)の配索の自由度が遥かに向上する。
なお、本実施形態では、各屈曲用蛇腹部の間が直管のパイプ状をなしているので、この部分において曲げ強度を十分確保しつつ、必要な場所において屈曲用蛇腹部120を適度に曲げることでワイヤーハーネス300(図6参照)の設計上の配索経路に合致させることができる。
そして、このシールド部材1の端部に接続された一方のコネクタ2を例えば車両前方に搭載されたモータやインバータ等の相手側コネクタに嵌合し、他方のコネクタ2を例えば車両後方に搭載されたバッテリーの相手側コネクタに嵌合させる。この嵌合作業においては、通常車両の様々な搭載部品の配置スペースの制約上、コネクタ嵌合作業をかなり行いにくい傾向にあるが、本実施形態の場合、シールド部材端部の近傍に設けられた屈曲用蛇腹部121,128のピッチが他の部分に設けられた屈曲用蛇腹部122〜127のピッチよりも小さく形成され、より曲げやすくなっているので、このコネクタ嵌合作業を行いやすくすることができる。
以上説明したように、本発明に係るシールド部材1によると、その端部の外周面が螺旋状に形成され、端部が接続されるコネクタ2に対してねじ込み可能に構成された接続用ネジ部110を有しているので、この接続用ネジ部110をコネクタハウジング2に対してねじ込むだけで、シールド部材1をコネクタ2にしっかりと接続することができる。これにより、シールド部材1とコネクタ2との接続作業を簡単に行うことができ、シールド部材1とコネクタ2との組み付け工程のタクトタイムの低減を図ることができる。これと同時に、シールド部材1とコネクタ2との接続信頼性も良好に確保することができる。
また、シールド部材1の端部の近傍が屈曲可能な蛇腹状に形成されているので、この部分が可撓性を有するようになる。これにより、シールド部材1に接続されたコネクタ2をモータやインバータ等に取付ける際の取付け作業を容易に行うことができるようになる。また、端部の近傍が屈曲可能な蛇腹状に形成されていることで、他部品からシールド部材に伝わる振動をこの蛇腹状部分で吸収することができる。
また、シールド部材1の全長の一部に屈曲用蛇腹部120が形成されていることで、この部分が可撓性を有するようになる。これにより、その部分を任意の角度をなすように屈曲させることができる。すなわち、ワイヤーハーネス300の配索箇所に応じてシールド部材1を適宜屈曲させることができるので、ワイヤーハーネス300の配索の自由度が高められる。
また、シールド部材1の端部の近傍に形成された屈曲用蛇腹部121,128が、その他の箇所に形成された屈曲用蛇腹部122〜127よりもピッチの小さい蛇腹状に形成されているので、このシールド部材1の端部近傍の屈曲用蛇腹部121,128の可撓性がその他の屈曲用蛇腹部122〜127の可撓性よりも高くなり、より撓みやすくなる。これにより、その他の屈曲用蛇腹部122〜127に適度な可撓性を持たせつつ、シールド部材1の端部近傍を最も撓みやすくさせてシールド部材1が接続されたコネクタ2をモータやインバータに容易に取付けることを可能にする。
また、上述したシールド部材1によると、従来の端部が金属の直管からなるシールド部材のように端部に編組線を介して上述したようなコネクタハウジングにシールド部材を接続する必要がない。これによって、従来のように編組線を使用する分の部品コストの低減を図ると共に、編組線とシールド部材およびコネクタハウジングとの溶接などによる接続工程を省略でき、全体的な製造コストを低減することができる。
なお、上述したシールド部材1はアルミニウム合金でできていたが、この代わりにステンレス鋼、スチール、銅、その他蛇腹状に形成した場合に曲げ性を有する導電性樹脂で形成してもよい。
また、上述したシールド部材1は、これを構成する筒状部材の端部の外周面及び内周面が螺旋状に形成され、端部の外周面が他部品の雌ネジに対してねじ込み可能に構成されていたが、他部品に雌ネジの代わりに雄ネジを形成し、筒状部材の端部の内周面に形成された螺旋状の部分が他部品の雄ネジに対してねじ込み可能になっていてもよい。
また、筒状部材の全長の略全部が屈曲可能な蛇腹状に形成されていてもよい。これによって、いかなるワイヤーハーネスの配索経路にも対応することができる。しかしながら、筒状部材の一部をいわゆる直管とした方がその部分の強度を十分確保する点で好ましいと言える。
また、上述したシールド部材1においては、その両端にコネクタ2を接続したが、本発明は必ずしもこの形態に限定されず、一方の端部に接地(アース)機能を兼ねた固定ブラケットを取付けてもよい。
また、上述したシールド部材の端部近傍を除いてシールド部材の長手方向所定間隔をおいて適所に形成された屈曲用蛇腹部には、独立した山部および谷部が交互に筒状部材の長手方向に複数設けられているが、各屈曲用蛇腹部については、山部および谷部が螺旋状に形成された蛇腹状部分からなっていてもよい。しかしながら、前者の構成の方が曲げやすさや曲げに対する強度上の点でより好ましいと言える。
本発明の一実施形態に係るシールド部材をその両端部にコネクタが接続された状態で全体的に示す斜視図である。 図1に示したシールド部材の左側部分を拡大して示す斜視図である。 図1に示したシールド部材の右側部分を拡大して示す斜視図である。 図1に示したシールド部材の正面図(図4(a)),下面図(図4(b)),および右側面図(図4(c))である。 図1に示したコネクタハウジングとシールド部材とを接続する直前の状態を示す斜視図である。 図1に示したコネクタおよびシールド部材を分解した状態で示す斜視図である。 図5に対応する図であり、シールド部材をコネクタハウジングに接続する前後の工程(図5(a)から図5(b)の工程)を示す説明図である。 図1に示したコネクタとこれに接続されたシールド部材の一部を拡大して示す斜視図である。 図8に対応する図であり、図2とは異なる方向で示した斜視図である。 図8および図9に対応する平面図である。 図8および図9に対応する側面図である。 図8および図9に対応するコネクタの接続部側から見た端面図である。 図12のXIII‐XIII断面図である。
符号の説明
1 シールド部材
2 コネクタ
100 筒状部材
110(111,112) 接続用ネジ部
120(121〜128) 屈曲用蛇腹部
130(131〜137) アルミニウム合金の直管(パイプ)
210 コネクタハウジング
211 ワイヤーハーネス導入部
212 雌ネジ部
213 係合凹み部
215 取り付け部
220 防水カバー
230 メス端子ホルダ
231,232 防水パッキン
233 爪部
240(241,242) 固定具
300 ワイヤーハーネス
310,320,330 ケーブル
311,321,331 メス端子

Claims (1)

  1. ハーネスを挿通する導電性の筒状部材からなるシールド部材であって、
    前記筒状部材の端部は、その外周面および内周面の少なくとも一方が螺旋状に形成され、前記端部が接続される他部品に対してねじ込み可能に構成されたネジ部を有し、
    前記筒状部材は、その前記端部の近傍に蛇腹状部分が形成されると共に、その他の箇所にも蛇腹状部分が形成され、かつ
    前記筒状の端部の近傍に形成された蛇腹部分のピッチが、その他の箇所に形成された蛇腹部分のピッチよりも小さくなっており、
    前記シールド部材の蛇腹部分が近傍に形成された端部には、アルミニウム合金からなるコネクタハウジングを有するコネクタが接続されていることを特徴とするシールド部材。
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