JP5251739B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、パック商品、缶商品、その他商品を販売する自動販売機に関するもので、販売する商品が商品収納コラムに収納された状態で外部から視認可能な自動販売機に関するものである。
販売する商品が商品収納コラムに収納された状態で外部から視認可能であり、かつ選択された商品収納コラムからキャッチャーメカが商品を受け取り、商品取出口に搬送するようにした自動販売機が広く知られている。
この種の自動販売機では、上下方向に沿って複数段設けられた商品ラックと、各商品ラックにおいて左右方向に沿って並設された商品収納コラムと、商品ラックの前方域を移動し、選択された商品収納コラムから商品を受け取って商品取出口に搬送するキャッチャーメカとが備えられるとともに、前面にガラスを嵌め込んだ扉体が備えられている。
そして商品を購入する場合には、扉体の前面に設けられた硬貨投入口や紙幣挿入口等から代金を投入することにより代金を支払うとともに、扉体の前面に設けられたテンキー等から購入する商品が収納された商品収納コラムを選択する必要がある。
代金を収受するとともに所望の商品が収納されている商品収納コラムが選択されると、上記自動販売機は、キャッチャーメカが選択された商品収納コラムの前方に移動し、該商品収納コラムから商品を受け取った後、商品取出口まで商品を搬送することになる。
ところで、選択された商品収納コラムに商品が収納されていない場合、すなわち商品が売り切れとなっている場合には、該商品収納コラムから商品を受け取ることができない。このため、このような場合には、利用者に新たな商品(商品収納コラム)の選択を促したり、返金に応じたりしていた。
尚、選択された商品収納コラムに商品が収納されているか否かの検出は、キャッチャーメカに設けられた商品検出センサによって行われ、選択された商品収納コラムに商品が収納されていないことを検出するまでは、選択された商品収納コラムの前方に位置している。つまり、商品収納コラムに商品が収納されていないことを利用者が視認できる場合であっても、当該商品収納コラムを選択した場合は、商品が収納されていないにも関わらず、キャッチャーメカが当該商品収納コラムの前方に移動することになる。
しかしながら、近年、商品の代金を電子マネーでも支払うことができるようにする要請があるが、上述した自動販売機では、キャッチャーメカに設けられた商品検出センサにより選択された商品収納コラムに商品が収納されているか否かの検出を行っていたために、仮に電子マネーで商品の代金を支払うことができるようにしても、運用上、返金に応じることが困難であった。すなわち、商品の代金を電子マネーで支払われた場合、返金を現金で行ったり、カート等の記録媒体に返金額をチャージしたりしなければならないが、このような運用は認められていなかった。
そこで、商品の代金を電子マネーで支払うことができるような運用を可能にすべく、商品収納コラムに商品が収納されているか否かの検出、すなわち売切検出をキャッチャーメカで行うのではなく、各商品収納コラムに設けられ、かつ背後から商品を押し出すことにより最前に位置する商品を払い出す機能を有するプッシャが予め設定された商品無し位置に来たときに、該商品収納コラムから最後の商品を払い出したことを検出することによって売切検出を行うようにした自動販売機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−4243号公報
ところで、商品収納コラムに収納される商品は、その種類毎に種々の大きさ、すなわち種々の前後幅を有しているのが一般的である。そのため、商品無し位置の設定の基準となった商品よりも前後幅の大きい商品を商品収納コラムに収納している場合には、プッシャが既に最後の商品を押し出した後もプッシャが商品無し位置に位置できず、これにより売切検出を行うことができない虞れがあった。その一方、商品無し位置の設定の基準となった商品よりも前後幅の小さい商品を商品収納コラムに収納している場合には、プッシャの前方に商品が残っているにもかかわらず該プッシャが商品無し位置に位置してしまい、売切検出してしまう虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、種々の大きさの商品に応じて売切検出を良好に行うことができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、前後方向に沿って商品が収納してある商品収納コラム毎に、背後から商品を押し出すことにより最前に位置する商品を払い出すプッシャを備えた商品ラックと、前記プッシャが商品収納コラムに収納してある最後の商品を押し出したことを検出する売切検出手段とを備えた自動販売機において、前記売切検出手段は、自身の軸状部の軸心回りに揺動可能に配設し、前記プッシャに突設された当接片が自身に係合する検出レバーに当接した場合に揺動して退避移動する支持レバーと、前記支持レバーが退避移動した場合に、該支持レバーとの当接関係が解除されてオン状態となる検出スイッチとを有して成り、前記支持レバーは、前記当接片と前記検出レバーとの当接個所を前後方向に沿って任意に調整可能となる態様で前記検出レバーと係合することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機は、上述した請求項1において、前記支持レバーは、自身の延在方向に沿って複数の係合孔が設けてあり、前記検出レバーに設けた係合突起をいずれかの係合孔に挿通させることにより、前記当接片と前記検出レバーとの当接個所を前後方向に沿って任意に調整可能となる態様で前記検出レバーと係合することを特徴とする。
本発明によれば、支持レバーは、当接片と検出レバーとの当接個所を前後方向に沿って任意に調整可能となる態様で検出レバーと係合するので、商品収納コラムに収納される商品の大きさ、すなわち前後幅の大きさに応じて検出レバーの係合突起を挿通させる係合孔を変更することができ、これにより、種々の大きさの商品に応じて売切検出を良好に行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す正面図である。 図2は、図1に示した商品収納コラムを概念的に示す斜視図である。 図3は、図2に示した売切検出手段を左方上方から見た場合を示す説明図である。 図4は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図5は、支持レバーと検出レバーとの係合状態を示すもので、前方左側より見た場合を示す斜視図である。 図6は、支持レバーと検出レバーとの係合状態を示すもので、後方右側より見た場合を示す斜視図である。 図7は、支持レバーと検出レバーとの係合状態を示すもので、前方より見た場合を示す正面図である。 図8は、図2に示した商品収納コラムの要部を示すもので、(a)は左方から見た場合を示す側面図、(b)は正面から見た場合を示す正面図である。 図9は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図10は、図2に示した商品収納コラムの要部を示すもので、(a)は左方から見た場合を示す側面図、(b)は正面から見た場合を示す正面図である。 図11は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図12は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図13は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図14は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図15は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図16は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。 図17は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。
以下、添付図面を適宜参照しながら本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す正面図である。ここで例示する自動販売機は、例えばパック商品、缶商品、その他の商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状をなすもので、内部が2つに区画されて上側が商品収容庫2、下側が図示せぬ機械室となっている。商品収容庫2は、その内部を予め設定された温度状態に保持する室であり、商品収容庫2を構成する壁部材はそれぞれ断熱材によって形成してある。また、図には明示していないが、商品収容庫2の下部には、冷凍サイクルを構成する蒸発器等、内部雰囲気を冷却するための冷却手段が設けてあるとともに、電熱ヒータ等、内部雰囲気を加熱するための加熱手段が設けてある。上記機械室には、上記蒸発器とともに冷凍サイクルを構成する冷凍機(圧縮機及び凝縮器)や各種制御機器等が設けてある。
上記本体キャビネット1の前面には、外扉3が設けてある。外扉3は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのものであり、必要に応じて断熱材を用いて構成してあり、断熱ガラス等の透明板を嵌め込んでなるウインドウ4を有している。従って、当該自動販売機は外扉3のウインドウ4を介して内部を視認可能ないわゆるビュータイプのものである。また、外扉3の正面には、硬貨投入口5、紙幣挿入口6、返却レバー7、一体表示器8、押釦テンキー9、商品取出口10が設けてある。
硬貨投入口5及び紙幣挿入口6は、商品の代金(硬貨及び紙幣)を受け入れる開口であって、硬貨投入口5から投入された硬貨は、外扉3の内側に配設したコインメカニズム(硬貨処理装置)に収容され、紙幣挿入口6から挿入された紙幣は、外扉3の内側に配設したビルバリデータ(紙幣識別装置)に収容されるようになっている。
返却レバー7は、取引の中断を入力する入力手段であって、商品選択以前に操作すると外扉3の下方に設けられた返却口11に投入硬貨に相当する金額の硬貨若しくは挿入された紙幣が紙幣挿入口6に返却され、商品選択後に操作するとコインメカニズムから返却口11に釣銭が返却されるようになっている。一体表示器8は、販売中、釣銭切れ、投入金額等の他、押釦テンキー9から入力された後述する商品収納コラム21のコラム番号が表示されるようになっている。押釦テンキー9は、販売を希望する商品が収納してある商品収納コラム21のコラム番号を入力するためのもので、1〜0までのテンキーボタン、決定ボタン及び訂正ボタンを備えている。商品取出口10は、商品を取り出すための開口である。
上記商品収容庫2には、商品ラック20が設けてある。商品ラック20は、複数の商品収納コラム21を左右方向に沿って並設することによって構成したもので、個々の商品収納コラム21に画成した商品収納通路22に複数の商品を前後方向に整列した状態で収納することが可能である。これら商品収納コラム21には、それぞれ固有のコラム番号が付してあり、販売を希望する商品が収納してある商品収納コラム21のコラム番号を押釦テンキー9から入力することにより、払い出す商品収納コラム21を特定するようになっている。尚、本実施の形態において、右側とは、自動販売機を正面から見た場合の右方を示し、左側とは、自動販売機を正面から見た場合の左方を示すものである。
図2は、図1に示した商品収納コラムを概念的に示す斜視図である。商品収納コラム21は、前後方向に沿って延在しており、搬送ベルト23を備えている。搬送ベルト23は、後方側に回転自在に支承された従動プーリ(図示せず)と、前方側に回転自在に支承された駆動プーリ24との間に無端状に架け渡されており、その上面(搬送面)が商品載置面23aを構成し、商品収納通路22を画成している。駆動プーリ24を支承する駆動軸24aの一端にはギア24bが固着してあり、後述するキャッチャーメカ(バケット部)から動力が伝達され、駆動プーリ24を回転させるようになっている。
搬送ベルト23には、商品を後方から前方に押し出すプッシャ25が係合している。プッシャ25は、搬送ベルト23に係合することにより、搬送ベルト23とともに前方に向けて変位し、最後部にある商品Wを背後から押し出すことにより、商品載置面23aに前後方向に沿って収納されたすべての商品を前方に押し出すものである。尚、商品収納コラム21に商品を補充する場合には、プッシャ25を搬送ベルト23から一旦離脱させ、又は搬送ベルト23を後方に向けて変位させることによりプッシャ25を後方に向けて変位させればよい。このようなプッシャ25の右側部には、右方に向けて突出する当接片251が設けてある。
また、商品収納コラム21の前端部には、ゲート部材26が配設してある(図1参照)。ゲート部材26は、待機状態で商品収納通路22に進出移動して閉鎖することにより、商品収納コラム21から商品が落下する事態を阻止する一方、商品の払い出し時には、商品収納通路22から退避移動して開放することにより、最前部にある商品の払い出しを許容するものである。
また、図には明示しないが、商品ラック20の前方域には、キャッチャーメカが移動可能となる態様で配設してある。キャッチャーメカは、選択された商品収納コラム21から商品を払い出させるとともに、払い出された商品を商品取出口10に搬送するもので、バケット部、X軸搬送部及びY軸搬送部を有している。尚、かかるキャッチャーメカ自体は、従来公知なものであるので、簡単に説明する。
バケット部は、商品収納コラム21から払い出された商品を受け取り、商品を商品取出口10に搬送する部分である。バケット部は、X軸搬送部によって自動販売機の左右方向に移動し、Y軸搬送部によって自動販売機の上下方向に沿って移動するものである。従って、バケット部は、選択された任意の商品収納コラム21から商品を受け取り、受け取った商品を商品取出口10に搬送できるようになっている。
また、バケット部は、選択された商品収納コラム21のギア24bと噛合し、搬送ベルト23を変位させるベルト駆動手段、並びに選択された商品収納コラム21のゲート部材26を開閉するゲート駆動手段を備えている。
従って、硬貨投入口5又は紙幣挿入口6から商品の代金が投入等され、押釦テンキー9からコラム番号が入力されると、キャッチャーメカは、バケット部をコラム番号によって特定される商品収納コラム21の前方(払出位置)に移動させ、該商品収納コラム21から商品Wを払い出させることになる。当該商品収納コラム21からバケット部に商品が払い出されると、キャッチャーメカは、バケット部を商品取出口10の後方(取出位置)に移動させ、商品取出口10に搬出することになる。
ところで、上記自動販売機では、上記構成の他に、売切検出手段30を備えている。売切検出手段30は、プッシャ25が商品収納コラム21に収納してある最後の商品Wを押し出したことを検出するもので、検出本体31を備えている。検出本体31は、売切検出手段30の機能を発揮する構成部材を内部に収納する筐体であり、商品収納コラム21の右方前端部に配設してある。この検出本体31には、図3にも示すように、左側部の下方に後方が開口し、かつ前後方向に延在する進入溝311が形成してある。進入溝311は、商品を背後から押し出すプッシャ25に突設した当接片251の端部を進入させるものである。ここで、プッシャ25の当接片251が進入溝311に進入するときは、プッシャ25の前方に載置された(収納された)商品の数が僅かとなる場合である。
図4は、図2及び図3に示した検出本体の内部構造を示す説明図である。この図4に示すように、検出本体31の内部には、支持レバー32及び検出スイッチ33が配設してある。支持レバー32は、自身に形成された円筒状の軸状部321に検出本体31に突設された円柱状の軸部312が挿通することにより、該軸部312の軸心、すなわち軸状部321の軸心回りに揺動可能に配設してある。より詳細には、支持レバー32は、上方に向けて退避移動及び下方に向けて進出移動する態様で軸状部321の軸心回りに揺動可能に配設してある。このような支持レバー32の前端部には、表示パネル34が連結してある。表示パネル34は、前面が例えば赤色を呈しており、詳細は後述するが支持レバー32が退避移動した場合に、検出本体31の前端部に形成された表示窓313を介して前方を臨むものである。
上記支持レバー32には、検出レバー35が係合している。図5〜図7は、それぞれ支持レバー32と検出レバー35との係合状態を示すもので、図5は、前方左側より見た場合を示す斜視図であり、図6は、後方右側より見た場合を示す斜視図であり、図7は、前方より見た場合を示す正面図である。支持レバー32には、複数(図示の例では3つ)の係合孔322が略等間隔に配設してある。検出レバー35は、下部351が二股に分岐しており、かかる下部351で支持レバー32を挟持している。そして、検出レバー35の左側の下部351に突設された係合突起352が支持レバー32に形成された係合孔322のいずれかに挿通することにより、検出レバー35が支持レバー32に係合している。ここで検出レバー35の上部353は、図2及び図3にも示すように、検出本体31の上端部に形成された開口から上方に常時突出している。従って、検出レバー35の上部353を指で摘んで前後方向に沿って移動させることにより、検出レバー35の係合突起352が挿通する係合孔322を変更することが可能になる。
ここで係合突起352が挿通する係合孔322の変更は、商品収納コラム21に収納される商品の大きさ、すなわち前後幅の大きさによって行われる。つまり、商品の前後幅が標準的な場合には、3つの係合孔322のうち真ん中にある係合孔322に係合突起352を挿通させれば良く、商品の前後幅が大きい場合には、最も後方にある係合孔322に係合突起352を挿通させれば良く、商品の前後幅が小さい場合には、最も前方にある係合孔322に係合突起352を挿通させれば良い。
尚、図3に示す符号36は、設定確認用突起である。これら設定確認用突起36の配設個所は、それぞれ支持レバー32に形成された係合孔322に略一致しており、作業者が検出レバー35の係合突起352が支持レバー32の係合孔322に挿通したか否かを直接目視にて確認しなくても、かかる設定確認用突起36を利用して検出レバー35の位置合わせを可能にするものである。
検出スイッチ33は、支持レバー32の後方側に配設してある。かかる検出スイッチ33は、自身がオン状態になった場合に、その旨を図示せぬコントローラに与えるもので、これによりプッシャ25が商品収納コラム21に収納してある最後の商品を押し出したことを検出することができる。このような検出スイッチ33は、図4に示すように支持レバー32が下方に向けて進出移動した状態、すなわち待機状態にある場合には、該支持レバー32の後端部に当接されてオフ状態となっており、該支持レバー32の後端部からの当接が解除された場合にオン状態になるものである。
以上のような構成を有する自動販売機では、次のようにしてプッシャ25が商品収納コラム21に収納してある最後の商品を押し出したことを検出することができる。ここでは、商品収納コラム21に収納される商品の前後幅が小さく、検出レバー35の係合突起352を最も前方にある係合孔322に挿通させて検出レバー35を支持レバー32に係合させている場合について説明する。
図8の(a)に示すように、プッシャ25の前方に載置された商品Wが1つである場合、すなわちプッシャ25の前方には、最後の商品Wが載置されている場合、プッシャ25の当接片251の端部は、検出本体31の進入溝311に進入している。このとき、図4に示すように、支持レバー32が下方に向けて進出移動した待機状態にあり、図8の(b)に示すように、表示窓313からは表示パネル34を確認することができない。また、このとき支持レバー32の後端部が検出スイッチ33に当接しており、検出スイッチ33はオフ状態となっている。尚、支持レバー32が待機状態にある場合(売り切れでない場合)には検出レバー35が表示窓313に臨んでいることから、検出レバー35に着色(例えば、緑色)を施しておけば表示窓313に緑色を表示させることができ、これにより利用者に売り切れでないことを目視により認識させることが可能となる。
その後、プッシャ25が搬送ベルト23の変位とともに前方に向けて変位して最後の商品Wを押し出そうとすると、進入溝311に進入した当接片251の端部が待機状態にある支持レバー32に係合する検出レバー35に当接することになる。当接片251が検出レバー35に当接すると、支持レバー32は、自身の軸状部321の軸心回りに上方に向けて退避移動する(図9参照)。そして、プッシャ25が搬送ベルト23の変位とともに更に前方に向けて変位して、図10の(a)に示すように、最後の商品Wを前方に押し出すと、当接片251が検出レバー35を押圧することになり、これにより支持レバー32が、図11に示すように退避移動した姿勢となる。このとき、支持レバー32の後端部が検出スイッチ33から離隔する方向に揺動するので、検出スイッチ33は、支持レバー32の後端部との当接状態が解除されてオン状態になる。これにより、プッシャ25が商品収納コラム21に収納してある最後の商品Wを押し出したことを検出することができる。また、このように支持レバー32の退避移動により、該支持レバー32の前端部に連結された表示パネル34も上方に向けて移動することとなり、支持レバー32が退避移動した状態になると、図10の(b)に示すように、表示パネル34の前面が表示窓313を介して前方を臨むことになる。これにより、利用者は、表示窓313を介して表示パネル34の前面に示された赤色を目視することができ、該当する商品収納コラム21の商品は売り切れた旨を確認することができる。
次に、商品収納コラム21に収納される商品の前後幅が標準的な大きさで、検出レバー35の係合突起352を中央にある係合孔322に挿通させて検出レバー35を支持レバー32に係合させている場合について説明する。
プッシャ25の前方には、最後の商品が載置されている場合、プッシャ25の当接片251の端部は、検出本体31の進入溝311に進入している。このとき、図12に示すように、支持レバー32が下方に向けて進出移動した待機状態にあり、表示窓313からは表示パネル34を確認することができないが、検出レバー35が着色(例えば、緑色)されている場合には表示窓313に緑色が表示される。また、このとき支持レバー32の後端部が検出スイッチ33に当接しており、検出スイッチ33はオフ状態となっている。
その後、プッシャ25が搬送ベルト23の変位とともに前方に向けて変位して最後の商品を押し出そうとすると、進入溝311に進入した当接片251の端部が待機状態にある支持レバー32に係合する検出レバー35に当接することになる。当接片251が検出レバー35に当接すると、支持レバー32は、自身の軸状部321の軸心回りに上方に向けて退避移動する(図13参照)。そして、プッシャ25が搬送ベルト23の変位とともに更に前方に向けて変位して、最後の商品を前方に押し出すと、当接片251が検出レバー35を押圧することになり、これにより支持レバー32が、図14に示すように退避移動した姿勢となる。このとき、支持レバー32の後端部が検出スイッチ33から離隔する方向に揺動するので、検出スイッチ33は、支持レバー32の後端部との当接状態が解除されてオン状態になる。これにより、プッシャ25が商品収納コラム21に収納してある最後の商品を押し出したことを検出することができる。また、このように支持レバー32の退避移動により、該支持レバー32の前端部に連結された表示パネル34も上方に向けて移動することとなり、支持レバー32が退避移動した状態になると、表示パネル34の前面が表示窓313を介して前方を臨むことになる。これにより、利用者は、表示窓313を介して表示パネル34の前面に示された赤色を目視することができ、該当する商品収納コラム21の商品は売り切れた旨を確認することができる。
更に、商品収納コラム21に収納される商品の前後幅が大きく、検出レバー35の係合突起352を最も後方にある係合孔322に挿通させて検出レバー35を支持レバー32に係合させている場合について説明する。
プッシャ25の前方には、最後の商品が載置されている場合、プッシャ25の当接片251の端部は、検出本体31の進入溝311に進入している。このとき、図15に示すように、支持レバー32が下方に向けて進出移動した待機状態にあり、表示窓313からは表示パネル34を確認することができない。また、このとき支持レバー32の後端部が検出スイッチ33に当接しており、検出スイッチ33はオフ状態となっている。
その後、プッシャ25が搬送ベルト23の変位とともに前方に向けて変位して最後の商品を押し出そうとすると、進入溝311に進入した当接片251の端部が待機状態にある支持レバー32に係合する検出レバー35に当接することになる。当接片251が検出レバー35に当接すると、支持レバー32は、自身の軸状部321の軸心回りに上方に向けて退避移動する(図16参照)。そして、プッシャ25が搬送ベルト23の変位とともに更に前方に向けて変位して、最後の商品を前方に押し出すと、当接片251が検出レバー35を押圧することになり、これにより支持レバー32が、図17に示すように退避移動した姿勢となる。このとき、支持レバー32の後端部が検出スイッチ33から離隔する方向に揺動するので、検出スイッチ33は、支持レバー32の後端部との当接状態が解除されてオン状態になる。これにより、プッシャ25が商品収納コラム21に収納してある最後の商品を押し出したことを検出することができる。また、このように支持レバー32の退避移動により、該支持レバー32の前端部に連結された表示パネル34も上方に向けて移動することとなり、支持レバー32が退避移動した状態になると、表示パネル34の前面が表示窓313を介して前方を臨むことになる。これにより、利用者は、表示窓313を介して表示パネル34の前面に示された赤色を目視することができ、該当する商品収納コラム21の商品は売り切れた旨を確認することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である自動販売機においては、支持レバー32は、検出レバー35に設けた係合突起352をいずれかの係合孔322に挿通させることにより、プッシャ25の当接片251と検出レバー35との当接個所を前後方向に沿って任意に調整可能となる態様で検出レバー35と係合している。これにより商品収納コラム21に収納される商品の大きさ、すなわち前後幅の大きさに応じて検出レバー35の係合突起352を挿通させる係合孔322を変更することができ、種々の大きさの商品に応じて売切検出を良好に行うことができる。
また、上記自動販売機においては、商品収納コラム21に収納された最後の商品が払い出されることにより売切検出を行うので、売り切れに伴う返金の必要が無く、電子マネーサービスに対応したものとすることができる。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えばパック商品、缶商品、その他商品を販売するのに有用である。
1 本体キャビネット
2 商品収容庫
3 外扉
10 商品取出口
20 商品ラック
21 商品収納コラム
22 商品収納通路
23 搬送ベルト
25 プッシャ
251 当接片
30 売切検出手段
31 検出本体
311 進入溝
313 表示窓
32 支持レバー
321 軸状部
322 係合孔
33 検出スイッチ
34 表示パネル
35 検出レバー
352 係合突起
W 商品

Claims (2)

  1. 前後方向に沿って商品が収納してある商品収納コラム毎に、背後から商品を押し出すことにより最前に位置する商品を払い出すプッシャを備えた商品ラックと、
    前記プッシャが商品収納コラムに収納してある最後の商品を押し出したことを検出する売切検出手段と
    を備えた自動販売機において、
    前記売切検出手段は、
    自身の軸状部の軸心回りに揺動可能に配設し、前記プッシャに突設された当接片が自身に係合する検出レバーに当接した場合に揺動して退避移動する支持レバーと、
    前記支持レバーが退避移動した場合に、該支持レバーとの当接関係が解除されてオン状態となる検出スイッチと
    を有して成り、
    前記支持レバーは、前記当接片と前記検出レバーとの当接個所を前後方向に沿って任意に調整可能となる態様で前記検出レバーと係合することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記支持レバーは、自身の延在方向に沿って複数の係合孔が設けてあり、前記検出レバーに設けた係合突起をいずれかの係合孔に挿通させることにより、前記当接片と前記検出レバーとの当接個所を前後方向に沿って任意に調整可能となる態様で前記検出レバーと係合することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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