JP5250137B1 - 噛み合いクラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】切削加工時間が短縮でき、切り屑の発生量が少なくて済む噛み合いクラッチを提供することを課題とする。
【解決手段】鍛造金型を用いて、図(c)に示すように凹部17を形成する。この段階では、底面32、32及び島部33の表面は、鍛造黒皮である。「〜」は鍛造黒皮を示す。島部33の上部に削り代36が予め見込まれており、島部33の上部をフライスカッタで切削する。結果、図(d)に示すように、島部33の上部に切削面37ができる。その他の部位は鍛造黒皮のままである。
【効果】底面32は、鍛造黒皮のままである。島部33は、鍛造成形後、上部が切削される。凹部の大部分が鍛造成形され、島部33の上部が切削されるため、切り屑の発生は僅かであり、切削加工時間は短くて済む。
【選択図】図10

Description

本発明は、歯車減速機に好適な噛み合いクラッチに関する。
歯車減速機には、ドッグクラッチやジョークラッチと呼ばれる噛み合いクラッチが用いられる。すなわち、噛み合いクラッチは、駆動側回転体と従動側回転体の一方に凸部を設け、他方に凹部を設け、駆動側回転体を回転させこの凹部へ凸部を噛み合わせることで駆動側回転体から従動側回転体へ駆動力を伝える形式の動力伝達機構である。
凸部や凹部の形状が各種提案されてきた(例えば、特許文献1(図6)参照。)。
図16は従来のドッグクラッチの要部断面図であり、凹部101に凸部102が嵌められる。凸部102が駆動側回転体103に形成され、凹部101が従動側回転体104に形成されている場合は、駆動側回転体103が矢印Xの方向に移動すると、凸部102の側面105が凹部101の受け面106に当たり、その後、従動側回転体104も矢印Xの方向に移動する。
駆動側回転体103が矢印Yの方向に移動すると、凸部102の側面107が凹部101の受け面108に当たり、その後、従動側回転体104も矢印Yの方向に移動する。
特許文献1には、凹部101の製造方法が記載されていないが、一般に切削法で形成される。そこで、切削法の概要を図面に基づいて説明する。
図17(a)に示すように、素材109を準備する。この素材109にエンドミルやフライスカッタにより、図17(b)に示す凹部101を切削形成する。「▽」は仕上げ記号を意味する。
切削により、大量の切り屑が発生する。切り屑が多いほど切削加工時間が延びるため、加工工数が嵩む。また、大量の切り屑により、材料の無駄が発生する。
製品コストを下げることが要求される中、切削加工時間の短縮と切り屑の少量化が求められる。
特開平11−37173号公報
本発明は、切削加工時間が短縮でき、切り屑の発生量が少なくて済む噛み合いクラッチを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、駆動側回転体と従動側回転体の一方に凸部を設け、他方に凹部を設け、この凹部へ前記凸部を噛み合わせ、前記凹部のトルク受け面へ前記凸部の側面を当てることで、前記駆動側回転体から前記従動側回転体へ駆動力を伝える噛み合いクラッチにおいて、
前記凹部は、底面に、この底面から突出する帯状の島部を周方向に有すると共にこの島部と前記トルク受け面との間に溝部を有し、
前記溝部及び前記底面は、鍛造金型により成形され、表面が鍛造黒皮とされ、
前記島部は、前記鍛造金型により成形された後に上部が切削されることで形成され前記凸部の先端面を受ける切削面を有し、
前記溝部は、前記底面より更に深く、前記切削面は、前記底面より浅く形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、周方向に延設される帯状の島部は、一端及び他端が半円状であることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、凹部の外周にはギヤ部が形成され、凹部は、周方向に形成されたトルク受け面の外周を繋ぐ外縁部が、トルク受け面の内周を繋ぐ内縁部より長くて外縁部及び内縁部が円弧状の略台形形状を呈し、断面視で、底面の深さに相当、又はそれ以上の半径で描かれるアール面により、外縁部が底面に繋げられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、外縁部とトルク受け面の間のアールは、内縁部とトルク受け面の間のアールより大きいことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、凹部を構成する底面とトルク受け面直下の溝部は、鍛造黒皮のままである。底面から突出する帯状の島部は、鍛造成形後、上部が切削される。凹部の大部分が鍛造成形のままであれば、切り屑の発生は僅かであり、切削加工時間は短くて済む。
本発明によれば、切削加工時間が短縮でき、切り屑の発生量が少なくて済む噛み合いクラッチが提供される。
その上で、凹部を構成する底面を溝部より浅くした。
仮に、底面を溝部と同じ深さにすると、凹部が全体的に深くなり、鍛造金型の突き出し長さが大きくなる。突き出し長さが大きいほど、鍛造時に鍛造金型に発生する応力が大きくなるため、鍛造金型の寿命が短くなる。また、駆動側回転体又は従動側回転体の製品厚さは、凹部が深いほど小さくなる。凹部が深いため、製品厚さが小さくなり、駆動側回転体又は従動側回転体の強度が低下する。
この点、本発明によれば、底面を溝部より浅くした。凹部の大半を占める底面が浅いため、凹部が浅くなる。すると、鍛造金型の突き出し長さが短くなり、鍛造時に鍛造金型に発生する応力が小さくなり、鍛造金型の寿命が長くなる。また、凹部が浅いため、製品厚さが大きくなり、駆動側回転体又は従動側回転体の強度が増大する。
請求項2に係る発明では、帯状の島部の周方向両端が半円状である。
鍛造金型に、島部を形成するための島部形成用溝を設ける。この溝は両端が半円状であるため、エンドミルでの加工が容易となる。すなわち、溝の幅に対応する外径のエンドミルにより1パスで島部形成用溝を刻設することができ、鍛造金型の島部形成用溝の溝形成工数を短縮することができる。
また、島部形成用溝は、両端が半円状であるため、応力の集中が回避され、鍛造金型の寿命を更に延ばすことができる。
請求項3に係る発明では、凹部は、略台形形状を呈し、断面視で、底面の深さに相当、又はそれ以上の半径で描かれるアール面により、外縁部が底面に繋げられている。
鍛造金型に底面形成用突起を設けるが、この底面形成用突起に大きなアール面を設けることにより、底面形成用突起の耐久性を高めることができ、鍛造金型の寿命を一層延ばすことができる。
また、凹部の外周にはギヤ部が形成されており、このギヤ部に大きなトルクが伝達されても、大きなアール面により応力集中が大いに緩和されるため、噛み合いクラッチが破壊する心配はない。
請求項4に係る発明では、外縁部とトルク受け面の間のアールは、内縁部とトルク受け面の間のアールより大きい。すなわち、アール面を、大アールと小アールとで構成する。 駆動側回転体の外周のギヤにトルクが伝達されても、外縁部とトルク受け面の間のアールが大アールであるため、応力集中が大いに緩和され、噛み合いクラッチが破壊する心配はなくなる。
一方、内縁部とトルク受け面の間のアールはギヤから遠い部位であるため、小アールで差し支えない。内縁部とトルク受け面の間のアールが、小アールであれば、噛み合いクラッチの形状設計の自由度が増す。
本発明に係る噛み合いクラッチを内蔵する歯車変速機の部分断面図である。 歯車変速機の作用図である。 図1の3−3矢視図である。 図1の4−4矢視図である。 凹部の斜視図である。 図4の6−6線断面図である。 噛み合いクラッチの作用図である。 噛み合いクラッチの製造方法を説明する図である。 図4の9−9線断面図である。 別の断面について製造方法を説明する図である。 図4の11−11線断面図である。 鍛造金型の部分斜視図である。 島部形成用溝の正面図である。 図12の14−14線断面図である。 図8に示す噛み合いクラッチの製造方法の変更例を示す図である。 従来のドッグクラッチの要部断面図である。 従来のドッグクラッチの製造方法を示す図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、歯車変速機10に、駆動軸11と従動軸12が備えられる。
駆動軸11に、第1ギヤ13と、この第1ギヤ13より大径の第2ギヤ14が、圧入嵌合により一体的に取付けられる。
従動軸12に、ニードル軸受15を介して駆動側回転体としての第3ギヤ16が回転自在に取付けられる。この第3ギヤ16は、軸線方向の一側に凹部17を有し、第1ギヤ13に常時噛み合っている。
さらに、従動軸12に、ニードル軸受15を介して第4ギヤ18が回転自在に取付けられる。この第4ギヤ18は、軸線方向の一側に凹部19を有し、第2ギヤ14に常時噛み合っている。
第3ギヤ16と第4ギヤ18とに挟まるようにして、従動軸12に筒形ガイド21が嵌められ、この筒形ガイド21にスプライン22を介して軸移動自在に従動側回転体23が取付けられる。
この従動側回転体23は、軸線方向の一側と他側に凸部24、24を有し、外周に環状溝25を有する。この環状溝25にシフトフォーク26が嵌められる。
駆動側回転体である第3ギヤ16と従動側回転体23とで、噛み合いクラッチ20が構成される。
クラッチであるから動力系に介設されて、動力の断接を行う。動力の断接について、以下説明する。
従動側回転体23は、いわゆる中立位置にある。駆動軸11が回されると、第1ギヤ13により第3ギヤ16が回されると共に第2ギヤ14により第4ギヤ18が回されるが、ニードル軸受15、15により空転するため、従動軸12は回されない。
シフトフォーク26により、従動側回転体23が軸方向に動かされると、図2(a)に示すように、従動側回転体23の軸線方向他側の凸部24が第4ギヤ18の凹部19に噛み合うか、又は図2(b)示すように、従動側回転体23の軸線方向一側の凸部24が第3ギヤ16の凹部17に噛み合う。
図2(a)であれば、第4ギヤ18と従動側回転体23が機械的に連結される。すると、第2ギヤ14と第4ギヤ18を介して、駆動軸11により従動軸12が回される。
図2(b)であれば、第3ギヤ16と従動側回転体23が機械的に連結される。すると、第1ギヤ13と第3ギヤ16を介して、駆動軸11により従動軸12が回される。
第1ギヤ13と第2ギヤ14は径が異なるため、図2(a)と図2(b)では、従動軸12の回転速度が異なる。
すなわち、シフトフォーク26により、変速を行うことができる。
なお、図1において、駆動軸11と従動軸12とを入れ替えることができる。すなわち、符号12を駆動軸、符号11を従動軸、符号23を駆動側回転体、符号16を従動側回転体とすることができる。凸部24は駆動側回転体(第3ギヤ16)と従動側回転体23の一方に設ければよく、凹部17は他方に設ければよい。
図3に示すように、従動側回転体23は、内周面にスプライン22を有し、図面おもて側の面である側面に等ピッチで複数個(この例では6個)の凸部24を備えるリングである。
図4に示すように、第3ギヤ16は、複数個(この例では6個)の凹部17を有する。凹部17は、外縁部28が内縁部29より長くて、外縁部28及び内縁部29が、回転中心を中心として円弧状の略台形形状を呈する。外縁部28と内縁部29の両端を大アール39及びこの大アール39より曲率半径が小さい小アール40を介して結ぶ脚が、トルク受け面31、31となる。
図5に示すように、凹部17は、底面32に、この底面32から図面表へ突出し周方向へ延設される帯状の島部33を有し、この島部33とトルク受け面31、31との間に図面奥へ底面32より窪む溝部34、34を有する。また、帯状の島部33は、周方向の両端に半円部35、35を備える。
図6に示すように、島部33とトルク受け面31、31との間に、溝部34、34が設けられる。
図7(a)に示すように、第3ギヤ16の凹部17に、従動側回転体23の凸部24が嵌まり、凸部24の先端が島部33に沿って滑ることにより、凸部24の側面27が凹部17のトルク受け面31に当たる。
ところで、図7(b)に示す比較例もよく採用される。
凹部101の根元隅101aは、切削加工の場合、一般公差として約0.2〜0.5mmのアール(半径、以下同)とされる。
また、凹部101の根元隅101aとの干渉を避けるため、凸部102の先端隅102aのC面は、凹部101の根元隅101aのアールより大きく設定される。
ここで、根元隅101aのアール面を鍛造する場合を検討する。
根元隅101aのアール面を鍛造する鍛造金型の凸部先端隅の破損を少なくする為、鍛造金型の凸部先端隅のアールを1mm以上にすることが考えられる。1mm以上にするとトルク受け面106自体が軸線方向に小さくなり、トルク受け面106の強度が確保できなくなる。強度を確保するには、トルク受け面106を更に、軸線方向に長く伸ばすことが考えられる。しかし、トルク受け面106を軸方向に伸ばすと、第3ギヤ16の凹部17と従動回転体23の凸部24が軸線方向に長くなることに繋がり、結果として歯車変速機10の構成部品が大型化しコスト上昇につながり、好ましくない。
対策として、切削加工のようにアールを小さくすることで、トルク受け面106の軸線方向の長さを確保することが考えられる。すなわち、凹部101の根元隅101aのアールを1mm以下より小さくすることで、トルク受け面106の軸線方向の長さを確保する。そのためには、根元隅101aのアール面を鍛造する鍛造金型の凸部先端隅を1mmより小さなアールにしなければならない。しかし、1mmより小さい鍛造金型の凸部先端隅は、鍛造時に応力が集中し、鍛造金型の凸部先端隅が破損しやすくなり、好ましくない。
この点、実施例の図7(a)では、溝部34が設けられているので、凸部24の先端隅24aが凹部17の根元隅に干渉することがなく、軸線方向に必要なトルク受け面31が確保されて、凸部24の側面27はトルク受け面31に確実に当たり、駆動側回転体(第3ギヤ16)から従動側回転体23にトルクが伝達される。
また、溝部34内のアールを1mm以上(好ましくは、1.5mm以上)と大きくすれば、鍛造金型の凸部先端隅が破損しにくくなる。
次に凹部101と凹部17の形成方法を各々説明する。なお、図8では説明の便宜上、(b)で従来の比較例を説明し、(c)、(d)で実施例を説明する。
図8(a)で素材109を準備し、切削加工により、(b)に示すような凹部101を形成する。「▽」は仕上げ面を示す。
これに対して、本発明では、図8(a)で素材109を準備し、図8(c)に示すように鍛造金型(詳細後述)を用いて、凹部17を塑性加工法により形成(形成)する。この段階では、溝部34、34及び島部33の表面は、鍛造黒皮である。「〜」は鍛造黒皮を示す。
島部33の上部に削り代36が予め見込まれており、島部33の上部をフライスカッタで切削する。
結果、図8(d)に示すように、島部33の上部に切削面37ができる。底面32、溝部34のその他の部位は鍛造黒皮のままである。図8(b)に比較して図8(d)は切削屑の発生量が格段に小さくなる。
また、図9に示すように、凹部17において、底面32から島部33が突出している。好ましくは、断面視で、底面32の深さD1に相当する半径R又はそれ以上の半径Rで描かれるアール面38により、外縁部28を底面32に繋げる。
図9に示す凹部17の形成方法を説明する。なお、図10では説明の便宜上、(b)で従来の比較例を説明し、(c)、(d)で実施例を説明する。
図10(a)で素材109を準備し、切削加工により、(b)に示すような凹部101を形成する。「▽」は仕上げ面を示す。
これに対して、本発明では、図10(a)で素材109を準備し、図10(c)に示すように鍛造金型(詳細後述)を用いて、凹部17を形成する。この段階では、底面32、32、島部33及び溝部34の表面は、鍛造黒皮である。「〜」は鍛造黒皮を示す。
島部33の上部に削り代36が予め見込まれており、島部33の上部をフライスカッタで切削する。
結果、図10(d)に示すように、島部33の上部に切削面37ができる。底面32、溝部34のその他の部位は鍛造黒皮のままである。図10(b)に比較して図10(d)は切削屑の発生量及び切削時間が格段に小さくなる。
次に、凹部17における溝部34と切削面37と底面32の深さの差異を説明する。
図11(a)に比較例を示し、溝部111と底面112を同じ深さd1とし、切削面113の深さd2をd1より小さくした。底面112が面積比で最大であるため、底面112を広幅にして示した。
一方、図11(b)に示す実施例では、底面32の深さD1に対して、溝部34を深くし(D1<D2)、切削面37を浅くした(D3<D1)。底面32が面積比で最大であるため、底面32を広幅にして示した。
(a)の底面112における製品厚さd4と、(b)の底面32における製品厚さD4を比較すると、(b)の製品厚さD4が大きくなる(d4<D4)。この製品厚さD4が大きいほど、駆動側回転体としての第3ギヤ16の強度が大きくなる。
また、鍛造金型の寿命向上には、鍛造金型への応力低減が必要である。よって、面積が大きな底面32を溝部34より浅くすることが望まれる。
一方、(b)では、溝部34を鍛造成形する部分の鍛造金型(後述する溝部成形用突起52)は、素材109への押出し長さが、底部32を形成する部分の鍛造金型(後述する底面形成用突起51)より長いため、応力が集中するが、溝部34の底のアールを1mm以上(好ましくは1.5mm以上)とすれば、応力の集中が低減される。
また、溝部34を鍛造成形する部分の鍛造金型が多少摩耗して鍛造成形される溝部34が多少浅くなっても、溝部34が底面32より深いので、切削面37上を滑る凸部24(図7(a)参照)の先端が、溝部34と干渉することを防止し、凸部24の側面27が凹部37のトルク受け面31に確実に当たる。
次に、鍛造金型の構造を説明する。
図12に示すように、鍛造金型50に、底面形成用突起51を設け、この底面形成用突起51に溝部形成用突起52、52を設け、これらの溝部形成用突起52、52の間にて、底面形成用突起51に島部形成用溝53を設ける。
図13に示すように、島部形成用溝53は、周方向の両端が半円である。島部形成用溝53の溝幅Wに対応する外径のエンドミル54により1パス加工を施すだけで、両端に半円が形成できる。結果、鍛造金型50の島部形成用溝53の溝形成工数を短縮することができる。
また、島部形成用溝53は、両端が半円であるため、応力の集中が回避され、鍛造金型50の寿命を更に延ばすことができる。
また、図14に示すように、底面形成用突起51に、突起51の高さと同等か、それ以上の大きなアール面55を設けることにより、底面形成用突起51の耐久性を高めることができ、鍛造金型50の寿命を一層延ばすことができる。
また、図15(a)に示すように、島部33に削り代36を見込む他、トルク受け面31に削り代36bを見込んだ形態の凹部17を鍛造形成する。次に、削り代36及び削り代36bを切削加工により削除する。
結果、図15(b)に示すように、島部33の上面が切削面37になると共に、トルク受け面31が仕上げ面とされた駆動側回転体16が得られる。
図15は、トルク受け面31に精度が要求されるときに、推奨される。
図15であっても、図15(a)に示すように、凹部17が鍛造で形成され、削り代36、36bの厚さは大きくないため、全て切削加工で製造する場合に比較して、切り屑を大幅に減らすことができる。
尚、本発明の駆動側回転体16は、実施例では歯車変速機に内蔵されるギヤに適用した。しかし、駆動側回転体16は、ドッグクラッチやジョークラッチと呼ばれる噛み合いクラッチを構成する回転体であればよく、ギヤに限るものではない。
本発明は、ドッグクラッチやジョークラッチと呼ばれる噛み合いクラッチに好適である。
16…駆動側回転体(第3ギヤ)、17…凹部、20…噛み合いクラッチ、23…従動側回転体、24…凸部、27…凸部の側面、28…外縁部、29…内縁部、31…トルク受け面、32…底面、33…島部、34…溝部、35…半円部、36…削り代、37…切削面、38…アール面、D1…底面の深さ、D2…溝部の深さ、D3…切削面の深さ。

Claims (4)

  1. 駆動側回転体(16)と従動側回転体(23)の一方に凸部(24)を設け、他方に凹部(17)を設け、この凹部(17)へ前記凸部(24)を噛み合わせ、前記凹部(17)のトルク受け面(31)へ前記凸部(24)の側面(27)を当てることで、前記駆動側回転体(16)から前記従動側回転体(23)へ駆動力を伝える噛み合いクラッチにおいて、
    前記凹部(17)は、底面(32)に、この底面(32)から突出する帯状の島部(33)を周方向に有すると共にこの島部(33)と前記トルク受け面(31)との間に溝部(34)を有し、
    前記溝部(34)及び前記底面(32)は、鍛造金型(50)により成形され、表面が鍛造黒皮とされ、
    前記島部(33)は、前記鍛造金型(50)により成形された後に上部が切削されることで形成され前記凸部(24)の先端面を受ける切削面(37)を有し、
    前記溝部(34)は、前記底面(32)より更に深く、前記切削面(37)は、前記底面(32)より浅く形成されていることを特徴とする噛み合いクラッチ。
  2. 前記周方向に延設される帯状の島部(33)は、一端及び他端が半円状であることを特徴とする請求項1記載の噛み合いクラッチ。
  3. 前記凹部(17)の外周にはギヤ部(16)が形成され、前記凹部(17)は、周方向に形成された前記トルク受け面(31、31)の外周を繋ぐ外縁部(28)が、前記トルク受け面(31、31)の内周を繋ぐ内縁部(29)より長くて前記外縁部(28)及び前記内縁部(29)が円弧状の略台形形状を呈し、断面視で、前記底面(32)の深さに相当、又はそれ以上の半径で描かれるアール面(38)により、前記外縁部(28)が前記底面(32)に繋げられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の噛み合いクラッチ。
  4. 前記外縁部(28)と前記トルク受け面(31)の間のアール(39)は、前記内縁部(29)と前記トルク受け面(31)の間のアール(40)より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の噛み合いクラッチ。
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