JP5061388B2 - ドグクラッチ及び変速機 - Google Patents

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本発明は、変速機のドグクラッチに関し、特に、自動二輪車の変速機のミッションギヤとシフタギヤ間に設けられるドグクラッチに関する。
従来のドグクラッチとしては、回転軸上に隣接して設けられた2つのギヤの対向端面の一方に、角型または丸型の係合凸部(雄ダボともいう)を設けると共に、他方に係合凸部に噛み合う係合凹部(雌ダボともいう)を設け、ギヤを軸方向に相対移動して、係合凸部と係合凹部を噛み合わせることで、ギヤ間でトルクを伝達するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭61−022176号公報
ところで、上記特許文献1に記載のドグクラッチでは、係合凸部と係合凹部の係合により回転駆動力を伝達するため、係合凸部に高い剛性が必要であり、軽量化が困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、係合凸部の剛性を十分に確保しつつ、軽量化を図ることができるドグクラッチを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、同一軸線上に隣接して設けられる2つの回転部材のフランジ部の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部と係合凹部を周方向に略等間隔にそれぞれ設け、2つの回転部材の軸方向の相対移動により係合凸部と係合凹部を係脱させて、2つの回転部材間での回転駆動力の伝達を断接するドグクラッチにおいて、係合凸部と係合凹部が、軸方向から見て、内周側の幅より外周側の幅の方が長い略台形状に形成され、係合凸部には、係合凸部の突出端面と外周面とに開口する肉抜き凹部が形成され、軸方向から見て、肉抜き凹部の内周輪郭が、係合凸部の突出端面の外周輪郭と略相似形をなし、突出端面からの肉抜き凹部の深さが、外周面に近付くほど増加し、外周面の側から見て、肉抜き凹部の内側の境界には、アール部が形成されており、肉抜き凹部の突出端面からの最大深さが、係合凸部のフランジ部からの突出高さよりも小さく設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、フランジ部の軸方向の肉厚が、内周側から外周側に行くほど大きくなるように傾斜面が形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、メイン軸の回転駆動力をカウンタ軸に伝達する歯車列を備えた変速機であって、メイン軸には、メイン軸に対して軸方向移動及び相対回転が不能な二つの歯車M1、M2と、メイン軸に対して軸方向移動が可能で相対回転が不能な二つの歯車M3、M4と、メイン軸に対して軸方向移動が不能で相対回転が可能な二つの歯車M5、M6とが装着され、カウンタ軸には、歯車M1、M2、M3、M4に噛合するとともに、カウンタ軸に対して軸方向移動が不能で相対回転が可能な従動歯車C1、C2、C3、C4と、歯車M5、M6に噛合するとともに、カウンタ軸に対して軸方向移動が可能で相対回転が不能な従動歯車C5、C6とが装着され、C1とC5との間、C4とC5との間、C3とC6との間、C2とC6との間、M4とM5との間、及び、M3とM6との間、にそれぞれドグクラッチを備え、伝達する回転駆動力が比較的小さいC4とC5との間、C3とC6との間、M4とM5との間、及び、M3とM6との間のドグクラッチは、係合凸部に肉抜き凹部が形成された請求項1に記載の構成を有し、伝達する回転駆動力が比較的大きいC1とC5との間、及び、C2とC6との間のドグクラッチは、係合凸部に肉抜き凹部を有しないことを特徴する。
請求項1に記載のドグクラッチによれば、係合凸部と係合凹部が、軸方向から見て、内周側の幅より外周側の幅の方が長い略台形状に形成され、係合凸部に、係合凸部の突出端面と外周面とに開口する肉抜き凹部が形成されるため、係合凸部の剛性を十分に確保しつつ、ドグクラッチの軽量化を図ることができる。また、係合凸部の外周側に肉抜き凹部を形成するので、慣性マスを低減することができる。また、肉抜き凹部の開放面を、係合凸部の突出端面と外周面の2面に設けるので、肉抜き凹部の加工が容易になり、ドグクラッチの生産性を向上することができる。また、係合凸部の突出端面からの肉抜き凹部の深さが、係合凸部のフランジ部からの突出高さよりも小さく設定されるため、係合凸部の強度及び剛性を十分に確保することができる。
請求項2に記載のドグクラッチによれば、フランジ部の軸方向の肉厚が、内周側から外周側に行くほど大きくなるように傾斜面が形成されるため、係合凸部の基端部の強度及び剛性を十分に確保することができる。
請求項3に記載の変速機は、伝達する回転駆動力が比較的小さい箇所のドグクラッチを係合凸部に肉抜き凹部が形成された請求項1に記載の構成としているため、軽量化を図ることができる。
以下、本発明に係るドグクラッチの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態のドグクラッチDC1〜DC6が搭載される変速機TMについて説明する。この変速機TMは、図1に示すように、クランクケース1に玉軸受4a,4bを介して回転可能に支持されるメイン軸2と、メイン軸2と平行に配置され、クランクケース1に玉軸受4c,4dを介して回転可能に支持されるカウンタ軸3と、メイン軸2とカウンタ軸3との間に配設され、メイン軸2の回転駆動力をカウンタ軸3に伝達する第1速〜第6速用歯車列G1〜G6と、を備える。
第1速用歯車列G1は、メイン軸2に一体に設けられる第1速用駆動歯車M1と、カウンタ軸3に軸方向移動不能且つ相対回転可能に支承されて第1速用駆動歯車M1に噛合する第1速用従動歯車C1と、を有する。
第2速用歯車列G2は、メイン軸2に軸方向移動不能且つ相対回転不能に支承される第2速用駆動歯車M2と、カウンタ軸3に軸方向移動不能且つ相対回転可能に支承されて第2速用駆動歯車M2に噛合する第2速用従動歯車C2と、を有する。
第3速用歯車列G3は、メイン軸2に軸方向移動可能且つ相対回転不能に支承される第3速用駆動歯車M3と、カウンタ軸3に軸方向移動不能且つ相対回転可能に支承されて第3速用駆動歯車M3に噛合する第3速用従動歯車C3と、を有する。
第4速用歯車列G4は、第3速用駆動歯車M3に一体に設けられてメイン軸2に軸方向移動可能且つ相対回転不能に支承される第4速用駆動歯車M4と、カウンタ軸3に軸方向移動不能且つ相対回転可能に支承されて第4速用駆動歯車M4に噛合する第4速用従動歯車C4と、を有する。
第5速用歯車列G5は、メイン軸2に軸方向移動不能且つ相対回転可能に支承される第5速用駆動歯車M5と、カウンタ軸3に軸方向移動可能且つ相対回転不能に支承されて第5速用駆動歯車M5に噛合する第5速用従動歯車C5と、を有する。
第6速用歯車列G6は、メイン軸2に軸方向移動不能且つ相対回転可能に支承される第6速用駆動歯車M6と、カウンタ軸3に軸方向移動可能且つ相対回転不能に支承されて第6速用駆動歯車M6に噛合する第6速用従動歯車C6と、を有する。
第1ドグクラッチDC1は、シフタギヤである第5速用従動歯車C5と第1速用従動歯車C1との間に設けられ、第5速用従動歯車C5及び第1速用従動歯車C1のフランジ部10の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部21と係合凹部22が周方向に略等間隔にそれぞれ形成される。
第2ドグクラッチDC2は、シフタギヤである第5速用従動歯車C5と第4速用従動歯車C4との間に設けられ、第5速用従動歯車C5及び第4速用従動歯車C4のフランジ部10の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部23と係合凹部24が周方向に略等間隔にそれぞれ形成される。
第3ドグクラッチDC3は、シフタギヤである第6速用従動歯車C6と第3速用従動歯車C3との間に設けられ、第6速用従動歯車C6及び第3速用従動歯車C3のフランジ部10の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部23と係合凹部24が周方向に略等間隔にそれぞれ形成される。
第4ドグクラッチDC4は、シフタギヤである第6速用従動歯車C6と第2速用従動歯車C2との間に設けられ、第6速用従動歯車C6及び第2速用従動歯車C2のフランジ部10の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部21と係合凹部22が周方向に略等間隔にそれぞれ形成される。
第5ドグクラッチDC5は、シフタギヤである第4速用駆動歯車M4と第5速用駆動歯車M5との間に設けられ、第4速用駆動歯車M4及び第5速用駆動歯車M5のフランジ部10の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部23と係合凹部24が周方向に略等間隔にそれぞれ形成される。
第6ドグクラッチDC6は、シフタギヤである第3速用駆動歯車M3と第6速用駆動歯車M6との間に設けられ、第3速用駆動歯車M3及び第6速用駆動歯車M6のフランジ部10の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部23と係合凹部24が周方向に略等間隔にそれぞれ形成される。
また、シフタギヤである第5速用従動歯車C5、第6速用従動歯車C6、及び一体形成される第3,第4速用駆動歯車M3,M4は、第1〜第3シフトフォーク5a〜5cで回動可能に保持されており、これら第1〜第3シフトフォーク5a〜5cがシフトドラム6により軸方向に駆動されることによって、軸方向にスライド移動される。そして、例えば、第5速用従動歯車C5の場合は、第1シフトフォーク5aにより軸方向にスライド移動されて、第5速用従動歯車C5の係合凸部21と第1速用従動歯車C1の係合凹部22が係合する状態、第5速用従動歯車C5の係合凸部23と第4速用従動歯車C4の係合凹部24が係合する状態、及び第5速用従動歯車C5の係合凸部21,23がいずれにも係合しない中立状態の切り換えが可能となる。
以下、第1,第2ドグクラッチDC1,DC2のシフタギヤである第5速用従動歯車C5を一例に挙げて説明すると、第5速用従動歯車C5は、図2に示すように、フランジ部10と、フランジ部10の外周部に形成されるギヤ歯11と、フランジ部10の外周部に形成され、第1シフトフォーク5aが係合する凹部12と、フランジ部10の内周部に形成されるスプライン13と、を備える。また、フランジ部10の一端面(図2の右端面)には、ドグクラッチDC1を構成し、第1速用従動歯車C1の係合凹部22と係合する係合凸部21が形成される。また、フランジ部10の他端面(図2の左端面)には、ドグクラッチDC2を構成し、第4速用従動歯車C4の係合凹部24と係合する係合凸部23が形成される。
また、係合凸部21及び係合凸部23は、軸方向から見て、内周側の幅B1より外周側の幅B2の方が長い略台形状に形成され、円周方向に略等間隔(72°間隔)に5個形成される。
そして、本実施形態では、図3及び図4に示すように、係合凸部23に、係合凸部23の突出端面23aと外周面23bとに開口する肉抜き凹部14が形成される。また、軸方向から見て、係合凸部23の外周輪郭と肉抜き凹部14の内周輪郭は、略相似形をなしている。
また、本実施形態では、係合凸部23の係合凹部24と回転方向に係合する係合面23cの基端部と、係合面23cの基端部に連続するフランジ部10の表面との境界には、応力集中を緩和するためのアール部(R部)15が形成される。このアール部15の曲率半径は、内周側から外周側に行くほど小さく設定される。また、係合凸部23の内周面23dの基端部とフランジ部10の表面との境界にはアール部16が形成される。
また、本実施形態では、フランジ部10の肉厚は、内周側から外周側に行くほど大きくなるように設定されており、この内周側から外周側に向かって変化する肉厚により傾斜面10aが形成される。即ち、図3に示すように、フランジ部10の内周側の肉厚t1より外周側の肉厚t2の方が大きく設定される。
また、本実施形態では、図4に示すように、係合凸部23の突出端面23aからの肉抜き凹部14の深さH1が、係合凸部23のフランジ部10からの突出高さH2よりも小さく設定される。また、肉抜き凹部14の内側の境界にも、適宜な曲率半径のアール部17が形成される。
また、本実施形態では、上記した肉抜き凹部14は、伝達する回転駆動力が比較的小さい第3〜第6速用歯車列G3〜G6を断接させる第2,第3,第5,第6ドグクラッチDC2,DC3,DC5,DC6を構成する係合凸部23に形成される。また、伝達する回転駆動力が比較的大きい第1,第2速用歯車列G1,G2を断接させる第1,第4ドグクラッチDC1,DC4を構成する係合凸部21には形成されない。
さらに、本実施形態では、上記した内周側から外周側に行くほど曲率半径が小さく設定されるアール部15、アール部16、及び内周側から外周側に行くほど肉厚が大きく設定されるフランジ部10は、全てのドグクラッチDC1〜DC6のシフタギヤである第5速用従動歯車C5、第6速用従動歯車C6、第3速用駆動歯車M3、及び第4速用駆動歯車M4に適用される。
以上説明したように、本実施形態のドグクラッチDC1〜DC6によれば、係合凸部23と係合凹部24が、軸方向から見て、内周側の幅B1より外周側の幅B2の方が長い略台形状に形成され、係合凸部23に、係合凸部23の突出端面23aと外周面23bとに開口する肉抜き凹部14が形成されるため、係合凸部23の剛性を十分に確保しつつ、軽量化を図ることができる。また、係合凸部23の外周側に肉抜き凹部14を形成するので、慣性マスを低減することができる。また、肉抜き凹部14の開放面を、係合凸部23の突出端面23aと外周面23bの2面に設けるので、肉抜き凹部14の加工が容易になり、生産性を向上することができる。
また、本実施形態のドグクラッチDC1〜DC6によれば、フランジ部10の軸方向の肉厚が、内周側から外周側に行くほど大きくなるように傾斜面10aが形成されるため、係合凸部23の基端部の強度及び剛性を十分に確保することができる。なお、係合凸部23の基端部と、基端部に連続するフランジ部10の表面との境界にアール部15,16が設けられ、係合凹部24と回転方向に係合する係合面23c側のアール部15の曲率半径が、内周側から外周側に行くほど小さく設定されるため、係合凸部23の基端部と内周側から外周側に行くほど肉厚が大きくなるフランジ部10の表面とが滑らかに連続するので、係合凸部23の基端部の強度及び剛性を向上することができる。
また、本実施形態のドグクラッチDC1〜DC6によれば、係合凸部23の突出端面23aからの肉抜き凹部14の深さH1が、係合凸部23のフランジ部10からの突出高さH2よりも小さく設定されるため、係合凸部23の強度及び剛性を十分に確保することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、係合凸部及び係合凹部が5個のドグクラッチに本発明を適用した場合を例示したが、係合凸部及び係合凹部の個数に限定はない。
本発明に係るドグクラッチの一実施形態が搭載された変速機を説明するための断面図である。 図1に示す第5速用従動歯車を説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 ドグクラッチの係合凸部を内周側から見た拡大斜視図である。 ドグクラッチの係合凸部を外周側から見た側面図である。
符号の説明
DC1 第1ドグクラッチ
DC2 第2ドグクラッチ
C1 第1速用従動歯車(回転部材)
C4 第4速用従動歯車(回転部材)
C5 第5速用従動歯車(シフタギヤ、回転部材)
10 フランジ部
10a 傾斜面
11 ギヤ歯
12 凹部
13 スプライン
14 肉抜き凹部
21 係合凸部
22 係合凹部
23 係合凸部
23a 突出端面
23b 外周面
23c 係合面
23d 内周面
24 係合凹部
B1 係合凸部の内周側の幅
B2 係合凸部の外周側の幅
H1 肉抜き凹部の深さ
H2 係合凸部の突出高さ

Claims (3)

  1. 同一軸線上に隣接して設けられる2つの回転部材のフランジ部の対向端面の一方と他方に、互いに係合可能な複数の係合凸部と係合凹部を周方向に略等間隔にそれぞれ設け、
    前記2つの回転部材の軸方向の相対移動により前記係合凸部と前記係合凹部を係脱させて、前記2つの回転部材間での回転駆動力の伝達を断接するドグクラッチにおいて、
    前記係合凸部と前記係合凹部が、軸方向から見て、内周側の幅より外周側の幅の方が長い略台形状に形成され、
    前記係合凸部には、前記係合凸部の突出端面と外周面とに開口する肉抜き凹部が形成され
    軸方向から見て、前記肉抜き凹部の内周輪郭が、前記係合凸部の突出端面の外周輪郭と略相似形をなし、
    前記突出端面からの前記肉抜き凹部の深さが、外周面に近付くほど増加し、外周面の側から見て、前記肉抜き凹部の内側の境界には、アール部が形成されており、
    前記肉抜き凹部の前記突出端面からの最大深さが、前記係合凸部の前記フランジ部からの突出高さよりも小さく設定されていることを特徴とするドグクラッチ。
  2. 前記フランジ部の軸方向の肉厚が、内周側から外周側に行くほど大きくなるように傾斜面が形成されることを特徴とする請求項1に記載のドグクラッチ。
  3. メイン軸の回転駆動力をカウンタ軸に伝達する歯車列を備えた変速機であって、
    前記メイン軸には、前記メイン軸に対して軸方向移動及び相対回転が不能な二つの歯車M1、M2と、前記メイン軸に対して軸方向移動が可能で相対回転が不能な二つの歯車M3、M4と、前記メイン軸に対して軸方向移動が不能で相対回転が可能な二つの歯車M5、M6とが装着され、前記カウンタ軸には、前記歯車M1、M2、M3、M4に噛合するとともに、前記カウンタ軸に対して軸方向移動が不能で相対回転が可能な従動歯車C1、C2、C3、C4と、前記歯車M5、M6に噛合するとともに、前記カウンタ軸に対して軸方向移動が可能で相対回転が不能な従動歯車C5、C6とが装着され、前記C1と前記C5との間、前記C4と前記C5との間、前記C3と前記C6との間、前記C2と前記C6との間、前記M4と前記M5との間、及び、前記M3と前記M6との間、にそれぞれドグクラッチを備え、
    伝達する回転駆動力が比較的小さい前記C4と前記C5との間、前記C3と前記C6との間、前記M4と前記M5との間、及び、前記M3と前記M6との間のドグクラッチは、係合凸部に肉抜き凹部が形成された請求項1に記載の構成を有し、
    伝達する回転駆動力が比較的大きい前記C1と前記C5との間、及び、前記C2と前記C6との間のドグクラッチは、前記係合凸部に肉抜き凹部を有しないことを特徴する変速機。
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