JP5248407B2 - 生産計画作成方法及び生産計画作成プログラム、並びに生産計画作成装置 - Google Patents
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Description
・限界利益または生産量(もしくはその両方)を最大化するような生産計画を立案する。
・納期遅れ量または先行生産量(製品在庫量)を最小化するような生産計画を立案する。
・最適な生産計画を高速に立案する。
1)各品種の重要情報、各注文の通過工程情報の対応情報、発生コスト情報、原料・売値に関する情報等の基本的な情報を設定する。
2)複数の期にまたがって生産を行う場合には、各品種に対応する通過工程の製造リードタイムに基づき、期毎に設備負荷配分比率の計算を行う。
3)通過工程毎に、負荷コスト(月別の設備負荷原単位、限界利益)を計算する。
4)線形計画法による最適な製品製造構成を計算する。この時に、評価指標には、総限界利益の最大化、総生産量の最大化、総限界利益と総生産量の最大化、の3つを考える。
以上のステップで負荷コストを計算するにより、予め設定された評価指標に基づき、各品種の製造時期別の生産量と各品種の生産に用いる代替工程ルートや代替設備を最適に決定できる。加えて、線形計画法を利用することにより、高速に最適な生産計画を立案することができる。
1)各品種に対する要求量の最大〜最少の範囲を決定し、立案される生産計画における、各品種の生産量はその範囲に入っている必要があるため、ある時期の総最小生産量が、工場の設備能力を超えている場合(即ち、設備負荷の変動が生じた場合)には、対応できない。
2)実際の工場では頻繁に発生する、注文量が将来増加すると予想される場合に、“先行生産を行い対応する”といった例外的な対応や、要求量が工場の能力を超えていた場合(即ち、需要予想の変動)に、“納期を調整することによって対応する”といった例外的な対応を可能な限り少なくしたいが、対応することは許す、といった状況を考慮できない。
・各製品の生産量の上下限値を期毎に変更することにより、需要変動に対して最適な製品製造構成を決定することができる。
・工程間リードタイムに基づいて算出した設備負荷配分比率を考慮することにより、製造ルートによる製造リードタイムの違いから生じる時期的な設備の負荷変動に対して、設備能力の範囲内で最適な製品製造構成を決定することができる。
・1つの製品に対して複数の製造ルートが設定されている場合にも、各ルートを予め設定することにより、予め設定した評価指標を最大化するように、各製品の製造ルートごとの生産量を期毎に決定することができる。
・ある製品について、利益は少ないものの、戦略的にシェアを確保したい場合には、生産量下限値を大きく設定することにより、その製品を一定値以上生産し、余力において、残りの製品の生産量を最適化することができる。
・生産量上限値を設定することにより、利益が大きいからといって、販売又は保管が不可能な量を生産することを防ぎ、他の製品を含めた上で、生産量を最適化することができる。
・生産量上限値と生産量下限値を同じ値にすることにより、必ず、一定量生産する必要がある製品を生産した上で、残りの製品の生産量を最適化することができる。
また、生産未達量に関する評価指標を用いることにより、その期に生産しなければならない生産量に対して未達な未達量を最小化するように、期毎の各製品の生産量が通過工程ルート毎に決定される。これにより、ある期の生産量下限値が設備能力的に不可能な量であっても、未達量を最小化し、最適な生産量を決定することができる。
また、先行生産量に関する評価指標を用いることにより、その期に生産しなければならない生産量に対して超過して生産し、製品在庫として保管する量を最小化するように、期毎の各製品の生産量が通過工程ルート毎に決定される。これにより、ある期の生産量下限値が設備能力的に不可能な量であっても、先行生産を許した上で、最適な生産量を決定することができる。
尚、「設備能力」とは、各設備が正味生産に利用できる時間のことを意味する。「処理能力」とは、各工程における製品または中間製品を処理する能力を意味し、例えば、所定の時間内に処理できる重量などを表す。「総負荷」とは、各設備において実際に処理にかかる期毎の負荷の合計を意味し、必要な処理時間の合計などで表す。「計画期間」とは、生産計画の対象とする期間のことを意味する。
また、評価指標に生産量を用いることにより、生産量が最大になるように、期毎の各製品の生産量が通過工程ルート毎に決定される。これにより、例えば1つの製品に、複数の通過工程ルートが設定されている場合にも、設備能力を勘案した上で、最も生産量が大きくなるような、通過工程ルートを選択することが可能になる。
・「設備能力」に基づいて、設備M01では、通過工程ルート番号が1の製品A01を1時間あたり2トン処理できる。
・「変動費」に基づいて、設備M01では、通過工程ルート番号が1の製品A01を1時間処理するのに変動費が2千円かかることがわかる。
・「工程歩留り」に基づいて、設備M01では、通過工程ルート番号が1の製品A01を8トン完成させるには、10トンの入力が必要である(差の2トンは、例えば不良部分として廃棄する量)ことがわかる。
・「工程間リードタイム」に基づいて、通過工程ルート番号が1の第1工程(工程番号1、設備コードM01)と第2工程(工程番号2、設備コードM05)の間は、リードタイムとして2日を要することがわかる。
尚、最終工程に設定された工程間リードタイムは、最終工程を完了してから出荷までのリードタイムである。尚、全ての通過工程ルート番号において工程数を3つとしているが、それに限らず、様々な工程設計が可能である。
T−2月への設備負荷配分比率(r1,T−2)
r1,T−2={L1+L2+L3−DT−1}/DT
T−1月への設備負荷配分比率(r1,T−1)
r1,T−1={DT−(L1+L2+L3−DT−1)}/DT
1)月別の設備負荷原単位(hr/製品ton)
2)限界利益率(千円/製品ton)
を計算する。1)2)のそれぞれの計算方法を以下に示す。
T月での製品1トンあたりの生産に要する工程kでのT’月(T’≦T)の負荷のことであり、通過工程ルート毎に以下を計算する。
T月生産に対する工程kでのT’月の設備負荷原単位(hr/製品ton)
=T月の生産に対する工程kでのT’月の設備負荷配分比率
×製品1トンあたりの生産に要する工程kでの負荷(hr/製品ton)
表6に、本実施形態における月別の設備負荷原単位の計算結果を示す。尚、本実施形態の場合、製品1トンあたりの生産に要する工程kでの負荷(hr/製品ton)は、工程kでの重量(即ち、工程歩留りから計算される製品1トンあたりの生産に要する原料重量)÷工程kの設備能力として計算する。また、本実施形態において、各通過工程ルートでは、工程間リードタイムの和が1ヶ月よりも短いので、T月生産に対するT’月の設備負荷原単位は、T月とT−1月だけとなる。
製品1トン当たりの販売により得られる利益のことで、通過工程ルート毎に以下を計算する。
限界利益率(千円/製品ton)
=売値(千円/製品ton)
−原料費単価(千円/原料ton)×製品1トンあたりの生産に要する原料(ton/製品ton)
−製品1トン当りの生産に要する各工程での発生費用の和(千円/製品ton)
表7に、本実施形態における限界利益率の計算結果を示す。尚、表7の実施形態では、発生変動費単価(千円/製品ton)は、上式の「製品1トンあたりの生産に要する各工程での発生費用」に相当し、工程kでの重量(即ち、工程歩留りから計算される製品1トンあたりの生産に要する原料重量)÷工程kの設備能力×各工程の変動費として計算したものである。また、表7において、変動費とあるのは、通過工程ルートにおける各工程の発生費用原単位の和である。更に、表7において、原料費とあるのは、表1に示す製品情報の原料費(原料費単位)に工程kでの重量(即ち、工程歩留りから計算される製品1トンあたりの生産に要する原料重量)をかけた値である。
1)各製品の各期において、生産量下限値を出荷しなければならない。
2)各製品は、各期までの総生産量(即ち、各期までの生産量上限値の合計)を超えて出荷できない。
3)各製品の各期において、出荷量は生産量上限値を超えることはできない。
4)計画期間全体で、生産量の総和は、生産量上限値の総和を超えない。
1)各製品の月別の合計生産量は、表1〜3で示す製品情報で定義された最小・最大生産量の範囲内で決定されている。尚、製品コードA01では、各月に最小生産量を設定していることにより、「直接的な利益は少ないが、生産を行う」という意図が反映させていることが分かる。
2)製品コードA03,A04は、1,2月の最大生産量が0であり、6月の最大生産量が1000であり、徐々に大きく設定されている。これにより、「利益率の高い製品の将来の需要拡大に備えて、先行生産を行う」という意図が反映されていることが分かる。加えて、計画期間の中旬から後半にかけては、利益率の高い製品コードA03,A04の生産のための設備を確保するために、製品コードA01は、計画期間の前半に先行生産を行っているなど、融通の利いた生産計画が立案されていることが分かる。
いずれの月においても、3台以上の設備の実働率が最大である。3〜6月は1台以上の設備に余裕があるが、いずれの製品においても、生産には異なる3つの設備が必要となるため、他の製品の生産量は減らさずに、生産量を増やすことはできない。つまり、問題設定として、生産を行えば、利益が上がる(評価指標の評価値が良くなる)ため、工場としての設備能力の限界まで生産を行っていることがわかる。
尚、以下で説明する本実施形態に係る生産計画方法の処理は、計算機においても同様に、生産計画プログラムとしてCPUにより読み出して実行することができる。また、この生産計画プログラムは、CD−ROMやDVDなどのリムーバブルな記憶媒体に記録しておくことにより、様々な計算機の記憶装置にインストールすることが可能である。
尚、上述した生産計画作成装置1の期情報記億部B1、製造ルート情報記憶部B3、発生コスト情報記憶部B4、評価指標設定部B8、原料・売値情報記憶部B9、生産量情報記憶部B10、設備情報記憶部B11で記憶される情報が基本情報であり、本ステップの詳細については、それらの記載内容と同様であり、その説明を省略する。
尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1の設備負荷配分比率計算部B2の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1の負荷・コスト情報変換部B5の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1の最適製品製造構成計算部B6の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
尚、本ステップの詳細については、上述した生産計画作成装置1の結果出力部B7の記載内容と同様であり、その説明を省略する。
B1 期情報記憶部
B2 設備負荷配分比率計算部
B3 製造ルート情報記憶部
B4 発生コスト情報記憶部
B6 最適製品製造構成計算部
B9 原料・売値情報記憶部
B10 生産量情報記憶部
B11 設備情報記憶部
S1 期情報記憶ステップ、製造ルート情報記憶ステップ、発生コスト情報記憶ステップ、原料・売値情報記憶ステップ、生産量情報記憶ステップ、設備情報記憶ステップ
S2 設備負荷配分比率計算ステップ
S4 最適製品製造構成計算ステップ
Claims (9)
- 演算部と、記憶部と、入力部と、出力部とを有する計算機において、
演算部により実行される処理が、
評価指標に基づいて最適製品製造構成を計算する単位である期を記憶する期情報設定ステップと、
製品毎に、製品を製造するための複数の工程について処理可能な設備を割り当てた1以上の製造ルートを通過工程ルートとして登録するとともに、前記通過工程ルート毎に、各工程の処理能力と各工程の工程間リードタイムを登録する製造ルート情報記憶ステップと、
前記各設備の前記期毎に、設備能力を登録する設備情報記憶ステップと、
前記各製品の前記期毎に、要求される生産量の範囲として、生産量下限値と生産量上限値とを登録する生産量情報記憶ステップと、
前記通過工程ルート毎に、前記工程間リードタイムに基づいて所定の期での生産に対する各工程での前記所定の期以前の前記期毎の設備負荷配分比率を算出する設備負荷配分比率算出ステップと、
前記処理能力と前記設備負荷配分比率により求めた前記各設備の前記期毎の総負荷が前記設備能力を超えないという設備能力制約と、前記各製品の前記期毎の生産量の合計が前記生産量下限値以上前記生産量上限値以内の範囲内であることを満たすという生産量の上下限範囲制約を満たしつつ、予め設定した評価指標が最大となる前記各通過工程ルートの各期の生産量を算出する最適製品製造構成計算ステップと、
を備え、
前記生産量の上下限範囲制約のうちの生産量下限値制約を緩和して、各製品の各期においてMIN(生産量−生産量下限値,0)から計算される値の総和である生産未達量に関する評価指標、及び、
前記生産量の上下限範囲制約を緩和して、各製品の各期における生産量に加えて出荷量を最適製品製造構成の計算の基準とし、各製品の各期において出荷量が生産量下限値以上でなければならない制約と、各製品は各期までの生産量上限値の合計である総生産量を超えて生産できない制約と、各製品の各期における出荷量は生産量上限値を超えることができない制約と、計画期間全体で生産量の総和は生産量上限値の総和を超えないという制約とを満たしつつ、各製品の各期において(出荷量−生産量)から計算される値の総和である先行生産量に関する評価指標
の少なくとも1つを評価指標として設定することを特徴とする生産計画作成方法。 - 前記製品毎に、原料費と売値を登録する原料・売値登録ステップと、
前記通過工程ルート毎に、各工程で発生する発生コストを登録する発生コスト登録ステップと、を更に備え、
(売値−原料費−発生コスト)から計算される値の総和である総限界利益に関する評価指標を更に設定する、または、
全製品の生産量の総和である生産量に関する評価指標を更に設定することを特徴とする請求項1に記載の生産計画作成方法。 - 前記最適製品製造構成計算ステップは、複数の評価指標を用いる場合に予め設定した評価指標の重みを用いつつ、線形計画法により算出することを特徴とする請求項1または2に記載の生産計画作成方法。
- 評価指標に基づいて最適製品製造構成を計算する単位である期を記憶する期情報設定ステップと、
製品毎に、製品を製造するための複数の工程について処理可能な設備を割り当てた1以上の製造ルートを通過工程ルートとして登録するとともに、前記通過工程ルート毎に、各工程の処理能力と各工程の工程間リードタイムを登録する製造ルート情報記憶ステップと、
前記各設備の前記期毎に、設備能力を登録する設備情報記憶ステップと、
前記各製品の前記期毎に、要求される生産量の範囲として、生産量下限値と生産量上限値とを登録する生産量情報記憶ステップと、
前記通過工程ルート毎に、前記工程間リードタイムに基づいて所定の期での生産に対する各工程での前記所定の期以前の前記期毎の設備負荷配分比率を算出する設備負荷配分比率算出ステップと、
前記処理能力と前記設備負荷配分比率により求めた前記各設備の前記期毎の総負荷が前記設備能力を超えないという設備能力制約と、前記各製品の前記期毎の生産量の合計が前記生産量下限値以上前記生産量上限値以内の範囲内であることを満たすという生産量の上下限範囲制約を満たしつつ、予め設定した評価指標が最大となる前記各通過工程ルートの各期の生産量を算出する最適製品製造構成計算ステップと、
を備え、
前記生産量の上下限範囲制約のうちの生産量下限値制約を緩和して、各製品の各期においてMIN(生産量−生産量下限値,0)から計算される値の総和である生産未達量に関する評価指標、及び、
前記生産量の上下限範囲制約を緩和して、各製品の各期における生産量に加えて出荷量を最適製品製造構成の計算の基準とし、各製品の各期において出荷量が生産量下限値以上でなければならない制約と、各製品は各期までの生産量上限値の合計である総生産量を超えて生産できない制約と、各製品の各期における出荷量は生産量上限値を超えることができない制約と、計画期間全体で生産量の総和は生産量上限値の総和を超えないという制約とを満たしつつ、各製品の各期において(出荷量−生産量)から計算される値の総和である先行生産量に関する評価指標
の少なくとも1つを評価指標として設定して、計算機において演算部により読み出して各ステップの処理を実行させることを特徴とする生産計画作成プログラム。 - 前記製品毎に、原料費と売値を登録する原料・売値登録ステップと、
前記通過工程ルート毎に、各工程で発生する発生コストを登録する発生コスト登録ステップと、を更に備え、
(売値−原料費−発生コスト)から計算される値の総和である総限界利益に関する評価指標を更に設定する、または、
全製品の生産量の総和である生産量に関する評価指標を更に設定することを特徴とする請求項4に記載の生産計画作成プログラム。 - 前記最適製品製造構成計算ステップは、複数の評価指標を用いる場合に予め設定した評価指標の重みを用いつつ、線形計画法により算出することを特徴とする請求項4または5に記載の生産計画作成プログラム。
- 演算部と記憶部と入力部と出力部とを有する計算機において、生産計画の作成を行う生産計画作成装置であって、
前記演算部は、
評価指標に基づいて最適製品製造構成を計算する単位である期を記憶する期情報設定部と、
製品毎に、製品を製造するための複数の工程について処理可能な設備を割り当てた1以上の製造ルートを通過工程ルートとして登録するとともに、前記通過工程ルート毎に、各工程の処理能力と各工程の工程間リードタイムを登録する製造ルート情報記憶部と、
前記各設備の前記期毎に、設備能力を登録する設備情報記憶部と、
前記各製品の前記期毎に、要求される生産量の範囲として、生産量下限値と生産量上限値とを登録する生産量情報記憶部と、
前記通過工程ルート毎に、前記工程間リードタイムに基づいて所定の期での生産に対する各工程での前記所定の期以前の前記期毎の設備負荷配分比率を算出する設備負荷配分比率算出部と、
前記処理能力と前記設備負荷配分比率により求めた前記各設備の前記期毎の総負荷が前記設備能力を超えないという設備能力制約と、前記各製品の前記期毎の生産量の合計が前記生産量下限値以上前記生産量上限値以内の範囲内であることを満たすという生産量の上下限範囲制約を満たしつつ、予め設定した評価指標が最大となる前記各通過工程ルートの各期の生産量を算出する最適製品製造構成計算部と、
から構成され、
前記生産量の上下限範囲制約のうちの生産量下限値制約を緩和して、各製品の各期においてMIN(生産量−生産量下限値,0)から計算される値の総和である生産未達量に関する評価指標、及び、
前記生産量の上下限範囲制約を緩和して、各製品の各期における生産量に加えて出荷量を最適製品製造構成の計算の基準とし、各製品の各期において出荷量が生産量下限値以上でなければならない制約と、各製品は各期までの生産量上限値の合計である総生産量を超えて生産できない制約と、各製品の各期における出荷量は生産量上限値を超えることができない制約と、計画期間全体で生産量の総和は生産量上限値の総和を超えないという制約とを満たしつつ、各製品の各期において(出荷量−生産量)から計算される値の総和である先行生産量に関する評価指標
の少なくとも1つを評価指標として設定することを特徴とする生産計画作成装置。 - 前記演算部が、
前記製品毎に、原料費と売値を登録する原料・売値登録部と、
前記通過工程ルート毎に、各工程で発生する発生コストを登録する発生コスト登録部と、を更に備え、
(売値−原料費−発生コスト)から計算される値の総和である総限界利益に関する評価指標を更に設定する、または、
全製品の生産量の総和である生産量に関する評価指標を更に設定することを特徴とする請求項7に記載の生産計画作成装置。 - 前記最適製品製造構成計算部は、複数の評価指標を用いる場合に予め設定した評価指標の重みを用いつつ、線形計画法により算出することを特徴とする請求項7または8に記載の生産計画作成装置。
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