JP5245881B2 - 燃料電池の冷却システム - Google Patents
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Description
この発明は、イオン交換器の容器の内部に上流側のフィルタと下流側のフィルタを収容し、両フィルタの間の樹脂収容室にイオン交換樹脂を移動可能に収容し、前記樹脂収容室に容器内を流れる冷却液の流量を調節する流量調節板を設けた。そして、燃料電池の高負荷運転時に、流量調節板によりイオン交換器内を流れる冷却液の流量を抑制するようにした。このため、循環配管から熱交換器へ流れる冷却液の流量が適正となり、熱交換器で冷却された冷却液により燃料電池が適正に冷却される。
図3に示す燃料電池11の内部には図示しないが燃料極、酸化剤極及びそれらの両極間には、発電セルが多層に積層されて介在されている。前記燃料極側には、水素ガスを燃料として供給するための水素ガス供給系(図示略)が接続されている。前記酸化剤極側には、酸化剤として酸素ガスを含む空気を供給するための空気供給系(図示略)が接続されている。そして、燃料電池11内の各発電セルに供給された水素ガスと酸素ガスとが反応して発電が行われるようになっている。
図1(a)に示すように、イオン交換器18の容器本体19の上端開口部には雄ネジ部19aが形成され、蓋体20の下端開口部内周面に形成された雌ネジ部20aに前記容器本体19の雄ネジ部19aが螺合されている。前記容器本体19の下端部には上流側の前記バイパス配管17を接続するための小径のジョイント部19bが一体に形成されている。前記蓋体20の上部中央には下流側の前記バイパス配管17を接続するための小径のジョイント部20bが一体に形成されている。前記容器本体19の下端部には冷却液の流路方向に関して上流側のフィルタ21が、その外周の取付リング22により取り付けられている。前記容器本体19の上端縁と蓋体20の内周に形成された段差部20cとの間には下流側のフィルタ23の外周縁が挟着固定されている。前記容器本体19の内周面と、前記フィルタ21,23とによってイオン交換樹脂Eを収容するための樹脂収容室Rが形成されている。前記両フィルタ21,23は、イオン交換樹脂Eの粒子径よりも小さい網目により形成され、粒子状のイオン交換樹脂Eが樹脂収容室Rから外部に流出しないようになっている。前記イオン交換樹脂Eとして、マイナスのイオンを吸着するアニオンタイプのものと、プラスのイオンを吸着するカチオンタイプのものとが混在するように収容されている。
制御コントローラ(図示略)からの起動信号及び各種の制御信号により燃料電池11が起動されると、燃料電池11に供給された水素ガスと酸素ガスが反応して発電が行われる。発電された直流電流は、インバータにより交流電流に変換され、電気自動車の走行用のモータの駆動に用いられる。
上記実施形態の燃料電池の冷却システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 図4及び図5に示すように、前記容器本体19の内部に設けられた取付座25,26に対しバイメタルよりなる流量調節板31,32をボルト29によって取り付ける。前記流量調節板31,32は線膨張係数が小さい板33と、線膨張係数が大きい板34とが重ねられた状態で固定されている。前記流量調節板31,32は、前記バイパス配管17及びイオン交換器18内を流れる冷却液の温度によって、実線で示す湾曲状態又は二点鎖線で示す直線状態に変形するようにしている。そして、冷却液の温度が高くなる燃料電池11の高負荷運転時に、流量調節板31,32によって前記通路Tが狭くなり、冷却液の温度が低下する低負荷運転時に通路Tが広くなるように構成されている。
・ 図6に示すように、図4に示す前記流量調節板31,32の配置構造を上下逆にしてもよい。
・ 図8に示すように、前記容器本体19に対し回転軸41を介して流量調節板42を往復回動可能に支持する。又、容器本体19の外面に前記回転軸41及び流量調節板42を回転する正逆回転可能なモータ43を取り付ける。さらに、循環配管12に対し、該循環配管12内の冷却液の温度を検出するセンサ44を設ける。該センサ44からの検出信号によってモータ43を回転するように構成する。そして、冷却液の温度が高い燃料電池11の高負荷運転時に、センサ44からの温度の検出信号によりモータ43が起動されて、前記流量調節板42を通路Tが狭くなる鎖線で示す位置に変位させる。反対に、冷却液の温度が低い低負荷運転時に、センサ44からの温度の検出信号によりモータ43が起動されて、前記流量調節板42を通路Tが広くなる実線で示す位置に変位させるようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、図3に示すように、前記循環配管12に対し熱交換器14と並列に前記バイパス配管17及びイオン交換器18を接続した。これに代えて、前記循環配管12に対し、前記ポンプ13と並列にバイパス配管17及びイオン交換器18を接続するようにしてもよい。
Claims (5)
- 燃料電池に冷却液の循環配管を接続し、該循環配管に冷却液を循環させるポンプを接続するとともに前記循環配管内の冷却液を冷却するための熱交換器を接続し、前記循環配管にバイパス配管を接続し、該バイパス配管に前記循環配管内の冷却液に含まれる不純物イオンを吸着除去するイオン交換器を接続した燃料電池の冷却システムにおいて、
前記イオン交換器の容器に冷却液の流れる方向に関して、上流側のフィルタと下流側のフィルタを所定の間隔をおいて収容し、両フィルタの間に形成された樹脂収容室に粒状のイオン交換樹脂を移動可能に収容し、前記樹脂収容室に容器内を流れる冷却液の流量を調節する流量調節板を設け、燃料電池の高負荷運転時に、前記流量調節板により前記容器内を流れる冷却液の流量を低減するように構成したことを特徴とする燃料電池の冷却システム。 - 請求項1において、前記流量調節板は、弾性変形可能な板材によって形成され、冷却液の流量が増大すると、その冷却液の流れによって流量調節板が弾性変形されて、冷却液の通路断面積が低減されるように構成されていることを特徴とする燃料電池の冷却システム。
- 請求項1において、前記流量調節板は、容器内の冷却液の温度が高くなると、その温度によって変形されて、冷却液の通路断面積が低減されるように構成されていることを特徴とする燃料電池の冷却システム。
- 請求項1において、前記流量調節板は、循環配管内の冷却液の温度を検出するセンサからの信号によって位置の切換え制御が行われるように構成されていることを特徴とする燃料電池の冷却システム。
- 請求項1において、前記流量調節板は、循環配管内の冷却液の流量を検出するセンサからの信号によって位置の切換え制御が行われるように構成されていることを特徴とする燃料電池の冷却システム。
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