JP4938925B2 - 燃料電池用冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池を好適に冷却できる燃料電池用冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エンジンに代えて走行用モータを搭載する各種の電気自動車が開発されている。そして、この種の電気自動車の一つとして、たとえばPEMFC(Proton Exchange Membrane Fuel Cell)と略称される水素イオン交換膜型燃料電池(以下、「PEM型燃料電池」という。)を走行用モータの電源として搭載する燃料電池自動車の開発が急速に進められている。
【0003】
このPEM型燃料電池は、発電単位であるセルを多数積層した構造のスタックとして構成されている。各セルは、水素供給路を有するアノード側セパレータと酸素供給路を有するカソード側セパレータとの間にMEA( Membrane Electrode Assembly )と略称される膜・電極接合体を挟み込んだ構造を有している。そして、MEAは、水素イオン交換膜の片面にアノード側電極触媒層およびガス拡散層が順次積層され、水素イオン交換膜の他の片面にカソード側電極触媒層およびガス拡散層が順次積層されて構成されている。
【0004】
また、PEM型燃料電池などの燃料電池を搭載する燃料電池自動車には、燃料電池を所定の適温範囲に維持するための冷却装置が設けられている。この冷却装置のうち、燃料電池の液絡を防止するために、本出願人が先の特願2000−155619号において記載したものがある。この冷却装置の概略構成を図6に示す。この冷却装置50は、燃料電池FCに冷却液を循環供給して燃料電池FCを冷却する1次冷却系における1次循環流路51と、1次冷却系との間で熱交換可能な2次冷却系における2次冷却液が循環する2次循環流路52を備えている。
【0005】
1次循環流路51は、絶縁性の1次冷却液を1次循環流路51内に通流させる1次循環ポンプ53、たとえばサーモスタットからなる温調器54、および1次冷却液に含まれる金属イオンなどの各種イオンを除去するイオン交換器55を備えている。また、2次循環流路52は、2次冷却液を2次循環流路52内に通流させる2次循環ポンプ56および2次冷却液を冷却するためのラジエータ57を備えている。さらには、1次循環流路51と2次循環流路52が通過する熱交換器58が設けられており、この熱交換器58において2次冷却液によって1次冷却液を冷却する。
【0006】
この冷却装置50では、燃料電池FCの電極に直接1次冷却液を供給して冷却する構造をとっている。このため、1次冷却液中に金属イオンなどの各種イオンが存在していると、そのイオンの存在によって著しく導電率が高められ、電気的絶縁性を悪化させる原因となる。このような電気的絶縁性の悪化を防ぐために、冷却装置50では、1次循環流路51にイオン交換器55を設けて、1次冷却液中に存在する各種イオンを除去している。ところが、イオン交換器55の通水抵抗が大きいことから、1次冷却液全体をイオン交換器55に通水することができない。そこで、イオン交換器55を燃料電池FCと並列に配設して、1次冷却液のうちの一部をイオン交換器55に通水するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の冷却装置50において、1次冷却液中の導電率を管理するためには、イオン交換器55にある一定量以上の1次冷却液が流れている必要がある。ところが、燃料電池FCが自動車の電源として使用される場合には、自動車の走行状態などに応じて燃料電池に対する要求電力が広い範囲で変化し、この燃料電池FCに対する要求電力の変化に応じて1次冷却液の流量も変動する。具体的には、燃料電池FCに対する要求電力が増えると、その分燃料電池FCを大きく冷却しなければならないので、1次冷却液の流量を増加させていた。逆に、燃料電池FCに対する要求電力が減少すると、1次冷却液の流量を減少させていた。
【0008】
ここで、前記従来の冷却装置50では、1次冷却液の流量の増減は1次循環ポンプ53の圧力によって調整していた。また、イオン交換器55に供給される1次冷却液の量も1次循環ポンプ53の圧力に依存している。このため、燃料電池FCの要求電力が小さい場合には、1次循環ポンプ53の圧力も小さくなるので、イオン交換器55における1次冷却液の流量が少なくなる。したがって、燃料電池FCに対する要求電力が少ない場合には、イオン交換器55における1次冷却液の流量が少なすぎて、1次冷却液の導電率を適正に管理できない場合があった。この問題を解決するためには、要求電力が少ない場合であっても、イオン交換器55に充分に1次循環液を供給できる程度の量を流すようにセッティングすればよい。ところが、この方法では、燃料電池FCの要求電力が多くなったときに、1次冷却液を必要以上に流すことになり、1次循環ポンプ53を駆動するエネルギーを無駄に消費することになるものであった。
【0009】
そこで、本発明の課題は、燃料電池に対する要求電力が増減し、燃料電池に供給する1次冷却液の流量が増減した場合であっても、1次冷却液中の導電率を管理することができるようにするとともに、無駄な消費エネルギーを極力少なくする燃料電池用冷却装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明において、請求項1に係る発明は、冷却液が循環して燃料電池を冷却する冷却系に、前記冷却液を循環させると共に循環させる前記冷却液の流量を前記燃料電池の要求出力に応じて変動させる循環ポンプと、前記燃料電池から排出された前記冷却液を冷却する熱交換器と、前記冷却液中のイオンを除去するイオン交換樹脂を用いたイオン交換器と、前記イオン交換器に流入する前記冷却液の流量を一定にする流量調整手段と、を備え、前記冷却系の循環流路には、前記循環ポンプと前記熱交換器と前記燃料電池とが直列に配置され、前記循環流路には、前記流量調整手段および前記イオン交換器が前記燃料電池と並列になるように配置されている連通路が設けられ、前記連通路には、前記流量調整手段および前記イオン交換器が上流側からこの順で配置され、前記流量調整手段には、前記冷却液が流入する流入口と、前記流入口に連通する円柱状の空間部と、前記空間部内に設けられ、前記冷却液の流れ方向に移動可能であるスリーブバルブと、が設けられ、前記スリーブバルブは、円筒状の周壁部と、前記周壁部から径方向内向きに延び最上流側に配置された上流壁部と、前記上流壁部に形成され、冷却液が流入する可動オリフィスと、前記周壁部に形成された流通孔と、を備え、前記流量調整手段には、さらに、前記スリーブバルブを前記流入口の方向に付勢するスプリングと、前記流入口から流入した前記冷却液が前記可動オリフィスおよび前記流通孔をこの順に流通した後に前記イオン交換器に向かって流れるために前記空間部の内周面に開口した流出路と、前記可動オリフィスのオリフィス径よりも小さく形成され、前記スリーブバルブが最も下流側に寄り、前記流通孔と前記流出路とが遮断した場合に前記空間部内の圧力を抜くために設けられ、前記空間部と前記空間部よりも下流の前記連通路とを連通する圧ぬきオリフィスと、が設けられ、前記流入口から流入した前記冷却液の液圧と前記スプリングの付勢力とに応じて移動する前記スリーブバルブが、径方向において前記流通孔と前記流出路の前記開口とが重なる部分である開口面積を調整することにより、前記イオン交換器に流入する前記冷却液の流量を一定にすることを特徴とする燃料電池用冷却装置である。
【0011】
請求項1に係る発明においては、1次循環流路に配設されたイオン交換器における1次冷却液の流量を一定に調整する流量調整手段が設けられている。このため、燃料電池に対する要求電力が増減し、1次循環ポンプの圧力が変動した場合であっても、イオン交換器における1次冷却液の流量を好適な一定の範囲に調整することができる。このため、1次循環液の流量が少ないときに合わせて1次循環ポンプの圧力をセッティングする必要がないので、無駄な消費エネルギーを減らすことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の燃料電池用冷却装置において、前記流量調整手段および前記イオン交換器は、一体となって形成されていることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明においては、流量調整手段とイオン交換器が一体となって形成されているため、冷却装置を全体として小型化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら、具体的に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用冷却装置の構成図、図2は流量レギュレータの側断面図、図3は図1に示された燃料電池のセル構造を示す部分断面図である。
本実施形態に係る燃料電池用冷却装置M1は、図1に示すように、燃料電池FCを冷却する1次冷却液が循環する1次冷却系1と2次冷却系2を有しており、これらの1次冷却系1および2次冷却系2が熱交換器3を介して、接続されている。
【0013】
1次冷却系1には、1次循環流路11が形成されている。1次循環流路11は、1次循環流路11内で1次冷却液を循環させる1次循環ポンプ12と、たとえば3方弁を備えるサーモスタットからなり、1次冷却液の温度を調節可能な温調器13を備えている。また、1次循環流路11は、流量が一定となるように調整する流量調整手段である流量レギュレータ14および1次冷却液に含まれる金属イオンなどの各種イオンを除去するイオン交換樹脂を用いたイオン交換器15を備えている。
【0014】
1次循環流路11は、1次循環ポンプ12から熱交換器3、燃料電池FCの冷却液流路C12(図3)を通過して1次循環ポンプ12に戻る1次冷却液の循環流路を主体として構成されている。図1に示すように、1次循環流路11には、1次循環ポンプ12と熱交換器3と燃料電池FCとが直列に配置されている。
熱交換器3と1次循環ポンプ12との間の流路には温調器13が介設され、この温調器13から分岐するバイパス流路11Aが熱交換器3と並列に設けられている。温調器13は周知のサーモスタットであり、熱により膨張する部材を有している。この部材によって、バイパス流路11Aから流入する暖かい1次冷却液と第1熱交換器3から流入する冷たい1次冷却液の流路断面積を変化させて、バイパス流路11Aから流入する暖かい1次冷却液と第1熱交換器3から流入する冷たい1次冷却液の流入割合を調整する。そして、70℃前後の温度に調整された1次冷却液を排出するようにしている。
【0015】
燃料電池FCの要求出力が増えると、その分燃料電池FCを大きく冷却する必要が生じるため、1次循環ポンプ12によって多くの1次冷却液を循環させる必要が生じる。逆に、燃料電池FCの要求出力が減少すると、燃料電池FCを少し冷却すればよいので、1次循環ポンプ12で循環させる1次冷却液の量は少なくて済む。このように、1次循環ポンプ12で循環させる1次冷却液の流量は、燃料電池FCの要求出力に応じて変動する。
【0016】
また、1次循環流路11には、1次循環ポンプ12と燃料電池FCの間の流路から分岐する連通路11Bがバイパス流路11Aと並列に設けられている。連通路11Bには、流量レギュレータ14およびイオン交換器15が上流側からこの順で介設されている。このため、流量レギュレータ14およびイオン交換器15は、燃料電池FCと並列になるように配置されている。
流量レギュレータ14には、図2に示すように、連通路11Bと連通する流入口14Aが形成されている。流入口14Aは、空間部14Bに連通しており、空間部14Bには1次冷却液の流れ方向に移動可能なスリーブバルブ14Cが設けられている。スリーブバルブ14Cの最上流位置には、可動オリフィス14Dが形成されている。また、スリーブバルブ14Cの内側には凹部が形成されており、この凹部にスプリング14Eが配設されている。スリーブバルブ14Cは、このスプリング14Eによって流入口14Aの方向に付勢されている。
【0017】
さらに、スリーブバルブ14Cの側面部には流通孔14F,14Fが形成されておりスリーブバルブ14Cがもっとも流入口14A側によったときに、流出路14G,14Gと連通するように配置されている。この流出路14G,14Gは、下流側の連通路11Bと連通している。したがって、流入口14Aから流入した1次冷却液は、可動オリフィス14Dおよび流通孔14F,14Fをこの順に流通した後に、流出路14G,14Gをイオン交換器15に向かって流れる。
また、空間部14Bの最下流部位には、圧ぬきオリフィス14Hが形成されており、流出口14Iと連通している。この流出口14Iも連通路11Bと連通している。そして、熱交換器3(図1)から排出された1次冷却液が流入口11Aを経て空間部14Bに流入する。このとき、可動オリフィス14Dは、前後の差圧が一定、すなわち流量が一定となるようにスリーブバルブ14Cを移動させて流通孔14F,14Fが流路14G,14Gに通じる開口部の開口面積を自動調整する。具体的に1次冷却液の液圧が小さく、スプリング14Eの付勢力の方が大きい場合には、スリーブバルブ14Cは上流側に位置し、流通孔14F,14Fと流出路14G,14Gの間の開口面積が大きくなって両者が連通している。したがって、流通孔14F,14Fを介して比較的大量の1次冷却液が通流する。これに対して、1次冷却液の液圧が大きく、スプリング14Eの付勢力の方が小さい場合には、スリーブバルブ14Cが下流側に移動する。スリーブバルブ14Cの下流側への移動に伴い、流通孔14F,14Fと流出路14G,14Gの間の開口面積が小さくなる。すなわち、流入口14Aから流入した1次冷却液の液圧とスプリング14Eの付勢力とに応じて移動するスリーブバルブ14Cが、流通孔14F,14Fと流出路14G,14Gの間の開口面積を調整する。
このように、1次冷却液の液圧の変動に伴い、流通孔14F,14Fと流出路14G,14Gの間の開口面積が変動するので、連通路11Bを通流する1次冷却液の流量を一定に保つことができるようになっている。
【0018】
また、圧ぬきオリフィス14Hは、スリーブバルブ14Cがもっとも下流側によって、流通孔14F、14Fと流出路14G,14Gが完全に遮断されたときに、空間部14Bに過剰な液圧がかかって流量レギュレータ14が破損しないようにするために形成されている。したがって、圧ぬきオリフィス14Hのオリフィス径は、可動オリフィス14Dのオリフィス径よりも相当小さくなるように形成されている。
【0019】
かくして形成された流量レギュレータ14では、熱交換器3から排出された1次冷却液のうち、連通路11Bに供給される1次冷却液の流量、換言すれば下流側におけるイオン交換器15における1次冷却液の流量が所定の量となるように調整している。
【0020】
イオン交換器15は、図示しないイオン交換樹脂を備えており、1次循環流路11中に溶出して1次冷却液中に含まれる金属イオンなどの各種イオンをイオン交換樹脂で吸着することにより、1次冷却液中の各種イオンを除去する。
【0021】
バイパス流路11Aおよび連通路11Bを含む1次循環流路11は、熱交換器3とともに図示しない燃料電池ボックス内に収容されている。熱交換器3は燃料電池FCの近傍に配置されており、これに伴ない、1次循環流路11は管路長が短縮化されている。そして、この短縮化された1次循環流路11は、燃料電池FCの液絡現象を防止するため、イオンの溶出し難い適宜の材料、たとえばステンレス鋼管、合成樹脂管などの絶縁材料により構成されている。なお、液絡現象を防止する上で、1次冷却液としては、絶縁冷媒が用いられる。この絶縁冷媒としては導電率が低く維持された純水または純水とエチレングリコール系の液の混合液を使用することが好ましいが、絶縁油を使用することもできる。
【0022】
一方、2次冷却系2には2次循環流路21が形成されている。2次循環流路21には、2次冷却液を2次循環流路21内に循環させる2次循環ポンプ22と、2次冷却液を空冷するラジエータ23が設けられている。
【0023】
2次循環流路21は、2次冷却液が2次循環ポンプ22から熱交換器3およびラジエータ23を通過して2次循環ポンプ22に戻るように構成されている。また、ラジエータ23は、図示しない電動冷却ファンを備える空冷式の放熱器である。さらに、2次循環流路21は、1次循環流路11と同様、燃料電池FCの液絡現象を防止するために、イオンの溶出し難い適宜の材料、たとえばステンレス鋼管、合成樹脂管などの絶縁材料により構成されている。2次冷却液としては、1次冷却液と同様、液絡現象を防止するために、前記純水や純水とエチレングリコール系の液の混合液などの絶縁冷媒が用いられる。また、2次冷却系2では、1次冷却系1を冷却するとともに、燃料電池FCが搭載される燃料電池自動車における他の部材、たとえば走行用モータ、過給機の駆動モータ、駆動ユニット、および制御装置などを含む発熱源をも2次冷却液を循環させて冷却している。これらを冷却した2次冷却液は、ラジエータ23によって冷却される。
【0024】
なお、ここで、1次冷却系1における1次冷却液の温度は、燃料電池FCを75〜85℃という適温範囲に制御するために、温調器13によっておよそ70℃程度になるように調整される。一方、2次冷却系2における2次冷却液の温度は、熱交換器3の入口側で65℃程度に、その出口側で75℃程度に維持され、ラジエータ23の入口側で75℃程度の、その出口側で65℃程度に維持される。また、この2次冷却液の温度は、熱交換器3の入口側で65℃程度に、その出口側で60℃程度に維持される。
【0025】
また、燃料電池FCは、発電単位であるセルが多数積層された構造のPEM型燃料電池であり、たとえば75〜85℃程度の温度環境において、最も安定した出力状態が得られる。ここで、図3に示すように、燃料電池FCを構成する各セルCは、酸素供給路C1を内面側に有するカソード側セパレータC2と、水素供給路C3を内面側に有するアノード側セパレータC4との間に、シールC5を有する膜・電極接合体(MEA)C6を挟み込んだ構造を備えている。この膜・電極接合体C6は、水素イオン交換膜C7の片面にカソード側電極触媒層C8およびガス拡散層C9が順次積層され、水素イオン交換膜C7の他の片面にアノード側電極触媒層C10およびガス拡散層C11が順次積層されて構成されている。そして、アノード側セパレータC4の外面側には、冷却液流路C12が形成されている。
【0026】
以上のように構成された本実施形態に係る燃料電池用冷却装置においては、1次循環ポンプ12および2次循環ポンプ22によって、1次冷却液および2次冷却液がそれぞれ1次循環流路11および2次循環流路21を循環する。ここで、1次循環流路11の温調器13を通過する1次冷却液が低温となっている燃料電池FCの冷態時においては、温調器13が第1熱交換器3の出口側の流路を閉じるため、1次冷却液は、1次循環ポンプ12からバイパス流路11A、温調器13、および燃料電池FCの冷却液流路C12を介して1次循環ポンプ12へと循環する。そして、第1熱交換器3を迂回して循環する1次冷却液は、燃料電池FCの冷却液流路C12を通過する過程で吸熱して漸次温度上昇することにより、燃料電池FCを暖機する。
【0027】
1次循環流路11の温調器13を通過する1次冷却液の温度が上昇して燃料電池FCの暖機が完了すると、温調器13は、バイパス流路11Aから流入する1次冷却液と第1熱交換器3から流入する1次冷却液の流入割合をたとえば70℃に調整している。このように温度調整された1次冷却液が燃料電池FCの冷却液流路C12を通過し、その過程で吸熱して燃料電池FCを冷却する。そして、燃料電池FCを冷却した1次冷却液は、再度第1熱交換器3により2次循環流路21の2次冷却液と熱交換して放熱し冷却される。
【0028】
一方、2次冷却液は、2次循環流路21において、2次循環ポンプ22から熱交換器3を通過してラジエータ23に流入し、ラジエータ23から流出して2次循環ポンプ22へと循環する。そして、この2次冷却液は、1次熱交換器3で1次循環流路11の1次冷却液と熱交換して吸熱し、ラジエータ23の送風により外気と熱交換して放熱する。こうして、2次冷却液の温度は、ラジエータ23の入口側で70℃程度に維持され、ラジエータ23の出口側で60℃程度に維持される。
【0029】
また、1次循環流路11では、熱交換器3によって冷却された1次冷却液の一部を、連通路11Bを介してイオン交換器15に供給する。ここで、1次循環流路11の連通路11Bにおいて、1次冷却液の流量は流量レギュレータ14によって一定となるように調整されている。流量レギュレータ14の作用により、連通路11Bに流入する1次冷却液の流量は一定に調整される。このため、たとえば燃料電池FCの出力が大きく、1次循環ポンプ12の圧力が大きくなって大量の1次冷却液が1次循環流路11を流れていたとしても、イオン交換器15における1次冷却液の流量は一定となる。同様に、燃料電池FCの出力が小さく、1次循環ポンプ12の圧力が小さくなって1次循環流路11を流れる1次冷却液が少なくなったとしても、イオン交換器15における1次冷却液の流量は一定となる。したがって、1次循環液の流量が少ないときに合わせて1次循環ポンプ12の圧力をセッティングする必要がないので、無駄な消費エネルギーを減らすことができる。
【0030】
ここで、イオン交換器15を流れる1次冷却液の流量と、燃料電池FCの出力との関係について図4を参照して言及する。図6に示す従来の冷却装置における燃料電池FCの出力とイオン交換器55を流れる1次冷却液の流量の関係を図4(a)に示す。
【0031】
燃料電池の出力に応じて1次循環ポンプ53の圧力が変わる。すなわち、燃料電池FCの要求出力が増えると、その分燃料電池FCを大きく冷却する必要が生じるので、1次循環ポンプ12によって多くの1次冷却液を循環させる必要が生じる。逆に、燃料電池FCの要求出力が減少すると、燃料電池FCを少し冷却すればよいので、1次循環ポンプ12で循環させる1次冷却液の量は少なくて済む。このため、イオン交換器55を流れる1次冷却液の流量QRは燃料電池FCの出力にほぼ比例する。イオン交換器55において、1次冷却液の導電率を管理するための必要流量QNは燃料電池FCの出力にかかわらずほぼ一定である。したがって、従来の冷却装置50では、ある領域ではイオン交換器55における1次冷却液の流量は好ましい範囲にあるものの、燃料電池FCの出力範囲における大部分の範囲でイオン交換器55における1次冷却液の流量が不足していたり、あるいは過多となっていた。
【0032】
これに対して、本発明に係る冷却装置M1では、流量レギュレータ14を設けているので、図4(b)に示すように、イオン交換器15を流れる1次冷却液の流量QRをほぼ一定とすることができる。このため、イオン交換器15における1次冷却液の流量が過剰となったり、あるいは不足したりする事態を防止できる。また、このイオン交換器15における1次冷却液の流量QRを必要流量QNよりもわずかに多い範囲に設定することによって、余裕をもって1次冷却液の導電率の管理を行うことができる。
【0033】
また、図5を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図5に示すように、本実施形態に係る冷却装置M2は、前記第1の実施形態と比較して、1次冷却系のみが異なるので、燃料電池FC、2次冷却系2、および熱交換器3については同一の番号を付してその説明を省略する。本実施形態に係る冷却装置M2は、1次冷却系4を有しており、1次冷却系4には1次循環流路41が形成されている。1次循環流路41は、1次循環流路41内で1次冷却液を循環させる1次循環ポンプ42と、たとえばサーモスタットからなり、1次冷却液の温度を調整可能な温調器43を備えている。そして、1次循環流路41には、第1の実施形態の連通路11Bに相当する連通路41Bが、第1の実施形態のバイパス流路11Aに相当するバイパス流路41Aと並列に設けられている。
また、1次循環流路41は、流量が一定となるように調整する流量調整手段である流量レギュレータ44および1次冷却液に含まれる金属イオンなどの各種イオンを除去するイオン交換樹脂を用いたイオン交換器45を備えている。また、これらの流量レギュレータ44およびイオン交換器45は一体となって形成されている。本実施形態においては、前記第1の実施形態と比較して、この点において異なる。
【0034】
冷却装置M2は、燃料電池ボックスという限られたスペースに収容されているため、冷却装置M2は極力小型化することが望まれる。この点、本実施形態では、流量レギュレータ44とイオン交換器45が一体となって形成されているため、前記第1の実施形態と比較すると、冷却装置M2を全体として小型化を図ることができる。
【0035】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない
【0036】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、燃料電池に対する要求電力が増減し、燃料電池の出力要求に応じて、1次冷却液の流量を増減させるべく、1次循環ポンプの圧力が変動した場合であっても、イオン交換器における1次冷却液の流量を好適な一定の範囲に調整することができる。このため、1次循環液の流量が少ないときに合わせて1次循環ポンプの圧力をセッティングする必要がないので、無駄な消費エネルギーを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料電池自動車の冷却装置の回路構成図である。
【図2】流量レギュレータの側断面図である。
【図3】図1に示された燃料電池のセル構造を示す部分断面図である。
【図4】(a)は従来の冷却装置における燃料電池の出力とイオン交換器を流れる1次冷却液の流量の関係を示すグラフであり、(b)は本発明に係る冷却装置における燃料電池の出力とイオン交換器を流れる1次冷却液の流量の関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る燃料電池自動車の冷却装置の回路構成図である。
【図6】従来の燃料電池用冷却装置の回路構成図である。
【符号の説明】
1 1次冷却系
2 2次冷却系
3 熱交換器
11 1次循環流路
11A バイパス流路
11B 連通路
12 1次循環ポンプ
13 温調器
14 流量レギュレータ
14A 流入口
14B 空間部
14C スリーブバルブ
14D 可動オリフィス
14E スプリング
14F 流通孔
14G 流出路
14H 圧ぬきオリフィス
14I 流出口
15 イオン交換器
FC 燃料電池
M1,M2 燃料電池用冷却装置

Claims (2)

  1. 冷却液が循環して燃料電池を冷却する冷却系に、
    前記冷却液を循環させると共に循環させる前記冷却液の流量を前記燃料電池の要求出力に応じて変動させる循環ポンプと、
    前記燃料電池から排出された前記冷却液を冷却する熱交換器と、
    前記冷却液中のイオンを除去するイオン交換樹脂を用いたイオン交換器と、
    前記イオン交換器に流入する前記冷却液の流量を一定にする流量調整手段と、を備え、
    前記冷却系の循環流路には、前記循環ポンプと前記熱交換器と前記燃料電池とが直列に配置され、
    前記循環流路には、前記流量調整手段および前記イオン交換器が前記燃料電池と並列になるように配置されている連通路が設けられ、
    前記連通路には、前記流量調整手段および前記イオン交換器が上流側からこの順で配置され、
    前記流量調整手段には
    記冷却液が流入する流入口と、
    前記流入口に連通する円柱状の空間部と、
    前記空間部内に設けられ、前記冷却液の流れ方向に移動可能であるスリーブバルブと、が設けられ、
    前記スリーブバルブは、
    円筒状の周壁部と、
    前記周壁部から径方向内向きに延び最上流側に配置された上流壁部と、
    前記上流壁部に形成され、冷却液が流入する可動オリフィスと、
    前記周壁部に形成された流通孔と、を備え、
    前記流量調整手段には、さらに、
    記スリーブバルブを前記流入口の方向に付勢するスプリングと
    記流入口から流入した前記冷却液が前記可動オリフィスおよび前記流通孔をこの順に流通した後に前記イオン交換器に向かって流れるために前記空間部の内周面に開口した流出路と
    前記可動オリフィスのオリフィス径よりも小さく形成され、前記スリーブバルブが最も下流側に寄り、前記流通孔と前記流出路とが遮断した場合に前記空間部内の圧力を抜くために設けられ、前記空間部と前記空間部よりも下流の前記連通路とを連通する圧ぬきオリフィスと、が設けられ、
    前記流入口から流入した前記冷却液の液圧と前記スプリングの付勢力とに応じて移動する前記スリーブバルブが、径方向において前記流通孔と前記流出路の前記開口とが重なる部分である開口面積を調整することにより、前記イオン交換器に流入する前記冷却液の流量を一定にすることを特徴とする燃料電池用冷却装置。
  2. 前記流量調整手段および前記イオン交換器は、一体となって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用冷却装置。
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