JP5243733B2 - 開閉装置 - Google Patents

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本発明は、閉鎖方向側部分に可撓性シート部を有する開閉体によって空間を仕切るようにした開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたもののように、上部側に位置する剛体部(鋼製シャッター3)と下部側に位置する可撓性シート部(耐火シート4)とを連結して開閉体(扉体1)を構成し、この開閉体をガイドレールのガイド溝に嵌め合わせて開閉動作させるようにした開閉装置がある。
この従来の開閉装置によれば、閉鎖動作中の開閉体がその下方側の障害物に当接した場合であっても、可撓性シート部が撓むため、開閉体から前記障害物に伝わる押圧力を軽減することができる。
ところで、前記従来技術のような構造の開閉装置では、閉鎖動作中の開閉体を全閉位置で停止する際、図6に示すように、剛体部110の下端部(具体的には最下端側のスラット)を、ガイドレール120に固定されたストッパー部130により受けるとともに、可撓性シート部140を、前記ストッパー部130上端の凸曲部131によって開閉体厚さ方向側に逃がして下方へ導くようにしている。
このような構造では、閉鎖動作中、剛体部110の下端部が、ストッパー部130によりうまく受け止められずに、ストッパー部130とガイドレール120内面との間に食い込み、可撓性シート部140に皺や撓みを生じ、ひいては、全閉時の閉鎖性を損ねてしまったり、前記食い込みにより開閉体の開放動作が不能になったり等するおそれがある。
特開平11−313901号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、閉鎖動作中に、剛体部の閉鎖方向端部がストッパー部とガイドレールとの間に食い込んでしまうのを防ぐことができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る技術的手段は、収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体の幅方向の端部側を閉鎖方向へ案内するガイドレールとを備え、前記開閉体の開放方向側部分を剛体部により構成するとともに、同開閉体の閉鎖方向側部分を可撓性シート部により構成し、前記可撓性シート部が着座対象部位に当接して全閉した際に、前記剛体部を前記ガイドレールに固定されたストッパー部により受けて、前記開閉体の閉鎖動作を停止するようにした開閉装置において、前記剛体部の幅方向端部側には、該剛体部から突出する凸部が設けられ、前記ストッパー部の開閉体開放方向側の部分には、前記凸部を受ける平坦面部と、前記可撓性シート部を開閉体厚さ方向へ逃がして閉鎖方向へ導く凸曲面状またはテーパー状の案内部とが具備され、前記剛体部は、開閉方向の両端部側にカール状部分を有するスラットを、開閉方向に隣接する該スラット間で回動するように複数連接してなり、前記可撓性シート部は、最も閉鎖方向側の前記スラットと、該スラットの閉鎖方向側の前記カール状部分に対し開閉体厚さ方向側から凹状に嵌り合って止着される止着部材との間に、サンドイッチ状に挟まれて保持され、前記開閉体は、前記可撓性シート部の開閉体幅方向の寸法を、前記複数のスラットの開閉体幅方向の寸法よりも短くして、前記可撓性シート部の幅方向端部を、前記剛体部の幅方向端部に対し凹ませており、前記凸部は、前記凹み部分に位置し、且つ前記最も閉鎖方向側のスラットから閉鎖方向へ突出して設けられ、前記案内部は、前記凸部を受けるように配置された前記平坦面部に対し開閉体幅方向に並ぶ位置であって、且つ前記可撓性シート部に対し開閉体厚さ方向に重なり合う位置に配置されていることを特徴とする。
本発明を実施するための一形態は、収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体の幅方向の端部側を閉鎖方向へ案内するガイドレールとを備え、前記開閉体の開放方向側部分を剛体部により構成するとともに、同開閉体の閉鎖方向側部分を可撓性シート部により構成し、前記可撓性シート部が着座対象部位に当接して全閉した際に、前記剛体部を前記ガイドレールに固定されたストッパー部により受けて、前記開閉体の閉鎖動作を停止するようにした開閉装置において、前記剛体部の幅方向端部側には、該剛体部から突出する凸部が設けられ、前記ストッパー部の開閉体開放方向側の部分には、前記凸部を受ける平坦面部と、前記可撓性シート部を開閉体厚さ方向へ逃がして閉鎖方向へ導く凸曲面状またはテーパー状の案内部とが具備されている。
更なる形態では、前記開閉体は、前記可撓性シート部の開閉体幅方向の寸法を、前記複数のスラットの開閉体幅方向の寸法よりも短くして、前記可撓性シート部の幅方向端部を、前記剛体部の幅方向端部に対し凹ませており、前記凸部は、前記凹み部分に位置するように、前記剛体部から閉鎖方向へ突出して設けられ、前記案内部は、前記凸部を受けるように配置された前記平坦面部に対し開閉体幅方向に並ぶ位置であって、且つ前記可撓性シート部に対し開閉体厚さ方向に重なり合う位置に配置されている。
更なる形態では、前記案内部を前記平坦面部よりも開放方向へ突出させるとともに、その突出寸法を、前記凸部の突出寸法よりも小さく設定した。
なお、上記形態に係わる開閉装置には、開閉体が閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば、非常時のみ遮煙や遮炎等の目的で閉鎖されるシャッター装置等)や、開閉体が開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
更に、この開閉装置には、開閉体を巻取り軸に巻き取って収納するようにした態様や、開閉体を巻取り軸に巻き取ることなくその開放方向側に収納するようにした態様等を含む。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する
上記形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
閉鎖動作中の開閉体が全閉する際、可撓性シート部が案内部により開閉体厚さ方向へ逃がされて閉鎖方向へ導かれ、剛体部から閉鎖方向へ突出する凸部が、ストッパー部の平坦面部により受けられる。
したがって、剛体部の閉鎖方向端部がストッパー部とガイドレールとの間に食い込むようなことを防ぐことができる
次に、上記形態の好ましい具体例を、図面に基づいて説明する。
以下の開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能であるが、特に好ましい態様として、火災等の非常時に自動閉鎖されて火炎や煙の蔓延を防ぐ防火シャッター装置に適用した一例について説明する。
この開閉装置1は、収納部10から繰り出されて閉鎖動作する開閉体20と、該開閉体20の幅方向の端部側を閉鎖方向へ案内するガイドレール30とを備え、開閉体20の全閉時に、該開閉体20の開放方向側部分を構成する剛体部21をストッパー部40によって受けるように構成してある。
収納部10は、下部側に開閉体20を出没させるための開口部を有する収納ケース11内に、開閉体20を巻き取ったり繰出したりする巻取軸12と、該巻取軸12をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段(図示せず)を介して電動で巻き取る開閉機13と、該開閉機13の出力軸を防災信号に応じて自由回転可能にする自動閉鎖装置(図示せず)とが具備されている。
この収納部10によれば、図示しない制御部が防災信号を受け、該制御部から開閉体20を閉鎖させるための指令が発せられると、開閉機13の出力軸及び巻取軸12が自由回転可能な状態となり、巻取軸12に巻かれた開閉体20が、自重によって下方へ繰り出され、閉鎖動作することになる。
なお、収納部10の他例としては、前記収納ケース11を備えずに巻取軸12を露出している態様や、開閉体20を巻き取ることなく開放方向側へ収納する態様等とすることも可能である。
また、開閉体20は、その開放方向側の部分を構成する剛体部21と、該剛体部21よりも閉鎖方向側の部分を構成する可撓性シート部22と、該可撓性シート部22における最も閉鎖方向側の端部(図示例によれば最下端部)に接続された座板部材23とから構成され、剛体部21の開放方向側の端部(図示例によれば上端部)を巻取軸12の外周面に止着している。
剛体部21は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラット21aを、上下に隣接する該スラット21a,21a間で回動するように複数連接してなり、これら複数のスラット21aの内の最下端側のスラット21aにおける開閉体幅方向の両端側には、閉鎖方向へ突出する凸部21bが固定されている。この凸部21bは、下端に平坦面を有する形状を呈し、溶接やネジ止め、嵌合等の固定手段によって前記スラット21aの下端に止着されている。
また、可撓性シート部22は、耐火性を有するとともに比較的軽量なシリカクロスからなる。なお、この可撓性シート部22の材質の他例としては、ガラスクロスや、フッ素加工を施した塩化ビニル樹脂シート材、ガラス繊維を含んだ合成樹脂シート材等とすることも可能である。
なお、当該開閉装置1が防炎目的に使用されない場合等には、この可撓性シート部22の材質を、耐火性を有しない可撓性シート材、例えば、塩化ビニルやポリエステル樹脂や、木綿や絹等の天然素材等としてもよい。更に、可撓性シート部22の材質の他例としては、ワイヤーメッシュや、前記材料を適宜に組み合わせたもの等としてもよい。
この可撓性シート部22は、複数のシート材を縦方向や横方向、あるいは斜め方向等に接続して構成してもよいし、一枚のシート材により構成してもよい。
この可撓性シート部22は、剛体部21よりも幅方向(図1における左右方向)の寸法が小さく設定されるとともに、剛体部21の幅方向略中央側に寄せて配置される。
したがって、剛体部21と可撓性シート部22との境目には段部が形成され、可撓性シート部22の幅方向端部が、剛体部21の幅方向端部よりも、開閉体幅方向の中央寄りに凹んだ状態となる。そして、この凹み部分には、剛体部21下端の上記凸部21bが下方向きに配置されることになる。
そして、可撓性シート部22は、図3に示すように、その上端部側が、最下端側のスラット21aと、該スラット21aの裏面側に止着される止着部材21cとの間にサンドイッチ状に挟まれる。
前記止着部材21cは、断面柄杓状を呈する金属板材であり、その凹状部分をスラット21a下端のカール状部分に嵌め合わせて止着されることで、可撓性シート部22を固定している。
また、上記構成の可撓性シート部22の下端側には、全閉時に着座対象部位p(例えば床面や地面、枠部材等)に当接させるための座板部材23が接続されている。
また、ガイドレール30は、着座対象部位pと収納部10との間にわたる長尺状に構成され、開閉体20の横幅方向の端部を囲むガイド溝31(図3参照)を有する。
ガイド溝31は、断面略凹状に形成され、図示例によれば、ガイドレール30の上下方向の略全長にわたって開閉体厚さ方向の幅寸法が略一定に設定されている。
なお、ガイド溝31の他例としては、下端側の可撓性シート部22に対応する部分のみ、開閉体厚さ方向の寸法を小さくし、可撓性シート部22とガイドレール30との間の気密性を向上するようにしてもよい。
この場合、前記寸法の小さい部分は、ガイドレール30下端側のガイド溝31内にスペーサ等を設けることで構成してもよいし、ストッパー部40の下端側を下方へ延設した構成としてもよい。
また、ガイドレール30における前記ガイド溝31内の下端側には、前記開閉体20の座板部材23が着座対象部位pに当接して、開閉体20が全閉した際に、剛体部21の閉鎖動作を停止するストッパー部40が固定されている。
このストッパー部40は、図4に特に詳細に示すように、その開閉体開放方向側(図示例によれば上側)の部分に、剛体部21下端の前記凸部21bを受ける平坦面部41と、可撓性シート部22を開閉体厚さ方向へ逃がして閉鎖方向へ導く上向きの凸曲面状の案内部42とを有する。
更に、このストッパー部40は、その開閉体閉鎖方向側(図示例によれば下側)の部分に、可撓性シート部22の開放動作を良好にするための下向きの凸曲面状の案内部43を有する。
平坦面部41は、剛体部21の凸部21bを受けるように、その開閉体幅方向の位置が凸部21bに対応するように設定されている。
また、案内部42は、平坦面部41に対し開閉体幅方向に並ぶ位置であって、且つ可撓性シート部22に対し開閉体厚さ方向に重なり合う位置に配置され、平坦面部41よりも開閉体開放方向へ突出している(図2参照)。
そして、この案内部42の突端側(上端側)における可撓性シート部22に面する部分は、断面略R加工状(換言すれば断面略扇形状)の凸曲面に形成されている。
なお、案内部42の他例としては、上記凸曲面状の構成に代えて、テーパー面状の構成としてもよい。また、下端側の案内部43についても同様にテーパー面状とすることが可能である。
また、平坦面部41に対する案内部42の突出寸法aは、剛体部21における下方向きの凸部21bの突出寸法bよりも小さく設定されている。
この構成によれば、案内部42の上端と剛体部21の下端との間に空間cが確保されるため、剛体部21の下端が案内部42とガイド溝31側面との間に食い込むようなことを効果的に防ぐことができる。
また、ストッパー部40下端側の案内部43は、少なくとも可撓性シート部22と開閉体厚さ方向に重なり合う位置に形成されていればよく、図示例によればストッパー部40における開閉体幅方向の略全長にわたって形成される。
この案内部43の突端側(下端側)における可撓性シート部22に面する部分は、断面略R加工状(換言すれば断面略扇形状)の凸曲面に形成されている。
そして、ストッパー部40の開閉体厚さ方向の寸法は、ストッパー部40とガイド溝31側面との間に可撓性シート部22を遊挿させるように、適宜に設定されている。
なお、ストッパー部40の材質、及び上記凸部21bの材質は、金属材料や硬質の合成樹脂材、木材など、剛体部21の重量および衝撃に耐えうる強度を有するものであればよい。
また、このストッパー部40は、その固定手段が特に限定されるものでなく、例えば、ガイドレール30内壁面に対し、ネジやボルト、リベット等の止着具によって止着された態様、あるいは、嵌合や、接着、溶接等により止着された態様等とすることが可能である。
同様に、凸部21bの固定手段も、例えば、スラット21a下端部や止着部材21cの下端に対し、ネジやボルト、リベット等の止着具によって止着された態様、あるいは、嵌合や、接着、溶接等により止着された態様等とすることが可能である。
次に、上記構成の開閉装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
開閉体20の閉鎖動作中、開閉体20の下端側が着座対象部位pに近づくと、可撓性シート部22がストッパー部40における上側の案内部42によって開閉体厚さ方向へ逃がされながら下方へ導かれる。
そして、開閉体20の最下端部(具体的には座板部材23)が着座対象部位pに当接して、開閉体20が略全閉状態になると、剛体部21から下方へ突出する凸部21bが、ストッパー部40の平坦面部41に受けられ、開閉体20の閉鎖動作が停止する。
よって、剛体部21の閉鎖方向端部(座板部材23)が、ストッパー部40とガイドレール30のガイド溝31側面との間に食い込むようなことを防ぐことができる。
また、開閉体20を全閉状態から開放動作させた際には、可撓性シート部22や座板部材23がストッパー部40に干渉して、その開放動作に支障が生じるようなことを防ぐことができる。すなわち、開放動作の際、可撓性シート部22及び座板部材23は、ストッパー部40の下向きの案内部43に導かれながら、ストッパー部40とガイド溝31側面との間を上方へスムーズに移動する。
なお、開閉装置1によれば、凸部21bをスラット21aとは別体の部材としたが、この凸部21bの他例としては、最下端のスラット21aのみを、凸部21bを一体に有する形状とすることも可能である。
また、開閉装置1によれば、ストッパー部40が着座対象部位pから離間して部分的に設けられているが、他例としては、ストッパー部40の下端側を着座対象部位pまで長尺状に延設させることも可能である。
また、開閉装置1では、凸部21bを剛体部21の最下端に設けるとともに、ストッパー部40を全閉状態の開閉体20の下端寄りに配置したが、他例としては、凸部21bを剛体部21の上下方向の途中箇所に設け、該凸部21bをストッパー部40によって受ける構成とすることも可能である。
すなわち、例えば、図5に示す開閉装置の一例では、全閉状態で収納ケース11のまぐさ部11a内に位置するスラット21aに対し、略直方体状の凸部21dを開閉体厚さ方向へ突出するように固定するとともに、まぐさ部11aの内面にストッパー部60を固定している。
図示例のストッパー部60は、凸部21dを受ける平坦面部61と、該平坦面部61に対し開閉体幅方向に並ぶ上向き凸曲面状またはテーパー状の案内部62(図5の二点鎖線部分参照)と、下向き凸曲面状またはテーパー状の案内部63とによって、上述したストッパー部40と同様の形状に構成されている。また、他例としては、前記ストッパー部60から前記案内部62を省いた態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態に付加する構成として、開閉体20の閉鎖方向端部が障害物に当接したことをセンサーにより感知し、その感知信号に応じて開閉体20の閉鎖動作を停止する手段を備えてもよい。
また、上記実施の形態において、上記剛体部21は、開閉体20において開放方向側の剛性を有する部位であればよく、その一例として複数のスラット21aを連接してなる態様を示したが、他例としては、剛体部21を、単数もしくは複数のパネルまたはパイプや、これらの組み合わせ等によって構成することも可能である。
また、上記実施の形態では、開閉機13の駆動によって開閉体20を開閉動作させる自動駆動式としているが、開閉体20を自重や手動によって開閉動作させる非自動駆動式の態様や、あるいは開放動作と閉鎖動作との内の一方の動作を自動駆動式とするとともに他方の動作を非自動駆動式とした態様などとすることも可能である。
また、上記実施の形態では、特に図2に良く示されるように、可撓性シート部22の幅方向(図示の左右方向)の端部が、凸部21bと案内部42との間に位置するようにしているが、可撓性シート部22の幅方向の端部が凸部21bと平坦面部41との間に挟まってしまうようなことを、より効果的に防止するには、可撓性シート部22の幅方向の端部が、案内部42の幅方向寸法内に位置する態様(すなわち図2において二点鎖線で示す可撓性シート部22の端部が案内部42に重なり合った態様)としてもよい。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す正面図であり、要部を切欠して示している。 同開閉装置の要部拡大図であり、可撓性シート部の一部を切欠して内部構造を示している。 同開閉装置の要部斜視図であり、ガイドレールを切欠して内部構造を示している。 ストッパー部の一例を示す斜視図である。 他の開閉装置の一例を示す断面図である。 従来の開閉装置の一例を示す要部斜視図であり、ガイドレールを切欠して内部構造を示している。
10:収納部 20:開閉体
21:剛体部 21a:スラット
21b:凸部 22:可撓性シート部
30:ガイドレール 40:ストッパー部
41:平坦面部 42,43:案内部
p:着座対象部位

Claims (4)

  1. 収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体の幅方向の端部側を閉鎖方向へ案内するガイドレールとを備え、前記開閉体の開放方向側部分を剛体部により構成するとともに、同開閉体の閉鎖方向側部分を可撓性シート部により構成し、前記可撓性シート部が着座対象部位に当接して全閉した際に、前記剛体部を前記ガイドレールに固定されたストッパー部により受けて、前記開閉体の閉鎖動作を停止するようにした開閉装置において、
    前記剛体部の幅方向端部側には、該剛体部から突出する凸部が設けられ、
    前記ストッパー部の開閉体開放方向側の部分には、前記凸部を受ける平坦面部と、前記可撓性シート部を開閉体厚さ方向へ逃がして閉鎖方向へ導く凸曲面状またはテーパー状の案内部とが具備され、
    前記剛体部は、開閉方向の両端部側にカール状部分を有するスラットを、開閉方向に隣接する該スラット間で回動するように複数連接してなり、
    前記可撓性シート部は、最も閉鎖方向側の前記スラットと、該スラットの閉鎖方向側の前記カール状部分に対し開閉体厚さ方向側から凹状に嵌り合って止着される止着部材との間に、サンドイッチ状に挟まれて保持され
    前記開閉体は、前記可撓性シート部の開閉体幅方向の寸法を、前記複数のスラットの開閉体幅方向の寸法よりも短くして、前記可撓性シート部の幅方向端部を、前記剛体部の幅方向端部に対し凹ませており、
    前記凸部は、前記凹み部分に位置し、且つ前記最も閉鎖方向側のスラットから閉鎖方向へ突出して設けられ、
    前記案内部は、前記凸部を受けるように配置された前記平坦面部に対し開閉体幅方向に並ぶ位置であって、且つ前記可撓性シート部に対し開閉体厚さ方向に重なり合う位置に配置されていることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記案内部を前記平坦面部よりも開放方向へ突出させるとともに、その突出寸法を、前記凸部の突出寸法よりも小さく設定し、
    前記凸部を、最も閉鎖方向側の前記スラットにおける閉鎖方向側端部に設けたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記案内部を前記平坦面部よりも開放方向へ突出させるとともに、その突出寸法を、前記凸部の突出寸法よりも小さく設定し、
    前記凸部を、前記止着部材における閉鎖方向側端部に設けたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  4. 前記ストッパー部は、その開閉体閉鎖方向側の部分に、開放動作した際の前記可撓性シート部を案内するための凸曲面状又はテーパ―状の案内部を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
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