JP5243654B1 - マンゴピーラ - Google Patents

Abstract

【課題】従来は、マンゴをカットするときは、まっすぐなナイフでマンゴの種の一番上の部分にマンゴと水平に刃をマンゴの枝つきの方から下向きに果肉を切り取っていたためマンゴの種の横部分に果肉が多く残っていた。
【解決手段】マンゴピーラを設けた事により、ピーラの弾性刃を自在に種の形に合わせて湾曲状にしてマンゴの果肉を取る事ができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、マンゴ専用のマンゴピーラで、マンゴの実と種と果肉とを三枚にするものである。

従来は、まっすぐなナイフでマンゴをカットしていたが、種の両端に果肉が多く残っていたため、何度でもナイフを入れて果肉をけずり取っていた。

実用新案登録第３１０２６４９号

以上に述べた従来のまっすぐなナイフでは、マンゴがつるに下がっている部分（頭）からナイフを入れて種に沿ってマンゴの下まで切っていたが、種の両横に多くの果肉が残っていた。

本発明は、このような問題点を解決しようとするものであり、マンゴの種が大小様々なものであっても、マンゴの種の形に沿って果肉を切り取る事ができるマンゴピーラを提供する。

上記目的を達成するために、本発明のマンゴピーラ１は、弓状に湾曲した弾性体３Ａ・３Ｂの間に湾曲することのできる弾性刃２を架け渡したものである。そして、マンゴの種と果肉を分離するときは、弾性体３Ａ・３Ｂを互いに内側に押さえて弾性刃２を湾曲させ、その状態で弾性刃２をマンゴの種に沿って引くことにより、種から果肉を綺麗に分離することができる。このように、弾性刃２を種の形に沿って自在に湾曲させることができるため、種に果肉を残さずに分離することができる。

又ピーラの取手部分４を親指と人差し指以外の指三本で握り、人差し指と親指で弓状の弾性体３Ａと３Ｂを押さえて内側へ曲げると、弾性体３Ａ／３Ｂに架け渡された弾性刃が種の形に沿って湾曲状になり、果肉を分離することができる。

上述したように、本発明のマンゴピーラは、マンゴの枝つき（頭）の方から弾性刃を下側に引く事で簡単に種と果肉とを分離する事ができる。しかも、種が大小様々なものであっても、それに合わせて弾性刃を湾曲させることで、種に果肉を残さずに綺麗に分離することができる。

今までは、一本のまっすぐなナイフで切り取っていたため、果肉が種に残っていたが、マンゴピーラを使用する事により、種に付着する果肉を最小限にすることができた。

マンゴピーラ本体の平面図。 弓状の弾性体３Ａ・３Ｂの先端にある一辺が他辺より長い四角形の斜視図。 弓状の弾性体３Ａ・３Ｂの先端にある一辺が他辺より長い四角形に刃を組み込んだ先端部分の斜視図。 手でピーラの持ち方を説明している斜視図。 マンゴの上半分をマンゴピーラでカットした側面図。 マンゴの上半分をカットした平面図。 カットしたマンゴの果肉の表側を指で押さえて果肉を裏返しにした果肉にナイフで切れ目を入れている平面図。

以下、本発明の一実施形態を図１〜図４に基づいて説明する。

図１において、マンゴピーラ本体１の取手４は、合成樹脂又はステンレスなどで形成されており、その取手の下には、弾性刃２を支えている弓状の弾性体３Ａ・３Ｂを備えている。その弾性体３Ａ・３Ｂの各端部には、弾性刃２と弾性体３Ａ・３Ｂをつなぐ穴７が設けられ、弾性刃２の両端には、抜け止め６が設けられている。
前記穴７は、一辺が長い矩形状に形成されて、そこに挿入された弾性刃２が一定角度で揺動するようになっている。これにより、湾曲する種にそって、弾性刃２を動かすことができる。

バネ状の弾性体３Ａ・３Ｂの材質はステンレススチールであり、その弾性体３Ａ・３Ｂの両端にバネ性のステンレス鋼からなる弾性刃２が架け渡されたいる。

１ マンゴピーラ本体
２ 弾性刃
３Ａ 弓状の弾性体
３Ｂ 弓状の弾性体
４ ピーラの取手
５ 手
６ 抜け止
７ 穴
８ マンゴの種
９ マンゴの果肉
１０ 取手と弾性体を固定するためのネジ
１１ 人差し指
１２ 親指
１３Ａ 弾性体１３Ａが内側にしなっている。
１３Ｂ 弾性体１３Ｂが内側にしなっている。
１４ マンゴピーラで切り取った果肉にナイフで切り目を入れている。

Claims (1)

1. マンゴの果肉を種から分離するマンゴピーラであって、取手の先端に設けられた弓状の弾性体と、その弾性体の両端部にそれぞれ設けられた穴と、その各穴に端部が挿通されて架け渡されたバネ状の弾性刃とを備え、前記各穴は、前記弾性刃のそれぞれの端部が揺動可能となる大きさに成形され、かつ前記弾性刃の各端部には、前記穴からの抜け止めが形成されていることを特徴とするマンゴピーラ。
   

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