JP2015033475A - 魚を三枚におろす携帯調理器具 - Google Patents

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由文 樋口
Yoshifumi Higuchi
由文 樋口
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【課題】 魚を「三枚におろす」時に良く切れる庖丁と高度な技術が無いと、背骨に多くの身が残り、おろした身の形状もいびつになることが多かった。また庖丁は携帯にも不便で、魚釣りに行った先等で釣った魚を手軽に三枚おろせなかった。誰でも、何処でも、簡単に、きれいに魚を三枚におろす携帯調理器具を提供する。【解決手段】 多機能の折りたたみナイフのように、柄の先端部にナイフ刃とヘラをそれぞれ自由に回動できるよう同一軸で留め、また柄の根元部に骨抜部を回動できるよう軸で留めた構造で、ナイフ刃、ヘラ、骨抜きを使い分け三枚おろしを簡単に実現する。三枚におろす主道具は、切れるナイフ刃ではなく、先端を円弧状に形成し先端へ徐々に薄く鋭くしたヘラで、これを魚の身と骨の間に差し込み、身を骨から剥がす方法とすることで、誰でもきれいな三枚おろしができる。【選択図】図1

Description

本発明は、鯵などの魚を三枚におろす携帯調理器具に関するものである。
従来、鯵などの魚を三枚におろすには、それぞれ別個の調理器具である良く切れる庖丁と骨抜きを使用することが一般的である。その工程は、庖丁で頭を落とし、腹を切って内臓を出し、ゼイゴを削ぎ、庖丁の刃を背ビレから背骨方向に切り進め背骨に沿って身を骨から切り離し、切り離した身から、骨抜きで血合い骨を取り除き完成させるというのが一般的工程で、高い調理技術が必要である。
なお、この分野ではハサミの刃をスプーン状に湾曲させた構造で魚の身をこそげ取る機能を持った三枚おろし用の携帯調理器具が市販されている。
鯵などの魚を三枚におろすには、頭、内臓、ゼイゴ等を除いた後、良く切れる庖丁で身と骨を切り離していたが、この工程は一般の人にとって難しかった。三枚におろした背骨部に大量の身が残ることが多く、また切り離した身の形状もいびつで、きれいに三枚におろすには熟練が必要であった。また良く切れる庖丁を使うため危険が伴っていた。さらに、良く切れる庖丁を日頃から身近に準備しておくことは難しく、携帯にも不便で、魚釣りに行った先等で釣った魚を三枚おろすことが難しかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
多機能の折りたたみナイフのように、柄の先端部にナイフ刃とヘラをそれぞれ自由に回動できるよう同一軸で留め、また柄の根元部に骨抜部を回動できるよう軸で留める。ヘラは硬質の素材で先端を円弧状に形成し、円弧に沿って約1〜2mm程度の幅で先端へ徐々に薄く鋭く形成する。骨抜部は毛ぬき様で、連続又は連結された左右の把持部を有し、把持部の先端は内側方向に湾曲させ、先端を鋭く形成して骨挟持部を形成する。このように形成された骨抜部を柄の根元部付近で柄を左右から挟み込むように配し軸留めする。
以上の構造を特徴とする魚を三枚におろす携帯調理器具。
魚を三枚におろす時の最も難しい従来の工程は、庖丁で身と骨を切り離す工程であり、良く切れる庖丁と高度な技術が要求された。この工程を、先端を円弧状にし、円弧に沿って約1〜2mm程度の幅で先端へ徐々に薄く鋭くしたヘラを身と骨の間に差し込み身を骨から剥がす方法に改善することにより、良く切れる庖丁が無くても、高度な技術が無くても、簡単に魚を三枚におろすことができるようになり、また安全性も向上する。さらに、三枚におろした後の背骨に残る身の量を大幅に減らすとともに、おろした身はきれいなクサビ型となり、誰でもきれいに三枚におろすことができる。
小形のナイフとヘラと骨抜きを一体的に構成しているため、三枚におろす一連の工程が一つの調理器具でできるようになり、携帯にも便利で、釣りに行った先等で手軽に魚を三枚におろすことができる。
本発明におけるナイフ刃とヘラを半開きとした状態を示す斜視図 本発明におけるナイフ刃を開いた状態を示す斜視図 本発明におけるヘラを開いた状態を示す斜視図 本発明における骨抜きを開いた状態を示す斜視図
以下に本発明の実施の形態を説明する。
本発明の構造は以下のとおりである。
(イ)多機能の折りたたみナイフのように、柄の先端部(5)にナイフ刃(1)とヘラ(2)をそれぞれ自由に回動できるよう同一軸a(8)で留め、また柄の根元部(6)に骨抜部(3)を回動できるよう軸b(9)で留める。
(ロ)ヘラ(2)は硬質の素材で先端を円弧状に形成し、円弧に沿って約1〜2mm程度の幅で先端へ徐々に薄く鋭く形成する。
(ハ)骨抜部(3)は毛ぬき様で、連続又は連結された左右の把持部(11)を有し、把持部(11)の先端は内側方向に湾曲させ、先端を鋭く形成して骨挟持部(12)を形成する。このように形成された骨抜部(3)を柄の根元部(6)付近で柄(4)を左右から挟み込むように配し軸b(9)で留める。
以上が本発明の構造である。
以下、本発明により魚を三枚におろす方法を、鯵をおろすことを例として具体的に説明する。
(イ)ナイフ刃(1)を図2に示すように開き、魚の頭を切り取り、次に内臓とともに腹部を切り取る。
(ロ)ナイフ刃(1)で背ビレの下3mm付近の皮に背ビレ全体に沿って中骨に達する切込みを入れる。さらに腹ビレ上3mm付近の皮にも腹ビレ全体に沿って中骨に達する切込みを入れる。
(ハ)頭を取った切り口付近の皮を指先でつまみ、尻尾方向にゼイゴとともに剥がし取る。
(ニ)ナイフ刃(1)を閉じて柄の腹部(7)に付けた溝(10)に収納し、次にヘラ(2)を図3に示すように開く。ヘラ(2)の先端付近を指先で持ち、背ビレ側に付けた皮の切込みから身と中骨の間に入れ、中骨に沿って背骨まで挿入し、身を骨から剥がす。続けてヘラ(2)を中骨に沿って尻尾方向に滑らせ、背ビレ側の身を尻尾まで骨から剥がす。さらにヘラ(2)を、背骨側から腹ビレ側の中骨に沿って挿入し、腹ビレの上に付けた切込みまで挿入した後、尻尾方向に滑らせ、腹ビレ側の身を骨から剥がす。大部分の身は背骨・中骨から剥がれ、きれいなクサビ形となり、尻尾とスジでつながった状態となる。背骨や中骨には少量の身が付着するだけである。
(ホ)ヘラ(2)を閉じて溝(10)に収納し、ナイフ刃(1)を図2に示すように開く。ナイフ刃(1)で、尻尾と身とつなぐスジを切り、身と骨を切り離す。
(ヘ)ナイフ刃(1)を閉じて溝(10)に収納し、骨抜部(3)を図4のように開いて左右の把持部(11)を指で持ち、骨挟持部(12)で切り離した身に残る血合い骨を抜くと三枚おろしの半身が完成する。
(ト)もう片側に対して同じ工程を行うことで、身部分2枚と背ビレ、腹ビレ、尻尾の付いた背骨1枚とに分離でき、きれいな三枚おろしが完成する。
1 ナイフ刃、 2 ヘラ、 3 骨抜部、 4 柄、 5 柄の先端部、 6 柄の根元部、
7 柄の腹部、 8 軸a、 9 軸b、 10 溝、11 把持部、 12 骨挟持部

Claims (1)

  1. 多機能の折りたたみナイフのように、柄の先端部にナイフ刃とヘラをそれぞれ自由に回動できるよう同一軸で留め、また柄の根元部に骨抜部を回動できるよう軸で留め、ヘラは硬質の素材で先端を円弧状に形成し、円弧に沿って約1〜2mm程度の幅で先端へ徐々に薄く鋭く形成し、骨抜部は毛ぬき様で、連続又は連結された左右の把持部を有し、把持部の先端は内側方向に湾曲させ、先端を鋭く形成して骨挟持部を形成し、このように形成された骨抜部を柄の根元部付近で柄を左右から挟み込むように配し軸留めしたことを特徴とする魚を三枚におろす携帯調理器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106113094A (zh) * 2016-08-18 2016-11-16 无锡市永亿精密铸造有限公司 一种新型水果刀

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