JP5242873B2 - フッ化アルキルアミン化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、F(CF2)n(CH2)mNH2で表されるフッ化アルキルアミン化合物の製造方法に関する。
背景技術
F(CF2)n(CH2)mNH2で表されるフッ化アルキルアミン化合物は、各種有機化合物の合成原料として有用な化合物である。特に、CF3CH2NH2は、医農薬の合成中間体等として重要な化合物である。
F(CF2)n(CH2)mXとNH3とを反応させて、F(CF2)n(CH2)mNH2を製造する方法としては、(1)無水のN−メチルピロリドンや無水のグリコール等の不活性溶媒の存在下で、CF3CH2Xに対して1〜3倍モルのNH3を反応させてCF3CH2NH2とする方法(USP4618718号)、(2)CF3CH2Clと濃アンモニア水とを反応させてCF3CH2NH2とする際に、CF3CH2Clに対して1〜3倍モルのNH3を用いる方法(USP2348321号)、(3)CF3CH2ClまたはCF3CH2Brと濃アンモニア水とを反応させてCF3CH2NH2とする際に、CF3CH2ClまたはCF3CH2Brに対して6.5倍モルのNH3を用いる方法(Dickey et al,Ind.Eng,Chem.,Vol.48,209,1956)等が知られている。
しかし(1)の方法では、工業的に不利な高い反応圧力(7〜11MPa)で反応を実施しており、圧力を下げるとCF3CH2NH2の収率が下がることが記載されている。また(1)の方法にならって実施した場合、生成したCF3CH2NH2の一部と、副生するHXとが反応してハロゲン化物塩(CF3CH2NH2・HX)を形成し、CF3CH2NH2の収率が低くなる(70〜87%程度)問題が認められた。また、生成したCF3CH2NH2・HXをCF3CH2NH2に変換して回収するためには、アルカリ水溶液を添加し、有機溶媒により抽出を行った後、蒸留精製する必要があり、実工程数が多く煩雑になる問題があった。さらに生成したCF3CH2NH2の一部がCF3CH2Xと反応して(CF3CH2)2NHで表される第二アミン化合物や(CF3CH2)3Nで表される第三アミン化合物が生成し、CF3CH2NH2の収率が低くなる問題もあった。
また、(2)や(3)の方法においては、有機溶媒は用いられず、濃アンモニア水を反応溶媒としている。濃アンモニア水にはCF3CH2Xが溶解しにくいため、NH3との反応性が低下し、収率が低くなる問題が認められた。さらに、(2)や(3)の方法を実施する場合には、反応器が腐食する問題があり、ハステロイ等の耐食性の材質からなる高価な反応器を使用する必要があった。
発明の開示
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、F(CF2)n(CH2)mX(ただし、Xは、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を示し、nおよびmは、それぞれ独立して1以上の整数を示す。)で表される化合物とNH3とを反応させてF(CF2)n(CH2)mNH2(nおよびmは、前記と同じ意味を示す。)で表される化合物を製造する方法において、アルカンジオールを必須成分とする反応溶媒の存在下に反応を行うことを特徴とするフッ化アルキルアミン化合物の製造方法を提供する。
発明を開示するための最良の形態
本発明におけるF(CF2)n(CH2)mXにおいて、Xは入手しやすさや反応性等の点から塩素原子が好ましい。また、nは1〜16が好ましく、1〜8が特に好ましく、1がとりわけ好ましい。mは1〜10が好ましく、1〜5が特に好ましく、1がとりわけ好ましい。F(CF2)n(CH2)mXの具体例としては、つぎの化合物が挙げられる。
CF3CH2Cl、CF3CH2Br、CF3CH2I、CF3CF2CH2Cl、CF3CF2CH2Br、CF3CF2CH2I、F(CF2)3CH2Cl、F(CF2)4CH2Cl、F(CF2)5CH2Cl、F(CF2)6CH2Cl、F(CF2)7CH2Cl、F(CF2)8CH2Cl。
CF3(CH2)2Cl、CF3(CH2)2Br、CF3(CH2)2I、CF3CF2(CH2)2Cl、CF3CF2(CH2)2Br、CF3CF2(CH2)2I、F(CF2)3(CH2)2Cl、F(CF2)4(CH2)2Cl、F(CF2)5(CH2)2Cl、F(CF2)6(CH2)2Cl、F(CF2)7(CH2)2Cl、F(CF2)8(CH2)2Cl。
CF3(CH2)3Cl、CF3(CH2)3Br、CF3(CH2)3I、CF3CF2(CH2)3Cl、CF3CF2(CH2)3Br、CF3CF2(CH2)3I、F(CF2)4(CH2)3Cl、F(CF2)4(CH2)3Cl、F(CF2)5(CH2)3Cl、F(CF2)6(CH2)3Cl、F(CF2)7(CH2)3Cl、F(CF2)8(CH2)3Cl。
本発明においては、F(CF2)n(CH2)mXとNH3とを反応させ際に、アルカンジオールを必須とする溶媒を用いる。アルカンジオールとしては、取り扱いの容易さと溶媒の物性の理由から炭素数2〜10のアルカンジオールが好ましい。さらに該アルカンジオールとしては、オクタン−1,8−ジオール、プロピレングリコール、エチレングリコールが好ましく、さらに、本発明の効果が顕著に認められることから、プロピレングリコールまたはエチレングリコールが特に好ましい。
さらに反応溶媒としては、実質的にアルカンジオールのみからなるか、アルカンジオールと水のみからなるのが好ましく、プロピレングリコールおよびエチレングリコールから選ばれる1種以上のみからなる反応溶媒、または、プロピレングリコールおよびエチレングリコールから選ばれる1種以上と水のみからなる反応溶媒が特に好ましく、プロピレングリコールおよびエチレングリコールから選ばれる1種以上のみからなる反応溶媒がとりわけ好ましい。溶媒中に水が存在する場合には、アルカンジオールの総量が、水に対して1質量%以上であるのが好ましく、10質量%以上であるのが特に好ましい。
アルカンジオールは、F(CF2)n(CH2)mXの溶解度と、NH3とF(CF2)n(CH2)mXとの反応性を上げる作用を有するものと考えられる。そして、反応溶媒中のアルカンジオールの割合が多くなると、フッ化アルキルアミン化合物の収率が顕著に高くなる効果がある。また、アルカンジオールを用いることにより、反応圧力を低くしても、高収率でF(CF2)n(CH2)mNH2が生成する。さらにアルカンジオールを用いることにより、反応器の腐食が防止できる。
反応溶媒の量は、多すぎると反応容器の容積効率が悪くなり生産性が低下する欠点がある。一方、反応溶媒の量が少なすぎると反応溶媒中にNH3とF(CF2)n(CH2)mXとが充分に溶解せず、工業的に不利な高い反応圧力になるおそれがある。したがって、F(CF2)n(CH2)mXに対する反応溶媒の量は0.5〜50倍質量が好ましく、1〜20倍質量が特に好ましい。
本発明においては、F(CF2)n(CH2)mXとNH3とを反応させる際に、F(CF2)n(CH2)mXに対して4倍モル以上のNH3を用いるのが好ましい。これは、F(CF2)n(CH2)mXとNH3との反応における副生成物(HX)であるHXは、さらにNH3と反応してNH4Xを生成させうるが、NH3の量が少ない場合には、HXはF(CF2)n(CH2)mNH2とも反応してF(CF2)n(CH2)mNH2・HXを生成させる。しかし、NH3の量を特定の量以上にすることで、F(CF2)n(CH2)mNH2・HXの生成量が顕著に少なくなる。これは、過剰に存在するNH3が、F(CF2)n(CH2)mNH2・HXをF(CF2)n(CH2)mNH2に変換する作用を有するためであると考えられる。
一方、NH3の使用量が多すぎると、反応圧力が高くなる、未反応のNH3が残存する、操作性および経済性が低下する、等の問題が起こるおそれがある。以上のことから、NH3の量は、F(CF2)n(CH2)mXに対して4〜10倍モルが特に好ましく、とりわけ4〜6倍モルが好ましい。
また、NH3を過剰に存在させると、NH3は第二アミン化合物や第三アミン化合物が生成する副反応をも抑制すると考えられる。さらに、反応溶媒として用いるアルカンジオールは、F(CF2)n(CH2)mXとNH3との反応を優先させ、該副反応を抑制すると考えられる。
本発明の反応において、反応温度は30〜250℃が好ましく、150〜250℃が特に好ましく、170〜210℃がとりわけ好ましい。反応温度は一定である必要はなく、必要に応じて変更するのが好ましい。
また、反応圧力は、反応溶媒とF(CF2)n(CH2)mXの導入比により、適宜変更するのが好ましい。通常は、0.5〜10MPa(ゲージ圧。以下、特に記載しない限りゲージ圧で示す。)が好ましく、0.5〜5MPaが特に好ましく、1〜5MPaがとりわけ好ましく、1〜3MPaが最も好ましい。反応溶媒が多いと反応圧力が低下し、少ないと反応圧力が上昇する。また、反応圧力が高すぎると、操作性や設備投資の点で不利であり、低すぎると充分な反応速度が得られないおそれがある。本発明においては、アルカンジオールを溶媒に用いることによって、低い圧力であっても生成物を収率よく得ることができる。
本発明の反応ではF(CF2)n(CH2)mNH2で表されるフッ化アルキルアミン化合物が生成する。該化合物中のnおよびmは、原料におけるnおよびmと同一である。フッ化アルキルアミン化合物の具体例としては、下記化合物が挙げられる。
CF3CH2NH2、CF3CF2CH2NH2、F(CF2)3CH2NH2、F(CF2)4CH2NH2、F(CF2)5CH2NH2、F(CF2)6CH2NH2、F(CF2)7CH2NH2、F(CF2)8CH2NH2。
CF3(CH2)2NH2、CF3CF2(CH2)2NH2、F(CF2)3(CH2)2NH2、F(CF2)4(CH2)2NH2、F(CF2)5(CH2)2NH2、F(CF2)6(CH2)2NH2、F(CF2)7(CH2)2NH2、F(CF2)8(CH2)2NH2。
CF3(CH2)3NH2、CF3CF2(CH2)3NH2、F(CF2)3(CH2)3NH2、F(CF2)4(CH2)3NH2、F(CF2)5(CH2)3NH2、F(CF2)6(CH2)3NH2、F(CF2)7(CH2)3NH2、F(CF2)8(CH2)3NH2。
本発明の反応を行う際には、反応溶媒、F(CF2)n(CH2)mX、およびNH3を、バッチ方式または連続方式で反応容器内に導入し、反応系中の化合物を反応溶媒中に溶解させて行うのが好ましい。NH3とF(CF2)n(CH2)mXを導入する時期については特に限定されず、反応前にあらかじめ全量を一括で仕込む方法、反応中に連続的に供給する方法、反応中に分割して供給する方法等が挙げられる。
また、反応の開始段階には少量のNH3量で反応を行い、反応の最終段階でNH3を多く供給して反応を行ってもよい。ここで、反応の開始段階で用いるNH3量が少ないと(CF2)n(CH2)mNH2・HXが生成しうるが、その場合にも反応の最終段階においてNH3を多量に供給することにより、F(CF2)n(CH2)mNH2・HXの生成量を減少させ、目的化合物の収率を多くできる。
本発明の反応は、反応率および選択率が高いことから、反応により得られるフッ化アルキルアミン化合物を含む反応粗生成物は、簡単な精製操作で高純度のフッ化アルキルアミン化合物とすることができる。たとえば、反応粗生成物をそのまま蒸留精製することで、高純度のF(CF2)n(CH2)mNH2が回収できる。蒸留する際には、F(CF2)n(CH2)mNH2がNH3に同伴して排出されることによって回収率が低下するのを防ぐため、コンデンサ温度をF(CF2)n(CH2)mNH2の沸点より10℃以上低く保つのが好ましい。また、蒸留時の圧力は、0.1MPa(絶対圧)以上とすることが好ましい。
フッ化アルキルアミン化合物は、各種有機化合物の合成原料として有用な化合物である。たとえば、CF3CH2NH2は、骨粗鬆症や癌等の治療薬の合成中間体として、また農薬の合成中間体等として重要な化合物である。
実施例
以下に本発明の具体的態様を実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。また、生成物の分析はガスクロマトグラフィ(GC)および19F−NMRにより行い、表1中の成分比はモル%への換算値である。また、表1中のその他の成分比は、CF3CH2Clのモルファクターを用いて算出した。
[例1]
容量が200mlであるステンレス鋼製の加圧撹拌式オートクレーブ中に、CF3CH2Clを0.15モル、無水のアンモニアを0.4モル(CF3CH2Clに対して2.7倍モル)、プロピレングリコールを0.8モル(CF3CH2Clに対して5.3倍モル)入れ、180℃で48時間撹拌して反応を行った。オートクレーブ内の圧力は初期には1.2MPaであったが、終了時には1.0MPaまで低下した。反応終了後にオートクレーブを120℃まで冷却し、コンデンサを通してオートクレーブ内のガス分をパージし、CF3CH2NH2を含むガス分を冷却トラップにより捕集した。一方、オートクレーブ内には、水を100g添加して残留物を溶解させ、溶解物に内部標準を添加して19F−NMRを測定し、CF3CH2NH2・HXを定量した。冷却トラップによる捕集物とオートクレーブの内容物を分析した結果を表1に示す。反応後に反応容器の腐食はほとんど認められなかった。
[例2]
例1における無水のアンモニアを0.6モル(CF3CH2Clに対して4.0倍モル)に増やして、同様に反応を行った。反応圧力は初期には2.0MPaであったが、終了時には1.5MPaまで低下した。生成物を分析した結果を表1に示す。反応後に反応容器の腐食は認められなかった。
[例3]
容量が200mlであるステンレス鋼製の加圧撹拌式オートクレーブ中に、CF3CH2Clを0.15モル、無水のアンモニアを0.6モル(CF3CH2Clに対して4倍モル)、プロピレングリコールを1.2モル(CF3CH2Clに対して8倍モル)入れ、200℃で48時間撹拌して反応を行った。オートクレーブ内の圧力は、反応初期には2.2MPaであったが、反応終了時には1.7MPaまで低下した。反応終了後にオートクレーブを120℃まで冷却し、コンデンサを通してオートクレーブ内のガス分をパージし、CF3CH2NH2を含むガス分を冷却トラップにより捕集した。冷却トラップによる捕集物とオートクレーブの内容物を分析した結果を表1に示す。反応後に反応容器の腐食はほとんど認められなかった。
[例4]
容量が2000mlであるステンレス鋼製の加圧撹拌式オートクレーブ中に、CF3CH2Clを1.5モル、無水のアンモニアを6モル(CF3CH2Clに対して4倍モル)、プロピレングリコールを12モル(CF3CH2Clに対して8倍モル)入れ、200℃で48時間撹拌して反応を行った。反応圧力は初期には2.2MPaであったが、終了時には1.7MPaまで低下した。反応終了後にオートクレーブを10℃まで冷却した。オートクレーブから回収した反応粗生成物を分析した結果、転化率は97.5%、CF3CH2NH2の選択率は97.8%であった。さらに反応粗生成物を、常圧下に、−20℃(コンデンサ温度)で蒸留精製を行って留分を得た。留分の分析結果を表1に示す。反応後に反応容器の腐食はほとんど認められなかった。
[例5]
例3におけるプロピレングリコール1.2モルをエチレングリコール1.2モルに変更して、同様に反応を行った。反応圧力は初期には2.1MPaであったが、終了時には1.6MPaまで低下した。生成物を分析した結果を表1に示す。反応後に反応容器の腐食は認められなかった。
産業上の利用の可能性
本発明によれば、アルカンジオールを必須成分とする反応溶媒を用いることにより、生成物中の副生成物量を少なくし、かつ、反応器の腐食を防止しつつ、高い収率で目的とするフッ化アルキルアミン化合物を製造できる。また、反応の圧力を低くしても、充分な収率で目的とするフッ化アルキルアミン化合物が得られる。
Claims (4)
- CF3CH2ClとNH3とを反応させてCF3CH2NH2を製造する方法において、プロピレングリコールからなる反応溶媒の存在下に、CF 3 CH 2 Clに対してNH 3 を4倍モル以上用いて反応を行うことを特徴とするフッ化アルキルアミン化合物の製造方法。
- 反応圧力(ゲージ圧)が0.5〜10MPaである請求の範囲1に記載の製造方法。
- 反応圧力(ゲージ圧)が1〜5MPaである請求の範囲1または2に記載の製造方法。
- 反応により生成した反応粗生成物を蒸留することにより精製されたフッ化アルキルアミン化合物を得る請求の範囲1〜3のいずれかに記載の製造方法。
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