JP5241148B2 - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその制御方法に関し、特に複数の不揮発性のメモリセルに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行う半導体装置及びその制御方法に関する。
特許文献1には、電源投入時やリセット時の初期設定期間における制御情報の読み出し時間を短縮した不揮発性半導体記憶装置が示されている。これによれば、1本のビットライン又は1本のワードラインに接続された、複数の不揮発性のメモリセル(以下アクティブセル)に、同一の1ビットの制御情報が格納されている。制御情報の読み出し時には1ビットごとに複数のアクティブセルから同時に読み出しを行うため、通常の数倍のデータ電流を得ることができる。これにより、読み出し経路の駆動能力が強化されるため、制御情報の読み出しに電圧の増幅を必要とせず、電源投入時やリセット時の初期設定期間における読み出し時間を短縮することができ、速やかに通常のアクセス動作に移行することができる。
特許文献2には、ソースラインの電圧上昇を防止するため、セルアレイ内にダミーのソースラインを設けた不揮発性半導体記憶装置が示されている。また特許文献3には、バルク電圧を調節するため、セルアレイ内にバルクバイアスコンタクト構造を設けた不揮発性半導体記憶装置が示されている。
WL2007/004253 A1 特開平11−307746号公報 特開2001−110920号公報
特許文献1に示されるように、1本のビットラインまたは1本のワードラインに接続された複数のアクティブセルに対し、同時にデータの読み出しまたは書き込みを行う場合、複数のアクティブセルが1本のビットラインまたは1本のソースラインを共有しているために、通常の数倍の大きな電流が流れ、データの読み出しまたは書き込みの動作が不安定になるという課題があった。
本発明は、データを格納する複数のメモリセルに対し、同時に読み出しまたは書き込みを行う場合において、データの読み出しまたは書き込み動作の安定性を向上させた半導体装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、メモリセル領域内に設けられた複数のビットラインと、前記複数のビットラインに交差して設けられた複数のワードラインと、前記複数のワードラインに沿って設けられた複数の拡散ソースラインと、前記複数のビットライン及び前記複数のワードラインが交差する交差部に設けられ、前記複数のビットライン、前記複数のワードライン、及び前記複数の拡散ソースラインに接続された、データを格納する不揮発性の複数のアクティブセルと、前記複数のアクティブセルのうち少なくとも2以上のアクティブセルに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行う制御部と、を具備し、前記複数のアクティブセルの数は、前記交差部の数よりも少ないことを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、2以上のアクティブセルに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行う場合において、ビットライン及び拡散ソースラインに流れる電流の大きさを小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性を向上させることができる。
上記構成において、前記制御部は、前記複数のアクティブセルのうち少なくとも2以上のアクティブセルに対し、同時に、同一の1ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行う構成とすることができる。
上記構成において、前記半導体装置は、前記メモリセル領域を複数具備し、前記制御部は、前記複数のメモリセル領域のうち少なくとも2以上の前記メモリセル領域における前記アクティブセルに対し、同時に、同一の1ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行う構成とすることができる。これによれば、2以上のメモリセル領域におけるアクティブセルに、同一の1ビットのデータを格納し、同時に読み出しまたは書き込みを行うことができる。
上記構成において、前記交差部のうち、前記複数のアクティブセルが設けられていない前記交差部には、前記複数のビットラインと非接続のダミーセルがそれぞれ設けられている構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のビットラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は、該ビットラインにおける前記交差部の数より少なく、前記複数のワードラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は、該ワードラインにおける前記交差部の数より少ない構成とすることができる。これによれば、1本のビットラインまたは拡散ソースラインに流れる電流の大きさをさらに小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性をさらに向上させることができる。
上記構成において、前記複数のビットラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は1以下であり、前記複数のワードラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は1以下である構成とすることができる。これによれば、1本のビットラインまたは拡散ソースラインに流れる電流の大きさをさらに小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性をさらに向上させることができる。
上記構成において、前記複数の拡散ソースラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は、1以下である構成とすることができる。これによれば、1本の拡散ソースラインに流れる電流の大きさをさらに小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性をさらに向上させることができる。
上記構成において、前記複数のワードラインのうち前記アクティブセルに接続されたワードラインの間に、前記複数のワードラインのうち前記アクティブセルと非接続のワードラインが設けられている構成とすることができる。これによれば、1本の拡散ソースラインに流れる電流の大きさをさらに小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性をさらに向上させることができる。
上記構成において、前記複数のビットラインに沿って、前記複数のビットラインの間にそれぞれ設けられ、前記複数の拡散ソースラインに接続された金属ソースラインを具備する構成とすることができる。これによれば、1本の金属ソースラインに流れる電流の大きさを小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性をさらに向上させることができる。
上記構成において、前記アクティブセルのそれぞれに接続された前記複数のビットラインの間に、前記アクティブセルのそれぞれと非接続の前記複数のビットラインが設けられている構成とすることができる。これによれば、データの書きこみまたは読み出しに使用されるビットラインの間に、データの書き込みまたは読み出しに使用されないダミーのビットラインが設けられているため、データの書き込みまたは読み出しの際の干渉を抑制することができる。
上記構成において、前記メモリセル領域における、前記複数のアクティブセルには、同一のデータが格納されている構成とすることができる。
上記構成において、前記メモリセル領域における、前記複数のアクティブセルには、異なるデータが格納されている構成とすることができる。
上記構成において、前記複数のアクティブセルには、電源投入時またはリセット後の初期設定時に読み込まれる制御情報が格納されている構成とすることができる。
本発明は、メモリセル領域内に設けられた複数のビットラインと、前記複数のビットラインに交差して設けられた複数のワードラインと、前記複数のワードラインに沿って設けられた複数の拡散ソースラインと、前記複数のビットライン及び前記複数のワードラインが交差する交差部に設けられ、前記複数のビットライン、前記複数のワードライン、及び前記複数の拡散ソースラインに接続された、データを格納する不揮発性の複数のアクティブセルとを具備し、前記複数のアクティブセルの数は、前記交差部の数よりも少ないことを特徴とする半導体装置の制御方法であって、前記複数のアクティブセルのうち、少なくとも2以上のアクティブセルに同一の1ビットのデータを同時に格納するステップと、前記同一の1ビットのデータが格納された前記少なくとも2以上のアクティブセルから、前記同一の1ビットのデータを同時に読み出すステップと、を有することを特徴とする半導体装置の制御方法である。本発明によれば、2以上のアクティブセルに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行う場合において、ビットライン及び拡散ソースラインに流れる電流の大きさを小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性を向上させることができる。
本発明によれば、データを格納する2以上のアクティブセルに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行う場合において、ビットライン及び拡散ソースラインに流れる電流の大きさを小さくすることができるため、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性を向上させることができる。
以下、図面を用い本発明に係る実施例について説明する。
比較例
図1〜図3において、比較例に係る半導体装置を示す。なお、以降の実施例は全て、本発明を主記憶領域外の不揮発性のメモリセル領域に利用する例である。主記憶領域外のメモリセル領域とは、半導体装置の主記憶領域の外部に設けられた記憶領域であって、例えば電源投入時またはリセット後の初期設定期間に読み込まれる各種制御情報などが格納される領域を指す。
図1は比較例及び実施例に共通の、半導体装置の構成を示したブロック図である。半導体装置は、全体の動作を制御する主制御部200、データを格納するための主記憶領域202、外部とデータのやり取りをするための主入出力回路204、主記憶領域202内のセルのアドレスを格納するためのアドレス格納領域206、書き込みまたは読み出しの際に必要な電圧を加えるための主昇圧回路208、電源投入時やリセット時の初期設定期間に読み出される各種の制御情報を格納するための制御情報格納領域210、主記憶領域202内の所定のセルに読み出しまたは書き込みを行うための主アドレスデコーダ212からなる。
図2は、制御情報格納領域210の構成を示したブロック図である。制御情報格納領域210は、制御情報格納領域210を制御するためのメモリセル制御部220、制御情報を格納するためのメモリセル領域100、メモリセル領域100と主制御部200の間でデータのやり取りをするための入出力回路224、データの書き込みまたは読み出しの際に電圧を加えるための昇圧回路228、メモリセル領域100内の所定のセルにアクセスを行うためのアドレスデコーダ230からなる。これらの動作については実施例1において説明する。
図3は比較例に係るメモリセル領域100の構成を模式的に示した上面図である。メモリセル領域100には、縦方向に8本のビットラインBLが設けられ、横方向に8本のワードラインWLが設けられている。また、ワードラインWLに沿って4本の拡散ソースライン(不図示、図4を参照)が設けられている。ビットラインBLの外側には、ビットラインBLに沿って金属ソースラインMSLが設けられており、拡散ソースラインは金属ソースラインMSLに接続されている。ビットラインBL及びワードラインWLの交差部には、データを格納するためのメモリセルであるアクティブセルACが設けられている。アクティブセルACは不揮発性のメモリセルであり、例えば電源投入時またはリセット後の初期設定期間に読み込まれる制御情報が格納されている。メモリセル制御部220(図2)は、複数のアクティブセルACに対して同時に書き込みまたは読み出しを行うことができる。
図4及び図5はメモリセル領域100の一部(図3の領域10)を示した回路図である。アクティブセルACはビットラインBL、ワードラインWL、及び拡散ソースラインVSLにそれぞれ接続されている。拡散ソースラインVSLは金属ソースラインMSLに接続されている。また、メモリセル領域100の面積を小さくするために、2本のワードラインWLに接続されたアクティブセルACが、1本の拡散ソースラインVSLを共有している。例えば、ワードラインWL1に接続された8つのアクティブセルACと、ワードラインWL2に接続された8つのアクティブセルACは、全て拡散ソースラインVSL1に接続されている。アクティブセルACに対しデータを書き込む場合には、ビットラインBL及びワードラインWLに高電圧(例えば12V)を、ソースラインVSLに低電圧(例えば0V)を加えることで、後述するフローティングゲートに高エネルギーの電子が注入され、データが保存される。また、アクティブセルACからデータを読み出す場合には、ビットライン及びワードラインに高電圧(例えば6V)を、ソースラインVSLに低電圧(例えば0V)を加え、流れる電流を電圧信号に変換することでデータの読み出しを行う。いずれの場合も、ビットラインBLからアクティブセルACを介してソースラインVSLへと電流が流れる。
図4を参照に、1本のワードラインWL1上に接続された8つのアクティブセルAC1〜AC8(AC5〜AC8は不図示)に対し、同一の1ビットのデータを格納し、同時に書き込みまたは読み出しを行う場合の課題を説明する。データの書き込みまたは読み出しが行われると、拡散ソースラインVSL1に8セル分の大きな電流22が流れる。拡散ソースラインVSL1は抵抗値が比較的大きく、大きな電流が流れることで電位が上昇してしまうため、データの書き込みまたは読み出し動作が不安定になってしまう。
図5を参照に、1本のビットラインBL1上に接続された8つのアクティブセルAC1及びAC9〜AC15(AC12〜AC15は不図示)に対し、同一の1ビットのデータを格納し、同時に書き込みまたは読み出しを行う場合の課題を説明する。データの書き込みまたは読み出しが行われると、ビットラインBL1に8セル分の大きな電流20が流れる。このとき、ビットラインBL1は非常に細いため、電流密度基準を超えてしまう場合がある。また、ビットラインBL1の電圧が低下してデータの書き込みまたは読み出しに十分な電圧を供給することができないため、データの書き込みまたは読み出し動作が不安定になってしまう。
このように、一列に並んだ複数のアクティブセルACに対し、同時に書き込みまたは読み出しを行う場合、1本のビットラインBLまたは1本のソースラインVSLに大きな電流が流れることで、書き込みまたは読み出しの動作が不安定になるという課題があった。
実施例1は本発明の基本構成を示したものである。メモリセル領域100の構成が異なる以外は、半導体装置の構成(図1及び図2)は比較例と同じである。図6は実施例1に係る半導体装置における、メモリセル領域101の構成を模式的に示した上面図である。比較例(図3)と共通の構成については説明を省略する。メモリセル領域101には、8本のビットラインBL、8本のワードラインWL、及び4本の拡散ソースライン(不図示、図7参照)が設けられている。ビットラインBLの外側には金属ソースラインMSLが設けられ、拡散ソースラインに接続されている。ビットラインBL及びワードラインWLが交差する交差部には、8つのアクティブセルACが斜めに設けられている。すなわち、1本のビットラインBLにはアクティブセルACが1つ設けられており、1本のワードラインWLにはアクティブセルACが1つ設けられている。交差部のうち、アクティブセルが設けられていない交差部には、ダミーセルDCが設けられている。ダミーセルDCはアクティブセルACと異なり、データを格納しないセルである。
図7は実施例1に係るメモリセル領域101の一部(図6の領域11)を示した回路図である。アクティブセルAC1は、ビットラインBL1及びワードラインWL1に接続されている。アクティブセルAC2〜AC4についても同様に、それぞれビットラインBL2〜BL4及びワードラインWL2〜WL4に接続されている。また、アクティブセルAC1及びAC2は拡散ソースラインVSL1に、アクティブセルAC3及びAC4は拡散ソースラインVSL2にそれぞれ接続されている。拡散ソースラインVSL1及びVSL2は、ワードラインWLに沿って設けられており、金属ソースラインMSL1及びMSL2にそれぞれ接続されている。一方、ダミーセルDCはビットラインBLと非接続である。このため、ダミーセルDCに対しデータの読み出しまたは書き込みを行うことはできない。
図8は領域11の上面図である。ワードラインWL1〜WL4、及び拡散ソースラインVSL1〜VSL2は平行に設けられている。ワードラインWL及び拡散ソースラインVSLの上部には、ビットラインBLが、ワードラインWL及び拡散ソースラインVSLと交差する方向に設けられている。アクティブセルAC1は、ビットラインBL1とワードラインWL1の交差部に設けられており、拡散ソースラインVSL1及び後述するドレイン領域にまたがるように配置されている。アクティブセルAC2〜AC4についても同様である。それ以外の交差部にはダミーセルDCが設けられている。アクティブセルACが設けられたビットラインBLにはビットラインコンタクト30が形成されている。
図9(a)は図8におけるA−A1線に沿ったアクティブセルAC1の断面模式図、図9(b)は図8におけるB−B1線に沿ったダミーセルDCの断面図である。図9(a)を参照に、p型シリコン半導体からなる基板40内に、電子が供給されるn型ソース領域41と、電子が排出されるn型ドレイン領域42が設けられている。基板40の上面にはトンネル酸化膜43を介して、電子を格納するためのフローティングゲート44が設けられている。フローティングゲート44の上面には層間誘電膜45を介して、バイアス電圧を加えるためのコントロールゲート46が設けられている。ソース領域41は拡散ソースラインVSL1に、コントロールゲート46はワードラインWL1にそれぞれ対応する。ドレイン領域42は、ビットラインコンタクト30によってビットラインBL1と接続されている。図9(b)を参照に、ダミーセルDCのドレイン領域42にはビットラインコンタクト30が形成されておらず、ダミーセルDCとビットラインBL2とは非接続である。
図10及び図11を用い、実施例1に係る半導体装置の制御方法について説明する。図10はデータの書き込み動作のフローを示した図である。図2及び図10を参照に、まずステップS10において、メモリセル制御部220が、アドレスデコーダ222に対し書き込み対象となるアクティブセルACのアドレスを指定する。これにより、書き込み対象となるアクティブセルACが選択される。次にステップS12において、メモリセル制御部220がアドレスデコーダ222に、電圧を加えるべきビットラインBL及びワードラインWLを導通させる。これによりデータ書き込みの経路が選択される。次にステップS14において、メモリセル制御部220が昇圧回路228に、選択されたアクティブセルACに電圧を印加させる。これにより、入出力回路224を介して主制御部200から取り込まれた同一の1ビットのデータが、選択されたアクティブセルACに同時に格納される。
図11はデータの読み出し動作のフローを示した図である。図2及び図11を参照に、まずステップS20において、メモリセル制御部220が、アドレスデコーダ222に対し読み出し対象となるアクティブセルACのアドレスを指定する。これにより、読み出し対象となるアクティブセルACが選択される。次にステップS22において、メモリセル制御部220がアドレスデコーダ222に、電圧を加えるべきビットラインBL及びワードラインWLを導通させる。これによりデータ読み出しの経路が選択される。次にステップS24において、メモリセル制御部220が昇圧回路228に、選択されたアクティブセルに電圧を印加させる。これにより、選択されたアクティブセルACから、同一の1ビットのデータが同時に読み出される。次にステップS26において、メモリセル制御部220が入出力回路224に、読み出されたデータを主制御部200へと出力させる。
図6及び図7を参照に、メモリセル領域101内の8つのアクティブセルACに対し同時に書き込みまたは読み出しを行うと、ビットラインBLに1セル分の電流20が、拡散ソースラインVSLに2セル分の電流22が流れる。これに対し比較例では、1本のビットラインBLまたは1本のワードラインWLに8セル分の電流が流れる。従って、実施例1の構成によればビットラインBL及び拡散ソースラインVSLに流れる電流を小さくすることができる。これにより、電流の大きさがビットラインBL及び拡散ソースラインVSLの電流密度基準を超えてしまうことを抑制することができる。また、ビットラインBLの電位降下を抑制すると共に、拡散ソースラインVSLの電位上昇を抑制することで、データの書き込みまたは読み出しに十分な電圧を供給することができる。以上のことから、複数のアクティブセルACに対し同時にデータの書き込みまたは読み出しを行う場合において、書き込みまたは読み出し動作の安定性を向上させることができる。
また、実施例1ではビットラインBLとワードラインWLの交差部のうち、アクティブセルACが設けられていない交差部にダミーセルDCを設けている。アクティブセルACとダミーセルDCの違いはビットラインコンタクト30の有無であり、両者の構成はほぼ同じである。これにより、メモリセル領域101内にほぼ同じ構造が繰り返し現れることになるので、同じ露光技術を用いた場合でもメモリセル領域101を微細化することが容易になる。また、メモリセル領域101に主記憶領域202のメモリセルアレイのレイアウトを流用することが可能となるため、半導体装置の設計及び開発が容易になる。
実施例1では、メモリセル制御部220は、同一の1ビットのデータを格納する8つのアクティブセルACに対し、同時に書き込みまたは読み出しを行ったが、複数のアクティブセルACのうち少なくとも2以上のアクティブセルACに対し、同時に、同一の1ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行うものであれば、他の構成及び制御方法を用いてもよい。例えば、アクティブセルAC1〜AC4に同一の1ビットのデータを格納し、残りのアクティブセル(AC5〜AC8とする)に他の同一の1ビットのデータを格納してもよい。
実施例1では、メモリセル制御部220が同時に書き込みまたは読み出しを行うアクティブセルACの数を8としたが、メモリセル領域101におけるビットラインBLとワードラインWLとの交差部の数よりも少ない数であれば、8以外の数であってもよい。例えば、1本のビットラインBLに接続されたアクティブセルACの数は1本のビットラインBLにおける交差部の数より少なく、かつ、1本のワードラインWLに接続されたアクティブセルACの数は1本のワードラインWLにおける交差部の数より少ない構成としてもよい。また、1本のビットラインに接続されたアクティブセルの数は1以下(1本のビットラインに対し、アクティブセルが1つ接続されている、または1つも接続されていない状態)であり、かつ、1本のワードラインに接続されたアクティブセルの数は1以下(1本のワードラインに対し、アクティブセルが1つ接続されている、または1つも接続されていない状態)である構成としてもよい。いずれの場合も比較例に比べて、1本のビットラインまたは1本のソースラインに接続されたアクティブセルの数が少ないため、データの書き込みまたは読み出し時に流れる電流を小さくすることができる。これにより、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性を向上させることができる。
実施例2は、ワードライン1本おきにアクティブセルを設けた例である。図12は実施例2に係る半導体装置における、メモリセル領域102の構成を模式的に示した上面図である。実施例1(図6)と共通の構成については説明を省略する。メモリセル領域102には、8本のビットラインBL、16本のワードラインWL、及び8本の拡散ソースライン(不図示、図13参照)が設けられている。ビットラインBLとワードラインWLの交差部には、8つのアクティブセルACが斜めに設けられている。すなわち、1本のビットラインBLに対してアクティブセルACが1つずつ設けられるとともに、アクティブセルACが1つ設けられたワードラインWLと、アクティブセルACが設けられていないワードラインWLとが交互に設けられている。ビットラインBLとワードラインWLの交差部のうち、アクティブセルACが設けられていない交差部には、ダミーセルDCが設けられている。
図13はメモリセル領域102の一部(図12の領域12)を示した回路図である。実施例1(図7)と共通の構成については説明を省略する。アクティブセルAC1はビットラインBL1、ワードラインWL1、及び拡散ソースラインVSL1に接続されている。アクティブセルAC2はビットラインBL2、ワードラインWL3、及び拡散ソースラインVSL2に接続されている。実施例1と異なり、ワードラインWL2及びWL4にはアクティブセルACが接続されていない。実施例1及び実施例2に係る半導体装置は、メモリセル領域の面積を小さくするために、2本のワードラインWLに接続されたセル(アクティブセルACまたはダミーセルDC)が、1本の拡散ソースラインVSLを共有するものである。従って、実施例2のようにアクティブセルACが接続されたワードラインWLと、アクティブセルACが接続されていないワードラインWLとを交互に設けることで、1本の拡散ソースラインVSLに接続されたアクティブセルACの数は1つになる。
図12及び図13を参照に、メモリセル領域102内の8つのアクティブセルACに対し同時にデータの書き込みまたは読み出しを行うと、ビットラインBLに1セル分の電流20が、拡散ソースラインVSLに1セル分の電流22が流れる。実施例1では拡散ソースラインVSLに流れる電流22の大きさは2セル分であったため、実施例2では1本の拡散ソースラインVSLに流れる電流が小さくなっている。このように、アクティブセルACが接続されたワードラインWLと、アクティブセルACが接続されていないワードラインWLとを交互に設け、拡散ソースラインVSLに接続されたアクティブセルACの数を1つにすることで、拡散ソースラインVSLに流れる電流が1セル分の大きさとなるので、拡散ソースラインVSLに流れる電流をさらに小さくすることができる。これにより、拡散ソースラインVSLの電位上昇をさらに抑制することができ、データの書き込みまたは読み出し動作の安定性をさらに向上させることができる。
実施例2ではアクティブセルACが接続されたワードラインWLと、アクティブセルACが接続されていないワードラインWLとを交互に設けたが、1本の拡散ソースラインVSLに接続されたアクティブセルACの数が1つであるならば、他の構成としてもよい。例えば、メモリセル領域102内に、8本のワードラインWLと8本の拡散ソースラインVSLを平行して交互に設けた構成とすることも可能である。
実施例3は、ビットラインの間に金属ソースラインを設けた例である。図14は実施例3に係る半導体装置における、メモリセル領域103の構成を模式的に示した上面図である。実施例2(図12)と共通の構成については説明を省略する。メモリセル領域103には、8本のビットラインBL、16本のワードラインWL、及び8本の拡散ソースライン(不図示、図15参照)が設けられている。また、ビットラインBLの間及び外側に、9本の金属ソースラインMSLが、ビットラインBLに沿って設けられている。ビットラインBLとワードラインWLの交差部には、実施例2の場合と同じく、8つのアクティブセルACが斜めに設けられている。すなわち、1本のビットラインBLに対してアクティブセルACが1つずつ設けられるとともに、アクティブセルACが1つ設けられたワードラインWLと、アクティブセルACが設けられていないワードラインWLとが交互に設けられている。ビットラインBLとワードラインWLの交差部のうち、アクティブセルACが設けられていない交差部には、ダミーセルDCが設けられている。ワードラインWLと金属ソースラインMSLの交差部には、アクティブセルACまたはダミーセルDCのいずれも設けられていない。
図15はメモリセル領域103の一部(図14の領域13)を示した回路図である。アクティブセルAC1はビットラインBL1、ワードラインWL1、及び拡散ソースラインVSL1に接続されている。アクティブセルAC2はビットラインBL2、ワードラインWL3、及び拡散ソースラインVSL2に接続されている。拡散ソースラインVSL1及びVSL2は、金属ソースラインMSL1〜MSL3にそれぞれ接続されている。
図16は領域13の上面図である。アクティブセルACのドレイン領域(不図示)とビットラインBLとは、ビットラインコンタクト30によって接続されている。拡散ソースラインVSLと金属ソースラインMSLは、ソースラインコンタクト32によって接続されている。拡散ソースラインVSLは直線であるが、ワードラインWLはソースラインコンタクト32の付近(領域18)において、ソースラインコンタクト32との接触を避けるために曲がっている。
図15を参照に、アクティブセルACに対し同時にデータの書き込みまたは読み出しを行うと、アクティブセルAC1から拡散ソースラインVSL1に流れる電流22aは、拡散ソースラインVSL1が接続された金属ソースラインMSL1及びMSL2に流れ、アクティブセルAC2から拡散ソースラインVSL2に流れる電流22bは、拡散ソースラインVSL2が接続された金属ソースラインMSL2及びMSL3に流れる。図14を参照に、他のアクティブセルACについても同様である。すなわち、金属ソースラインMSLに流れる電流の大きさはそれぞれ1セル分以下である。
実施例2(図12及び図13)においては、拡散ソースラインVSLの本数が8本であるのに対し、金属ソースラインMSLの本数が2本であったため、1本の金属ソースラインMSLに流れる電流の大きさは4セル分であった。金属ソースラインMSLは拡散ソースラインVSLよりも抵抗値が小さく、大きい電流を流すことができるものの、電流による負荷は小さいほうが好ましい。実施例3ではビットラインBLの間に金属ソースラインMSLを設けており、8本の拡散ソースラインVSLに対して金属ソースラインMSLの数が9本であるため、1本の金属ソースラインMSLに流れる電流の大きさは1セル分より小さい。これにより、金属ソースラインに流れる電流の大きさを小さくすることができ、金属ソースラインに対する電流の負荷を小さくすると共に、金属ソースラインにおける電位上昇を抑制することができる。
実施例4は、複数のメモリセル領域に設けられたアクティブセルに、同一の1ビットのデータを格納する例である。図17は実施例4に係るメモリセル領域の構成を模式的に示した図である。メモリセル領域104は、ワードラインWLの方向に連続して設けられた8つのメモリセル領域104a〜104hにより構成されている。メモリセル領域104a〜104hはワードラインWL及び拡散ソースライン(不図示)を共有している。
図18は図17のメモリセル領域104aの構成を模式的に示した図である。実施例2(図12)と共通の構成については説明を省略する。メモリセル領域104aには、16本のビットラインBL、16本のワードラインWL、及び8本のソースライン(不図示、図19参照)が設けられている。ビットラインBLとワードラインWLの交差部には、8つのアクティブセルACが斜めに設けられている。すなわち、アクティブセルACが1つ設けられたビットラインBLとアクティブセルが設けられていないビットラインBLが交互に設けられ、アクティブセルACが1つ設けられたワードラインWLとアクティブセルが設けられていないワードラインWLが交互に設けられている。
図19はメモリセル領域104aの一部(図18の領域14)を示した回路図である。アクティブセルAC1aはビットラインBL1a、ワードラインWL1、拡散ソースラインVSL1に接続されている。アクティブセルAC2aは、ビットラインBL3a、ワードラインWL3、拡散ソースラインVSL2に接続されている。ビットラインBL2a及びBL4aにはアクティブセルACは1つも接続されておらず、いわゆるダミーラインとなっている。
図20は領域14の上面図である。アクティブセルAC1aのドレイン領域(不図示)とビットラインBL1a、及びアクティブセルAC2aのドレイン領域(不図示)とビットラインBL3aとは、ビットラインコンタクト30によってそれぞれ接続されている。ビットラインBL2a及びBL4aにはアクティブセルACが設けられていないため、ビットラインコンタクト30が形成されていない。実施例3の図16と比較すると、図20ではソースラインコンタクト32が形成されておらず、ワードラインWLが直線に設けられているため、ビットラインBL同士及びワードラインWL同士の距離が小さくなっている。
図17を参照に、メモリセル領域104a〜104hにおいて、ワードラインWL1に接続されたアクティブセルAC1a〜AC1hには、同一の1ビットのデータが格納されている。同様に、アクティブセルAC2a〜AC2h(不図示)には、他の同一の1ビットのデータが格納されている。メモリセル制御部220(図2)は、同一の1ビットのデータが格納されたセルに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行うことができる。図17から図19を参照に、メモリセル領域104a〜104hにおける、アクティブセルAC1a〜AC1h及びAC2a〜AC2hに対し、同時にデータの書き込みまたは読み出しを行うと、ビットラインBLには電流20が、拡散ソースラインVSLには電流22がそれぞれ流れる。
実施例4の構成によれば、2以上のメモリセル領域におけるアクティブセルACに、同一の1ビットのデータを格納し、同時に読み出しまたは書き込みを行うことができる。
また、実施例4ではメモリセル領域104a内のアクティブセルAC1a及びAC2a(図19)に、異なる1ビットのデータを格納している。ここで、アクティブセルAC1aとAC2aの距離が小さい場合、データの書き込みまたは読み出しの際に、2つのアクティブセルに加えられる電圧が干渉し、データの書き込みまたは読み出しが不安定になる場合がある。実施例4ではアクティブセルが1つ接続されたビットラインと、アクティブセルが接続されていないビットラインとが交互に設けられるとともに、アクティブセルが1つ接続されたワードラインと、アクティブセルが接続されていないワードラインとが交互に設けられている。これにより、データの書きこみまたは読み出しに使用されるビットラインBLの間に、データの書き込みまたは読み出しに使用されないビットラインBL(ダミーライン)が設けられているため、データの書き込みまたは読み出しの際の干渉を抑制することができる。
上記の効果は、実施例3(図15)のように、ビットラインの間に金属ソースラインを設けることでも同様の効果を得ることができる。しかし、実施例3(図16)ではソースラインコンタクト32の付近(領域18)でワードラインWLが婉曲しているため、ビットラインBL同士及びワードラインWL同士の間隔が大きくなり、メモリセル領域103の面積が大きくなってしまう。実施例4では金属ソースラインMSLではなく、アクティブセルACが接続されていないビットラインBL(ダミーライン)を用いている。これにより、ビットラインBL間に金属ソースラインMSLを設ける場合に比べてビットラインBL同士及びワードラインWL同士の間隔を小さくすることができ、メモリセル領域104aの面積を小さくすることができる。
実施例4ではメモリセル領域104の数を8つとしたが、2以上であれば他の数であってもよい。また、1本のワードラインWLを共有する8つのアクティブセルACに対し同一の1ビットのデータを格納したが、同一の1ビットのデータを格納する2以上のアクティブセルACの組合せは、他のものであってもよい。
実施例4では、ビットラインBLのうちアクティブセルACが設けられていないビットラインBLにはダミーセルDCが設けられていたが、ダミーセルDCが設けられていない構成としてもよい。これにより、ビットラインBL同士の距離をさらに小さくすることができるため、メモリセル領域104aの面積をさらに小さくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
図1は比較例、及び実施例1〜実施例4にかかる半導体装置の構成を示したブロック図である。 図2は図1における、制御情報格納領域の構成を示したブロック図である。 図3は比較例に係る半導体装置の構成を模式的に示した上面図である。 図4は図3における、領域10の詳細を示した回路図である。 図5は図3における、領域10の詳細を示した回路図である。 図6は実施例1に係る半導体装置の構成を模式的に示した上面図である。 図7は図6における、領域11の詳細を示した回路図である。 図8は図6における、領域11の構造を示した上面図である。 図9(a)は図8における、A−A1線に沿った断面図であり、図9(b)は図8における、B−B1線に沿った断面図である。 図10は実施例1に係る半導体装置の制御の流れを示したフローチャートである。 図11は実施例1に係る半導体装置の制御の流れを示したフローチャートである。 図12は実施例2に係る半導体装置の構成を模式的に示した上面図である。 図13は図12における、領域12の詳細を示した回路図である。 図14は実施例3に係る半導体装置の構成を模式的に示した上面図である。 図15は図14における、領域13の詳細を示した回路図である。 図16は図14における、領域13の構造を示した上面図である。 図17は実施例4に係る半導体装置の構成を模式的に示した上面図である。 図18は図17における、メモリセル領域104aの構成を模式的に示した上面図である。 図19は図18における、領域14の詳細を示した回路図である。 図20は図18における、領域14の構造を示した上面図である。
符号の説明
10 メモリセル領域上の領域
20、22 電流
30 ビットラインコンタクト
32 ソースラインコンタクト
40 基板
41 ソース領域
42 ドレイン領域
43 トンネル酸化膜
44 フローティングゲート
45 層間誘電膜
46 コントロールゲート
100〜104 メモリセル領域
200 主制御部
202 主記憶領域
204 主入出力回路
206 主アドレス格納領域
208 主昇圧回路
210 制御情報格納領域
212 主アドレスデコーダ
220 メモリセル制御部
222 アドレスデコーダ
224 入出力回路
228 昇圧回路

Claims (13)

  1. メモリセル領域内に設けられた複数のビットラインと、
    前記複数のビットラインに交差して設けられた複数のワードラインと、
    前記複数のワードラインに沿って設けられた複数の拡散ソースラインと、
    前記複数のビットライン及び前記複数のワードラインが交差する交差部に設けられ、前記複数のビットライン、前記複数のワードライン、及び前記複数の拡散ソースラインに接続された、データを格納する不揮発性の複数のアクティブセルと、
    前記複数のアクティブセルのうち少なくとも2以上のアクティブセルに対し、同時に、同一の1ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行う制御部と、
    を具備し、
    それぞれの前記ビットライン上の前記アクティブセルの数は前記ワードラインの数よりも少なく、それぞれのワードライン上の前記アクティブセルの数は前記ビットラインの数よりも少ないことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体装置は、前記メモリセル領域を複数具備し、
    前記制御部は、前記複数のメモリセル領域のうち少なくとも2以上の前記メモリセル領域における前記アクティブセルに対し、同時に、同一の1ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記交差部のうち、前記複数のアクティブセルが設けられていない前記交差部には、前記複数のビットラインと非接続のダミーセルがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記複数のビットラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は、該ビットラインにおける前記交差部の数より少なく、前記複数のワードラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は、該ワードラインにおける前記交差部の数より少ないことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記複数のビットラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は1以下であり、前記複数のワードラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は1以下であることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記複数の拡散ソースラインのうち1つに接続された前記複数のアクティブセルの数は、1以下であることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記複数のワードラインのうち前記アクティブセルに接続されたワードラインの間に、前記複数のワードラインのうち前記アクティブセルと非接続のワードラインが設けられていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記複数のビットラインに沿って、前記複数のビットラインの間にそれぞれ設けられ、前記複数の拡散ソースラインに接続された金属ソースラインを具備することを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記アクティブセルのそれぞれに接続された前記複数のビットラインの間に、前記アクティブセルのそれぞれと非接続の前記複数のビットラインが設けられていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記メモリセル領域における、前記複数のアクティブセルには、同一のデータが格納されていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 前記メモリセル領域における、前記複数のアクティブセルには、異なるデータが格納されていることを特徴とする請求項1からのうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記複数のアクティブセルには、電源投入時またはリセット後の初期設定時に読み込まれる制御情報が格納されていることを特徴とする請求項1から11のうちいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. メモリセル領域内に設けられた複数のビットラインと、前記複数のビットラインに交差して設けられた複数のワードラインと、前記複数のワードラインに沿って設けられた複数の拡散ソースラインと、前記複数のビットライン及び前記複数のワードラインが交差する交差部に設けられ、前記複数のビットライン、前記複数のワードライン、及び前記複数の拡散ソースラインに接続された、データを格納する不揮発性の複数のアクティブセルとを具備し、それぞれの前記ビットライン上の前記アクティブセルの数は前記ワードラインの数よりも少なく、それぞれのワードライン上の前記アクティブセルの数は前記ビットラインの数よりも少ないことを特徴とする半導体装置の制御方法であって、
    前記複数のアクティブセルのうち、少なくとも2以上のアクティブセルに同一の1ビットのデータを同時に格納するステップと、
    前記同一の1ビットのデータが格納された前記少なくとも2以上のアクティブセルから、前記同一の1ビットのデータを同時に読み出すステップと、
    を有することを特徴とする半導体装置の制御方法。
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